JPS61295079A - 感熱転写材 - Google Patents

感熱転写材

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JPS61295079A
JPS61295079A JP60136180A JP13618085A JPS61295079A JP S61295079 A JPS61295079 A JP S61295079A JP 60136180 A JP60136180 A JP 60136180A JP 13618085 A JP13618085 A JP 13618085A JP S61295079 A JPS61295079 A JP S61295079A
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JP
Japan
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ink layer
layer
heat
transfer material
thermal transfer
Prior art date
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Pending
Application number
JP60136180A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Sato
博 佐藤
Kazusane Tanaka
和実 田中
Naoki Kushida
直樹 串田
Masato Katayama
正人 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Priority to DE8686300322T priority patent/DE3680399D1/de
Priority to EP19860300322 priority patent/EP0208385B1/en
Publication of JPS61295079A publication Critical patent/JPS61295079A/ja
Priority to US07/393,945 priority patent/US5106676A/en
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/382Contact thermal transfer or sublimation processes
    • B41M5/38228Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by the use of two or more ink layers

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は互いに異なる2色の記録像を得る為の感熱転写
材に関する。さらには2色の分離が良好衣ゐ感熱転写材
に関する。
〔従来の技術〕
感熱転写記録方法は、使用する装置が@蓋かつコンパク
トで騒音が々く、操作性、保守性に優れるという感熱記
録方法の一般的特徴に加えて1発色型の加工紙が不要で
あり、また記録像の耐久性にも優れると云う特徴を有し
ており、最近、広く使用されはじめている。
この感熱転写記録方法は、一般に、シート状の支持体上
に、熱溶融性バインダー中に着色剤を分散させて彦る熱
転写性インクを塗布してなる感熱転写材を用い、この感
熱転写材をその熱転写性インク層が記録媒体に接するよ
うに記録媒体に重畳し、感熱転写材の支持体側から熱ヘ
ッドにより熱を供給して溶融したインク層を記録媒体に
転写することにより、記録媒体上に熱供給形状に応じた
転写インク像を形成するものである。
また上記感熱転写記録方法の長所を生かしつつ2色印字
を得たいという市場要求も強く、2色印字を得る為の技
術も種々提案されている。
従来普通紙上に感熱転写記録方法を用いて2色印字する
方法として特開昭56−148591には基材上にたが
いに異なる着色料が含有されてなる2つの熱溶融性高融
点インキ層Aおよび低融点インキ層Bが基材側から順次
積層され低熱印加エネルギーの場合には低融点インキ層
Bのみが普通紙上に転写し、高熱印加エネルギーの場合
には熱溶融性インキ層A、Bともに転写し2色記録を得
るという2電型感熱転写記録要素が開示されている。こ
の方法ではA層とB層の融点差が小さい場合にViA層
とB層に同種材料を用いている為2層の分離が困難であ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は上記した欠点を除き、諸々の熱転写性能
を維持しつつ、普通紙上に鮮明な2色記録印字を与える
ことができる感熱転写材を提供することにある。
〔問題点を解決するだめの手段〕
すカわち、本発明は支持体上に、支持体側から互いに色
調の異彦る第1の熱溶融性インク層及び第2の熱溶融性
インク層を設けてなり、且つ該層間に、印字時の熱エネ
ルギーでは浴融しない微粉末層を設けたことを特徴とす
る感熱転写材に関する。
以下必要に応じて図面を参照しつつ本発明を更に詳細に
説明する。以十−の記載において、址比を表わす「係」
および「部」は特に断わらない限り重量基準とする。
第1図は、本発明の記録方法に用いられる最も基本的な
態様における感熱転写材の厚さ方向模式断面図である。
すなわち感熱転写材6は通常t」シート状の支持体1上
に熱転写性インク層5を形成してなる。また熱転写性イ
ンク層5は、それ自体複層構造を有しており、支持体側
から順に設けた第1インク層2剥離層3第2インク層4
からなる。
支持体1としては、従来より公知のフィルムや紙をその
まま使用することができ、例えばポリエステル、ポリカ
ーボネート、トリアセチルセルロース、ナイロン、ポリ
イミド等の比較的耐熱性の良いプラスチックのフィルム
、七ロア1ンあるいは硫酸紙、コンデンザー紙彦どが好
適に使用できる。
支持体の厚さは、熱転写に際しての熱源として熱ヘッド
を考慮する場合には1〜15μ程度であることが望まし
いがたとえばレーザー光等の熱転写性インク層を選択的
に加熱できる熱源を使用する場合には特に制限はない。
また熱ヘッドを使用する場合に、熱ヘッドと接触する支
持体の表面に、シリコーン樹脂、ふっ素樹脂、プリイミ
ド樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂
、ニトロセルロース等からなる耐熱性保護層を設けるこ
とによシ支特体の耐熱性を向上することが出来、あるい
は従来用いることの出来なかった支持体材料を用いるこ
とも出来る・ 第1インク層2、第2インク層4の構成はそれぞれ熱溶
融性バインダー、着色剤からなりその他可塑剤、分散剤
、油剤、充填剤なども適宜用いられる。
着色剤は第1インク層2と第2インク層4にMいに相異
なる色調のものを剥離層3には熱ヘッドから供給される
熱量・に対1.では不融の微粉末、例えば無水ケイ酸を
用いる。アルミナ、アルミナ水和物の微粒子から構成さ
れる緻密々薄層であり、その働きは第1インク層2、第
2インク層4の分離を完全にする為のものであり、ひい
ては鮮明な2色印字を得る為である。
第1インク層2.第2インク層4の熱溶融性・ぐインダ
ーとしては、鯨ロウ、ミツロウ、ラノリン。
カルナバワックス、キャンデリラワックス、モンタンワ
ックス、セレシンワックスなどの天然ワックス、パラフ
ィンワックス、マイクロクリスタリンワックスなどの石
油ワックス、酸化ワックス、エステルワックス、低分子
量ポリエチレン、フイッシャートログシワソクスなどの
合成ワックス、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン
酸、ステアリン酸、ベヘニン酸などの高級脂肪酸、ステ
アリルアルコール、ベヘニルアルコールfx トI)f
KR1ルコール、ショ糖の脂肪酸エステル、ソルビタン
の脂肪酸エステルなどのエステル類、オレイルアミドな
どのアミド類、その他ポリオレフィン系樹脂、ポリアミ
ド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ゴポキシ系樹脂、ポリ
ウレタン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポIJ JM化
化工ニル系樹脂セルロース系樹脂、ポリビニルアルコー
ル系樹脂、石油系樹脂、フェノール系樹脂、ポリスチレ
ン系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、 天然コム、スチレンブ
タノエンゴム、インプレンゴム、クロロプレンゴムなど
のニジストマー類、ポリイソブチレン、ポリブテンある
いは可塑剤、鉱油、植物油々どの油剤を適宜混合させ用
いる。
着色剤としては、印刷記録の分野で広く用いられている
各種の染料・顔料が使用される。
着色剤の含有綾は第1インク層2、第2インク層4のそ
れぞれについて1〜80%の範囲が適当である。また第
1インク層2.第2インク層4にはそれぞれ必要に応じ
て分散剤、あるいは金属微粉末、無機微粉末、金属酸化
物等からなる充填剤などの添加剤を適宜加えても良い。
第1インク層2の厚さは0.5μ〜10μの範囲が好−
ましく熱転写性インク層5全体の厚さは2μ〜20μが
好−ましい。
また第1インク層2と第2インク層4の分離を良くする
為に設けられる剥離層3としては、熱ヘッドからの熱印
加時溶融せずかつ剥離層3自体の切れの良い例えば無水
ケイ酸、ケイ酸塩、アルミナ、アルミナ水和物などの粒
径が400mμ以下から形成される緻密な層である。粒
径が400mμを越えると緻密な層が形成されず、非印
字時に第1インク層2と第2インク層4をバインドする
機能が果たされにくくなる。層厚としては0.01μ〜
2μが好ましく更に好捷しくは0,1μ〜1.5μが良
い。001μ未満であると剥離効果が薄く2μを越える
と非印字時に第2インク層4が剥落する恐れがある。
第1インク層2の色調と、第2インク層4の色調が得た
い場合には第1インク層2に黒色等の暗色を第2インク
led 4には黄色等の明色を配置するのが良く、第2
インク層4の色調と、第1インク層2の色調および第2
インク層40色調の混色が得たい場合には例えば第1イ
ンク層2がイエロー第2インク層4がマゼンタに配色し
ておけばマゼンタ色と赤色が得られる。その他各層の顔
料濃度あるいは層厚比率を変えることにより様々な互い
に異々る2色の記録を得ることが出来る。さらには、第
1インク層2、第2インク層4のどちらか一方を白色に
為せば同様の手法を用いて、岨印字修正が可能とがる。
本発明の感熱転写材6を得るには、第1インク層2、第
2インク層4のそれぞれについて上記した熱溶融性バイ
ンダー、着色剤、および必要により添加剤等をアトライ
ター等の分散装置を用いて溶融混練するか、あるいは適
当な溶剤とともに混練して、熱溶融性あるいは溶液々い
し分散液状の第1インク層塗剤A、第2インク層塗剤B
を得る。
剥離層3の形成には、気相法により得られた無水ケイ酸
あるいはアルミナのコロイド粒子を水あるいは有機溶媒
中に分散させて、必要に応じて混合させ塗剤Cとするか
、液相法で製造されたシリカゾル又はアルミナゾルを必
要に応じて混合し、塗剤Cとする。
次に該インクを支持体上に塗剤A、塗剤C1塗剤Bの順
に塗工し必要に応じて加熱し、乾燥することにより、第
1インク層2、剥離層3.第2インク層4の順で形成す
れば良い。
本発明に用いられる感熱転写材6の平面形状は特に限定
されるものではないが、一般にタイプライタ−りがン状
あるいはラインプリンター等に用いられる巾広のテープ
状などの形態で使用される。
以下本発明にかかる感熱転写材6を用いて2色印字を行
う感熱転写記録方法を説明する。まず第2インク層4の
色による感熱転写記録は第2,3図に示す如く該感熱転
写材6と熱ヘッド7を対向させて熱エネルギーを印加し
熱転写性インク層5を紙に付着させた直後に感熱転写材
6と紙8を引き離すことにより、加熱された第2インク
層4が剥離層30部分で剥れて被記録体80紙上に記録
3aとして転写させられて求める一色を得る。
この場合剥離層3は第2インク層4とともに転移しても
良いし、第1インク層2側に残っても良い。また剥離層
3中で分断し、第1インク層2と第2インク層4両方に
付着1.でも良い。
以下剥離層が第1インク層2側に残った場合についての
み説明する。他ノフ、第1インク層2の色又は第1イン
ク層2の色第2インク層4の色の混色による感熱転写記
録は第4.5.7図に示1如く熱転写性インク層5を熱
エネルギー印加し、紙に付着させた後、感熱転写材6の
インク冷却過程tを設けた後、支持体1と冷えた熱転写
インク層5を剥離させ第1インク層2、剥離層3、第2
インク層4ともに被記録体の紙上に記録5aと1.で転
写させる。この2種の操作により2色記録をイIIるこ
とか可能となる。すなわち熱〜・・ノド7から加えられ
る熱エネルギーにより扱G[シ録体8に感熱転写材6の
熱転写性インク層5をイ・1着せしめた後・172層5
を支持体1から剥離1.て記録をイυる感熱転写記録方
法において、剥離する時のタイミングを変えて被記録体
トに互いに異なる2色の記録像を得る方法である。
この方法に用いる感熱転写月6としては前記1゜た要件
の他に第1インク層2のインク層の浴融温度が50℃〜
150℃で150 ’Cにあ・けるII′g融粘度(回
転粘度dl)が500 cps以ト−であることが後述
する点で望土しい。
々お本発明でHうH融温度とに1、フローデスタ−(c
b″T 500型島津製作所+47n!Ju)を用いて
荷重10kg昇温速度2℃/分の条件で試料インクの見
用は粘度一温度曲線を求めた時に、流出開始温度として
求められるものである。第2インク層4としてにt +
ifl記した熱溶触性パイングー中の樹脂を少くとも5
0%以ヒ含有し、その他前記1−だワックス類、nT塑
剤、鉱油、植物油などの油剤を適宜混自さけ一インク層
としてのm融温度が60℃〜150℃、150℃の(4
融結度(Iq1転粘度剖’ ) 71’ 200(l 
l) 11〜1,000,000 cpsになる様に選
ぶのが良い。
この時、非熱酢融性層である剥離層の効果と相1つ−C
2層の分離効果が著17い。また第2インク層4の印字
のキレを良くする為に、第2インク層4を凹凸状に形成
したりしてももちろん良い。
以F図面を用いて熱詠として最も典型的な熱ヘッドを用
いる場合について更に詳L < gQ明する。
第2図、第3図は第2インク層4のみを転写させる場合
の概要を示す。感熱転写材6の厚さ方向模式断面図であ
る。第2図V上記録前の状態を表す。
第2図において6目感熱転写材7け熱ヘッド7bは熱ヘ
ッドのヒータ一部8は被記録体9けプラテンを示す。
合筆1インク層2が黒、第2インク層4が赤の場合につ
いて説明する。第3図は記録後を表[、、Mヘッド7が
右方向に移動しテープがリール(図示せず)に巻き]二
げられ感熱転写材6が被記録体8から熱ヘッド7のヒー
タ一部7bを通過した直後に引き離され、被記録体8上
に赤色の記録4aが得られた事を示す。
第4図、第5図は、第1インク層2、剥離層3、第2イ
ンク層4ともに転写する場合の概要を示す感熱転写材6
の厚さ方向模式断面図である。
第4図は記録前の状態を表す。第2図と異なる点は、感
熱転写材6が加熱された後被記録体8と密着したままあ
る距離tをそのままの状態で空走した稜剥離させるだめ
の部材10が設けられており部材10け熱ヘット゛7と
ある距離tを保った寸ま連動して動き必要に応じて−[
;下して、感熱転写材6を被記録体8に必要な時、必要
な時間圧着する働きをする。
すなわち第2図、第3図は該部材10がプラテン側から
離れている場合を示している。
第5図はd目録後の状態を表わ1〜、ヘッドが熱印加さ
れた後右方向に走行しつつ感熱転写材6はリール(図示
せず)に巻き上げられた後部材10の直後で感熱転写材
6と被記録体8が引き離され第1インク層2、剥離層3
、第2インク層4ともに転写し、被記録体8上に黒色記
録5aが得られたことを示す。
第6図;s′+畦は別の実施例の概要を示す。感熱転写
材6の厚さ方向模式断面図である。
第6図は黒色記録を得る場合の方法であり第4図、第5
図で示された方法と異なるのは、感熱転写材6が熱ヘッ
ド7により加熱され被記録体8と密着1〜た後ある距離
lをその11の状態で空走1゜た後引き離させる為の部
材が熱ヘッド7と着脱可能に一体的に設けられた部材1
1を用いる点にありこの場合には赤色記録を得る場合と
黒色記録を得る場合にはそれぞれヘッドを交換するかあ
るいは部材11のみを着脱して2色記録を得る。
次に本発明の感熱転写材6を用いて2色記録を行う第2
の方法について説明する。
第2の方法は熱ヘッドの印加電圧を変える事により2色
記録を得る方法であり、第1インク層2の溶融温度が7
0℃〜100℃、第2インク層4の溶融温度が50℃〜
60℃に為すのが良い。この時非熱溶融性の剥離層と相
まって第1インク層2と第2インク層4との剥離効果が
著しい。
合筆1インク層2が黒、第2インク層4が赤の場合につ
いて説明する。該感熱転写材6と被配録体8を対向して
重ね合わせ熱ヘンドアにより低熱印加エネルギーを付与
した場合には第2インク層4のみが転写し赤色印字が得
られる。−また高印加熱エネルギーを付与した場合にお
いては第1インク層2、剥離層3、第2インク層4共に
溶融転写し第2インク層4の赤色を第1インク層2の黒
色が覆い結果として黒色記録が得られる。
〔実施例〕
以下実施例により本発明を更に具体的に説明する。
実施例1 処方A テルペン−フェノール共重合樹脂 10部油溶性赤色染
料          1部MEK         
   89部上記樹脂を■Kに溶解し、その溶液に油溶
性赤色染料を溶解させ、第2インク層の塗剤A′と17
だ。
処方B カーボンブラック         12部酸化ワック
ス          30部低分子量酸化ポリエチレ
ン    10部ノアラフインワックス       
 48部酸化ワックス、低分子量酸化ポリエチ、パラフ
ィンワックスを加熱溶解させたものにカー−ζノブラッ
クを混合攪拌した後加熱しつつサンドミルにて30分間
カーがンブラックを分散させ第1インク層の塗剤B′と
しだ。
上記塗剤B′を6μのポリエチレンプレフタレートフィ
ルム上にメヤバーを用いてホットメルトコーティングし
厚さ4μの塗膜を得た。続いて上記塗膜上にメタノール
分散媒のコロイダルシリカ(メタノールシリカゾル、日
量化学工業■j!りをアプリケーターを用いて塗工後6
0℃1分間加熱乾燥し厚さ0.3μの剥離層を設けた。
次に該剥離層上に塗剤A′をアプリケーターを用いて溶
剤コーティングした後80℃オープン中にて1分間加熱
乾燥し2μの第2インク層を得て感熱転写材を完成した
これを8 rrV’m巾のテープ状に裁断しワードプロ
セッサー(キャンワード45S、キヤノン■製)に用い
られている感熱プリンターに装填し、電圧8.5vでコ
ピー用紙上に印字したところ赤色の鮮明な印字が得られ
た。次に熱印加された感熱転写材とコピー紙の引き離し
が密着したままの期間をある程度有してから引き離され
るように熱ヘッドの隣接部に感熱転写材をコピー紙に押
圧するような部材を取り付け、同様に印字を行ったとこ
ろコピー紙上に黒色の鮮明々印字が得られた。
実施例2 実施例1の剥離層に用いられているメタノールシリカゾ
ルを水を分散媒としたアルミナ水和物のコロイド液(ア
ルミナゾル−200、日量化学工業■製)に変えた以外
は実施例1と全く同様にして感熱転写材を作成し評価し
たところ鮮明な赤色・黒色2色の印字が得られた。
実施例3 処方C 79−マネントレッド       15部酸化ワック
ス          27部低分子量酸化ポリエチレ
ン     9部パラフィンワックス(mp47℃) 
 49部酸化ワックス、低分子量酸化ポリエチレン、・
9ラフインワツクスを加温しつつ溶解させその中にノ4
−マネ/トレッドを投入しサンドミルで30分間・9−
マネントレッドを分散してインクCを作成した。
処方D カーボンブラック        12部酸化ワックス
          30部低分子量酸化ポリエチレン
    58部酸化ワックス、低分子−計酸化ポリエチ
レン、ノ11ラフインワックスを加温しつつ溶解させ、
その中にカーボンブラックを投入しサンドミルで30分
間カー社?ンプ2ツクを分散させてインクDを作成した
次に4μのポリエチレンテレフタレートフィルム上にホ
ットプレート上でメヤパーを用いインクDを塗工し厚さ
4μの第1インク層を形成した。
次にホットプレートを冷却し室温に戻した後第1インク
層上にメタノール分散媒のコロイダルシリカ(メタノー
ルシリカゾル日量化学工業■製)をアプリケーターを用
いて塗工し、0.7μの剥離層を設けた。
次に再度ホットプレートを加熱し第1インク層が溶融し
危い程度の温度で剥離層上にメヤパーによりインクCを
塗工し、3μの第2インク層を形成1−1本発明の感熱
転写材とした。
該感熱転写材を8 m/m巾に裁断しワードゾロセッザ
ー(キャノワード458、キャノン(掬製)に用いられ
ている感熱プリンターにおいて印字、3f IJニーム
(印加熱エネルギー)最小、及び最大でコピー用紙上に
印字したところ、前者では赤色の後者では黒色の鮮明な
印字が得られた。
比較例1 実施例3において剥離層を設けない以外は実施例3と全
く同様に感熱転写材を作成し、評価したところ赤色印字
に黒色の部分的な混色がみられた。
〔発明の効果〕
以−ヒから明らかな如く、本発明によれば、インク層と
インク層の間に微粉末層を設けることにより、従来にな
い鮮明々2色記録像を与える感熱転写材を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いられる感熱転写材の厚さ方向にお
ける模式断面図、第2図、第3図は第2インク層のみを
転写させる場合の概要を示す感熱転写材の厚さ方向模式
断面図、第4図、第5図は第1インク層第2インク層共
に転写する場合の概要を示す感熱転写材の厚さ方向模式
断面図である。 第6図:露↑薗は別の実施例の概要を示す感熱転写材の
厚さ方向の模式断面図。 1・・・支持体、2・・・第1インク層、3・・・剥離
層。 4・・・第2インク層、41・・・第1インク層のみが
転写した時の記録、5・・・熱転写性インク層、5a・
・・第1インク層、剥離層、第2インク層が共に転写し
た時の記録、6・・・感熱転写材、7・・・熱ヘッド、
7b・・・熱ヘッドのヒータ一部、8・・・被記録体、
9・・・プラテン、10・・・感熱転写材抑圧部材、1
1・・・感熱転写材押圧部材。 代理人 弁理士 山 下 積 平 ■                     ■■ 
                 ψ第5図 第6図 手続補正書 昭和61年 2月241

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体上に、支持体側から互いに色調の異なる第
    1の熱溶融性インク層及び第2の熱溶融性インク層を設
    けてなり、且つ該層間に、印字時の熱エネルギーでは溶
    融しない微粉末層を設けたことを特徴とする感熱転写材
  2. (2)微粉末層が無水ケイ酸、アルミナ、アルミナ水和
    物から選ばれた1種以上の粒径400mμ以下の微粉末
    からなる特許請求の範囲第1項記載の感熱転写材。
  3. (3)微粉末層が0.01μ〜2μの層厚である特許請
    求の範囲第1項及び第2項記載の感熱転写材。
JP60136180A 1985-06-24 1985-06-24 感熱転写材 Pending JPS61295079A (ja)

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JP60136180A JPS61295079A (ja) 1985-06-24 1985-06-24 感熱転写材
US06/819,497 US4880324A (en) 1985-06-24 1986-01-16 Transfer method for heat-sensitive transfer recording
AT86300322T ATE65462T1 (de) 1985-06-24 1986-01-17 Uebertragungsmaterial, verfahren und vorrichtung fuer uebertragungsaufzeichnung durch waerme.
DE8686300322T DE3680399D1 (de) 1985-06-24 1986-01-17 Uebertragungsmaterial, verfahren und vorrichtung fuer uebertragungsaufzeichnung durch waerme.
EP19860300322 EP0208385B1 (en) 1985-06-24 1986-01-17 Transfer medium, method and apparatus for heat sensitive transfer recording
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016068373A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 大日本印刷株式会社 熱転写箔及び印画物形成方法
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JP2017105108A (ja) * 2015-12-11 2017-06-15 フジコピアン株式会社 金属光沢熱転写記録媒体
JP2017105107A (ja) * 2015-12-11 2017-06-15 フジコピアン株式会社 熱転写加飾方式に用いる熱転写記録媒体
WO2023210626A1 (ja) * 2022-04-28 2023-11-02 ブラザー工業株式会社 熱転写記録媒体および印刷装置

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