JPS61283381A - 接水環境構造物の防食方法 - Google Patents
接水環境構造物の防食方法Info
- Publication number
- JPS61283381A JPS61283381A JP12436185A JP12436185A JPS61283381A JP S61283381 A JPS61283381 A JP S61283381A JP 12436185 A JP12436185 A JP 12436185A JP 12436185 A JP12436185 A JP 12436185A JP S61283381 A JPS61283381 A JP S61283381A
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- JP
- Japan
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- layer
- water
- corrosion
- coating
- barrier layer
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- Pending
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は接水環境構造物の防食方法に関し、特に、水、
海水などで乾湿交番を受ける構造物、水、海水などに浸
っている構造物の防食方法に関する。
海水などで乾湿交番を受ける構造物、水、海水などに浸
っている構造物の防食方法に関する。
(従来の技術)
従来、水や海水を対象とする構造物の金属面には、第3
図に示すような被覆が防食目的の友め施工されている。
図に示すような被覆が防食目的の友め施工されている。
第3図において、金属素地1は、さび落し後にM根糸あ
るいは無機系材料の被覆層2があり、腐食環境全遮断し
ている。この被覆層2は防食耐久寿命から薄いもので2
00μ、厚いものでは5. OOOμに及んでいる。
るいは無機系材料の被覆層2があり、腐食環境全遮断し
ている。この被覆層2は防食耐久寿命から薄いもので2
00μ、厚いものでは5. OOOμに及んでいる。
しかしながら、このような塗装では下記のような欠点が
あった。
あった。
(1)腐食環境遮断の被覆材は、経年とともに水。
塩分、液中の溶存酸素など腐食因子となる成分が浸透し
、金属面に達し次のち、被覆材の欠陥として、ふくn、
さび2剥nの現象となる。
、金属面に達し次のち、被覆材の欠陥として、ふくn、
さび2剥nの現象となる。
(2) 欠陥が著るしくなると、金属面の腐食が進行
する九め、被覆材の補修あるいは新設時同様の被覆工事
が必要となる。
する九め、被覆材の補修あるいは新設時同様の被覆工事
が必要となる。
(3)修繕工事は新設時の工事と異なり、工事は難航し
、施工費も新設時より高額となり、しかも工事の品質は
低下するなど問題が多かつ次O (発明が解決しようとする問題点) 本発明は接水m*構造物の被覆材の耐久寿命を延ばす、
あるいはメインテナンスフリーを意図し、長期的には防
食コス)1低減しうる防食方法を提供しようとするもの
である。
、施工費も新設時より高額となり、しかも工事の品質は
低下するなど問題が多かつ次O (発明が解決しようとする問題点) 本発明は接水m*構造物の被覆材の耐久寿命を延ばす、
あるいはメインテナンスフリーを意図し、長期的には防
食コス)1低減しうる防食方法を提供しようとするもの
である。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、被覆層の表層およびま友は中間層に水、塩分
など腐食性因子が浸透しない、あるいは浸透がしにくい
バリヤ*’を設け、このバリヤ層によって、腐食性因子
が金属素地に達する速度は著るしく阻害させて、被覆材
の耐久寿命を長くしようとするものであって、このバリ
ア層として四フッ化エチレンとエチレンの共重合体の水
素原子2個を水酸基で置換した変性フッ素樹脂塗料液と
イソシアネート液との混合物を塗布することによって得
られるmg’を選択したことを特徴とするものである。
など腐食性因子が浸透しない、あるいは浸透がしにくい
バリヤ*’を設け、このバリヤ層によって、腐食性因子
が金属素地に達する速度は著るしく阻害させて、被覆材
の耐久寿命を長くしようとするものであって、このバリ
ア層として四フッ化エチレンとエチレンの共重合体の水
素原子2個を水酸基で置換した変性フッ素樹脂塗料液と
イソシアネート液との混合物を塗布することによって得
られるmg’を選択したことを特徴とするものである。
す彦わち本発明は、接水環境構造物の表面に樹脂系被覆
層と、四フッ化エチレンとエチレンの共重合体の水素原
子2個を水酸基で置換し膜室性フッ素樹脂塗料液とイソ
シアネート液との混合物t−m布することによって得ら
れるバリヤ層と61重ねることt−特徴とする接水環境
構造物の防食方法である。
層と、四フッ化エチレンとエチレンの共重合体の水素原
子2個を水酸基で置換し膜室性フッ素樹脂塗料液とイソ
シアネート液との混合物t−m布することによって得ら
れるバリヤ層と61重ねることt−特徴とする接水環境
構造物の防食方法である。
本発明は船舶、海洋構造物、水門、淡水化プラントなど
接水構造物に施工するライニング又はコーティング工事
に有利に適用することができる。
接水構造物に施工するライニング又はコーティング工事
に有利に適用することができる。
以下、本発明の実施例全第1図及び第2図に従って詳述
する。
する。
第1図は従来の被覆層の表面にバリヤ層金設は九実施例
の断面模式図、第2図は被覆層の中間にバリヤ層を設は
几実施例の断面模式図である。
の断面模式図、第2図は被覆層の中間にバリヤ層を設は
几実施例の断面模式図である。
図は、金属素地1の接水側に設けた被覆層2の表面のバ
リヤ層3あるいは被覆層2と被覆層2の中間に設けtバ
リヤ層3の断■を示している。
リヤ層3あるいは被覆層2と被覆層2の中間に設けtバ
リヤ層3の断■を示している。
金属素地1は、鋼板、ステンレス鋼あるいは銅合金など
、金属であれば種類全問わない。
、金属であれば種類全問わない。
被覆層2はコールタールエポキシ塗膜、エボキン樹脂塗
膜、不飽和ポリエステル樹脂塗膜あるいはこnら311
のガラスフレーク入りライニング材、レジンモルタルな
ど単層膜が200μ乃至s、 o o oμの範囲が適
用できる。
膜、不飽和ポリエステル樹脂塗膜あるいはこnら311
のガラスフレーク入りライニング材、レジンモルタルな
ど単層膜が200μ乃至s、 o o oμの範囲が適
用できる。
バリヤ層3は、常温硬化型7ツ累樹脂系塗膜で20〜4
0μの範囲で適用し九ものである。
0μの範囲で適用し九ものである。
20μ以下ではピンホールが多くなって効果が薄く、4
0重以上では塗装回数の増加とコスト面から有利でない
。
0重以上では塗装回数の増加とコスト面から有利でない
。
この常温硬化型フッ素樹脂系塗膜は、四7ツ化エチレン
とエチレンの共重合体の水素原子2個を水酸基で置換し
た変性フッ累樹脂に顔料。
とエチレンの共重合体の水素原子2個を水酸基で置換し
た変性フッ累樹脂に顔料。
溶剤を加えて塗料化し次液にイソシアネート液全混合し
、この混合液を塗装し、下記のような反応式によって硬
化させた膜である。
、この混合液を塗装し、下記のような反応式によって硬
化させた膜である。
R−N=O−0+R’OH→R−NH−0−OR’変性
フッ素樹脂全塗料化し友ものとしては、旭硝子(株)製
の常温硬化型フッ素樹脂金塗料化し友人日本塗料(株)
製のレフロンが市販されている。
フッ素樹脂全塗料化し友ものとしては、旭硝子(株)製
の常温硬化型フッ素樹脂金塗料化し友人日本塗料(株)
製のレフロンが市販されている。
イソシアネートとしては、ポリイソシアネートのうち、
Desmodur−Rとして知らnているトリフェニル
メタントリイソシアネートの20%メチレンクロライド
溶液ま九はDesmodur−THと 。
Desmodur−Rとして知らnているトリフェニル
メタントリイソシアネートの20%メチレンクロライド
溶液ま九はDesmodur−THと 。
して知らnている末端にイソシアネート基ヲ有するポリ
ウレタンしaHIcz a”;=< aH2oaoNm
−○cHs)s3の50%酢酸エチル溶液などが使用で
きる。
ウレタンしaHIcz a”;=< aH2oaoNm
−○cHs)s3の50%酢酸エチル溶液などが使用で
きる。
第1表は海水中での重防食塗料でおる各種の塗料膜と常
温硬化ふっ素塗料膜の水蒸気透過量t% JlS法によ
って比較し′fcものである。
温硬化ふっ素塗料膜の水蒸気透過量t% JlS法によ
って比較し′fcものである。
水蒸気透過係数(ト)について重防食の標準塗料である
タールエポキシ塗料膜を1として水蒸気透過比で示し九
〇 第 1 表 S:面積 に=tw(a、S測定条件が一定) 常温硬化ふっ素塗料膜はタールエポキシ膜の1750、
ポリエステルガラスフレーク膜の約178である。第1
!5!の水蒸気透過比が即防食寿命との判断は難しいが
、水蒸気を透過しにくいことは、水の浸透に対しバリヤ
的効果となり、耐久期間の延命となる。従って、薄い換
金バリヤとして利用することによって、省資源的防食が
可能となる。
タールエポキシ塗料膜を1として水蒸気透過比で示し九
〇 第 1 表 S:面積 に=tw(a、S測定条件が一定) 常温硬化ふっ素塗料膜はタールエポキシ膜の1750、
ポリエステルガラスフレーク膜の約178である。第1
!5!の水蒸気透過比が即防食寿命との判断は難しいが
、水蒸気を透過しにくいことは、水の浸透に対しバリヤ
的効果となり、耐久期間の延命となる。従って、薄い換
金バリヤとして利用することによって、省資源的防食が
可能となる。
(実施例)
第2表は、TF!(タールエポキシ)塗料およびms(
ポリエステル)フレーク塗料にF(常温硬化7ツ累)塗
料をバリヤとした塗装仕様の実験データである。
ポリエステル)フレーク塗料にF(常温硬化7ツ累)塗
料をバリヤとした塗装仕様の実験データである。
第 2 表
歳
TE:タールエボキシ、 8日:ボリエス゛チル。
F=常温硬化ふっ素樹脂
A1および煮4はブランクの塗装膜、J162および扁
5は表層にF塗料をバリヤとして塗装、/I63および
A6はTi1t塗料やに87レーク塗料の眉間に?塗料
をバリヤとして利用し、いずnも耐久寿命が著るしく延
長し几。
5は表層にF塗料をバリヤとして塗装、/I63および
A6はTi1t塗料やに87レーク塗料の眉間に?塗料
をバリヤとして利用し、いずnも耐久寿命が著るしく延
長し几。
第1図及び第2図に示した実施例ではバリヤ層を被覆層
の表面及び中間にそnぞn形成した例を示し九が、こt
は当然のことながら被覆層の表面及び中間の両刀に形成
してもよい。さらにバリヤ層上最下層とし、その上t−
i覆層としてもよい。
の表面及び中間にそnぞn形成した例を示し九が、こt
は当然のことながら被覆層の表面及び中間の両刀に形成
してもよい。さらにバリヤ層上最下層とし、その上t−
i覆層としてもよい。
第1図、第2図は本発明の実施例の断面模式図、第3図
は従来の防食塗装の断面模式図である。 復代理人 内 1) 明 復代理人 萩 原 亮 − 復代理人 安 西 篤 夫
は従来の防食塗装の断面模式図である。 復代理人 内 1) 明 復代理人 萩 原 亮 − 復代理人 安 西 篤 夫
Claims (1)
- 接水環境構造物の表面に樹脂系被覆層と、四フッ化エチ
レンとエチレンの共重合体の水素原子2個を水酸基で置
換した変性フッ素樹脂塗料液とイソシアネート液との混
合物を塗布することによつて得られるバリヤ層とを塗り
重ねることを特徴とする接水環境構造物の防食方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12436185A JPS61283381A (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 | 接水環境構造物の防食方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12436185A JPS61283381A (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 | 接水環境構造物の防食方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61283381A true JPS61283381A (ja) | 1986-12-13 |
Family
ID=14883495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12436185A Pending JPS61283381A (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 | 接水環境構造物の防食方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61283381A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013027828A (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 塗膜および塗料 |
CN106330012A (zh) * | 2016-08-31 | 2017-01-11 | 无锡双能达科技有限公司 | 一种改进型增氧机 |
JP2020097777A (ja) * | 2018-10-30 | 2020-06-25 | 株式会社四国総合研究所 | 錆面用塗料、それを用いた錆面鋼材への塗装方法、および塗装鋼材 |
CN113418746A (zh) * | 2021-06-29 | 2021-09-21 | 北京市永康药业有限公司 | 一种医药品检测取样装置 |
-
1985
- 1985-06-10 JP JP12436185A patent/JPS61283381A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013027828A (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 塗膜および塗料 |
CN106330012A (zh) * | 2016-08-31 | 2017-01-11 | 无锡双能达科技有限公司 | 一种改进型增氧机 |
JP2020097777A (ja) * | 2018-10-30 | 2020-06-25 | 株式会社四国総合研究所 | 錆面用塗料、それを用いた錆面鋼材への塗装方法、および塗装鋼材 |
CN113418746A (zh) * | 2021-06-29 | 2021-09-21 | 北京市永康药业有限公司 | 一种医药品检测取样装置 |
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