JPH01166A - 変成エポキシ樹脂塗料 - Google Patents

変成エポキシ樹脂塗料

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JPH01166A
JPH01166A JP62-88747A JP8874787A JPH01166A JP H01166 A JPH01166 A JP H01166A JP 8874787 A JP8874787 A JP 8874787A JP H01166 A JPH01166 A JP H01166A
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JP
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resin paint
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泰 松原
宮川 稔
正則 高橋
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東北銅鉄株式会社
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は変成エポキシ樹脂塗料に関するものである。
[従来の技術] 従来から耐久性を求めて各種の塗料が提案されているが
、塩水やガソリン、ケトンあるいは原油、強酸、強アル
カリ等の薬品に対し耐久性のある塗料は少なく、しいて
挙げるとすれば、僅かにエポキシ樹脂塗料等を挙げるこ
とができる。しかしながら、出該エポキシ樹脂塗料であ
っても、その塗装面は長期の使用に耐えるものではなか
った。また、食品用塗料は、きびしい規格に合格しなけ
れば使用できないので、食品用に適した塗料は極めて限
られていた。更にまた。従来のエポキシ樹脂塗料は+5
度C以下の温度では硬化が進まないので、特に外部で使
用する場合に冬期には我が田水州北部で使用できなかう
た。また−180度C程度の超低温に耐える塗料は従来
見出されていなかった。
本出願人は先に、ステンレス含有エポキシ樹脂塗料(特
願昭59−182872号、特開昭81−42578号
)、コンクリート塗装方法(特願昭Go−115414
号)、電極板(特願昭H−277937号)、耐薬品性
塗膜形成方法(特願昭81−25974号)、電極板(
特願昭81−79242号)、耐酸塗膜形成方法(特顆
間81−114683号)等を出願しているが、本発明
はこれら出願に係る発明と関連する発明である。
[発明が解決しようとする問題点] 上記のように従来は、塩水やガソリン、ケトンあるいは
原油、強酸、強アルカリ等の薬品に長期間耐えるエポキ
シ樹脂塗料がなかったので、更に耐久性のある塗料が要
望されているという問題点があった。
また、従来のエポキシ樹脂塗料は+5度C以下の温度で
は硬化が進まないので、特に外部で使用する場合に冬期
には我が開本州北部で使用できないという問題点があっ
た。そして−5度Cでも硬化するエポキシ樹脂塗料があ
れば我が開本州北部でも一年中使用可能であるので、こ
のようなエポキシ樹脂塗料が望まれていた。
更にまた。 −180度C程度の超低温に耐える塗料が
望まれていた。
本発明はこのような問題点を解決し、塩水やガソリン、
ケトンあるいは原油、強酸、強アルカリ等の薬品に長期
間耐え、しかも食品用として適した変成エポキシ樹脂塗
料を提供することを目的とする。また−5度Cでも硬化
し、我が開本州北部でも一年中使用可能であり、また−
180度C程度の超低温にも耐える変成エポキシ樹脂塗
料を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明に係る変成エポキシ樹脂塗料は、上記のような従
来の問題点を解決し、本発明の目的を達成するために1
次のように構成したことを特徴とする。
すなわち、比表面積1000cm/g以上の金属箔片が
5%〜40%、塩化ビニリデン系樹脂エマルジョンが0
.5%〜10%、エポキシ樹脂塗料が95〜50%から
成ることを特徴とする。
本発明に係る変成エポキシ樹脂塗料はその5〜40%を
比表面積1000cm/g以上の金属箔片が占める。金
属箔片としては、ステンレス箔片、キュプロニー、ケル
箔片等を挙げることができ、ステンレスとシテはSUS
 31θL、 SUS 304L等、+、プa = −
ケルとしては銅が90〜70%、ニー2ケルが10〜3
0%の組成のもの等を挙げることができる。また箔片の
形状としては、例えば、厚さ3ミクロン以下、幅100
ミクロン以下、長さ100ミクロン以下の小判形あるい
は葉っは形の箔片等を挙げることができ、比表面a10
00c+s/g以上の箔片が良好である。
これら金属箔片は、金属箔片製造の際に、水や少量のエ
マルジョン、油剤等を添加して製造される場合があるが
、当該油剤等がビヒクルであるエポキシ樹脂に影響を与
えないものであれば油剤等を除去せずにそのまま使用し
て差支えない、また、金属箔片の表面を処理して、ビヒ
クルであるエポキシ樹脂との密着を良好ならしめたもの
でもよい。表面処理剤としては、シランカップリング剤
、チタネートカップリング剤等を挙げることができる。
比表面111000cm/g以下の場合には、箔片が塗
料のビヒクル中にただ存在するのみで、箔片による塗膜
の充分な耐久効果を挙げることができない。
比表面積1000cm/g以上の場合には、箔片が塗料
のビヒクル中に層状をなして存在し、当該層状の箔片に
よって塗膜の充分な耐久効果を挙げることができる。ま
た金属箔片が4%以下の場合には、金属箔片による効果
が充分にあられれず、金属箔片が41%以との場合には
、塗装が困難で、充分な塗膜強度を得ることができない
本発明に係る変成エポキシ樹脂塗料はその0.5%〜l
O%を塩化ビニリデン系樹脂エマルジョンが占める。塩
化ビニリデン系樹脂エマルジョンとしては、例えば、旭
化成工業株式会社製のサランラテックスRタイプL32
1(商標)を挙げることができる。塩化ビニリデン系樹
脂エマルジョンは硬化剤を含まないエポキシ樹脂塗料と
混合される。
硬化剤を含まないエポキシ樹脂塗料にはあらかじめ金l
−箔片を加えてあってもよい、塩化ビニリデン系樹脂エ
マルジョンの添加量が10%を越えると、塩化ビニリデ
ン系樹脂エマルジョンとエポキシ樹脂塗料との親和性が
悪くなり、所期の効果を達成することができず、また添
加量が0.5%未満では、耐久性の効果が充分でない、
なお、塩化ビニリデン系樹脂エマルジョンの添加量は3
%程度が最も適当である。また、塩化ビニリデン系樹脂
エマルジョンを含有するエポキシ樹脂塗料の溶剤として
は、エポキシシンナーが良好である。なお、本発明に係
る変成エポキシ樹脂塗料から得られた塗膜は、電子顕微
鏡で観察しても、赤外線をあてて観察しても、塩化ビニ
リデン系樹脂の粒が見出せず、エポキシ樹脂と塩化ビニ
リデン系樹脂とは反応しているか、あるいは強固な結合
をしていると考えられる。
本発明に係る変成エポキシ樹脂塗料はその95〜50%
をエポキシ樹脂塗料が占める。エポキシ樹脂塗料として
は組成や硬化剤の異なる各種のエポキシ樹脂塗料が使用
可能である。またエポキシ樹脂塗料はタールを5%乃至
30%含有するタールエポキシ樹脂塗料等であっても差
支えない、エポキシ樹脂塗料としては例えば大日本塗料
株式会社製造のエポニックス(商標)#lOクリヤー、
またタールエポキシ樹脂塗料としては大日本塗料株式会
社製造のSDCコート(商標)#402を挙げることが
できる。
本発明に係る変成エポキシ樹脂塗料は、使用に名ってエ
ポキシ樹脂塗料の硬化剤を加えて常法により塗装する。
うすめる場合は溶剤としてエポキシシンナーが適してい
る。
[実施例1] 巾70■■、長さ150+u+の軟鋼板をケトンにより
素地調整し、下塗として市販のエポキシジンクリッチペ
イントを塗装し、その上に本発明に係る変成エポキシ樹
脂塗料を塗装して、試験片を作成した。試験片を塩水濃
度5%、500時間噴霧の試験条件で試験した。膜厚は
マイクロメーターで実測し平均値を求め値とした。−次
密着試験値は試験前に塗膜引張り試験器(アドヒージ璽
ンテスター)にで測定した値に二次密着試験値は500
時間噴霧試験後に7ドヒージヨンテスターにて測定した
値である0本発明に係る変成エポキシ樹脂塗料は、金属
箔片が15%、塩化ビニリデン系樹脂エマルジョンが3
%、エポキシ樹脂塗料が82%から成る塗料を使用した
ステンレスSUS 304L、比表面積3800cm/
gの金属箔片を使用した場合、膜厚180濤、−次密着
28kgλ /cm 、二次密着1kg/c−で塗膜面は良好であう
た。
ステンレスSUS 304L、比表面積5750c■/
gの金属箔片を使用した場合、膜厚teog、−次密着
25kgス /am 、二次密着1〜2kg/cmで塗膜面は良好で
あった。
ステンレスSOS 318L、比表面積3000〜95
00cm/gの金属箔片を使用した場合、膜厚18G4
.−次密着2Bkg/cs 、二次密着1〜4kg/c
■で塗膜面は良好であった。
キュプロニッケル比表面積3140cm/Hの金属箔片
を使用した場合、膜厚130IL、−次密着30k。
λ /c+m 、二次密着3kg/cmで塗膜面は良好であ
った。
キュプロニッケル比表面積9250cm/gの金属箔片
を使用した場合、膜厚 130g、−次密着20k。
/cm 、二次密着7〜13kg/cmで塗膜面は良好
であった。
上記に対し、塩化ビニリデン系樹脂エマルジョンを加え
ないで、ステンレスSO9318L、比表面積3000
〜9500cm/Hの金属箔片暫エポキシ樹脂塗料に加
えたのみの塗料を使用した場合、膜厚1801L。
−次密着28kg/c腸、二次密着1〜4kg/c鵬で
あったが塗膜面に多数のフクレを生じ、上記の結果より
劣っていた。
[実施例21 基材として、ホットコイル製または熱延鋼板である黒皮
の鉄板を使用した。当該鉄板の表面を脱脂した後、その
面にステンレス含有エポキシ樹脂塗料を塗装して下塗塗
装部を形成した。下塗塗装部の上に、塩化ビニリデン系
樹脂エマルジョンを3%、ステンレス5IJS 318
L、比表面積3000〜9500ユ cm/gの金属箔片を15%、エポキシ樹脂塗料が82
%から成る本発明に係る変成エポキシ樹脂塗料を塗装し
た。
かくして形成された塗装面は、基板目試験を行なったと
ころ、 100/ 100であって良好であった、また
、水道水で1時間煮沸しても全く異常がなかった。更に
、煮佛後基板目試験を行なったところ、50/ 100
であり良好であった。
またメチルエチルケトン(純度99%以上)に25日以
上浸漬しても異常がなかった。ガソリンの場合には60
日以上、原油の場合には6箇月以上浸漬しても異常がな
かった。
[実施例3] 塩化ビニリデン系樹脂エマルジョンが3%、ステンレス
SUS 318L、比表面積3000〜9500cm/
Hの金属箔片を15%、エポキシ樹脂塗料が82%から
成る本発明に係る変成エポキシ樹脂塗料を使用した。
試験方法としては、JWWAK−115水道用タールエ
ポキシ樹脂塗料塗装方法の溶解試験の方法により試験水
を作成した。ただし水は水道水を使用した。
結果は次の第1表、第2表の通りであり、水道法に基づ
く水質基準(昭和53年厚生省令第56号)に適合し、
本発明に係る変成エポキシ樹脂塗料は食品用として適す
る。
[実施例4] 11化ビニリデン系樹脂エヤルジヨンを3%、ステンレ
スSUS 316L、比表面積3000〜9500cm
/gの金属箔片を15%、エポキシ樹脂塗料が82%か
ら成る本発明に係る変成エポキシ樹脂塗料を使用した。
苛性ソーダ濃度20%、温度50度Cの条件で試験した
ところ、40日間全く異常がなかった。また硫酩濃度2
0%、温度50度Cの条件で試験したところ、40日間
後に部分的にフクレの発生が認められた。これらの結果
は従来の塗料より優れたものであった。
[実施例5] 塩化ビニリデン系樹脂エマルジョンが3%、ステンレス
SOS 318L、比表面積3000〜9500cm/
Hの金属箔片を15%、タールを約25%含有するター
ルエポキシ樹脂塗料が82%からなる本発明に係る変成
エポキシ横1u塗料を使用し、脱脂目荒しした銅板に刷
毛で2回塗り試験片とした。
かくして形成された塗装面は、基板目試験を行なったと
ころ、 100/ 100であって良好であった。また
、水道水で1時間煮沸したところ色あせするが塗膜は変
化がなかった。更に、煮沸後基板目試験を行なったとこ
ろ、 100/ 100であり良好であった。
またメチルエチルケトン(純度99%以上)に25日以
上浸漬しても異常がなかった。ガソリンの場合には60
日以上、原油の場合には6箇月以上浸漬しても異常がな
かった。
[実施例6] 塩化ビニリデン系樹脂エマルジョンを3%、ステンレス
SO9318L、比表面積3000〜9500c■/g
の金属箔片あるいはステンレスSO9304L、比表面
積3800c+a/gの金属箔片を15%、エポキシ樹
脂塗料が82%から成る本発明に係る変成エポキシ樹脂
塗料を使用した。なおエポキシ樹脂塗料としては大日本
塗料株式会社製造のエポニツクス(商標)#lOクリヤ
ーを使用し、その硬化剤としてはポリアミドアミンを使
用した。
試験は建物の北側で1日中日が当らない風通しのよい場
所で行なった。塗装は刷毛で1回塗りとした。温度は塗
装時−5,5度C13時間後−4,0度C14時間後−
3,5度C,5時間後−4.0度C18時間後−5,0
度C122時間後−8,5度C124時間後−5,0度
C125時間後−3.5度C127時間後−2,0度C
であった。この時点(27時間後)でいずれも重ね塗り
ができる程度まで硬化した。
比較例としてステンレス金属箔片の代りにニッケル粉末
あるいはクロム粉末あるいは鉄粉末(いずれも40IL
以下)を加えたものを試験したが、いずれも同じ条件で
は硬化しなかった。またエポキシ樹脂塗料も同時に試験
したが、これも同じ条件では硬化しなかった。
[実施例7] また実施例6と別の日に、塩化ビニリデン系樹脂エマル
ジョンを3%、ステンレスSOS 318L、 比表面
積3000〜9500c層/gの金属箔片あるいはステ
ンレスSO9304L、比表面積3800c+s/gの
金属箔片を15%、エポキシ樹脂塗料が82%から成る
本発明に係る変成エポキシ樹脂塗料を実施例6と同様の
条件で試験した。温度は塗装時−0,5度C1夜中を経
て16時間後−0,5度Cであった。この時点(16時
間後)でいずれも1重ね塗りができる程度まで硬化した
比較例として上記塗料からステンレス金属箔片を除いた
ものと、上記塗料のステンレス金属箔片の代りにキュプ
ロニッケル金属箔片を加えたものおよびエポキシ樹脂塗
料を同時に試験したが、これらは同じ条件では硬化しな
かった。
なお別の試験結果から、ステンレスSO9318Lの金
属箔片を使用した本発明に係る変成エポキシ樹脂塗料の
方がステンレスSOS 304Lの金属箔片を使用した
ものよりも低温で硬化し易いことが分った。
[実施例8] また実施例6、実施例7と別の日に、塩化ビニリデン系
樹脂エマルジョンを3%、ステンレスSOS 3113
L、比表面積3000〜9500cm/g(7)金属箔
片を15%、エポキシ樹脂塗料が82%から成る本発明
に係る変成エポキシ樹脂塗料を実施例6と同様の条件で
試験した。温度は塗装時−8,5度C13時間後−1,
5度C15時間後−0,5度C,7時間後−1.5度C
1夜中を経て24時間後−2,5度Cであまた。この時
点(24時間後)で重ね塗りができる程度まで硬化した
比較例として上記塗料から塩化ビニリデン系樹脂エマル
ジョンを除いたものを同時に試験したが、これは同じ条
件では硬化しなかった。
[実施例9] 塩化ビニリデン系樹脂エマルジョンを3%、ステアL/
スSUS 318L、比表面積3000〜9500cm
/gの金属箔片あるいはステンレスSO3304L、比
表面積3800c−7gの金属箔片を15%、エポキシ
樹脂塗料が82%から成る本発明に係る変成エポキシ樹
脂塗料を使用した。なおエポキシ樹脂塗料としては大日
本塗料株式会社製造のエポニックス(商標)#10クリ
ヤーを使用し、その硬化剤としてはポリアミドアミンを
使用した。テストピースとしては70ssX 150m
m X 1.8〜2.2層−の鋼板に上記塗料を塗装し
たものを使用した。
超低温耐久性試験は、厚さ50++nの発泡スチロール
の外函に液体窒素を入れた容器を入れ、この液体窒素に
テストピースを入れて一定時間浸漬した後、取り出し点
検ハンマーにて10回強く叩き、塗膜の状態を観察した
。液体室°素内の温度は約−180度Cであった。
上記ステンレスSUS 318Lの金属箔片を使用した
もの及びステンレスSO5304Lの金属箔片を使用し
たものは、いずれも60分間浸漬後強く叩いても塗面が
破壊されなかった0本実施例の場合の塗膜の厚さはいず
れも200 ミクロンであった。
これに対し、大日本塗料株式会社製造のエポキシ樹脂塗
料であるエポニツクス(商標)#10クリヤー、タール
エポキシ樹脂塗料、耐酸塗料により作成したテストピー
スは、いずれも10分間の浸漬後点検ハンマーで叩くと
塗面が破壊された。
また、短油性フタル酸樹脂塗料、長袖性フタル醜樹脂塗
料、塩化ビニル樹脂塗料、塩化ゴム樹脂塗料、関西ペイ
ント株式会社製造の耐薬品型エポキシ樹脂塗料により作
成したテストピースは、いずれも10分間の浸漬後ペン
チではさんで取り出したときに塗面が壊れており点検ハ
ンマーで叩く必要がなかった。
[発明の効果] 本発明に係る変成エポキシ樹脂塗料は上記のように構成
されているので、次のような効果を有する。
第1に、容易に剥離することがなく、塩水やガソリン、
ケトンあるいは原油、強酸、強アルカリ等の薬品に長期
間耐える塗装面を得ることができるという効果を有する
第2に、水道法に基づく水質基準(昭和53年厚生省令
第58号)に適合し、食品用に適した塗装面を得ること
ができるという効果を有する。
第3に、−5度C程度の低温でも24時間程で硬化する
という効果を有するので、我が開本州北部でも一年中使
用可能となり、我が国の殆ど全域において使用時期の制
限を心配することなく使用できるという効果を有する。
第4に、 −180度C程度の超低温にも耐えるという
効果を有するので、現在直ちに、低温冷蔵庫、冷凍機械
、あるいは冷媒としてアンモニア、メチルクロライド、
フッソ系冷媒、LPG等の炭化水素系冷媒が使用される
冷凍用機器としての圧縮機、凝縮機、蒸発機、受液槽等
、更にこれらを製造するプラントからタンカー、タンク
ローリ−5漁船冷凍庫、陸上冷凍庫、シベリア等の極寒
地に於けるパイプライン等に使用でき、また将来は物質
の超伝導を利用する磁気浮上列車、あるいは電力貯蔵、
核融合、粒子加速器等に利用可能であるという効果を有
する。
このように本発明に係る変成エポキシ樹脂塗料は有用な
塗料である。
代理人 弁理士 小 1)治 親

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)比表面積1000cm^2/g以上の金属箔片が
    5%〜40%、塩化ビニリデン系樹脂エマルジョンが0
    .5%〜10%、エポキシ樹脂塗料が95%〜50%か
    ら成ることを特徴とする変成エポキシ樹脂塗料。
  2. (2)金属箔片がステンレス箔片またはキュプロニッケ
    ル箔片であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の変成エポキシ樹脂塗料。
  3. (3)エポキシ樹脂塗料がタールエポキシ樹脂塗料であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の変成エ
    ポキシ樹脂塗料。
JP62088747A 1986-11-12 1987-04-13 変成エポキシ樹脂塗料 Expired - Lifetime JPH0613669B2 (ja)

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