JPS61279580A - 記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は記録装置に係り、さらに詳細には複数の色部分
を有するインクリボンを記録ヘッドに対して上下動させ
て選色動作を行ないカラー記録が可能な記録装置に関す
るものである。

［開示の概要］ 本明細書および図面は、複数の色部分を有するインクリ
ボンを記録ヘッドに対して上下動させて選色動作を行な
いカラー記録が可能な記録装置において、複数色分の巾
を有する単色のインクリボンを用いる場合所定の制御入
力が行なわれた際にのみ前記選色動作を行なう構成によ
り、カラーリボンを用いる装置にこの巾広の単色のイン
クリボンを用いる際の記録速度の低下を防止する技術を
開示す゛るものである。

［従来の技術ゴ 従来より、インパクトプリンタ、あるいはワイヤドツト
プリンタなどにおいて、第６図に示すように複数条の異
なった色部分から成るインクリボンを用いる記録装置が
知られている。ここではＹ（イエロー）、Ｍ（マゼンタ
）、Ｃ（シアン）、Ｂ（ブラック）の４色の部分から成
るインクリボン２を示している。

従来装置では、インクリボンを収納したリボンカセット
を揺動させるなどの方法により、インクリボン２のそれ
ぞれの色の部分が選択されて記録ヘッドの前方に配置さ
れ、そこで記録ヘッドを駆動することにより所望色での
記録を行なうようにしている。

したがって、このようなリボンを用いる場合、所望色の
記録を行なうにはリボン位置の制御が必要になってくる
。

［発明が解決しようとする問題点］ この種の装置は、文字のみの記録を行なうなどの目的で
、複数色のリボンと同様の幅の単色のインクリボンを用
いることができるように構成されることが多い。この場
合、記録ヘッドが当接する位置はインクリボンの全幅の
うち、複数色リボンの単色部分に相当する部分のみであ
るので、従来装置ではリボンの全幅のインクを使用する
ため所定のタイミングでリボンシフトを行なうことが必
要になっ゛てくる。

従来装置では１行ごとにこのシフトを行なうようにして
、リボンの全幅を使用する構成を取っているものが多い
、たとえば、改行１回ごとに第６図のＹ、Ｍ、Ｃ，Ｈの
順に記録ヘッドが当接する・　ようにインクリボン２を
シフトして記録を続ける。

このような構成では、改行ごとにリボンシフトの時間が
必要になるので、記録速度が低下するとともに消費電力
が増加するという欠点がある。

［問題点を解決するための手段］ 以上の問題点を解決するために１本発明においては、複
数の色部分を有するインクリボンを記録ヘッドに対して
上下動させて選色動作を行ないカラー記録が可能な記録
装置において、複数色分の巾を有する単色のインクリボ
ンを用いる場合所定の制御入力が行なわれた際にのみ前
記選色動作を行なう構成を採用した。

［作　用］ 第１図の制御部ｌＯは、単色のインクリボン２を用いる
場合、第４図のフローチャート図に示した手順により記
録動作を制御する。記録はステップ３１．Ｓ２で行なわ
れ、ホストから受信部１２を介して受信したデータを全
て記録すると、ステップＳ３に移行して記録終了を示す
フラグをセットしてステップＳ４で操作部１１のオンラ
インスイッチの状態を調べて、ホスト側の制御が切り離
されているかどうかを判定する。

ステップＳ５で操作部ｌｌの７オームフイードスイツチ
がオンとされている場合には、先の記録終了フラグがス
テップＳ６でセットされていることを条件に、ステップ
Ｓ７で第５図（Ａ）〜（Ｃ）に示す順でインクリボン２
を記録へラド３に対して移動してインクリボン２の全幅
が均一に使用されるようにする。

ステップＳ８でステップＳ５の入力に対応したフオーム
フィード動作を行なってステップＳ９で記録終了フラグ
をオフにし、次の動作に移る。

以上のようにして、操作部１１のフオームフィードスイ
ッチの操作時のみにリボンシフトを行なうようにしてい
るので、記録期間に無駄な動作を行なうことがなく、記
録速度を低下させることがないし、消費電力も少なくて
済む、リボンはフオームフィードの度に適宜シフトされ
、リボンは全幅に渡って使用されるのでリボンの寿命を
のばすことができる。

［実施例］ 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明
する。

第１図に示した装置は２コンピユータなどのホスト装置
とのインタフェースである受信部１２から受けとったデ
ータを、マイクロコンピュータなどから成る制御部ｌＯ
の制御により記録部１３を駆動して記録動作を行なうも
のである。操作部１１は公知の装置と同様に、少なくと
もホスト装置の制御をオン、オフするオンラインスイッ
チ、１行の紙送りを行なわせるラインフィードスイッチ
、１枚の紙送りを行なわせるフオームフィードスイッチ
を有している。

記録部１３は第２図、第３図に示すように構成されてい
る。ワイヤドツト、インパクトなど所定の方式により構
成された記録へラド３はインクリボンカセットｌととも
にキャリッジ４に搭載されている。キャリッジ４はガイ
ドバー５に沿って不図示のモータなどにより移動され、
記録走査を行なう、ここではインクリボンカセットｌの
カバーを外した状態を示しており、インクリボンカセッ
ト１内には図示のようにインクリボン２を収納している
、インクリボン２は第６図に示したような多色リボンか
、これと同じ幅を有する単色のリボンを用いる。以下で
は単色のリボンを用いるものとして説明する。

リボンの多色部分に対応する各位置を記録へラド３の記
録部分に位置させるため、インクリボンカセット１は第
３図に示すような機構により揺動される。すなわち、キ
ャリッジ４のインクリボンカセット１を搭載したマウン
ト部にはラック歯４′が設けられており、このラック歯
４゛をモータなどによりピニオンギア６を介して駆動す
ることによりインクリボン２の所定位置へのシフトを行
なう。

次に以上の構成における動作につき第４図のフローチャ
ート図を参照して説明する。第４図は制御部１０の制御
手順を示したフローチャート図である。

通常では、操作部１１のオンラインスイッチにより装置
はオンライン状態にされ、ホスト装置の制御に応じて受
信部１２から受信したデータを、制御部１０が記録部１
３を制御して記録する。この動作は第４図のステップＳ
１で行なわれる。

ステップＳ２ではホストから受信したデータを全て記録
したかどうかを判定する。記録終了の場合にはステップ
Ｓ３で記録終了を示すフラグを°セットしてステップＳ
４に移る。

ステップ８４〜Ｓ６では、オンラインスイッチにより装
置がオフライン、すなわちホストの制御から切り離され
ているか、操作部１１のフオームフィードスイッチがオ
ンにされているか、記録終了フラグがセットされている
かどうかの３つの条件を調べ、これらが全て肯定された
時のみステップＳ７以降の動作を行なう。

ステップＳ７では第５図（Ａ）〜（Ｃ）に示す順でイン
クリボン２を記録へラド３に対して移動してインクリボ
ン２の全幅が均一に使用されるようにする。すなわち、
第５図（Ａ）のように記録へラド３がインクリボン２の
中央部に位置するようにインクリボン２がシフトされて
いた場合には、第５図（Ｂ）のようにインクリボン２の
下部に記録ヘッド３が位置するようにインクリボン２を
シフトする０次のフオームフィードでは第５図（Ｃ）の
ように記録へラド３がインクリボン２の上部に位置する
ようにシフトを行なう、この種の装置では記録色を記憶
するためにリボンシフト位置が記憶されているので、記
憶されたシフト位置を元にシフト方向を決定すればよい
。

ステップＳ８でステップＳ５の入力に対応したフオーム
フィード動作を行なってステップＳ９で記録終了フラグ
にオフにし次の動作に移る。

以上のようにして、操作部１１のフオームフィードスイ
ッチの操作時のみにリボンシフトを行なうようにしてい
るので、記録期間に無駄な動作を行なうことがなく、記
録速度を低下させることがない、リボンはフオームフィ
ードの度に適宜シフトされ、リボンは全幅に渡って使用
されるのでリボンの寿命をのばすことができる。

以上の実施例では、フオームフィードスイッチの操作に
応じてリボンシフトを行なうようにしているが、オンラ
インスイッチによるオンライン−オフラインの切り換え
、ラインフィードスイッチによる改行動作などの度ごと
にリボンシフトを行なうようにしてもよい、操作部１１
にリボンシフトスイッチが設けられている場合にはこの
スイッチの操作時にリボンシフトを行なうようにする。

また、リボンシフトは第５図（Ａ）〜（Ｃ）の例に限定
されず、リボン上の４〜５箇所以上の位置に対応して適
当な順でリボンシフトを行なうような実施例も考えられ
る。

［発明の効果］ 以上の説明から明らかなように、本発明によれば複数の
色部分を有するインクリボンを記録ヘッドに対して上下
動させて選色動作を行ないカラー記録が可能な記録装置
において、単色のインクリボンを用いる場合所定の制御
入力が行なわれた際にのみ前記選色動作を行なう構成を
採用しているため、単色のインクリボンを用いる場合に
も記録速度が速く、消費電力の小さい優れた記録装置を
提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は記録装置の構成の一例を示したブロック図、第
２図は第１図の記録部の構成を示した上面図、第３図は
記録部の側面図、第４図は第１図の制御部の制御手順を
示したフローチャート図、第５図（Ａ）〜（Ｃ）はリボ
ンシフト動作を示した説明図、第６図は多色のインクリ
ボンを示した説明図である。 ■・・・インクリボンカセット ２・・・インクリボン　　３・・・記録ヘッドｌＯ・・
・制御部　　　　１１・・・操作部１２・・・受信部 第１図 午１１イ即手１グ頁ｎフロー手量−［１第４図 （Ｃ） リホ゛°ンシフトの言えり１ 第５図 イン７り汁ζンの３υ月国 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の色部分を有するインクリボンを記録ヘッドに対し
   て上下動させて選色動作を行ないカラー記録が可能な記
   録装置において、複数色分の巾を有する単色のインクリ
   ボンを用いる場合所定の制御入力が行なわれた際にのみ
   前記選色動作を行なうことを特徴とする記録装置。