JPH068597A - 熱転写インクリボン及びプリンタ - Google Patents
熱転写インクリボン及びプリンタInfo
- Publication number
- JPH068597A JPH068597A JP16774192A JP16774192A JPH068597A JP H068597 A JPH068597 A JP H068597A JP 16774192 A JP16774192 A JP 16774192A JP 16774192 A JP16774192 A JP 16774192A JP H068597 A JPH068597 A JP H068597A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- color
- ink ribbon
- thermal
- printer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J33/00—Apparatus or arrangements for feeding ink ribbons or like character-size impression-transfer material
- B41J33/14—Ribbon-feed devices or mechanisms
- B41J33/54—Ribbon-feed devices or mechanisms for ensuring maximum life of the ribbon
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 印字品質を劣化させる事なくインクリボンを
経済的に使用する。 【構成】 インク色切り替え部に感熱インク部４ｃを設
け、各ラインの印字に先立ち、感熱インク部４ｃを感熱
ヘッドによって変色させるようにし、また未使用である
ことが確認された色区間のみを印字に使用するようにし
た。
経済的に使用する。 【構成】 インク色切り替え部に感熱インク部４ｃを設
け、各ラインの印字に先立ち、感熱インク部４ｃを感熱
ヘッドによって変色させるようにし、また未使用である
ことが確認された色区間のみを印字に使用するようにし
た。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、熱転写プリンタに使用
される多色インクリボンおよび多色インクリボンを装着
するプリンタに関するものである。
される多色インクリボンおよび多色インクリボンを装着
するプリンタに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】多色インクリボンを使用するシリアルヘ
ッド型熱転写プリンタは、ワ−ドプロッセサ用印字装置
やカラ−画像プロッセサ用印画装置等に広く用いられて
おり、この多色インクリボンは、例えば第３図に示した
ごとく、インクリボン２を長手方向に等分割して４色の
インク３ｙ、３ｍ、３ｃ、３ｂを順次に繰り返し塗布
し、各色の境界は透明部分とマ−カ４ｙ、４ｍ、４ｃ、
４ｂが塗布されている。
ッド型熱転写プリンタは、ワ−ドプロッセサ用印字装置
やカラ−画像プロッセサ用印画装置等に広く用いられて
おり、この多色インクリボンは、例えば第３図に示した
ごとく、インクリボン２を長手方向に等分割して４色の
インク３ｙ、３ｍ、３ｃ、３ｂを順次に繰り返し塗布
し、各色の境界は透明部分とマ−カ４ｙ、４ｍ、４ｃ、
４ｂが塗布されている。
【０００３】この様な多色インクリボンを用いるシリア
ルヘッド型熱転写プリンタに於いてカラー印字する場
合、各印字ライン毎にインクリボンの色を４回切り換え
重ね印字するが、ラインによって４色すべて使用すると
は限らず、使用しない色区間がある場合は当該色区間の
リボンを空送りする。
ルヘッド型熱転写プリンタに於いてカラー印字する場
合、各印字ライン毎にインクリボンの色を４回切り換え
重ね印字するが、ラインによって４色すべて使用すると
は限らず、使用しない色区間がある場合は当該色区間の
リボンを空送りする。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この様な方法で多色印
字する従来装置に於いて、上述のように各ラインが４色
すべて使用される訳ではなく、リボン上に未使用の色区
間が多く発生し、一回の使用だけでインクリボンを捨て
るには、非常に無駄が生じ、貴重な資源の浪費であると
共に、ランニングコストが高いものとなっていた。
字する従来装置に於いて、上述のように各ラインが４色
すべて使用される訳ではなく、リボン上に未使用の色区
間が多く発生し、一回の使用だけでインクリボンを捨て
るには、非常に無駄が生じ、貴重な資源の浪費であると
共に、ランニングコストが高いものとなっていた。
【０００５】このため、使用済インクリボンの再利用が
検討され、種々の方法が発表されているが、決定的な方
法は無く、未解決の状態である。
検討され、種々の方法が発表されているが、決定的な方
法は無く、未解決の状態である。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決すべくなされたもので、一度使用したインクリボン
上の未使用の色区間を検出し、印字に利用することによ
り、インクリボンの利用率を改善するものである。
解決すべくなされたもので、一度使用したインクリボン
上の未使用の色区間を検出し、印字に利用することによ
り、インクリボンの利用率を改善するものである。
【０００７】すなわち、インク色切り替え部に感熱イン
クを塗布したことを特徴とする熱転写インクリボン、お
よび該インクリボンを使用し、このインクリボンに塗布
されたインクを転写して印字又は印画を行うプリンタで
あって、前記多色インクリボンの各インク色切り替え部
に塗布された感熱インクの変色状態を検出する検出手段
を有し、各ラインの印字に先立ち、前記検出手段によっ
て、未使用であることが確認された色区間のみを印字に
使用するとともに、当該色区間を使用する場合には、感
熱インク部を感熱ヘッドによって変色させるようにした
ことを特徴とする熱転写プリンタである。
クを塗布したことを特徴とする熱転写インクリボン、お
よび該インクリボンを使用し、このインクリボンに塗布
されたインクを転写して印字又は印画を行うプリンタで
あって、前記多色インクリボンの各インク色切り替え部
に塗布された感熱インクの変色状態を検出する検出手段
を有し、各ラインの印字に先立ち、前記検出手段によっ
て、未使用であることが確認された色区間のみを印字に
使用するとともに、当該色区間を使用する場合には、感
熱インク部を感熱ヘッドによって変色させるようにした
ことを特徴とする熱転写プリンタである。
【０００８】
【作用】インクリボンを再使用する際、熱転写インクの
色区間切り替え部に設けた該色区間の使用有無を示すマ
−カを読取り、マ−カに続く色区間が使用済かどうかを
チェックすることで、使用していない色区間のみを選択
して使用できる。
色区間切り替え部に設けた該色区間の使用有無を示すマ
−カを読取り、マ−カに続く色区間が使用済かどうかを
チェックすることで、使用していない色区間のみを選択
して使用できる。
【０００９】
【実施例】以下、この発明の実施例について、第１図な
いし第３図を参照して説明する。第１図はこの発明のイ
ンクリボンの一実施例を示す斜視図、第２図はカラープ
リンタの一実施例の印字部の概略構成図である。
いし第３図を参照して説明する。第１図はこの発明のイ
ンクリボンの一実施例を示す斜視図、第２図はカラープ
リンタの一実施例の印字部の概略構成図である。
【００１０】第１図において、カ−トリッジ１内に収容
された一対のリ−ル６、７にインクリボン２が巻かれて
おり、その幅は印画の高さの２倍以上となっており、カ
−トリッジを裏返しして使用することが可能となってい
る。
された一対のリ−ル６、７にインクリボン２が巻かれて
おり、その幅は印画の高さの２倍以上となっており、カ
−トリッジを裏返しして使用することが可能となってい
る。
【００１１】インクリボン２には、イエロー、マゼン
タ、シアン、ブラックのインクが所定の長さの色区間３
ｙ、３ｍ、３ｃ、３ｂに塗布されており、各色区間の切
り替え部には、リボンに塗布された色を判別するための
色マーカ４ａ、４ｂおよび使用済かどうかを示すための
感熱変色インクを塗布した感熱マ−カ４ｃがそれぞれ所
定の間隔を置いて設けてあり、マーカ４ａ、４ｂはそれ
ぞれ所定のバ−コ−ドに従って配列した大小２通りの幅
を持っている。
タ、シアン、ブラックのインクが所定の長さの色区間３
ｙ、３ｍ、３ｃ、３ｂに塗布されており、各色区間の切
り替え部には、リボンに塗布された色を判別するための
色マーカ４ａ、４ｂおよび使用済かどうかを示すための
感熱変色インクを塗布した感熱マ−カ４ｃがそれぞれ所
定の間隔を置いて設けてあり、マーカ４ａ、４ｂはそれ
ぞれ所定のバ−コ−ドに従って配列した大小２通りの幅
を持っている。
【００１２】第２図に示すカラ−プリンタ印字部は、マ
ーカ検出手段１１と、抵抗体を一列に配列した感熱素子
からなる印字ヘッド１２と、印画紙１３と、プラテン１
４と、インクリボン２などで構成されており、印字ヘッ
ド１２に供給される４色に分解したカラ−画像信号とイ
ンクリボン２のインク色とを対応させて、印画紙１３に
重ねて印字する。
ーカ検出手段１１と、抵抗体を一列に配列した感熱素子
からなる印字ヘッド１２と、印画紙１３と、プラテン１
４と、インクリボン２などで構成されており、印字ヘッ
ド１２に供給される４色に分解したカラ−画像信号とイ
ンクリボン２のインク色とを対応させて、印画紙１３に
重ねて印字する。
【００１３】次に図３に示すフロー図に従って、カラー
印字のフローを説明する。印字を開始すると（ステップ
３０１）、まずＮ＝１（イエロー）とし（ステップ３０
２）、インクリボンのインク色を示す色マーカ４ａ、４
ｂがイエローを示すまでインクリボンを送り（ステップ
３０３）、当該ラインにイエローを印字するかどうかと
（ステップ３０５）、該色区間が使用済みかどうかを感
熱マーカ４ｃによってチェックし（ステップ３０６）、
印字しなく且つ未使用の場合にはＭ（Ｎ）＝１にセット
し次の色に移る（ステップ３０７）。
印字のフローを説明する。印字を開始すると（ステップ
３０１）、まずＮ＝１（イエロー）とし（ステップ３０
２）、インクリボンのインク色を示す色マーカ４ａ、４
ｂがイエローを示すまでインクリボンを送り（ステップ
３０３）、当該ラインにイエローを印字するかどうかと
（ステップ３０５）、該色区間が使用済みかどうかを感
熱マーカ４ｃによってチェックし（ステップ３０６）、
印字しなく且つ未使用の場合にはＭ（Ｎ）＝１にセット
し次の色に移る（ステップ３０７）。
【００１４】印字し且つ使用済みの場合には（ステップ
３０８）、Ｍ（Ｎ）＝１にセットされていれば巻戻し
（ステップ３１０）、Ｍ（Ｎ）＝０にセットされていれ
ば未使用の同色の色区間が見つかるまでリボンの送りを
行う（ステップ３０４）。
３０８）、Ｍ（Ｎ）＝１にセットされていれば巻戻し
（ステップ３１０）、Ｍ（Ｎ）＝０にセットされていれ
ば未使用の同色の色区間が見つかるまでリボンの送りを
行う（ステップ３０４）。
【００１５】未使用色区間が見つかると、感熱インクを
印字ヘッドに通電して変色させ当該色区間は使用済みで
あることを記録し、Ｍ（Ｎ）＝０にセットし（ステップ
３１１）、当該ラインの印字を行う（ステップ３１
２）。
印字ヘッドに通電して変色させ当該色区間は使用済みで
あることを記録し、Ｍ（Ｎ）＝０にセットし（ステップ
３１１）、当該ラインの印字を行う（ステップ３１
２）。
【００１６】４色分の印字が完了するまでこの作業を繰
り返し（ステップ３１４）、次のラインに移る（ステッ
プ３１６）。また全ラインの印字が完了するまで以上の
作業を繰り返し（ステップ３１５）、終了する（ステッ
プ３１７）。
り返し（ステップ３１４）、次のラインに移る（ステッ
プ３１６）。また全ラインの印字が完了するまで以上の
作業を繰り返し（ステップ３１５）、終了する（ステッ
プ３１７）。
【００１７】感熱マ−カ４ｃは、上述の説明では単に使
用済かどうかを表すものとしたが、当該ラインに対応す
る印字信号からインクの使用の程度を演算し、所定の段
階を表す様にし、これを検出して更に再利用率を高める
様にしても良い。
用済かどうかを表すものとしたが、当該ラインに対応す
る印字信号からインクの使用の程度を演算し、所定の段
階を表す様にし、これを検出して更に再利用率を高める
様にしても良い。
【００１８】
【発明の効果】このように、インクリボン２は、転写イ
ンク３ｙ、３ｍ、３ｃ、３ｂの塗布面に、使用済かどう
かを表す感熱マ−カ４ｃを設けたので、使用していない
色区間を選択使用し、印字品質を劣化させる事なくイン
クリボンを経済的に使用することが可能となる。
ンク３ｙ、３ｍ、３ｃ、３ｂの塗布面に、使用済かどう
かを表す感熱マ−カ４ｃを設けたので、使用していない
色区間を選択使用し、印字品質を劣化させる事なくイン
クリボンを経済的に使用することが可能となる。
【図１】この発明のインクリボンの一実施例を示す斜視
図
図
【図２】プリンタの一実施例を示す概略構成図
【図３】実施例の印字フローを示す。
１ インクリボンカートリッジ ２ インクリボン ３ｙ、３ｍ、３ｃ、３ｂ 熱転写インク ４ａ、４ｂ 色マ−カ ４ｃ 感熱マ−カ ５ 巻取り手段 ６、７ スプール １１ マーカ検出手段 １２ 印字ヘッド １３ 印画紙 １４ プラテン
Claims (2)
- 【請求項１】 シリアルヘッドを備えた熱転写プリンタ
に使用される多色インクリボンであって、 インク色切り替え部に感熱インクを塗布したことを特徴
とする熱転写インクリボン。 - 【請求項２】 請求項１記載の多色インクリボンを使用
し、ラインごとに必要なインク色を重ね印字するシリア
ルヘッド型熱転写カラープリンタであって、 各ラインの印字に先立ち、前記多色インクリボンの各イ
ンク色切り替え部に塗布された感熱インクを選択的に変
色させ、および前記多色インクリボンの各インク色切り
替え部に塗布された感熱インクの変色状態を検出するこ
とを特徴とする熱転写プリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16774192A JPH068597A (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 熱転写インクリボン及びプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16774192A JPH068597A (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 熱転写インクリボン及びプリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH068597A true JPH068597A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=15855259
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16774192A Pending JPH068597A (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 熱転写インクリボン及びプリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068597A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0635368A2 (en) * | 1994-05-26 | 1995-01-25 | Illinois Tool Works Inc. | Method and apparatus for low cost thermal printing |
| WO1998009821A1 (en) * | 1996-09-04 | 1998-03-12 | Casio Computer Co., Ltd. | Printing apparatus and printing method |
| US5908251A (en) * | 1994-05-20 | 1999-06-01 | Markem Technologies Ltd. | Method of printing |
| JP2006021386A (ja) * | 2004-07-07 | 2006-01-26 | Funai Electric Co Ltd | 熱転写プリンタ |
-
1992
- 1992-06-25 JP JP16774192A patent/JPH068597A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5908251A (en) * | 1994-05-20 | 1999-06-01 | Markem Technologies Ltd. | Method of printing |
| EP0635368A2 (en) * | 1994-05-26 | 1995-01-25 | Illinois Tool Works Inc. | Method and apparatus for low cost thermal printing |
| EP0635368A3 (en) * | 1994-05-26 | 1995-09-06 | Illinois Tool Works | Process and device for inexpensive thermal printer. |
| US5795084A (en) * | 1994-05-26 | 1998-08-18 | Illinois Tool Works Inc. | Method and apparatus for low cost thermal printing |
| WO1998009821A1 (en) * | 1996-09-04 | 1998-03-12 | Casio Computer Co., Ltd. | Printing apparatus and printing method |
| US6141115A (en) * | 1996-09-04 | 2000-10-31 | Casio Computer Co., Ltd. | Printing apparatus and printing method |
| JP2006021386A (ja) * | 2004-07-07 | 2006-01-26 | Funai Electric Co Ltd | 熱転写プリンタ |
| JP4525212B2 (ja) * | 2004-07-07 | 2010-08-18 | 船井電機株式会社 | 熱転写プリンタ |
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