JPS61278429A - 車両の走行制御装置 - Google Patents

車両の走行制御装置

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JPS61278429A
JPS61278429A JP12014785A JP12014785A JPS61278429A JP S61278429 A JPS61278429 A JP S61278429A JP 12014785 A JP12014785 A JP 12014785A JP 12014785 A JP12014785 A JP 12014785A JP S61278429 A JPS61278429 A JP S61278429A
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signal
engine
vehicle
clutch
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Kiyotaka Mamiya
清孝 間宮
Tadashi Kaneko
金子 忠志
Itaru Okuno
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  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車速をほぼ所望の設定値に維持して走行させ
る走行制御装置に関するものである。
(従来技術) 近年、自動車の車速を運転者が設定した所望の車速に自
動的に維持する定速走行装置が実用化されている。この
定速走行装置は、車速が所望の車速になった時に運転者
によるセット操作によってその車速を定速走行の目標値
として設定するとともに、それ以後は、この設定車速と
実車速とを比較して、両者の間に差が生じた時にその差
に応じてエンジンのスロットルバルブを制御することに
より、実車速を設定車速に一致させるようにしたもので
ある。
このような装置を用いて定速走行を行なうには、設定車
速に相当するエンジン回転を維持するように常にスロッ
トルバルブ開度を所定開度に保つ必要があるが、設定車
速を一定の範囲内に維持するという目的に鑑みれば、車
速が一定範囲内にある時はクラッチを切ってエンジンと
車輪との駆動力伝達を切断して車を惰性走行させ、この
間はエンジンはアイドリンク回転まで低下させるように
すれば燃費の良い定速走行制御を行なうことができる。
このようなことから、例えば特開昭56−22113号
公報には、定速走行条件が生じたときの設定車速を基準
として所定の速度領域を決め、この領域での上下限値の
間において緩加速、惰性走行を繰り返すようにした車両
走行制御方法および装置が提案されている。
この走行制御においては、車速が上限値に達するとクラ
ッチを切るとともにエンジンスロットルバルブを全閉に
して惰性走行を行なわせ、車速が下限値になるとエンジ
ン回転を車速に対応した回転まで上げ、次いで、クラッ
チを繋いでエンジン回転を徐々に上げて車速が上限値に
達するまで緩加速を行なうのであるが、惰性走行の間に
エンジン回転はアイドリンク回転まで下がるためエンス
トを起こす可能性がある。エンストが生じた場合には、
例えばバキュームサーボブレーキのように吸気負圧をブ
レーキ作動の倍力用に用いている場合に、吸気負圧が零
となってブレーキの効きが悪くなり危険であるという問
題や、パワーステアリングを用いている場合にパワース
テアリング用の油圧が得られずハンドル操作が重くなり
危険であるという問題があり、惰性走行中にエンストが
生じた場合に、このまま惰性走行を続けるのは好ましく
ない。
(発明の目的) 本発明はこのような事情に鑑み、惰性走行中においてエ
ンストを起こした場合には直ちにクラッチを繋いで惰性
走行を解除することができるようにした走行制御装置を
提供することを目的とするものである。
(発明の構成) 本発明の走行制御装置は、エンジンの出力制御により車
速を設定車速近傍の所定範囲内に維持して定速走行を行
なわせる装置であり、 定速走行条件検出手段により定速走行条件が生じている
か否かを検出し、定速走行条件が生じている場合におい
て定速走行を行なわせる際には、上下限車速設定手段に
より設定車速を基準に定速走行車速範囲内での上限値お
よび下限値を設定し、下限値から上限値に車速か達する
までは緩加速手段によりエンジンへの燃料供給量を制御
して緩加速を行なわせ、車速が上限値に達したときには
惰性走行手段によりクラッチ等を作動させてエンジンか
ら車輪への駆動力伝達を切断して車速か下限値に達する
まで惰性走行を行なわせ、この惰性走行中に、エンジン
停止検出手段によりエンジンが停止したことが検出され
ると、補助接続手段により車速の如何に拘らずクラッチ
等を作動させて、エンジンから車輪への駆動力伝達を接
続させるようにしたことを特徴とするものである。
(実施例) 以下、図面により本発明の好ましい実施例について説明
する。
第1図は本発明に拘る走行制御装置の全体構成を示す概
略図である。
本装置の制御はコンピュータユニット30からの信号に
基づいて、クラッチ1oの断続およびスロットルアクチ
ュエータ25によるスロットルバルブ26の開度制御を
行なうことによってなされる。コンピュータユニット3
0はクルーズコントロールスイッチ30aの0N−OF
Fによってなされるのであるが、コンピュータユニット
30には、ブレーキペダル1に連動してブレーキペダル
1の作動を検出、するブレーキスイッチ2からの信号、
アクセルペダル3に連動してアクセルペダル3の踏込量
を検出するアクセルペダルポジションセンサ4からの信
号、ディストリビュータにおいてエンジン20の停止の
有無を検出するエンジン停止検出センサ21からの信号
、エンジン20の冷却水温を検出する水温センサ22か
らの信号、スロットルバルブ26の開度を検出するスロ
ットルポジションセンサ23からの信号、吸気温を検出
する吸気温センサ24からの信号、およびクラッチ10
より出力側における動力伝達系の回転により車速を検出
する車速センサ16からの信号が入力されており、これ
らの入力信号に基づいてスロットルアクチュエータ25
および電磁制御弁13へ作動信号を出力する。電磁制御
弁13はクラッチ作動シリンダ11への油圧供給を制御
してクラッチ10の断続を制御するものであり、アキュ
ムレータ14を介して電動ポンプ15から送られた油圧
は電磁制御弁13によりクラッチ作動シリンダ11に給
排され、ロッド11aを図中左右いずれかへ動かし、レ
バー12を介してクラッチ10の断続を行なわせるよう
になっている。
第2図は本走行制御装置により走行制御を行なった場合
の車速、エンジン回転等の経時変化を示すグラフである
。このグラフではA時点においてクルーズコントロール
スイッチ30aがONになったときの変化を示しており
、このときの車速■に対し、走行制御を行なう車速範囲
の上限値(V+Δ■)および下限値(V+ΔV)が定め
られ、まずこの状態からエンジンスロットル開度が徐々
に開けられ車速が上限値(V+ΔV)に達するまで緩加
速がなされる。車速が上限値に達すると(B時点)、ク
ラッチ10がOFFにされ同時にスロットル開度は全閉
にされてエンジン回転はアイドリング回転まで低下し、
この状態のまま惰性走行される。惰性走行中は走行抵抗
等により車速か徐々に低下し、この車速が下限値(V+
ΔV)に達するとくC時点)、クラッチ10が再びON
となり、スロットル開度もエンジン回転がこの下限値の
車速とマツチする早さまで上げられる。この後、再びス
ロットル開度が徐々に開けられ、車速が上限値に達する
まで緩加速が行なわれる。
第3図はコンピュータユニット30の構成を示すブロッ
ク図で、コンピュータユニット30は走行切換制御ブロ
ック31.エコノミークルーズ制′ 御ブロック32.
オートクルーズ制御ブロック33、通常走行制御ブロッ
ク34.スロットル開度制御ブロック35およびクラッ
チ制御ブロック36からなる。
走行切換制御ブロック31には入ツノライン31a〜3
1fおよび出力ライン310〜31kが接続する。入力
ライン31aからはブレーキスイッチ2からのブレーキ
信号BR8Wが、入力ライン31bからはクラッチの作
動を検出するクラッチスイッチからのクラッチ信号CL
SWが、入力ライン31Cからはクルーズスイッチから
のクルーズ信号AC8Wが、入力ライン31dからはク
ルーズ方法スイッチからのクルーズ方法信号ECMOD
が、入力ライン31eからは車速セットスイッチからの
設定信@VSSWが、入力ライン31fからは車速セン
サ16からの車速信号■Sがそれぞれ入力される。なお
、クルーズスイッチは通常走行と定速走行との切換えを
行なうスイッチで、クルーズ方法スイッチは定速走行が
選択された時に、従来の定速走行(以下、オートクルー
ズという)と本発明による緩加速と惰性走行とを繰り返
す定速走行(以下、エコノミークルーズという)との切
換えを行なうスイッチで、車速セットスイッチは定速走
行の車速を設定するためのスイッチであり、これらによ
り第1図のクルーズコントロールスイッチ30aが構成
される。
出力ライン31Qからはクラッチ制御ブロック36にク
ラッチ操作許可信号CL U T CHを出力し、出力
ライン31hからはスロットル開度制御ブロック35に
スロットル開度制御許可信号TH8Wを出力する。クラ
ッチ操作許可信号CLUTCHはON・OFF信号であ
り、ON信号が出力されているときにのみエコノミーク
ルーズ制御ブロック32からの出力ライン32dのクラ
ッチ制御信号CLBをクラッチ制御ブロック36に入力
させるようにするものである。スロットル開度制御許可
信号TH8Wは1.2.3の3種の信号があり、信号1
のときはライン32cを介してエコノミークルーズ制御
ブロック32からの信号THB1を、信号2のときはラ
イン33Cを介してオートクルーズ制御ブロックからの
信号TH82を、信号3のときはライン34bを介して
通常制御ブロック34からの信号TH83をそれぞれス
ロットル開度制御ブロック35に入力させる。
出力ライン31iからは、オートクルーズ用の設定車速
信@ V S Sがオートクルーズ制御ブロック33へ
出力され、出力ライン31jおよび31kからはエコノ
ミークルーズ用の車速の上限値信号VSHおよび下限値
信号VSLがエコノミークルーズ制御ブロック32へ出
力される。出力ライン311からはモード信号MODが
エコノミークルーズ制御ブロック32.オートクルーズ
制御ブロック33および通常走行制御ブロック34へ出
力される。モード信号MODは、1,2.3の3種の信
号があり、これらの信号により上記3つの制御ブロック
32,33.34のうちのいずれか1つのみを選択作動
させる。
エコノミークルーズ制御ブロック32には、上記ライン
31 i、311からの信号に加えて、入力ライン32
aからのエンジンスピード信号NEおよびライン32b
からの車速信号■Sが入力され、これらに基づき、ライ
ン32Cからスロットル開度制御ブロック35ヘスロツ
トル制御信号THBIを、ライン32dからクラッチ制
御ブロック36へクラッチ制御信号CLBを出力する。
オートクルーズ制御ブロック33へはモード信号MOD
に加えて、ライン33aを介して車速信号vSが、ライ
ン33bを介してアクセル開度信号ACPが入力され、
ライン33Cからスロットル開度制御ブロック35ヘス
ロツトル制御信号TH82が出力される。通常走行制御
ブロック34へはモード信号MODに加えて、ライン3
4aを介してアクセル開度信号ACPが入力され、ライ
ン34bからスロットル開度制御ブロック35ヘスロツ
トル制御信号THB3が出力される。
一方、スロットル開度制御ブロック35からはライン3
5aを介してスロットルアクチュエータ25へその作動
信号を出力してスロットルバルブ26を作動させ、クラ
ッチ制御ブロック36からはライン36aを介して電磁
制御弁13へ作動信号を出力してクラッチ作動シリンダ
11およびレバー12を介してクラッチの作動をざUる
ようになっている。
以上のように構成したコンピュータユニット30の制御
作動を以下に示すフローチャートにより説明する。
第4図は走行切換制御ブロック31における制御を示す
フローチャートで、ステップS1から開始してステップ
S2において20m5タイマを起動させ、以下20m5
毎に本フローを繰り返すようになし、次いでステップS
3においてブレーキ信号BR8WがONか否かを判定す
る。これがONのとき、すなわちブレーキが踏まれてい
るときにはステップ818.S19に進み、設定車速信
号VSS1上限および下限値信号VSH,VSLを零に
し、モード信号MODおよびスロットル開度制御許可信
号TH8Wを3にし、クラッチ操作許可信号CLLIT
CHをOFFにして、通常走行制御を行なわせる。ブレ
ーキが作動していない時はステップS4に進みクラッチ
信号CLSWがONが否かを判定し、ONのときはステ
ップsis、’819に進んで通常走行制御に移行させ
、一方、OFFのときはステップS5に進んでリセット
スイッチがONにされたか否かを判定し、ONのときに
はフラグ2を零にする。このリセットスイッチは惰性走
行中にエンジンが停止してクラッチを接続してオートク
ルーズ制御に移行した場合に、これを再びエコノミーク
ルーズに復帰させるためのもので、このスイッチがON
にされたときにフラグ2を零にすることにより再びエコ
ノミークルーズ制御を行なわせる。次いで、ステップS
7に進みクルーズ信@ A CS WがONか否かを判
定し、OFFのときはステップsis、S19に進んで
通常走行制御に移行させ、ONのときはステップS8に
進んで車速が40KIR/H以上か否かを判定する。オ
ートクルーズ、エコノミークルーズ共に車速が407m
/H以上のときにのみこれを行なうようにしているため
、車速か40Ka/H以下のときはステップ818.8
19に進む。車速が40fa/H以上のときはステップ
S9に進んで設定信号vsswがONか否かを判定し、
OFFのときはステップ811に進んで設定車速信号v
SSが零より大きいか否か判定する。これは設定信号V
SSWはトリガ信号でしかなく、定速走行の車速設定は
設定信号vsswが送られたときに設定されると、以後
、設定信号vsswがOFFになってもそのまま維持さ
れるようになっているためであり、設定信号vsswが
OFFであっても設定車速信号vSSに所定値が記憶さ
れている限り定速走行を続行させるものである。このた
め、設定車速信号が零のときにはステップ818へ進ん
で通常走行制御に移行させvss>oのとぎにはステッ
プ813へ進む。
一方、設定信号vsswがONのときにはステップS1
0に進み、設定車速信号VSSとして実車速■Sもしく
は100KII/Hのいずれか小さい方を記憶しくこれ
は、100KIR/H以上の定速走行は安全等のため行
なわせないようなするものである)、上限値信号として
この設定車速信号vSSに5b/Hを加えた値を記憶し
、下限値信号として設定車速信号vSSから51fa/
Hを減じた値もしくは40fa/Hのいずれか大きい方
を記憶する(これは、40&/H以下の定速走行は安定
性の点から好ましくないためである)。次いで、設定車
速信号vSSが40KIR/H以上か否か確認し、40
7に/H以下のときはステップ818へ進み、407に
/H以上のときはフラグ2に1が立っているか否かを判
定する。フラグ2に1が立つということは、惰性走行中
にエンジンが停止しクラッチを接続させていることを意
味し、このときにはオートクルーズモードになるのでス
テップ816に進みモード信号MODを“2″にしてオ
ートクルーズ制御ブロック33を作動させ、スロットル
開度制御許可信号TH8Wを°゛2″にするとともにク
ラッチ操作許可信号CLLJTCHをOFFにする。一
方、フラグ2に1が立っていないときは、クルーズ方法
信号ECMODがONか否かを判定する。このクルーズ
方法信号ECMODがOFFということはオートクルー
ズが選択されていることを意味し、この場合はステップ
S16に進み、上記と同様にしてオートクルーズ制御を
行なわせ、この信号ECMODがONのときにはステッ
プS15に進み、モード信号MODをrL 111にし
てエコノミークルーズ制御ブロック32を作動させ、ス
ロットル開度制御許可信号TH8Wを“1″にするとと
もに、クラッチ操作許可信号CLUTCHをONにする
ステップS15.S16もしくは819が完了するとス
テップ8817に進み、20m5の経過を待ってフロー
の最初へ戻り、以後、20m5毎に本フローを繰り返す
第5図はオートクルーズ制御ブロック33におけるtl
Jmを示すフローチャートで、ステップS31から開始
してステップ332において100m5タイマを起動さ
せ、以下、100m5毎に本フローを繰り返す。次いで
、ステップ333においてモード信号MODが“2°′
か否か判定し、これが2″のときにのみ次のステップ8
34へ進む。
すなわち、本フローはモード信号MODがII 2 I
+以外のときには実質的に作動しない。ステップS34
においては設定車速信号VSSから車速信号■Sを減じ
た値、すなわち設定車速と実車速の差に相当する値を比
例値VSPとして記憶し、実車速vSから前回のフロー
での車速VLAST (本フローは100m5毎に繰り
返されるので100rrr3前の時点の車速)を減じた
値を微分値VSDとして記憶し、前記比例1i1VsP
の値に応じて1゜Oもしくは−1を積分値VSIとして
記憶する。
積分値VSIは、比例値VSPが2以上のときは1″で
、比例値VSPが2以下で一2以上のときは0′″で、
−2以下のときば°“−1パとなる値で、これにより実
車速が設定車速から2 b / l−1以上離れている
ときは、より急速に設定車速へ近ずけさせるようにして
いる。
次いで、ステップ835において上記比例値VSP、微
分値VSO,積分値VSIにそれぞれ所定係数Kp、 
Kd、 K+を乗じたのち、演算(VSPXKp−VS
DXKd−K i )を行ない、これをスロットル開度
修正値THDとして求める。
ステップS36においては、この修正値THDによりス
ロットル制御信号TH32を修正し、車速を設定車速へ
近ずけるためのスロットル制御信号TH82を得る。さ
らに、この制御信号TH82はスロットル開度の全閉(
開度0°)から全開く開度80”)の間になければなら
ないので、ステップ837において、信号T HB 2
が80°以上のときはこれを80°にし、01以下のと
きはこれをOoにする。さらに、ステップ838におい
て現時点の車速をVLASTとして記憶し、ステップ8
39においてアクセル開度信号ACPから算出したスロ
ットルバルブ開度FN2 (ACP)を実スロツトル開
度信号TH828として記憶する。次に、ステップ34
0においてスロットル制御信号TH82としてステップ
834〜S37で算出した信号TH82と実スロツトル
開度信号THB2Bとの大きい方を選択する。これは定
速走行中に運転者が加速させようとしてアクセルペダル
を踏んだような場合にはこれに応じてざらにスロットル
開度を大きくして、加速を行なうことができるようにす
るものである。この後、100m5の経過を持ってフロ
ーの最初に戻り、以後100m5毎に本フローを繰り返
す。
第6図はエコノミークルーズ制御ブロック32における
制御を示すフローチャートで、本フローはステップS5
1から開始してステップ852においてモードメモリM
ODMを零にして初期化を行ない、次いでステップ85
3において20mSタイマを起動させ、以下20m5毎
に本フローを繰り返すようになす。まず、ステップS5
4においてモード信号MODに1″が入力されているか
否かを判定し、これが゛1″以外のときはステップ87
5.876に進んでクラッチ制御信号CLBをONにし
、スロットル制御信号TH81を零にする。なお、本フ
ローがなされるのはモード信号MODが“1″のときで
あるため、ステップ854の判定はノイズ等に対する安
全のためのものであると言える。
次に、ステップ855においてエンジンスピード信号N
Eがエンスト判定回転信号NFLより小さいか否かを判
定し、エンストの有無を判定する。
そして、エンスト判定回転信号NFLより小さいとき、
すなわちエンスト状態のときはフラグ1に“1″を立て
、NFLより大きいとき、すなわちエンスト状態でない
ときはフラグ1に“0″を立てる。その後、ステップ8
58においてモードメモリMODMが“1″か否かを判
定し、“1″でないときはステップ859に進み加速モ
ード信号に1′”を入れ、下限値信号VSLに基づいて
車速下限値を得るためのエンジンスピードをギヤ比等に
より演算する関数FN (VSL)からこの下限エンジ
ンスピード信@NEMを求めこれを記憶しステップ86
0に進む。一方、モードメモリMODMが“1″のとき
はそのままステップ860に進み、モード信号MODの
値をモードメモリMODMに記憶させるが、これは本フ
ローの第1回目においてステップS59のセットを行な
えば、第2回目以降のフローにおいてはモードメモリM
ODMが1である限りこのセットを繰り返す必要がない
ためである。
次いで、ステップS61に進んで加速モード信号ACC
が“1″か否かを判定する。この加速モード信号ACC
はエコノミークルーズにおける緩加速状態と惰性走行状
態とを区別する信号で1″のときは緩加速状態で、“0
”のときは惰性走行状態であることを示す。なお、ステ
ップS59で加速モード信号ACCに1″を入れるが、
これはエコノミーモードが選定されると、まずその設定
車速の上限値まで緩加速を行なわせるためである。
加速モード信号ACCが1°′のときはステップ862
に進み、車速信号VSが上限値信号vSHより大きいか
否かを判定し、これがVSHより小さいとき、すなわち
車速がまだ上限値に達していないときは車速とスロット
ル開度との関係から現在の車速に対して緩加速を行なう
ために必要なスロットル開度を求める関数FN2 (V
S)から所定のスロットル制御信号TH81を求める。
一方、車速が上限値に達して車速信号VSが上限値信号
VSHより大きいか、もしくはこれに等しくなったとき
には、ステップ863〜865を行ない、スロットル制
御信号THB1を0″にし、クラッチ制御信号CLBを
OFFにし、加速モード信号ACCを′0′″にして、
惰性走行に移行する。
一方、ステップ361において加速モード信号ACCが
0″である、すなわち惰性走行状態であると判定される
と、ステップS67に進み車速信号vSが下限値信号V
SLより小さいか否かが判定される。下限値信号VSL
より大きい場合は、そのまま惰性走行状態を継続させ、
下限値信号■SLと等しいか、もしくはこれより大きい
場合はステップ868〜870に進み、スロットル制御
信号TH81にスロットル開度を所定量だけ開ける信号
αを入力し、このときのエンジンスピード信号NEとス
テップ859において算出した下限エンジンスピード信
号NEMとの差NE1を算出し、この差NE1の絶゛対
値が所定微少値βより小さいか否か判定する。差NE1
がβより大きい場合は、信号αを微少量Δαだけ増加さ
せ、ステップ868〜870を繰り返す。すなわち、こ
れによ・リエンジン回転が設定車速の下限値に相当する
回転に達するまで滑らかにスロットルバルブを開放する
もので、この後ステップ872〜874を行ない、クラ
ッチ制御信号をONにし、現行車速に対して緩加速を行
なうために必要なスロットル開度を求める関数FN2 
(VS)から所定のスロットル制御信号TH81を求め
、加速モード信号を1°゛にする。
以上のフローの後、ステップ877において20m5の
経過を待ってステップ853に戻り、以下20m5毎に
本フローを繰り返す。
第7図は通常走行制御ブロック34における制御を示す
フローチャートで、ステップS90からスタートし、ス
テップ391においてモード信号MODが“3″か否か
を判定する。モード信号MODが3′′でないときは本
フローによる制御は不要なのでスロットル制御信号TH
83を零にして本フローを終了する。一方、モード信号
MODが3″のときは、ステップS93においてアクセ
ル開度信号ACPに応じて必要なスロットル制御信号を
求める関数FN2 (ACP)からスロットル制御信号
THB3を求め、本フローを終了する。第8図は、スロ
ットル開度制御ブロック35における制御を示すフロー
チャートで、ステップ8101から開始してステップ5
102において20m5タイマを起動させ、次いでステ
ップ8103〜5107においてスロットル開度制御許
可信号TH3Wが“11I 、  11211 、 1
1311のいずれであるか判定するとともに、TH8W
=1のときはスロットル制御信号THB1をアクチュエ
ータ信号T I−to B jとして記憶させ、TH8
W−2のときはTH82をアクチュエータ信号Tf(O
Bjとして記憶させ、TH8W−3のときはTHB3を
アクチュエータ信号THOB jとして記憶させる。次
に、ステップ8108においてアクチュエータ信号TH
OB jをアクチュエータ25に出力し、この信号TH
OBjで定まる開度になるようにスロットルバルブ26
を開閉制御する。この後、ステップ5109において2
0m5の経過を待ち、以下20m5毎に本フローを繰り
返す。
第9図は、クラッチ制御ブロック36における制御を示
すフローチャートで、本フローはステップ5121から
開始し、ステップ5122においてクラッチ操作許可信
号CLLJTCHがONか否か、すなわちエコノミーク
ルーズか否かを判定する。エコノミークルーズでないと
ぎはステップ8131に進んで、クラッチアクチュエー
タ13をOFFにしてクラッチを接続させ本フローは終
了する。一方、許可信号CLUTCHがONのとぎには
、ステップ5123に進みフラグ1が“1′′か否か、
すなわち、エンスト状態か否かを判定する。フラグ1が
′O″でエンスト状態でないときはステップ8130に
進みクラッチ制御信号CLBがONか否かを判定し、こ
の信号CLBがOFFのときは惰性走行状態でありアク
チュエータ13をONにしてクラッチを切断させ、信号
CLBがONのときは緩加速状態でありクラッチアクチ
ュエータ13をOFFにしてクラッチを接続させる。
一方、ステップ5123においてフラグ1が“1″でエ
ンスト状態であると判定されたときはステップ8124
〜8128を行なう、すなわち、クラッチアクチュエー
タ13を徐々にOFF (クラッチを接続)する動作と
これを停止保持する動作を100m5毎に繰り返し、ク
ラッチを滑らかに接続させる。これにより、エンスト状
態であるため、エンジン出力軸に繋がるクラッチ入力軸
回転が零であるのに対し、クラッチ出力軸回転が車速に
応じた回転を有する場合であっても、クラッチを滑らか
に接続させ、接続時に減速ショックやタイヤのスリップ
等が生じないようにするものである。ステップ8124
〜8128のフローが5秒間繰り返された後(この5秒
間経過までにクラッチは完全に接続される)、フラグ2
に1″を立ててエコノミークルーズからオートクルーズ
に移行させて本フローを終了する。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によればエコノミークルー
ズを選択した場合には車速の所定範囲内において緩加速
と惰性走行を繰り返すことにより、比較的低燃費の定速
走行を実現させることができ、さらに、惰性走行中にエ
ンストを起こした場合においても直ちにクラッチを接続
するようにしているので、エンジンの吸気負圧をブレー
キ操作アシストとして用いている場合でのアシスト力の
低下を防止することや、パワーステアリング用油圧の低
下を防止することができ、安全性を向上させることがで
きる。なお、上記クラッチの接続を行なわせる際には、
この接続が滑らかに行なわれるようにして、クラッチ接
続時の減速ショックおよびタイヤのスリップ等の防止を
図るようにするのが好ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る走行制御装置の全体構成を示す概
略図、 第2図は上記走行制御装置による走行制御を行なった場
合の車速、エンジン回転等の経時変化を示すグラフ、 第3図は上記走行制御装置に用いる]ンビュータユニッ
トの構成を示すブロック図、 第4図から第9図は上記コンピュータユニットの各制御
ブロックでの制御内容を示すフローチャートで、第4図
は走行切換制御ブロック、第5図はオートクルーズ制御
ブロック第6図はエコノミークルーズ制御ブロック、第
7図は通常走行制御ブロック、第8図はスロットル開度
制御ブロック、第9図はクラッチ制御ブロックでの制御
を示す。 1・・・ブレーキペダル  3・・・アクセルペダル1
0・・・クラッチ 11・・・クラッチ操作シリンダ 13・・・電磁制御弁   16・・・車速センサ22
・・・水温センサ 25・・・スロットルアクチュエータ 26・・・スロットルバルブ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 外部から入力される設定車速信号に基づいてエンジンの
    出力を制御し、車速を前記設定車速近傍の一定範囲内に
    維持して定速走行を行なわせる走行制御装置を有する車
    両において、 定速走行条件が生じているか否かを検出する定速走行条
    件検出手段と、 定速走行条件が生じて定速走行が行なわれる際に、前記
    設定車速を基準に前記一定範囲での車速の上限値および
    下限値を設定する上下限車速設定手段と、 該下限値から該上限値に車速が達するまで前記エンジン
    への燃料供給量の制御により緩加速走行を行なわせる緩
    加速手段と、 車速が前記上限値に達したときに、エンジンから車輪へ
    の駆動力伝達を切断して車速が前記下限値に達するまで
    惰性走行を行なわせる惰性走行手段と、 該惰性走行中におけるエンジンの停止の有無を検出する
    エンジン停止検出手段と、 該エンジン停止検出手段によりエンジンの停止が検出さ
    れたときには、車速に拘らずエンジンから車輪への駆動
    力伝達を接続する補助接続手段とを、有することを特徴
    とする車両の走行制御装置。
JP12014785A 1985-06-03 1985-06-03 車両の走行制御装置 Granted JPS61278429A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0867174A (ja) * 1994-08-31 1996-03-12 Suzuki Motor Corp エンジンの制御装置
JPH09503975A (ja) * 1993-10-01 1997-04-22 ヴォラッド セイフティ システムズ、インコーポレーテッド 自律的走行制御

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09503975A (ja) * 1993-10-01 1997-04-22 ヴォラッド セイフティ システムズ、インコーポレーテッド 自律的走行制御
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