JPS61248708A - フレネルレンズの製造方法 - Google Patents

フレネルレンズの製造方法

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JPS61248708A
JPS61248708A JP8890485A JP8890485A JPS61248708A JP S61248708 A JPS61248708 A JP S61248708A JP 8890485 A JP8890485 A JP 8890485A JP 8890485 A JP8890485 A JP 8890485A JP S61248708 A JPS61248708 A JP S61248708A
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JP
Japan
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mold
photopolymer
acrylic plate
fresnel lens
valve
Prior art date
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Application number
JP8890485A
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English (en)
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JPH0343045B2 (ja
Inventor
Noriaki Kaneko
金子 典章
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プロジェクションテレビジョン、太陽光の集
光用等として使用される表面にリング状の波形を形成し
たフレネルレンズの製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来のフレネルレンズの製造方法としては、溶融したプ
ラスチックを金型内に射出して成型するインジェクショ
ン成型、又はプラスチック板を金型で加熱加圧して成型
するコンプレッション成型が使用されていた。
第3図、第4図にインジェクション成型に使用される金
型を示す。
の金型、フレネルレンズの形の空洞10の一側に、プラ
スチックが流入するためのゲート11とランナー12が
設けられている。
フレネルレンズの金型は、フレネルレンズの中心が光線
の重要な透過路になっているため、この部分にゲート1
1を設けると、この部分の光線の透過が乱れてしまうた
め、空洞10の一例にゲート11が設けられるのが普通
である。
このインジェクション成型のショットサイクルは1〜2
分程度であるため、生産性が高い利点がある。
又、コンプレッション成型は、金型内にヒータと冷却装
置が設けられていて、アクリルキャスト板を上下の金型
間に挟み、加熱しながら加圧してアクリルキャスト板の
表面をフレネルレンズの波形に変形させ、次に金型を冷
却してアクリルキャスト板を硬化させた後にこれを取り
出すものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
インジェクション成型においては、前述のようにゲート
11が空洞10の一側に設けられるため、ゲート11か
ら空洞10の反対側に至る間にプラスチックが冷えるた
め流動性が悪くなり、金型の転写性が劣化してしまう。
これに対応すべくプラスチック温度を高くすると冷却時
の収縮が太き(なり、従って射出圧を高めなければなら
ない。
同時に、プラスチックの流動による配向歪が生じて光の
複屈折が生じ、フレネルレンズとしての特性が劣化して
しまう。
更に、生産性を高めるために、第4図のような2個取り
等、金型を多数個取りとすると射出成型機も大型のもの
が必要となり、設備費が高価となってしまう。
これ等の諸点からして、インジェクション成型のフレネ
ルレンズは玩具等のフレネルレンズの特性を重視しない
ものにしか使用されながった。
又、コンプレッション成型では、金型の加熱と冷却によ
って比較的に良特性のフレネルレンズが作られるが、加
熱と冷却を必要とするためにショットサイクルが長くな
り、通常1シヨツトに30〜40分を必要とする。
同時に、加熱、加圧による金型の浸蝕が著るしく、型寿
命が短いために消却費が高価となり、従って高コストで
ある欠点があった。
〔発明の目的〕
本発明は、従来のフレネルレンズの製造方法の前述の欠
点を除去し、形状精度が高く、表面粗度が細密で、しか
も低いコストで大型のフレネルレンズが得られる製造方
法を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は、前述の目的を達成するために、型と紫外線等
の放射線を透過する基体薄板との間に放射線硬化樹脂(
以下フォトポリマという)を充填した後フォトポリマを
吸引して型の突部に基体薄板を近接させ、次に放射線を
照射してフォトポリマを硬化させることを要旨とするも
のである。
〔発明の実施例〕
以下に、本発明の一実施例を図面について説明する。
■は表面にフレネルレンズの波形に対応する波形を形成
した金型、2は柔軟性を有し、紫外線を透過するアクリ
ル板、3はフォトポリマの送出と閉鎖をする充填側のバ
ルブ、4はフォトポリマを吸引する吸引側のバルブ、5
はこれ等のバルブ3゜4に接続された金型本体、6はフ
ォトポリマが溜められるトラップ、7は真空ポンプであ
る。
金型1とアクリル板2の間には適宜の数鶴程度の間隙が
あるように、金型本体5にアクリル板2がセットされ、
バルブ3を開いてこの間隙にフォトポリマを充填する。
次に、バルブ3を閉じてバルブ4を開き、真空ポンプ7
の力でフォトポリマを吸引すると、フォトポリマの一部
はトラップ6に排出され、第2図・(alに示すように
アクリル板2はその柔軟性で金型1の突出部に接近する
更に、その吸引を継続すれば、金型1の波型の部分にの
みフォトポリマが残存する第2図(blの状態となるの
で、この状態で金型1を押し上げれば同図(C)のよう
にアクリル板2は平面に戻り、金型1の波形にフォトポ
リマが残存する状態となる。
この状態で、アクリル板2の上面から紫外線を照射し、
フォトポリマを硬化させれば、アクリル板2の表面に硬
化したフォトポリマの波形が形成されたフレネルレンズ
が形成される。
このフレネルレンズを金型1から剥離して取り出し、ア
クリル板2の外形をフレネルレンズの形に切断してフレ
ネルレンズが完成する。
〔発明の効果〕
本発明は叙上のように、フォトポリマの流動性を利用し
て、フレネルレンズの波形部分をこのフォトポリマで形
成するので、フレネルレンズの波形は精密に、且つ細密
な表面粗度で転写され、高性能なフレネルレンズが得ら
れる。
そして、従来のコンプレッション成型法のような金型に
対する加熱、加圧がないから金型に対する浸蝕が這かに
少く、型寿命が長くなり、その消却が著しく減少するの
で、コストが引き下げられる。
又、フォトポリマーを吸引排出することで基体薄板をフ
レネルレンズの型に接触する程度に近接させるので、フ
ォトポリマ一層の厚さが均一になる。更にフォトポリマ
一層はフレネルレンズの波形部だけなので、他のフォト
ポリマーを使用するフレネルレンズの製造方法に比して
硬化後の歪が少ない。又最初に金型と基材薄板間にフォ
トポリマーを完全に充てんするので、フォトポリマ一層
に気泡の残る可能性は極めて少ない等の特長を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に使用される製造装置の一例を示す縦断
面図、第2図(a) 、 (b) 、 (C)はその過
程を示す説明図、第3図、第4図は従来のインジエクシ
シン型の平面図である。 l・・・金型、2・・・アクリル板、3,4・・・バル
ブ、5・・・金型本体、6・・・トラップ、7・・・真
空ポンプ。 特 許 出 願 人  パイオニア株式会社第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. フレネルレンズの型と、紫外線等の放射線を透過する基
    体薄板との間に空隙のある密閉空間を形成し、この空間
    に放射線の照射で硬化する放射線硬化樹脂を充填した後
    に、この放射線硬化樹脂を吸引して基体薄板を型の突出
    部に近接させ、次に放射線を照射して放射線硬化樹脂を
    硬化させ、基体薄板の表面に放射線硬化樹脂によるフレ
    ネルレンズの波形を形成することを特徴とするフレネル
    レンズの製造方法。
JP8890485A 1985-04-26 1985-04-26 フレネルレンズの製造方法 Granted JPS61248708A (ja)

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JP8890485A JPS61248708A (ja) 1985-04-26 1985-04-26 フレネルレンズの製造方法

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JP8890485A JPS61248708A (ja) 1985-04-26 1985-04-26 フレネルレンズの製造方法

Publications (2)

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JPS61248708A true JPS61248708A (ja) 1986-11-06
JPH0343045B2 JPH0343045B2 (ja) 1991-07-01

Family

ID=13955933

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JP (1) JPS61248708A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7799844B2 (en) 2003-11-07 2010-09-21 Toagosei Co., Ltd. Active energy beam-curable composition for optical material

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7799844B2 (en) 2003-11-07 2010-09-21 Toagosei Co., Ltd. Active energy beam-curable composition for optical material

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JPH0343045B2 (ja) 1991-07-01

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