JPS61246746A - 反転写真要素 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、反転像を形成するの九適した改良された写真
要素に関する０本発明は、さらに詳しく述べると、Ｒｃ
低１つの乳剤層中に平板状ハロ沃化物粒子を含有してｂ
る反転ハｃ１ダン化銀写真要素に関する。

〔従来の技術〕

―ハロ沃化銀′なる語は、この技術分野においてｇ職さ
れている用法で用いられており、そして沃化物イオンな
らびに塩化物及び臭化物イオンの最低１つと組み合わせ
て銀イオンを含有しているへロｒン化銀粒子を指してい
る０１反転写真要２”なる語は、観察のための写真儂を
形成する九めのものであって、像露光及び現像によりて
被観察画像のネがを形成し、引き続いて均−露光及び（
又は）残留ハｏｆン化銀の力！す生成、そして処理を行
ない、よりて、第２の可視像を形成するような写真要素
を指している０反転写真要素の典型的な一例として、カ
ラースライド、例えばコダクローム（Ｋｏｄａｃｈｒｏ
ｒｎｅ　）＠及びエフタフローム（Ｅｋｔａｃｈｒｏｒ
ｎｅ　）■から作られたものをあげることができる。圧
倒的に多数の用途において、上記の第１の画像はネがで
あり、そして瀉２の画像はデジである。米国特許第４，
０８２，５５３号は、カブらされたハロダン化釧粒子を
僅かな割合で混入することによって変性せしめられたハ
ロ沃化銀粒子を含有している通常のタイグの反転写真要
素全開示している。さらに、ドイツ国特許出願公開公報
第３，４０２，８４０号は、上記し之米国特許第４．０
８２，５５３号ＩＣ同様であるというものの、０．３μ
ｍよりも大及びそれよりも小であるものとして表わすこ
とのできる両便形成性ハロダン化銀粒子を記載しており
、また、かかる出願の場合、カブらされたへロｒン化銀
粒子あるいはそれらの金属又は金属硫化物に加えて、低
溶解度の銀塩を形成することが可能な有機の化合物全追
加的に必要としている。

高アスイクト比平板状粒子ハロ沃化銀乳剤は、種々の写
真的長所、例えば感度（スピード）−粒状度関係におけ
る改良１画像鮮鋭度の向上、そしてマイナス青記録乳剤
層の青感度の低下をも九らすものであると認識されてい
る０高アスペクト比平板状粒子八口沃化銀乳剤の反射写
真要素における使用は、例えば、　Ｒｅ５ｅａｒｃｈ　
Ｄｉｓｅｌｏｓｕｒｅ。

ｖｏｌ、２２５．１９８３年１月、　Ｉｔｅｍ　２２５
３４：千して米国特許第４，４３４．２２６号、同第４
．４３９，５２０号、同第４，４３３，０４８号、同第
４．４００，４６３号及び同第４．４３５，５０１号に
記載されている。なお、上記のＲｅｓ＠ａｒｃｈＤ１ｍ
ｃｌｏａｕｒａは、下記の出版社の刊行物である：Ｋｅ
ｎｎｅｔｈ　　Ｍａｓｏｎ　　Ｐｕｂｌｉｃａｔｉｏｎ
、　　Ｌｔｄ、、　　ＴｈｅＯｌｄ　Ｈａｒｂｏｕｒｍ
ａｓｔ＠ｒ’ｓ、　８　Ｎｏｒｔｈ　Ｓｔｒ＊ｅｔ＋Ｅ
ｍｓｗｏｒｔｈｓ　！（ａｍｐｓｈｉｒ＠Ｐｏ１ｏ　７
ＤＤ、　Ｅｎｇｌａｎｄ。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明の１つの目的は、支持体と、該支持体上ＶＣ？！
ｉ布された少なくとも１つの両便記録乳剤層とをＭして
いて、前記乳剤層が１分散媒と％０．５μｍ未満の厚さ
、最低０，６μｍの直径及び８；１よシも大である平均
アスペクト比を有するものでありて前記乳剤層の全粒子
投映面積の最低３５％を占めている感放射線平板状ハロ
沃化銀粒子のブレンドとからなるような、反転像を形成
可能なかつ高められた反転閾値感度（ｒ＠ｖｅｒｓａｌ
　ｔｈｒｅｓｈｏｌｄ　５ｐｅｅｄ）を呈示する写真要
素を提供することにある。本発明の別の目的は、上記し
たような反転写真要素でありて１反転偉忙おける足部濃
度の低下ならびに最大濃度及びコントラストの増加を呈
示するものを提供することにある・ 〔問題点を解決するための手段〕 上記し九目的は、本発明によれば、沃化銀よりも大きな
溶解性を有している銀塩から本質的になる比較的に微細
な粒子を感放射線平板状ハロ沃化銀粒子と混合して存在
させかつ、その際、前記微細な粒子を反転像形成を改良
するのに十分な＠度となすことを特徴とする改良によっ
て達成することができる＠ 沃化銀よりも溶解性が大である銀塩から本質的になる比
較的に微細な粒子を平板状ノ・口沃化銀粒子を含有する
層に添加した場合、反転像形成プロセスにおける利点を
組み合わせてもたらし得るといりとｋがりい出された。

反転写真要素の反転開催感度を向上させることができる
や同時に１反転像の足部濃度の低下ならびに最大濃度及
びコントラストの増加を観察することができる。

本発明は、すなわち９反転像形成プロセスにおいて有用
なへロｒン化銀写真要素における改良に係る＠これらの
写真要素は、支持体と、支持体上に塗布された１つもし
くはそれ以上の画償記録ハロｒン化銀乳剤層とからなっ
ている。両便記録乳剤層の少なくとも１つは１分散媒、
そして沃化銀よりも溶解性が大である銀塩からなる比較
的に微細な粒子と混合した感放射線平板状ハロ沃化銀粒
子を含有している。

平板状粒子は１本願明細書において、２つの実質的に平
行な結晶面′ｆ！：有していて、これらの結晶面のそれ
ぞれが粒子の他の単結晶面のいずれよりも明確に長いよ
うな粒子として定義することができる０本発明の反転写
真要素の１つもしくはそれ以上の層を形成する九めに粒
子ブレンドの乳剤層中において用いられる平板状粒子は
１本発明によれば、０．５肉未満の厚さ及び最低０．６
ｍの１ｌｉＩ径を有する平板状粒子が８：１よりも大き
な平均ア　“スイクト比を有しかつ該粒子が存在する粒
子ブレンドの乳剤層の全粒子投映面積の最低３５チを占
めるような方向で１選択することができるＯ本発明に求
められている要件を満九す粒子ブレンドの乳剤層を調製
するため、感放射線高アスペクト比平板状粒子乳剤を比
較的に微細な第２の粒子群とブレンド（混合）すること
が好都合な１方法としである０ここで１Ｍ高アスイクト
比平板状粒子乳剤“なる語は、０．３μｍの厚さ及び最
低０．６μｍの直径１ｋＭする平板状ノーロダン化銀粒
子が８＝１よりも大きな平均アスイクト比を有しかつか
かる粒子が該乳剤中に存在する粒子の全投映面積の最低
５０チを占めることを必須とするもの。

として定義することができるＯこの語は、したがって、
先に引用し九平板状粒子乳剤に係る特許のなかでこの語
に用いられている定義に一致させて定義することができ
る０ 一般的に、０．３μｍの厚を有する平板状粒子がＭ用で
ある０緑色光あるいは赤色光に対立させて青色光を記録
する九めに乳剤Ｉ−を使用することを意図している場合
、平板状粒子の厚さ基準１ｆｃｏ、ｓ句未満まで、Ｏ，
：３繍未満の代りに、増大させるのが有利である０平板
状粒子の厚さにおけるとのよりな増大は、拡大を行なう
ことなく反転儂を観察するような用途や粒状度がさほど
重要でないケースにおいてもまた推奨される。しかし１
反転倫の形成の場合、上述のような用途やケースは比較
的Ｋまれであり、反転償を投影して観察するのが最も一
般的である０平板状粒子乳剤であって、それらの乳剤の
平板状粒子が青色光記録が意図された０、５μｍ未満の
厚さを有しているものは１例えば、先に引用した米国特
許第４，４３９，５２０号におｈて開示されている◎ ０．３Ａ１１の厚さ及び０．６μｍの直径の基準を満た
す平板状粒子が高アスペクト比平板状粒子乳剤中の粒子
の全投映面積の最低５０チを占める場合。

かかる乳剤中に第２の粒子群をブレンドした時には全粒
子投映面積忙占める平板状粒子の割合が低下せしめられ
るということを理解することができる＠本発明の要件を
満たす粒子ブレンドの乳剤層を！！Ｉｌ！Ｂするために
利用を考えるに足る平板状粒子乳剤は、厚さ及び直径に
ついての基準を満たすものでありて、また１粒子ブレン
ドの乳剤層中の全粒子投映面積の最低３５チを占めるよ
うな平板状粒子を提供することが可能でなければなら々
い。

し念がりで１本発明の実施にシいて用いられる平板状粒
子乳剤は好ましくは全粒子投映面積の最低５０弧を与え
るというもの、このことは少なくとも第２の粒子群のブ
レンドの前忙おいて必須の要件ではない（全粒子投映面
積の３５チという上述の基準が粒子ブレンドの乳剤層中
において満たされればよい）。

し念がって、高アスペクト比平板状粒子乳剤が粒子ブレ
ンドの乳剤の調製に：’ｑ利でありかつ、非常に好まし
い態様において１粒子ブレンドの乳剤そのものが高７ス
ベクト比平板状粒子乳剤であるというものの、これらの
ことがすべての場合にりｂて必要というわけではなく、
ま九、特定の用途の場合、実際に逸脱ｆ、ｅａ利に行な
い得るということが明らかである。しかし、以下、簡単
のため、感放射線平板状粒子乳剤についての検討を有利
な高アスペクト比平板状粒子乳剤に関して実施する。

なお、理解される通り、記載の教示内容は通常本願明細
書において定義するような平板状粒子に対して適用する
ことができる。

有利な高アスペクト地平板状粒子ハロ沃化銀乳剤は、０
．３μｍ未満（最適には０．２−未満）の厚さ及び少な
くとも０．６μｍの直径を有しているハロ沃化銀粒子が
最低１２：１．ａ適には最低１２：１の平均アスイクト
比ｔＶしているようなものである◎これらの、°上記し
之厚さ及び直径の基準を満九すハロ沃化銀乳剤は１本発
明の好ましいｌ態様において、ハロゲン化銀粒子の全投
映面積の最低７０チ、ｌ＆適には最低９０チを占有して
いるＱ本発明の非常に好ましい１態様に従うと１本発明
によって求められる粒子ブレンドの乳剤もまた。

上述の・ザラメータ、すなわち、有利な高アスペクト比
平板状粒子乳剤に関して記載のノクラメータを満九すこ
とができる。

投映面積の所定の割合を占める平板状粒子についてみる
と、これらの粒子が薄くなればなるほど乳剤の平均アス
ペクト比がより高くなるということが認められる。一般
的に、平板状粒子の平均厚さは最低０．０３μｍであり
、但し、原則として、より薄い平板状粒子であっても使
用可能である。

本発明の実施において有用な高アスイクト地平板状粒子
乳剤は、極めて高い平均アスペ゛クト比を有することが
できる・平板状粒子の平均アスペクト比は、その粒子の
平均粒径（粒子直径）１に増大させることによって高め
ることができる＠平均アスペクト比を高めた場合、鮮鋭
度（シャープネス）Ｋついての利点をもたらすことがで
き、但し１通常の場合、最大平均粒径は特定の写真用途
についての粒状度の要件によって制限されている。平板
状粒子の平均アスペクト比は、また、あるいはさもなけ
れば１粒子の平均厚さを薄くすることによって高めるこ
とができる０銀被覆量を一定に保持する場合、一般的に
、平板状粒子の厚さを薄くすることＫよってアスイクト
比を高めることができ。

また、このアスイクト比増加の直接的な函数として１粒
状度を改良することができる。かかる理由から、本発明
の平板状粒子乳剤の最大平均アス（クト比は、その乳剤
の特定の写真的用途に関して許容し得る最大平均粒径の
函数、そして有利にもたらすことのできる達成可能な最
小平板状粒子厚さの函数であることができる＠最大平均
アス（クト比は、用いられる沈殿技法、そして平板状ハ
ロダン化銀の組成に依存しているいろに変化し得るとい
うことが認められた＠平均アスペクト比が１００：１．
２００：１又はそれよシも大であるような高アスペクト
比の平板状粒子ハロ沃化銀乳剤は、例えば、ダブルジェ
ット沈殿法によって得ることが可能である。

本発明の実施において用−られる平板状ハロ沃化銀粒子
は、臭化物及び塩化物のうちの少なくとも１″：）′ｔ
−沃化物に加えて含有している。し念がって、ハロ沃化
銀と言りな場合、臭沃化銀、塩臭沃化銀、そして塩沃化
釧を特に考えることができる＠臭沃化銀乳剤は、通常、
よシ高い写真感度を呈示することができ、また、この理
由のため、キャンディッＰ（スナップショット）写真の
ための有利かつ最も一般的に用いられる乳剤であること
ができる。

沃化物は、それを平板状ハロ沃化銀粒子中で使用する場
合、写真的性能を左右するのに十分な濃度で存在さけな
ければならない。し念がりで、考察するに、少なくとも
約０．５モルチの沃化物を平板状ハロ沃化銀粒子中如存
在させることとなるであろう・しかし１本発明の利点を
達成するために高濃度の沃化物を使用することは不必要
である＠−一般的述べて、平板状ハロ沃化銀粒子は、８
モルチよりも少ない量の沃化物を含有している＠平板状
ハロ沃化銀粒子中の沃化物の濃度は、好ましくは、１〜
７モルチ、最適に轄２〜６モルチである・なお、上記し
た沃化物のモルチは、すべて皆、平板状粒子中に存在す
る銀の全ｉＫもとづいている。

本発明の実施に当って必要となる感放射線平板状ハロ沃
化物粒子は、好ましくは、それぞれ先に引用したところ
の刊行物：　Ｒｅ５ｅａｒｃｈ　Ｄｌｓｃｌｏ−ｍｕｒ
＊　、　ｖｏｌｅ　２２５＊　１９８３年１月、　Ｈｅ
ｍ　２２５３４：そして米国特許第４．４３４．２２６
号、同第４．４３９，５２０号、同第４，４３３．０４
８号、同第４．４００，４６３号及び同第４，４３５，
５０１号；に開示されているいろいろな高アスイクト地
平板状粒子乳剤のなかから選択することによって提供す
ることができる〇 本発明全実施する九めに必要上なる粒子ブレンドの乳剤
は好都合なことに、上記したような平板状粒子ハロ沃化
銀乳剤と第２の粒子群（これらの粒子は１本質的に、沃
化銀よりも溶解性が大である銀塩からなる）をブレンド
することによって提供することができる。銀塩は、それ
が溶解した形で存在するよシもむしろ粒子を形成するこ
とが可能であるのに十分な程度に不溶性であるべきであ
る。有用な銀塩は、９，５〜１６未満の溶解度積定数を
もっているもののなかから選択することができる０好ま
しい銀塩は、９．７５〜１５．５．ｆｉ適には１１〜１
３の溶解度積定数を有しているものである。なお、一記
載の溶解度躬数はすべて、特に断りのある場合を除いて
、温度２０℃の時のものである０典型的な銀塩に関して
の溶解度積定数の検討及び列挙は１例えば、　Ｊａｍｅ
ｓ、　Ｔｈｅｏｒｙ　ｏｆｔｈｅ　Ｐｈｏｔｏｇｒａｐ
ｈｌｅ　Ｐｒｏｃｅｓｓ、　４ｔｈ　Ｅｄ、。

Ｍａｃｍｉｌｌｉｎ＋　１９７７、　Ｃｈａｐｔｅｒ　
１．５ｅｃｔｉｏｎ　Ｆ。

Ｇ及びＨ，ｐｐ、５−１０に認めることができる。

比較的忙微細表粒子を形成する銀塩は、少なくとも、感
放射線平板状粒子中に存在する大半の可溶性銀塩と同程
度５ＷＪ浴性であるのが有利である〇例えば、平板状粒
子が本質的に塩臭沃化銀からなる場合、比較的に微細な
粒子は、好ましくは、臭化銀に対立するところの塩化銀
あるいは塩臭化銀から本質的になることができる０感放
射線平板状臭沃化銀粒子を使用する場合には、比較的に
微細な粒子は、好ましくは、臭化銀、チオシアン酸銀あ
るいはこれらの銀塩の組み合わせから本質的になること
ができる。臭化銀とチオシアン酸銀の粒子を組み合わせ
て使用する場合に利点を具現することができた〇 比較的に微細な粒子は、本来において、沃化銀よりも溶
解性か大である銀塩から々るけれども。

より溶解性に乏しい銀塩１ｒ：有効性を妨害することの
ない少量で存在させ得るということが認められる０例え
ば、ハロダン化鍾乳剤を分光増感との関連において可溶
性の沃化物塩の溶液で処理すること、そしてかなり不溶
性な銀塩を形成する化合物をカプリ防止剤及び安定剤と
して使用することが一般的である。このような常用な乳
剤処理は、その処理を行なうことの結果として、少量の
沃化銀あるいは１種類もしくはそれ以上のその他のかな
り不溶性の銀塩を比較的に微細な粒子の表面に吸着せし
め得るというものの、通常は本発明の実施に適合可能で
ある〇 沃化銀よりも可溶性がより大である銀塩から本質的にな
る粒子は、それらの粒子を平板状−・口沃化銀粒子と比
較し九場合、よシ微細である０一般的Ｋ、感放射線平板
状粒子とブレンドされるこのｔＪｃ２の粒子群について
、その許容寸法はその群の粒子を形成する銀塩の溶解度
の直接の函数であると考えることができる。この第２の
粒子群は、すべ゛ての場合に、０．５μｍ未満の平均粒
径を呈示しかつ、好ましくは、０．３μｍ未満の平均粒
径を呈示する・最適には、この第２の粒子群は、０．１
μｍ未満の平均粒径を呈示する・し念がりて、この第２
の粒子群は、最適には、常用のりり！マン乳剤を感放射
線平板状粒子乳剤とブレンドし、よって。

本発明の実施に必要な粒子ブレンドの乳剤をｖＩ４製す
ることによって提供することができる０この第２の粒子
群の最小平均直径は合皮の便宜によってのみ制限される
ものであシ１通常、Ｉｋ低約Ｏ，ＯＳμｍである。

第２の粒子群は、反転写真要素の写真的性質を高め得る
任意の濃度で使用することができる０この第２の粒子群
の最低濃度は９粒子ブレンドの乳剤層中の銀の全ｉを基
準にして約０．５モルチの低さであることができ、また
、写真学的表利点を最高圧するなめ、約１モル％’Ｔｈ
上司る濃度が好ましくかつ約５モルチを上司る濃度が最
適である・銀塩の不十分な使用を回避する穴め、第２の
粒子群の最高濃度は１通常、感放射線平板状粒子を形成
するハロ沃化銀の濃度を下廻って、すなわち、粒子ブレ
ンドの乳剤層中の銀の全量を基単にして５０モルチ未溝
で保持する０この第２の粒子群の＠度が約４０モルチ未
満である時に銀の最も有効な利用全達成することができ
る＠ 一般的に、本発明の実施に必要な乳剤を、平板状ハロ沃
化銀粒子乳剤とこれとは別に調製した比較的に微細な第
２の粒子群を金回する乳剤とをブレンドすることによっ
てｖＩ４製するのが最も便宜である０比較的に微細な粒
子の乳剤は、例えば、比較的に微細な粒子の塩化銀、臭
化銀又はチオシアン辰銀乳剤の形をとることができる＠
なお、これらの微粒子乳剤の調製は当業者に周知の技術
であり、したがりて１本発明の一部を構成するものでは
ない０先に述べ次けれども、比較的に微細な粒子の乳剤
は最適にはリップマン乳剤である＠上記し之ような粒子
の要件が満たされる限り、平板状粒子を金回している乳
剤及び比較的に微細な粒子を含有している乳剤の一方も
しくは両方がそれ自体でもって通常の粒子ブレンドの生
成物であることができる。

本発明の反転写真要素は、特に上記したような粒子ブレ
ンドの乳剤の特徴は別として、任意の便宜な常用形聾を
とることができる。これらの反転写真要素は、黒色ある
いはカラーのいずれか一方の反転写真要素の形態をとる
ことができる・非常に単純な形態を示すと、本発明によ
る反転写真要素は、常用の写真支持体、例えば透明なフ
ィルム支持体と、該支持体上に塗布された上述のような
粒子ブレンドの乳剤層とからなることができる。通常用
りられているオーバーコートや下塗り層は有利であると
いうものの１粒子ブレンドの乳剤層のみが必須の要素で
ある０儂露光後、ハロダン化銀を像状忙現像して第１の
銀像（可視の必要なし）１：形成する◎銀反転像あるい
は銀増強色素反転偉が望ましい場合、上記第１の銀像を
次の現像の前の漂白によって除去することができる。

その後、残留しているハロダン化銀を均一に現像可能に
ならしめるため、Ｉ！光を行なうかもしくはカプリ形成
を行なう。現像によりて反転像が生成する◎この反転像
は、用いられている常用の処理技法の選択の仕方に依存
して、銀像、銀増強色素債あるいは色素像のみであるこ
とができる。銀のＬｔｄ、　、　ＰＰ−１６０−１６１
ＶＣ記載されている。もしも色素のみの両便を形成する
のである麿らば、ｉ終的な色素像が形成される後まで銀
の漂白を行なわないのが一般的である＠ 本発明の反転写真要素は、好ましｌｘｌ形態において、
多色償、すなわち、被写体の色を少なくともほぼ再現し
た画偉を形成することが可能であるカラーの反転写真要
素である。このようなカラーの反転写真要素の具体的例
は、例えば、それぞれ先に引用し九米国特許第４，４３
９，５２０号及び同第４，０８２，５５３号に開示され
ているものである◎このよう々カラーの反転写真要素は
、単純構造のものについて説明すると、支持体と、該支
持体上に塗布された最低３つの発色層ユニット（青記録
用黄色素像形成性層ユニット、緑記録用マゼンタ色素像
形成性層ユニット、そして赤記録用シアン色翠偵形成性
層ユニットを含む）とからなることができる０発色層ユ
ニットは、それぞれ、最低１つの感放射線ハロダン化銀
乳剤層を１することができる。本発明の好ましい１態様
に従うと、それぞれの発色層ユニット中に含まれる感放
射線乳剤層は、その少なくとも１層が上記し之ような粒
子ブレンドの乳剤ｔＶしている。それぞれの発色層ユニ
ット中の粒子ブレンドの乳剤は、例えば米因特許第４，
４３９，５２０号に教示されているように化学及び分光
増感することができるＱ好ましい１態様に従うと、第２
の粒子群をブレンドする以前に平板状粒子乳剤の化学及
び分光増感を完了する（し念がって、増感物質は実質的
に不存在の１まである）。１つもしくはそれ以上の色素
像形成物質、例えばカップラーを各発色層ユニット中に
混入するのが好ましく、但し、別法によれば、かかる物
質を写真要素の処理中にその要素中に導入することがで
きる〇 以下、特に本発明によるカラーの反転写真要素の一例を
具体的に説明する： ■、写真支持体 典散的な有利な写真支持体は、酢酸セルロース及ヒ、ｊ
？！Ｊ（エチレンテレフタレート）フィルム支持体なら
びく印画紙支持Ｌ％に紙の支持体１例えば部分的にアセ
チル化されているかもしくはバライタ及び（又は）α−
オレフィン重合体、特に２〜１０個の炭素原子を有して
いるα−オレフィンの重合体１例えばポリエチレン、ポ
リプロピレン及びエチレンブテン共重合体が撤積されて
いる紙の支持体を包含する。

■、下麿り層 写真支持体上での被膜の形成を促進するため。

ゼラチンちるいはその他の常用の下塗り層を施すのが有
利である０ ■、赤記録層ユニット 先に詳細に記載したような赤感性で粒子ブレンドの高ア
スペクト比平板状粒子ハロ沃化銀乳剤層からなる少なく
とも１つの層。１つの乳剤層中かもしくはそれに隣接す
る層中には、少なくとも１つの常用のシアン色素僧形成
性カッグラ−１例えば以下に列挙する米国特許に開示さ
れているシアン色素偉形成性カップラーのあるものが含
まれている： ２．４２３，７３０　：２，７０６，６８４　：２，７
２５，２９２　。

２．７７２，１６１　：２，７７２，１６２：　２，８
０１，１７１　：２．８９５，８２６　：　２，９０８
，５７３　：２，９２０，９６１　：２．９７６７．１
４６　：３，００２，８３６　：３，０３４，８９２：
３．１４８，０６２．３，２１４．４３７　：３，２２
７，５５４　：３．２５３，９２４　：　３，３１　！
、４７６　：　３，４１９，３９０　：３．４５Ｂ、３
１５：及び３，４７６，５６３゜■、中間層 酸化された現偉剤のスカベンジャーとして作用させるた
め１例えばアミノフェノール又はアルキル置換ハイドロ
キノンのような還元剤を含む少なくとも１つの親水性コ
ロイド中間層、好ましくはゼラチン中間層が与えられる
Ｏ ■、ｔ＆記録層ユニット 先に詳細に記載したような緑感性で粒子ブレンドの高ア
スイクト地平板状粒子ハロ沃化銀乳剤層からなる少なく
とも１つの層。１つの乳剤層中かもしくはそれに隣接す
る層中には、少なくとも１つの常用のマゼンタ色素像形
成性カッグラ−１例えば以下に列挙する米国特許に開示
されているマゼンタ色素倫形成性カッグラ−のあるもの
が含まれている：２，７２５，２９２：２，７７２，１
６１：２．８９５，８２６　：２，９０８，５７３　：
２，９２０，９６１　：２．９３３，３９１　：２，９
Ｂ３，６０８　：３，００５，７１２　：３．００６，
７５９　：３，０６２，６５３　：３，１４８，０６２
：３．１５２，８９６　：３，２１４．４３７　：３，
２２７，５５４　。

３．２５３，９２４：３，３１１，４７６：３，４１９
，３９１　：３．４３２．５２１：及び３，５１９，４
２９゜■、黄フィルタ一層 黄フイルタ一層が、青色光の吸収を目的として与えられ
る◇この黄フイルタ一層は、任意の便宜な常用形態、例
えばゼラチン−黄コロイド銀層（すなわち、Ｃａｒａｙ
　Ｌｅａ銀層）又は黄色素含有ゼラチン層の形をとるこ
とができる◇さらに加えて。

このフィルタ一層は、先忙中間層■に関連して述べたよ
うな還元剤（酸化された現償剤のスカベンジヤーとして
働く）を含有することができる。

■、青記録層ユニット 先に詳細に記載したような青感性で粒子ブレンドの高ア
スイクト地平板状粒子ノ・口沃化銀乳剤層からなる少な
くとも１つの層０別のとり得る形態として、平板状粒子
は、高アス（クト地平板状粒子よりも厚肉であることが
できる。すなわち、かかる粒子に関しての厚さの基準’
ｉ−，０，３μｍから上述のような０．５μｍ未満まで
に増大させることができる。この場合に、上述のような
粒子は、好ましくは宵色分光増感剤の使用によって増大
せしめられるようなより自然な青感度を呈示することが
できる０但し、このような青感度は、最高の達成可能な
青感度を除いて必須ではない。１つの乳剤層中かもしく
はそれ忙隣接する層中には、少なくとも１つの常用の黄
色素像形成性カッグラ−１例えば以下忙列挙する米国特
許に開示されている黄色累偉形成性カップラーのあるも
のが含まれている；２．８７５，０５７　：２，８９５
，８２６　：２，９０８，５７３　：２．９２０，９６
１　　：３，１４８，０６２：３．２２７．５５４：３
．２５３，９２４　：　３，２６５，５０６　：３．２
７７．１５５　：３．３６９，８９５　：３．３８４．
６５７　：３，４０８，１９４　：３．４１５，６５２
：及び３，４４７．９２８゜■、オーバーコート層 少なくとも１つのオーバーコート層が与えられる。この
ような層は、一般的に、透明なゼラチン層であり、そし
て塗膜、取り扱い及び写真的性質を改良するための公知
な添加剤１例えば艶消し剤。

表面活性剤、？！Ｆ電防止剤、紫外線吸収剤、そして同
様な添加剤を含有している。

米国特許第４，４３９，５２０号に開示されているよう
に、高アスペクト比の平板状粒子乳剤層は。

それらの乳剤層を緑色光又は赤色光（許容し得る緑又は
赤露光記録を達成するために黄フイルタ一層を使用する
ことを必要としない）に対して実質的忙最適に増感した
場合、青感度及び緑又は赤感度における十分な差を示す
ことができる◎黄フィルタ一層の不存在の場合１発色層
ユニツ）１任意の望ましい屓序で支持体上に塗布し得る
ということが判る。青、緑及び赤露光のそれぞれの記録
に関してただ１つの巣−発色層ユニットしか開示されて
いないというものの、２つ、３つあるいはそれ以上の発
色層ユニットでも青、緑及び赤のうちの任意の１つの記
録を行ない得るということが判る◎ま几、青、緑及び赤
発色層ユニットのめずれかかあるいはそれらの全部で、
多層の感放射線乳剤層でありて、かかる層のいずれかか
、一部か、あるいは全部が本発明の粒子ブレンドの乳剤
の要件を満たすようなものを使用することが可能である
Ｏ 反転写真要素は、もちろん、この技術分野において公知
であるその他の常用の特徴成分１例えば１２月、　Ｉｔ
ｓｍ　　１７６４３を参照して説明することができるも
のを、上述の特徴成分に加えて含有することができる・
例えば、記載の粒子ブレンド乳剤以外のハロゲン化銀乳
剤を上記ＲｅｓｅａｒｃｈＤＩｍｃｌｏｓｕｒ＠の／ｆ
ラグラフＩＫ記載のもののなかから選択することができ
、ノ・ログン化銀乳剤を同書〆やラグラフＩＩＩＫ記載
のようＫして化学的に増感することができ、ハロゲン化
銀乳剤を同書パラグラフ■に記載のようＫして分光増感
することができ、要素の任意の部分に同書ツヤラグラフ
Ｖに記載のような螢光増白剤を含ませることができ、乳
剤層に同書／ｆラグラフＶＩに記載のようなカプリ防止
剤及び安定剤を含ませることができ１発色層ユニット九
同書パラグラフ■に記載のような色偉形成性物質を含ま
せることができ、要素に同書ツヤラグラフ■に記載のよ
うな吸収及び散乱物質を含ませることができ、乳剤層及
びその他の層に同書パラグラフ■に記載のようなビヒク
ルを含ませることができ、要素の親水性コロイド層及び
その他の層に同書パラグラフＸに記載のような硬膜剤を
含ませることができ１層に同書／平うグラフＭＩＣ記載
のような塗布助剤を含ませることができ１層に同書パラ
グラフ店に記載のような加塑剤及び滑剤を含ませること
ができ１層、ｑ！Ｉに支持体から最も離れた層に同書／
９ラグラフＸＶＸＶｃ記載のような艶消し剤を含めるこ
とができ、そして支持体を同書／４ラグラフ１に記載の
もののなかから選択することができる。なお、ここに例
示的に列挙した添加剤及び特徴成分は、本発明の実施に
適合しているその他の常用の写真特徴成分を制限するか
もしくはそれらの不存在を意味することを意図するもの
ではない◎ 写真要素は１例えば先に引用したＲｅ５ｅａｒｅｈＤｉ
＠ｃｌｏｓｕｒｅ、　　Ｉｔｅｍ　１７６４３のノ９ラ
グラフＸＭ［Ｋ開示されているように、種々の形のエネ
ルギーを任意に使用して＠露光に供することができる。

多色像の形成の場合には、写真要素を可視光に露光する
ごとができる。

多色の反転色素偉は、いろいろに分光増感されたハロダ
ン化銀乳剤層を有している本発明の写真要素の場合、先
ず黒白現像を行ない、引き続いて発色現像を行なうこと
によって形成させることができる＠反転処理は、常用の
反転処理組成物及び方法を使用し友例を以下に記載する
〇 以下余白 Ｃ実施例〕 次いで、特に下記の実施例を参照しながら本発明をさら
に詳しく説明する。例中、カッコでくくった被覆量はＩ
／、”で示しである０また。記載の要素は、それぞれの
場合に、％に断りのある場合を除いて、ラフテン８■フ
イルターを通るｓｏｏｗ芝８５０’に光源を用いて、０
．０２秒間にわたつてステツブタブレットを通して露光
し、そしてコグツク１６０フ口七スを使用した３分間第
１現倫工程で反転処理しｆｔ＝ｏコダックＥ−６’７”
ロセスは、例Ａｎｎｕａ１．１９８２．　ｐｐ、　２０
１−２０３　Ｋ記載されている。

要素ｌ（本発明例） 下記の層を記載の順序でフィルム支持体上に塗布した。

層１ ゼラチン（１，０８） 層２ 非常に′？：８感度の緑感性高アスペクト比平板状粒子
臭沃化銀乳剤であって、（＆）平均アスペクト比１８：
ｌ、平均平板状粒子厚さ０．１μｍ及び臭化物／沃化物
モル比９７：３を１する高アスペクト地平板状臭沃化物
粒子（１，０８”）　：（ｂ）リップマン乳剤と前記（
＆）の粒子を与える高アスペクト比平板状粒子臭沃化銀
乳剤とをブレンドするととくよりて与えられた０、０８
μｍ臭化銀粒子（０，８６’）　：（ｅ）ゼラチン（２
，１６）：及び（ｄ）マゼンタ色素形成性カッグラ−，
１−（２，４，６−）リクロロフェニル）−３−（３−
［α−（２，４−ジーｔ・ｒｔ、−アミルフェノキシ）
アセトアミド］ベンズアミド）−５−ピラゾロン（０，
８６）からなるもの０層３ ゼラチン（１，０８）、そしてすべての層中のゼラチン
の全量を基準にして１．７５重量％のビス（ビニルスル
ホニル）メタン硬［ＩＪ。

要素２（比較例） この要素２は前記要素１に同じである０但し。

この要素の場合１層２の形成の九めにリップマン乳剤を
ブレンドしなかった。

要２３（比較例） この要素３は前記要素１に同じである。但し、この要素
の場合、リップマン乳剤を層２中にブレンドせず、その
代りに、リップマン乳剤を２等分してそれぞれを層１及
び層３中にブレンドし九〇第２図は、上記し九要素１．
２及び３の特性曲線をそれぞれ曲線Ｅｌ、Ｃ２及びＣ３
として図示したものである◎この図を参照すること忙よ
って。

記載のカラー反転写真要素の写真学的挙動を比較するこ
とができる◎曲線Ｅ１を曲線Ｃ２及びＣ３と比較すると
、より高い最大濃度及びコントラストが具現されること
、そして曲線Ｅｌの足部ではより低い濃度が具現される
こと、が判る。意外なことＫは、臭化銀リップマン乳剤
をオーバーコート層及びアンダーコート層に等分した場
合、写真的挙動の低下がひきおこされ、し九がりて、リ
ップマン乳剤を全く存在させなかり次場合に比較してよ
り低い最大濃度及びコントラストならびによシ高い最小
濃度が観察される０さらＫ、非常に驚くべきことには、
リップマン乳剤を分割する場合。

リップマン乳剤と高アスペクト比平板状粒子臭沃化銀乳
剤とをブレンドすることによって得られる結果とは全く
反対の結果が得られる＠ 要素４（比較例） 下記の点を除いて前記要素ｉｔｃ同一の要素を調製した
０すなわち、この要素の場合、高アスイクト地平板状粒
子乳剤と臭化銀リップマン乳剤とをブレンドすることの
代りＩＣ１（ａ）平均直径０．５４μｍ及び臭化物／沃
化物モル比９６．５　：　３．４の非平板状粒子を含有
しているシングルジェット法で製造のアンモニア熟放臭
沃化銀乳剤を高アスペクト比平板状粒子臭沃化銀乳剤の
代りに使用し、そして（ｂ）臭化銀粒子の撒布被覆量を
０．４３９７ｍ”まで減少し九〇 要５１ｃ５（比較例） この要素５は前記要素４に同じである・但し、この要素
の場合、リップマン乳剤をブレンドして層１形成しなか
りた〇 ！！累６（比較例） この！Ｘ６は前記要素４に同じである口但し。

この要素の場合、リップマン乳剤の被覆量を０．８６！
／ｍｔまで高め、また、この乳剤を１２中にブレンドせ
ず、２等分したものをそれぞれ層１及び層３中にブレン
ドし九＠ これらのカラー反転写真要素の写真学的挙動を。

Ｋ３図、すなわち、要素４，５及び６の特性曲線゛をそ
れぞれ曲線Ｃ４，Ｃ５及びＣ６として図示したもの、を
参照することによりて比較することができる。これらの
要素の挙動を比較すると、非平板状臭沃化銀乳剤中ＩＣ
ＩＪツブマン臭化銀粒子なブレンドすることは、それを
点線の曲線Ｅ１で表わされる要素１又はそれぞれ曲線Ｃ
５及びＣ６によりて表わされる要素５及び６と比較し几
場合、要素４の感度を顕著に低下させる作用をもつこと
が判る＠リッグマン臭化銀乳剤を要素４０層２中に存在
させ九場合、要素５に比較して最大濃度の増加及びコン
トラストの僅かな増加が結果として得られ、但し、感度
の大幅なロスに原因して足部濃度の低下を達成すること
が妨げられるということを理解することができる０さら
に１曲線Ｃ５及びＣ６の関係は曲線Ｃ２及びＣ３の関係
から予想されるものとは反対であるということを％特に
認めることができる。

要素７（比較例） この要素７は前記要素４に同じである。但し。

この要素の場合、臭化物／沃化物モル比９３．７：６．
３及び平均粒径０．７０μｍを有するシングルジェット
法アンモニア熟成臭沃化鋏乳剤を使用した。

要素８（比較例） この要素８は１層２を形成するためにリッゾマ／乳剤を
ブレンドしなかりた点を除いて前記要素７に同じである
。

要素９（比較例） この要素９は、リップマン乳剤の被覆量ｔ−０，８６９
７ｍ！まで高め、また、これを層２中にブレンドせず、
代、りＫ２等分して、そのそれぞれを層１及び層３中に
ブレンドした点を除いて前記要素７に同じである。

要素７．８及び９の挙動は、それぞれ、第４図の曲線Ｃ
７、Ｃ８及びＣ９ＪＣよりて表わされている。第３図と
第４図の曲線を比較すると、要′Ｊ！ニア。

８及び９の相対的な挙動はそれぞれ要素４．５及び６の
それに同様であることが明らかである。

要素１０（比較例） 下記の層を記載の順序で透明なフィルム支持体上に塗布
し九〇 層１ 非常に高感度の緑感性高アスイクト比平板地平子臭沃化
銀乳剤でありて、　（、）平均アスペクト比１８：１．
平均平板状粒子厚さ０．１μｍ及び臭化物／沃化物モル
比９７：３ｔ−有する高アスペクト地平板状臭沃化物粒
子（１，０８）　：（ｂ３ゼラチン（２，１６）：及び
（Ｃ）シアン色素形成性カッグラ−１３−〔α−（２，
４−ジーｔ＠ｒｔ、−アミルフェノキシ〕ヘキサンアミ
ド〕−２−へ！タフルオロブチルアミドフェノール（０
，９７）からなるもの。

層２ ゼラチン（０，９７）、そして両方の層中のゼラチンの
全量を基準にして１．７５！量チのビス（ビニルスルホ
ニル）メタ／硬膜剤〇 要素１１（本発明例） この要素１１は、リップマン乳剤の形をした０、０８μ
ｍ臭化銀粒子０．０５４１７ｍ”　’ｊｃ高アスペクト
比平板状粒子臭沃化銀乳剤とブレンドし次点を除いて前
記要素１０に同じである０ 要素１２（本発明例） この要素１２は、臭化銀粒子の塗布被覆量をほぼ２倍し
て０゜１１９７ｍ”となした点を除いて前記要素１１１
Ｃ同じである。

要素１３（本発明例） この要素１３は、臭化銀粒子の濾布被覆量ｆ：２倍して
０．２２ｇ／−となした点を除いて前記要素１２１Ｃ同
じであるＱ 曲線Ｃ１０により表わされる要素１０の挙動と曲線Ｅ１
３によって表わされる要素１３の挙動とを＠５図で比較
してみる。曲線Ｐ２１３は、より高い最大濃度、閾値感
度及びコントラストならびにより低い足部＠区を立証す
るものであることが明らかである０要素１１及び１２は
、要素１１が要素１０よプも低い最大濃度を呈示しかつ
それよりも高いコントラストを呈示しなかりた点を除い
て。

要素１０と要素１３の中間域にある挙動を呈示した０し
力為しながら、得られ九特性曲線を最小露光時（グロッ
トの左端部）のところで重ね合わせて考察した場合、閾
値感度とコントラストとがリップマン乳剤混入の函数と
して漸次的に増加すること、そして要素１０が最低の閾
値感度及びコントラストを呈示しかつ要素１３が最高の
閾値感度及びコントラストを呈示することが明らかとな
った◎要素１４〜要素１７ 要素１０〜要素１３を参照して上記し九比較を繰シ返し
た０但し、これらの要素の場合、臭化銀粒子の代りに０
．２〜０．４μｍのチオシアン酸銀粒子を使用し念０チ
オシアン醒銀の濃度は下記の第１表に記載の通りである
０曲線Ｃ１４によりて表わされる要素１４と曲線Ｅ１７
によりて表わされる要素１７の結果は添付の第６図に図
示の通シである。要素１５及び１６は中間的な挙動を呈
示した〇要素１４は本発明の必要条件を満之さす、一方
。

要素１５〜１７は本発明の必要条件全溝たした−第１表 １４　　Ｃ１４なし １５　　　　　　　　　　　　　　　０．０５５１６　
　　　　　　　　　　　　　　　０．１１１７　　　　
　　Ｋ１７　　　　　　　０．２２要素１８（比較例） 下記の層を記載の順序で透明なフィルム支持体上に撒布
した。

！」 非常に高感度の緑感性高アスペクト比平板状粒子臭沃化
銀乳剤であって、　（１）平均アスペクト比１８：１、
平均平板状粒子厚さ０．１μｍ及び鄭ヒ物／沃化物モル
比９７：３を有する高アスペクト地平板状臭沃化物粒子
（１，ｏ　ｓ　）　：（ｂ）ゼラチン（２，１６）：及
び（、）シアン色素形成性カッグラ−１３−〔α−（２
，４−ジーｔ＠ｒｔ、−アミルフェノキシ）へ中サンア
ミド〕−２−へブタフルオロブチルアミドフェノール（
０，９７）からなるものＯ以下余白 層２ 紫外線吸収剤、３−（ジーｎ−へキシルアミノ）アリリ
デンマロニトリル（０，１１及びｎ−ノロビル−α−シ
アノ−ｐ−メトキシシンナメート（０，１１）、　０．
０８　μｒｎ臭化銀粒子（０，１２）、ゼラチン（１，
３６）、そしてすべての層中のゼラチンの全量を基準に
して１．７５重量％の硬膜剤、ビス（ビニルスルホニル
）メタンＧ 要素１９及び要素２０（本発明例） 要素１９及び２０は要素１８に同じであり九。

但し、これらの要素の場合、層１を形成するところの緑
感性高アスペクト比平板状粒子乳剤がさらにそれぞれ０
．１１９７ｍ”及び０．２２１！／ｍ”の０．０８μｍ
臭化銀粒子（リップマン乳剤のブレンドによって導入）
１ｒ、含有し九〇現像時間は４分３０秒であったＯ 反転特性曲線Ｃ１８１Ｃよって表わされる要素１８と反
転特性曲線Ｅ２０ＶＣよって表わされる要素２０の挙動
を比較したものが第７図である０要素２０の場合、最大
濃度、閾値感度及びコントラストの非常に顕著な増加及
び足部濃度の非常に顕著な低下が観察され石。要素１９
の挙動は要素１８及び２０のそれの中間であり、但し、
要素２０の挙動のは５ＶＣより近かりた口 要素２１及び要素２２（本発明例） 要′Ｘ２１及び２２は要素１８に同じであり九〇但し、
これらの要素の場合１層１ｔ−形成するところの緑感性
高アスペクト比平板状粒子乳剤がさらＫそれぞれｏ、ｏ
　５４１１／ｍ”及び０．１１，９層ｍ”の０．２〜０
．４μｍ平均直径チオシアン駿銀粒子を含有した◎ 要素２１０反転特性曲線Ｅ２１と要素１８の反転特性曲
線０１８とを第８図で比較する。この図から、要素１８
についてよりも要素２１についてのほうが、最大濃度及
びコントラストがより大であることが判る。要素２１は
、要素１８と比較して１曲線の足部における濃度がかな
シ低濃度であったＯ チオシアン酸銀粒子の塗布被覆量がほぼ２倍量でありた
要素２２は要素２１が呈示したものと定性的に同様な要
素１８との差異を呈示した＠しかし、この要素１８との
差異は、要素２２の場合のほうがより大であった〇 要素２３（本発明例） この要素２３は、層１ｆｔ形成するところの緑感性高ア
スペクト比平板状粒子乳剤がさらに０．１１ｇ／ｍ”の
０．２〜０．４μｍ平均直径チオシアン酸銀粒子及び０
．２２ｇ／−の０．０８μｍ臭化銀粒子を含Ｍした点を
除いて前記要２１８に同じである。

要素２３に関して得られた反転特性臼１１ＩＥ２３は第
８図にプロットされている＠この図から、それぞれ要Ｘ
１８及び２１を表わす対応の曲線Ｃ１８及びＫ２１に比
較してよシ高い最大濃度及びコントラストが具現されて
いることを認めることができる。また、より低い足部濃
度も具現されている＠要素２４（比較例） 前記要素１４１Ｃ同様な要素′（ｉ：調製し、露光し。

そして処理した・但し、この要素２４の場合、リップマ
ン沃化銀乳剤中でのブレンドの結果として。

平均直径０．１μｍ未満の沃化銀粒子（０，１１）を追
論的に乳剤層に含ませた。

要素１４Ｖｃついての特性曲線、曲線Ｃ１４と要素２４
のそれ、曲線Ｃ２４とを比較し念ものが第９図である。

この第９図から、微細な沃化銀粒子を添加した場合、あ
らゆる露光レベルのところで濃度の増加を達成し得るこ
とが明らかである。足部濃度の低下は認められず、コン
トラストの増加は最低であシ、そして最小濃度が増加し
た０シ念がりて、沃化銀粒子を代シに使用することによ
って１本発明の利点を具現することは不可能でありた０ 要素２５（比較例） 対照の要素を、硫黄及び金で化学増感した高感度の赤色
分光増感高アスペクト比平板状粒子臭沃化銀乳剤をゼラ
チン（４，８−９）下塗りフィルム支持体上に塗布する
ことによってｖ！４製し九〇平板状臭沃化銀粒子は、平
均直径が１．６μｍでありかつ平均厚さが０．１１μｍ
であった０銀の被覆量は１．４６１／ｒｎ”であシ、そ
して乳剤層のゼラチン被覆量は２．１５ｇ／ｍ！であり
た・乳剤層にはゼラチ／（０，９８）をオーバーコート
し、そしてゼラチン全量を基準にして１．５７′ｆＩＬ
ｆチのビス（ピールスルホニル）メタンを用いて要素を
硬膜させ念。フィルム支持体忙は、Ｓｉｍｍｏｎｉ　　
の米国特許に開示されていてタイプのハレーション防止
層（プロセスで除去可能なカーゲンを含有）を施した。

要素２６（本発明例）　　　。

前記１！：１ｅ２５と同様な要素をＥｌ製しな。但し、
この要素２６の場合、平均直径０．０８μｍの臭化銀粒
子を有す、るリップマン乳剤を塗布する以前に臭沃化銀
乳剤中にブレンドすることによって、銀の被覆量を５重
量優に増加させた＠ 要Ｘ２７（本発明例） 前記要素２５と同様表要素を調製した。但し、この要素
２７の場合、平均直径０．０８μｍの臭化銀粒子を有す
るリップマン乳剤を塗布する以前に臭沃化銀乳剤中にブ
レンドすることによりて、銀の被覆量全１（ｌｆｉ−チ
に増加させ九〇要素２８（本発明例） 前記要素２５と同様な要素をｖ４展した。但し、この要
素２８の場合、平均直径０．０８μｍの臭化銀粒子を有
するリップマン乳剤を塗布する以前に臭沃化銀乳剤中に
ブレンドすることＫよりて、銀の被覆量を２０１１量チ
に増加させた。

要素２５．２６．２７及び２８を同じように露光及び処
理しな０乾燥後の要素を０．６１中性濃度フィルター及
びデーライ）Ｖフィルターグラステ１フフ２３人■フィ
ルターを通して露光（１１５０秒、５００Ｗ／２Ｂ５０
°Ｋ）した・ハレーション防止層を除去し九後、要素を
Ｂａｔｔａｇｌｉｎｌらの米国特許！３，６０７，２６
３号、例１：開示されティるタイプの黒白現像液中で８
０秒間にわたって処理し、洗浄し、赤色光に均一に露光
し、そして３ｃｈｗｍｎらの米国特許第２，９５９，９
７０号１例１の手法と同様な手法に従ってシアンカッグ
ラ−含有発色現偉液中で処理した・ 要素２５及び２８￥Ｃついて得られた特性曲線をそれぞ
れ曲線Ｃ２５及びＥ２８としてグロットし友ものが第１
０図である。この図から、曲線Ｅ２Ｂは曲線０２５に較
べてより高い最大濃度及びコントラストを有しかつ特性
曲線の足部では低下せしめられた濃度を呈示する。とい
うことを認めることができる◎要素２６及び２７の特性
曲線は、ここでは図示しなかつたけれども、特性曲線Ｃ
２５及びＥ２ｇの中間に、但し、Ｅ２Ｂにより近い位置
に、存在した〇 〔発明の効果〕 上述の実施例で立証し九本発明の利点をさらに具体的Ｋ
かつ明確なものとなす念め、本発明による写真要素と、
沃化銀よシも溶解性がよυ大である銀塩かも本質的にな
っていて、比較的に微細な粒子が不存在であることのみ
を相異点として有している常用の反転写真要素との相対
的な反転画像形成挙動を第１図にグロットする。図中、
曲線１は、感放射線平板状ハロ沃化銀粒子が存在してい
るけれども比較的に微細な粒子が不存在であるような常
用の反転写真要素の乳剤層によって与えられた反転特性
曲線である◇曲線２は、比較的に微細な粒子を含ませた
点においてのみ相異点′１ｆｃＶする上記と同一の乳剤
層によって与えられた反転特性曲線である。なお、ここ
で、これらの曲線の形成に使用した露光及び処理は同一
であるということを理解されたい◎特性曲＋ｉ１２の足
部２ａＩＫ、おいて、この部分の濃度は特性曲線１の対
応足部１１に較べてそれよりも低いということを認める
ことができる・したがりて、本発明の反転写真要素では
、より明るいハイライト部をもった画像を形成すること
ができる。特性曲線の中間部１ｂ及び２ｂを比較すると
１本発明による写真要素の特性曲線は顕著に高いコント
ラストを呈示し得るということを認めることができる。

特性曲線の肩部１ｃ及び２ｃを比較すると１本発明を満
足させる。

すなわち１本発明例の反転写真要素の特性曲線の肩部２
ｃはかなシ大きな濃度を有するということを認めること
ができる０特性曲線の肩部１ｃ及び２ｃの比較において
１曲線２は図示の最低露光レベルＩｃおける最大濃度か
ら早くも濃度の低下を示し、一方１曲線１の場合、その
曲線の最大濃度からの閉側の低下は十分に濃度スケール
の範囲内で発生するということを認めることができる。

したがりて１曲線２が示すところの反転閾価感度は曲線
１のそれを止定るものであると考察することができる。

なお、ここで、反転閾価感度とは１反転特性曲線の最大
濃度からの（最初に検知可能な）閉側の低下に対応する
露光レベルとして定義することができる。写真科学者の
言葉ではなくて最終的な使用者であるところの写真家の
言葉として記載すると、本発明は、感放射線平板状粒子
乳剤を使用した反転写真要３ｃ￥Ｃ対して感度及び゛ス
ナッｆ（早撮り性）”を付与することができる口本願明
細書に開示した本発明による反転写真要素の特徴は次の
ような場合に強調することができる。すなわち１本発明
の本質的な特徴の１つもしくはそれ以上を相異点として
育する非常に似かよりた反転写真要素は、それらの反転
写真要素中に比較的に微粒子の銀塩を導入する場合に、
定性的に予測し得る挙動の類似点をも呈し得ないという
ことが明らかな場合である。とりわけ、比較的に微細な
銀塩粒子を感放射線平板状粒子乳剤層中よりもむしろそ
れに隣接する層中に存在させる場合。

結果として、最大濃度のロス、コントラストのロス、そ
して足部及び最小濃度の増加がひきおこされる０もしも
常用の非平板状八日沃化銀乳剤を平板状粒子乳剤層の代
りに使用するならば、結果として顕著な反転減感が発生
し、また、このため。

必然的に、比較可能な露光レベルの時に足部濃度の増加
がひきおこされる。比較的に微細な沃化銀粒子を高レベ
ルの溶解度を呈示する比較的に微細な粒子の代りに使用
するならば、特性曲線の形状の向上１ｒ認めることがで
きない０さらにま九、感放射線平板状粒子がハロ沃化銀
粒子でありかつ１構成成分としての沃化物が欠けている
平板状ハロダン化銀粒子と対照的である場合に限っての
み、反転特性曲線の再刊な変更を具現することができた
０

【図面の簡単な説明】

第１図は５本発明による反転写真要素の反転特性曲線２
を第２の粒子群が欠如している点にのみ相違点がある反
転写真要素の反転特性曲線１と定性的に比較することを
目的として作成したグラフであり、そして 第２図〜第１０図は、それぞれ、要素の番号の前に記号
Ｅを付して示した本発明例の要素と要素の番号の前に記
号Ｃを付して示した比較例の要素とを反転特性曲線に関
して比較して示し九グラフである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、少なくとも１つの画像記録乳剤層を有していて、該
   乳剤層において、０．５μｍ未満の厚さ、最低０．６μ
   ｍの直径及び８：１よりも大である平均アスペクト比を
   有する感放射線平板状ハロ沃化銀粒子が該乳剤層の全粒
   子投映面積の最低３５％を占めている写真要素であって
   、 沃化銀よりも溶解性が大である銀塩から本質的になる比
   較的に微細な粒子が反転像形成の改良に十分な濃度で前
   記感放射線平板状ハロ沃化銀粒子に混合せしめられてい
   ることを特徴とする反転像を形成可能な写真要素。