JPS61246069A

JPS61246069A - カラ−プリンタ装置

Info

Publication number: JPS61246069A
Application number: JP8919885A
Authority: JP
Inventors: Hidekazu Sasaki; 英一佐々木
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1985-04-25
Filing date: 1985-04-25
Publication date: 1986-11-01
Anticipated expiration: 2009-05-11
Also published as: JPH0635183B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】持重しど艷本発明は、カラープリンタ装置に係り、特に。

カラーインクシートを使用する熱転写型カラープリンタ
装置に適用して有効な技術に関するものである。

丈米」○杵熱転写型カラープリンタ装置は、一般に第５図に示すよ
うに、異なる色の複数のインク領域が規則的に配置され
たインクシート１を用い、所定の色の画像や文字を記Ｓ
紙２に記録している。この記録紙２は、供給部材３Ａと
巻取部材３Ｂにより搬送されるインクシー１−１に密着
させた状態で。

転写方向（矢印ａ方向）にプラテン４で搬送される６前
記インクシート１は、プラテン４に圧接されるサーマル
ヘッド５の発熱抵抗素子５Ａで所定のインク領域のイン
クを記録紙２に転写するように構成されている。このイ
ンクシート１は、第１回目の転写中に、剥離部材６によ
って記録紙２からはがされ、第１のインク領域が巻取部
材３Ｂに巻き取られるようになっている。これによって
、転写開始位置には、第２回目の転写に使用する第２の
インク領域が配置されるようになっている。

第１回目の転写の後に、第６図に示すように。

まず、プラテン４との圧接を解除するため、サーマルヘ
ッド５を下方（矢印す方向）に移動させる。

そして、巻取部材３Ｂを停止させた状態でプラテン４及
び搬送ローラ７で記録紙２を戻し方向（矢印Ｃ方向）に
搬送し、記録紙２を転写開始位置に配置する。

このように、第２回目の転写開始位置には、第２のイン
ク領域と、第１回目の転写が終了した記録紙２が重ね合
わされるようになっている。そして、この後に、第２回
目の転写が行なわれる６すなわち、この種の搬送機構に
おいて、転写方向の搬送はプラテン４及び巻取部材３Ｂ
を用い、戻し方向の搬送はプラテン４及び搬送ローラフ
を用いて、記録紙２だけを搬送する。

また、８はインクシート１のガイド用ローラ、９は記録
紙２のガイド板である。

しかしながら、このような搬送機構では、プラテン４を
ステップモータで回転させて送っているので、記録紙２
の送り方向（転写方向）と戻し方向の搬送時のプラテン
４と記録紙２の摩擦係数が異なる。これにより、ステッ
プモータの１回転当りの送り時と戻し時の記録紙２に対
する摩擦係数が毎回具なるために、１枚のカラー印刷が
終了するするまでに、各色の印刷時の記録紙２の戻し量
が異なって、印刷第１ドツトラインの位置がずれてくる
。

また、記録紙２の先端は、ぎざぎざになっているため、
微小なスキューによって記録紙２の先端検出位置がずれ
ることがある。

これらのため、第１回目の転写と第２回目の転写とにお
いて、記録紙２の画像転写位置がずれて。

記録紙２に転写される画像、文字等に色ずれが生じ１画
質を低下させるという問題点があった。特に、この問題
点は、連続して転写させた場合に顕著に現われる。

■ 本発明の目的は、カラープリンタ装置において、色ずれ
をなく６１色再現性をよくすることが可能な技術を提供
することにある。

本発明の他の目的は、カラープリンタ装置において、色
ずれをなくし、色再現性をよくし、’ｓらに、印刷能率
を向上させることが可能な技術を提供することにある。

本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。

碧−處。

本発明は、前記の目的を達成させるため、記録紙の先端
部を検出してインクシートと該記録紙との位置合せをし
、記録紙を往復走査させ、それぞれ色の異なる複数のイ
ンクシートと該記録紙とを順次重ねて印刷するカラープ
リンタ装置であって。

前記記録紙の先端部にその先端部検出用の記録紙の生地
色と異なる細い色帯を設け、該先端部検出用の色帯と記
録紙の生地との境界線を、該記録紙を１ドツトの径の複
数弁の１ステップで送りながら検出する記録紙先端部検
出手段を設けたこと。

さらに、該記録紙に画像を印刷する時及び戻す時に、該
記録紙を所定のステップで搬送する手段を設けたことを
特徴とするものである。

以下、本発明を一実施例に基づいて具体的に説明する。

なお、実施例の全図において、前記第５図及び第６図と
同一の機能を有するものは同一の符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。

第１図乃至第４図は、本発明を熱転写型カラープリンタ
装置に適用した一実施例を説明するための図であり、第
１図は、熱転写型カラープリンタ装置の搬送機構の概略
構成を示す模写図、第２図は、インクシートの要部を示
す平面図、第３図は、記録紙の要部を示す平面図、第４
図は、本実施例の熱転写型カラープリンタ装置のプリン
トシーケンスのフローチャートである。

第１図乃至第４図において、１０はインクシートであり
、一端部が供給部材３Ａに巻き取られ、他端部が搬送経
路の給紙側に設けられた剥離部材６、転写部（発熱抵抗
素子５Ａ部分）、ガイド用ローラ８等を介して巻取部材
３Ｂに巻き取られている。インクシート１０は、第２図
に示すように、ホワイト（Ｗ）、イエロー（Ｙ）、マゼ
ンタ（Ｍ）、シアン（Ｃ）等の異なる色の複数のインク
領域を規則的に配置して構成されている。これによって
、インクシートｌＯは、記録紙２に所定の色の画像。

文字等を記録するようになっている。

また、前記記録紙２は、第３図に示すように。

その先端部に細い黒色の先端部検出用帯２Ａが設けられ
ている。

１１又は１２は、記録紙２の先端部又はインクシート１
０のインク領域を検出するための位置検出器であり、記
録紙２又はインクシートｌＯの搬送経路の排紙側に設け
られている。この位置検出器１１又は１２は、記録紙２
の先端部検出用ＩＦ２Ａ又はインクシー１〜１０の各々
のインク領域間の境界ａｌＯＡ等を検出し、記録紙２と
インクシート１０の所定のインク領域を転写開始位置に
設定するように構成されている。

前記位置検出器１１又は１２は、例えば、反射型フォト
センサー等を用いる。

１３は記録紙２及びインクシート１０のガイド用ローラ
であり、記録紙２を戻した時、インクシート１０と記録
紙２とを剥離するための役目も果すものである。このガ
イド用ローラ１３は、記録紙２の搬送経路の供給側に設
けられ、記録紙２の転写開始位置への送り方向の搬送又
は戻し方向への搬送のガイドをするように構成されてい
る。１４はインクシート搬送ローラであり、インクシー
１〜１０の搬送経路の巻取り側に設けられている。

１５は、サーマルヘッド位置検出器であり、回転軸５Ｂ
で回転移動自在な支持部材５Ｃに支持されたサーマルヘ
ッド５の移動経路の所定の位置に設けられている。サー
マルヘッド位置検出器１５は。

サーマルヘッド５が転写中にプラテン４に圧接されてい
るか、又は転写中以外にその圧接が解除されているかを
検出するためのものである。

サーマルヘッド位置検出器１５は、例えば、マイクロス
イッチによって構成されている。サーマルヘッド５の移
動は、カム機構、ソレノイド等で行なう。

１６はプラテン用の駆動モータであり、その回転はステ
ップ状に一定の回転角で行なわれ、しかもその回転角を
変えることができるものである。

この駆動モータ１６は、例えば、記録紙２の先端部検出
用帯２Ａを検出する時は１画像データの１ドツトの径を
４等分の１の幅の１ステップで記録紙２を送り、熱転写
時及び戻し時には、切換えてそれを４ステップ（１ドツ
トの径のステップ）で送るようなパルスモータを用いる
。また、この駆動モータ１６は、伝達ベルト１６Ａを介
して、プラテン４の従動軸と接続されている。

１７は巻取部材用の駆動モータであり、その回転はステ
ップ状に一定の回転角で行なわれ、例えば、画像データ
の１ドツトの径と同じステップ幅、すなわち、前記１ド
ツトの径の４等分の１の幅のステップ幅の４ステップで
インクシー１−１０を巻き取るようになっている。この
駆動モータ１７は、伝達ベルト１７Ａを介して１巻取部
材３Ｂに接続され１巻取部材３Ｂの回転駆動を行なうた
めのものである。

次に、本実施例の動作について、第１図乃至第４図を用
いて簡単に説明する。

まず、サーマルヘッド５を下方に移動させ、プラテン４
との圧接を解除した状態、すなわち、サーマルヘッド位
置検出器１５を’　ＯＮ　”状態にする。

この゛″ＯＮ″ＯＮ″状態ると、第１の転写をするため
に、インクシート１０の第１のインク領域（例えば、イ
エローＹ）が転写開始位置に配置される。

次に、第４図に示すプリントシーケンスのフローチャー
トに従って記録紙２を転写開始位置に配置する。すなわ
ち、記録紙２の配置は、プラテン４で転写方向（矢印ａ
方向）に搬送され、その先端部検出用帯２Ａを記録紙２
の位置検出器１２で検出し、その結果が黒色であれば、
駆動モータ１６の回転角を１ステップ送りに切換えて白
色が検出されるまで、その状態で記録紙２を送る。この
先端部検出用帯２Ａの検出の結果が白色になると、前記
駆動モータ１６の回転角を４ステップ送りに切換えて、
転写を開始し、カラー画像の第１回回転写の最終のライ
ンの転写が終了するまで、その状態で記録紙２及びイン
クシートｌＯが重ね合されたまま送られる。

このように、インクシート１０及び記録紙２が転写開始
位置に配置されると、インク領域の位置検出器１１及び
記録紙２の位置検出器１２が“ＯＮ　ｔｔ状態になる。

この″”ＯＮ’″状態を確認にすると、第１図に示すよ
うに、サーマルヘッド５をプラテン４に圧接させ、サー
マルヘッド位置検出器１５は”ＯＦＦ”状態になる。

そして、この“ＯＦＦ”状態を確認すると、第４図に示
すように、駆動モータ１６に連結されたプラテン４によ
って、それらを密着させた状態で転写方向（矢印ａ方向
）にインクシート１０及び記録紙２を搬送する。これに
よって、転写部（発熱抵抗素子５Ａ部分）で第１のイン
ク領域が記録紙２に転写され、第１回目の転写が終了す
る。

次に、第２回目の転写を行うために、まず、サーマルヘ
ッド５を下方（矢印す方向）に移動させ。

プラテン４への圧接を解除し、サーマルヘッド位置検出
器１５を’ＯＮ”状態にする。この’ＯＮ”状態を確認
すると、第１図に示すように、記録紙２を矢印Ｃ方向に
搬送して所定位置まで戻し、インクシート１０を駆動モ
ータ１７により、インクシートｌＯの第１のインク領域
分を巻取部材３Ｂに４ステップ回転で巻き取る。これに
より、記録紙２とインクシート１０はガイド用ローラ１
３ではがされ、供給部材３Ａから次の第２インク領域（
マゼンタＭ）が転写位置まで搬送される。そして、記録
紙２は、第４図に示すように、所定位置まで、４ステッ
プ回転で戻され、第１回目の転写と同様に、まず、イン
クシート１ｏを転写方向（矢印ａ方向）に搬送し、第２
のインク領域（例えば、マゼンタＭ）を転写開始位置に
配置する。この後。

記録紙２を転写開始位置に配置する。これらの配置は、
前記第１回目の転写と同様に、インク領域の位置検出器
１１及び記録紙２の位置検出器１２によって制御される
。

以下、第３回目、第４回目の転写も、第１回目の転写と
同様にして行われる。

以上の説明かられかるように１本実施例によれば、カラ
ープリンタ装置において、記録紙挿入と同時に、記録紙
２の生地色と先端部検出用帯２Ａとの境界線を画像デー
タの１ドツトの径の４等分の１の幅の１ステップで記録
紙２を送りながら検出することにより、記録紙２の転・
写時の毎回の初期状態の位置を正確に設定することがで
きるので。

色ずれのない良好な画質のカラー画像を得ることができ
る。また、これにより、再現性のよい装置を提供するこ
とができる。

また、転写動作及び戻し動作時には、記録紙の送り速度
を前記ステップ幅の４ステップで搬送することにより、
転写能率向上させることができる。

以上、本発明を実施例にもとすき具体的に説明したが１
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であること
はいうまでもない。

例えば、前記実施例では、記録紙２の生地色と先端部検
出用帯２Ａとの境界線を画像データの１ドツトの径を４
等分した幅をステップ幅とした１ステップで記録紙を送
って検出したが、１ドツトの径の２等分の１乃至６等分
の１の幅の１ステップで記録紙を送ってもよいことは勿
論である。また、記録紙２の戻し、の送りを４ステップ
以上又は以下のステップであってもよい。

漿果以上説明したように５本発明によれば、カラープリンタ
装置において、記録紙挿入と同時に、記録紙の生地色と
先端部検出用帯との境界線を画像データの１ドツトの径
の複数分の１の幅の１ステップで記録紙を送りながら検
出することにより。

記録紙のの印刷時の毎回の初期状態の位置を正確に設定
することができるので、色ずれのない良好な画質のカラ
ー画像を得ることができる。また、これにより、再現性
のよい装置を提供することができる。

また、印刷動作及び戻し動作時には、記録紙の送り速度
を前記ステップ幅の複数ステップで搬送することにより
、印刷能率を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第４図は１本発明を熱転写型カラープリンタ
装置に適用した一実施例を説明するための図であり。第１図は、熱転写型カラープリンタ装置の搬送機構の概
略構成を示す模写図、第２図は、インクシートの要部を示す平面図。第３図は、記録紙の要部を示す平面図。第４図は１本実施例の熱転写型カラープリンタ装置のカ
ラープリントシーケンシのフローチャート、第５図及び第６図は、従来の熱転写型カラープリンク装
置の問題点を説明するための概略構成図である。図中、２・・・記録紙、３Ａ・・・供給部材、３Ｂ・・
・巻取部材、４・・・プラテン、５・・・サーマルヘッ
ド、５Ａ・・・発熱抵抗素子、１０・・・インクシート
、１１・・・インク領域位置検出器、１２・・・記録紙
位置検出器である。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）記録紙の先端部を検出してインクシートと該記録
紙との位置合せをし、記録紙を往復走査させ、それぞれ
色の異なる複数のインクシートと該記録紙とを順次重ね
て印刷するカラープリンタ装置であって、前記記録紙の
先端部にその先端部検出用の記録紙の生地色と異なる細
い色帯を設け、該先端部検出用の色帯と記録紙の生地と
の境界線を、該記録紙を１ドットの径の複数分の１ステ
ップで送りながら検出する記録紙先端部検出手段を設け
たことを特徴とするカラープリンタ装置。
（２）記録紙の先端部を検出してインクシートと該記録
紙との位置合せをし、記録紙を往復走査させ、それぞれ
色の異なる複数のインクシートと該記録紙とを順次重ね
て印刷するカラープリンタ装置であって、前記記録紙の
先端部にその先端部検出用の記録紙の生地色と異なる細
い色帯を設け、該先端部検出用の色帯と記録紙の生地と
の境界線を、該記録紙を１ドットの径の複数分の１ステ
ップで送りながら検出する記録紙先端部検出手段と、該
記録紙に画像を印刷する時及び該記録紙を戻す時には記
録紙の所定のステップで搬送する手段を設けたことを特
徴とするカラープリンタ装置。