JPS63251263A - 画像記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は，記録紙の先端部を検出してインクシートと該
記録紙との位置合わせをし，記録紙を往復走査させ，そ
れぞれ色の異なる複数のインクシートと該記録紙とを順
次重ねて印刷する画像記録装置に関し，より詳細には多
重印写における重ね精度の向上を図った画像記録装置に
関する。

〔従来技術〕

画像記録装置として，例えば、熱転写型カラープリンタ
装置がある。

この熱転写型カラープリンタ装置は，一般に．第５図に
示すように，異なる色の複数のインク領域が規則的に配
置させたインクシート１を用い，所定の色の画像や文字
を記録紙２に記録している。

此の記録紙２は，供給部材３Ａと巻取部材３Ｂにより搬
送されるインクシート１に密着させた状態で、転写方向
（矢印ａ方向）にプラテン４で搬送される。

前記インクシート１は、プラテン４に圧接されるサーマ
ルヘッド５の発熱抵抗素子５Ａで所定のインク領域のイ
ンクを記録紙２に転写するように構成されている。

このインクシート１は、第１回目の転写中に、剥離部材
６によって記録紙２からはがされ、第１のインク領域が
巻取部材３Ｂに巻き取られるようになっている。

これによって、転写開始位置には、第２回目の転写に使
用する第２のインク領域が配置されるようになっている
。

第１回目の転写の後に、第６図に示すように、まず、プ
ラテン４との圧接を解除するため、サーマルヘッド５を
下方（矢印す方向）に移動させる。

そして２巻取部材３Ｂを停止させた状態でプラテン４及
び搬送ローラ７で記録紙２を戻し方向（矢印Ｃ方向）に
搬送し、記録紙２を転写開始位置に配置する。

このように、第２回目の転写開始位置には。

第２のインク領域と、第１回目の転写が終了した記録紙
２が重ね合わされるようになっている。

そして、この後に、第２回目の転写が行われる。

すなわち、この種の搬送機構において、転写方向の搬送
はプラテン４及び巻取部材３Ｂを用い、戻し方向の搬送
はプラテン４及び搬送ローラ７を用いて、記録紙２だけ
を搬送する。

また、８はインクシート１のガイド用ローラ、９は記録
紙２のガイド仮である。

このように、記録紙を往復走査させて多重記録する場合
、各色の色ずれを無くすために記録紙の先端位置を往復
させる毎に一致させる必要がある。

この位置合わせを正確に行う手段の１つとして、第７図
に示すように、記録紙２の先端をドラム１０に押さえ具
１１によって固定した状態でドラムＩＯに巻回し、記録
紙２の先端が常に同一位置になるように回転制御するも
のがある。

しかしながら、このような構成にあっては。

ドラムの円周面長さを記録紙長さ以上にしなければなら
ないため、装置の大型化を招くと共に、ドラム円周面長
以上の長さの記録紙を用いることができないという不具
合があった。

〔目的〕

本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、その目
的とするところは、このような従来技術の欠点を解消し
、記録紙往復走査による多重記録の重ね精度の向上を可
能にした画像記録装置を提供することにある。

〔構成〕

上記の目的を達成するため１本発明は、記録紙の先端部
を検出してインクシートと該記録紙との位置合わせをし
、記録紙を往復走査させ、それぞれ色の異なる複数のイ
ンクシートと該記録紙とを順次重ねて印刷する画像記録
装置において、前記記録紙の先端部の位置を検出する複
数のセンサと、これらセンサより出力される前回検出内
容と今回検出内容とを比較し、そのずれ量に応じて印字
部に供給する画像データを変更するデータ補正手段とを
設けたものである。

以下２本発明による画像記録装置の一実施例を添付図面
に基づいて説明する。

第１図は本発明の一実施例を示し、第５図と同一である
ものには同一の符号を用いたので重複する説明は省略す
るが、記録紙２の送り方向の先端部及びその側端部に配
設されるＣＯＤ　（チャージ・カップルド・デバイス）
イメージセンサ２０　ａ　、　２０　ｂ　、　２０　ｃ
とサーマルヘッド５を駆動するための画像データが記憶
されたメモリ部２１と、制御系の中核を成すシステムコ
ントローラ２２と＋ｇ亥コントローラ２２の管理のもと
に、モータ、ソレノイド等の駆動が制御される機構部２
３と、システムコントローラ２２によって画像データを
補正してサーマルヘッド５へ印加す名データ補正部２４
とより構成される。

ＣＣＤイメージセンサ２０ａ〜２０ｃは、第２図に示す
ように、センサ２０ａと２０ｂが記録紙２の先端部に所
定の間隔をもって配置され。

センサ２０ｃがその側端部に配置されている。

以上の構成において、その動作を第３図のフローチャー
ト及び第４図の説明図を参照して説明する。

先ず、記録紙がプラテン４とヘッド５間に挿入され、セ
ンサ２０ａ及び２０ｂの位置まで送り込まれると（ステ
ップ３１）、ＣＣＤイメージセンサ２０ａと２０ｂは記
録紙の先端部の傾きが検出される（ステップ３２）。

更にＣＣＤイメージセンサ２０ｃよって記録紙の横方向
（送り方向に対し）−の位置を検出しながらプリントを
実行する（ステップ３３）。

次に、そのプリントが銘版面（最終色によるプリント）
か否かを判定する（ステップ３４）。

銘版面で無い場合、記録紙２を転写開始位置まで戻し、
記録紙２の先端が再びＣＣＤイメージセンサ２０ａ〜２
０ｃの位置に来るようにする（ステップ３５）。

一方、ステップ３４で銘版面のプリントで無いことが判
定された場合、記録紙２にカラープリントがなされたも
のと判定し、記録紙２を排出する（ステップ３７）。

転写開始位置に戻された記録紙２に対し。

再びＣＣＤイメージセンサ２Ｑａ、２０ｂによって記録
紙２の先端部の傾きを検出する（ステップ３６）。

この検出内容とステップ３２による１回目のセンサ出力
内容とがシステムコントローラ２２によって比較され、
その偏差に基づいてプリント時にメモリ部２１からサー
マルヘッド５へ送出する画像データの構成をデータ補正
部２４によって変更する。

また、ＣＣＤイメージセンサ２０ａよって検出された横
方向の位置と１回目のセンサ２０ｃの検出出力とが比較
され、そのずれ量に応じてプリント時にメモリ部２１か
らサーマルヘッド５へ送出する画像データに対し、ダミ
ーデータを挿入し或いは抜き取る等の処理をし。

画像の位置を合わせる。

第４図は本発明の処理による画素の重ね位置を示し、第
１回目の記録紙位置に対し第２回目の記録紙位置が傾い
ている場合であり。

第１回目印字の記録位置に合うように第２回目印字以降
の前後のラインのデータが移される。

また、記録端にいくほど横方向のずれが大きくなるが、
これに対し、Ｘ位置のようなダミーデータの挿入が行わ
れ、後続ラインの右側ではデータの削除が行われる。

なお、ＣＣＤイメージセンサ２０ａによる補正は、第２
回目の印字より実施するものとしたが、第１回目にプリ
ントを記録紙の横端部から等距離になるようにダミーデ
ータを入れ。

第２回目印字以降も同様になるように構成しても良い。

〔効果〕

以上説明した通り１本発明によれば、記録紙の往復走査
におけるスキュー補正が可能になるため、多重記録にお
ける重ね精度の向上が図れ２画質を低下させることがな
い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す構成図であり、第２図
は本発明に係るセンサの配置説明図であり、第３図は本
発明の処理を示すフローチャートであり、第４図は本発
明による第１回と第２回の位置ずれにともなうデータ変
換説明図であり、第５図〜第７図は従来の画像記録装置
の概略構成図である。 符号の説明 ３Ａ・・供給部材　３Ｂ・・巻取部材 ４・・プラテン　５・・サーマルヘッド２０ａ〜２０ｃ
・・ＣＣＤイメージセンサ２１・・メモリ部 ２２・・システムコントローラ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）記録紙の先端部を検出してインクシートと該記録
   紙との位置合わせをし、記録紙を往復走査させ、それぞ
   れ色の異なる複数のインクシートと該記録紙とを順次重
   ねて印刷する画像記録装置において、 前記記録紙の先端部の位置を検出する複数 のセンサと、これらセンサより出力される前回検出内容
   と今回検出内容とを比較し、そのずれ量に応じて印字部
   に供給する画像データを変更するデータ補正手段とを設
   けたことを特徴とする画像記録装置。
2. （２）前記複数のセンサを、記録紙の先端及び側端に配
   設したことを特徴とする前記特許請求の範囲第１項記載
   の画像記録装置。