JPS61243124A - 加工性にすぐれたぶりき原板の製造方法 - Google Patents
加工性にすぐれたぶりき原板の製造方法Info
- Publication number
- JPS61243124A JPS61243124A JP8139885A JP8139885A JPS61243124A JP S61243124 A JPS61243124 A JP S61243124A JP 8139885 A JP8139885 A JP 8139885A JP 8139885 A JP8139885 A JP 8139885A JP S61243124 A JPS61243124 A JP S61243124A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- annealing
- tin plate
- tin
- excellent workability
- Prior art date
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- Pending
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- Heat Treatment Of Steel (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
ぶりき原板の製造方法に関連してこの明細書では普通A
Jレベルの素材で等軸晶組織を有するDI缶用ぶりき素
材を提供するために開発研究した成果について以下に述
べる。
Jレベルの素材で等軸晶組織を有するDI缶用ぶりき素
材を提供するために開発研究した成果について以下に述
べる。
炭酸飲料缶などに使われているステイルDI(D ra
w I roninoの略)缶の素材はその加工性を
重視した場合には展伸結晶粒組織を有するものが、また
イアリング(耳発生)、缶内表面性状などを重視した場
合には等軸結晶粒組織を有するものがそれぞれ使用され
ている。
w I roninoの略)缶の素材はその加工性を
重視した場合には展伸結晶粒組織を有するものが、また
イアリング(耳発生)、缶内表面性状などを重視した場
合には等軸結晶粒組織を有するものがそれぞれ使用され
ている。
従って需要家要求により上記2タイプのDI缶用ブリキ
を製造、供給することが必要である。
を製造、供給することが必要である。
(従来の技術)
連鋳A1キルド鋼で等釉粒組織を有するDI缶用素材を
製造する場合、素材の、11含有量を0.08wt%(
以下単に%で示す)以上とするか、Bの添加、熱延時巻
取り温度の高温化等の手法を用いる必要がある。
製造する場合、素材の、11含有量を0.08wt%(
以下単に%で示す)以上とするか、Bの添加、熱延時巻
取り温度の高温化等の手法を用いる必要がある。
素材へぶ含有量を高めた場合、フランジ割れ、アイオニ
ング割れ等加工上の不良を軽減するために必要な介在物
対策が困難となる。すなわち溶製・鋳造時のAJ!20
3系介在物の発生、混入防止上不利となり介在物レベル
低減は容易ではない。
ング割れ等加工上の不良を軽減するために必要な介在物
対策が困難となる。すなわち溶製・鋳造時のAJ!20
3系介在物の発生、混入防止上不利となり介在物レベル
低減は容易ではない。
一方Bの添加は連鋳スラブ断面割れ欠陥の増加等の欠点
があり安定製造という点で問題がある。
があり安定製造という点で問題がある。
高温巻取りについては公知の如く酸洗時脱スケール性に
問題があるばかりでなく炭化物の凝集粗大化がおこり、
それに起因して耐食性の低下を招くので、ぶりき原板へ
の適用は好ましくない。
問題があるばかりでなく炭化物の凝集粗大化がおこり、
それに起因して耐食性の低下を招くので、ぶりき原板へ
の適用は好ましくない。
(発明が解決しようとする問題点)
一般のぶりき原板と同一組成のスラブから、安定して等
細粒組織を有するDI缶用ぶりき原板の製造方法を確立
することがこの発明の目的である。
細粒組織を有するDI缶用ぶりき原板の製造方法を確立
することがこの発明の目的である。
(問題点を解決するための手段)
発明者らは通常のぶりき原板と同レベルのA℃含有量を
有するスラブを用い、安定して等細粒組織を有し、介在
物の少ないDI缶用ぶりき原板を曲産する目的で実験を
くり返し実施した結果、以下の手順にて発明目的が有利
に実現され得ることを究明した。
有するスラブを用い、安定して等細粒組織を有し、介在
物の少ないDI缶用ぶりき原板を曲産する目的で実験を
くり返し実施した結果、以下の手順にて発明目的が有利
に実現され得ることを究明した。
C:0゜03〜0.10%。
Mn : 010〜0.50%。
/l:0.01 〜0.08 %
を含有し残部は鉄および不可避的不純物よりなる連騎ス
ラブを熱間圧延して650’C以下の温度で巻取り さらに冷間圧延を行なった後 連続焼鈍法により再結晶焼鈍を実施し さらに箱型焼鈍法により500”Cを超える温度で加熱
し、炉中冷却をする ことによって加工性にすぐれた等軸結晶粒組織を有する
ぶりき原板の製造方法である。
ラブを熱間圧延して650’C以下の温度で巻取り さらに冷間圧延を行なった後 連続焼鈍法により再結晶焼鈍を実施し さらに箱型焼鈍法により500”Cを超える温度で加熱
し、炉中冷却をする ことによって加工性にすぐれた等軸結晶粒組織を有する
ぶりき原板の製造方法である。
(作用)
素材は転炉をはじめ公知の製造炉のいずれを用いてもか
まわないが、DI缶等厳しい加工に供する材料であるの
で素材の均一性、介在物低減の点からスラブは連続鋳造
材を使用する必要がある。
まわないが、DI缶等厳しい加工に供する材料であるの
で素材の均一性、介在物低減の点からスラブは連続鋳造
材を使用する必要がある。
C,Mnについては鋼への強度の付与およびArs変態
点のN持のためそれぞれ下限を0.02%、 0.1
0%とする必要があり、上限は強度が増しすぎることを
防止するためそれぞれ0.10%。
点のN持のためそれぞれ下限を0.02%、 0.1
0%とする必要があり、上限は強度が増しすぎることを
防止するためそれぞれ0.10%。
0.50%に限定した。
各スラブは1260℃で加熱し、仕上温度870℃で熱
間圧延を終了し、巻き取り温度550℃で巻き取り、つ
いで0.300mmに冷間圧延した。
間圧延を終了し、巻き取り温度550℃で巻き取り、つ
いで0.300mmに冷間圧延した。
その後、次の各焼鈍処理に付し、この発明による効果を
確認した。
確認した。
工程I(適合) 連続焼鈍 −箱焼鈍700℃X30
秒 630℃× 3時間−調質圧延 1.0% ■程■(比較例) 箱焼鈍 −調質圧延680℃×1
0時間 1゜0% 上記の工程で得られた両ぶりき原板の材質を調査した結
果を表2に示す。
秒 630℃× 3時間−調質圧延 1.0% ■程■(比較例) 箱焼鈍 −調質圧延680℃×1
0時間 1゜0% 上記の工程で得られた両ぶりき原板の材質を調査した結
果を表2に示す。
この発明に従いA素材一工程I材の材質番よ従来材であ
るB素材−■程■(比較2)とほぼ同様の材質が得られ
、また加工試験でも問題なく処理され得た。
るB素材−■程■(比較2)とほぼ同様の材質が得られ
、また加工試験でも問題なく処理され得た。
磁粉探傷成績を表3に示すが、八ぶ含有量の低減にとも
ない介在物レベルが著しく改善されていることが明らか
である。
ない介在物レベルが著しく改善されていることが明らか
である。
表 3
第1図に本発明材の顕微鏡写真を示す。写真で明らかな
ように本発明により安定した等軸晶組織が得られている
。
ように本発明により安定した等軸晶組織が得られている
。
(発明の効果)
以上説明したように、この発明によれば高A(含有量と
することなく通常のブリキ原板と同レベルの/l含有量
で等軸晶組織が得られ加工性にすぐれ、かつ介在物レベ
ルも低減でき缶内表面性状のすぐれたぶりき原板が製造
できる。
することなく通常のブリキ原板と同レベルの/l含有量
で等軸晶組織が得られ加工性にすぐれ、かつ介在物レベ
ルも低減でき缶内表面性状のすぐれたぶりき原板が製造
できる。
第1図はこの発明によるぶりき原板の顕微鏡組織写真で
ある。
ある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、C:0.02〜0.10wt% Mn:0.10〜0.50wt% Al:0.01〜0.08wt% 残部は鉄および不可避的不純物よりなる連鋳スラブを熱
間圧延して650℃以下の温度で巻きとり さらに冷間圧延を行なつた後 連続焼鈍法により再結晶焼鈍を実施し さらに箱型焼鈍法により、500℃を超える温度で加熱
し炉中冷却をする ことを特徴とする加工性にすぐれた等軸晶組織を有する
ぶりき原板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8139885A JPS61243124A (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | 加工性にすぐれたぶりき原板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8139885A JPS61243124A (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | 加工性にすぐれたぶりき原板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61243124A true JPS61243124A (ja) | 1986-10-29 |
Family
ID=13745197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8139885A Pending JPS61243124A (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | 加工性にすぐれたぶりき原板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61243124A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013119649A (ja) * | 2011-12-07 | 2013-06-17 | Jfe Steel Corp | 缶用鋼板用原板と缶用鋼板およびそれらの製造方法 |
CN107367510A (zh) * | 2016-05-12 | 2017-11-21 | 鞍钢股份有限公司 | 一种高碳钢连铸坯等轴晶率的测定方法 |
CN112176166A (zh) * | 2020-09-09 | 2021-01-05 | 唐山不锈钢有限责任公司 | 罩退高屈服强度、高延伸t~5马口铁基板的生产方法 |
-
1985
- 1985-04-18 JP JP8139885A patent/JPS61243124A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013119649A (ja) * | 2011-12-07 | 2013-06-17 | Jfe Steel Corp | 缶用鋼板用原板と缶用鋼板およびそれらの製造方法 |
CN107367510A (zh) * | 2016-05-12 | 2017-11-21 | 鞍钢股份有限公司 | 一种高碳钢连铸坯等轴晶率的测定方法 |
CN112176166A (zh) * | 2020-09-09 | 2021-01-05 | 唐山不锈钢有限责任公司 | 罩退高屈服强度、高延伸t~5马口铁基板的生产方法 |
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