JPS61241152A - 凹凸面を有する基材部への表皮材の接着方法 - Google Patents
凹凸面を有する基材部への表皮材の接着方法Info
- Publication number
- JPS61241152A JPS61241152A JP60083693A JP8369385A JPS61241152A JP S61241152 A JPS61241152 A JP S61241152A JP 60083693 A JP60083693 A JP 60083693A JP 8369385 A JP8369385 A JP 8369385A JP S61241152 A JPS61241152 A JP S61241152A
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- JP
- Japan
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- base material
- skin material
- resin
- bonding
- heat
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- Pending
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- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、凹凸面を有する基材部への表皮材の接着方
法に関する。
法に関する。
(従来の技術)
従来、凹凸面を有する金属部材等の基材部へ布材等の表
皮材を接着する方法、例えば自動車のドアトリムの裏面
に布材を貼る作業は、金属と軟質な布との接着のため、
自動機械化作業が出来ず、作業者が溶剤タイプの接着剤
を用い、布をいちいち手作業で接着しており、作業効率
が極めて悪く、作業環境も衛生上悪く、しかも布の仕上
がり状態も悪いという欠点があった。
皮材を接着する方法、例えば自動車のドアトリムの裏面
に布材を貼る作業は、金属と軟質な布との接着のため、
自動機械化作業が出来ず、作業者が溶剤タイプの接着剤
を用い、布をいちいち手作業で接着しており、作業効率
が極めて悪く、作業環境も衛生上悪く、しかも布の仕上
がり状態も悪いという欠点があった。
(発明が解決しようとする問題点)
そこでこの発明は、上記の欠点を除去し、現在使用され
ているホットメルトと異なり、予め表皮材に樹脂を貼り
合わせ、これを必要な形状に成形加工を施し、立体的形
状として基材部と接合させることにより、自動機械化作
業が出来、作業効率が著しく向上し、作業環境も改善出
来、仕上がりも美麗で、作業の管理及び品質の向上が図
れ、コスト低減効果の優れた凹凸面を有する基材部への
表皮材の接着方法を提供するものである。
ているホットメルトと異なり、予め表皮材に樹脂を貼り
合わせ、これを必要な形状に成形加工を施し、立体的形
状として基材部と接合させることにより、自動機械化作
業が出来、作業効率が著しく向上し、作業環境も改善出
来、仕上がりも美麗で、作業の管理及び品質の向上が図
れ、コスト低減効果の優れた凹凸面を有する基材部への
表皮材の接着方法を提供するものである。
(問題点を解決するための手段)
以下、この発明の一実施例を図面に従って説明すると、
凹凸面を有する金属加工品等の基材部へ布等の表皮材を
接着するにあたり、予め表皮材の裏面に熱接着可能な合
成樹脂を単体或いは複数種を任意に組み合わせてバッキ
ング或いはコーティングする工程と、この合成樹脂をバ
ッキング或いはコーティングした表皮材を、凹凸面を有
する基材部の形状に成形加工する工程と、この加工され
た表皮材と基材部とを加熱接着する工程との組合せより
構成される。
凹凸面を有する金属加工品等の基材部へ布等の表皮材を
接着するにあたり、予め表皮材の裏面に熱接着可能な合
成樹脂を単体或いは複数種を任意に組み合わせてバッキ
ング或いはコーティングする工程と、この合成樹脂をバ
ッキング或いはコーティングした表皮材を、凹凸面を有
する基材部の形状に成形加工する工程と、この加工され
た表皮材と基材部とを加熱接着する工程との組合せより
構成される。
尚、基材部とは、金属の外、木質繊維加工物、ボード等
をいい、表皮材とは布の外、ビニールシート、ビニール
レザー加工物等をいう。
をいい、表皮材とは布の外、ビニールシート、ビニール
レザー加工物等をいう。
また、バッキング或いはコーティングに使用する熱接着
可能な合成樹脂の基本的なものは、ポリエチレン系、ポ
リプロピレン系、ポリアミド系、アクリル系樹脂等が一
般的であり、その方法としては布に樹脂をバッキングし
たり、レザーシートに樹脂を貼り合わせたり、布、レザ
ーシートにそれぞれ流動浸漬法で使用する樹脂粉体を塗
布するものである。
可能な合成樹脂の基本的なものは、ポリエチレン系、ポ
リプロピレン系、ポリアミド系、アクリル系樹脂等が一
般的であり、その方法としては布に樹脂をバッキングし
たり、レザーシートに樹脂を貼り合わせたり、布、レザ
ーシートにそれぞれ流動浸漬法で使用する樹脂粉体を塗
布するものである。
尚、熱接着可能な合成樹脂に誘電体特性の異なる物(例
えば、塩化ビニール等)を混入すれば高周波電流による
発熱源の利用も考えられ、超音波等による接合も可能性
がある。
えば、塩化ビニール等)を混入すれば高周波電流による
発熱源の利用も考えられ、超音波等による接合も可能性
がある。
(実施例)
次にこの発明で行う各工程の具体的実施例を説明すると
、 ■布等の表皮材に合成樹脂をバッキング、コーティング
(流動浸漬法による手段を含む)する工程について、 a、布に樹脂をバンキングする方法。
、 ■布等の表皮材に合成樹脂をバッキング、コーティング
(流動浸漬法による手段を含む)する工程について、 a、布に樹脂をバンキングする方法。
反巻きされた裏面を上に向けた布面に、ホッパーよりル
ーグーを介してT型押自機で加工された樹脂フィルム(
熱が残留のまま)を重合し、これらを加熱圧着し、次に
加圧冷却ローラーで加圧冷却する。
ーグーを介してT型押自機で加工された樹脂フィルム(
熱が残留のまま)を重合し、これらを加熱圧着し、次に
加圧冷却ローラーで加圧冷却する。
尚、布との接合性を高め、同時に極端な布面の変化を防
ぐ意味で事前に布裏面にプライマー処理することも必要
である。
ぐ意味で事前に布裏面にプライマー処理することも必要
である。
b。ビニールレザーシートに樹脂処理をする方法予め、
インブレーション法等で樹脂フィルム状に成形しておき
、エポキシ系或いはウレタン系の樹脂で貼り合わせるか
或いは熱により加圧する。
インブレーション法等で樹脂フィルム状に成形しておき
、エポキシ系或いはウレタン系の樹脂で貼り合わせるか
或いは熱により加圧する。
C0布或いはビニールレザーシートの裏面に粉体樹脂を
コートする、 等の方法がある。
コートする、 等の方法がある。
また、これら表皮材の裏面に、粉体樹脂を必要量散布し
、加熱圧着後冷却して取り出す。この場合、樹脂量のコ
ントロール及び変肉厚を調整するために静電気の利用も
考えられる。
、加熱圧着後冷却して取り出す。この場合、樹脂量のコ
ントロール及び変肉厚を調整するために静電気の利用も
考えられる。
■樹脂をバッキング或いはコーティングした表皮材を、
予め凹凸面を有する基材部の表面形状に成形加工する方
法について、 これらの表皮材を成形加工する方法としては、必要形状
に裁断し、真空成形法、プレス成形法、ブロー成形法よ
り用途に応じて成形法を選び所定の形状に成形する。ま
た、必要に応じて複合成形も可能である。
予め凹凸面を有する基材部の表面形状に成形加工する方
法について、 これらの表皮材を成形加工する方法としては、必要形状
に裁断し、真空成形法、プレス成形法、ブロー成形法よ
り用途に応じて成形法を選び所定の形状に成形する。ま
た、必要に応じて複合成形も可能である。
■この成形された表皮材と基材部とを加熱接着する方法
について、 a、成形された樹脂布と基材部の成形物を重ね合わせ、
基部材裏面より加熱圧着し、離型、冷却して完了する。
について、 a、成形された樹脂布と基材部の成形物を重ね合わせ、
基部材裏面より加熱圧着し、離型、冷却して完了する。
この方法は、基材部が金属系の熱伝導の高いものに有効
である。
である。
b、成形された樹脂布と基材部とを上下空間を保持して
対向させ、中間に例えば赤外線等の両面発熱体を移動可
能に設着し、上下両面を加熱し融点付近で該発熱体を移
動させ上下を圧着、冷却して完了する。
対向させ、中間に例えば赤外線等の両面発熱体を移動可
能に設着し、上下両面を加熱し融点付近で該発熱体を移
動させ上下を圧着、冷却して完了する。
C0真空成形法と加熱圧着手段を組合せる。
基材部を下部に固定し、ヒーター及び加熱炉中で基部材
を所定の温度に加熱後、固定するか或いはヒーターを移
動させる。
を所定の温度に加熱後、固定するか或いはヒーターを移
動させる。
また、未成形表皮材をクラ・ンプの位置に設定し、基材
部との中間に発熱体を移動し、加熱し軟化点付近で発熱
体を移動させクランプを下降させ、未成形表皮材が基材
部圧着後冷却完了させる。
部との中間に発熱体を移動し、加熱し軟化点付近で発熱
体を移動させクランプを下降させ、未成形表皮材が基材
部圧着後冷却完了させる。
(発明の効果)
この発明によると、予め表皮材゛に樹脂を貼り合わせ、
これを必要な形状に成形加工を施し、立体的形状として
基部材と接合させることにより、自動機械化作業が出来
、作業効率が著しく向上し、作業環境も改善出来、仕上
がりも美麗で、作業の管理及び品質の向上が図れ、コス
ト低減が期待出来る等極めて有益なる効果を奏する。
これを必要な形状に成形加工を施し、立体的形状として
基部材と接合させることにより、自動機械化作業が出来
、作業効率が著しく向上し、作業環境も改善出来、仕上
がりも美麗で、作業の管理及び品質の向上が図れ、コス
ト低減が期待出来る等極めて有益なる効果を奏する。
(以上)
Claims (1)
- 凹凸面を有する金属加工品等の基材部へ、布等の表皮材
を接着するにあたり、表皮材の裏面に、熱接着可能な合
成樹脂を単体で、或いは複数種を任意に配合してバッキ
ング或いはコーティングして樹脂層を形成する工程と、
該表皮材を、予め凹凸面を有する基材部の表面形状に成
形加工する工程と、この成形された表皮材と基材部とを
加熱接着する工程との組合せからなることを特徴とする
凹凸面を有する基材部への表皮材の接着方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60083693A JPS61241152A (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | 凹凸面を有する基材部への表皮材の接着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60083693A JPS61241152A (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | 凹凸面を有する基材部への表皮材の接着方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61241152A true JPS61241152A (ja) | 1986-10-27 |
Family
ID=13809572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60083693A Pending JPS61241152A (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | 凹凸面を有する基材部への表皮材の接着方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61241152A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57142362A (en) * | 1980-10-21 | 1982-09-03 | Okura Industrial Co Ltd | Manufacture of grooved decorative board |
JPS5842459A (ja) * | 1981-09-08 | 1983-03-11 | アイン・エンジニアリング株式会社 | 化粧ボ−ドの製造方法 |
JPS5933311A (ja) * | 1982-08-18 | 1984-02-23 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 被覆用硬化型樹脂組成物 |
-
1985
- 1985-04-18 JP JP60083693A patent/JPS61241152A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57142362A (en) * | 1980-10-21 | 1982-09-03 | Okura Industrial Co Ltd | Manufacture of grooved decorative board |
JPS5842459A (ja) * | 1981-09-08 | 1983-03-11 | アイン・エンジニアリング株式会社 | 化粧ボ−ドの製造方法 |
JPS5933311A (ja) * | 1982-08-18 | 1984-02-23 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 被覆用硬化型樹脂組成物 |
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