JPS5930552B2 - ラミネ−ト化粧板及びその製造法 - Google Patents

ラミネ−ト化粧板及びその製造法

Info

Publication number
JPS5930552B2
JPS5930552B2 JP54163103A JP16310379A JPS5930552B2 JP S5930552 B2 JPS5930552 B2 JP S5930552B2 JP 54163103 A JP54163103 A JP 54163103A JP 16310379 A JP16310379 A JP 16310379A JP S5930552 B2 JPS5930552 B2 JP S5930552B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin film
transparent resin
decorative board
scratches
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54163103A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5686751A (en
Inventor
義征 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP54163103A priority Critical patent/JPS5930552B2/ja
Publication of JPS5686751A publication Critical patent/JPS5686751A/ja
Publication of JPS5930552B2 publication Critical patent/JPS5930552B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は天然銘木の風合いを有するラミネート化粧板及
びその製造法に関するものであつて、更に詳述すれば、
表面に長手方向の引つ掻き傷1を幅方向にわたつて隔設
した透明樹脂フィルム2裏面の金属発色層3側を基板4
に貼着し、透明樹脂フィルム2の柄印刷層5を設けた表
面側に表面樹脂層6を被着して成ることを特徴とするラ
ミネート化粧板を特定発明とし、透明樹脂フィルム2の
裏面に金属発色インキを略全面にわたつて印刷し、次い
で透明樹脂フィルム2の表面に長手方向の引つ掻き傷1
を幅方向にわたつて隔設した後、透明樹脂フィルム2の
表面に木目調の柄印刷を施し、上記透明樹脂フィルム2
の裏面を基板4に貼り合せた後透明樹脂フィルム2の表
面に表面樹脂塗料を塗布することを特徴とするラミネー
ト化粧板の製造法を併合発明とするものである。
従来、化粧板に天然銘木のもつ艶や輝き、色の深み等の
風合いを持たせるためには金属粉を混入した印刷インキ
を基板に貼着する化粧シートに印刷したり、あるいはユ
ガシロ、ラワン合板等の低級基板に直接印刷していたが
、天然銘木のもつ自然な艶を得ることができなかつた。
特に天然銘木は長手方向(縦方向)に繊維素が均一に並
んでおり、この繊維素の配列状態を印刷インキや印刷手
法で再現することができなかつた。本発明は上記の点に
鑑みてなされたものであり、特定発明の目的とするとこ
ろは透明樹脂フィルムの表面に長手方向の引つ掻き傷を
幅方向に隔設することで天然銘木のような凹凸感や手触
り感のある表面が得られ、また透明樹脂フィルム裏面の
金属発色層が引き掻き傷で乱反射して天然銘木に近い艷
を得ることができるラミネート化粧板を提供するにあり
、併合発明の目的とするところは上記の利点を有するラ
ミネート化粧板を簡単に製造できるラミネート化粧板の
製造法を提供するにある。
本発明を以下、詳述する。塩化ビニル、アクリル、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ビニール系樹脂のような合
成樹脂製の透明樹脂フィルム2の表面には長手方向(縦
方向)にわたる引つ掻き傷1が幅方向にわたつて一定間
隔で複数条設けてあつて、透明樹脂フィルム2の表面は
引つ掻き傷1で微細に凹凸しており、透明樹脂フィルム
2の裏面には略全面にわたつて金属光沢のある金属発色
層3が設けてある。引つ掻き傷1を有する透明樹脂フィ
ルム2の表面には木目模様の柄印刷層5が設けてあつて
、透明樹脂フィルム2裏面の金属発へ色層3側は接着剤
層7で合板やハードボード、チツプボード、スレート等
の基板4に貼着してあり、基板4に貼着された透明樹脂
フイルム2の表面側にアミノアルキツド、ウレタン、ア
クリル、ビニール系樹脂等からなる透明な表面樹脂層6
を被着してラミネート化粧板が形成されている。
しかしてかかる構成のラミネート化粧板は透明樹脂フイ
ルム2の表面に長手方向にわたる引つ掻き傷1が幅方向
に=定間隔で設けてあるから、この引つ掻き傷1が天然
銘木の繊維素のような外観を呈し、天然銘木のような凹
凸感や手触り感のある表面となる。また透明樹脂フイル
ム2裏面に設けた金属発色層3の光沢が引つ掻き傷1で
乱反射し、金属発色層3の乱反射で木目模様の柄印刷層
5が映えで天然銘木に近い艷が得られる。尚、透明樹脂
フイルム2に引つ掻き傷1をつける時期は透明樹脂フイ
ルム2の表面に表面樹脂層6を被着する前であればいつ
でもよく、例えば透明樹脂フイルム2を基板4に貼着す
る前や後あるいは透明樹脂フイルム2に金属発色層3を
設ける前や後でもよい。次にラミネート化粧板の製造法
について詳述する。まず塩化ビニル、アクリル、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ビニール系樹脂のような合成
樹脂製の透明樹脂フイルム2の裏面に雲母粉やアルミニ
ウム粉、銅粉、真ちゆう粉等の金属発色顔?を配合した
金属発色インキを略全面にわたつて印刷して透明樹脂フ
イルム2の裏面を金属発色層3で被覆し、次いで透明樹
脂フイルム2の表面にワイヤーブラツシングロール等を
用いて長手方向にわたる引つ掻き傷1を幅方向にわたつ
て一定間隔で複数条設けた後、透明樹脂フイルム2の表
面に木目調の柄印刷を施して柄印刷層5を設ける。次い
で上記透明樹脂フイルム2裏面の金属発色層3と合板、
ハードボード、チツプボード、スレート等の基板4の上
面をエチレン一酢酸ビニル系のような接着剤で貼り合わ
せた後、透明樹脂フイルム2の表面側にアミノアルキツ
ド、ウレタン、アクリル、ビニール系樹脂等の表面樹脂
塗料を略全面にわたつて塗布して透明樹脂フイルム2の
表面側を透明な表面樹脂層6で被覆し、ラミネート化粧
板を得るものである。本発明は上記のような構成を有す
るので、特定発明のラミネート化粧板にあつては透明樹
脂フイルムの表面に長手方向の引つ掻き傷を幅方向に隔
設することで天然銘木のような凹凸感や手触り感のある
表面が得られ、また透明樹脂フイルム裏面の金属発色層
が引つ掻き傷で乱反射して天然銘木に近い艷を得ること
ができるものであり、併合発明は上記の利点を有するラ
ミネート化粧板を簡単に製造できる製造法を提供できる
ものである。
本発明を以下、実施例により具体的に説明する。実施例
1厚み70μの透明塩化ビニルシートの裏面に雲母粉
を3%混入した金属発色インキにて全面にベタ印刷して
金属発色層を設けた。
その後シート表面よりワイヤーブラツシングロールにて
長手方向に複数条の引つ掻き傷を附与し、次いで表面よ
りチーク柄を印刷した。上記で得られたパターンシート
をエチレン一酢酸ビニル系接着剤を介して4.0〜合板
にラミネートした。更にパターンシートの表面よりビニ
ール変性ウレタン樹脂をロールコーターにて5f/尺2
塗布乾燥してラミネート化粧板を得た。このラミネート
化粧板は天然銘木に近い艶や風合いを有するものであつ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のラミネート化粧板の断面図
、第2図は同上の平面図、第3図は同上の斜視図であり
、1は引つ掻き傷、2は透明樹脂フイルム、3は金属発
色層、4は基板、5は柄印刷層、6は表面樹脂層である

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 表面に長手方向の引つ掻き傷を幅方向にわたつて隔
    設した透明樹脂フィルム裏面の金属発色層側を基板に貼
    着し、透明樹脂フィルムの柄印刷層を設けた表面側に表
    面樹脂層を被着して成ることを特徴とするラミネート化
    粧板。 2 透明樹脂フィルムの裏面に金属発色インキを略全面
    にわたつて印刷し、次いで透明樹脂フィルムの表面に長
    手方向の引つ掻き傷を幅方向にわたつて隔設した後、透
    明樹脂フィルムの表面に木目調の柄印刷を施し、上記透
    明樹脂フィルムの裏面を基板に貼り合せた後透明樹脂フ
    ィルムの表面に表面樹脂塗料を塗布することを特徴とす
    るラミネート化粧板の製造法。
JP54163103A 1979-12-15 1979-12-15 ラミネ−ト化粧板及びその製造法 Expired JPS5930552B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54163103A JPS5930552B2 (ja) 1979-12-15 1979-12-15 ラミネ−ト化粧板及びその製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54163103A JPS5930552B2 (ja) 1979-12-15 1979-12-15 ラミネ−ト化粧板及びその製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5686751A JPS5686751A (en) 1981-07-14
JPS5930552B2 true JPS5930552B2 (ja) 1984-07-27

Family

ID=15767222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54163103A Expired JPS5930552B2 (ja) 1979-12-15 1979-12-15 ラミネ−ト化粧板及びその製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5930552B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59178252A (ja) * 1983-03-30 1984-10-09 住友ベークライト株式会社 熱硬化性樹脂化粧板

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5686751A (en) 1981-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3069153B2 (ja) 木目調化粧シート
JPH0664131A (ja) 化粧シート
JPS5930552B2 (ja) ラミネ−ト化粧板及びその製造法
JPS6067155A (ja) 化粧板の製造方法
JP2008012887A (ja) 突板貼り彫刻化粧板とその製造法
JPS63290788A (ja) 化粧パネル
JP2600127B2 (ja) 化粧板
JP3284288B2 (ja) 建材用化粧板
JPS632673B2 (ja)
JP2658685B2 (ja) 高い意匠性を有する化粧部材及びその製造方法
JPH0434461B2 (ja)
JPS6033007Y2 (ja) 立体模様化粧板
JPH0999534A (ja) 化粧シートおよびその製造方法
JPH0126445Y2 (ja)
JPH0262395B2 (ja)
JPS6237681Y2 (ja)
JPS61192508A (ja) 化粧材
JPH0257500B2 (ja)
JPS6092542A (ja) 浮造り化粧板およびその製法
JPS6228426Y2 (ja)
JPS5938267Y2 (ja) 天然木調化粧板
JPH09174790A (ja) プラスチック化粧シートとその製造方法
JPS6142940Y2 (ja)
JPH0613210B2 (ja) 化粧板の細溝形成方法
JP2003340805A (ja) 化粧板およびその製造方法