JPS61182748A - 薄帯の研磨方法 - Google Patents

薄帯の研磨方法

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Publication number
JPS61182748A
JPS61182748A JP2384785A JP2384785A JPS61182748A JP S61182748 A JPS61182748 A JP S61182748A JP 2384785 A JP2384785 A JP 2384785A JP 2384785 A JP2384785 A JP 2384785A JP S61182748 A JPS61182748 A JP S61182748A
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JP
Japan
Prior art keywords
polishing
amorphous
shaft
winding shaft
thickness
Prior art date
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Pending
Application number
JP2384785A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Yano
矢野 勇
Shoji Nakamura
正二 中村
Kaoru Shimizu
薫 志水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS61182748A publication Critical patent/JPS61182748A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁気ヘッドの磁心材料として用いられる薄帯の
研磨方法、特にアモルファス合金薄帯(以下アモルファ
ス素材とよぶ)の製造方法に関するものである。
従来の技術 近年アモルファス素材はその材料が持つ高い磁束密度を
利用して磁気ヘッドの磁心材料として広く応用されてい
る。磁気ヘッドとしてのアモルファス素材の利用法は、
磁気トラック幅に対応する厚みに研磨加工して使用され
ている。例えば、DAT(デジタル,オーディオ.テー
プレコーダ)のヘッドとして使用する場合、そのトラッ
ク幅は18μm前後であり、アモルファス素材も18μ
m±/μに研磨加工されなくてはならない。
以下、従来例におけるアモルファスの研磨方法について
図面に基いて説明すると、第2図の乙に示すように、ア
モルファス素材1は一般的に幅22が10H〜60ff
、厚み23が40μ111〜1oOμm1長さ24が数
mで市販メーカーより供給される。
第2図すおよびCに示すように、アモルファス素材を利
用した磁気ヘッドを製造する場合、最適な形状(通常は
10肩璽角)に切断加工した、アモルファス素材小片2
6を得て金属あるいはセラミック材料よυなる貼付定盤
26に接着剤27を用いて精密に接着を行なう。しかし
いかに精密に接着を行なっても、接着層厚み28を有し
、アモルファス小片25の厚みを規制する際には、接着
層厚み28を考慮しなければならない。その後アモルフ
ァス小片25の加工面30を通常行なわれている片面ラ
ッピング装置等で遊離砥粒を用いてラッピングを行ない
、アモルファス小片厚み29を制御して、片面の加工を
終える。アモルファス小片25の加工面3oの反対面は
、上述した工程を再度くり返すことによってアモルファ
ス小片25の両面の加工を終える。
上述した第2図の4〜Cの工程を経て得られたアモルフ
ァス小片26の厚みは、接着作業における接着層厚み2
8のばらつきによってアモルファス小片25の厚み寸法
バラツキとなる。例えばDATヘッドの場合18μm±
1に制御するのは至難の技で有り歩留り低下が著しい。
さらに加工中に接着剤がラッピングオイル、溶剤等によ
り溶かされて、アモルファス小片26がけずれると云っ
た大きな問題をも有している。上述した問題点はアモル
ファス小片26の大きさを小さくすれば加工精度(厚み
寸法)は上がるが、相反して貼付定盤26よりはずれる
可能性がさらにつよくなるっ発明が解決しようとする問
題点 本発明は従来例でも明らかなように (1)厚み精度の歩留り向上 (2)加工中の剥離防止による加工歩留りの向」−(3
)加工能率の向上 を行ない従来例における問題点を解決しようとするもの
である。
問題点を解決するだめの手段 本発明においては、円筒形状をしたロールの外周面にア
モルファス素材等の金属薄帯を7パイラル状に巻装し、
前記アモルファス素材の両端部を機械的に固定する手段
を用い、前記ロールの回転方向が前記スパイラル状に巻
きつけた方向と同一方向とし、前記スパイラル状に巻き
つけたアモルファス素材に回転砥石を当接して加工を行
なう。
作用 本発明は金属薄帯を従来例の第2図aに示すアモルファ
ス素材のまま、すなわち帯状を有する形状で研磨作業す
ることが可能であり、機械的な手段を用いてロールに巻
きつけるため、従来例の接着層厚みをほとんど無視する
ことが出来、厚み寸法の精度向上と加工歩留りの向上な
らびに加工能率の向上が図られる加工方法である。
実施例 以下本発明の一実施例を第1図aおよびbに基づいて説
明するとaは研磨方法を説明するための要部正面図を示
し、bはaにおける矢視A−人′の要部平面図を示して
いる。
被加工物であるアモルファス素材1(本実施例では幅1
0jff、厚み60μm)をワーク巻装軸2の外周面に
スパイラル状に巻装するに際しては、前記デλファス素
材1の両端部を止めネジ3,3′を介して、常に巻付力
が作用するような構造(図示せず)を有して密状態に幅
端を接するごとくワーク巻装軸2に固定させる。ワーク
巻装軸2の外周面は鏡面加工が施されており、アモルフ
ァス素材1のロール面側(アモルファス素材製造上で片
面がロール面のものと両面がロール面のものが有巻 る)をワーク装輪2に巻装し、巻きつけ時のすき間を可
能な限り少なくする。本実施例ではワーク巻装軸2の材
質として、SK材を用いたが、アモルファス1の持つ熱
膨張係数よりもワーク巻装軸2の熱膨張係数が大きい程
加工中におけるアモルファスの延びを吸収出来る。ワー
ク巻装軸2は駆動モーター4によりベルト6およびプー
リ6.7を介して矢印8の方向に回転させる。矢印8の
回転方向は前記ワーク巻装軸2に巻装したアモルファス
素材1の巻きつけ方向と同一方向として加工中における
アモルファス素材1の緩みを防止するものである。ワー
ク巻装軸2の回転軸は両センタ9.9′で支持され高精
度な回転を行なわせる。
一方、研磨砥石10の材質は被加工物であるアモルファ
ス素材1に研磨歪を与えない様に軟質砥石を用いる。研
磨砥石の回転は駆動モーター11によりベルト12およ
びプーリ13,14を介して砥石軸16を回転すること
によって矢印16の方向に回転させる。研磨砥石10は
回転状態でアモルファス素材1に所定の抑圧荷重で当接
すると共に研磨砥石軸全体は矢印17方向に巻装したア
モルファス素材1の全体が研磨加工可能な範囲で所定の
左右運動させる機構(図示せず)となって力る。実際の
研磨作業では同一の研磨装置にてワーク巻装軸2の加工
を行なった後、アモルファス1を巻装させることにより
精密な研磨加工が行なえる。さらに加工中は極めて不純
物の少ない冷却水を加工極部に噴出させアモルファス素
材1およびワーク巻装軸2の冷却効果と切屑の排出を行
なう必要がある。本実施例で用いた代表的な研磨条件を
挙げるとワーク巻装軸回転数150RPM 。
砥石回転数15ORPM 、左右送り速度300MM/
分、砥石粒度#3000 、砥石荷重1oKyfで研磨
加工した結果、はぼ所望の厚み18μmを得ることが出
来た。さらに加工中(でおいてもア・モルファスがはず
れることなく研磨出来るこ3七が判−・た。
なお、上記実施例において、アモルファスRA−Aをス
パイラル状に巻装したワーク巻装軸に対し、研磨砥石軸
をワーク巻装軸の軸心長手方向に往復移動させた例を述
べたが、別設、研磨砥石を固定位置で回転させワーク巻
装軸を回転かつ軸心長手方向に往復動させるように構成
してよいこJ:は准うまでもない。
また、被研磨部としてアモルファス薄帯等の金属部材に
限定するものでなく樹脂部材等任意の薄帯であっても一
向にさしつかえない。
発明の効果 以上の様に上述した本発明の研磨方法によれば、アモル
ファス素材を帯状で研磨することが可能となり、接着剤
を使用していないため精度の向上も図れ、製造上の歩留
りならびに加工能率を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図a、第1図すは本発明の研磨方法を説明するため
の要部正面図およびその要部平面図、第2図aはアモル
ファス素材の斜視図、第2図すは従来の研磨方法を説明
するための要部斜視図、第2図Cは第2図すの正面図で
ある。 1・・・・・・アモルファス素材、2・・・・・・ワー
ク巻装軸、3.3′・・・・止メネジ、4.11・・・
・・・駆動モーター、5.12・・・・・ベルト+  
6 、7 、13 、14・・・・・・プーリー、8,
16.17・・・・・・移動方向、9,9′−・・・・
・支持軸、10・・・・・研磨砥石、16・・・・・砥
石軸、26・・・・・・アモルファス小片、26・・・
・・・貼り付定盤、2ア・・・・・・接着剤。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名1°
−−アモルファス象苓下 イO−・−新、メールes、、1 f5−  層ムh軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外周面に薄帯をスパイラル状に巻装してなるワー
    ク巻装軸と直交するごとく研磨砥石回転軸を配置し、前
    記ワーク巻装軸と前記研磨砥石とを所定に回転させた状
    態で前記研磨砥石を当接しかつ前記研磨砥石回転軸もし
    くはワーク巻装軸のいづれか一方を相対的に移動させる
    様にしたことを特徴とする薄帯の研磨方法。
  2. (2)ワーク巻装軸材料と被研磨材料の熱膨張係数の関
    係を前記ワーク巻装軸材料の方を大きくし前記被研磨材
    料を小さくしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の薄帯の研磨方法。
  3. (3)薄帯としてアモルファス合金薄帯とすることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の薄帯の研磨方法。
JP2384785A 1985-02-08 1985-02-08 薄帯の研磨方法 Pending JPS61182748A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104551953A (zh) * 2013-10-16 2015-04-29 上海亿浩环保设备有限公司 一种退火丝除锈抛光机
CN105643378A (zh) * 2016-01-07 2016-06-08 江门银特银数控机床有限公司 一种数控线性导轨平面成型磨床

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CN104551953A (zh) * 2013-10-16 2015-04-29 上海亿浩环保设备有限公司 一种退火丝除锈抛光机
CN104551953B (zh) * 2013-10-16 2018-11-13 上海亿浩环保设备有限公司 一种退火丝除锈抛光机
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