JPS61176270A - 画像送信装置 - Google Patents

画像送信装置

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JPS61176270A
JPS61176270A JP1702685A JP1702685A JPS61176270A JP S61176270 A JPS61176270 A JP S61176270A JP 1702685 A JP1702685 A JP 1702685A JP 1702685 A JP1702685 A JP 1702685A JP S61176270 A JPS61176270 A JP S61176270A
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Sadasuke Kurabayashi
倉林 定助
Masahiro Sakamoto
坂本 理博
Masatomo Takahashi
高橋 政共
Motoaki Yoshino
元章 吉野
Yasuhide Ueno
康秀 上野
Tsunehiro Watanabe
渡辺 経寛
Tsuneo Oto
大戸 庸生
Takeshi Ono
健 小野
Shigeo Miura
滋夫 三浦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は画像データを送信する画像送信装置に関し、特
に画像データを記憶する記憶手段を備えた画像送信装置
に関する。
〈従来技術〉 従来、かかる画像送信装置として画像メモリ付きのファ
クシミリ装置が知られている。
画像メモリは同一の画像データを種々の相手先に送信す
る場合や、送信の際、相手先とつながらなかった場合に
は原稿画像を装置に記憶させることができるので極めて
有用である。
しかしながら、一度画像メモリに蓄えられた画像データ
はオペレータが消去を行わない限り消去されなかったの
で、画像メモリの有効利用が図られないばかりか操作も
面倒であった。
又、一定時間が経過すると画像データを消去するという
ものも提案されているが、時刻指定送信を行う場合に、
その指定時刻になる前に画像データを消去してしまうこ
とがあったので極めて不便である。
〈目 的〉 本発明は上述の如き問題点に鑑み、画像データを記憶す
る記憶手段の有効活用を図ると共に、オペレータの操作
が簡単な画像送信装置の提供を目的としている。
〈実施例〉 以下、本発明を実現するファクシミリ装置の一実施例を
詳細に説明する。
(機構系) 第1図にファクシミリ装置の断面図を示す。
図において41はCOD固体ラインイメージセンサ、4
2は結像レンズ、43はミラー、44は原稿照明用ラン
プ、45は原稿給紙ローラ、46は原稿排紙ローラ、4
7は原稿給紙トレー、31は給紙トレー上の原稿の有無
を検出する原稿検出センサである。
又、34はロール紙収納カバー、35はロール紙、36
は原稿及び記録紙の排紙トレー、37はカッター、38
はロール紙排出ローラ、39はロール紙搬送ローラ、4
0は記録ヘッド、33はカバー34の開閉を検出するロ
ール紙カバーセンサである。
図において原稿読取時には、原稿給紙トレー471の原
稿がローラ45.46で搬送される。
読取位置Pでランプ44により原稿は照射され、その反
射光がミラー43、レンズ42を介してイメージセンサ
41上に結像され、イメージセンサ41は画像を電気信
号に変換する。
一方記録時にはロール紙35がローラ39とヘッド40
に挟持されて搬送されると同時に感熱ロール紙35上に
ヘッド40により画像が形成される。モして一装置の記
録が終了するとカッタ37によりロール紙35はカット
され、排紙トレー36上にローラ38により排出される
(基本ブロック) 第2図は(A)は本実施例のファクシミリ装置の基本制
御ブロック図である。図において1は原稿画像を読取り
電気的画像信号に変換する読取部、3,5,7.はその
一つの態様として前記画像信号を一時貯えるバッファと
して機能するランダムアクセスメモリ(以下RAM)、
9は画像信号を数ページ分貯える画像メモリとして機能
するファーストインファーストアウトRAM (以下F
IFORAM)、11はMPU23の動作プログラムを
格納したリードオンリーメモリ(以下ROM)、13は
MPUの動作に必要なフラグ、データ等を格納するRA
M、15は入力キー1表示器等を有する操作部、17は
感熱紙−Fにコピー画像、受信画像、管理データを記録
する記録部、19は送信データを変調し、受信データを
復調するモデム、20は電話器、21は通信回線22を
モデム19或は電話器20に接続制御する網制御ユニッ
ト(以下NCU)、25は原稿画像の他に発信時刻、発
信元の名称を画像データとして送信したり、通信管理デ
ータを記録したりする為の文字フォントを格納している
文字発生器(以下CG)、23はシステム全体をコント
ロールするMPUである。MPU23として本実施例で
は16bitのデータバス24と、最大4メガバイ′ト
までのメモリ空間を直接アクセスすることが可能なイン
テル社製8086を用いている。
このMPUを用いたことによるメリットは、16bit
のデータバスを有しているため、符号化された画像デー
タの取扱いが容易になった。例えばランΦレングスコー
ドで2048bitのデータを扱うためには12bit
のデータが必要で、8bitのMPUを用いるとアクセ
スを2回行わなければならないが、16bitならば1
回のアクセスで済んでしまう。
又、大容量のメモリ空間を直接アクセスできるので、シ
ステムのメモリを画像メモリとして用いて回報の機能を
持たせることが可能とだなった。従来の装置では外付け
のメモリユニット、又は装置内であってもMPUがバス
を介して直接アクセスのできないようなメモリを用いて
画像メモリとして回報機能を持たせていたが回路の複雑
化、装置の大型化等の問題があった。
(MPUの機能) MPU23の基本機能には第2図(B)に示すような6
種がある。以下、各機能について説明する。
エンコード機能 (ラン・レングス→MH,MRコード変換、その他)a
)ラン・レングス→MHコート変換 エンコードを行う際にはまず、読取部lへ1ライン読取
命令を出す。すると読取部lは読取った1ライン分の画
像データをラン命レングスコードに変換し、RAM3へ
と書込む、そしてMPU23はRAM3からラン・レン
グスコードを読出し、それを用いてROMII内のコー
ド変換テーブルをひいてきて、MHコードへ変換する。
変換テーブルはROMII上に展開され、ラン・レング
スコードをアドレスとしてそのアドレスの示すランに対
応するMHコードデータが書込まれている。MHコード
データに構成を第3図の示す。
第3図(A)において、上位12bitに左づめでMH
コードが入る。またMHコードは可変長符号であるため
、下位4bitにそのMHコードのコード長情報を入れ
てコード長の認識を行わせている。上位12bitにM
)(コードを割り当てているがMHココ−表には、最長
13bitのコードが存在している。それに対処するた
めに、コード長が13bitのコードに注目すると全て
のコードの先頭(MSB)は0″で始まっていることが
わかる。そこで、変換テーブル中のデータは先頭の“0
11を除いた12bitをMHコードとし、データ長゛
13”°の情報を付加している。そして、変換テーブル
をひいてデータ調が13′°である場合にはMPUがコ
ードの先頭に°O°゛を付加するという方法を用いてい
る。
このようにすべてのMHコードとそのコード長がすべて
16bitの中に収まるので、16bitのMPU (
マイクロ・プロセッシング′・ユニット)での処理が容
易となり、高速にMHコードを探すことができる。
b)ラン・レングス→MRコート変換 MRコードへの変換はCCITTのT4勧告に示されて
いる基本フローを参考にMPU23で行っているが、そ
の基本フロー中量も頻度が高く、また重要な項目として
゛画素の白/黒反転の検出゛′がある。そこでその検出
を容易に行なえるように読取部がRAM3へ書込むデー
タをランレングス・コード化している。
ランレングス・コードによるMRコードへの変換する為
のプログラムフローを第3図CB)に示し、パラメータ
blの決定サブルーチンを第3図(C)に示す。
第3図(B)においてまずパラメータaQ。
blをOに初期化し、対象ラインの次のランレングス・
コードを読出すことにより、alを決定し、blを第3
図(C)のルーチンで決定した後、b2を参照ラインの
次のRLコードを呼び出して決めている。モしてT4勧
告のMR符号化ルーチンでMR符合が決められると同時
にパラメータaOの次の値が決まる。
第3図(C)ではパラメータb1がaQより右側の対象
ラインにおいて、aQとは色(白。
黒)の異なる最初の色の変化点であるという勧告の定義
に従い、決定される。
このようにMRコードへの変換がランレングス・コード
から行なわれるので生の画像データから変換するのに比
べて極めて高速かつ容易に行えるものである。
C)CGコード→MHコード変換 本装置では、読取部で読取った画像データとの他にキャ
ラクタ等の情報をMHコードに変換して画像データとし
て送信する機能を有しているが、その方法は、まずCG
コードで、CG25からCGコードに対応する生データ
をひいてきて、それをラン命レングスコードに変換し、
更にMHコードに変換して送信している。変換テーブル
出力をラン・レングスコードではなく、生データにした
のは、ラン・レングスでテーブルを作るとコード数が多
くなり、大きなCG子テーブル必要となってしまうので
、生データにしてCG25の容量の削減を図るためであ
る、また生データを用いることにより°、G2モード等
の°非圧縮モードでの伝送の場合復号化が要らなくなる
というメリットもある。
d)EOLの取扱い G3モードの送受において画像データはライン同期の形
態を用いており、そのためのライン同期信号としてE 
OL (End OF Line)  を設定している
。EOLは連続する11ケの“0゛プラス1(MRの場
合は更にl又は0がつく。)で構成されている。
L、又はO MPU23は1ラインのエンド検出毎に、画像データに
このEOLを付加して送出を行うが、このEOLを付加
する際に、送信ラインの電送時間の計算を行い、それが
最小伝送時間未満であった場合には、フィルピットを挿
入して最小伝送時間になる様にしてからEOLを付加し
ている。実際の送信ではMHコードは一時FIFORA
M9に蓄積され、MPUはそのRAM9からコードを読
出して送信を行っている。そして、最小伝送時間の計算
及びフィルビットの挿入は、MPU23がRAM9から
コードを読出し、送信する際に行われている。そのため
、RAM9から読出しを行う時のライン終了信号EOL
検出が重要な問題となってくる。そこで本装置ではRA
M9からの読出し時のEOL検出の簡単化及びEOL送
出の簡単化のために以下の様な方法を用いている。
まずEOL取扱いの基本思想として (1) E OLの付加はRAM9への書込時に行う。
(2) RA M 9からの読出し時のEOL検出は2
バイト連続Oで行う。
(3) RA M 9からのデータの送出時には2バイ
ト連続の0のうち、2バイト目のOは送出しない。
の3点がある。以下2つのケースに場合分けで説明をし
てみる。
ラインの最終データ中の“1”が最終バイト中に存在す
る場合のRAMQ内のデータ及びEOLの記憶形態を第
4図に示す。図において最終バイトA目のDTは画像デ
ータである。パイ)AにはデータDTの後Oをつめ、バ
イトB、Cはすべて0とし、Dバイト目に1xを挿入す
る。ただし、パイ)Aに挿入した0の数により、Dバイ
ト目の1xの前のOの数を下表の如く変更する。
この様にメモリ中のEOLのOを1バイト分除いて送出
しても11個のOを確保できる。
次に最終バイト中にラインの最終−タウの1°゛が存在
しない場合のRAMQ内のデータ及びEOLの記憶形態
を第5図に示。図に示す様に最終バイトAに含まれるデ
ータDTが全て0の時はパイ)Aの残りにすべてO挿入
し、次のバイトBにも0を挿入する。そしてバイトCに
はバイトに挿入したOの数nを1から引いた数のOを挿
入した後l×を入れる。
のは存在しないので、Aバイト目に挿入される0の数で
4以下は考慮していない。
また、白ラインスキップ伝送を考えて、余白の判断基準
として、1ライン全て白データであった場合には2バイ
ト目のOを’ 01 ”(ヘキサ表示)として区別して
いる。
以上の様なフォーマットでPIFORAM9に書込むこ
とにより、RAMQからの読出し時のEOL検出は2バ
イト連続のO又は1バイト0とOf”(ヘキサ)で容易
に行なえる。さらに読出したデータの送出を行う際に、
2バイト目の0(又は’ 01 ” )を削除すること
により簡単にEOLの送出を行うこともできる。
2バイト目のOの削除は行わなくてもEOLの送出は可
能であるが、削除することにより不必要なデータの送出
を行うことを防止して、伝送時間を短くできる。
デコード機能 (MH、MRコード→ランレングスコート)a)MHコ
ード→ランレングスコート変換エンコードの方法はFI
 FORAM9からMHコードを取り出してきて、MH
→ランレングス変換テーブルを用いて、デコーダを行う
のであるが、テーブルのひき方は先に説明したランレン
グス→MHコード変換方法とは多少異なっている。
第6図にMHコードからランレングスコード”への変換
フローを示し、第7図にテーブルを示す。第6図のフロ
ーから明らかな様にMHコードを1bitづつサーチし
てゆき、0ならば現在のアドレスポインタの示すアドレ
スのデータ、“1 ”ならばその次のアドレスのデータ
を見る。そしてMSBがl″ならばそのデータはランレ
ングス、“0゛ならばアドレスレボインタへそのデータ
を書込み、次のサーチのために使う。つまり、MSBが
゛1パのデータ(8で始まるデータ)を見つけるまでは
1bitづつMHコードをサーチしてゆくのである。第
7図にMHコード黒゛0000111 ”のサーチ例を
示す。図より前述のコードは゛黒12′のランレングス
コードであることがわかる。
そして変換テーブルは黒と白のコードで別のものにして
いる。その理由はMHコードが黒と白の異なるランレン
グスで同一のものが存在するためである。
b)MR=+−ド→ランレングス変換 変換テーブルを用いてMH→ランレングス変換と同様の
テーブルサーチ方法を行うのであるが、MSB=1のデ
ータはランレングスコードではなく、プログラムの飛び
先アドレスが書き込まれている。そしてその飛び先で、
そのMRコードに対応した処理を行い、ランレングスコ
ードを生成している。
MRコード化は2次元圧縮による符号化方式のため、・
1つのMRコードに対応するランレングスコードは存在
しない。前ラインのデータをもとにMRコードを用いて
ランレングスコードを作らなければならなりので、テー
ブルにはプのテーブルサーチ例を示す。
(最小伝送時間の計算及びUFuの挿入、削除)G3送
信時に1ライン分のデータの後にEOLを付加して送出
しているが、この時送出したlライフ分のデータの伝送
時間を計算し、それが最小伝送時間未満であればFil
lビット(データ0)を挿入し、最小伝送時間以上にし
てからEOLを付加している。
本装置では送出したデータが最小伝送時間以上か否かの
判断を、最小伝送時間と伝送レートから送出データのバ
イト数に換算して、送出バイト数がこの換算バイト数以
上か否かにより行っている。
最小伝送時間内の伝送バイト数は 最小伝送時間をl Oms、 伝送レートを9600Bpsとすると、9600X10
X10−3 =12 Cバイト〕 となる。
そしてFillビットはバイト単位で挿入している。
本装置ではG3モードでの送信・受信データ及びメモリ
蓄積されるデータは必ずFIFORAM9を介して転送
される。RAM9に画像データとしては無為信号である
Fillビットを記憶させるとRAM9を無駄使いする
ことになる。
又、Fillビットの数はメモリ送信を行う際の相手機
の能力により変化する為、メモリ蓄積時には考えうる最
大の最小伝送時間とデータスピードから算出した最大数
のFillビットを挿入しなければならなくなる。
そこで本実施例ではG3モード送信時及びメモリ蓄積時
にはPIFORAM9には全くFiJlj1ビットを挿
入せずに、送信時にFIFORAM9から読出した後、
Fillビットを挿入して送出している。
また受信時には3バイト以上の0が連続した場合、3バ
イト目以降のOのバイトはRAM9へ書込まないという
方法を用いている。
(ファイン→標準変換) 本実施例ではF I FORAM9にMHコードで蓄積
された画像データを送信する際にファイン→標準変換す
る機能を有している。ファインと標準を比較してみると
、主走査方向の線密度はBpe文/ m mと等しく、
副走査方向の線密度はファイン7.7文ine/mm、
標$3.85文ine/mmとファインに対し標準は1
/2になっている。P I FORAM9に蓄積された
データはEOLで1ラインの区切りがつけられているた
め、ラインの判断は容易にできる。そこで本装置ではP
 I FORAM9のデータを送信する際に1ラインお
きに送信することによりファイン→標準(走査線密度)
変換を行なっている。
第8図(B)に走査線密度変換を行う場合と、行なわな
い場合のモデム19からデータ要求インタラブドを受け
た場合の処理フローチャートを示す。
まずインタラブドが入ると、PIFORAM9から、現
在の読出アドレスポインタのデータを呼び出す。データ
がEOLでない場合には、モデムへそのデータを出力し
た後、ポインタを+1して、データ転送を繰り返す。E
OLが検出されると、先に述べた如く、RAMQ内のE
OLを送信用(7)EOL (CCITT勧告)に変換
し、その後、フィルビットの付加必要ならばフィルを付
加し、EOL、フィルをモデムへ出力する。そしてファ
イン→標準変換が必要か否か判断され、必要ない場合は
ポインタを+1して一ラインのデータ読出を終了する。
−力走査線密度の変換が必要な場合には次のEOLまで
アドレスポインタを歩進し、−ライン分のデータを削除
したのち、メインルーチンへ戻る。
(ラン・レングス→生データ変換) G2モードにおけるメモリ送信時にはPIFORAM9
にMHコードで蓄積されたデータを生データで送信しな
ければならない。本装置ではそのデータ変換をソフトウ
ェアにより行っているが、MHコードから直接生データ
へ変換するのはかなり困難である。そこで、先に述べた
デコード機能を利用し、MHコードを1度ラインレング
スコードに変換し、さらにそれを生データに変換すると
いう方法を用いてプログラムの簡略化を図っている。
ランレングスコードから生データへの変換は例えば第8
図(c)に示す如く行っている。
即ち、RLCコードを読出し、RLCが黒データならば
1 ”をラインメモリへ出力し、RLCが0になるまで
繰り返す。RLCが白データならば“0°′をラインメ
モリへ出力し同様にRLCがOになるまで繰り返すこと
によりRL、RAWの変換が行われる。
(ソフトウェアによるB4→A41i!小)、本実施例
では2048bitの受光素子を有する読取部1を用い
て読取りを行っている。
そのため8 p e Jl / m rでB4巾の原稿
の送信を行うことが可能である。しかしく相手機がA4
巾の記録能力しか持たない場合)B4のデータ(204
8bit)をA4のデータ(1728b i t)へ変
換して送信する必要性がある。通常の原稿送信の場合に
はその処理を読取部lで光学的又は電気的な手段を用い
て行っているが、メモリ送信を考えた場合、データの流
れから考えても読取部1の縮小機能を利用することは不
可能である。そこで本実施例ではソフトウェアによる縮
小を行っている。
まず、RAM9にMHコードで蓄積されているデータを
デコード機能を用いてランレングスコードに変換した後
、■ラインの主走査方向に縮小処理を施し、再びMHコ
ード(G2の場合は生データ)へ変換し、モデムへ転送
する。
尚、副走査方向の縮小は先に述べた様に1ライン単位で
データを間引くことにより行っている。
する。
B4の一生走査ラインのドツト数は2048ドツト、A
4は1728ドツトである。これを因数分解すると32
X26 :27X26で32=27の比率になる。そこ
でB4の2048ドツトのデータを32ドツトづつ64
個のブロックに分ける。そしてlブロック32ドツトに
ついて、これから5ドツトを間引いて27ドツトに変換
すれば良い分けである。第8図(D)に1ブロツク32
ドツトを示す。この図の斜線を引いた6 、 13 、
.19 、26 、32番目の各ドツトを間引けば、主
走査方向にほぼ均等な密度で間引くことができる。
第8図(E)にこの変換を行う為のフローチャートを示
す。フローチャートの説明を容易にする為に例えば第8
図(F)の如きデータ即ちランレングスコードで白8.
黒5.白15゜黒4という32ドツトコードを27ドツ
トに変換する例を説明する。
まずSPIで1ラインのトータルRLカウンタTCNT
、32ドツトカウンタTRL、変換後のランレングスコ
ードSRLをOに設定し、32ドツト中の間引き数カウ
ンタMCを5に、間引きするアドレスを示すMAを6に
設定する。
そしてSF3でRAM9から最初のRLコード白8を呼
び出す、そしてSF3でTCNT、TRLは共に8に設
定される。TRL=8はMA=6より大きいので白8の
データRLCは白7のデータRLCに変換される(SF
3)。
RLC−白7でSRLは0なので5PIOでMAが13
に、MCが4となり、再びSF3に戻る。今度はTRL
=8はMA=13より小さいので5P16に進み、SR
Lは白7にセットされ、TCNTは2048より小さい
ので、SF3に戻り次のRLC=黒5が呼び出され、T
CNT、TRLは共に13となる。TRLはMA=13
と等しいのでSF3でRLCは黒4となる。そしてSF
3で5RL=白7とRLC=黒4の色が異なるのでSF
3でラインメモリへ白7のデータが出力されると共にS
RLは0にリセットされる。更にMAは19にMCは3
にセットされ、再びSF3に戻り、SPl Bに進む。
今度はSRLにRLC=黒4がセットされる。そして次
のRLC=白15が呼び出され、TCNT 、TRLは
28にセットされる。
28はMA=19より大きいので、RLC=白15は白
14に変換され、SF3で5RL=黒4とRLC=白1
4の白が比較され、黒4のデータがラインメモリへ出力
され、SRLはOにリセットされる。
そして、MAは26にMCは2にセットされる。ステッ
プSP4でTRL=28はMA=26よりまだ大きいの
で、白14のデータは更に白13に変換され、この時S
RLはOなので、SF3 、SF3の判断及び出力を行
わずに、5PIO,11でMAを32に、MCを1にセ
ットする。
再びSF3に戻り、今度はMA=32の方がTRL=2
8より大きいので、5P16でSRLに白13がセット
される。そして次のRLC=黒4を呼出したのちSF3
で白13が出力され、同様にしてその稜点3が出力され
る。
以上のように、第8図(F)の上段の白8゜黒5.白1
5.黒4のデータは下段の白7゜黒4.白13.黒3の
ランレングスコードにほぼ均等に変換されるのである。
尚、ステップS13.Si2,5p15はlブロック3
2ドツトの処理が終了した際のMC,MA及びTRLの
初期化を示し、特に5P15はランレングスコードがブ
ロック間にまたがる場合の調整機能も有している。又、
5P18は1ラインの最後のランレングスコードのライ
ンメモリへの出力を示している。
このようにしてランレングスコードのままで、主走査ド
ツト数の変換が可能となる。
(動作モード) 本実施例の画像データの送受及び転送に関する動作モー
ドは下表に示す様に非常に多くのモードがある。以下各
モードにおけるデータの流れ及び符号形態について図を
用いて説明を行う。
まず本装置が前記の14通りの動作モードM1〜M14
を決定する際に用いるMPU23の判断アルゴリズムの
フローチャートを第9図(a)〜(c)に示す。
本実施例では、第10図の操作パネル50上のスタート
会キー51、ワンタッチダイヤルキー54、短縮ダイヤ
ルキー53.メモリーキー52により起動がおこなわれ
る。
更に第1図の原稿の有無を検出するセンサー31、電話
器のフックのON10 F F状態を検出するセンサー
32及びロール紙カバーセンサ33の出力により判断・
分岐がおこなわれる。
さらにファクシミリ通信のメツセージ(画像データ)通
信に先立つ前手順信号の通信により相手機のモードがG
3モードかG2モードかを知ることができる。同時に相
手機が、MRの符号化機能をもっているかMHの符号化
機能だけしかもっていないかも知ることができる。
また、自機の画像メモリの使用状態により、メツセージ
通信の際にFIFORAM9が使用できるか否かが判定
できる。RAM9にメモリ蓄積がされていれば、RAM
9の使用は不可であり、メモリ蓄積がされてなければ、
RAM9の使用は可である。
本フローにより決定された14通りの動作モードについ
てはMl−Ml4の項番号が付記されている。
まず、スタートキーが押された場合には第9図(a)に
示す如く、受話器がオフフックか、オンフックかがチェ
ックされ、オンフックの場合には原稿が送信位置にあれ
ば原稿コピーモードM14に移行し、原稿がなくてロー
ル紙カバーが閉じている場合にはロール紙のカッターが
動作し、カバーが開いている場合にはロール紙を所定量
送る。
−・方、オフフックの場合には原稿があれば送信モード
となり、相手機のモードとRAM9の使用の可否に応じ
てMl 、N2 、N3 、N6へ移行する。又オフフ
ックで原稿が無ければ第9図(b)の受信モードの振り
分はルーチンへ移行する。第9図(b)では相手機モー
ドと、RAM9の可否に応じてM7〜Mllが夫々選択
される。
第9図(C)はメモリキー52が押された場合のモード
振り分はルーチンを示している。
メモリーキー52が押されるとソフトウェアのタイマー
が起動し、このタイマー中に原稿が読取部1に置かれる
と、メモリ蓄積モードM12に移行し、RAM9に原稿
の画像データが貯えられる。
原稿が読取部lに置かれない場合でスタートキー51が
押されると、この時オンフックならばRAMQ内の画像
データが記録部17で記録されるメモリーコピーモード
M13に移行する。
又、この時オフフックならばメモリ送信モードへ移行す
る。ワンタッチキー54、短縮ダイヤルキー53が押さ
れた場合には、フックの状態に拘わらずメモリ送信モー
ドへ移行する。メモリ送信モードは相手機がG2又は0
3機であるかに応じて、G3メモリ送信モー1M4.又
はG2メモリ送信モー1M5に振り分けられる。
又メモリ・キーが押下されて、原稿が読取部に置かれず
他に何のキー操作もない場合には表示器55(第10図
)にRAM9内の画像データのMH量を表示し、ソフト
ウェアタイマのタイムオーバーを待ってスタンバイモー
ドに戻る。
以下に各モードMl−M14に応じた画像データの流れ
を以下に説明する。
(モードMl) G3原稿送信、MH、RAM9使用可 モ一ドMlの画像データの流れを第11図を参照して説
明する。
読取部lはMPU23からの読取命令により、1ライン
分の画像データをランレングスコードRLに変換してR
AM3へ書込む。そしてMPU23はRAM3のデータ
をそのまま2木のラインバッファRAM5 、RAM7
へ1ラインづつ交互に転送して、その2木のラインバッ
ファから読出したランレングスコードRLをMHコード
にエンコードしてPIFORAM9へ書込む。そしてM
PU23はモデム19からのデータ要求インタラブドに
対し、FIFORAM9からMHコードを1バイトづつ
モデムへ転送する。又この時、1ライン毎に最小転送時
間の計算を行いフィルピットの挿入を行う。
又、画像の先頭に付加する発信元、発信時刻等のキャラ
クタ情報はCG25から出力される生画像データ25を
生データ→MHコードへの変換機能を用いてP I F
ORAM9へ転送している。
図中の読取部1→RAM3とモデム19→NCU21の
場合を除いて他の全てのデータ転送はMPU23のバス
24を介して行われている。
モデム19からのデータ要求インタラブドは、電送レー
トにより、インタラブド間隔が変わる。
データ転送はバイト単位で行われているので、9600
bpsの場合は879600=0.83XIO−3se
c毎にインタラブドが発生している。
又、RAM3からRAM5 、RAM7へのデータ転送
が終了した時点でMPU23は、読取部に対し読取命令
を出力する。MPU23がエンコード処理ENC1及び
インタラブド処理をしている間に読取部lで原稿の読取
及び生データ→ランレングスデータ変換が行われる。
(モードM2) G3原稿送信、MR、RAM9使用可 第12図(A)に画像データの流れを示す。
データの流れはモードMlの場合とほぼ同様である。異
なる点はENC23−1の後のコードがMRコードにな
ることである。しかし、CG25からのデータはMHコ
ードでENC23−1から出力される。たとえば24X
16ドツトの文字を先頭に付加する場合は24ライン分
のデータはMHコードで送信される。
第12図(B)にCGデータをMHで、画像データはM
RでRAM9に貯える為のプログラムを示す。まずCG
データのライン数りを初期化し、先頭から各ラインのデ
ータを呼び出し、生データからランレングスコードード
へRLコードからMHコードへ変換し、各ライン毎にR
AM9へ貯える。
そして24ラインについて終了すると今度はRAM5又
は7からRLコードの画データを読出し、第3図(B)
、(C)のMR符号化ルーチンに従い、各ラインをMR
コードに直し、RAM9に貯えるものである。
(モードM3) G3原稿送信、MH、RAM9使用可 画像データの流れを第13図に示す。第11図のRAM
9が使用可能な場合と異なり、ラインバッファとして用
いていたRAM7をMHコードのバッファメモリとして
用いている。
従ってラインバッファもRAM5.1本だけとなり、エ
ンコーダENC23−1も−ライン分のデータしか扱え
ないのでRAM9が使用不可な場合にはMR送信は行え
ない。
この理由はMR符号化をおこなうには、現符号化ライン
と、参照ラインの2ライン分のラインバッファが必要に
なるからである。
(モードM4) 03メモリ送信 M H−−−一第14図(A)、(b)、(c)モード
M4の場合の画像データの流れを第14図(A)に示す
。PI FORAM9にはファインモード又は標準モー
ド読み取った画像データがMHコードの形で記憶されて
いる。また、その画像データの各種情報が第21図に示
す如く、その頁の先頭にラベルとして記憶されている。
情報としてはその画像データの読取サイズ(主走査ドツ
ト数)SZ、ファインか標準か(走査線密度)F/S、
その頁のEOLの数PFN等がある。
そこで、相手機の記録紙のサイズが、読取サイズSZよ
り小さい場合、前述した主走査ドツト数変換を行なう必
要が有、又、ファインモードでRAM9に記憶している
にも拘らず、相手機が標準モードしか持たない場合には
前述した走査線密度変換を行う必要がある。
第14図(B)はその振り分はルーチンを示すものであ
る。第14図(B)においてまずEOLのカウンタEO
CをOにセットし、前手順にて相手機の記録紙サイズA
SZをセンスする。そしてラベルSZと比較し、ASZ
がSzよりも大きいか、等しければ、モードM4−1又
はM4−2を選択する。この場合は主走査ドツト数の変
換を要さない。
又、ASZがSZよりも小さい場合にはモードM4−3
.M4−4が選択される。この場合は主走査ドツト数の
変換を要する。
そして、相手機にファインの記録モードが無く、RAM
9にファインモードで記憶されている場合には更に副走
査線密度の変換を要し、モードM4−2、又はM4−4
が選択される。
即ち、M4−1は主走査ドツト数変換、副走査密度変換
を共に必要としない。M4−2は副走査密度変換だけを
必要とし、M4−3は主走査ドツト数変換だけを必要と
する。又、M4−4は両変換共に必要である。
各モードのデータの流れについて詳細な説明は後述する
が、lラインの送信が終了すると。
モードM4−1.4−3ではEOLカウンタEOCを+
1し、M4−2.4−4ではEOCを+2する。そして
EOCがRAM9内のその頁のEOL数を示すPFNと
一致した頁エンドサブルーチンへ移行する。
頁エンドサブルーチンは第14図(C)に示され、RA
MQ内に一連の頁と共に記憶されたグループの最終頁を
示すラベルGEを見て、その頁がグループの最終頁なら
ば、相手機へ送信の終りを示すEOPを出力し、送信を
おわる。
一方、グループの最終頁でなければ次ページSZ、F/
Sを読出し、F/S、SZが前頁と同じならば、同一モ
ードで次頁も送ることを示すMPS信号を出力する。違
う場合には前手順をもう一度始めから行うことを示すE
OM信号を相手機に送るのである。
以下にM4−1〜M4−4の各モードの画像データの流
れを説明する。
(M4−1) 主走査ドツト、副走査線密度変換なし RAMQ内の画像データはFi文文23−3でフィルビ
ットを付加され、モデム19を介してNCU21から送
出される。又、CG25の出力生データはENC23−
1でMHコード化され直接FiJIJLへ転送されない
(M4−2)  副走査密度変換有 MPU23はRAM9のMH出力をMHコードのままで
F/523−4でファインから標準への変換、即ち一ラ
インおきのデータの削除し、RAM3.5.7へ出力す
る。RAM3.5 。
7内のMHのデータはFiJIJL23−3でフィルビ
ットを付加され、モデム19に転送される。
又、CG25の出力生データもENC23−1及びRA
M3.5.7を介してFi文文23−3へ出力される。
(M4−3)  主走査ドツト数変換有MPU23はR
AM9よりMHの画像データを抜き出し、DEC23−
2でランレングスコードRLに変換し、RLの状態でB
4→A4の変換を行う。そしてENC23−1で再びM
Hコードに戻しFiFoメモリとして用いられるRAM
3.5.7へ出力する。その後FiMM23−3でフィ
ルビットを付加され、モデム19に転送される。CG2
5の出力生データもENC23−1でMHコードに直さ
れた後RAM3,5.7を介してFi見文23−3へ転
送される。
(M4−4)  両変換有 MPU23はFI FORAM9内のMHのデータをM
HのままF/S変換し、更にDEC23−2ランレング
スコードRLに直した後、B 4/A 4変換し、変換
されたランレングスコードRLをENC23−1でMH
コードに戻し、RAM3.5.7へ転送する。CG25
の出力も同様にENC23−1、RAM3.5 。
7を介してFiIIに転送される。
(モードM5)  G2メモリ送信−〜−−第15図M
PU23はF I FORAM9からMHコードをぬき
出しランレングスコードRLにデコードし、さらに生デ
ータRAWへ変換して1ラインずつ交互にRAM5.7
へ転送する。そして順次RAM5.7から生データをぬ
き出し、モデム19へ転送する。また、ファインから標
準へのモード変換を行う場合にはRAM9とDEC23
−2の間でF/523−4を、縮小   ゛を行う場合
には2つのDEC23−2の間でB4/A423−5変
換を施す。
CG25の出力データは生データRAWの形でRAM5
.7を介してモデム19へ転送される。ただし、その際
CG25のデータは、走査線を間引かないで、副走査方
向7.7J1ine/mmで送出することにより、文字
サイズを03モードに較べてタテに2倍している。これ
は、G2はアナログ伝送のため、伝送による画質の劣化
が大きのいで、G2モードでも発信元情報が確実に読み
取れるようにするために行っているのである。
(モードM6)  G2原稿送信−一一一第16図デー
タの転送は全て生データの形態で行われる。読取部lは
MPU23からの読取命令により、lライフ分の画像デ
ータを生データでRAM3へ書込む。そしてMPU23
はRAM3のデータをそのまま2木のラインバッファR
AM5、RAM7へ1ラインづつ交互に転送する。そし
てモデムからのデータ要求インタラブドに対し、生デー
タを1バイトずつRAM5又はRAM7からモデム19
へ転送する。
また、画像の先頭に付加する発信元記録等のキャラクタ
情報は、CG25から生データのままRAM5.7へ転
送している。
また、G2モードの場合RAM5 、RAM7には、同
期信号を含めて、1728bitの画像データが書き込
まれる。この同期信号に対応する画信号はMPU23が
作成している。
(モードM7.M8) G3受信MRモード、 RAM9使用可(不可)−一一一第17図MPU23は
MRコードを回線より、NCU21、モデム19を介し
て受取ると、まずフィルビットの削除を行い、RAM9
にデータがない場合RAM9へ、RAM9にデータがあ
る場合RAM3へMRコードのまま転送する。そしてR
AM9又は3より順次MRコードをぬき出し、ラインレ
ングスコードRLヘデコードした後lラインずつ交互に
RAM5 、RAM7へ転送する。また同時にそのラン
レングスコードRLは記録部17へ転送され、記録が行
われる。
デコードしたランレングスコードRLをRAM5 、R
AM7へ転送し、蓄えておくのは、MRコード化する際
の前ライン情報として使用するためである。
(モードM9.MIO) G3受信MHコード RAM9使用可(不可)−−一一第18図MPU23は
MHコードを、回線よりNCU21、モデム19を介し
て受取ると、まずフィルビットの削除を行い、RAM9
が使用可ならばRAM9へ、不可ならばRAM3.5.
7へMHコードのまま転送する。そしてRAM9又は3
,5.7より順次MHコードをぬき出し。
ラインレングスコードRLへ変換し、記録部17へ転送
して記録する。
(モデムMll)  G2受信−一一一第19図02モ
ードでは非圧縮生データが送られてくるので、MPU2
3は生データを回線よりNCU21、モデム19を介し
て受取ると、1ラインづつ交互にラインバッファRAM
5 。
RAM7へ転送する。そして、RAM5.RAM7より
順次生データをぬきとり、記録部17へ転送し、記録す
る。
また、RAM5 、RAM7にはモデム19で復調され
た1947分の画信号1728bitが書き込まれる。
この中には同期信号を復調して得られた画信号も含まれ
ているので、MPU23は記録gB17へ転送する際は
前記同期信号に対応した画信号を除いて伝送している。
(モードM12)   メモリ蓄積−一一一第20図F
 I FORAM9にMHコードで蓄積するまではモー
ドMlとほぼ同様で、異なる点はCG25からのデータ
が無い点、!=、RAM9へ転送する際にRAM13か
らページの先頭にファイル管理用のラベルLBを付加す
ることである。
ここでラベルについて説明しておく。
ラベルは第21図に示す様に24byteで構成されて
いる。1〜3バイト目にはそのラベルのついたデータが
最終ページであることを示すLPMと次ページの先頭ア
ドレスがどこにあるかを示すNPAがある。4バイト目
にはページ毎の情報が入る。4バイト目のMSHにはデ
ータをページ単位だけでなくグループ単位に分けた場合
そのグループの最終ページか否かの情報GEが入る。F
/Sには、走査線密度が標準(0,85木/mm)か、
ファイン(7木/m m )かのデータが入る。
MDにはRAMQ内のデータがMH、MR。
RL、RAW又はASCIIコードの内どの形態で記憶
されているかの情報が入る。sZにはRAMQ内のデー
タが読取幅A4かB4がA3かの情報が入る。
5バイト目はGPCで、データをグルレープ分けした場
合のグループ内でのページ番号を示す。6〜9バイト目
にはページの総ライン数PLNが、10−14バイト目
にはメモリ蓄積を行った時の時刻が入り、10バイト目
には「分J、11バイト目はr時」、12バイト目は「
日」、13バイト目は1月」、14バイト目は「年」が
記憶される。更に第15〜24バイト目には、そのペー
ジのファイル名PFNがコードで、それぞれ入る。
そして、メモリ送信、メモリコピ一時にはこのラベル内
の情報をもとにモードの決定、情報の付加等を行うので
あるが、時刻データに関シて゛メモリコピ一時はラベル
内の1[によりメモリ蓄積時の時刻をヘッダとして印字
し1、メモリ送信時はラベルLB内の情報を無視して送
信時刻を送出する0時刻指定送信をおこなった場合、受
信画像上に印字された時刻はRAM9に蓄積された時刻
でなく、実際に送信がおこなわれた時刻になる様に考慮
したものである。
また、一度RAM9に蓄積された画像データ及びラベル
LBは、オペレータのマニュアル操作及び自動でクリア
される。自動クリアのフローt*第22図の様になって
いる。
尚、メモリクリアはメモリコピー後には行われない。
(モードM13)メモリコビー−一−−第23図(A)
MPU23はDRAM9よりMHコードを順次ぬきとり
、ランレングスコードに変換して記録部17へ転送し記
録を行う。また、ヘッダ情報はMPUを介して文字コー
ドから生データへ変換し、記録部17へ転送し、記録す
る。
ヘッダ中の時刻は、RAM9に記憶されたファイル管理
用ラベルLB中にあるメモリ蓄積の行われた時刻がCG
25により画像に変換され記録部17で記録される。
第23図(B)に時刻管理サブルーチンを示す。まず送
信モードの場合には、MPU23が管理する時計27(
第1図)の日付及び時刻データをCG25へ出力し、送
信時刻を画像と共に送信する。又同時に通信管理用RA
M13へ送信先の置NOと共に時刻を記憶させる。
又、メモリコピ一時にはラベル内の日付時刻データTD
をCG25へ出力する。メモリ蓄積時には前記時計の日
付時刻データをRAM9ヘデータTDとして出力する。
又、受信時には前記時計27のデータを前記RAM13
へ相手先の置NOと共に記憶させる。尚、原稿コピーモ
ードの場合には時刻データは何ら関与しない。
(モードM14)  原稿コピーーーーー第24図読取
部lはMPU23からの読取命令を受取る1ライン分の
データを生データRAWの形でRAM3へ書込む。そし
てMPU23はRAM3から順次生データをぬき出し、
記録部17へ転送し記録する。CG25の出力データは
生データの形で記録部17へ転送され記録される。
〈効 果〉 以上の如く本発明の画像送信装置は、記憶手段に記憶さ
れた画像データの送出の終了に伴い、送出済の画像デー
タを消去する消去手段を備えたものであるので、オペレ
ータの手を煩わせることなく画像データの消去が可能で
あると共に、消去された部分に新たな画像データを記憶
させることが可能なので記憶手段の有効活用が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例のファクシミリ装置の断面図、第2図
(A)は本実施例のファクシミリ装置の基本制御ブロッ
ク図、第2図(B)は第2図(A)のMPU23の基本
機能を示す図、第3図(A)は第2図(A)のROMI
I内のMHコードデータの構成を示す図、第3図(B)
、(C)はランレングスコードからMRコードへの変換
フローチャート図、第4図、第5図はRAM9内のEO
Lの構成を示す図、第6図はMHコードからランレング
スコードへの変換フローチャート図、第7図はMHコー
ドをランレングスコードへ変換する場合のサーチ例を示
す図、第8図(A)はMRコードをランレングスコード
へ変換する場合のサーチ例を示す図、第8図(B)はモ
デム19からデータ要求インタラブドを受けた場合のM
PU23の処理フローチャートを示す図、第8図(C)
はランレングスコードから生データへの変換フローチャ
ート図、第8図(D)、(E)。 (F)はB4からA4へのドツト数の変換の説明図、第
9図(a)、(b)、(c)はMPU23の14通りの
動作モードを決定する為のフローチャート図、第10図
は操作部50の平面図、第11図はモードM1の画像デ
ータの流れを示す図、第12図(A)はモードM2の画
像データの流れを示す図、第12図(B)はCGデータ
をMHコード、画像データはMRコードでRAM9に貯
える為のフローチャート図、第13図はモードM3の画
像データの流れを示す図、第14図(A)はモードM4
の画像データの流れを示す図、第14図(B)はモード
M4を相手機に応じて更にモードM4−1−M4−4に
振り分けるフローチャート図、第14図(C)は頁エン
ドサブルーチンを示す図、第15図はモードM5の画像
データの流れを示す図、第16図はモードM6の画像デ
ータの流れを示す図、第17図はモードM7.M8の画
像データの流れを示す図、第18図はモードM9.MI
Oの画像データの流れを示す図、第19図はモードMl
lの画像データの流れを示す図、第20図はモードM1
2の画像デー夕の流れを示す図、第21図はRAM9へ
の画像データの蓄積時にページの先頭に付けられるファ
イル管理用ラベルの構成を示す図、第22図はRAM9
内の画像データを自動クリアするフローチャート図、第
23図(A)はモードM13の画像データの流れを示す
図、第23図(B)は時刻管理サブルーチンを示す図、
第24図はモードM14の画像データの流れを示す図で
ある。 図において、1は読取部、3,5.7はRAM、9は画
像メモリとして使用されるF I FORAM、23は
MPU、25はCGを夫々示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 画像データを記憶する記憶手段を有する画像送信装置に
    おいて、 前記記憶手段に記憶された画像データの送出の終了に伴
    い、送出済の画像データを消去する消去手段を備えた画
    像送信装置。
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