JPS61163839A - 容器の組立て用紙の製造方法および製造装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の技術分野） この発明は、紙、ボール紙等の包装材料を切断して折た
たみボール箱、折たたみ箱等の容器の組立て用紙を製造
する方法に関する。また、この発明は上述した方法を用
いて組立て用紙を製造する装置に関する。

（発明の従来技術およびその問題点） 主な目的は包装装置に適合する組立て用紙を作成し、作
成された組立て用紙を包装装置に直接送ることにある。

これらの容器は折たたみ箱、折たたみボール箱等であり
、薄いボール紙で形成されていることが望ましい。ボー
ル紙により作成された折たたみ箱は、例えば薬品の包装
に広く用いられている。

組立て用紙の形状の特徴は以下の点にある。まず、折た
たみ箱の端面を形成する折曲げタブは通常複雑であり、
用紙を節約するため、用紙シート、つまり包装材料のシ
ート内で互いに係合するように配置されている。また、
折たたみ箱の側壁を形成するサイドタブは結合される側
壁の幅よりも小さな幅に形成されている。折曲げタブは
小さな幅に形成されているため、組立て装用紙が打ち扱
きあるいは切断されるさい、無駄な部分が生じる。

この種の組立て用紙は、従来、主にプレート状の打ち抜
き具によって形成されている。この打ち扱き具は、１回
の作業サイクルで、１つの大きな包装材料シートから所
望数の組立て用紙を打ち扱く。打ち抜きサイクル終了後
、無駄な部分が手で取除かれる。続いて、組立て用紙は
包装作業に適した場所に搬送される。したがって、労力
の浪費が比較的高く、以下に続く包装装置の能率も制限
されてします。

しかしながら、連続して移動する包装材料のシートから
組立て用紙を切り出す製造方法が知られている。

（発明の目的） この発明は以上の点に鑑み成されたもので、その目的は
組立て用紙の質、精度を低下させることなく製造効率の
向上を図ることのできる組立て用紙の製造方法および製
造装置を提供することにある。

（発明の概要） 上記目的を達成するため、この発明の製造方法によれば
、組立て用紙はシートが前進する間にこのシートから切
出され、特に、シートの連続移動中に切出される。

組立て用紙の連続製造は製造効率の向上を可能にすると
ともに、以下に続く包装装置の連続動作に適合する。

この発明によれば、組立て用紙はシートの移動中に行な
われる連続作業サイクルにより製造される。組立て用紙
は、複数に切断され、特に、２つの連続した切断歯によ
り切断され、同時に組立て用紙の両端に折曲げタブが形
成される。これらの歯は、各歯が他の必要な歯により損
傷されないように配置されている。特に、連続歯を選択
することにより、折曲げタブの形状のために互いに僅か
な間隔を置いて配設された切断歯を同時に形成する必要
がなくなる。これは、特に、シートの長手方向、つまり
シートの移動方向に延出し折曲げタブを横方向に規定す
る歯に適用される。

また、連続する工程において、組立て用紙に折曲げ線を
形成するため、特に、箱の壁を規定するためにエンボス
加工が施される。このエンボス加工は、例えば、第１の
エンボス加工により長手方向の折曲げ線のみが形成され
、続いて、横方向の折曲げ線が組立て用紙に形成される
。

更に、この発明によれば、シートから組立て用紙を切出
す連続歯は、細い残留接続部によりシートに連結された
最終部分が組立て用紙に残るように形成されている。そ
れにより、折曲げタブの領域に形成される無駄な部分を
機械的に除去することができる。続いて、組立て用紙は
、シート、特に、前部に位置した組立て用紙の搬送速度
を局部的に高くすることにより切り離される。

この発明の製造装置は複数組のローラを備え、組立て用
紙を製造するための包装材料シートはローラ間を搬送さ
れる。これらのローラは、それぞれエンボスローラ、切
断ローラ、押圧ローラ、引出しローラとして形成されて
いる。各ローラの駆動源は互いに接続され、固定された
ローラに対してシートが常に正確に搬送されるように制
御される。この制御はシートに印刷された制御マークに
よって行なわれる。

（発明の実施例） 以下図面を参照しながらこの発明の実施例について詳細
に説明する。

図示の典型的な実施例は、例えば薬品、化粧品等を収容
する包装業界で広く使用されている組立て用紙１０の製
造工程を示している。これらの組立て用紙１０は、包装
材料、特に薄いボール紙から成り連続的に移動されるシ
ート１１から連続的に切出され、折たたみボール箱を製
造する包装装置に送られる。組立て用紙１０はシート１
１の幅全体に渡って伸びており、つまり、シート１１の
幅は展開された組立て用紙の横方向寸法に一致している
。

第５図に示すように、組立て用紙１０は前壁１２、後壁
１３、細い側壁１４．１５から構成されている。後壁１
３には接続片１６が連結され、この接続片は外側の側壁
１５に接続されて折たたみ箱を形成する。

折たたみ箱の端面は折曲げタブによって形成されている
。これらの折曲げタブは側！Ｉ！１４．１５に接続され
たサイドタブ１７．１８と、−側が前壁１２に連結され
他側が後壁１３に連結された閉塞タブ１９とから成り、
シート１１の走行方向に向いている。閉塞タブ１９は折
たたみ箱の端面と同一の寸法を有するカバー壁２０とカ
バー壁の自由辺に取付けられた閉塞舌２１とで構成され
ている。カバー１２０は折たたみ箱の２つの端面の外面
全域を形成し、閉塞舌２１は折たたみ箱が完成した際、
折曲げられ前壁１２あるいは後１１３の内側に形成され
るギャップに押込まれる。この目的のため、前壁１２お
よび後壁１３の閉塞タブ１９と反対側の端縁２２は閉塞
タブを備えていない。

シート１１の長手方向において、互いに隣合う２つの組
立て用紙１０の閉塞タブ１９およびサイドタブ１７．１
８の寸法は、連続した組立て用紙の！Ｗ１２．１３．１
４．１５間に規定された細片２３を長手方向に満たすよ
うに設定されている。

このように、組立て用紙１０は材料を節約するようにシ
ート１１内に配置されている。

横方向において、折曲げタブ１７．１８．１９は襖雑な
形状を有している。閉塞タブ１９は、前壁１２あるいは
後壁１３の横方向境界の延長線としてシート１１の長手
方向に伸びる横方向切断線２４．２５によりカバー壁２
０の領域内に制限されている。この実施例において、切
断［１２４，２５は僅かに曲り閉塞台２１の領域に集ま
っている。カバー壁２０は連設する前壁１２あるいは後
壁１３と同一の幅に形成されている。

サイドタブ１７．１８は隣接する側壁１４．１５より小
さな幅の主部領域を備えている。そのため、サイドタブ
１７．１８は傾斜した切断線２６．２７により規定され
ている。サイドタブ１７．１８の内、側壁１４．１５に
隣接した部分は側壁１４．１５と同一の幅を有している
。したがって、材料の細片２３の領域内には、隣合う、
つまり連続する２つの組立て用紙の折曲げタブ１７．１
８．１９が位置している。閉塞台２１を含む閉塞タブ２
０の寸法は細片２３の幅と一致しでいる。サイドタブ１
７．１８の寸法は細片２３の幅の半分に一致しており、
隣合う組立て用紙１０のサイドタブ１７．１８は互いに
突当たっている。１つの組立て用紙１０が切断されると
、同時に、前方に向いた残りの折曲げタブが露出する。

折曲げタブ１７ないし１９の形状により、異なる形状お
よび大きさの未使用片（残部）２８．２９．３０．３Ｌ
　３２が残る。

シート１１から組立て用紙１０を切り離すため、閉塞タ
ブ１９′）部分９′１方向切断１１３３が・ま　　　　
　）た、サイドタブ１７．１８の領域には切断線３４が
形成されている。切断線３４は細片２３の略中央に位置
している。切断１３３．３４は隣合う組立て用紙１０間
、つまり前方の組立て用紙１０とシート１１との間に細
い接続部３５．３６が残るように形成されている。

壁およびタブを形成する上述した表面領域はエンボス加
工された長手方向折曲げｌ線３７および横方向折曲げ１
３８により規定されている。これらの折曲げ線３７．３
８は溝状のエンボスで形成されている。

シート１１が連続して搬送される間、切断線２４ないし
２７．３３．３４の切断および折曲げ１３７．３８の形
成が行なわれる。切断線および折曲げ線は特定のパター
ンで連続して形成される。

そのため、シート１１は複数の作業ステーション、特に
、長手方向の折曲げ線３７を形成する第１のエンボス加
工ステーション３９および横方向の折曲げ線３８を形成
する第２のエンボス加工ステーション４ｏを通過する。

続いて、シート１１は、所定数の切断線を形成する第１
の切断ステーション４１および残りの切断線を形成する
第２の切断ステーション４２を通過する。その後、シー
ト１１は残部除去ステーション４３を通過する。ａ後に
、組立て用紙１０は切離しステーション４４においてシ
ート１１から切離される。

製造装置の実施例において、上述した作業ステーション
はそれぞれ一対のローラにより形成されている。シート
１１は互いに対向した上部ローラと下部ローラとの間を
（水平）搬送トラックに沿って移動される。

第１図および第２図に示すように、一対の第１のローラ
は上部および下部引出しローラ４５．４６を構成してい
る。これらのローラは回転駆動されシート１１を一定の
速度で前進させる。続く第１のエンボス加工ステーショ
ン３９に位置した一対のローラは、（上部）エンボスロ
ーラ４７および対応する下部ローラ４８を構成している
。エンボスローラ４７はその外周面上に２組のエンボス
リブ４９を有している。これらのリブ４９は径方向に突
出しているとともに周方向に沿って互いに離間してい位
置している。それにより、エンボスローラ４７が一回転
する間、２組の長手方向折曲げ１１３７が形成される。

これらのエンボスリブ４９はローラの軸方向に互いに離
間して配置されている。エンボス加工ステーション３つ
において、長手方向に伸びる折曲げ線３７を有する第５
図に示すパターンが形成される。ローラ４８はエンボス
リブ４９に対応する領域に溝５０を有し、これらの溝は
周方向に沿って２組形成されている。

長手方向の折曲げ線３７の長さに対応した間隔を置いて
、エンボス加工ステーション４０にはシート１１の両側
にそれぞれ位置したエンボスローラ５１および対応する
ローラ５２が設けられている。ローラ５１はその軸方向
に伸びる２組のエンボスリブ５３を有している。これら
のエンボスリブ５３は、エンボスローラ５１が一回転す
る間、隣接する２つの組立て用紙１０の横方向折曲げ線
３８を形成するように配置されている。シート１１がエ
ンボス加工ステーション４０を通過すると、第６図に示
すように、横方向の折曲げ線３８が形成される。ローラ
５２はエンボスリブ５３に対応して軸方向に伸びる２組
の溝５４を備えている。

続く第１の切断ステーション４１において、第７図に示
すように、２つの閉塞タブ１９を規定するための切断線
２４．２５が形成される。この目的のため、（下部）切
断ローラ５５および対応する（上部）ローラ５６が配設
されている。ローラ５５はその外周面上に２組の切断ナ
イフ５７を有し、これらのナイフは形成される切断１１
２４．２５の形状および大きざに対応している。また、
これらのナイフ５７は平坦な表面を有するローラ５６と
協同する。切断工程の間、ローラ５６は切断に必要な反
対方向の圧力を発生する。

続く第２の切断ステーション４２には、（下部）切断ロ
ーラ５８および対応する（上部）ローラ５９が互いに対
向して配設されている。ローラ５８は２組の切断ナイフ
６０を有し、これらのナイフは切断線２６．２７および
横方向切断線３３．３４に対応した形状、寸法および配
置に設定されている。したがって、第８図に示すように
、必要な切断は切断ステーション４２において行なわれ
る。隣接する２つの組立て用紙１０は、接続部３５．３
６を除いて、上記切断線によって互いに切離される。

続く残部除去ステーション４３は、同様に、２つの対向
するローラ、つまり、押圧ローラ６１および吸引ローラ
６２を有している。押圧ローラ６１は、その外周面上に
周方向に互いに離間して設けられた２組の突出部６３を
有している。これらの突出部６３の配設位置、形状およ
び大きさは残部２８ないし３２に対応している。切断ス
テーション４２を通過した後、シート１１が残部除去ス
テーション４３を通過すると、残部２８ないし３２は突
出部６３により吸引ローラ６２内へ下方に押し出される
。そのため、第９図に示すように、吸引ローラ６２はロ
ーラケース６５に形成された凹所６４を備えている。こ
れらの凹所の配設位置、形状および大きさは取除かれる
残部２８ないし３２に対応している。これらの残部は押
圧ローラの突出部６３により凹所６４を通して吸引ロー
ラ６２内に押し出される。

残部２８ないし３２を除去するため、吸引ローラ６２は
空気圧縮源に接続されている。圧縮空気は中空シャフト
６６を介して吸引ローラ６２内に送られる。中空の吸引
ローラ６２はシャフト６６と反対側の端面６７で開口し
、残部２８ないし３２はこの開口を通して吹き出される
。

切離しステーション４４において、既に残部２８ないし
３２が取除かれた組立て用紙１０は、上述したローラお
よびシート１１よりも僅かに高い速度で駆動されている
引出しロー５６８．６９によりシート１１から切離され
る。この速度差により、組立て用紙１０は接続部３５．
３６の部分で切取られる。

上述した各組のローラは、メイン駆動シャフト７０を介
して図示しないモータにより駆動される。

この駆動シャフト７０は（下部）引出しローラ４６に直
接接続されている。中間駆動シャフト７１は歯車伝達機
構７２を介して駆動シャフト７０に駆動される。第１の
エンボス加工ステーション３９のローラ４８に接続され
た中間駆動シャフト７１上には歯車７３が設けられ、こ
の歯車は中間歯車７４および駆動歯車７５を介して各ロ
ーラを駆動する。各下部ローラからの駆動力は第９図に
示されている適当な歯車を介して対応する上部ローラに
伝達され、それにより全てのローラが確実に駆動される
。

メイン駆動シャフト７０には調整ギア７８が接続されて
おり、このギアにより、位置ずれ、つまり、作業の際に
生じるシート１１とローラとの間の位置ずれが補正され
る。この目的のため、第１図および第３図に示すように
、シート１１は互いに等間隔離間して印刷されたマーク
７６を備えている。この実施例において、これらのマー
ク７６はサイドタブ１８の部分に形成されている。マー
ク７６はシート１１の上方の所定位置に設けられたフォ
トセンサ７７によって検知される。位置ずれはフォトセ
ンサ７７により検知され調整ギア７８に伝えられる。ギ
ア７８はメイン駆動シャフト７０に接続されている。フ
ォトセンサ７７には左右両方向に回転可能なサーボモー
タ７９が接続されており、このモータはメイン駆動シャ
フト７０上に回転自在に設けられた調整歯車８０を駆動
する。調整歯車８０は偏心して設けられた支軸８１を有
し、この支軸上には２重歯車８２が回転自在に取付けら
れている。それぞれ異なる歯数、例えば４日および５０
の歯を有する歯車８３．８４はメイン駆動シャフト７０
上の対応する６１車８５．８６とそれぞ机係合している
。多数の歯、例えば５０の歯を有する第１の歯車８５は
駆動シャフト７０に堅く固定され、例えば４８の歯を有
する第２の歯車８６はローラ４６に接続されているとと
もにこのローラと一体的に回転可能に駆動シャフト７０
上に設けられている。したがって、駆動力はメイン駆動
シャフト７０から第１の歯車Ｂ５を介して２重歯車８２
の第１の歯１１８３に伝達され、この歯車８３から第２
の歯車８４、続い′″＊＊ａ６′″（：ｉｇｈａ・？−
ｆｔ−１７９−。

り駆動される調整歯車８０を僅かに調整すること　　　
　　［１により、シート１１の移動に反応する引出しロ
ーラ４５．４６は調整され、これらのローラ間の速度差
が補正される。上述したように、調整ギア７８は単独で
引出しローラ４５．４６に作用する。

したがって、シート１１を更に前進させるため、あるい
はシートを僅かに減速させるための引出しローラ４５．
４６の調整動作は、各作動ステーションのローラに伝達
されない。

一方向あるいは他方向への引出しローラ４５．４６の調
整は、シート１１の搬送中、かつ作動ステーションのロ
ーラの回転を変えることなく行なわれる。シート１１の
相対位置の変位に応じて、引出しローラ４５，４６の調
整はシートを僅かに加速あるいは減速させる。作動ステ
ーション内の一対のローラが適切な係合位置にある場合
、シート１１が引出しローラ４５．４６とエンボス加工
ステーション３９との間の領域に正確に掛は渡されてい
ることを示している。

シート１１全域に渡る相対変位を補正するため、各組の
少なくとも一方のローラの作動領域（エンボスリブ、溝
、切断ナイフ）間には円弧部８７．８８．８９．９０．
９１が形成されている。これらの円弧部上において、シ
ート１１はローラと非接触な状態、かつ駆動力が伝達さ
れない状態で搬送される。また、円弧部８７ないし９１
の部分において、各ローラはシート１１と係合あるいは
接触する部材（突出部等）を備えていない。複数組のロ
ーラ間の相対位置は、作動サイクル（エンボス加工、切
断、残部の押し出し）が常に同時に行なわれるように調
整されている。したがって、円弧部８７ないし９１はシ
ート１１に同時に作用し、それにより、シートの僅かな
前進あるいはｖ１退調整は円弧部８７ないし９１がシー
ト１１と対向する位置に回転した瞬間に行なわれる。

各相のローラ間において、シート１１は固定された上部
ガイド９２と下部ガイド９３との間を搬送される。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例に係る製造装置の平面図、 第２図は上記装置の側面図、 第３図は上記装置の一部を拡大して示す一部破断平面図
、 第４図は第２図の中央部分を拡大して示す側面図、 第５図は長手方向折曲げ線がエンボス加工された債の包
装材料シートの一部を示す平面図、第６図は横方向の折
曲げ線がエンボス加工された後のシートの一部を示す平
面図、 第７図は第１の切断が終了したシートの平面図、第８図
は第２の切断が終了したシートの平面図、第９図は残部
除去ステーション領域の断面図である。 １０・・・組立て用紙、１１・・・シート、１２・・・
前壁１．１３・・・後壁、１４．１５・・・側壁、１７
．１８・・・サイドタブ、１９・・・閉塞タブ、２４．
２５．２６．２７・・・切断線、３７．３８・・・折曲
げ線、２８．２つ、３０．３１．３２・・・残部、３つ
・・・第１のエンボスステーション、４０・・・第２の
エンボスステーション、４１．４２・・・切断ステーシ
ョン、４３・・・残部除去ステーション、４４・・・切
離しステーション、４７．５１・・・エンボスローラ、
５５．５８・・・切断ローラ、６１・・・押圧ローラ、
６２・・・吸引ローラ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、紙、ボール紙等の包装材料のシートから切出すこと
   により容器の組立て用紙を製造する方法において、一定
   速度で搬送されるシート（１１）から複数の組立て用紙
   （１０）が切出されることを特徴とする容器の組立て用
   紙の製造方法。 ２、上記各組立て用紙（１０）は複数の連続する部分切
   断により上記シートから切離されることを特徴とする特
   許請求の範囲第１項に記載の組立て用紙の製造方法。 ３、第１の切離し切断によりシートの横方向に沿って互
   いに離間した複数の折曲げタブを形成し、他の部分切断
   により後続の組立て用紙から他の折曲げタブを切離すこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１または第２項に記載
   の組立て用紙の製造方法。 ４、上記組立て用紙（１０）は接続部（３５）を除いて
   打抜きあるいは切断によりシート（１１）から切取られ
   、上記接続部は引裂かれて切取られることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項ないし第３項のいずれか１項に記
   載の組立て用紙の製造方法。 ５、上記接続部（３５）は上記シートの搬送速度を局部
   的に高めることにより切取られることを特徴とする特許
   請求の範囲第４項に記載の組立て用紙の製造方法。 ６、隣接する折曲げタブ間にギャップが存在する場合、
   上記部分切断は切断線（３３、３４）がシートの延出方
   向と直交する方向に沿って互いに最大限離間するように
   行われることを特徴とする特許請求の範囲第２項ないし
   第５項のいずれか１項に記載の組立て用紙の製造方法。 ７、上記組立て用紙（１０）が隣接する容器の壁と同一
   の幅を有する閉塞タブ（１９）と容器の壁よりも小さな
   幅を有するサイドタブ（１７、１８）とを備えている場
   合、上記閉塞タブを規定するための切断は第１の作業工
   程で行なわれ、上記サイドタブを規定する切断は第２の
   作業工程で行なわれることを特徴とする特許請求の範囲
   第２項ないし第６項のいずれか１項に記載の組立て用紙
   の製造方法。 ８、接続部（３５、３６）を残す横方向の切断はサイド
   タブを形成する上記第２の作業工程と同時に行なわれる
   ことを特徴とする特許請求の範囲第７項に記載の組立て
   用紙の製造方法。 ９、容器の壁を規定するための折曲げ線（３７、３８）
   は上記シート（１１）の移動中にエンボス加工により形
   成されることを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし
   第８項に記載の組立て用紙の製造方法。 １０、上記折曲げ線（３７、３８）は連続作業工程で形
   成され、シート（１１）の長手方向に伸びる折曲げ線（
   ３７）は第１の作業工程の間に形成され、シートの横方
   向に伸びる折曲げ線（３８）は第２の作業工程中に形成
   されることを特徴とする特許請求の範囲第９項に記載の
   組立て用紙の製造方法。 １１、上記切断部および折曲げ線（３７、３８）はこれ
   らのための作業ステーション内で同時に形成されること
   を特徴とする特許請求の範囲第９項に記載の組立て用紙
   の製造方法。 １２、包装材料のシートから切取ることにより組立て用
   紙を製造する製造装置において、上記シートはエンボス
   ローラあるいは切断ローラとして形成された複数組のロ
   ーラにより搬送されることを特徴とする製造装置。 １３、第１のエンボス加工ステーション（３９）におい
   て、一対の第１のローラはエンボスローラ（４７）とこ
   れに対応するローラ（４８）とで構成され、エンボスロ
   ーラ上のエンボス部材は第１のエンボス加工ステーショ
   ンでシートの長手方向に伸びる折曲げ線（３７）が形成
   されるように配設されていることを特徴とする特許請求
   の範囲第１２項に記載の製造装置。 １４、続く第２のエンボス加工ステーション（４０）に
   はエンボスローラ（５１）およびこれに対応するローラ
   （５２）が設けられ、エンボスローラはシートの横方向
   に伸びる折曲げ線を形成するエンボス部材（５３）を有
   していることを特徴とする特許請求の範囲第１２項また
   は第１３項に記載の製造装置。 １５、上記対応するローラ（４８、５２）は上記エンボ
   ス部材（４９、５３）に適合する溝（５０、５４）を備
   えていることを特徴とする特許請求の範囲第１３項ある
   いは第１４項に記載の製造装置。 １６、上記第１のエンボス加工ステーションに設けられ
   たローラと第２のエンボス加工ステーションに設けられ
   たローラとは、上記シートの長手方向に伸びる折曲げ線
   （３７）の長さに対応する間隔だけ少なくとも離間して
   いことを特徴とする特許請求の範囲第１４項に記載の製
   造装置。 １７、上記第２のエンボス加工ステション（４０）に続
   いて、切断ローラ（５５）およびこれに対応するローラ
   （５６）を有する切断ステーション（４１）が設けられ
   、上記切断ローラは連続する２つの組立て用紙に属しか
   つ互いに離間して位置した複数の閉塞タブ（１９）を規
   定する切断線（２５、２５）を切出す切断ナイフ（５７
   ）を有していることを特徴とする特許請求の範囲第１２
   項に記載の製造装置。 １８、上記切断セクションに続いて他の切断セクション
   が設けられ、この他の切断セクションにはサイドタブ（
   １７、１８）を規定する切断線（２６、２７）およびシ
   ートの横方向に伸びる切断線（３３、３４）を対応する
   ローラ（５９）と協働して形成する切断ローラ（５８）
   を備えていることを特徴とする特許請求の範囲第１７項
   に記載の製造装置。 １９、上記他の切断ステーションに続いて、残部（２８
   ないし３２）を押圧部材によりシート（１１）から押出
   し圧縮空気により搬送する残部除去ステーション（４３
   ）が設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第
   １８項に記載の製造装置。 ２０、上記残部除去ステーションは中空の吸引ローラ（
   ６２）と吸引ローラ内に上記残部（２８ないし３２）を
   押出す押圧ローラ（６１）とを備え、上記押圧ローラは
   上記残部と同一の形状を有する突出部を備え、上記吸引
   ローラは上記突出部に対応する凹所を備えていることを
   特徴とする特許請求の範囲第１９項に記載の製造装置。 ２１、上記吸引ローラ（６２）は中空に形成され、上記
   圧縮空気は中空軸（６６）を介して吸引ローラ内にその
   軸方向に沿って供給され、それにより上記残部（２８な
   いし３２）は吸引ローラの一端開口（６７）から排出さ
   れることを特徴とする特許請求の範囲第２０項に記載の
   製造装置。 ２２、上記切断ステーション（４１、４２）および残部
   除去ステーション（４３）に続いて、上記接続部（３５
   、３６）を切裂くことにより上記組立て用紙（１０）を
   シート（１１）から切取る切離しステーション（４４）
   を備え、上記切離しステーションは上記シート（１１）
   の搬送速度よりも高い速度で駆動される少なくとも２つ
   の引出しローラを有していることを特徴とする特許請求
   の範囲第１９項に記載の製造装置。 ２３、上記各ローラはその周方向に互いに等間隔離間し
   て設けられた２組の作業突部と、これらの作業突部間に
   位置し上記シート（１１）に接触しない円弧部（８７な
   いし９１）とを有し、上記全ての作業ステーション（３
   ９、４０、４１、４２、４３）において作業工程が同時
   に行なわれることを特徴とする特許請求の範囲第１２項
   ないし第２２項のいずれか１項に記載の製造装置。 ２４、上記作業ステーション（３９ないし４４）の前方
   にはシート（１１）を駆動する一対の引出しローラ（４
   ５、４６）が設けられ、引出しローラの駆動力はメイン
   駆動シャフト（７０）を介して各作業ステーションのロ
   ーラに伝達されることを特徴とする特許請求の範囲第１
   ２項ないし第２３項のいずれか１項に記載の製造装置。 ２５、上記シート（１１）の相対位置を調整できるよう
   に上記シートの搬送速度は上記引出しローラ（４５、４
   ６）の領域で調整可能であり、上記引出しローラに接続
   されているとともに上記シートの位置を検出する監視装
   置およびシート上に印刷されたマーク（７６）により制
   御される調整ギア（７８）が設けられていることを特徴
   とする特許請求の範囲第１２項ないし第２４項のいずれ
   か１項に記載の製造装置。