JPS61131261A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、回転ヘッドを利用して磁気テープ」二に傾斜
した不連続な記録軌跡として順次信号を記録再生する磁
気記録再生装置（以下ＶＴＲと称す）におけるトラッキ
ング方法に関するものであり、特に、パイロット信号を
用いてトラッキング制御を行なうＶＴＲにおけるトラッ
キング方法に関するものである。

従来の技術 ２ヘッド型ヘリカルスキャンＶＴＲとテープ互換のとれ
る記録軌跡が得られるヘッドドラム径を小形化した４ヘ
ッド型ヘリカルスキャンＶＴＲの構成としては、例えば
特開昭５４−８９６１２号公報に示されている。

この４ヘッド型ヘリカルスキャンＶＴＲの構成の概要に
ついて説明する。

一般に２ヘッド型ヘリカルスキャンＶ　Ｔ　Ｒハ周知の
如く１８０°　より僅かに大きい角度で回転へラドドラ
ムに巻き付けられており、このドラムには２つの磁気ヘ
ッドが１８０°の間隔で配置されているが、この２ヘッ
ド型ヘリカルスキャンＶＴＲと互換のとれる記録軌跡を
得る４ヘッド型ヘリカルスキャンＶＴＲは、第３図に示
す如く、ビデオテープをドラムに２７０°より僅か大き
い角度で巻き付けると共にこのドラムには、Ｒ、Ｌ　、
Ｒ’。

Ｌ′なる４個のビデオヘッドを９０°の間隔で配置し、
これらのヘッドを１フイールドごと順次切換えて作動す
るよう構成されている。

前記、ＲとＲ′は＋αなるアジマス角をもつヘッドであ
り、ＬとＬ′は−ａなるアジマス角ヲモつヘッドである
。

また、この４ヘッド型ヘリカルスキャンＶＴＲは、２ヘ
ッド型ヘリカルスキャンＶＴＲに対して、ドラム径は３
（に減少せしめ、ドラム回転数は、１．５倍の２７０Ｏ
ｒｐｍで駆動している。

第４図は、この４ヘッド型ヘリカルスキャンＶＴＲの回
転位相に同期したパルス信号（ＰＧ倍信号と、ビデオヘ
ッド切換え信号との関係を示す。

ＰＧ倍信号、ドラム１回転で１パルス発生するよう構成
されている。すなわち、ドラム回転数が２７０Ｏｒｐｍ
であれば、ＰＧ倍信号周期は４５ｔｌｚとなる。このＰ
Ｇ倍信号もとに、第４図に示すごとく、各ヘッドを切換
える信号を作成している。

以上が４ヘッド型ヘリカルスキャンＶＴＲの構成につい
ての概要である。

次に８ミリビデオで用いられているような４種類のパイ
ロット信号を用いたトラッキング方法の概要について説
明する。

記録時、ｆ１〜ｆ４なる４種類のパイロット信号が１フ
ィールド毎順次切換えられて映像信号に重畳して記録さ
れる。パイロット信号の記録順序は、第５図に示す如＜
ｆ１→ｆ２→ｆ３→ｆ４→ｆ１→・・・・・の順序であ
り、１フイ一ルド期間内では１種類のパイロット信号が
連続して記録される。

パイロット信号の周波数は、例えば、表１に示す値に設
定される。

表　　　１ なお、表１においては、ｆＨは、水平同期信号の周波数
を示し、６．５ｆＨは、水平同期信号の周波数の６．６
倍の周波数であることを示す。

次に、再生時について述べる。

バイロフト信号は、比較的低周波の信号であるため、隣
接トラック上に記録されているパイロ・・ノド信号もク
ロストーク信号として再生される。

今、ｆ３　　なるパイロット信号が記録されているトラ
ック上をヘッドが再生走査する時には、ｆ２゜ｆ３．ｆ
４の合成信号が再生される。この合成信号と基準パイロ
ット信号（主走査トラツク上に記録されているパイロッ
ト信号と同じ周波数の信号）とを平衡変調し差周波数の
信号を取り出す。

差周波数の信号は、第６図に示すようにｆＨと３　ｆＨ
の信号である。ヘッドがｆｌ、ｆ３なるパイロット信号
が記録されているトラック上をヘッドが走査する時には
、右側のトランクから再生される信号との差信号ばｆＨ
であり、左側のそれは３ｆＨである。また、ｆ２．ｆ４
なるパイロット信号が記録されているトラック上をヘッ
ドが走査する時には、前記とは左右逆の関係になる。こ
の平衡変調して得られるｆＨ，３ｆＨの両信号の再生レ
ベルを比較すれば、比較後の信号は、トラックずれ量と
ずれ方向との情報を含んでいる。この信号をトラッキン
グエラー信号として用いて、記録トラックと再生磁気ヘ
ッドの再生走査軌跡との相対位置制御を行なっている。

以上が４種類のパイロット信号を用いたトラッキング方
法の概要である。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のように構成されたＶＴＲにおいては
、同一アジマス角をもつヘッドが２組づつ設けられてい
る為Ｒヘッドで記録したトラック了・ をＲ′ヘッド（捷たは、Ｒ′ヘッドで記録したトラック
をＲヘッド）で再生し、Ｌヘッドで記録したトラックｙ
ｔＬ／ヘッド（または、Ｌ′ヘッドで記録したトラック
−ｉＬヘッド）で再生する場合がおこり得る。

一般にドラムには回転むらが生じ、Ｒヘッドがトラック
上を走査する軌跡のまが９とＲ′ヘッドがトラック上を
走査する軌跡のまがジ及びＬヘッドがトラック上を走査
する軌跡の捷がりとＬ′ヘッドがトランク上を走査する
軌跡のまがりとは一致しないものである。

よって、前記のごとく記録と再生時でヘッドが異なって
走査された場合においては極めてジッタ成分の多い再生
画像になる場合がある。

本発明は、記録時に用いられたヘッドと同一のヘッドで
再生できるようにすることにより、ジッタ成分の少ない
再生画像を得ることができる磁気記録再生装置を提供す
ることを目的とする。

問題点を解決するための手段 本発明は、４ヘッド型ヘリカルスキャンＶＴＲであって
、４種類のパイロット信号を用いて、記録トラックと再
生磁気へ・ノドの再生走査軌跡との相対位置を制御する
よう構成し、かつ記録及び再生時において、例えば、Ｒ
へ・ノドに切換えられている時はｆｌ、Ｌヘッドに切換
えられている時はｆ２、Ｒ′ヘッドに切換えられている
時はｆ３、Ｌ′へ・ノドに切換えられている時はｆ４　
となるよう常に対応した関係を保ちながら４種類のパイ
ロ・ノド信号を発生させる手段を有した磁気記録再生装
置である。

作　　用 本発明は、記録再生時に切換えられるヘッドと４種類の
パイロット信号を常に対応した関係を保ちながら発生さ
せる手段を用いることによって、ある記録されたトラッ
クに用いられたヘッドと、再生時にはこのトラックを再
生走査するヘッドとが一致する時のみ、ヘッドがオント
ラック位置でトラッキング制御が行なわれるようキャプ
スタン制御系が引込む。

実施例 本発明に係る一実施例を第１図に示し、具体的々構成に
ついて説明する。

ＰＣｉ信号を端子１を介して、遅延パルス発生回路２と
ヘッドスイッチング信号作成回路３に入力する。ヘッド
スイッチング信号作成回路３の出力は、微分パルス発生
回路４に入力される。

前記、遅延パルス発生回路は、ＰＧ倍信号、の立上りか
らヘッドスイッチング信号の最初の立上り時点までの時
間ｔ。よりわずか長い時間ｔ１に設定された出力を得る
よう構成しておく。遅延パルス発生回路２の出力は、反
転回路５と、一方が微分パルス発生回路４の出力が入力
されているアンド回路６の他方の入力とに印加される。

さらに反転回路５の出力は、一方が微分パルス発生回路
４の出力が入力されているアンド回路７の他方の入力に
印加される。前記アンド回路６の出力はＲ−３フリツプ
フロツプ８のセット端子（Ｓ側）に入力され、アンド回
路７の出力は、リセット端子（Ｒ１０、 端子Ｓ１　　に入力し、このパイロット信号選択回路９
の入力端子Ｓ２　には、前記へッドスイ１．）チング信
号が入力される。パイロット信号選択回路９の出力から
はＳｌ、Ｓ２端子に入力される信号に応じｆ１〜ｆ４な
るパイロット信号が１フィールド毎順次切換えられて発
生し、端子１ｏに導びかれる。

以上が実施例の回路構成の説明であるが、動作について
第２図に示す動作波形図を用いて説明する０ 端子１から、前述した如く４５田周期のＰＧ倍信号入力
され、ヘッドスイッチング信号作成回路３によって３０
田周期のヘッドスイッチング信号ａを得る。このヘッド
スイッチング信号ａはＰＧ倍信号４、Ｐ４の発生するタ
イミングから作成されたものである。

ま７’（、ＰＧ倍信号、とヘッドスイッチング信号ａの
最初の立上り時点までにｔ。遅れているのは、ＰＧ倍信
号検出する為の検出素子の機械的取り付は位置を電気的
に補正しているためである。

さらにＰＧ倍信号、遅延パルス発生回路２に入力して、
前記、ｔｏＪ：！ｌｌわずか長い時間巾をもつｔｌ　　
なるパルスｌ］ヲもつパルス信号すを得る。

ヘッドスイッチング信号ａは、微分パルス発生回路４に
入力し、ヘッドスイッチング信号ａの立上り時のみ発生
するパルス信号ｃｆ得る。

遅延パルス発生回路２の出力信号すと微分パルス回路４
の出力信号ｃｆアンド回路６に入力することにより、ア
ンド回路６の出力よりパルス信号ｄｉ得ることができる
。このパルス信号ｄは、Ｒ−Ｓフリップフロップ了のセ
ット端子に入力される。

！、た、遅延パルス発生回路２の出力信号すは反転回路
已に入力し、反転せしめ、この反転信号と微分パルス発
生回路４の出力信号ｃｆアンド回路７に、それぞれ入力
することにより、アンド回路７の出力よりパルス信号ｅ
ｆ得ることができる。

このパルス信号ｅは、Ｒ−Ｓフリ・ツブフロ・１プ８の
リセット端子に入力される。

よって、フリップフロッグ７の出力Ｑ、！：りパルス信
号ｄの立上り時点で立上り、パルス信号ｅの立上り時点
で立下る出力信号ｆｉ得る。

この出力信号ｆは、パイロ、）信号選択回路９の８１　
端子に入力され、また、パイロット信号選択回路９の８
２端子には、前記ヘッドスイッチング信号ａが入力され
る。

なお、このパイロリド信号選択回路９嬬：表２に示す」
：うなタイミングでｆ１〜ｆ４なるパイロット信号を選
択できるよう構成しておけば、 表　　　　２ 端子１０より、ｆ１→ｆ２→ｆ３→ｆ４の順で１フイー
ルドごと順次くり返し発生するパイロット信号ｑを得る
ことができる。この端子１０より得るパイロット信号を
、記録時には、映像信号に重畳さ１３、、 せて記録し、再生時には、前記した基準パイロット信号
として用いる。

さらに、Ｓｌ、８２端子入力信号ａとｆを用いることに
よって、例えば表１に示す、ｆ、全発生する期間はＲヘ
ッドを対応させ、ｆ２ヲ発生する期間はＬヘッドを対応
させ、ｆ３’ｆｒ発生する期間はＲ′ヘッドケ対応させ
、ｆ４ヲ発生する期間はＬ′ヘッドを対応させるように
構成しておく。

以上のように構成しておくことによって、ヘッドがオン
トラック位置でトラッキング制御が行なわれた時、すな
わち、キャプスタン制御系が引込んだ時は、確実に、オ
ントラックして走査しているトラックにおいては、記録
時に用いられたヘッドと再生時に用いられるヘッドを一
致させる事ができる。

発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、常に同一ヘッドで
記録再生が可能にできるため、４ヘツ）’型ヘリカルス
キャンＶＴＲにおいて、ジッタ成分の少ない再生画像を
得る事ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明における一実施例のパイロット信号発生
回路のブロック図、第２図は同実施例の動作波形図、第
３図は、４へ・ソド型ヘリカルスキャンＶＴＲの回転ド
ラムとテープ巻きっけの関係を示す図、第４図は、第３
図に示すビデオヘッドの切換えるタイミングを示す図、
第６図は、４種類のパイロット信号を用いたトラッキン
グ制御方法における、記録テープパターンを示す図であ
る。 ２・・・・・・遅延パルス発生回路、３・・・・・・ヘ
ッドスイッチング信号発生回路、４・・・・・・微分パ
ルス発生回路、６・・・・・・反転回路、６．７・・・
・・・アンド回路、８・・・・・・Ｒ−Ｓフリップフロ
ップ、９・・・・・・パイロット信号選択回路。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名城　
　　　　　　　　　　　　　城 第３図 第４図 第５図 一テー７椰重坊向

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ２ヘッド型ヘリカルスキャンＶＴＲとテープ互換のとれ
   る記録軌跡が得られ、かつヘッドドラム径を小型化した
   ４ヘッド型ヘリカルスキャンＶＴＲであって、周波数の
   異なる４種類のパイロット信号を、記録すべき映像信号
   に重畳させて順次磁気記録媒体上に記録し、再生時には
   、再生すべき記録トラックに対して前後に隣接する記録
   トラックから再生されるクロストーク信号のレベル差に
   応じたトラッキングエラー信号を用いて、記録トラック
   と再生磁気ヘッドの再生走査軌跡との相対位置制御を行
   なうように構成し、かつ記録及び再生時に、４個のヘッ
   ドに対する４種のパイロット信号を、同一のヘッドとパ
   イロット信号とがそれぞれ対応するようにパイロット信
   号を発生させる手段を有し、記録に用いられたヘッドと
   同一ヘッドで各トラックをトラッキングさせることを特
   徴とした磁気記録再生装置。