JPS61113821A - 溶融紡糸方法 - Google Patents
溶融紡糸方法Info
- Publication number
- JPS61113821A JPS61113821A JP23696484A JP23696484A JPS61113821A JP S61113821 A JPS61113821 A JP S61113821A JP 23696484 A JP23696484 A JP 23696484A JP 23696484 A JP23696484 A JP 23696484A JP S61113821 A JPS61113821 A JP S61113821A
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- JP
- Japan
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- spinning
- carbon atoms
- hydrocarbon group
- formulas
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- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F6/00—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
- D01F6/58—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolycondensation products
- D01F6/62—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolycondensation products from polyesters
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/04—Oxygen-containing compounds
- C08K5/13—Phenols; Phenolates
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/49—Phosphorus-containing compounds
- C08K5/51—Phosphorus bound to oxygen
- C08K5/52—Phosphorus bound to oxygen only
- C08K5/524—Esters of phosphorous acids, e.g. of H3PO3
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/49—Phosphorus-containing compounds
- C08K5/51—Phosphorus bound to oxygen
- C08K5/52—Phosphorus bound to oxygen only
- C08K5/527—Cyclic esters
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F1/00—General methods for the manufacture of artificial filaments or the like
- D01F1/02—Addition of substances to the spinning solution or to the melt
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は高強度、高弾性率を有する芳香族ポリエステル
繊維の溶融紡糸方法・に関するものである。
繊維の溶融紡糸方法・に関するものである。
(従来の技術)
近年、芳香族ポリエステルの中で溶融時に異方性を有す
るものが、溶融紡糸することにより、高強度、高弾性率
繊維となることが明らかとなってきた。溶剤を使゛用し
ない点や、既知の紡糸装置を使えるなど、様々な利点を
有している。
るものが、溶融紡糸することにより、高強度、高弾性率
繊維となることが明らかとなってきた。溶剤を使゛用し
ない点や、既知の紡糸装置を使えるなど、様々な利点を
有している。
しかしながら、紡糸して高強度、高弾性率を与える芳香
族ポリエステルは加工温度(紡糸温度)が高いがゆえに
紡糸時に分解又は重合、架橋等の反応による発泡があり
、これが長時間、安定紡糸を続(ブろ上の障害となって
きた。従来、数多くの溶融時に異方性を有する芳香族ポ
リエステルの特許が報告されてきたが(特公昭55−4
82号等)、はとんどが実験室段階の小さいスケールで
の例しか示されておらず、安定な紡糸の操業といった親
点からの実用的な製造方法の知見とはなり得なかった。
族ポリエステルは加工温度(紡糸温度)が高いがゆえに
紡糸時に分解又は重合、架橋等の反応による発泡があり
、これが長時間、安定紡糸を続(ブろ上の障害となって
きた。従来、数多くの溶融時に異方性を有する芳香族ポ
リエステルの特許が報告されてきたが(特公昭55−4
82号等)、はとんどが実験室段階の小さいスケールで
の例しか示されておらず、安定な紡糸の操業といった親
点からの実用的な製造方法の知見とはなり得なかった。
(発明が解決しようとする問題点)
このような現状に鑑み本発明者らは、溶融時に異方性を
示す芳香族ポリエステルを用い、鋭意検討の結果、高強
度、高弾性率を有するm維を安定に紡糸する本発明に至
った。
示す芳香族ポリエステルを用い、鋭意検討の結果、高強
度、高弾性率を有するm維を安定に紡糸する本発明に至
った。
(問題点を解決するための手段)
すなわち、本発明は、溶融時に異方性を示す芳香族ポリ
エステルを溶融紡糸するに際して、該ポリエステルと下
式(1)〜(3)で示されるリン系化合物及び下式(4
)〜(6)で示されるフェノール系化合物から選ばれる
一程以上の化合物とを予め混合する、又は紡糸時に混合
することを特徴とする溶融紡糸方法に関するものである
。
エステルを溶融紡糸するに際して、該ポリエステルと下
式(1)〜(3)で示されるリン系化合物及び下式(4
)〜(6)で示されるフェノール系化合物から選ばれる
一程以上の化合物とを予め混合する、又は紡糸時に混合
することを特徴とする溶融紡糸方法に関するものである
。
(1) P(ORt ) (OR2ン(OR3)幾3
〔但しn=1〜4であり、p=o又はlであり、R1,
R2、Ra 、 R4、Rs 、 R7、R8,勧。
R2、Ra 、 R4、Rs 、 R7、R8,勧。
R11は炭素数6以上の1価の脂肪族、脂環族又は芳香
族炭化水素基を示し、Rg 、 R15は炭素数1以上
の2価の脂肪族炭化水素基又は炭素数6以上の2価の脂
環族もしくは芳香族炭化水素基を示し、R10は炭素数
5以上の4価の脂肪族炭化水素基又は炭素数6以上の4
価の脂環族もしくは芳香族炭化水素基を示し、R12、
R13は水素、−011、炭素数1以上の1価の炭化水
素基、アルコキシ基、炭素数6以上の1価の脂環族、芳
香族炭化水素基、シクロアルコキシ基又はアリールオキ
シ基を示し、R14は炭素数1以上のn価の脂肪族炭化
水素基、炭素数6以上のn価の指環族もしくは芳香族炭
化水素基、−0−1−CO−、−5−1又は−N R1
2−(但し、R14が一〇−1−CO−5−S−1−N
Rs2−のときはn=2)を示し、Xは−0−1−C
O−1−S−1−N R12−1−CO−O−又は−〇
−CO−を示す。〕本発明における溶融時に異方性を示
すポリエステルとは90°直交した2枚の偏光板の間に
ある加熱試料台上にポリエステル試料粉末を置いて昇温
しでいった時に、流動可能な温度域において光を透過し
うる性質を有するものを意味している。このような芳香
族ポリエステルとしては特公昭56−18016や、5
5−20008等に示される芳香族ジカルボン酸、芳香
族ジオール、及び/又は芳香族ヒドロキシカルボン酸や
、これらの誘導体から成るもので、場合により、これら
と脂環族ジカルボン酸、脂環族ジオール、脂肪族ジオー
ルやこれらの誘導体との共重合体も含まれる。ここで、
芳香族ジカルボン酸としてはテレフタル酸、イソフタル
酸、414−ジカルボキシジフェニル、2.6−ジカル
ボキシナフタレン、l、2−ビス(4−カルボキシフェ
ノキシ)エタン等や、これらのアルキル、アリール、ア
ルコキシ、ハロゲン基の核置換体があげられる。芳香族
ジオールとしてはヒドロキノン、レゾルシン、4.4−
ジヒドロキシジフェニル、4.4−ジヒドロキシベンゾ
フェノン、4.4−ジヒドロキシジフェニルメタン、4
.4−ジヒドロキシジフェニルエタン、1
2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、4
.4−ジヒドロキシジフェニルエーテル、4.4−ジヒ
ドロキシジフェニルスルホン、4.4−ジヒドロキシジ
フェニルスルフィド、2.6−ジヒドロキンナフタレン
、1.5−ジヒドロキンナフタレン等やこれらのアルキ
ル、アリール、アルコキシ、ハロゲン基の核置換体があ
げられる。芳香族ヒドロキシカルボン酸としてはp−ヒ
ドロキシ安息香酸、m−ヒドロキシ安、I香酸、2−ヒ
ドロキシナフタレン−6−カルボン酸、1−ヒドロキシ
ナフタレン−5−カルボン酸等やこれらのアルキル、ア
リール、アルコキシ、ハロゲン基の核置換体があげられ
る。脂環族ジカルボン酸としては、 trans −
L4−ジカルボキシシクロヘキサン、 ass −1
m4−ジカルボキシシクロヘキサン等やこれらのアルキ
ル、アリール、ハロゲン基の置換体かあげられる。脂環
族及び脂肪族ジオールとしてはcrans −1+ 4
−ジヒドロキシシクロヘキサン、cis−1+ 4−ジ
ヒドロキシシクロヘキサン10..2ヶ!I:l−)、
、1,4−□2.オー71゛古キシリレンジオール等が
あげられる。
族炭化水素基を示し、Rg 、 R15は炭素数1以上
の2価の脂肪族炭化水素基又は炭素数6以上の2価の脂
環族もしくは芳香族炭化水素基を示し、R10は炭素数
5以上の4価の脂肪族炭化水素基又は炭素数6以上の4
価の脂環族もしくは芳香族炭化水素基を示し、R12、
R13は水素、−011、炭素数1以上の1価の炭化水
素基、アルコキシ基、炭素数6以上の1価の脂環族、芳
香族炭化水素基、シクロアルコキシ基又はアリールオキ
シ基を示し、R14は炭素数1以上のn価の脂肪族炭化
水素基、炭素数6以上のn価の指環族もしくは芳香族炭
化水素基、−0−1−CO−、−5−1又は−N R1
2−(但し、R14が一〇−1−CO−5−S−1−N
Rs2−のときはn=2)を示し、Xは−0−1−C
O−1−S−1−N R12−1−CO−O−又は−〇
−CO−を示す。〕本発明における溶融時に異方性を示
すポリエステルとは90°直交した2枚の偏光板の間に
ある加熱試料台上にポリエステル試料粉末を置いて昇温
しでいった時に、流動可能な温度域において光を透過し
うる性質を有するものを意味している。このような芳香
族ポリエステルとしては特公昭56−18016や、5
5−20008等に示される芳香族ジカルボン酸、芳香
族ジオール、及び/又は芳香族ヒドロキシカルボン酸や
、これらの誘導体から成るもので、場合により、これら
と脂環族ジカルボン酸、脂環族ジオール、脂肪族ジオー
ルやこれらの誘導体との共重合体も含まれる。ここで、
芳香族ジカルボン酸としてはテレフタル酸、イソフタル
酸、414−ジカルボキシジフェニル、2.6−ジカル
ボキシナフタレン、l、2−ビス(4−カルボキシフェ
ノキシ)エタン等や、これらのアルキル、アリール、ア
ルコキシ、ハロゲン基の核置換体があげられる。芳香族
ジオールとしてはヒドロキノン、レゾルシン、4.4−
ジヒドロキシジフェニル、4.4−ジヒドロキシベンゾ
フェノン、4.4−ジヒドロキシジフェニルメタン、4
.4−ジヒドロキシジフェニルエタン、1
2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、4
.4−ジヒドロキシジフェニルエーテル、4.4−ジヒ
ドロキシジフェニルスルホン、4.4−ジヒドロキシジ
フェニルスルフィド、2.6−ジヒドロキンナフタレン
、1.5−ジヒドロキンナフタレン等やこれらのアルキ
ル、アリール、アルコキシ、ハロゲン基の核置換体があ
げられる。芳香族ヒドロキシカルボン酸としてはp−ヒ
ドロキシ安息香酸、m−ヒドロキシ安、I香酸、2−ヒ
ドロキシナフタレン−6−カルボン酸、1−ヒドロキシ
ナフタレン−5−カルボン酸等やこれらのアルキル、ア
リール、アルコキシ、ハロゲン基の核置換体があげられ
る。脂環族ジカルボン酸としては、 trans −
L4−ジカルボキシシクロヘキサン、 ass −1
m4−ジカルボキシシクロヘキサン等やこれらのアルキ
ル、アリール、ハロゲン基の置換体かあげられる。脂環
族及び脂肪族ジオールとしてはcrans −1+ 4
−ジヒドロキシシクロヘキサン、cis−1+ 4−ジ
ヒドロキシシクロヘキサン10..2ヶ!I:l−)、
、1,4−□2.オー71゛古キシリレンジオール等が
あげられる。
これらの組合せの内で、本発明の対象として好ましい芳
香族ポリニスチルとしては、例えば(1)p−ヒドロキ
シ安息香酸残基40〜70モル慢と芳香族ジオール残基
15〜30モル優から成るコポリエステル、 (2)テレフタル酸及び/又はイソフタル酸とクロルハ
イドロキノン、フェニルハイドロキノン及び/又はハイ
ドロキノンから成るコポリエステル、 (3)P−ヒドロキシ安息香酸残基20ル80酸残基2
0〜80モル囁から成るコポリエステルなどがあげられ
る。これらの出発原料を用い、本発明の目的とするポリ
エステルに至るには、。
香族ポリニスチルとしては、例えば(1)p−ヒドロキ
シ安息香酸残基40〜70モル慢と芳香族ジオール残基
15〜30モル優から成るコポリエステル、 (2)テレフタル酸及び/又はイソフタル酸とクロルハ
イドロキノン、フェニルハイドロキノン及び/又はハイ
ドロキノンから成るコポリエステル、 (3)P−ヒドロキシ安息香酸残基20ル80酸残基2
0〜80モル囁から成るコポリエステルなどがあげられ
る。これらの出発原料を用い、本発明の目的とするポリ
エステルに至るには、。
そのままで、あるいは脂肪族もしくは芳香族モノカルボ
ン酸、又はそれらの誘導体、脂肪族アルコールもしくは
フェノール類又はそれらの誘導体等によるエステル化に
より、重縮合反応を行なう、重縮合反応としては既知の
塊状重合、溶液重合、懸濁重合法等を採用することがで
き、150 〜860℃で、常圧又1! 1 0 〜0
. 1 torrの減圧下に, 8b 、 Ti 、
Ge化合物等の重合触媒、リン系化合物等の安定剤、T
iO2 、 CaCO3 。
ン酸、又はそれらの誘導体、脂肪族アルコールもしくは
フェノール類又はそれらの誘導体等によるエステル化に
より、重縮合反応を行なう、重縮合反応としては既知の
塊状重合、溶液重合、懸濁重合法等を採用することがで
き、150 〜860℃で、常圧又1! 1 0 〜0
. 1 torrの減圧下に, 8b 、 Ti 、
Ge化合物等の重合触媒、リン系化合物等の安定剤、T
iO2 、 CaCO3 。
タルク等の充てん剤等を場合)こより添加して行なうこ
とができる。得られたポリマーはそのままで、あるいは
粉体上で不活性気体中、又は減圧下に熱処理して紡糸用
試料とする。あるいは一度、押出機により造粒して用い
ることもできる。本発明における芳香族ポリエステルに
は紡糸に適した分子量範囲が存在すると考えられるが、
組成や構造によっては、均一に溶解しうろ溶剤がなかっ
たり、分子量測定法の精度がないという問題があり、本
発明に適した芳香族ポリエステルの規格としては使えな
い。そこで本発明者らは、溶融紡糸条件に適する分子量
に対応する物性値として「流動温度」というものを導入
した。即ち、高滓製作所製のフローテスター0FT−5
QQを用い、径1m,長さtoswsのノズルで、圧力
1 0’ O Kf/Ls の状態で芳香族ポリエス
テル試料を4℃/鯉で昇温し、試料がノニルを通って流
動し、かつ48.000 poiseの見かけ粘度を与
える温度を「流動温度」と定義したつ本発明者らは各種
の組成の芳香族ポリエステルを合成し、その流動温度を
変化させてみたところ、本発明の目的とする高強度、高
弾性率ms1の紡糸に適した芳香族ポリエステルの流動
温度は280〜880℃であることがわかった。この温
度域より低い流動温度の場合には、溶融時の反応がおこ
りやすかったり、繊維伸度が出にくいといった問題があ
り、高いと、加工(紡糸)温度が高くなるため、分解や
架橋反応をおこしやすく、又、装置への負荷が大きくな
るという問題を生じる。
とができる。得られたポリマーはそのままで、あるいは
粉体上で不活性気体中、又は減圧下に熱処理して紡糸用
試料とする。あるいは一度、押出機により造粒して用い
ることもできる。本発明における芳香族ポリエステルに
は紡糸に適した分子量範囲が存在すると考えられるが、
組成や構造によっては、均一に溶解しうろ溶剤がなかっ
たり、分子量測定法の精度がないという問題があり、本
発明に適した芳香族ポリエステルの規格としては使えな
い。そこで本発明者らは、溶融紡糸条件に適する分子量
に対応する物性値として「流動温度」というものを導入
した。即ち、高滓製作所製のフローテスター0FT−5
QQを用い、径1m,長さtoswsのノズルで、圧力
1 0’ O Kf/Ls の状態で芳香族ポリエス
テル試料を4℃/鯉で昇温し、試料がノニルを通って流
動し、かつ48.000 poiseの見かけ粘度を与
える温度を「流動温度」と定義したつ本発明者らは各種
の組成の芳香族ポリエステルを合成し、その流動温度を
変化させてみたところ、本発明の目的とする高強度、高
弾性率ms1の紡糸に適した芳香族ポリエステルの流動
温度は280〜880℃であることがわかった。この温
度域より低い流動温度の場合には、溶融時の反応がおこ
りやすかったり、繊維伸度が出にくいといった問題があ
り、高いと、加工(紡糸)温度が高くなるため、分解や
架橋反応をおこしやすく、又、装置への負荷が大きくな
るという問題を生じる。
本発明の溶融紡糸の装置としては、既知のプランジャー
盟又はスクリュー星押出機を用いることができる。連続
紡糸という観点からは後者が適している。ギヤポンプ等
の設備は既知の装。
盟又はスクリュー星押出機を用いることができる。連続
紡糸という観点からは後者が適している。ギヤポンプ等
の設備は既知の装。
置を用いることができる。
本発明の溶融紡糸に適した温度は280〜420℃で、
より好ましくは300〜400℃である。このように高
温での紡糸ゆえに、本発明に述べるところの化合物を混
合することにより安定化させる意味がでてくる。安定剤
という名がつけば、どのようなものでも良いというわけ
でなく、安定な紡糸状態を妨げることなく、又、得られ
る繊維の品質に悪影響を与えることのないものを選ぶ必
要がある。
より好ましくは300〜400℃である。このように高
温での紡糸ゆえに、本発明に述べるところの化合物を混
合することにより安定化させる意味がでてくる。安定剤
という名がつけば、どのようなものでも良いというわけ
でなく、安定な紡糸状態を妨げることなく、又、得られ
る繊維の品質に悪影響を与えることのないものを選ぶ必
要がある。
以上の様な観点から、本発明者らは、種々の安定剤を探
索検討した結果、本発明の要件である(1)〜(3)式
で示されるリン系化合物及び(4)〜(6)式で示され
るフェノール系化合物から選ばれる1m以上の化合物を
混合することにより、安定に溶融紡糸が行なわれ、得ら
れる繊維の品質もすぐれていることを見出したわけであ
る。
索検討した結果、本発明の要件である(1)〜(3)式
で示されるリン系化合物及び(4)〜(6)式で示され
るフェノール系化合物から選ばれる1m以上の化合物を
混合することにより、安定に溶融紡糸が行なわれ、得ら
れる繊維の品質もすぐれていることを見出したわけであ
る。
(1)で示される化合物の例としては、トリフェニルホ
スファイト(住友化学工業製スミライザーTPP−)L
)、ジフェニルイソデシルホスファイト(三元化学製D
PDP)、)リス(ノニルフェニル)ホスファイト(住
友化学工業製スミライザーTNP)をあげることができ
、(2)で′示される化合物の例としては4.4−ブチ
リデン−ヒス〔8−メチル−6−terc−ブチル−フ
ェニル−ジ−トリデシルホスファイト〕(アヂカアーガ
!化学製 マーク260)、4,4′−ジフェニレン−
ビス〔ビス(2,4−ジーげられ、(3)で示される化
合物の例としてはサイクリックネオペンタンテトライル
−ビス(オクタデシルホスファイト)をあげることがで
きる。
スファイト(住友化学工業製スミライザーTPP−)L
)、ジフェニルイソデシルホスファイト(三元化学製D
PDP)、)リス(ノニルフェニル)ホスファイト(住
友化学工業製スミライザーTNP)をあげることができ
、(2)で′示される化合物の例としては4.4−ブチ
リデン−ヒス〔8−メチル−6−terc−ブチル−フ
ェニル−ジ−トリデシルホスファイト〕(アヂカアーガ
!化学製 マーク260)、4,4′−ジフェニレン−
ビス〔ビス(2,4−ジーげられ、(3)で示される化
合物の例としてはサイクリックネオペンタンテトライル
−ビス(オクタデシルホスファイト)をあげることがで
きる。
(4)で示される化合物の例としては、p−ノニルフェ
ノール、p−フェニルフェノール、O−7・二ニルフェ
ノールをあげることができ、(5)で示される化合物の
例としては2−アクリロキシーーGM)、テトラキス(
4−ヒドロキシ−3゜5−ジーtart−ブチルフェニ
ルエチルカルボキシメチル)メタン(住友化学工業製ス
ミライサーBP−101)、4.4′−ブチリデン−ビ
ス−(3−メチル−6−tert−ブチルフェノール)
(住友化学工業製スミライザーBBM)、2.6−シー
tert−ブチル−P−クレゾール(住友化学工業製ス
ミライザーBUT)、4゜4−チオ−ビス−(8−メチ
ル−6−tert −ブチルフェノール)(住友化学工
業製スミライサーWX)、1,8.5−トリメチル−2
,4゜6−ドリスー(8,5−ジーtert−ブチルー
4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン(シェル化学製Io
nox 330.)、ヒスC8、3’−ビス−(4−ヒ
ドロキシ−3−Cert−ブチルフェニル)ブチリック
アシッドコグリコールエステル(ヘキスト製TMOZ)
をあげることができる。
ノール、p−フェニルフェノール、O−7・二ニルフェ
ノールをあげることができ、(5)で示される化合物の
例としては2−アクリロキシーーGM)、テトラキス(
4−ヒドロキシ−3゜5−ジーtart−ブチルフェニ
ルエチルカルボキシメチル)メタン(住友化学工業製ス
ミライサーBP−101)、4.4′−ブチリデン−ビ
ス−(3−メチル−6−tert−ブチルフェノール)
(住友化学工業製スミライザーBBM)、2.6−シー
tert−ブチル−P−クレゾール(住友化学工業製ス
ミライザーBUT)、4゜4−チオ−ビス−(8−メチ
ル−6−tert −ブチルフェノール)(住友化学工
業製スミライサーWX)、1,8.5−トリメチル−2
,4゜6−ドリスー(8,5−ジーtert−ブチルー
4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン(シェル化学製Io
nox 330.)、ヒスC8、3’−ビス−(4−ヒ
ドロキシ−3−Cert−ブチルフェニル)ブチリック
アシッドコグリコールエステル(ヘキスト製TMOZ)
をあげることができる。
本発明者らは、本発明で主張する化合物以外のリン系、
フェノール系、硫黄系、窒素系化合物についても検討を
行なったが、良い結果は得られなかった。
フェノール系、硫黄系、窒素系化合物についても検討を
行なったが、良い結果は得られなかった。
これらの化合物を芳香族ポリエステル試料に混合する方
法としては、芳香族ポリエステルの重合時又は重合後に
添加する方法、芳香族ポリエステルの粉末、顆粒、ペレ
ットへの室温又は加温下でのドライフレンド、これら化
合物を溶液として添加する方法や、押出機やニーダ−中
での溶融混合法、あるいは紡糸時に直接混合する方法等
を採ることができる。
法としては、芳香族ポリエステルの重合時又は重合後に
添加する方法、芳香族ポリエステルの粉末、顆粒、ペレ
ットへの室温又は加温下でのドライフレンド、これら化
合物を溶液として添加する方法や、押出機やニーダ−中
での溶融混合法、あるいは紡糸時に直接混合する方法等
を採ることができる。
これらの、化合物の添加量としては、芳香族ポリエステ
ルに対して0.08〜Q、5PHR,好ましくは0.0
5〜0.2 P HRが良い。少なすぎると効果がわか
らす、多すぎると逆に発泡や分解を伴い、紡糸中に単糸
切れや、紡糸ノズル表面の汚染をひきおこしてしまう。
ルに対して0.08〜Q、5PHR,好ましくは0.0
5〜0.2 P HRが良い。少なすぎると効果がわか
らす、多すぎると逆に発泡や分解を伴い、紡糸中に単糸
切れや、紡糸ノズル表面の汚染をひきおこしてしまう。
適量添加混合により、芳香族ポリエステルの溶融時の劣
化、分解を抑え、紡糸を安定化し、繊維中への気泡のか
みこみも少く、繊維物性も安定化する。
化、分解を抑え、紡糸を安定化し、繊維中への気泡のか
みこみも少く、繊維物性も安定化する。
本発明に従って紡糸したm維はそのままで、又は油剤を
付着させ、巻取るなり、引落す。巻取り、又は引落しの
速度は10〜10;000m/mであるが、生産性や安
定紡糸からみて’ 100〜2.00
0 m/xmが好ましい。痔られる繊維の太さや断面形
状は用途により選ばれるが、強度や弾性率からすると、
1〜10デニールの太さの糸径が好ましい。得られる繊
維はそのままでも使用できるが、熱処理や延伸や、これ
らの組合せの処理を施してやることにより、さらに高強
度、高弾性化することができる。
付着させ、巻取るなり、引落す。巻取り、又は引落しの
速度は10〜10;000m/mであるが、生産性や安
定紡糸からみて’ 100〜2.00
0 m/xmが好ましい。痔られる繊維の太さや断面形
状は用途により選ばれるが、強度や弾性率からすると、
1〜10デニールの太さの糸径が好ましい。得られる繊
維はそのままでも使用できるが、熱処理や延伸や、これ
らの組合せの処理を施してやることにより、さらに高強
度、高弾性化することができる。
(作 用)
かかる特定の化合物を予め混合又は紡糸時に混合すφこ
とにより、芳香族ポリエステルの溶融時における劣化、
分解を抑制することができ、以て紡糸及び繊維物性の安
定化を可能にすることができるものと推察される。
とにより、芳香族ポリエステルの溶融時における劣化、
分解を抑制することができ、以て紡糸及び繊維物性の安
定化を可能にすることができるものと推察される。
(発明の効果)
かくして品質にバラツキがなく高物性の芳香族ポリエス
テル繊維を安定に紡糸、製造し得る点が、本発明の特徴
的利点であり、本発明によ1・+ > ’i a >
/ >t< $1CJW’L’ 1 ′″h b’ T
、hきる。
テル繊維を安定に紡糸、製造し得る点が、本発明の特徴
的利点であり、本発明によ1・+ > ’i a >
/ >t< $1CJW’L’ 1 ′″h b’ T
、hきる。
(実施例)
以下に本発明の詳細な説明するために実施例および比較
例を示すが、これらはあくまで例示的なものであり、こ
れらに限定するものではない。
例を示すが、これらはあくまで例示的なものであり、こ
れらに限定するものではない。
なお、例中の繊維の引張り試験はインストロン社万能試
験機&1130を用い、試料間隔20膓、引張り速度Q
、 5 MS/viaで測定した。
験機&1130を用い、試料間隔20膓、引張り速度Q
、 5 MS/viaで測定した。
光学異方性の測定は加熱ステージ上に試料を置いて、偏
光下、25℃/−で昇温して肉眼観察により行なった。
光下、25℃/−で昇温して肉眼観察により行なった。
参考例1
p−7セトキシ安息香酸7.20Kg(40モル)、テ
レフタル酸2.49Kf(15モル)、イソフタル酸0
.83Kf(5モル)、4.4’−ジアセトキシジフェ
ニル5.45Kf(20,2モル)をくし型攪拌興をも
つ重合槽に仕込み、窒素ガス雰囲気下で攪拌しながら昇
温し330℃で8時間重合した。この間生成する酢酸を
除去し、強力な攪拌で重合を行ない、その後、徐々に冷
却し、200℃で重合体を系外へ取出した。重合体の収
量は10.88KFで理論収量の97.8 %であった
。これを細ノ1目りロン社のハンマーミルで粉砕し、2
.5鵬以下の粒子としたつ これをロータリーキルン中
で窒素雰囲気下に280℃で5時間処理したところ、「
流動温度」が826℃となった。850t:以上で光学
異方性が観察された。
レフタル酸2.49Kf(15モル)、イソフタル酸0
.83Kf(5モル)、4.4’−ジアセトキシジフェ
ニル5.45Kf(20,2モル)をくし型攪拌興をも
つ重合槽に仕込み、窒素ガス雰囲気下で攪拌しながら昇
温し330℃で8時間重合した。この間生成する酢酸を
除去し、強力な攪拌で重合を行ない、その後、徐々に冷
却し、200℃で重合体を系外へ取出した。重合体の収
量は10.88KFで理論収量の97.8 %であった
。これを細ノ1目りロン社のハンマーミルで粉砕し、2
.5鵬以下の粒子としたつ これをロータリーキルン中
で窒素雰囲気下に280℃で5時間処理したところ、「
流動温度」が826℃となった。850t:以上で光学
異方性が観察された。
参考例2
参考例1と同じ装置を用い2.5−ジアセトキシジフェ
ニルとテレフタル酸とから成るコポリエステルを合成し
た。「流動温度」は11118℃であり840℃以上で
光学異方性が観察された。
ニルとテレフタル酸とから成るコポリエステルを合成し
た。「流動温度」は11118℃であり840℃以上で
光学異方性が観察された。
実施例1
参考例1のポリエステルを用い、30m径のスクリュー
型押出機により溶融紡糸を行なった。ノズルは孔径0.
121!1.孔長Q、l m 。
型押出機により溶融紡糸を行なった。ノズルは孔径0.
121!1.孔長Q、l m 。
孔数150である。サイクリックネオペンタンテトライ
ルビス(オクタテ゛シルホスファイト〕(アテ゛カアー
ガス化学製マークPEP−8)を樹脂に対して0.2P
HR,95℃のミキサー中で混合(混合時間80分)し
た。なお、この亜リン酸エステルの融点は64℃であっ
た。この混合物をホッパーから投入し、865℃で紡糸
した。150の孔から均一に吐出され、安定な紡糸が行
なわれて淡黄色の透明繊維が得られた。繊維中の気泡の
存在数は50鵬長さで150本について調べたところ、
4.3ケ/mであった、 又、この繊維を窒素中320℃で3時間処理したところ
、8.47デニール、強度28.6?Aで、強度分散は
10.5う、伸度2.9俤、弾性率995 )/dであ
った。
ルビス(オクタテ゛シルホスファイト〕(アテ゛カアー
ガス化学製マークPEP−8)を樹脂に対して0.2P
HR,95℃のミキサー中で混合(混合時間80分)し
た。なお、この亜リン酸エステルの融点は64℃であっ
た。この混合物をホッパーから投入し、865℃で紡糸
した。150の孔から均一に吐出され、安定な紡糸が行
なわれて淡黄色の透明繊維が得られた。繊維中の気泡の
存在数は50鵬長さで150本について調べたところ、
4.3ケ/mであった、 又、この繊維を窒素中320℃で3時間処理したところ
、8.47デニール、強度28.6?Aで、強度分散は
10.5う、伸度2.9俤、弾性率995 )/dであ
った。
比較例1
亜リン酸エステル化合物を用いなかった以外は実施例1
と同じ条件で紡糸を行なった。
と同じ条件で紡糸を行なった。
得られた繊維中の気泡は16.8ケ/mと多く、熱処理
後の繊維は8.63デニール、強度22.6P/d 、
分散は16.6慢であり、実施例1に比べ強度で劣り、
バラツキも大きくなっている。
後の繊維は8.63デニール、強度22.6P/d 、
分散は16.6慢であり、実施例1に比べ強度で劣り、
バラツキも大きくなっている。
比較例2
実施例1と同条件で亜リン酸エステル量をB PEER
として紡糸を行なった。紡糸中、単糸切れが多く認めら
れ、860℃に紡糸温度を下げたが、ノズルの表面も汚
染され、さらに350℃まで紡糸温度を下げると繊維が
不透明化し、もろいものになってしまった。
として紡糸を行なった。紡糸中、単糸切れが多く認めら
れ、860℃に紡糸温度を下げたが、ノズルの表面も汚
染され、さらに350℃まで紡糸温度を下げると繊維が
不透明化し、もろいものになってしまった。
比較例3
実施例1の亜リン酸エステルの代りにフェノチアジン、
メルカブトベンズイミタゾールを別々に0.2 P E
(R混合し、紡糸したが両者の糸ともに、比較例1に比
べてさらに紡糸状態が悪くなり、これらの効果は見出さ
れなかった。
メルカブトベンズイミタゾールを別々に0.2 P E
(R混合し、紡糸したが両者の糸ともに、比較例1に比
べてさらに紡糸状態が悪くなり、これらの効果は見出さ
れなかった。
実施例2
参考例1のポリエステルを用い、2−7クシ
業製スミライザーGM)をQ、15 P FI R加え
た糸で、実施例1と同様に紡糸を行なった。
た糸で、実施例1と同様に紡糸を行なった。
° 単糸切れもなく、安定に紡糸ができ、淡黄色の透明
繊維が得られた。繊維中の気泡は5.5ケ/mであった
。この繊維を820℃、8時間、窒素生処理をしたとこ
ろ、8.56デニ一ルテ強度27.5 P/d、 強度
の分散ハ11.O1であった。
繊維が得られた。繊維中の気泡は5.5ケ/mであった
。この繊維を820℃、8時間、窒素生処理をしたとこ
ろ、8.56デニ一ルテ強度27.5 P/d、 強度
の分散ハ11.O1であった。
実施例8
参考例2のポリエステルを用い、実施例2と同じ条件で
亜リン酸エステル0.2 P E[Rで紡糸した。但し
、紡糸温度は860℃であった。
亜リン酸エステル0.2 P E[Rで紡糸した。但し
、紡糸温度は860℃であった。
紡糸状態は良好で、繊維中の気泡も5.6ケ/mであっ
た。この繊維を窒素中820℃で3時間処理したところ
、4.48テニール、強度2 ill、 6 P/d
、強度の分散は11.7−であった。
た。この繊維を窒素中820℃で3時間処理したところ
、4.48テニール、強度2 ill、 6 P/d
、強度の分散は11.7−であった。
比較例4
実施例8で、亜リン酸エステルを加えないで紡糸を行な
った。得られた繊維中の気泡は21ケ/mと多く、窒素
中、820℃で3時間、処理したところ、4.60テ゛
ニール、強度17.8P/d1強度の分散18.2%で
あった。
った。得られた繊維中の気泡は21ケ/mと多く、窒素
中、820℃で3時間、処理したところ、4.60テ゛
ニール、強度17.8P/d1強度の分散18.2%で
あった。
実施例4
参考例1のポリエステルを用い、p−フェノールをQ、
4PflR1実施例1と同様に混合し紡糸を行なった。
4PflR1実施例1と同様に混合し紡糸を行なった。
紡糸状態は良好で繊維中の気泡も5.4ケ/mであった
。
。
実施例5
参考例1のポリエステルを用い、トリス(P−ノニルフ
ェニル)ホスファイト(住友化学工業製スミライザーT
NP)を0.28 PHfL1実施例1と同様に混合し
、紡糸を行なった。紡糸状態は良好で繊維中の気泡も6
.2外省であった。
ェニル)ホスファイト(住友化学工業製スミライザーT
NP)を0.28 PHfL1実施例1と同様に混合し
、紡糸を行なった。紡糸状態は良好で繊維中の気泡も6
.2外省であった。
′へ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、溶融時に異方性を示す芳香族ポリエステルを溶融紡
糸するに際して、該ポリエステルと、下式(1)〜(3
)で示されるリン系化合物及び下式(4)〜(6)で示
されるフェノール系化合物から選ばれる1種以上の化合
物とを、予め混合又は紡糸時に混合することを特徴とす
る溶融紡糸方法。 (1)P(OR_1)(OR_2)(OR_3)(2)
▲数式、化学式、表等があります▼ (3)▲数式、化学式、表等があります▼ (4)▲数式、化学式、表等があります▼ (5)▲数式、化学式、表等があります▼ (6)▲数式、化学式、表等があります▼ 〔但しn=1〜4であり、p=0又は1であり、R_1
、R_2、R_3、R_4、R_5、R_7、R_8、
R_9、R_1_1は炭素数6以上の1価の脂肪族、脂
環族又は芳香族炭化水素基を示し、R_6、R_1_5
は炭素数1以上の2価の脂肪族炭化水素基又は炭素数6
以上の2価の脂環族もしくは芳香族炭化水素基を示し、
R_1_0は炭素数5以上の4価の脂肪族炭化水素基又
は炭素数6以上の4価の脂環族もしくは芳香族炭化水素
基を示し、R_1_2、R_1_3は水素、−OH、炭
素数1以上の1価の炭化水素基、アルコキシ基、炭素数
6以上の1価の脂環族、芳香族炭化水素基、シクロアル
コキシ基又はアリールオキシ基を示し、R_1_4は炭
素数1以上のn価の脂肪族炭化水素基、炭素数6以上の
n価の脂環族もしくは芳香族炭化水素基、−O−、−C
O−、−S−又は−NR_1_2−(但しR_1_4が
−O−、−CO−、−S−、−NR_1_2−のときは
n=2)を示し、Xは−O−、−CO−、−S−、−N
R_1_2−、−CO−O−又は−O−CO−を示す。 〕 2、式(1)〜(6)で示される化合物の添加量が該芳
香族ポリエステルの0.05〜0.2PHRであること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の溶融紡糸方法
。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23696484A JPS61113821A (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | 溶融紡糸方法 |
EP19850114067 EP0180960B1 (en) | 1984-11-09 | 1985-11-05 | Melt spinning process |
DE8585114067T DE3582010D1 (de) | 1984-11-09 | 1985-11-05 | Schmelzspinnverfahren. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23696484A JPS61113821A (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | 溶融紡糸方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61113821A true JPS61113821A (ja) | 1986-05-31 |
JPH0585646B2 JPH0585646B2 (ja) | 1993-12-08 |
Family
ID=17008373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23696484A Granted JPS61113821A (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | 溶融紡糸方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0180960B1 (ja) |
JP (1) | JPS61113821A (ja) |
DE (1) | DE3582010D1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS638453A (ja) * | 1986-06-27 | 1988-01-14 | Polyplastics Co | 熱可塑性ポリエステル樹脂組成物 |
JPS6312656A (ja) * | 1986-07-02 | 1988-01-20 | Polyplastics Co | 熱可塑性ポリエステル樹脂組成物 |
KR20020059023A (ko) * | 2000-12-30 | 2002-07-12 | 조 정 래 | 폴리트리메틸렌테레프탈레이트 비씨에프사의 제조방법 |
KR100523812B1 (ko) * | 2000-12-26 | 2005-10-25 | 주식회사 효성 | 피티티를 사용한 비씨에프의 제조방법 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2873238B2 (ja) * | 1989-07-31 | 1999-03-24 | ポリプラスチックス株式会社 | 高温熱処理材料用樹脂組成物 |
US5221705A (en) * | 1990-06-21 | 1993-06-22 | Toray Industries, Inc. | Flame-retardant thermotropic polyester composition and its shaped article |
JP3759180B2 (ja) * | 1993-11-11 | 2006-03-22 | ポリプラスチックス株式会社 | 合成樹脂組成物成形体 |
JP3320538B2 (ja) * | 1993-12-28 | 2002-09-03 | ポリプラスチックス株式会社 | 液晶性ポリエステル樹脂組成物 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR1438079A (fr) * | 1964-07-09 | 1966-05-06 | Goodyear Tire & Rubber | Procédé de fabrication de résines polyester |
US3985705A (en) * | 1973-04-05 | 1976-10-12 | National Starch And Chemical Corporation | Stabilized polyester compositions |
JPS595141B2 (ja) * | 1975-07-30 | 1984-02-02 | ユニチカ株式会社 | 樹脂組成物 |
US4191681A (en) * | 1977-11-17 | 1980-03-04 | Celanese Corporation | Melt processable wholly aromatic polyester composition containing a phosphorus ester |
US4222932A (en) * | 1979-03-29 | 1980-09-16 | Monsanto Company | Polyarylene arylate compositions |
JPH0618998B2 (ja) * | 1984-02-20 | 1994-03-16 | 鐘淵化学工業株式会社 | 樹脂組成物及びその成形体の製造方法 |
-
1984
- 1984-11-09 JP JP23696484A patent/JPS61113821A/ja active Granted
-
1985
- 1985-11-05 DE DE8585114067T patent/DE3582010D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1985-11-05 EP EP19850114067 patent/EP0180960B1/en not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS638453A (ja) * | 1986-06-27 | 1988-01-14 | Polyplastics Co | 熱可塑性ポリエステル樹脂組成物 |
JPS6312656A (ja) * | 1986-07-02 | 1988-01-20 | Polyplastics Co | 熱可塑性ポリエステル樹脂組成物 |
KR100523812B1 (ko) * | 2000-12-26 | 2005-10-25 | 주식회사 효성 | 피티티를 사용한 비씨에프의 제조방법 |
KR20020059023A (ko) * | 2000-12-30 | 2002-07-12 | 조 정 래 | 폴리트리메틸렌테레프탈레이트 비씨에프사의 제조방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0180960A3 (en) | 1988-01-13 |
DE3582010D1 (de) | 1991-04-11 |
EP0180960B1 (en) | 1991-03-06 |
EP0180960A2 (en) | 1986-05-14 |
JPH0585646B2 (ja) | 1993-12-08 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |