JPS62156313A - 芳香族ポリエステル繊維の製造法 - Google Patents
芳香族ポリエステル繊維の製造法Info
- Publication number
- JPS62156313A JPS62156313A JP60294927A JP29492785A JPS62156313A JP S62156313 A JPS62156313 A JP S62156313A JP 60294927 A JP60294927 A JP 60294927A JP 29492785 A JP29492785 A JP 29492785A JP S62156313 A JPS62156313 A JP S62156313A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- spinning
- aromatic
- melt
- aromatic polyester
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01D—MECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
- D01D10/00—Physical treatment of artificial filaments or the like during manufacture, i.e. during a continuous production process before the filaments have been collected
- D01D10/02—Heat treatment
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F6/00—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
- D01F6/58—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolycondensation products
- D01F6/62—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolycondensation products from polyesters
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F6/00—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
- D01F6/78—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from copolycondensation products
- D01F6/84—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from copolycondensation products from copolyesters
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は高強度、高弾性率を有する芳香族ポリエステル
繊維の製造法に関するものである。
繊維の製造法に関するものである。
〈従来の技術〉
近年、芳香族ポリエステルの中で溶融時に異方性を有す
るものを溶融紡糸することにより、高強度、高弾性率繊
維を製造しえることが明らかになってきた。溶剤を使用
しない点や既知の紡糸装置を使用できるなど様々な利点
を有している。
るものを溶融紡糸することにより、高強度、高弾性率繊
維を製造しえることが明らかになってきた。溶剤を使用
しない点や既知の紡糸装置を使用できるなど様々な利点
を有している。
〈発明が解決しようとする問題点〉
しかしながら通常のポリマーに比べて高い紡糸温度を必
要とし、溶融時に「液晶」といえる凝集状態を形成する
ため、溶融粘度が低く、溶融粘度の温度依存性も大きい
ため、通常のポリマーの溶 −融紡糸条件では安定な紡
糸は行えない。
要とし、溶融時に「液晶」といえる凝集状態を形成する
ため、溶融粘度が低く、溶融粘度の温度依存性も大きい
ため、通常のポリマーの溶 −融紡糸条件では安定な紡
糸は行えない。
このため溶融時に異方性を示す芳香族ポリエステルを長
時間安定に紡糸し、最終的に高強度、高弾性率の繊維を
製造しうる方法の開発が望まれていた。
時間安定に紡糸し、最終的に高強度、高弾性率の繊維を
製造しうる方法の開発が望まれていた。
く問題点を解決するための手段〉
本発明の目的は、溶融時に異方性を示す芳香族ポリエス
テルを紡糸して繊維を製造するに際し、紡糸温度より1
0〜40℃高い温度で溶融させた後、紡糸温度まで冷却
して紡糸することにより達成できる 本発明における溶融時に異方性を示すポリエステルとは
906直交した2枚の偏光板の間における加熱試料台上
にポリエステル試料粉末を置いて昇温していった時に、
流動可能な温度域において、光を透過しうる性質を有す
るものを意味していこの様な芳香族ポリエステルとして
は、特公昭56−18016号公報や同55−2000
8号公叩に示される芳香族ジカルボン酸、芳香族ジオー
ル及び/又は芳香族ヒドロキンカルボン酸やこれらの誘
導体から成るもので、場合によりこれらと脂環族ジカル
ボン酸、脂環族ジオール、脂肪族ジオールやこれらのq
、k ji体との共重合体も含まれる。
テルを紡糸して繊維を製造するに際し、紡糸温度より1
0〜40℃高い温度で溶融させた後、紡糸温度まで冷却
して紡糸することにより達成できる 本発明における溶融時に異方性を示すポリエステルとは
906直交した2枚の偏光板の間における加熱試料台上
にポリエステル試料粉末を置いて昇温していった時に、
流動可能な温度域において、光を透過しうる性質を有す
るものを意味していこの様な芳香族ポリエステルとして
は、特公昭56−18016号公報や同55−2000
8号公叩に示される芳香族ジカルボン酸、芳香族ジオー
ル及び/又は芳香族ヒドロキンカルボン酸やこれらの誘
導体から成るもので、場合によりこれらと脂環族ジカル
ボン酸、脂環族ジオール、脂肪族ジオールやこれらのq
、k ji体との共重合体も含まれる。
ここで芳香族ジカルボン酸としてはテレフタル酸、イソ
フタル酸、4,4° −ジカルボキシジフェニル、2,
6−ジカルポキンナフタレン、1.2−ビス(4−カル
ボキシフェノキシ)エタン等やこれらのアルキル、アリ
ール、アルコキシ、ハロゲン基の核置換体が挙げられる
。
フタル酸、4,4° −ジカルボキシジフェニル、2,
6−ジカルポキンナフタレン、1.2−ビス(4−カル
ボキシフェノキシ)エタン等やこれらのアルキル、アリ
ール、アルコキシ、ハロゲン基の核置換体が挙げられる
。
芳香族ジオールとしてはヒドロキノン、レゾルシン、4
.4° −ジヒドロキシジフェニル、4.4” −ジヒ
ドロキシベンゾフェノン、4.4゛ −ジヒドロキシジ
フェニルメタン、4.4° −ジヒドロキシジフェニル
エタン、2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロ
パン、4,4゛ −ジヒドロキシジフェニルエーテル、
4.4° −ジヒドロキシジフェニルスルボン、4.4
° −ジヒドロキシジフェニルスルフィド、2.6−ジ
ヒドロキシナフタレン、1,5−ジヒドロキシナフタレ
ン等やこれらのアルキル、アリール、アルコキシ、ハロ
ゲン基の核置換体が挙げられる。
.4° −ジヒドロキシジフェニル、4.4” −ジヒ
ドロキシベンゾフェノン、4.4゛ −ジヒドロキシジ
フェニルメタン、4.4° −ジヒドロキシジフェニル
エタン、2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロ
パン、4,4゛ −ジヒドロキシジフェニルエーテル、
4.4° −ジヒドロキシジフェニルスルボン、4.4
° −ジヒドロキシジフェニルスルフィド、2.6−ジ
ヒドロキシナフタレン、1,5−ジヒドロキシナフタレ
ン等やこれらのアルキル、アリール、アルコキシ、ハロ
ゲン基の核置換体が挙げられる。
芳香族ヒドロキシカルボオン酸としてはp−ヒドロキン
安息香酸、m−ヒドロキン安、r3、青酸、2−ヒドロ
キシナフタレン−6−カルボン酸、l−ヒドロキシナフ
タレン−5−カルボン酸等やこれらのアルキル、了り−
ル、アルコキシ、ハロゲン基の核置換体が挙げられる。
安息香酸、m−ヒドロキン安、r3、青酸、2−ヒドロ
キシナフタレン−6−カルボン酸、l−ヒドロキシナフ
タレン−5−カルボン酸等やこれらのアルキル、了り−
ル、アルコキシ、ハロゲン基の核置換体が挙げられる。
脂環族ジカルボン酸としてはtrans −1,4−ジ
カルボキシシクロヘキサン、cis−1,4−ジカルボ
キシシクロヘキサン等やこれらのアルキル、アリール、
アルコキシ、ハロゲン基の核置換体が挙げられる。
カルボキシシクロヘキサン、cis−1,4−ジカルボ
キシシクロヘキサン等やこれらのアルキル、アリール、
アルコキシ、ハロゲン基の核置換体が挙げられる。
脂環族及び脂肪族ジオールとしては、trans −1
,4−ジヒドロキシシクロヘキサン、cis−1,4−
ジヒドロキシシクロヘキサン、エチレングリコール、1
.4−ブタンジオール、キシリレンジオール等が挙げら
れる。
,4−ジヒドロキシシクロヘキサン、cis−1,4−
ジヒドロキシシクロヘキサン、エチレングリコール、1
.4−ブタンジオール、キシリレンジオール等が挙げら
れる。
これらの組合せの内で本発明の対象として好ましい芳香
族ポリエステルとしては、例えば(1)p−ヒドロキシ
安息香酸残基40〜70モル%と上記芳香族ジカルボン
酸残基15〜30モル%と芳香族ジオール残基15〜3
0モル%からなるコポリエステル、 (2)テレフタル酸及び/又はイソフタル酸とクロルヒ
ドロキノン、フェニルヒドロキノン及び/又はヒドロキ
ノンからなるコポリエステル、(3)p−ヒドロキシ安
息香酸残基20〜80モル%と2−ヒドロキシナフタレ
ン−6−カルボン酸残基20〜80モル%からなるコポ
リエステル等が挙げられる。
族ポリエステルとしては、例えば(1)p−ヒドロキシ
安息香酸残基40〜70モル%と上記芳香族ジカルボン
酸残基15〜30モル%と芳香族ジオール残基15〜3
0モル%からなるコポリエステル、 (2)テレフタル酸及び/又はイソフタル酸とクロルヒ
ドロキノン、フェニルヒドロキノン及び/又はヒドロキ
ノンからなるコポリエステル、(3)p−ヒドロキシ安
息香酸残基20〜80モル%と2−ヒドロキシナフタレ
ン−6−カルボン酸残基20〜80モル%からなるコポ
リエステル等が挙げられる。
これらの出発原料を用い、本発明に用いる芳香族ポリエ
ステルに至るにはそのままであるいは脂肪族もしくは芳
香族モノカルボン酸またはそれらの誘導体、脂肪族アル
コールもしくはフェノール類又はそれらの誘導体等によ
るエステル化により重縮合反応を行う。
ステルに至るにはそのままであるいは脂肪族もしくは芳
香族モノカルボン酸またはそれらの誘導体、脂肪族アル
コールもしくはフェノール類又はそれらの誘導体等によ
るエステル化により重縮合反応を行う。
重縮合反応としては既知の塊状重合、溶?f1重合、懸
濁重合法等を採用することができ、場合により150〜
360℃で常圧又は10〜0. I Lorrの減圧
下にSb、Ti、Ge化合物等の重合触媒、リン系化合
物等の安定剤、TiO□、Ca CO3、タルク等の充
填剤を添加して行うことができる。
濁重合法等を採用することができ、場合により150〜
360℃で常圧又は10〜0. I Lorrの減圧
下にSb、Ti、Ge化合物等の重合触媒、リン系化合
物等の安定剤、TiO□、Ca CO3、タルク等の充
填剤を添加して行うことができる。
得られたポリマーはそのままで、あるいは粉体上で不活
性気体中、又は減圧下に熱処理して紡糸試料とする。あ
るいは一度押出機により造粒して用いることもできる。
性気体中、又は減圧下に熱処理して紡糸試料とする。あ
るいは一度押出機により造粒して用いることもできる。
本発明における芳香族ポリエステルには紡糸に適した分
子量範囲が存在すると考えられるが、組成や構造によっ
ては均一に溶解しうる溶剤がなかったり、分子量測定法
の精度がないという問題があり、本発明に適した芳香族
ポリエステルの規格としては使えない。
子量範囲が存在すると考えられるが、組成や構造によっ
ては均一に溶解しうる溶剤がなかったり、分子量測定法
の精度がないという問題があり、本発明に適した芳香族
ポリエステルの規格としては使えない。
そこで本発明者らは溶融紡糸条件に適する分子量に対応
する物性値として「流動温度」というものを算入した。
する物性値として「流動温度」というものを算入した。
即ち島津製作所製のフローテスターCFT−500を用
い、径1龍、長さ101mのノズルで、圧力100kg
/c+dの状態で芳香族ポリエステル試料を4℃/ m
i nで昇温し、試料がノズルを通って流動し、かつ
48000poiseの見掛は粘度を与える温度として
「流動温度」を定義した。
い、径1龍、長さ101mのノズルで、圧力100kg
/c+dの状態で芳香族ポリエステル試料を4℃/ m
i nで昇温し、試料がノズルを通って流動し、かつ
48000poiseの見掛は粘度を与える温度として
「流動温度」を定義した。
本発明行らは各種の組成の芳香族ポリエステルを合成し
、その流動温度を変化させてみたところ、本発明の目的
とする高強度の高弾性率繊維の紡糸に適した芳香族ポリ
エステルの流動温度は280〜380℃であることがわ
かった。
、その流動温度を変化させてみたところ、本発明の目的
とする高強度の高弾性率繊維の紡糸に適した芳香族ポリ
エステルの流動温度は280〜380℃であることがわ
かった。
この温度域より低い流動温度の場合には溶融時の反応が
おこりやすかったり、繊維伸度が出にくいといった問題
があり、高いと加工(紡糸)l温度が高くなるため、発
泡、分解、架橋反応をおこしやすく、十分な物性がでな
いとか装置への負荷が太き(なるという問題を生しる。
おこりやすかったり、繊維伸度が出にくいといった問題
があり、高いと加工(紡糸)l温度が高くなるため、発
泡、分解、架橋反応をおこしやすく、十分な物性がでな
いとか装置への負荷が太き(なるという問題を生しる。
本発明にお+jる溶融紡糸に用いる装置としては、加仏
制御機構および脱気機能を有するシリンダー、またはプ
ランジャーやスクリュー等を有するシリンダーからなる
溶融部、ギヤポンプ等の計量部および紡糸口金を含む紡
糸頭部を備えたものであればどのようなものでも使用す
ることができる。
制御機構および脱気機能を有するシリンダー、またはプ
ランジャーやスクリュー等を有するシリンダーからなる
溶融部、ギヤポンプ等の計量部および紡糸口金を含む紡
糸頭部を備えたものであればどのようなものでも使用す
ることができる。
なお溶融したポリマーを紡糸口金に至るまでの間に、金
網や充填材により濾過させたり、均一混合することは、
紡糸時の安定性を一層向上させることができ好ましい。
網や充填材により濾過させたり、均一混合することは、
紡糸時の安定性を一層向上させることができ好ましい。
溶融紡糸温度は、通常280〜・120°C1好ましく
は300〜400℃である。
は300〜400℃である。
この範囲を下まわる温度ではスクリューの回転負荷が大
きくなりすぎたり、試料溶融体の混合が不十分になった
りする。この範囲を越える温度では、紡糸中の単糸切れ
や発泡等安定紡糸を妨げる場合もある。
きくなりすぎたり、試料溶融体の混合が不十分になった
りする。この範囲を越える温度では、紡糸中の単糸切れ
や発泡等安定紡糸を妨げる場合もある。
本発明の特徴は、溶融時に異方性を示す芳香族ポリエス
テルの溶融部における温度を紡糸温度、すなわち紡糸頭
部の温度よりも10〜40℃高くすることである。
テルの溶融部における温度を紡糸温度、すなわち紡糸頭
部の温度よりも10〜40℃高くすることである。
かかる温度が上記範囲をしたまわることは、装置への負
荷が大きくなったり、溶融体が不均一であったりし、濾
過材を用いる場合には濾過材への負荷も大きくなるため
、安定紡糸及び得られる繊維の物性から好ましくない。
荷が大きくなったり、溶融体が不均一であったりし、濾
過材を用いる場合には濾過材への負荷も大きくなるため
、安定紡糸及び得られる繊維の物性から好ましくない。
一方上記範囲を上まわることは、ポリマーの分解、発泡
が生したり、「液晶j性が破壊されたりするため、紡糸
操業性、物性から好ましくない。
が生したり、「液晶j性が破壊されたりするため、紡糸
操業性、物性から好ましくない。
なお溶融体温度が上記範囲にある状態で、)容融体を均
一化することは効果が大きく、この後計量して紡糸頭部
にン容融体を送ることが特に好ましい。
一化することは効果が大きく、この後計量して紡糸頭部
にン容融体を送ることが特に好ましい。
本発明に従って紡糸した繊維はそのままで、または油剤
を付着させ巻き取るなり、引落す。
を付着させ巻き取るなり、引落す。
巻き取りまたは引落の速度は10〜10000m /
m i nであるが、生産性や安定紡糸からみて100
〜2000m/m i nが好まシイ。
m i nであるが、生産性や安定紡糸からみて100
〜2000m/m i nが好まシイ。
得られる繊維の太さや断面形状は用途により選ばれるが
、強度や弾性率からすると、1〜10デニールの太さの
糸径が好ましい。
、強度や弾性率からすると、1〜10デニールの太さの
糸径が好ましい。
得られる繊維はそのままでも使用できるが、熱処理や延
伸やこれらの組合せの処理を施してやることにより、さ
らに高強度、高弾性率化することができる。
伸やこれらの組合せの処理を施してやることにより、さ
らに高強度、高弾性率化することができる。
〈発明の効果〉
本発明方法を用いる事により、熔融時に異方性を示す芳
香族ポリエステルの持つ特有の問題点を解決し、安定し
た溶融紡糸を工業的に達成することができる。
香族ポリエステルの持つ特有の問題点を解決し、安定し
た溶融紡糸を工業的に達成することができる。
本発明により得られる繊維はタイヤコード、ロープ、ケ
ーブル、FRP、FRTP、スピーカーコーン、安全性
、テンションメンバー等に用いることができる。
ーブル、FRP、FRTP、スピーカーコーン、安全性
、テンションメンバー等に用いることができる。
〈実施例〉
紡糸装置としては、301■径のスクリュー型押出機を
溶融部とし、ギヤポンプを計量部とし、紡糸口金は0.
11径、孔数300のものを用いた。
溶融部とし、ギヤポンプを計量部とし、紡糸口金は0.
11径、孔数300のものを用いた。
溶融部と計量部との間に濾過器を設け、ステンレス線焼
結フィルター(日本精線株式会社製NF−08,20μ
m以上の粒子を90%以上除去できる。)を装着し、こ
の濾過器の前後に圧力計を設けて1時間あたりの圧力上
界(Δp)を求めた。圧力上昇の小さい程、ろ材への負
荷が小さく好ましい。
結フィルター(日本精線株式会社製NF−08,20μ
m以上の粒子を90%以上除去できる。)を装着し、こ
の濾過器の前後に圧力計を設けて1時間あたりの圧力上
界(Δp)を求めた。圧力上昇の小さい程、ろ材への負
荷が小さく好ましい。
押出機の加熱部は3つの部分(紡糸用原料であるポリマ
ーを押出機に供給する部分から、押出機出口に向かって
C1,Cz 、Caと呼ぶ)からなり、各部分を温度制
御した。そしてギヤポンプ部(G)、紡糸頭部(H)も
温度制御した。
ーを押出機に供給する部分から、押出機出口に向かって
C1,Cz 、Caと呼ぶ)からなり、各部分を温度制
御した。そしてギヤポンプ部(G)、紡糸頭部(H)も
温度制御した。
紡糸はギヤポンプ吐出1t 30 g / m i n
、巻き取り300m/minで行い、5分間内におこ
る琳糸切れの回数を観察した。
、巻き取り300m/minで行い、5分間内におこ
る琳糸切れの回数を観察した。
なお、光学異方性の測定は加熱ステージ上に試料を置い
て、偏光下25℃/minで昇1里して肉眼観察した。
て、偏光下25℃/minで昇1里して肉眼観察した。
繊維の引張試験はインストロン社万能試験機No、11
30を用い、試料間隔20諺1、引張速度0.5嘗戯/
minで測定した。
30を用い、試料間隔20諺1、引張速度0.5嘗戯/
minで測定した。
参考例1
p−アセトキシ安息香酸7.20kg(40モル)、2
.6−ジカルポキシナフタレン4.32kg(20モル
) 、4. 4° −ジアセトキシジフェニル5. 4
5’kg (20,2モル)をくし型撹拌翼をもつ重合
槽に仕込み、窒素ガス雲囲気下で攪拌しなからテ温し、
330℃で3時間重合した。
.6−ジカルポキシナフタレン4.32kg(20モル
) 、4. 4° −ジアセトキシジフェニル5. 4
5’kg (20,2モル)をくし型撹拌翼をもつ重合
槽に仕込み、窒素ガス雲囲気下で攪拌しなからテ温し、
330℃で3時間重合した。
この間生成する酢酸を除去し、強力な攪拌で重合を行い
、その後徐々に冷却し200 ’cで重合体を系外へ取
り出した。
、その後徐々に冷却し200 ’cで重合体を系外へ取
り出した。
重合体の収量は11.97kgで理論収量の98.8%
であった。
であった。
これをハンマーミルで粉砕し、2.5ms以下の粒子と
した。これをロータリーキルン中で窒素雰囲気下に28
0℃で5時間処理したところ「流動温度」が328℃で
あった。350℃で光学異方性が観察された。
した。これをロータリーキルン中で窒素雰囲気下に28
0℃で5時間処理したところ「流動温度」が328℃で
あった。350℃で光学異方性が観察された。
実施例1〜3、比較例1〜4
参考例1のポリエステルを用い、熔融紡糸を行った。
結果を第1表に示す。
結果を第1表に示す。
比較例1、実施例2及び比較例4の試料につき、330
℃で6時間熱処理し、第2表の結果を得た。
℃で6時間熱処理し、第2表の結果を得た。
第1表
第2表
参考例2
参考例1の装置を用い、同様の方法で2,5−ジアセト
キシジフェニルとテレフタル酸とからポリエステルを製
造した。このポリエステルの流動温度は321℃であり
、340 ”c以上で光学異方性が観察された。
キシジフェニルとテレフタル酸とからポリエステルを製
造した。このポリエステルの流動温度は321℃であり
、340 ”c以上で光学異方性が観察された。
実施例4、比較例5.6
参考例2のポリエステルを用い、実施例1と同様にして
溶融紡糸を行った。結果を第3表に示す。 実施例4で
得られた繊維を330′cで6時間熱処理したところ、
強度25.8g/d、弾性率996 g/dであった。
溶融紡糸を行った。結果を第3表に示す。 実施例4で
得られた繊維を330′cで6時間熱処理したところ、
強度25.8g/d、弾性率996 g/dであった。
ゝ〜、
\1゜
第3表
Claims (1)
- 溶融時に異方性を示す芳香族ポリエステルを溶融紡糸し
て繊維を製造するに際し、該芳香族ポリエステルを紡糸
温度より10〜40℃高い温度で溶融させた後、紡糸温
度まで冷却して紡糸することを特徴とする芳香族ポリエ
ステル繊維の製造法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60209314A JPH06104930B2 (ja) | 1985-09-21 | 1985-09-21 | 芳香族ポリエステル繊維の製造法 |
JP60294927A JPS62156313A (ja) | 1985-09-21 | 1985-12-25 | 芳香族ポリエステル繊維の製造法 |
EP86116011A EP0267984B1 (en) | 1985-09-21 | 1986-11-18 | Process for producing aromatic polyester fiber |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60209314A JPH06104930B2 (ja) | 1985-09-21 | 1985-09-21 | 芳香族ポリエステル繊維の製造法 |
JP60294927A JPS62156313A (ja) | 1985-09-21 | 1985-12-25 | 芳香族ポリエステル繊維の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62156313A true JPS62156313A (ja) | 1987-07-11 |
Family
ID=39642887
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60209314A Expired - Fee Related JPH06104930B2 (ja) | 1985-09-21 | 1985-09-21 | 芳香族ポリエステル繊維の製造法 |
JP60294927A Pending JPS62156313A (ja) | 1985-09-21 | 1985-12-25 | 芳香族ポリエステル繊維の製造法 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60209314A Expired - Fee Related JPH06104930B2 (ja) | 1985-09-21 | 1985-09-21 | 芳香族ポリエステル繊維の製造法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0267984B1 (ja) |
JP (2) | JPH06104930B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5397527A (en) * | 1991-12-30 | 1995-03-14 | Alliedsignal Inc. | High modulus polyester yarn for tire cords and composites |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2503023B2 (ja) * | 1987-08-12 | 1996-06-05 | 株式会社クラレ | 全芳香族ポリエステル紡績糸の製造方法 |
US5025082A (en) * | 1988-08-24 | 1991-06-18 | Mitsubishi Kasei Corporation | Aromatic polyester, aromatic polyester-amide and processes for producing the same |
WO2017022589A1 (ja) * | 2015-07-31 | 2017-02-09 | Kbセーレン株式会社 | タイヤ用ビード繊維 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5741937A (en) * | 1980-08-26 | 1982-03-09 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | Molding method of reinforced tube for tire type fender |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3975487A (en) * | 1973-08-20 | 1976-08-17 | The Carborundum Company | Process for spinning high modulus oxybenzoyl copolyester fibers |
SE416814B (sv) * | 1974-05-10 | 1981-02-09 | Du Pont | Nya syntetiska polyestrar och sett for deras framstellning |
GB1499513A (en) * | 1975-01-25 | 1978-02-01 | Carborundum Co | High modulus oxybenzoyl copolyester fibres |
US4183895A (en) * | 1975-04-29 | 1980-01-15 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Process for treating anisotropic melt-forming polymeric products |
JPS57199815A (en) * | 1981-05-28 | 1982-12-07 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Fiber consisting of liquid crystal polyester |
US4374228A (en) * | 1981-08-03 | 1983-02-15 | Fiber Industries, Inc. | Wholly aromatic polyester capable of forming an anisotropic melt phase consisting essentially of para-oxybenzoyl moiety, bromo-substituted-para-oxybenzoyl moiety, and meta-oxybenzoyl moiety |
JPS5884821A (ja) * | 1981-11-16 | 1983-05-21 | Asahi Chem Ind Co Ltd | コポリエステル繊維またはフイルムおよびそれらの製法 |
JPS58191219A (ja) * | 1982-04-28 | 1983-11-08 | Sumitomo Chem Co Ltd | 芳香族ポリエステル繊維の製造方法 |
CA1228957A (en) * | 1982-06-21 | 1987-11-10 | Norman S. Anderson | Yarn which exhibits high tenacity comprised of thermotropic liquid crystalline polymer fibers, a reinforcing cord comprised thereof and a process of production thereof |
-
1985
- 1985-09-21 JP JP60209314A patent/JPH06104930B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1985-12-25 JP JP60294927A patent/JPS62156313A/ja active Pending
-
1986
- 1986-11-18 EP EP86116011A patent/EP0267984B1/en not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5741937A (en) * | 1980-08-26 | 1982-03-09 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | Molding method of reinforced tube for tire type fender |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5397527A (en) * | 1991-12-30 | 1995-03-14 | Alliedsignal Inc. | High modulus polyester yarn for tire cords and composites |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0267984B1 (en) | 1991-02-06 |
EP0267984A1 (en) | 1988-05-25 |
JPH06104930B2 (ja) | 1994-12-21 |
JPS6269821A (ja) | 1987-03-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5791284B2 (ja) | 芳香族ポリエステル繊維の製造方法 | |
US4871501A (en) | Process for melt spinning aromatic polyester | |
JPS62156313A (ja) | 芳香族ポリエステル繊維の製造法 | |
JP2639807B2 (ja) | 芳香族ポリエステル繊維の製造方法 | |
JPH0585646B2 (ja) | ||
JPS61231218A (ja) | 芳香族ポリエステル繊維の製造方法 | |
JP2565676B2 (ja) | 芳香族ポリエステル繊維の製造法 | |
JPS61225312A (ja) | 芳香族ポリエステル繊維の製造法 | |
JPH0814043B2 (ja) | 芳香族ポリエステル繊維の熱処理方法 | |
JPH0585642B2 (ja) | ||
US4743416A (en) | Melt spinning process of aromatic polyester | |
JPH0633525B2 (ja) | 芳香族ポリエステルの紡糸方法 | |
EP0216109A2 (en) | Polyester fiber | |
JPS62206017A (ja) | 溶融紡糸法 | |
JPH0726250B2 (ja) | ポリエステル繊維 | |
EP0200012B1 (en) | Process for producing aromatic polyester fiber | |
JPS61138715A (ja) | 芳香族ポリエステル繊維の製造法 | |
JPS61113818A (ja) | 溶融紡糸方法 | |
JPS61186516A (ja) | 芳香族ポリエステルの紡糸法 | |
JPH06104929B2 (ja) | 樹脂強化用繊維 | |
JPS61138716A (ja) | 芳香族ポリエステルの溶融紡糸法 | |
JPS61138719A (ja) | 溶融紡糸方法 | |
JPS61138717A (ja) | 芳香族ポリエステルの溶融紡糸法 | |
JPS62206016A (ja) | 溶融紡糸方法 | |
JPH0832975B2 (ja) | 芳香族ポリエステル繊維の製造法 |