JPS61112277A - ワ−ドプロセツサ用処理範囲指定実行装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ この発明は、特に文字情報等の表示数の少ないディスプ
レイユニットを具備するワードプロセッサに関し、キー
入力された文字情報等からなる例えばある範囲の文を指
定して、この指定された範囲の文を他の所望の位置に移
動したり、転写したり、または削除のための操作性を改
善したワードプロセッサ用処理範囲指定実行装置に関す
る。

［発明の技術的背景とその問題点］ １。

ワードプロセッサを使用して文字情報をキー人　　　）
・力して文章を作成した場合には、キー入力された文字
情報の中のある範囲の文字情報、すなわら文を瑛在の位
置から他の位置に一括して移動または転写等の処理をし
て文章を編集または変更したい場合が多々ある。従来、
このような文の移動や転写は、例えば比較的大型，のワ
ードプロセッサ、特に比較的大きなディスプレイユニッ
トを有しているワードプロセッサにおいては、このよう
な処理をしたい文の範囲を設定または指定するのに会話
型式に「どこから」〜「どこまで」のような言葉をディ
スプレイユニットの例えば下方の空スペース上に表示し
て問いかけ、オペレータはこれをキーで答えるようにし
ながら処理したい文の範囲を指定していた。

しかしながら、近年、小型のポータプル用のワードプロ
セッサ、特に日本詔ワードプロセッサが種々開発されつ
つあるが、このような小型でポータプル用のワードプロ
セッサはディスプレイユニットが小さく、１行乃至２，
３行であるため、キー入力された文を表示している場合
には、処理したい文の範囲を指定するのに一Ｆ達したよ
うな会話を表示するようなスペースがない。このため、
このような会話型式にする場合には、一旦ディスプレイ
ユニットに表示されているキー入力された文を消してか
ら、会話用の言葉を表示することが必要であるが、この
ようにディスプレイユニツ１へからキー入力された文を
消してしまうと、次に処理したい文の範囲を指定するた
めに再度読み出づことが必要であったりして操作性が非
常に悪くなるという問題がある。

［発明の目的］ この発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的と
しては、処理したい文の範囲を簡！１に指定し、操作性
を向上したワードプロセッサ用処理範囲指定実行装置を
提供することにある。

［発明の概要］ 上記目的を達成するため、この発明は、第１図に示す如
く、キー入力された文字情報を含む記号情報を入力処理
しながらディスプレイユニットに表示する別能を有する
ワードプロセッサにおい゜Ｃ、作業対電位置をディスプ
レイユニットの画面」二にカーソルで表示するカーソル
表示手段１と、前記カーソルをディスプレイユニットで
移動させるカーソル移動手段３と、前記カーソル移動手
段３により前記カーソル表示手段１を制御してカーソル
が移動設定されたディスプレイユニット上に表示された
記号情報の中の処理作業の対象となる範囲の記号情報の
始めの記号情報位置を処理作業の開始位置として設定す
る開始位置設定手段５と、前記カーソル移動手段３によ
り前記カーソル表示゛手段１を制御してカーソルが移動
設定された前記処理作業の対象となる範囲の記号情報の
終りの記号情報位置を処理作業の終了位置として設定す
る終了位置設定手段７と、前記開始位置設定手段５で設
定された開始位置と前記終了位置設定手段７で設定され
た終了位置との間の前記処理作業の対象となる範囲の記
号情報に対して所望の処理を行なう処理作業実行手段９
とを有することを要旨とする。

［発明の効果］ この発明によれば、カーソル表示手段により表示される
カーソルを使用して、処理したい所望の範囲の記号情報
、例えば文を指定し、これを開始および終了位置設定手
段で設定して処理範囲を定め、この処理範囲の文に対し
て例えば移動、複ｈ゛等の処理を実行しているので、従
来のように１とこからＪ〜「どこまで」のような会話の
ための言葉をディスプレイユニット上に表示する必要が
ないため、ディスプレイユニツＩ〜が文字情報等の表示
数の少ない小型のものでも操作性を損うことなく、むし
ろ操作性を向上して簡単な操作で処理範囲を指定するこ
とができ、特に小型ポータプル用のワードプロセッサに
適し得るという利点がある。

［発明の実施例ｊ 以下、図面を用いてこの発明の詳細な説明する。

第２図はこの発明の一実施例に係るワードプロセッサ用
処理範囲指定実行装置のハード構成を示す図である。同
図に示すワードプロセッサー用処理範囲指定実行装置は
、マイクロ」ンビュータ等か　　　　１らなるｃｐｕｉ
ｉを有し、このＣＰＵ１１に情報伝達用の両方向性バス
１３を介しＵＫ置の各種フログラムやデータ等を記憶し
ているシステムｉＩＩ［１メモリ部１５、漢字や特殊記
号等のコードデータを記憶している辞書メモリ部１７、
各種ファイルを一時的に記憶している）、？イルバッフ
ァ１つ、液晶ディスプレイユニット（ＬＣＤ）３１　に
表示するための文字や記号等の情報を記憶しているＬＣ
Ｄ用バッファ２１、入出力装置との情報の授受制御を行
なうための１／’Ｏインタ一フエース制御部２３、液晶
ディスプレイユニツ１−３１にＬＣＤ用バッファ２１か
らの情報に基づき表示すべく液晶ディスプレイユニット
３１を駆動制ｉｉるための液晶表示制御部２５が接続さ
れている。また、前記Ｉ１０インターフェース制御部２
３には文字や記号またはその他の各棒制御キー情報等を
キー入力するキーボード２７および文章等を印刷するた
めのプリンタ２９が接続されている。また、Ｃｐｕｉｉ
は所定周期のクロックパルスを発生ずる発振器３３が接
続されてる。なお、前記液晶ディスプレイユニツ１〜３
１は一例として１行最大４０桁の文字または記号を表示
し得るもの１桁分て構成されているものである。

上記ワードプロセッサ用処理範囲指定実行装置は、シス
テム制御メモリ部１５に記憶された各種プログラムの制
御のもとにキーボード２７からｔ−入力される各種文字
情報、記号情報、その他の制御キー情報等を逐次入力処
理し、入力清報が文字や記号等の場合には液晶ディスプ
レイユニツ１〜３１に逐次表示処理し、更に例えば１ｉ
１１１０キーが入力された場合にはこの制御キーの内容
に対応した制御処理、例えばかな漢字変換処理、改行処
理、文章移動処理、文章複写処理、文章削除処理、カー
ソル移動処理、その他の種々の処理、！、ＩＩ御を行な
うものである。

次に、第３図を参照して本実施例において使用されるコ
ンソール上の操作キーおよびディスプレイユニツ１−に
ついて説明する。

第３図はコンソール上に配設される各種キーからなるキ
ーボード２７、このキーボード２７上に配設された各種
キーから°キー入力される情報を処理する第２図に示づ
ような構成を有しその中がらキーボード２７やプリンタ
２９等を除いたものである処理装置３９、および処理装
置３つに接続された１行４０桁の液晶ディスプレイ３１
を図式的に示してる。

キーボード２７には、ノコ−ツル移動キー４３Ｕ。

４３Ｄ、４３Ｌ、４３Ｒ１指定開始キー４５、指定終了
キー４７、移動キー４９、複写キー５１が配設され、更
に省略して示しているが、点線で囲む中にアルファベッ
トキーおよび数字キーと兼用した５０音のかなキー、テ
ンキー、リターンキー、スペースキー、その他の各種符
号キー等が配設されているものである。

カーソル移動キー４３Ｌ、４３Ｒ，４３ＬＪ、４３Ｄは
、液晶ディスプレイユニット３１の中に示すカーソル４
１をディスプレイユニット３１上の所望の画面位置に上
下左右自在にそれぞれ移動させるキーである。すなわち
、カーソル移動キー４３Ｌを押せばカーソル４１は左へ
移動し、カーソル移動キー４３Ｒを押せばカーソル４１
は右に移動し、カーソル移動キー４３Ｕを押せばディス
プレイユニット３１には前の行、すなわら上の行が表示
されてその上の行の方にカーソル４１は移動し、カーソ
ル移動キー４３Ｄを押せばディスプレイユニット３１に
は後の行、すなわち下の行が表示されてての下の行の方
にカーソル４１は移動する。ディスプレイユニット３１
上のカーソル４１は、作業対象位置を示しているもので
あるが、例えば次にキー入力される文字情報等を表ホケ
る位置などの作業対象位置を表示しているものであり、
今ある文字キーを押して入力すると、その文字は今カー
ソル４１がある画面位置に表示され、カーソル４１はそ
の隣りの位置に自動的に移動する。

指定開始キー４５は、キー入力したディスプレイユニッ
ト３１上のある所望の文章を例えば他の位置に移動また
は複写したいような場合にその文章の始めを指定するた
めに使用するキーであり、そのためにはまずその文章の
始めの位置に前記力１゛） 一ツル４１を前記カーソル移動キー４３Ｌ、４３Ｒ，４
３Ｕ、４３Ｄを用いて移動しその状態でこの指定開始キ
ー４５を押すことによりこの始めの位置が前記ｃｐｕｉ
ｉにより認知され、移動や複写等の処理作業の開始位置
として設定されるのである。

指定終了キー４７は、゛前記指定開始キー４５と対をな
づキーであり、指定終了キー４７で開始位置を設定され
た文章の終了位置を設定するために使用するキー゛ぐあ
り、このキーも指定開始キー４５と同様にまず処理した
い所望の文章の終了位置までカーソル４１を移動させ、
それからこの指定終了キー４７を操作することによりこ
のカーソル４１のある位置が移動や複写等の！２！１連
作業の終了位置として設定されるのである。

そして、指定開始キー４５および指定路でキー４７で始
めと終りの指定された文章は例えばディスプレイユニッ
ト３１においで符号５７で示すように色が反転した文字
で示される。色の反転とは、文字の色と画面の背景の色
とを通常の他の文字と逆にしているもので、例えば反転
前をポジティブな表示とすると反転後はネガディプな表
示ということができる。

次に、処理したい文章の範囲の指定の手順をこの第３図
に示したディスプレイユニット３１の例で説明する。令
弟３図では符号５７で示す範囲の文章を他の位置に移動
または複写したいとすると、まずカーソル移動キー４３
Ｌ、４３Ｒ，４１ノ。

４３Ｄを操作してカーソル４１を符号５３で示づ位置、
ずなわら処理したい文章の始めの位置まで移動する。そ
して、この位置で指定開始キー４５を操作して開始位置
を設定する。次に、カーソル移動キー４３Ｒを操作して
カーソル４１をこの位置から右方に移動し、現在カーソ
ル／ｌ　１　Ｕ−示づ位置、すなわち処理したい文章の
終りの次の位置まで移動する。すると、カーソル４１が
符号５３で示す位置から移動するにつれて、カーソル４
１が通過した文字は次々と反転表示され、カーソル４１
が現在の位置まで移動されると、処理したい文章のすべ
ては反転表示され、この反転表示された範囲内の文章が
他の位置に移動または複写したい文章であることがわか
るのである。なお、カーソル４１が所望の範囲よりも余
計に例えばこの例において右に行きすぎた場合にはカー
ソル移動キー４３Ｌを操作してカーソル４１を左へ戻せ
ばよく、この場合には反転表示された文字はｊζに戻る
ようになっている。

以上のようにして移動または複写等の処理したい文章を
指定した後は、次に移動または複写すべき位置を指定す
ることが必要である。この位置の指定は、カーソル移動
キー４３Ｌ、４３Ｒ，４３Ｕ、４３Ｄを使用してカーソ
ル４１をその移動または複写すべき所望の位置に移動さ
せて行なう。

すなわち、このようにして移動したカーソル４１のある
位置が指定した文章の移動または複写先の位置となる。

このようにして、移動または複写先の位置および移動ま
たは複写処理したい文章の範囲を指定した後は、移動キ
ー４９または複写キー５１を操作ずれば、ＣＰＵ１１の
制御のもとに前記指定した文章が移動または複写先の位
置に移動または複写されるのである。なお、移動処理の
場合には、指定された文章は元の位置から完全になくな
り、指定した他の位置に移動するのであるが、複写処理
の場合は指定された文章は元の位置に残ったままであり
、同じ内容の文章が複写先の位置にもできるのである。

また、移動または複写先の位置は指定された文章を入れ
る開始位置である。

次に、この実施例の作用を第４図に示づ一フローチャー
トを参照して説明する。

まず、カーソル移動キー４３Ｌ、４３Ｒ，４３Ｕ、４３
Ｄを操作して、移動または複写処理したい文章の開始位
置にカーソル４１を移動させる（ステップ１１０）。指
定開始キー４５を押づ一操作を行ない、処理したい文章
の開始位５を設定す、る（ステップ１２０）。次に、ま
たカーソル移動キー４３Ｌ、４３Ｒ，４３Ｕ、４３Ｄを
操作して、処理したい文章の終了位置までカーソル４１
を移動させる（ステップ１３０）。この時カーソル４１
が通過した文字は反転表示される。指定終了キー４７を
操作して、処理したい文章の終了位置を　　　　　１゛
（設定する（ステップ１４０）。このようにして範囲の
指定された文章の移動または複写先の所望の位置までカ
ーソル４１を同様にカーソル移動キー４３Ｌ、４３Ｒ，
４３Ｕ、４３Ｄを使用して移動させる（ステップ１５０
）。最後に、移動キー４９または複写キー５１を操作す
る（ステップ１６０）。この場合、いずれのキーを操作
するかは、用途に応じて操作するのであるが、前記文章
を元の位置から除去して移動先に移動したい時には移動
キー４つを操作し、文章を元の位置に残したまま複写先
に複写したい時には複写キー５１を操作すればよい。

なお、−上記実施例においては、指定した文章の処理作
業として移動または複写を例にとって説明したか、これ
に限定されるものでなく、例えば指定した文章を登録し
たり、削除するような処理作業に５使用できること勿論
である。そして、例えば削除処理の場合には移動ｔ−−
４９や複写キー５１と同じ」、うに削除キーを設ければ
よいのであるが、このような場合、この削除キーを前記
指定終了＋＝　−ｔ＋　７と兼用することがでさる。ま
た、上記実施例においては、カーソル移動キー指定開始
キー４５および指定終了キー４７を使用して処理したい
文章の指定範囲を設定しＣから、移動キー４９または複
写キー５１等の処理キーを操作しているが、この順番は
逆であってもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明のクレーム対応図、第２図はこの発明
の一実施例を示すワードプロセッサ用処理範囲指定実行
装置のブロック図、第３図は第２図の装置のキーボード
とディスプレイ１ニツトを示す概略構成図、第４図は第
２図の装置の作用を示すフローチャートである。 １・・・カーソル表示手段　３・・・カーソル移動手段
５・・・開始位置設定手段　７・・・終了位置設定手段
９・・・処理作業実行手段　１１・・・ＣＰＵ１５・・
・システム制御メモリ部 １７・・・辞書メモリ部　２１・・・ＬＣＤ用バッファ
２３・・・Ｉ１０インターフェース制御部２５・・・液
晶表ンバ制御部　２７・・・キーボード２９・・・プリ
ンタ　３１・・・ディスプレイユニット４１・・・カー
ソル ４３Ｌ、４３Ｒ，４３Ｕ、４３Ｄ・・・カーソル移動キ
ー ４５・・・指定開始キー　４７・・・指定終了キー４つ
・・・移動キー　５１・・・複写キー。 第１図 第２図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）キー入力された文字情報を含む記号情報を入力処
   理しながらディスプレイユニットに表示する機能を有す
   るワードプロセッサにおいて、作業対象位置をディスプ
   レイユニットの画面上にカーソルで表示するカーソル表
   示手段と、前記カーソルをディスプレイユニット上で移
   動させるカーソル移動手段と、前記カーソル移動手段に
   より前記カーソル表示手段を制御してカーソルが移動設
   定されたディスプレイユニット上に表示された記号情報
   の中の処理作業の対象となる範囲の記号情報の始めの記
   号情報位置を処理作業の開始位置として設定する開始位
   置設定手段と、前記カーソル移動手段により前記カーソ
   ル表示手段を制御してカーソルが移動設定された前記処
   理作業の対象となる範囲の記号情報の終りの記号情報位
   置を処理作業の終了位置として設定する終了位置設定手
   段と、前記開始位置設定手段で設定された開始位置と前
   記終了位置手段で設定された終了位置との間の前記処理
   作業の対象となる範囲の記号情報に対して所望の処理を
   行なう処理作業実行手段とを有することを特徴とするワ
   ードプロセッサ用処理範囲指定実行装置。 （２）前記処理作業実行手段は、前記開始位置設定手段
   で設定された開始位置と前記終了位置設定手段で設定さ
   れた終了位置との間の前記処理作業の対象となる範囲の
   記号情報を処理作業の対象ではない他の記号情報と区別
   してディスプレイユニット上で表示する機能を有するこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載のワードプ
   ロセッサ用処理範囲指定実行装置。 （３）前記処理作業実行手段は、前記カーソル移動手段
   により前記カーソル表示手段を制御して移動させられた
   カーソル位置に、前記開始位置設定手段で設定された開
   始位置と前記終了位置設定手段で設定された終了位置と
   の間の前記処理作業の対象となる範囲の記号情報を移動
   させる移動位置指定手段を有することを特徴とする特許
   請求の範囲第１項乃至第２項記載のワードプロセッサ用
   処理範囲指定実行装置。 （４）前記処理作業実行手段は、前記開始位置設定手段
   で設定された開始位置と前記終了位置設定手段で設定さ
   れた終了位置との間の前記処理作業の対象となる範囲の
   記号情報をその画面位置から削除する削除手段を有する
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第３項記載
   のワードプロセッサ用処理範囲指定実行装置。 （５）前記開始位置設定手段は指定開始キーを有し、前
   記終了設定手段は指定終了キーを有することを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項乃至第４項のいずれかに記載の
   ワードプロセッサ用処理範囲指定実行装置。 （６）前記移動位置指定手段は、移動キーを有すること
   を特徴とする特許請求の範囲第３項乃至第５項記載のワ
   ードプロセッサ用処理範囲指定実行装置。 （７）前記移動位置指定手段は、複写キーを有すること
   を特徴とする特許請求の範囲第３項乃至第５項記載のワ
   ードプロセッサ用処理範囲指定実行装置。 （３）前記カーソル移動手段は、カーソル移動キーを有
   することを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第７項
   記載のワードプロセッサ用処理範囲指定実行装置。