JPS61112170A - 電子写真記録装置の制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は電子写真感光材料を用いて記録等を行う電子写
真記録装置の制御方法に関し、記録等の能率化？企図し
たものである。

〈従来の技術〉 近年、多量の文書資料や印刷物等が使用され、これらの
保存金いかに合理化するかが事務処理等の効率化の上で
大きな問題となっている。この合理化のため従来の銀塩
写真感光体にかえて電子写真感光体を用いる電子写真記
録装置が提案されている。電子写真感光体は従来の銀塩
写真感光体と異なり、帯電によってはじめて感光性を有
するという特長がある。

そこで、この電子写真感光体は、感光体の限られた画像
領域に帯電・露光・現像−乾燥・定着を行なうことによ
９画像を記録する電子写真記録装置に利用でれている。

この電子写真記録装置は、その概略構造の一例を表わす
第２図に示すように、ハウジング１１の上面に原稿を伏
せた状態で載置する透明な原稿台１２が設けられると共
に、原稿台１２の上方に原稿カバー１２８が設置されて
いる。一方、原稿台１２の下方には原稿台１２上の原稿
を照明する照明用ラング１４が配設されており、原稿表
面の画像情報は第１のミラー１５、第２のミラー１６、
第３のミラー１７によシ反射され、プロセスヘッド１８
に装填された電子写真フィルム上に結偉されるようにな
っている。

プロセスヘッド１８は、第３図に示すように、電子写真
フィルム１９の帯電、露光、現像、乾燥、定着の各プロ
セスエａｔ行う処理室を組込んだ一体屋のもので、帯電
と露光を同一の場所で行う帯電・露光室２０．現像及び
スクイズを行う現像室２１、気体を付与することにより
液体現像剤を乾燥させる乾燥室２２、フラッシュランプ
等の熱源により定着を行う定着室２３が一駒画像間隔で
配列されている。そして、ロール状？なす例えば１６關
電子写真フイルム１９を一駒毎に移動、停止を行い、同
時並列的に各処理が実行できるようＩｃ々っている。従
って、多くの画像を順次連続的に、帯電、露光、現偉、
乾燥、定着を行う場合、−胸当シの処理インターバルを
短かくできるという特長を有している。

尚、第２図において、２４は投影用スクリーンであり、
電子写真フィルム１９に記録された画像情報に、第１の
ミラー１５を上方へ回動して退避させることにより、第
３のミラー１７、＄２のミラー１６′を介して投影用ス
クリーン２４に拡大状態で結偉できるようになっている
。

このような電子写真記録装置で画像情報の記録を行う場
合には、原稿台１２上に原稿ｔ−電き、原稿カバー１２
ａで覆い、撮影ボタンを押すと、プロセスヘッド１８に
よる電子写真フィルム１９への画像記録処理が開始され
る。すなわち、まず帯電・露光室２０において電子写真
フィルム１９の一駒の帯電が成され、続いて露光が行わ
れる。その後電子写真フィルム１９のフィルム送りが成
され、電子写真フィルム１９の露光された駒が隣りの現
像室２１に送られてそこで現像及びスクイズが行われる
。その後、フィルム送９が成されて、電子写真フィルム
１９の現偉さ九九駒は順次乾燥室２２、定着室２３で乾
燥、定着が行われ、記録が完了する。上述のプロセスヘ
ッド１８の具体例としては、特開昭５９−１００４７９
号公報等に開示されたものｔ用いれば良い。

〈発明が解決しようとする問題点〉 また、上述の電子写真記録装置を用いて、連続的に多数
枚の原稿ｔ−撮影する場合は、例えば第４図に示すよう
な原稿搬送装置１３ｔ−用いると有利である。この原稿
搬送装置については後述するが、原稿台１２の上方に設
置され、一端部に設けられた装填部から手ざしした原稿
を原稿台１２０所定の露光位置に送るようＶこなってい
る。

ところが、複数枚の原稿を連続して記録する場合には、
次の原稿が原稿搬送装置１３で原稿台１２上に送られて
完全Ｖｒ−原稿が交換され静止した後、はじめてプロセ
スヘッド１８における電子写真フィルム１９の帯電等の
撮影のシーケンス制御が開始されるようになっていると
、原稿交換に要する時間が無駄となって撮影能率が低い
という問題がある。

一方、原稿が原稿台１２にセットされる前にむやみに帯
電を開始すると、後続の原稿がない場°合には電子写真
フィルム１９の後続原稿の予定駒の帯電が全く無駄にな
ってしまう。また、後続の原稿がある場合でも、原稿を
原稿搬送装置１３に挿入するのは操作者が手動で行って
いるので次の原稿が原稿台１２にセットされるまでの時
間間隔に不定であり、従って帯電から露光までの時間が
一定とならず画像濃度にばらつきが発生してしまう。

く問題点を解決するための手段〉 本発明にかかる現状に鑑みてなされたものであり、無駄
時間がなく、能率良く記録ができる電子写真記録装置の
制御方法の提供を目的としている。この目的全達成する
ため本発明では、−駒単位で電子写真フィルムの帯電、
露光金回−場所で行って該電子写真フィルム上に画像形
成を行うと共に原稿ｔ−露光位置に送る原稿搬送機構を
具えた電子写真装置において、前記原稿搬送機構の原稿
装填部に原稿が装填されてから該原稿が前記露光位置に
静止されるまでの間に前記電子写真フィルムの対応する
一駒の帯電を開始するようにした。

く作用〉 従って、原稿搬送機構の原稿装填部に原稿が装填されて
から原稿が露光位置に搬送されるまでの比較的長い時間
を有効に帯電のための時間に利用できるので撮影能率が
同上し、しかも原稿の装填から露光位ｔまでの搬送に要
する時間は一定であるので帯電から露光までの時間が不
定となることもない。

〈実施例〉 本発明の適用対象となる″成子写真装置は原稿搬送装置
が具えられると共に、電子写真フィルムを一切ずつ帯電
、露光するものであり、第２図に示した電子写真記録装
置にプロセスヘッドとしては第３図で示したものｔ用い
、原稿カバー１２ａの替ｐＫ−第４図で示した原稿搬送
装置１３ｔ−適用した場合について具体的に説明する。

原稿搬送装置１３は、その断面構造を表わす第４図に示
すように、駆動回転する一対の搬送ローラ２５，２６と
、これに巻き掛けられて摩擦力により原稿を原稿台１２
に搬送する搬送ベル）２７ｔ−有し、ケーシング２８の
両端部には原稿装填部２９と原稿排出部３０が開口され
ている。また、原稿装填部２９に隣接して上下一対の原
稿送シ込みローラ３１が配設さ九ると共に原稿排出部３
０に隣接して上下一対の原稿排出ローラ３２が配設され
ている。さらに、原稿送り込みローラ３１ｔ−挾んで両
側に原稿を検知する第１のセ／す３３及び第２のセンサ
３４が設けられている。これらセンサ３３，３４として
は、例えば圧力センサや光電センサ等が使用され、検知
信号が制御装置（図示せず）に入力されるようになって
いる。。

尚、図示の原稿搬送装置１３は原稿を操作者が一枚ずつ
手ざしするものであるが、原稿搬送装置１３としてに所
定の位置に積重ねた原稿を引出しローラにより一枚ずつ
原稿送り込みローラ３１にくわえ込ませて送り出す完全
自動式のものであってもよい。

かかる電子写真記録装置の制御は、その概略のフローチ
ャートを表わす第１図に示すように、まず原稿が原稿搬
送装置１３に原稿装填部２９から手ざしによシ装填され
、原稿装填３５が第１のセンサ３３により検知されると
、原稿送シ込みローラ３１が作動する。この原稿送り込
みローラ３１の作動により原稿の先端が原稿送シ込みロ
ーラ３１を通過すると、第２のセンサ３４により原稿く
わえ込み３６が確認され、原稿は引き続いて搬送ベルト
２７の作動によって原稿搬送３７が行われ、原稿台１２
上の所定の露光位置に送られる。この原稿くわえ込み３
６が確認されると、同時にプロセスヘッド１８では、電
子写真フィルム１９の対応する一切が帯電・露光室２０
に位置することを条件に、その−物の帯電３８を開始す
る。この帯電３８が完了し、且つ原稿搬送３７が完了し
て原稿が露光位置に静止すると、続いて露光３９が行わ
れ、その後記録済み原稿は原稿排出部３０から取出され
る。

尚、次の原稿がある場合は、前の原稿の原稿搬送３７の
完了により原稿くわえ込み３６が成され、露光３９の完
了に伴う原稿の搬出と同時に原稿搬送３７が行われる。

一方、プロセスヘッド１８では、露光３９の完了後電子
写真フィルム１９の一駒分のフィルム送り４０が行われ
、帯電・露光室２０にあった露光済みの駒は隣りの現像
室２１に移行し、そこで現像４１及びそれに続いてスク
イズ４２が行われる。また、このフィルム送？）４０に
よって電子写真フィルム１９０次の駒が！電・露光室２
０に位置することになり、次の原稿の原稿くわえ込み３
６が第２のセンサ３４により検知されると、前述のよう
にその帯４３８が開始され、続く処理が行われる。尚、
原稿が連続的に装填される場合には、原稿くわえ込み３
６が帯電・露光室２θへの電子写真フィルム１９のフィ
ルム送り４０完了よりも早いときがあり、このときはフ
ィルム送り４０の完了後直ちに帯電３８が開始される。

上記撮影の繰返しで順次フィルム送！７が行われ、現像
済みの′シ子写真フィルム１９が乾燥室２２に送られる
とエアポンプ（図示せず）による風で乾燥が行われ、現
像済みの電子写真フィルム１９が定着室２３にあるとき
は定着が行われる。

連続で撮影全行う際の最後の原稿の撮影が終了した後、
現像室２１及び帯電・露光室２０での処理が共に終わる
と、続けてフィルム送りが行われ、順次乾燥室２２、定
着室２３において乾燥、定着が行われて記録が完了する
。一連の撮影の最後の原稿の判断は、操作者がスイッチ
等で行なっても良いし、原稿に装置本体が検知できるブ
ークを印字しておいても良い。また一定時間断たな原稿
が差し込まれないときは、最終原稿の撮影が終了したと
判断しても良い。

このように、原稿が原稿搬送装置１３の原稿装填部２９
に装填されると、センサ３４によりそれが検知され、そ
れによシ帯電を開始するので、複数の原稿の記録作業が
能率良〈実施できる。また、原稿搬送装置１３による原
稿の搬送と同期して電子写真フィルム１９の帯電、露光
が行われるので、帯電から露光までの時間を一定にでき
画像に悪影響が及ぶこともない。

〈発明の効果〉 以上一実施例を挙げて具体的に説明したように本発明に
よれば、無駄時間がなく、能率良く記録ができると共に
、帯電から露光までの時間の不均一によって画像に悪影
響企及ぼすことがないという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例にかかる制御方法を説明する
ための概略のフローチャート、第２図〜第４図に本発明
の適用対象のひとつである電子写真記録装置にかかり、
第２図はその全体の概略構造図、第３図はそのプロセス
ヘッドの斜視図、第４図はその原稿搬送装置の断面構造
図である。 図　　面　　中、 １３は原稿搬送装置、 １８はプロセスヘッド、 １９は電子写真フィルム、 ２０は帯電・露光室、 ２１は現儂室、 ２２は乾燥室、 ２３は定着室、 ２７は搬送ベルト、 ２９は原稿装填部、 ３０Ｆｉ原稿排出部、 ３１は原稿譲り込みローラ、 ３２は原稿排出ローラ、 ３３．３４はセンサである。 特許出願人　富士写真フィルム株式会社代理人弁理士　
　光　石　士　部（他１名）第１図 第２図 第３図 第４図 手続補正書 昭和６０年１　月／（日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一駒単位で電子写真フィルムの帯電、露光を同一場所で
   行つて該電子写真フィルム上に画像形成を行うと共に原
   稿を露光位置に送る原稿搬送機構を具えた電子写真装置
   において、前記原稿搬送機構の原稿装填部に原稿が装填
   されてから該原稿が前記露光位置に静止されるまでの間
   に前記電子写真フィルムの対応する一駒の帯電を開始す
   るよう制御することを特徴とする電子写真記録装置の制
   御方法。