JPS608445Y2 - プリント板取付装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、プリント板取付装置に関する。

従来、この種のプリント板取付装置においては、第３図
イ９口に示すように、案内溝１９′を有する固定部材１
８′を、プリント板が配置される箱の底面に固着し、前
記固定部材１８′の一端近傍にコネクタ取付板１’Ａを
固着、し、前記コネクタ取付板１’Ａにプリント板コネ
クタ（を固定している。

若しくは第４図に示すように、案内溝１９″が穿設され
た固定部材１８″を固定部材取付枠１８′Ｂに固着し、
前記固定部材取付枠１８″Ｂの近傍に配置されたコネク
タ取付枠１″Ｂにプリント板コネクタ１“を固定してい
たので、作業能率が低く、異なる大きさのプリント板に
対し同一のコネクタ取付板を使用することができず、さ
らに、空間の利用が制限される等の欠点を有していた。

本考案は上記の欠点を除去したプリント板取付装置を提
供することを目的とするものである。

次に本考案のプリント板取付装置の実施例を図面に沿っ
て説明する。

第１図は本考案の一実施例を示すものであり、図におい
て土は両側面１ａ、１ｂに夫々案内突起２．３が突設さ
れたプリント板用コネクタで、−面にプリント板を設け
た接続端子が挿入される接続口４が穿設され、他面に後
続の回路に接続する接続端子５が設けられている。

６，７は夫々前記プリント板用コネクタ１の案内突起２
，３を挿入する案内溝８，９が穿設されたコネクタ支持
体で、夫々前記案内溝８，９に外側より到達するネジ穴
１０，１１及び１２，１３が設けられており、前記ネジ
穴１０，１１，１２．１３にネジ１４．１５，１６．１
７を螺入することによって前記案内溝８，９に挿入され
たプリント板用コネクタ１の案内突起２，３を締着固定
する。

１８は前記コネクタ支持体６，７間に前記コネクタ支持
体重、１と直交するよう配置固定された固定部材で、上
面にプリント板を挿入案内する案内溝１９が穿設されて
いる。

しかして、プリント板を配置する箱等に、両側に夫々コ
ネクタ支持体６，７の固着された固定部材■を配置する
。

次いで、前記コネクタ支持体６．７の案内溝８，９にプ
リント板用コネクタ１の案内突起２，３を挿入し、所望
の位置に支持し、ネジ１４，１５，１６，１７で固定す
る。

更に前記固定部材１８案内溝１９にプリント板を挿入案
内せしめ、加えて前記プリント板用コネクタ１の接続口
４に前記プリント板の接続端子を挿入せしめる。

第２図は本考案の他の実施例を示すものであって、２９
は両側面２９ ａ、 ２９ ｂに夫々水平方向に延び
る案内突起３０．３１が等間隔に多数突設されたプリン
ト板用コネクタで、−面にプリント板に設けられた接続
端子の挿入される接続口３２が穿設され、他面に後続の
回路に接続する接続端子３３が設けられている。

、、ＬＬ、 ｊｌｉは夫々前記プリント板用コネクタ２
９の案内突起３０．３１が挿入される水平方向に延びた
案内１３６．３７が多数等間隔に穿設されたコネクタ支
持体で、夫々前記案内Ｒ３６，３７に外側より到達する
ネジ穴３８．３９が設けられており、前記ネジ穴３８．
３９にネジ４０．４１を螺入することによって所望位置
の前記案内溝３６．３７に挿入されたプリント板用コネ
クタ２９の案内突起３０．３１を締着固定する。

４２は前記コネクタ支持体１４．３５間に、前記コネク
タ支持体３４．３５と直交するように配置固定された固
定部材で、上面にプリント板を挿入案内する案内溝４３
が穿設されている。

しかして、プリント板を配置する箱等に、両側に夫々コ
ネクタ支持体３４．３５が固着された固定部材Ｕを配置
する。

次いで、前記コネクタ支持体３４．３５の所望位置の案
内溝３６．３７にプリント板用コネクタ２９の案内突起
３０．３１を挿入し、ネジ４０．４１で固定する。

更に前記固定部材Ｕの案内溝４３にプリント板を挿入案
内せしめ、加えて前記プリント板用コネクタ２９の接続
口３２に前記プリント板の接続端子を挿入せしめる。

尚、上述の各実施例においては、コネクタ支持体乃至固
定部材を適宜配置し、次いで前記コネクタ支持体にプリ
ント板用コネクタを取り付けているが、これに対しプリ
ント板用コネクタを適宜配置し、次いで前記プリント板
用コネクタにコネクタ支持体乃至固定部材を取り付けて
もよい。

成上のように、本考案のプリント板取付装置によれば、 （イ） コネクタ支持体乃至固定部材若しくはプリント
板用コネクタの一方のみをプリント板を配置する箱等に
配置すればよく、レイアウトを容易化することができる
。

（ロ）コネクタ支持体とプリント板用コネクタとの相対
位置を適宜調節できるもので、大きさの異なるプリント
板に対しても使用できる。

従って、 （ハ）作業能率の向上 に）使用範囲の拡大 （ホ）経費節減 等を達威し得る等の効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案のプリント板取付装置の一実施例の分解
斜視図、第２図は本考案の他の実施例の分解斜視図、第
３図イ９口及び第４図は従来例を示す。 １．２９・・・・・・プリント板用コネクタ、ｌａ、１
ｂ、２９ ａｔ ２９ ｂ””側面、２，３，３０，
３１・・・・・・案内突起、４，３２・・・・・・接続
口、５，３３・・・・・・接続端子、６，７，３４，３
５・・・・・・コネクタ支持体、８．９．３６．３７・
・・・・・案内溝、１０゜１１．１２，１３．３８．３
９・・・・・・ネジ穴、１４．１５，１６，１７，４０
，４１・・・・・・ネジ、１８．４２・・・・・・固定
部材、１９，４３・・・・・・案内溝。

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. （１）本体の長手方向にプリント板の側縁の挿入用の案
   内溝が形成されている固定部材と、前記の固定部材の一
   端に、これを直交するように設けられている一組のコネ
   クタ支持体と、前記のコネクタ支持体の互に対向する側
   にはプリント板の高さに相当する高さのプリント板コネ
   クタ装着用の案内溝が設けられており、前記のコネクタ
   支持体に設けられた案内溝に係合するための案内突起が
   両側に設けられ、かつ前記の案内突起が設けられた側と
   直交する一方の側には、プリント板に設けられた端子が
   挿入される接続口が設けられ、他方の側には後続の回路
   に接続する接続端子が設けられているプリント板用コネ
   クタと、前記のプリント板用コネクタをコネクタ支持体
   に固定するための固定手段とを備えることを特徴とする
   プリント板取付装置。
2. （２）コネクタ支持体の対向面に夫々案内溝を穿設し、
   プリント板用コネクタに前記案内溝に挿入可能の案内突
   起を突設し、加えて前記コネクタ支持体の外側から前記
   案内溝に達するネジ穴を設け、前記案内溝に前記案内突
   起を挿入後、前記ネジ穴にネジを螺入して固着してなる
   前記実用新案登録請求の範囲第１項記載のプリント板取
   付装置。
3. （３）コネクタ支持体の対向面に夫々前記コネクタ支持
   体の長手方向に延長する案内溝を穿設してなる前記実用
   新案登録請求の範囲第２項記載のプリント板取付装置。
4. （４）コネクタ支持体の対向面に夫々前記コネクタ支持
   体の長手方向に直交する方向に延長する複数の案内溝を
   穿設してなる前記実用新案登録請求の範囲第２項記載の
   プリント板取付装置。