JPS607917B2 - 誘導電動機の制御装置 - Google Patents

誘導電動機の制御装置

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JPS607917B2
JPS607917B2 JP54146316A JP14631679A JPS607917B2 JP S607917 B2 JPS607917 B2 JP S607917B2 JP 54146316 A JP54146316 A JP 54146316A JP 14631679 A JP14631679 A JP 14631679A JP S607917 B2 JPS607917 B2 JP S607917B2
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俊明 工藤
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P21/00Arrangements or methods for the control of electric machines by vector control, e.g. by control of field orientation
    • H02P21/06Rotor flux based control involving the use of rotor position or rotor speed sensors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は周波数変換装置で駆動される誘導電動機のベク
トル制御装置に関する。
近年、誘導電動機の一次電流を位相まで制御することに
より、直流機と同等の性能を得ることができるベクトル
制御方式が開発され、誘導電動機の堅牢安価なことと相
挨て注目されている。
ベクトル制御をする上で重要な点は、磁束の大きさおよ
び出力トルクがその指令値に応じて制御されるような1
次電流の大きさおよび位相(1次電流ベクトル)を如何
にして定め、その定められた1次電流を如何にして誘導
電動機に供給するかにある。1次電流ベクトルの定め方
にも種々の方式があるが、標準の誘導電動機を用いるこ
とができ、かつ停止状態から高精度の運転ができるもの
として、トルク指令と磁束指令とから演算によって2次
(回転子)巻線に鎖交する磁束を求め、これを基準とし
て1次電流を定める方式がある。
では、この方式の一例を第1図にしたがって説明しよう
第1図は、先行技術としての、正弦波サィクロコンバー
タを用いて誘導電動機をベクトル制御するシステムの構
成結線図である。
ただし、簡単のため電流制御系は省略している。なお、
図面における同一符号は同一もしくは相当部分を表わす
ものとする。
周波数変換装置である正弦波サィクロコンバータ1は誘
導電動機2へ電流指令i*U,i*v,・※wにしたが
い、1次電流i,U,1,v,iwを給する。
3は2相のセルシン発振器で、図示しない励回路で励磁
され、誘導電動機2の回転子の角速で搬送波が振幅変調
された信号が得られる。
同整流回路4は搬送波を除去し、その出力として導電動
機2の回転角速度岬を持った正弦波信号を出力する。5
は交流電源、7はトルク指令値6を磁遠演算値J2 で
割って1次電流の磁束と直交する成分の指令値i*qを
出力する第1の割算器である。
比較器9は磁束指令8と磁束演算値マ2とを減算し、こ
の偏差を磁束制御回路10へ与える。磁束制御回路10
は比較器9より与えられる偏差信号を増幅して、磁束演
算値ぐ2がその指令値す球に等しくなるように制御する
。11は1次電流瞬時指令値演算回路で、割算器7と磁
束制御回路10の出力信号から、磁束演算値◇2 なら
びに誘導電動機2へ与えるべき1次電流を演算しており
、その1次電流の演算値はすべり角速度のSを持った2
相正弦波1球cos(山St十8※),1*sin(■
st+8桃)として得られる。
(のr十のs)演算回路12は同期整流回路4より得ら
れる誘導電動機2の回転角速度帆を持った2相正弦波信
号により、信号1*cos(のst+aぷ),1*si
n(のSt+a※)を誘導電動機2へ与えるべき角速度
の,(=のS+のr)に変換する。
この変換は、次の(1式)、(2式)に基づいて行なわ
れる。
1*sin(のSt+0*)・cos(のrt)+1*
(■St十8ぷ)・sin(山rt)=1球sin(■
St十のrt+aぷ)=1*sin(山,t十8株)
・・・(1式)1*cos(山St+
8ぷ)・cos(のrt)一1*sin(のSt十8球
)・sin(のrt)=1*cos(のSt+のrt十
a桃)=1*cos(■,t+8ぷ)
・・・(2式)この(のr+仇)演算回路12は錨算器
と演算増幅器とから容易に構成できる。
13は演算増幅器による加減算回路で構成することので
きる2相→3相変換回路であり、これにより2相の電流
指令値1淡cos(の,t+aぷ)および1*sin(
の,t十a桃)は3相の電流指令値i*U,i※vおよ
びi*wに変換される。
3相のうちU相として電流指令値1,cos(の,t+
8。
)をそのまま用いたときV相およびW相への変換式は次
の(3式)〜(5式)で示される。i*v=1※cos
(の,t+8※) ・・・(3式)i*V=季・株のS
(の」十8※)十李胸n岬十aぷ) =1*のS(■・t十8ぷ一喜灯…(4式)i*W=季
・ぷのS(の」+aぷ)守胸n(の・t+肌 式) =1※のS(の・t十a*十萱汀)…(5そうし
て、正弦波サィクロコンバータ1は誘導電動機2へ1次
電流i,川1,v, i,wを供給する。
この制御方式の主要部分は1次電流瞬時指令値演算回路
11であるから、この回路11について詳し1説明して
おこう。
第2図は回転子に固定された直交するQ−8座標軸上に
おける誘導電動機内の磁三更関係を示したもので、回転
子は反時計方向に回転しているものとする。
2次巻線の自己ィンダクタンスをL2、抵抗をR2とし
、1次巻線と2次巻線との相互ィンダクタンスをMとす
る。
一2次電流ベクトルi2をL2倍したものが、2次電流
によって作られる磁束と等しくなるように、2次電流ベ
クトルi2を定義する。
一すなわち、2次電流ベクトルi2のQ軸成分および8
鞠成分がおのおのi2Qおよびi28である。
Q軸と8軸とは直交しているから、複素数の直交性を利
用して、2次電流ベクトルi2を次のように表わすのが
便利である。ただし、iを虚数単位とす一る。12=i
2Q+ji26 …(6式)他のベクトル
も2次電流ベクトルと同様に定める。
一したがって、Mi,は1次電流によって作ら
れる磁束のうち2次巻線と鎖交する磁束を表わし、2次
巻線と鎖交する全磁束を2次磁束少2とすれば、その2
次磁束交2は次式で与えられる。
?2 =Mi,十L2j2 …(7式)ま
た、2次巻線の誘起電圧に対する式は次のようになる。
−p?2 =R22 …(8式)ただし
、pは時間微分(d/dt)を表わす演算子である。
(7式)の関係を用いて(8式)から2次電流ベクトル
i2を消去すれば次式を得る。
Lp◇2:−?2十Mi. …(9式)ここで、L
は2次巻線時定数L2/R2である。
(9式)を虚数部と実数部、すなわち、Q−8座標系の
各座標軸成分の式に書き直せば、次のようになる。ただ
し、◇2Qおよび?28はJの、そしてi2Qおよびi
28はi,のそれぞれQ軸成分および8鞠成分である。
M . 02Q=i±;戸・11Q・・・(1巧式)M?28=
F了寮・i・8…(11式) (1巧式)および(11式)はQ−8座標系における2
次磁束め2が1次電流の1次遅れとして得られることを
示している。
また、第2図に示されるように、Q軸と2次磁束め2と
の瞬時位相角をas、1次電流i,と2次磁束マ2との
位相角をooとし、?2 およびi,の大きさをそれぞ
れ■2 および1,とすれば、Q−8座標系における各
成分は次のように表わされる。
C2Q=■2COS8S …(la式)
?28=■2SmaS …(1$式),
.QF1,cos(OS+8。)二1,cosOS・c
osOS−1,sin8。・smos ・・・(1
4式)i,B=1,sin(8S十8。)=1,sin
8。・cosas十1,cosoo・sinGs
・・・(15式)ここで、1・cosao および1,
sinao は1次電流i,の2次磁束J2との同相成
分および直交成分であり、これらを次式のようにi,d
およびi,qとして定義する。1・d=1・COS0o
・・・(16式)1.q=1.sin
8。
・・・(1方式)(16式)(1方式)
を(1隻式)および(15式)に代入すれば、次のよう
にd−q座標系からば−3座標系への1次電流の座標変
換式が得られる。11Q=i・dCOSOS−i,dS
inOS …(IS式)i・8=i・qCOSOS
+i.dSin8S …(19式)この、1次電流
i,のd−q軸成分i,dおよびi,qは誘導電動機の
特性を支配する重要な成分であるから、次にその性質を
説明しておこう。
2次磁束ベクトルを2の微分pめ2は次のように表わさ
れる。p◇2=p(■ダOS):(p■2)ejOS+
j(p8S)■2ei8S ・・・(2巧式)ここ
で、pOSは2次磁束02とQ軸との角度変イ酪で、こ
れは2次磁束a2の回転子に対する相対角速度、すなわ
ち、すべり角速度のSである。
p8sをのsとして、(20式)を(9式)に代入すれ
ば、次の関係式を得る。L(p■2)ejas+jのS
T2■2ejas=■ギjaS+M1ごafjOS
…(21式)(21式からの共通因子のejOSを消去
すれば次の式が得られる。
■2 十T2p■2 十jのST2■2 ニMilej
80=M(1,cosa。
十jl.Sino。)…(22式)(22式)から2次
磁束軸(Q軸)を基準とした第3図のベクトル図が得ら
れる。第3図からも明らかであるように、1次電流のd
−q軸成分i,dおよびi,qに対して次の関係式が得
られる。Mi,d=M1,cosO。=■2 十T2p
■2 …(23式)Mi,q=M1,sin8。 =の
sT2■2 …(24式)また、電動機の発生する
トルクTは磁束の大きさと、その磁束と直交する電流成
分との積で表わされるから、第3図により次式が得られ
る。T=−■2‐・桝=L竿‐■2‐・灯”(25式)
(23式)および(25式)から明らかであるように、
i,dは2次磁束の大きさ■2 に寄与する成分であり
、i,qはトルクTに寄与する成分である。このことか
ら、第1図において1次電流瞬時指令値演算回路1 1
に、q軸電流指令値i*qとしてトルク指令値T*を磁
束演算値■2 で割ったものが、d軸電流指令値i*d
として磁束制御回路10の出力がそれぞれ与えられてい
ることの意味が理解される。1次電流瞬時指令値演算回
路1 1は(1缶式)および(19式)に基づいて、d
−q座標系における電流指令値i*d,i*qをQ−3
座標系における電流指令値i*Q,i*6に変換してい
る。そのためには2次磁束◇2とQ軸との角度8Sが必
要であるが、この方式では角度8sを演算によって求め
ており、第4図にその1次電流瞬時指令値演算回路11
のブロック図を示す。301はq軸電流指令値i*qの
入力端子、302はd軸電流指令値i*dの入力端子、
303は1次電流Q軸成分指令値i*Qの出力端子、3
04は1次電流8軸成分指令値i*Qの出力端子、30
5は2次磁束演算値■2の出力端子、306は座標変換
回路、307は2次磁束瞬時値演算回路、308は2次
磁束瞬時値基準化回路「 309は2次磁束絶対値演算
回路である。
まず、2次磁束瞬時値演算回路307から説明しよう。
316および317は2次時定数Lを時定数とし、ゲイ
ンがMの1次遅れ要素であり、これらにi*Qおよびi
*Qを与えると、(10式)および(12式)より、そ
の出力として02Qおよび028がそれぞれ得られる。
こうして得られた2次磁束の瞬時演算値02Q,C28
は、2次磁束瞬時値基準化回路308において、割算器
318および319にて2次磁束の絶対値■2 でそれ
ぞれ割算される。割算器318および319の出力で2
Q/■2およびぐ23/■2 はそれぞれcososお
よびsinosであることが(la式),(1$式)よ
り分る。2次磁束絶対値演算回路309では、掛算器3
20‘こてJ2Qとめ2Q/■2とが、掛算器321に
て?26とで28/■2とがそれそれ掛算され、両掛算
器320,321の出力は加算器322で加算される。
加算器322の出力として(中22Q/■2十ぐ22Q
/■2)が得られ、(022Q+ぐ228)が■22で
あるから、加算器322の出力は結局、2次磁束の絶対
値■2 に等しくなる。こうして得られた2次磁束絶対
値■2 は磁束制御回路10へ帰還される。2次磁束瞬
時値基準化回路308にて、2次磁束?2のQ軸に対す
る角度asが演算されたので、d−q軸電流指令値i氷
d,i*qから座標変換回路306により、1次電流の
Q−8軸成分指令値i*Qおよびi*8を演算すること
ができる。
掛算器310,311と減算器314によって、(1法
式)に基づき演算が行なわれて指令値i*Qを得、掛算
器312,313と加算器315によって(1法式)に
基づき演算が行なわれて指令値i*8を得る。
i*d,i*q*から(IS式)および(19式)に基
づき演算されたi*0,i*8は次式で表わされる2相
正弦波である。
i*Q=1※cos(8s十8ぷ) ……(2句式)i
*8=1*sin(OS+8桃) ……(2方式)ただ
し、振幅1*および位相ひ欲はi*dおよびi*qによ
って定まり、次式で与えられる。
1,=−ゾ(i*d)2 十(i*q)2 ・・・(2
申式)G様=ねn−1(i*q/i*d) …(29
式)また、仇ま(la式),(1$式)で与えられる2
次磁束瞬時値◇2Q,■28の位相角であるが、■2Q
,ぐ28は2次磁束瞬時値演算回路307に(26式)
,(2方式)のi*Q,i*3を与えて得られたもので
ある。
従って、2次磁束演算ベクトルJ2と1次電流指令ベク
トルi*とは(9式)を満足し、その結果、OSの微分
値すなわちi*Qおよびi*8の角速度は(24式)を
満足し、次式で与えられるすべり角速度となる。Mi*
qp8S=■S=TF反側・(3拭) 以上のようにして得られた電流指令値i*Q,i*8は
、すでに説明したように(山r+ws)演算回路12と
、2相→3相変換回路13にて、誘導電動機2へ与える
べき3相の電流指令値i*U,i*v,i*wとされ、
これにしたがい正弦波サィクロコンバータ1を運転する
このようにしてこの制御方式は、誘導電動機2の2次磁
束◇2を演算によって求め、それにしたがって1次電流
を与えることにより、標準の誘導電動機2を用いて、零
速度(停止)から高範囲にわたり、高精度の運転を行な
うことができ、かつ磁束検出値として演算値を適用して
いるから、磁束検出値が滑らかであり、速い磁束制御が
可能となる。
ただし、このような優れた制御特性が実現されるのは、
制御回路内に設定される電動機定数MおよびT2が実際
値と殆んど差異がない場合で、かつ演算回路の誤差が小
さく精度良く1次電流指令値が演算されている場合であ
る。しかし、演算回路をアナログ要素だけで構成した場
合には、多くの乗除算器を用いているため演算精度を良
くすることが難しく、演算回路の誤差によって1次電流
指令値自身に歪が含まれ出力トルク変動の一要因となっ
ていた。
また、電動機定数MおよびT2は磁気飽和や温度変化の
ために運転中にも変動し、その変動に応じて制御回路内
の設定値を補償してやらなければ、2次磁束の演算値は
実際値と異なったものになり所望の制御特性を得ること
ができなくなる。
磁気飽和特性を考慮して相互ィンダクタンスMを、また
誘導電動機の温度や誘起電圧等を検出して2次抵抗値R
2の変化を捉えることによって、制御回路内の設定値を
補償することはできるが、従来のように2相成分で2次
磁束瞬時値を演算する場合には2相分の補償回路を必要
とし、更にその2相の補償回路特性が等しくなるように
しなければならない。このように、従釆のアナログ要素
だけで構成した制御回路は構成が複雑で多くの乗除算器
を必要とするため高価になること、また、演算誤差を小
さくし各相の演算特性の均一性を確保するために多くの
調整労力を要することが欠点であった。
演算回路をディジタル化することによって演算精度およ
び特性の均一性を確保することはできるが、第1図の従
来構成をそのままディジタル構成にしたのでは回路の複
雑さは変らない。また、ディジタル回路は定数の変更等
が容易でなく、全ての演算回路をディジタル化するのは
得策でない。本発明の目的は上記の事情に鑑みなされた
ものであって、制御される誘導電動機によって設定定数
の異なる部分はアナログ要素で構成し、複雑であったベ
クトル演算部分をディジタル要素で構成し、更にアナロ
グ演算およびディジタル演算それぞれに適した演算方式
にすることによって、構成が簡単で、調整労力が少なく
、演算精度が良い制御装置を提供することにある。以下
、本発明の制御装置を図面を参照しながら詳細に説明す
る。
第5図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図で、
14は割算器7の出力i*qと磁束制御回路10の出力
i※dとを入力し、1次電流の振幅指令値1*と1次電
流指令の振幅に対するq軸成分の比率を表わす信号i※
q/1※とを出力する1次電流振幅演算回路、15はd
軸電流指令値i※dから2次磁束の振幅■2と、2次磁
束振幅を誘導電動機2の2次抵抗値で割った信号■2/
R2とを出力する磁束演算回路であり、2次磁束振幅■
2は割算器7および比較器9に与えられる。
16はq軸電流指令値i*qを磁束演算回路15の他方
の出力■2/R2で割ってすべり角速度信号のsを出力
するための第2の割算器、17は誘導電動機2の回転位
置を検出する位置検出器、18は位置検出器17からの
位置信号8rと割算器16からのすべり角速度信号のs
と1次電流振幅演算回路14からの1次電流のq軸成分
比率i*q/1*とを入力し、1次電流の瞬時位相指令
値8※を演算してディジタル信号として出力する1次電
流位相演算回路、19,20は1次電流位相演算回路1
8で演算された指令位相0*の正弦値を出力するための
IJードオンリメモリ(以下ROMと称する)等で構成
される関数回路、21,22は関数回路19,20から
出力される単位正弦波のディジタル信号と1次電流振幅
演算回路14から出力される振幅指令1,との乗算機能
を有するディジタルアナログ(D/A)変換器、23は
D/A変換器21,22の両出力信号を極性反転して加
算する加算器である。
D/A変換器21,22および加算器23の出力信号が
3相の1次電流瞬時指令値i*U,i*vおよびi淡w
として正弦波サィクロコンバータ1に与えられる。第6
図は第5図における1次電流振幅演算回路14の詳細構
成例としての略線図であり、公知のものである。141
,142は入力端子、143,144は出力端子、14
5,146は割算器、147,148は乗算器、149
は加算器である。
入力端子141にq軸電流指令値i*q、142にd軸
電流指令値i※dをおのおの与えると、出力端子144
から振幅指令値1*が、143から振幅指令値に対する
q鞠電流指令値の比率i*q/1*がそれぞれ出力され
る。この第6図の構成は先行技術として示した1次電流
瞬時指令値回路11を説明するための第4図の回路構成
における、2次磁束瞬時値基準化回路308と2次磁束
絶対値演算回路309とを一つにした構成と同じであり
、その動作も容易に理解されるので説明を省略する。第
7図は第5図における磁束演算回路15の詳細構成例で
あり、151はd藤電流指令値i*dの入力端子、15
2は2次磁束振幅を2次抵抗値R2で割った信号■2/
R2の出力端子、153は2次磁束振幅■2の出力端子
であり、154は入力信号をM/L2倍する係数器、1
55は減算器、156は積分器、157は入力信号をR
2倍する係数器、158は入力信号を1/}倍する係数
器である。
端子151への入力信号は係数器154を介して減算器
155で係数器158の出力信号と減算される。
減算器155の出力信号は積分器156で積分され、そ
の積分値は出力端子152および係数器157に与えら
れる。係数器157の出力は出力端子153および係数
器158に与えられる。端子151の信号i*dから端
子153の信号■2への伝達特性は次のようになる。
■2 M …...(31式)すな
わち、係数器154,157,158に設史定される係
数値に関係するM,LおよびR2をそれぞれ誘導電動機
2の相互ィンダクタンス、2次自己ィンダクタンスおよ
び2次抵抗値と等しく設定し、d軸電流の指令値i*d
と実際値j,dとが等しいとすれば、(2$式)から明
らかなように、端子153への出力信号は実際の2次磁
束振幅■2と等しうなることが(31式)から分かる。
そのときに、端子152への出力信号が■2/R2とな
ることは明らかである。第7図の構成で、誘導電動機2
の磁気飽和によるィンダクタンス値の変化を補償するた
めには、磁気飽和特性から2次磁束振幅■2 の大きさ
に対するL2の変化を求めて係数器158を関数回路に
置き換えれば良い。
また、温度変化等によるR2の変化も係数器157を乗
算器等を用いて可変係数器にすることによって補償する
ことができる。第8図は第5図における1次電流位相演
算回路18の詳細構成例であり、181,182,18
3は入力端子、184は出力端子、185はアナログ信
号をディジタル信号に変換するアナログディジタル(A
/D)変換器、186はROM等で構成される関数回路
、187は入力信号の絶対値の大きさに比例した周波数
のパルス列を出力する電圧周波数(V/F)変換器、1
88は入力信号の樋性が正であれば論理レベル「1」を
出力し、負であれば「0」を出力する極性判別回路、1
89は入力のパルス列をカウントするカウシタで、アッ
プダウン切換信号をも入力し、アップダウン切換信号が
′1」のときはアップカウントし、「0」のときはダウ
ンカウントする機能を有するものである。
190,191は2つのディジタル信号を加算する加算
器である。
端子181に入力されるi*q/1*はA/D変換器1
85に与えられ、ディジタル信号に変換される。
A/D変換器185の出力信号は関数回路186を介し
て、位相角信号a磯に変換されて加算器191に与えら
れる。端子182に入力される信号叫はV/F変換器を
介してlのsiに比例した周波数のパルス列Psに変換
される。また、のsは極性判別回路188にも与えられ
て極性判別され、その極性信号epはV/F変換器18
7の出力パルス列pSとともにカウンター89に与えら
れる。カウンタは極性信号epをアップダウン切換信号
として、lのslに比例した周波数のパルス列をアップ
ダウンカウントする。すなわち、カウンター89の出力
8sは様子182への入力信号のsの積分値になってい
る。カウンタ189の出力8sは端子183への入力信
号8rと加算器190で加算される。加算器190の出
力ar十8sはもう一つの加算器191で関数回路18
6の出力0ぷと加算され、その加算結果a*を端子18
4に出力する。さて、関数回路186にはその出力信号
8ふと端子181への入力信号1*q/1*との間に次
式の関係を満足するような関数が設定される。
0様=sin‐1(i*q/1*) …(32式)
また、V/F変換器187の変換率を適当に選べば、カ
ウンター89の出力8sと端子182への入力信号のs
との関係を次のようにすることができる。
OS=′のS・dt …(3$式)
従って、端子184の出力信号0*が次式で与えられる
量であることは明らかである。
a※=8r+′のsdt+sin‐1(i*q/1*)
‐‐‐(34式)次に、第5図の実施例の動作を説明し
よう。
トルクTに寄与する成分の指令値であるi*qと、2次
磁束の大きさに寄与する成分の指令値であるi*dとが
与えられたときに、ベクトル制御を実現するためには第
3図のベクトル図を満足するように、2次磁束のすべり
角速度似を確保し、かつ、2次磁束◇2 に対する1次
電流,のベクトル関係を確保しなければならない。第5
図において、指令のd−q鞠電流i*d,i*qを受け
た1次電流振幅演算回路14は第3図のベクトル図を満
足するような1次電流の振幅指令1*として(35式)
で与えられる信号を出力し、D/A変換器21および2
2で単位正弦波と菜算した信号を誘導電導機2のUおよ
びW相1次電流指令値i*U,i*wとして正弦波サィ
クロコンバータ1に与えている。
従って、関数回路19および20からそれぞれD/A変
換器21および22に与えられる単位正弦波の位相が第
3図のベクトル図の位相関係を満足するものであれば、
正弦波サィクロコンバータ1に与えられる3相の1次電
流指令値i*U, i*v,i*wがベクトル制御を実
現するための1次電流であることが分る。第3図の位相
関係を満足するためには、先づ2次磁束の回転位相角で
あるd転の回転角度を知らなければならない。2次磁束
(d軸)は回転子に対してすべり角速度のsで相対的に
回転しているから、すべり角速度のSの回転位相角を回
転子の回転角度に加えたものが2次磁束の回転位相角で
ある。
ただし、2次磁束の回転子に対する相対角速度のSは第
3図で示したように、2次磁束に対するq軸電流i.q
の大きさによって定まるものであるから、制御回路にお
いても(3G式)を満足するようにのSを定めなければ
ならない。(3G式)は変形して次のように書ける。M
艦 ,..(35式)のFC 瓦
庇第5図において、割算器16は(35式)に基づいて
すべり角速度を演算している。
ただし、(35式)における係数(M/L)は制御回路
で演算であるから省略している。先に説明したように、
1次電流位相演算回路18は3つの入力信号8r・叫,
i*q/1*に対して(私式)の関係で与えられる信号
8*を出力する(鉢式)右辺の第1項と第2項と和は回
転子の回転角度arにすべり角速度のsの回転位相os
を加えたものであるから、2次磁束(d軸)の回転角度
であることが分かる。
誘導電動機2に供給すべき1次電流は、(29式)で与
えられる6。
*だけ2次磁束と位相の異なるものであるが、(29
式)は次のようにも書ける。舵物−・(農)=Sin−
・(農) 弧−・(器) .・・(減 すなわち、(乳式)右辺の第3項は2次磁束に対する1
次電流の位相角であり、1次電流位相演算回路18から
出力される信号0*が第3図のベクトル関係を満足する
ための1次電流位相の瞬時値であることが分る。
入力信号8*に対する正弦値を出力する2つの関数回路
19および20には120o位相が異なる正弦関数が設
定される。
すなわち、1次電流位相演算回路18から与えられる1
次電流位相ひ*を入力して関数回路19はsin(a券
)を出力し、関数回路20はsin(a*−120o)
をする。このようにして、D/A変換器21,22には
第3図のベクトル図を満足する位相の単位正弦波が与え
られていることが分る。正弦波サィクロコンバータ1は
与えられた指令値i※U,i*v, i*wに追従した
1次電流を誘導電動機2に供給するので、ベクトル制御
が実現される。
さて、第5図の実施例では2次磁束に対する1次電流の
位相角0ぷを1次電流の振幅指令1*,*とq軸電流i
*qとからだけ求めているため、0*の範囲は±90o
以内に限られる。
d軸電流i,dが負にならない場合はそのままで良いが
、急速な磁束制御を行なう場合等には、i,dが負にな
ることもある。そのときには、i※dの極性を加味すれ
ば容易に8株を3600全範囲で演算することができる
ことは明らかである。また、0ぷの演算をi*q/1*
を用いて行なう必要はなく、(36式)で与えられるい
ずれの関係を用いて演算しても良い。第5図は周波数変
換装置として正弦波サイクロコンバータを用いたときの
実施例であるが、本発明は他の周波数変換袋壇を用いた
場合にも適用できるものである。例えば、電動機に擬似
正弦波電流を供孫舎するトランジスタィンバータやパル
ス中変調ィンバータ等にも適用できることは明らか・あ
る。また、第9図に示される実施例のように誘導白動機
2に方形波電流を供給する電流形ィンバータ24を用い
た場合にも適用できるものである。
第9図の電流形ィンバータ24は交流電源5から供給さ
れる交流を制御整流装置RECで直流に変換した後、直
流リアクトルDCLを介し、サィリスタSI〜S6で構
成されるィンバータに印加し、所望周波数の交流を得て
議導電動機2を駆動する。通常、ィンバータ部はサィリ
スタ間の転流を行なわせるための転流回路を有している
が、ここでは省略する。この電流形ィンバータ24は周
知のものであるからその詳細な動作説明を省略するが、
この電流形ィンバータ24の出力電流の振幅は制御整流
装置RECで制御し、出力周波数はサィリスタSI〜S
6のゲートパルスの周波数を可変することによって制御
できる特徴を有する。第9図において、1次電流振幅演
算回路14から1次電流の振幅指令1*が出力され、関
数回路19および20から単位振幅の120o位相差の
2相信号がディジタル量として出力されるまでは第5図
の実施例と同じである。
1次電流の振幅指令1*は電流検出器CTで検出される
電流形ィンバータ24の電流と比較され、その比較結果
に応じて制御整流装置RECの出力電流を振幅指令1※
に比例するように電流制御回路27で制御する。
すなわち、電流形ィンバータ24の出力電流i,u,1
・v,i,wの基本波振幅がその指令値1球と等しくな
るように制御している。関数回路19および20から出
力される単位正弦波は乗算機能を有しないD/A変換器
25および26でアナログ信号に変換され、このD/A
変換器25および26の両出力eUおよびewは加算器
23で極性反転されて加算される。
D/A変換器25,26および加算器23から出力され
る3相の単位振幅正弦波e川 ev, ewは波形整形
回路28で波形整形されィンバータサィリスタS’〜S
6のゲート信号に対応した信号を出力する。第10図は
第9図における波形整形回路28の一構成例の略線図で
あり、入力端子281,282,283に与えられたU
,V,W相電流指令値に同期した単位振幅の正弦波信号
eU,ev,ewは比較器287,289,291にそ
れぞれ与えられる。また、正弦波信号e川 ev, e
wは反転回路284,285,286を介してそれぞれ
極性反転され比較器288,290,292に与えられ
る。比較器287〜292は同一特性を有するものであ
り、入力信号がsin30oすなわち0.5以上のとき
だけ一定値の信号を出力する。各比較器287〜292
の出力信号GI〜G6は端子293〜298から対応す
るサィリスタSI〜S6のゲートに与えられる。このと
きに実際はサィリスタのゲート信号に通したパルスに変
換され、増幅されてゲートに与えられるが、周知のこと
なので第9図では説明の簡単のために省略した。第11
図は波形整形回路の動作を説明するためのタイムチャー
トである。
U相電流指令値i*Uと同期した単位振幅の正弦波信号
eUは比較器287で0.5と比較され、0.5以上の
期間すなわち30o三8*ミ150oの期間だけ、比較
器287は信号GIを出力する。他方、反転回路284
で極性反転された正弦波信号(−eU)も同様に比較器
288で比較され、比較器288は0.5以上の期間だ
け信号G2を出力する。従って、第11図のように、2
10oミ8*ミ330oの期間だけG2が出力される。
V相およびW相の単位正弦波信号evおよびewもeU
と同様に比較されるので第11図のように、G3〜G6
が出力される。GI〜G6はサイリスタSI〜S6の各
通電期間を表わすから、各相の1次電流i,U,1,v
,1,wは第11図のように、120oづつ流れる方形
波となる。
これらの各相電流i,U,1,v,iMの基本波位相は
それぞれeU,ev,ewに等しいことは明らかである
。このようにして、方形波電流を供V給する電流形ィン
バータで駆動される誘導電動機に対しても、その方形波
の1次電流の基本波成分がその指令値に追従するように
することによって、本発明を適用することができる。
第12図は周波数変換装置として電流形ィンバータを用
いた場合の他の実施例を示す構成図であり、その機能は
第9図の実施例と同一である。
第12図では第9図における関数回路19,20、D/
A変換器25,26、加算器23および波形整形回路2
8で行なっていることを、ROM等で構成される関数回
路29だけで行なうようにし、回路構成を簡単にしたも
のである。すなわち、第11図の説明から明らかなよう
に、ィンバータサィリスタSI〜S6のゲート信号に対
応するGI〜G6は1次電流位相指令値8*によって定
めることができる。更に、GI〜G6は論理信号である
から、1次電流位相演算回路18から出力されるディジ
タル信号8*を一度アナログ量に変換して、それから論
理信号GI〜G6を得る必要はない。すなわち、関数回
路29をROMで構成した場合には、8*の各値に対応
するGI〜G6の各論理レベルをROMに記憶させ、1
次電流位相演算回路18から出力される8*に対するG
I〜G6の各論理レベルをROMから読み出せば良い。
尚、前述の実施例はカウンタ、加算器、関数回路を用い
たディジタル構成部分を説明したが、これは容易にマイ
クロコンピュータ等でソフトウェア化したプログラムに
より実行できる。
すなわち、プロセッサユニットの演算機能を利用してカ
ウント動作、加算動作、記憶装置内に記憶された関数の
参照などを順次行なわせることによって、本発明の実施
例で説明した機能を実行できるものである。以上説明し
たように本発明によれば、1次電流ベクトルの位相をデ
ィジタル演算で決めているので、簡単な構成で、調整部
分が殆んどなく、精度の良いベクトル演算が行なわれ、
従釆のようにアナログ演算回路の誤差によって含まれる
1次電流指令値の歪のために誘導電動機の出力トルクの
脈動を引き起こすことはなくなる。
また、2次磁束の振幅はd軸電流指令値i*dだけから
演算しているので、磁気飽和や温度変化等のための誘導
電動機定数の変化を容易に補償することができる。
更に、制御される譲導電動機が異なることによって、制
御回路内に設定される定数(すべり角速度のs、誘導電
動機定数M,L等)が異なる部分や制御特性を支配する
磁束制御回路等はアナログ回路で構成しているので、定
数変更、調整が容易に行なえる。
更に又、本発明の実施例に速度帰還制御系、位置帰還制
御系あるいは自動磁束弱め制御系を付加することにより
、直流機と同等の性能で速度制御、自動磁束弱め制御を
実現でき、直流電動機並みの優れた制御特性と、誘導電
動機の利点である安価堅牢で保守性に優れた可変遠制御
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は先行技術としての正弦波サィクロコンバータを
用いた誘導電動機のベクトル制御装置の構成を示す略線
図、第2図は2相等価モデルによる譲導電動機特性の説
明図、第3図は誘導電動機のベクトル図、第4図は第1
図の1次電流瞬時基準値演算回路の詳細構成を示す略線
図、第5図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図
、第6図は第5図の1次電流振幅演算回路の略線図、第
7図は第5図の磁束演算回路の略線図、第8図は第5図
の1次電流位相演算回路の詳細構成を示す略線図、第9
図は本発明の他の実施例を示すブロック図、第10図は
第9図の波形整形回路の略線図、第11図は第9図の動
作を説明するためのタイムチャート、第12図は本発明
の更に他の実施例を示すブロック図である。 1・・・・・・正弦波サィクロコンバータ、2・・・・
・・誘導電動機、5・・…・交流電源、6・・・・・・
トルク指令、7・・・・・・第1の割算器、8…・・・
磁束指令、9・・・・・・比較器、10・・・・・・磁
束制御回路、14・・・・・・1次電流振幅演算回路、
15・・・・・・磁束演算回路、16・・・・・・第2
の割算器、17・・・・・・位置検出器、18…・・・
1次電流位相演算回路、19,20・・・・・・関数回
路、21,22……ディジタルアナログ変換器、23…
・・・加算器、24・・・・・・電流形ィンバータ、2
5,26・・・・・・ディジタルアナログ変換器、27
・・・・・・電流制御回路「 28・・・…波形整形回
路、29・・・・・・関数回路。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 鯖フ図 第8図 第9図 兼↑0図 常l↑図 第l2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 周波数変換装置から1次電流が供給される誘導電動
    機の出力トルクを指令するトルク指令信号と2次磁束の
    大きさを指令する磁束指令信号とが与えられる誘導電動
    機の制御装置において、後段の磁束演算回路で演算され
    た2次磁束の大きさが磁束指令信号と等しくなるように
    制御し磁束電流指令値を出力する磁束制御回路と、この
    磁束制御回路の出力信号が与えられて2次磁束の大きさ
    と2次磁束の大きさを誘導電動機の2次抵抗値で割った
    信号とを演算する1次遅れ特性を有する磁束演算回路と
    、トルク指令を磁束演算回路で演算された2次磁束の大
    きさで割ってトルク電流指令を出力する第1の割算器と
    、トルク電流指令値と磁束電流指令値とを入力し、その
    両指令値の自乗和の平方根を演算して周波数変換装置の
    出力電流振幅の指令値として出力する1次電流振幅演算
    回路と、トルク電流指令値を前記磁束演算回路から出力
    される2次磁束の大きさを2次抵抗値で割った信号で割
    算してすべり角速度を演算する第2の割算器と、誘導電
    動機の回転子の回転角度を検出するデイジタル位置検出
    器と、磁束電流指令値とトルク電流指令値からデイジタ
    ル量としても演算される磁束電流指令値に対するトルク
    電流指令値の正接角と第2の割算器から出力されるすべ
    り角速度をデイジタル変換してから積分して得られるす
    べり角度とデイジタル位置検出器で検出された回転子の
    回転角度とを加算して得られるデイジタル位相角信号を
    周波数変換装置の出力電流位相の指令値として出力する
    1次電流位相演算回路とを備えたことを特徴とする誘導
    電動機の制御装置。
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