JPS6078199A - 凍結防止用水抜装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は各種給水お給湯設備における管内の水の凍結を
防ぐ水抜装置に関するものである。

逆止弁は周知のように種々の給水、給湯設備における給
水管、給湯管の途中に設けられているが、その逆止弁の
一次側の水抜きと二次側の水抜きとが同時に行なえる水
抜栓として従来例えば実公昭！１．．−１Ｉ７２！を号
公報に開示されたものがある。

その構造は第１図〜第３図に示した湯水混合水栓におけ
る逆止弁部の構造と基本的に同じであるので同図に従い
その構造を説明すると、第１図中将号ａは水栓本体、ｂ
は給湯管、Ｃは給水管、ｄは吐出口、ｅは湯水混合比調
節ハンドル、ｆは吐出ハンドルを示し、給湯管すと給水
管Ｃに設けられた逆止弁部ｇを第２図、第３図に拡大縦
断面で示した。逆止弁りはその背側に四段状に案内金具
ｌをビスｊによって固着してなり、該逆止弁をコイル状
のスプリングｋにより付勢して弁口−を閉鎖させている
。ｎは筒状部０中に螺着された水抜栓で、その中心には
Ｔ字状の通孔ｐが形成され内端面に固着された当ゴムｑ
は逆止弁りの一次側に連通した水抜孔ｒと二次側に連通
した水抜孔３を封鎖し得るようにし、該水抜栓ｎを緩め
ることで該水抜孔ｒ、ｓを通して逆止弁りの一次側と二
次側から同時に水抜ができるようにしている。しカルて
このように構成した従来の凍結防止用水抜構造では、−
個の水抜栓ｎを操作するだけで逆止弁の一次側の水抜と
二次側の水抜とが同時にできるので手間がかからない利
点を持つものである。しかしながらこの構造は次に述べ
るような欠点がある。

即ち、水抜を行なっても逆止弁りやその案内企具ｉ、弁
口ｍｌは依然として水１こぬれていて水分を完全に抜き
切ることは困難であるので残った水が凍結することで逆
止弁りが弁口ｍをふさいだままで移動不能にこおり付く
ことがあり、給水管Ｃが＠３図に示したように傾斜状に
設定され水抜孔ｒ、Ｓが真下に位置してない場合は残水
ｔがこおり付くものであり、このようにしていったんこ
おり付くと再通水しても水は逆止弁りの手前までは満た
されるが二次側には全く流れずまた、寒冷地では水温も
低いために二次側を解凍することはできず再使用ができ
なくなるおそれがある。

本発明は上記欠点を解消せんとするもので、残水により
二次側が凍結しても再通水時シこはその流水により解凍
でき通水不能を生じさせないようにすることを目的とし
たものである。その目的を達成するため本発明の凍結防
止用水抜装置は弁口がスプリングにより閉鎖されるよう
に逆止弁を付勢し、該逆止弁の一次側に水抜栓を設ける
と共に、先端が該逆止弁と相対するように作動軸を核逆
止弁の一次側に進退自在に設け、該作動軸に前記スプリ
ングよりも強いスプリングによって付勢して該スプリン
グの弾発力により該作動軸の先端が前記逆止弁を押圧し
て前記弁口が開放されるようにし、さらに該作動軸に一
次側の水圧を受けることで該作動軸による前記逆止弁の
押圧を解除させるピストンを固設してなるものであり、
水抜栓を緩めて一次側の水抜を行なえばピストンに加わ
っていた一次側の水圧が無（なることによって作動軸の
先端が強いスプリングの作用で逆止弁を押圧し弁口が開
けられるようにして二次側の水抜も行なわれるようにし
たものである。

以下に本発明の一実施例を第ｑ図〜第を図に従い説明す
る。逆止弁１は通常のもので、背面に四段状の案内金具
２がビス３によって固着され弁室４内に進退動自在に配
設され、コイル状のスプリング５によって弁口６を閉じ
る方向に付勢されている。逆止弁１の一次側には水抜孔
７が開設され該水抜孔７を常態では水抜栓８によって閉
じている。水抜栓８は筒状部会中にｌｌｌ！着されてい
て中心にはＴ字状の通孔８′が形成され内端面には水抜
孔７に密着する当ゴム１０が固着され他端部には外周に
滑りを防ぐためのスプラインを形成した嫡子Ｕが形成さ
れている。１２は先端が逆止弁１と相対し該逆止弁１と
同軸方向に進退自在なるように設けた作動軸で、該作動
軸に一体に形成したピストン化の外周にシールリング１
４を巻着し、該ピストン迅を一次側管壁に設けたシリン
ダ１５内に気密を保持したうえで摺動自在に配設する。

１６はシリンダ１５の外端開口に被せられたキャップで
該キャップには作動軸ルが貫通する軸孔１７を開設する
と共にシリンダ内を大気圧に連通させる通気孔訪を開設
する。シリンダ１６の内端は連通孔１９を介して一次側
と連通させピストン化の内側面に一次側の水圧を受ける
ようにする。そしてピストン化の外側面にはキャップ１
６に一端を止着したスプリング加の弾発力を作用させ該
スプリング題は前記スプリング５よりも強（して水圧等
が無負荷の状態では該スプリング加の弾発力により作動
軸νが逆止弁１を図中左方に押圧して弁口６を開かしめ
るようにする。

このように構成した凍結防止用水抜装置は、常態では第
を図に示したように順方向に流水があると逆止弁１は弁
口６を開かしめ、またその流水が停止されると第Ｓ図に
示したようにスプリング５の弾性により逆止弁１は弁口
６ｔこ密着し逆流を防止する。そのとぎピストン化には
一次側の水圧が作用して作動軸νをスプリング加の弾発
力に抗して図中右方向へ移動させ先端は逆止弁１から離
れさせている。そこで嫡子１１を操作して水抜栓８を緩
め当ゴム１０を水抜孔７から離間せしめ該水抜孔７を開
かしめると管内の一次側の水は該水抜孔７、通孔８′を
通して外部に排出される。それと同時１こ一次側°の水
圧は下がりピストン１３はその水圧による支えを失なっ
てスプリング加の弾発力により作動軸νが図中左方向に
進動し第６図に示したように先端が逆止弁１に当たって
該逆止弁１をスプリング５よりも強いスプリング加の弾
発力により開方向に作動させ弁口６を開放する。このた
め水抜時には二次側の水も弁口６を通って一次側に流入
して水抜孔７からいっしょに排出される。このようにし
て逆止弁１が開状態に保持され残水が凍結した場合には
再通水時に流水は弁口６より弁室３内に流入し逆止弁１
や案内金具２が凍結していてもその流水によって容易に
それが解凍される。

このため逆止弁１はすぐにその機能が回復する。

以上実施例について説明したようｔこ本発明装置では逆
止弁の一次側にその水圧を受けて作動する作動軸を進退
自在に設け、その該作動軸を逆止弁のスプリングよりも
強いスプリングにより付勢して水抜栓を開いたとき該ス
プリングの作用により作動軸が逆止弁を開かしめるよう
にしたので、一つの水抜栓を操作するだけで逆止弁の一
次側と二次側とが同時に排水できて操作が簡単であるの
みならず、水抜時に逆止弁が開状態に保持されるために
残水が凍結しても再通水時には流水が二次側まで流通し
解凍が容易になされるために通水不能が起きるようなこ
とはなく再通水によって確寮に機能が回復する効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は湯水混合水栓の平面図、第２図はそのＸ−Ｘ＠
断面図、第３図は第一図のＹ−ＹＭ断面図である。第グ
図は本発明の一実算例を示した縦断面図、第３図および
第６図はその作動状轢を示した縦断面図である。 １・・・・逆止弁、５・・・・スプリング、６・・・・
弁口。 ８・・・・水抜栓、１２・・・・作動軸、１３・・・・
ピストン。 １６・・・・シリンダ、１９・・・・連通孔、２０・・
・・スプリング。 特許出願人　北村バルブ株式会社 １１、ｍ＝！′ 第１　図 Ｘ 第２　図 山　。 第４図 第５図 第６ｒｌｌｌ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 弁口がスプリングにより閉じられるように逆止弁を付勢
   し、該逆止弁の一次側に水抜栓を設けると共に、先端が
   該逆止弁と相対するように作動軸を該逆止弁の一次側に
   進退自在に設け、該作動軸を前記スプリングよりも強い
   スプリングによって付勢して該スプリングの弾発力によ
   り該作動軸の先端が前記逆止弁を押圧して前記弁口が開
   放されるようにし、さらに該作動軸に一次側の水圧を受
   けることで該作動軸による前記逆止弁の押圧を解除させ
   るピストンを固設してなることを特徴とする凍結防止用
   水抜装＠。