JPS6022130Y2 - 凍結防止水栓の水抜栓 - Google Patents

凍結防止水栓の水抜栓

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JPS6022130Y2
JPS6022130Y2 JP12084182U JP12084182U JPS6022130Y2 JP S6022130 Y2 JPS6022130 Y2 JP S6022130Y2 JP 12084182 U JP12084182 U JP 12084182U JP 12084182 U JP12084182 U JP 12084182U JP S6022130 Y2 JPS6022130 Y2 JP S6022130Y2
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JP
Japan
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valve
chamber
water
water supply
chambers
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JP12084182U
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JPS6022567U (ja
Inventor
勝彦 高橋
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北村バルブ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は主として寒冷地における給水給湯設備機器内
の水抜きを行なうに際して一次給水側と二次給水側に滞
溜する水抜きを1個の弁により同時に行なう凍結防止水
栓の水抜栓に関する。
従来この種の凍結防止水栓として種々の構造のものが知
られているが、一般的な構造のものとして、実公昭47
−2315号公報の第1図、第2図のもの、実公昭48
−585誇公報の第1図、第2図のものがある。
前者の第1図、第2図のものにおいて説明すると、凍結
防止弁18をゆるめて小孔6を開口し、室2と室3を連
通させ、この状態では両方の弁座9.12を閉止してい
ても室2内の流体は小孔6を通って室3に流れ込み吐出
パイプ16から流体が流出するから、室2,3内の流体
は常に流動することによって凍結防止が図られている。
後者の第1図、第2図のものについて説明すると、流水
を完全に遮断することなく給水制御弁10により導入室
2と分離室3との間の導孔8をわずかに開いて冷水を小
量分離室3内へ送入させ、かつ切替制御弁13の弁体1
5を分離室3内の途中に位置させて送水用弁室H1分離
室3および供給室7を相互に連通させ、小量の冷水を常
時ホースPを介して外部へ流出させることによって凍結
防止が図られている。
このため小量とはいえ常時流体を排出しているから、流
体の無駄な使用が行われている。
また一方のみに水抜き栓が設けられている場合には逆止
弁を境にして反対側の水抜きができないし、両方に水抜
き栓を装着すれば手間が2倍要するし、2倍の水抜き機
構を設けざるを得ない。
この考案はこれらの問題を解決し1個の水抜栓により、
給水、給湯設備機器内の一次側と二次側の水抜きを同時
に行なうことを目的とするものである。
本考案の基本的構成は、弁口に当接自在に設けた逆止弁
により互いに連通、遮断せしめられる2個の室を備えた
凍結防止水栓の2個の室の底壁に夫々連通する2個の通
気孔を互いに隣接させて設け、上記2個の通気孔に対し
てこれら両通気孔を共に開閉するため昇降自在に1個の
共通な弁を設けることにより、2個の室の水抜きを同時
に行なうと共に凍結防止水栓の構造を簡素化するもので
ある。
以下本考案の詳細を添付図面を参照して説明する。
隔壁6を境にしてその両側に導水室2と給水室3が区画
形成されており、導水室2の一側は開放され、第1図に
示すように一次配管A側に連設できるように設けである
導水室2と給水室3間の隔壁6には弁口5が形威され給
水室3内に弁口5に向けて昇降自在な弁4が設けられ、
弁4の上端には弁棒4aを介して回動自在な把手19が
取付けである。
給水室3の側方には弁ロアを境にして側方を開放させた
逆止弁室11が形威され、その開放側は第1図に示すよ
うに二次配管A′側に連結できるように設けである。
この実施例は弁ロアに当接自在に設けた逆止弁8により
互いに連通、遮断せしめられる一次側の給水室3と二次
側の逆止弁室11を備えた凍結防止水栓である。
逆止弁室11内において給水室3と逆止弁11間の弁ロ
アに向けて逆止弁8が設けられ、逆止弁室11内開放側
の内側にリング9が固定され、このリング9と逆止弁8
との間にスプリング10が弾装され、常時スプリング1
0が逆止弁8を弁ロア側に押圧している。
給水室3と逆止弁室11の2個の室の隣接部の底壁に2
個の室に夫々連通ずる2個の通気孔が設けられている。
即ち前記の2個の室の隣接部の底壁の下方に下方側を開
放させた真空破壊弁室14を突設し、真空破壊弁室14
と給水室3間に第1通気孔13を、真空破壊弁室14と
逆止弁11間に第2通気孔12を夫々独立して形威しで
ある。
真空破壊弁室14内には前記の第1通気孔13および第
2通気孔12に対してこれらの両通気孔12.13を同
時に開閉するための1個の共通な弁15が昇降自在に設
けである。
更に詳細に言えば両通気孔12゜13側に向けて弁15
を備えかつ内側に貫通孔16を有するつまみ17が真空
破壊弁室14の開放側から第1通気孔13および第2通
気孔12に向けて昇降自在に装着されてなるものである
本案の使用方法について説明すると、第1図に示すよう
に昼間に二次側に設けた湯沸器Bに給水を行なう場合水
は第2図に示すように水栓1の把手19を操作して弁4
を上昇させ、弁口5を開放する。
かくして一次配管A側の流体の導水室2、弁口5を通じ
て給水室3へ図示の矢印のように進行させ、その流体に
よる内圧によって弁ロアを閉止している逆止弁8をスプ
リング10の弾撥力に抗してスプリング10側へ押圧し
て弁ロアを開放させて給水室3からの流体を逆止弁室1
1へ導入し、このまま第1図に示すように二次配管A′
を通じて湯沸器Bへ供給し、給水終了後は把手19の操
作により弁4を降下させて弁口5を閉止し、一次配管A
側からの給水を止める。
他方冬期の夜間において第1図に示すように一次配管A
、二次配管A′湯沸器Bおよび湯沸器B側の水栓C内の
水抜きを行なうには、一次配管A側の地中に埋設された
不凍水抜き栓20を操作して水抜きの状態にする。
そして第3図に示すように把手19を操作し、弁4を弁
口5から上昇させて弁口5を開口する。
この状態でつまみ17を操作して矢印方向に下げる。
かくして真空破壊弁室14内の弁15は降下し、第1通
気孔13および第2通気孔12は夫々解放され、両通気
孔12.13は真空破壊弁室14と連通ずるから、つま
み17の内側の貫通孔16を通じて外気は真空破壊弁室
14、両通気孔12.13へ、そして一方は給水室3、
弁口5、導水室2の順次により一次配管A側へ供給され
、夫々の内部の真空を破壊する。
他方第2通気孔12から逆止弁室14内に侵入した外気
は二次配管A′、湯沸器B、水栓Cへと供給され夫々の
内部の真空を破壊する。
従って一次配管A側および二次配管A′側の内部の流体
は外気の侵入経路と反対方向をたどってつまみ17の貫
通孔16から外部へ排出される。
また一次配管A側の流体は地中に埋設された不凍水抜き
水栓20を通じて地中に排出される。
この考案は上記の構成であるから、以下の利点を有する
(1)従来のものと異なり一次配管側および二次配管側
内部の水抜きを確実に実施できるから、水量の流体を常
時流出させなくても凍結防止を行なうことができる。
従って流体の無駄な排水を行なうことを回避できる。
(2)逆止弁を境にして一次配管側および二次配管側の
水抜きを同時に一個のつまみの操作により行なうことが
できるから手間がかからない。
一次配管側と二次配管側に夫々独立して水抜き栓を設け
ている場合は、いずれか一方の水抜き栓の開放を怠ると
一方の水抜きが実施できず凍結防止できないが、本案の
場合−個のものにより行なうから、操作忘れにより給水
、給湯設備機器を凍結破壊させることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の使用状態を示す正面図、第2図は本案の
要部縦断面図、第3図は一次側および二次側配管内の同
時真空破壊の要領を示す要部縦断面図である。 主要部分の符号の説明、7・・・・・・弁口、3・・・
・・・逆止弁、12・・・・・・第2通気孔、13・・
・・・・第1通気孔、15・・・・・・弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁ロアに当接自在に設けた逆止弁8により互いに連通、
    遮断せしめられる2個の室を備えた凍結防止水栓におい
    て、該水栓の2個の室の底壁に2個の室に夫々連通ずる
    2個の通気孔12.13を設け、上記の2個の通気孔に
    対してこれらの両通気孔を同時に開閉するための1個の
    共通な弁15を昇降自在に設けてなる凍結防止水栓の水
    抜栓。
JP12084182U 1982-08-09 1982-08-09 凍結防止水栓の水抜栓 Expired JPS6022130Y2 (ja)

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JP12084182U JPS6022130Y2 (ja) 1982-08-09 1982-08-09 凍結防止水栓の水抜栓

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12084182U JPS6022130Y2 (ja) 1982-08-09 1982-08-09 凍結防止水栓の水抜栓

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Publication Number Publication Date
JPS6022567U JPS6022567U (ja) 1985-02-16
JPS6022130Y2 true JPS6022130Y2 (ja) 1985-07-01

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ID=30276795

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12084182U Expired JPS6022130Y2 (ja) 1982-08-09 1982-08-09 凍結防止水栓の水抜栓

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JP6029325B2 (ja) * 2012-05-30 2016-11-24 株式会社不二工機 複合弁及び給湯装置

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JPS6022567U (ja) 1985-02-16

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