JPS60776B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPS60776B2
JPS60776B2 JP51090346A JP9034676A JPS60776B2 JP S60776 B2 JPS60776 B2 JP S60776B2 JP 51090346 A JP51090346 A JP 51090346A JP 9034676 A JP9034676 A JP 9034676A JP S60776 B2 JPS60776 B2 JP S60776B2
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JP
Japan
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epitaxial layer
voltage
isolation
substrate
layer
Prior art date
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JP51090346A
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JPS5316587A (en
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市郎 今泉
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半導体装置に関し、実に詳述すれば、高耐圧集
積回路を提供する半導体装置に関するものである。
第1図に従来例を示す。
従来の集積回路のアィソレーションはPmN接合を逆バ
イアスを印加し、P−Nダイオードの逆方向特性を利用
し行なっている。そのためアイソレーション耐圧は、P
−N接合の逆耐圧電圧によってその上限値が抑えられる
。なお、図において1は基板、2は高不純物濃度の埋込
層、3は2と逆導電型の高不純物濃度の埋込層、4はェ
ピタキシャル成長層でtEpはその厚み、5はアイソレ
ーション拡散層、6はシリコン酸化膜である。(以下の
図においても同一番号は同じ要素を示す。)一般に、プ
レーナー型のP−N接合の逆耐圧値を高めるためには、
以下の方法が考えられている。1 低不純物濃度領域側
の不純物濃度をさらに低くする。2 拡散層の拡散深さ
を深くする。
一般に拡散層は、第2図にその断面図を示したようにほ
ぼ円形状に拡がる。従って、このP−N接合に逆バイア
スを印加すると、その円形部分の電界が強くなり、耐圧
はこの部分で決まることになる。よって拡散深さが深く
なるほどこの円形部分の電界集中が弱くなり、耐圧も向
上する。3 第3図に示したようなフィルド、プレート
(FP)、フィールド、リミツテング(FLR)等の外
部的対策を行なう。
第1図に示した現在の集積回路構造に上記対策を行なっ
た場合の問題点を以下考える。
4のN型ェピタキシャル層の比抵抗とその厚みは、その
内に形成されるトランジスタの耐圧によって決定される
まず回路に印加される最大電圧値Vccmaxからトラ
ンジスタのコレクターェミツタ間の電圧BVc8o が
決まる。(通常Vccmax=BVcEoととられる。
)次に、電流増幅率hFEとBVcEo から、ベース
コレクタ間逆耐電圧BV,cBoが決まる。
(通常BVcBo =4 ′−句南.BVcEo)BV
cE。は、ベース山コレクタ間のP−N接合の逆耐電圧
であるから、その値から、ェピタキシャル層の最小比抵
抗値pEpmlnが決まる。一般に製造工程のバラッキ
拡散深さ、表面の影響等を考慮して、pEplminよ
り高い値PEpが決まる。pEpが決まると、次にェピ
タキシャル層の厚みtEpを求める。
tEpは比抵抗の最大値pEpma幻氏態で、最大印加
電圧時にベースーコレクタ接合よりェピタキシャル側へ
延びる空乏層の幅をその最小値tEpminとし、製造
工程のバラツキを考慮してtEpを決める。以上の説明
から、高耐圧化を行なうには、pEpを高くし、tEp
を大きくする必要があることが分る。tEpが厚くなれ
ば、第1図から5のP+アィソレーション拡散層の拡散
深さが増大する必要があるのが理解されよう。拡散深さ
が深くなれば、第2図のように5のアィソレーション拡
散層の横方向の拡がりが大きくなり、その占有面積が増
大する。例えば、耐圧150Vの集積回路を考えた場合
、tEpは35〆、pEpは150一肌程度であり、第
2図に示したような上下アィソレーション方式がとれた
としても、5の拡散深さは25r程度になりその値だけ
アィソレーションの余分な面積が増加することになる。
さらに、pEpの値を高めた結果、第2図の空乏層の拡
がりは30山程度になり、低耐圧集積回路に比べ30ム
〜40〃のアィソレーションを行なうための本来不要な
面積が増加することになる。さらに、高耐圧集積回路を
実際に作る場合、回路内の実際に高耐圧を必要とするア
ィソレーションの島の数は、かなり少ない場合が普通で
ある。
そのような低耐圧のアィソレーションに対しても、アィ
ソレーションに要する面積は、ほぼ同程度になり、この
ための面積増大は経済的にその集積回路の存在意味をな
くしてさえいた。さらに、低耐圧部での問題は、トラン
ジスタのコレクタ飽和抵抗rscが、pEp が高くな
ったことと、tEpが厚くなったことのために極めて大
きくなることである。
例えば、現在低耐圧集積回路で使用されているトランジ
スタのェミツタ面積は「20〆口程度であり、pEp=
1.50一肌・tEpご10ムである。これと同一のr
scを有するトランジスタを前述したpEp=150一
肌、tEp335山で実現しようとすると、ェミツタ面
積はなんと3劫音の120〆口となり、やはり経済的に
集積回路の実現は困難になる。そこで考え出された構造
は、第4図に示した断面構造である。
この構造の特徴は、ヱピタキシヤル層4の厚みが、高耐
圧部と低耐圧部で異なり、アィソレーシ.ョン拡散層の
形成は薄い部分で行なうことができる。さらに、ェピタ
キシヤル層の薄い部分に低耐圧トランジスタを形成でき
るので、rscを低耐圧集積回路と同一にするためのェ
ミッタ面積は当然、第1図の場合に比べ小さくなる。し
かし、第4図の構造でも、やはりェピタキシャル層の比
抵抗は高耐圧部と同一であり。
rscを同一とするェミツタ面積は、先の例の値を使用
すると、(pEp=150−抑、tEp=10山)約1
ぴ音必要となる。この欠点を取り除いたのが、第5図に
示した本発明の構造である。本発明の特徴は、ェピタキ
シャル層を2種類の不純物濃度を有し活性領域を形成す
る41と42に分けたことにある。
この構造の結果、低耐圧トランジスタについては、ほぼ
従来の低耐圧集積回路と同一のェミッ夕面積で同一のr
scの値を実現することが可能である。なお、アィソレ
ーション拡散層領域5とェピタキシャル層41とで形成
するP−N接合の耐圧、すなわちアイソレーション耐圧
は、41の不純物濃度で決まるが、この耐圧はトランジ
スタのBV・cBoの値と同じで良いかり、ェピタキシ
ャル層42の不純物濃度より高くすることが可能となり
、ほぼ従来の低耐圧集積回路の値と同じにできる。なお
、ェピタキシャル層41と42の不純物濃度、即ち比抵
抗について説明を補足する。
ェピタキシャル層41と42の比抵抗は高耐圧集積回路
の高耐圧部と低耐圧部の電圧値により選択することが、
以下の条件下において可能である。高耐圧部は鎖42に
、低耐圧部は領域41に形成される。従がつて領域42
と41の比抵抗pEp42とpEp4,の間にはpEp
42>pEp4,になつている必要がある。この条件を
満たす範囲で作成する集積回路の電圧値に応じてpEp
42、pEp4,を設定すれば良い。例を示すならば高
耐圧部の耐圧を150V低耐圧部のそれを30Vの場合
、pEp42〜300・伽、pEp42〜2.50・仇
程度である。さらに第5図の構造にて5の領域を樹脂、
SP2、ガラス、Poly−Sj等絶縁物にすれば、ェ
ピタキシャル層41の不純物濃度は、アィソレーション
耐圧に無関係に選ぶことができる。
第5図の構造で、高耐圧部と低耐圧部を含む高耐圧集積
回路(通常の高耐圧集積回路とほぼ考えられる。
)を、最適のェピタキシャル層の比抵抗と厚みで、経済
的に形成することができる。次ぎに、第5図の構造を形
成するための製造工程の例を第6図に示す。‘1}は、
く100>結晶方位のP型基板1を表面酸化する。‘2
)は、通常のホトレジスト工程にて、酸化膜6の所定部
分を選択的に除去する。{3’‘ま、KOH水溶液等の
エッチング液で、6をマスクとして、基板1を選択的に
エッチングする。{4}で、やはり通常のホトレジスト
工程にて、選択的に6に開孔部7を設ける。【5}でA
s、P、Sb等のN型不純物を6をマスクに選択的に拡
散し、拡散層2を形成する。{6ーで酸化膜6を除去後
ェピタキシャル層41を形成する。さらにその上にェピ
タキシャル層42を形成し、、表面酸化を行ない8を形
成し、第6図7}の状態になる。‘81で8の所定部分
を選択的に除去する。糊で8をマスクとして弗酸系のエ
ッチング液を使用し、ウェハー表面が平坦になるように
選択的にエッチング除去する。00で、酸化膜8を除去
後、再び酸化膜9を形成し、9を選択的にヱッチング除
去し、P型の不純物を拡散しフィンレーション拡散層5
を形成し、第5図の構造を形成する。
本発明によれば、先に述べたように高耐圧集積回路を構
成内の耐圧に応じて2種類の不純物濃度の異なるェピタ
キシャル層を設けることが可能となり、チップ面積の減
少ができ安価に高耐圧集積回路を提供可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従釆の低耐圧集積回路の断面構造図、第2図
は、第1図のアィソレ−ションの部分を説明する断面構
造図、第3図は、P−N接合の逆耐電圧の向上を計るた
めの構造を示す断面構造図、第4図は、従来の高耐圧集
積回路の断面構造図、第5図、第6図は本発明の断面構
造図とその構造工程を示す断面構造図である。 溝2図 第1図 群3図 労4図 発S図 精5図 ある図 孫る図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 半導体基板と、該基板の1部に選択的に設けられた
    凹部と、前記基板上に設けられた基板と反対導電型の第
    1のエピタキシヤル層と、該第1のエピタキシヤル層上
    に設けられた該第1のエピタキシヤル層と同一導電型で
    不純物濃度の異なる第2のエピタキシヤル層とからなり
    、すくなくとも、前記第1のエピタキシヤル層の所定の
    領域にアイソレーシヨン領域を設けて、前記第1のエピ
    タキシヤル層がその主要部を占める第1の素子形成領域
    と、前記第1のエピタキシヤル層と、該層上に設けられ
    た前記第2のエピタキシヤル層とがその主要部を占める
    第2の素子形成領域とに分離した半導体装置であって、
    上記第2のエピタキシヤル層は、上記基板の凹部上に存
    在することを特徴とする半導体装置。
JP51090346A 1976-07-30 1976-07-30 半導体装置 Expired JPS60776B2 (ja)

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JP51090346A JPS60776B2 (ja) 1976-07-30 1976-07-30 半導体装置

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JPS5316587A JPS5316587A (en) 1978-02-15
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US4609413A (en) * 1983-11-18 1986-09-02 Motorola, Inc. Method for manufacturing and epitaxially isolated semiconductor utilizing etch and refill technique
US4670770A (en) * 1984-02-21 1987-06-02 American Telephone And Telegraph Company Integrated circuit chip-and-substrate assembly

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JPS5316587A (en) 1978-02-15

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