JPS5843903B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPS5843903B2 JP57118558A JP11855882A JPS5843903B2 JP S5843903 B2 JPS5843903 B2 JP S5843903B2 JP 57118558 A JP57118558 A JP 57118558A JP 11855882 A JP11855882 A JP 11855882A JP S5843903 B2 JPS5843903 B2 JP S5843903B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (1)発明の利用分野 本発明は、半導体装置の製造方法に関し、特に高耐圧半
導体集積回路の製造方法に関するものである。
更には 本発明は、表面は平担ではあるが、部分的に厚
さの異なる半導体エピタキシアル層を半導体基板上に有
する構造の半導体装置の製造方法に関する。
(2)従来技術 第1図に従来の半導体装置の一例を示す。
従来の集積回路のアイソレーションはPN接合に逆バイ
アスを印加し、PNダイオードの逆方向特性を利用し行
なっている。
そのためアイソレーション耐圧は、PN接合の逆耐圧電
圧によってその上限値が抑えられる。
なお、第1図において記号11は一導電型の半導体基板
、12は基板と反対導電型の高不純物濃度の埋込層、1
3は12と逆導電型の高不純物濃度の埋込層、14は反
対導電型のエピタキシャル成長半導体層でtF、Pはそ
の厚み、15はアイソレーション用の基板と同導電型の
拡散層、16はシリコン酸化膜(Sin2膜)を、それ
ぞれ示す。
(以下の図においても同一番号は同じ要素を示す。
)一般に、プレーナー型のPN接合の逆耐圧値を高める
ためには、以下の方法が考えられている。
1)低不純物濃度領域側の不純物濃度をさらに低くする
2)拡散層の拡散深さを深くする。
一般に拡散層は、第2図にその断面図を示したようにほ
ぼ円形状に拡がる。
従って、このPN接合に逆バイアスを印加すると、その
円形部分の電界が強くなり、耐圧はこの部分で決まるこ
とになる。
そのため、拡散深さが深くなるほどこの円形部分の電界
集中が弱くなり、耐圧も向上する。
3)第3図に示したように、拡散層32の周囲にフィル
ド・プレート(EP)、フィルド・リミツテング(FL
R)等の外部的対策を行なう。
しかし、第1図に示した現在の集積回路構造に上記対策
を行なうと、下記のような問題が生ずる。
N型エピタキシャル層14の比抵抗とその厚みtEPは
、その内部に形成されるトランジスタの耐圧によって決
定される。
まず回路に印加される最大電圧値■ からトラン
ジスタのコレクタomax −エミッタ間の電圧BvoEoが決まる(通常■
二BV ととられる)。
次に、電comax OEO 流増幅率hFEとBvo8oから、ペースコレクタ間道
V 耐電圧BVOBoが未まる(通常B V c 、o−0
BO)。
f昨7 BVoBoは、ペースコレクタ間のPN接合の逆耐電圧
であるから、その値から、エピタキシャル層の最小比抵
抗値ρ 、が決まる。
一般に製Pm1n 造工程のバラツキ拡散深さ、表面の影響等を考慮して、
ρ 、 より高い値ρ が決まる。
Pm1n ρEP が決まると、次にエピタキシャル層の厚みtF
、Pを求める。
’EPは比抵抗の最大値ρBPmax状態で、最大印加
電圧時にペースコレクタ接合よりエピタキシャル側へ延
びる空乏層の幅をその最小値t 、 とじ、製造工程
のバラツキを考慮Pm1n してt8Pを決める。
以上の説明から、高耐圧化を行なうには、ρEPを高く
し、tF、Pを大きくする必要があることが分る。
tF、Pが厚くなれば、第1図からP+アイソレーショ
ン拡散層15の拡散深さを増大する必要があることがわ
かる。
拡散深さが深くなれば、第2図のようにアイソレーショ
ン拡散層15の横方向の拡がりが大きくなり、その占有
面積が増大する。
例えば、耐圧150vの集積回路を考えた場合、t は
35μm、ρ8Pは15Ω■程度であり、P 第2図に示したような上下アイソレーション方式がとれ
たとしても、アイソレーション拡散層15の拡散深さX
lは25μm程度になりその値だけアイソレーションの
余分な面積が増加することになる。
さらに、ρ。1の値を高めた結果、第2図に示した空乏
層21の拡がりX2は30μm程度になり、低耐圧集積
回路に比ベアイソレーションを行なうための領域として
30μm〜4011mの面積が増加することになる。
さらに、高耐圧集積回路を実際に作る場合、回路内の実
際に高耐圧を必要とする素子が設けられるアイソレーシ
ョンの島の数は、かなり少ない場合が普通である。
そのような低耐圧のアイソレーションに対しても、アイ
ソレーションにiする面積は、はぼ同程度になり、この
ための面積増大は経済的にその集積回路の存在意味をな
くしてさえいた。
さらに、低耐圧部での問題は、トランジスタのコレクタ
飽和抵抗r が、(ρ。
1高くなったこS。
とと、tBPが厚くなったことのために)極めて大きく
なることである。
例えば、現在低耐圧集積回路で使用されているトランジ
スタのエミッタ面積は、20μm×20μm程度であり
、ρ。
、=1.5Ωan、tF、P=10μmである。
これと同一のr8゜を有するトランジスタを前述したρ
二15G1]、tEP=35μmで実現しようとす
ると、エミッタ面積を大きくする必要があり、35倍の
120μm×120μmにもなってしまうので、やはり
経済的に集積回路の実現は困難になる。
そこで考え出された構造は、第4図に示した断面構造で
ある←特公昭5l−48955)。
この構造の特徴は、エピタキシャル層14の厚みが、高
耐圧素子形成部14−1と低耐圧素子形成部14−2で
異なり、アイソレーション拡散層15の形成は薄い部分
で行なうことができることである。
さらに、エピタキシャル層の薄い部分に低耐圧トランジ
スタが形成されるので、r8oを低耐圧集積回路と同一
にするためのエミッタ面積は当然、第1図の場合に比べ
小さくなる。
上記第4図に示される半導体集積回路を形成するための
一つの製法として、 ■ 基板の所定領域をエツチングし、凹部を有する基板
を作製する; ■ 基板の凹部のみに選択エピタキシアル成長により半
導体層を形成する; ■ 更に全面に第2回目のエピタキシアル成長により半
導体層を作成する; なる工程によって、表面が平坦で厚みの異なるエピタキ
シアル成長層を基板上に形成し、集積回路を製造する方
法が提案されている。
(特公昭51−4 s 955 ) しかしながら、上記方法では、エピタキシアル成長を2
回行なわねばならず、又、上記■の選択エピタキシアル
成長も複雑であり、全体として製造方法が簡単でない。
又、他の製造方法として、 ■ 基板11の所定領域をエツチングし、凹部41を有
する基板を作成する; ■ 凹部を含む基板全面にエピタキシアル成長により半
導体層を形成する。
■ エピタキシアル成長層に生じた基板凹部41が転写
された二次凹部の底面にマスク材を設はエツチングによ
りエピタキシアル成長層表面を平坦化する; なる工程を取ることによって、第4図の構造の半導体装
置を製造する方法も提案されている(特開昭52−43
369、特開昭52−69587)。
しかしながら、従来の半導体装置では、結晶軸方向<1
00>に平行な辺からなる矩形パターンの凹部を形成し
ていたため、この方法では、エピタキシアル成長層の表
面の平坦化が十分に達成し得ないことが多く、二次凹部
のマスク周辺に凸部が残される場合が生じ、したがって
エツチング又は機械研磨工程をさらに行なわねばならな
いことが多々あり、やはり製造工程が複雑となっていた
(3)発明の目的 本発明は、高耐圧素子を設けるに適した厚い領域と低耐
圧素子を設けるに適した薄い領域を有し、表面が平坦な
エピタキシアル層を有する半導体装置を容易に形成する
ことのできる半導体装置の製造方法を提供することを目
的とする。
本発明の他の目的は、工程が少なくコストが低い高耐圧
半導体集積回路の製造方法を提供することにある。
(4)発明の詳細説明 結晶方位(100)の面を表面とする一導電型のシリコ
ン基板上に、結晶軸方向<1 0 0>に平行な辺を主
体としてなる多角形の凹みを有し、その凹み部を埋める
基板と反対導電型を有するシリコン層を基板全面に設け
てなり、該凹部上のシリコン層上に高耐圧素子を設けて
なる半導体装置で鮎。
本発明にかかる製造方法は、結晶方位(1 0 0)の
表面をもつシリコン基板上に酸化膜を形成した後、この
酸化膜に結晶方向<1 0 0>に平行な辺を主体とす
る多角形の窓を開け、異方性エツチング液を用いてエツ
チングを行ない基板に凹部を形成し、このうち凹部を埋
めるとともに基板表面の全面にエピタキシアル層を形成
し、基板の凹部の転写された二次凹部のみを酸化膜にて
マスクして異方性エツチング液でエピタキシアル層のエ
ツチングを行ない、実質上エビタキシアル層表面を平坦
にすることを特徴とするものである。
(5)実施例 以下、本発明を実施例を参照して詳細に説明する。
一例として、コレクタ・エミッタ間耐圧(BvoEo)
150vの高耐圧トランジスタとBvoEo=15Vの
低耐圧トランジスタ(小信号)を同一基板上に集積して
形成する場合について説明する。
まず、必要なエピタキシアル層の比抵抗ρ。
、と厚さtF,Pについて述べる。
上記仕様の高耐圧トランジスタを形成するためには、そ
のトランジスタの直流電流増幅率hFEの最大値を20
0とすると、ρEPは12Ω巾以上必要であり、製造プ
ロセス上の余裕を見て15Ω巾とする。
この時のエピタキシアル層の厚さは、ベース・コレクタ
逆バイアス150Vで延びる空乏層の厚み等を考慮して
30μmとなる。
また、低耐圧トランジスタを形成するエピタキシャル層
の厚みを同様にして求めると、10μmあれば充分であ
る。
第5図に従って上記仕様の半導体装置を、本発明によっ
て形成する場合について説明する。
第5図Aは、結晶方位(100)の表面をもつP型シリ
コン基板51上に酸化膜(SiO2膜)等52を形成し
たのち、この酸化膜52に結晶軸方向<100>に平行
な辺のみからなる矩形の窓をホトエツチング技術を用い
て開けた断面構造図である。
以下同じ番号は同一物を指示する。つぎに第5図Bに示
すように、異方性エツチング液を用いて約20μmの深
さの凹部501を基板51に形成する。
この際使用されたエツチング液はKOH20wt%水溶
液にイソプロビルアルコールと、エツチング面にピラミ
ッド状の突起が現われるのを防ぐための界面活性剤FC
−95等を混合したもので、KOH300.9.純水1
200cc1イソプロビルアルコール3 0 0CC,
FC−9 5の0、1%水溶液25CCによって作成
した。
基板を20μmエツチングするには、この混合エツチン
グ液を用いて液温70℃で約50分を要した。
アルカリエツチング液であるKOH系エッチング液は(
100)面に対してエツチング速度の速い異方性エツチ
ング液であるため、この液を用いてエッチすると、第5
図Bに示す断面形状の凹部501が形成された。
つぎに、上記凹部501の表面に埋め込みN+拡散層5
3を形成した。
この埋込みN+拡散層53は、凹部501の底部から側
面上を経て基も51の表面に達し、さらに一部は、第5
図Cに月;したように、基板51の表面を表面方向に若
干延伸し、延伸部分531を有している。
さらにN形エピタキシャル層54を30μrrJ長させ
た後、上記凹部501が転写されたエピタキシャル層5
4の凹部502上のみエツチングマスキング材として用
いる酸化膜(SiO2膜)等55を通常のホトエツチン
グ形成した。
このとき、酸化膜55は破線で示したように5〜10μ
m程度は凹部上部にかかった部分551があってもよい
なお、上記のように、埋込みN十拡散層53は凹部周辺
の基板表面に延伸した部分531を有しているが、この
延伸部分は、後の工程において極めて有益であり、この
ために、半導体装置の製造は極めて容易となる。
上記酸化膜55をマスクに用い、異方性エツチング液に
よって上記エピタキシャル層54をエツチングし、第5
図りに示すように、表面を平坦にする。
このエツチングによって、エピタキシャル54の厚さは
高耐圧部で30μm1 低耐圧部で10μmになった
エツチング液はKOH40wt%水溶液を用い、液温7
0℃で約30分エツチングを行なった。
残った酸化膜55を除去した後、表面酸化を行なってエ
ピタキシャル層表面にSiO2膜を形成しく図示せず)
、周知のホトエツチング技術によってアイソレーション
拡散用の窓を上記5in2膜に開け、アイソレーション
拡散層59を形成した。
このアイソレーション用P型拡散層59によって第5図
Eに示したように高耐圧部101と低耐圧部102が分
離され、以後は通常のリニア集積回路の製造工程により
、第5図Eに示した構造の集積回路を形成した。
第5図Eにおいて、記号56は上記延伸部分531を介
して埋込み層53と結ばれるコレクタ打ち抜きN+拡散
層、57はP型ベース拡散層、57′はフィールド・リ
ミッティング用P型拡散層、58はN+型エミッタ拡散
層をそれぞれ示す。
上記のように、凹部501を覆って形成されるN+拡散
層は、凹部の底部から側面を経て基板51の表面に達し
、さらに表面方向の延伸部分531を有している。
そのため、第5図Eに示した工程において、埋込層53
と電気的接続を行なうために、エピタキシャル層5の表
面からN+拡散層56を形成する際に、マスク合わせの
誤差による位置ずれが多少生じても、上記延伸部分53
1が存在するため、両者の接続は支障なく行なわれる。
しかし、上記延伸部分531がないと、埋込層53と確
実に接触するためには、N+拡散層56を、凹部501
のやや内側に形成しなければならない。
このようにすると、エピタキシャル層54の表面から埋
込層53までの距離が大きくなり、N+拡散層56を形
成する際の熱処理時間や熱処理温度の延長あるいは上昇
は避けられない。
このような高温度長時間の熱処理が、pn接合などに好
ましくない影響を与えるのは当然であり、良好な半導体
装置を容易に形成するために、上記埋込層53の延伸部
分531は極めて重要である。
本発明において、異方性エツチング液を用いるエツチン
グによって、エピタキシャル層54の表面を平坦化して
いる。
又、本発明によれば、結晶軸方向<i o o>に平行
な辺のみからなる矩形の凹部を基板に形成するため、基
板上のエピタキシャル層を簡単に平坦化できる。
第6図に、凹部501を形成するために、結晶方位(1
00)の表面をもつシリコンウェハー上に形成された酸
化膜マスクの矩形パターンを示す。
第6図において矩形パターン61の各辺は結晶軸<10
0>に平行であり、矩形パターン62の各辺は結晶軸方
向<i o o>に平行である。
第5図Bの工程でエツチングを行なう際に用いるエツチ
ング用の窓は、第6図に示した上記矩形パターン61で
あり、この窓を通してシリコン基板をエツチングした場
合に得られる凹部の平面図を第7図に示す。
結晶軸方向<100>に平行な辺AB。BC,CDおよ
びDAからのエツチングは、第5図Bで示したように、
開孔部から酸化膜52の下部にまで進行する。
また、矩形ABCDの四隅からのエツチングは第7図に
示すように酸化膜の下部までは進行せず、角を通る結晶
軸方向<100>に平行な辺を形成するエツチングが成
され、例えば角Aの点ではEAFの辺が現われる。
すなわち、このエツチングによって形成される凹部の形
状は酸化膜下部では、第7図に破線で示したAFGBH
ICJKDLEの8角形となり、また底面では実線で示
すA′B′C′b′の矩形となる。
第6図に示した矩形パターン62を用いた場合上記異方
性エツチング液を用いたエツチングでは(111)面に
対するエツチング速度が遅いため酸化膜の下部へは進行
せず、(111)面の斜面で囲まれた(100)面の矩
形底面を有する凹部が形成される。
凹部を形成するためのパターンとして上記矩形パターン
62を用い、上記異方性エツチング液によってエツチン
グすると、第8図A、Bに示したように、エツチング終
了時に、(111)面で囲まれた突起部81が残り、平
坦化できない。
これに対し、エツチング用のマスクパターンとして第6
図に示した矩形パターン61のごとく<100>軸に平
行な辺のみからなる矩形のパターンを用いると、第5図
りに示したように酸化膜の下側までエツチングが進み、
(111)面の斜面は出現せず、エピタキシャル層表面
の平坦化が可能となる。
以上述べたように、本発明により、二回のエツチング工
程と一回の全面エピタキシャル成長工程で、表面が平坦
であるにもかかわらず、部分的に異なるエピタキシャル
層厚みを持つ半導体装置の構造を形成することができる
なお、異方性エツチング液として、上記実施例ではアル
カリエツチング液であるKOH系のエツチング液を用い
たが、他の異方性エツチング液として、すでに公知の他
の異方性エツチング液すなわち、(100)面に対して
エツチング速度の速いエツチング液を本発明に使用し得
ることは明るかである。
他の異方性エツチング液に関しては、たとえばM、 J
、 Declerq et al : Journal
of Electrochemical 5ocie
ty : 5olid−8tate 5cience−
and Technology 、 Apri l 1
975 P 542〜552、およびり、 F、 we
irauch : Joarnal ofAppli
eol Physics Vol、 46 、A4 、
April 1975P1478〜1483等に詳述さ
れているので、これら周知のエツチングを適宜使用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の低耐圧集積回路の断面構造図、第2図は
第1図のアイソレーション用拡散層の部分を説明する断
面構造図、第3図はPN接合の逆耐電圧の向上を計るた
めの従来の構造を示す断面図、第4図は従来の高耐圧集
積回路の断面構造図、第5図は本発明の高耐圧集積回路
の製造工程を示す工程図、第6図は凹部を形成するため
に用いられるエツチングマスクの窓の平面形状を説明す
る図、第7図は上記マスクによって形成された凹部の平
面形状を示す図、第8図は結晶方向<110>に平行な
辺からなるパターンの平坦化エツチング工程を示す断面
図である。 51・・・・・・P型シリコン基板、52・・・・・・
S A02膜、53・・・・・・N生型埋込拡散層、5
4・・・・・・N型シリコンエピタキシアル層、55・
・・・・・SiO2膜、56・・・・・・N 型コレク
タ打抜き拡散層、57・・・・・・P型ベース拡散層、
57・・・・・・フィールドリミッティング用P型拡散
層、58・・・・・・N型エミッタ拡散層、59・・・
・・・アイソレーション用P型拡散層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 面方位がほぼ(100)である半導体基板表面上に
    上記基板の<100>方向に平行な辺を主体とする多角
    形の窓を有するエツチングマスクを形成する工程と、上
    記基板の露出された部分を異方性エツチング液でエッチ
    して上記基板に凹部を形成する工程と、上記エツチング
    マスクを除去した後、上記四部を覆い上記基板表面に沿
    って延伸する埋込み層を形成する工程と、エピタキシャ
    ル成長によって半導体層を全面に形成して上記凹部を埋
    める工程と、上記基板の凹部形状が転写された上記半導
    体層上の凹部をエツチングマスクとなる物質層でマスク
    し、上記半導体層を異方性エツチングして上記半導体層
    の表面を平担とする工程を含むことを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
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