JPS6075497A - Ν−保護−α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステルの製造法 - Google Patents
Ν−保護−α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステルの製造法Info
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- JPS6075497A JPS6075497A JP58182529A JP18252983A JPS6075497A JP S6075497 A JPS6075497 A JP S6075497A JP 58182529 A JP58182529 A JP 58182529A JP 18252983 A JP18252983 A JP 18252983A JP S6075497 A JPS6075497 A JP S6075497A
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- C07K5/00—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
- C07K5/04—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof containing only normal peptide links
- C07K5/06—Dipeptides
- C07K5/06104—Dipeptides with the first amino acid being acidic
- C07K5/06113—Asp- or Asn-amino acid
- C07K5/06121—Asp- or Asn-amino acid the second amino acid being aromatic or cycloaliphatic
- C07K5/0613—Aspartame
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、L−フェニルアラニンメチルエステルとN−
カル?ベンゾキシーL−アスハラギン酸無水物との反応
において、微細なN−カル?ベンゾキシーL−アスパラ
ギン酸無水物を使用することを特徴とするN−カルがベ
ンゾキシ−α−L−アスd’ルチルーL−フェニルア2
ニンメチルエステルの製造法に関する。
カル?ベンゾキシーL−アスハラギン酸無水物との反応
において、微細なN−カル?ベンゾキシーL−アスパラ
ギン酸無水物を使用することを特徴とするN−カルがベ
ンゾキシ−α−L−アスd’ルチルーL−フェニルア2
ニンメチルエステルの製造法に関する。
α−L−アスA!ルチルーL−フェニルア2二ンメンメ
チルエステル下、α−APMと略記する。)は、優れた
甘味剤として知られておシ、その製造法も各積卸られて
いる。その一つに、N−カルボベンゾキシ−L−アスパ
ラギン酸無水物(以下、Z −L −AI!P無水物と
略記する。)とL−フェニルアラニンメチルエステルと
を水溶媒あるいは有1機溶媒中で、縮合反応させて、N
−カルがベンゾキシ−α−L−アスパルチルーL−フェ
ニルア2ニンメチルエステル(以下、2−α−APMと
略記する。)とし、ついで、この反応生成物からN−保
護基を脱離して目的のα−APMを得る方法が知られて
いる。
チルエステル下、α−APMと略記する。)は、優れた
甘味剤として知られておシ、その製造法も各積卸られて
いる。その一つに、N−カルボベンゾキシ−L−アスパ
ラギン酸無水物(以下、Z −L −AI!P無水物と
略記する。)とL−フェニルアラニンメチルエステルと
を水溶媒あるいは有1機溶媒中で、縮合反応させて、N
−カルがベンゾキシ−α−L−アスパルチルーL−フェ
ニルア2ニンメチルエステル(以下、2−α−APMと
略記する。)とし、ついで、この反応生成物からN−保
護基を脱離して目的のα−APMを得る方法が知られて
いる。
しかしながら、この方法においては、縮合反応の際に2
−α−APMの異性体であるN−カルがベンゾキシ−β
−L−アスパルチルーL−フェニルアラニンメチルエス
テル(以下、2−β−APMと略記する。)の副生は避
けられない。2−β−APMの副生は、2−α−APM
、ひいては、最終目的物であるα−APMの収率を低下
させる原因ともなっている。また、副生した2−β−A
PMは、最終目的物であるα−APMへのβ−L−アス
パルチルーム−フェニルアラニンメチルエステル(以下
、β−APMと略記する。)の随伴を意味するが、β−
APMは、甘味を呈さないため、β−APMが混入した
α−APMは、これを精製してβ−APMを除去しなけ
ればならない。以上のように、最終目的物であるα−A
PMを収率よく得るためには、2−β−APMの生成を
抑え、2−β−APMに対する2−α−APMの生成比
(以下、α/β比と略記する。)を高めることがきわめ
て重要な点であった。
−α−APMの異性体であるN−カルがベンゾキシ−β
−L−アスパルチルーL−フェニルアラニンメチルエス
テル(以下、2−β−APMと略記する。)の副生は避
けられない。2−β−APMの副生は、2−α−APM
、ひいては、最終目的物であるα−APMの収率を低下
させる原因ともなっている。また、副生した2−β−A
PMは、最終目的物であるα−APMへのβ−L−アス
パルチルーム−フェニルアラニンメチルエステル(以下
、β−APMと略記する。)の随伴を意味するが、β−
APMは、甘味を呈さないため、β−APMが混入した
α−APMは、これを精製してβ−APMを除去しなけ
ればならない。以上のように、最終目的物であるα−A
PMを収率よく得るためには、2−β−APMの生成を
抑え、2−β−APMに対する2−α−APMの生成比
(以下、α/β比と略記する。)を高めることがきわめ
て重要な点であった。
本発明者は、とのα/β比を高め、かかる欠点を無くす
べく鋭意検討した結果、驚くべきことにL−フェニルア
ラニンメチルエステルとの縮合反応に供するZ−L−A
sp無水物として微細な結晶、または、その懸濁液を用
いれば、α/β比が予想されぬほど飛躍的に向上し、ひ
いては、α−APMの収率も向上することを見い出し、
本発明を完成するに至った。
べく鋭意検討した結果、驚くべきことにL−フェニルア
ラニンメチルエステルとの縮合反応に供するZ−L−A
sp無水物として微細な結晶、または、その懸濁液を用
いれば、α/β比が予想されぬほど飛躍的に向上し、ひ
いては、α−APMの収率も向上することを見い出し、
本発明を完成するに至った。
本発明の方法において用いられるZ−L−Asp無水物
は、例えば、N−カル?ベンゾキシーL−アスパラギン
酸を、有機溶媒に溶解、もしくは懸濁し、脱水剤を作用
せしめることにより得られることは公知である。
は、例えば、N−カル?ベンゾキシーL−アスパラギン
酸を、有機溶媒に溶解、もしくは懸濁し、脱水剤を作用
せしめることにより得られることは公知である。
本発明者は、かくして得られるZ−L−Asp無水物結
晶を用い、結晶粒径とα/β比の関係を調べた。
晶を用い、結晶粒径とα/β比の関係を調べた。
すなわち、実施例1に示す如き方法でZ−L−Asp無
水物の乾燥結晶(粒径200〜300ミクロン)を得て
、これを乳鉢で微粉化した後、篩分して各釉粒径のZ−
L−Asp無水物結晶を調製した。これらの各種粒径の
Z−L−As p無水物と、L−フェニルアラニンメチ
ルエステルとを実施例1に示す如き縮合条件下で反応を
行った。この反応液中に生成した2−α−APMと2−
β−APMを高速液体クロマトグラフィーで定量しα/
β比をめた。
水物の乾燥結晶(粒径200〜300ミクロン)を得て
、これを乳鉢で微粉化した後、篩分して各釉粒径のZ−
L−Asp無水物結晶を調製した。これらの各種粒径の
Z−L−As p無水物と、L−フェニルアラニンメチ
ルエステルとを実施例1に示す如き縮合条件下で反応を
行った。この反応液中に生成した2−α−APMと2−
β−APMを高速液体クロマトグラフィーで定量しα/
β比をめた。
その結果は、第1図に示す如く、Z−L−Asp無水物
結晶の粒径が小さくなるほどVβ比は、予想源れぬほど
飛躍的に向上した。すなわち、第1図より明らかなどと
(、Z−L−Asp無水物結晶を粉砕することなく使用
した場合のα/β比(4,03)を100として、微細
化した場合は、α/βが120〜150までも向上した
。
結晶の粒径が小さくなるほどVβ比は、予想源れぬほど
飛躍的に向上した。すなわち、第1図より明らかなどと
(、Z−L−Asp無水物結晶を粉砕することなく使用
した場合のα/β比(4,03)を100として、微細
化した場合は、α/βが120〜150までも向上した
。
結晶粒径は小さいほどよいが、130ミクロン以下、望
ましくは100ミクロン以下であ、!11.50ミクロ
ン以下が最も好ましい。ここに130ミクロン以下とい
っても、130ミクロン以上のものが少量(10%程度
以下)混入していてもかまわない。因みに、実施例1の
如き条件下で得られるZ−L−Asp無水物結晶の粒径
は、通常150〜350ミクロン程度である。
ましくは100ミクロン以下であ、!11.50ミクロ
ン以下が最も好ましい。ここに130ミクロン以下とい
っても、130ミクロン以上のものが少量(10%程度
以下)混入していてもかまわない。因みに、実施例1の
如き条件下で得られるZ−L−Asp無水物結晶の粒径
は、通常150〜350ミクロン程度である。
Z−L−Asp無水物の微細な結晶を得ることは、容易
であシ、その微細化手段は、種々の方法を用いることが
できる。たとえばZ−L−Asp無水物結晶を粉砕機に
より微粉化する方法、Z−L−Asp無水物結晶を含む
懸濁液をホモジ〆ナイザー等で乳化状にする方法等の機
械的手段によっても行うことができる。
であシ、その微細化手段は、種々の方法を用いることが
できる。たとえばZ−L−Asp無水物結晶を粉砕機に
より微粉化する方法、Z−L−Asp無水物結晶を含む
懸濁液をホモジ〆ナイザー等で乳化状にする方法等の機
械的手段によっても行うことができる。
また、無水物化反応させてZ−L−Asp無水物スラリ
ーを得る際に低温下(例えば、0〜40℃、好適には1
0〜35℃)で反応させるなど反応条件を選ぶ方法等物
理化学的手段で行なうこともできる。
ーを得る際に低温下(例えば、0〜40℃、好適には1
0〜35℃)で反応させるなど反応条件を選ぶ方法等物
理化学的手段で行なうこともできる。
(5)
縮合反応を行うには、例えば、微細なZ−L−Asp無
水物結晶、又は、その微細結晶を含む懸濁液とフェニル
アラニンメチルエステルを含む溶液とを混合すればよい
。この際の条件は、常法の条件で特に支障はない。Z−
L−Asp無水物の微細な結晶あるいはフェニルアラニ
ンメチルエステルを含有させる溶媒としては、反応物及
び生成物に特に活性なものでなければ、いかなる溶媒も
用いることができる。
水物結晶、又は、その微細結晶を含む懸濁液とフェニル
アラニンメチルエステルを含む溶液とを混合すればよい
。この際の条件は、常法の条件で特に支障はない。Z−
L−Asp無水物の微細な結晶あるいはフェニルアラニ
ンメチルエステルを含有させる溶媒としては、反応物及
び生成物に特に活性なものでなければ、いかなる溶媒も
用いることができる。
アセトン、メチルエテルケトンの如きケトン類、ジエチ
ルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサンの如キエ
ーテル類、アセトニトリルの如きニトリル類、酢酸エチ
ル、プロピオン酸メチルの如きエステル類、ギ酸、酢酸
、fロビオン酸の如き力kM7HfL クロロホルム、
ジクロルメタン。
ルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサンの如キエ
ーテル類、アセトニトリルの如きニトリル類、酢酸エチ
ル、プロピオン酸メチルの如きエステル類、ギ酸、酢酸
、fロビオン酸の如き力kM7HfL クロロホルム、
ジクロルメタン。
エチレンジクロリドの如きハロゲン化炭化水素類、トル
エン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキサンの如き炭化
水素類、その他ジメチルホルムアミドの如きアミド類、
ジメチルスルホキシド、γ−ブチロラクトン、ニトロメ
タン、水などが代表的な(6) ものである。これらのうちの任意の2稲類以上からなる
混合溶媒を使用することもできる。
エン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキサンの如き炭化
水素類、その他ジメチルホルムアミドの如きアミド類、
ジメチルスルホキシド、γ−ブチロラクトン、ニトロメ
タン、水などが代表的な(6) ものである。これらのうちの任意の2稲類以上からなる
混合溶媒を使用することもできる。
また、Z−L−Asp無水物とL−フェニルアラニンメ
チルエステルのモル比を0.8〜1.2とし、反応温度
は、生成物のラセミ化を極力抑制する観点よシ100℃
以下、好ましくは80℃以下とする。
チルエステルのモル比を0.8〜1.2とし、反応温度
は、生成物のラセミ化を極力抑制する観点よシ100℃
以下、好ましくは80℃以下とする。
本発明は、α/β比の向上をはかるとともに、2−α−
APMの収率も向上するため、最終目的物であるα−A
PMの収率を大巾に向上させることができ、さらに、副
生物である2−β−APMを抑制させる結果にもなるた
め、工業的にきわめて有利なものである。
APMの収率も向上するため、最終目的物であるα−A
PMの収率を大巾に向上させることができ、さらに、副
生物である2−β−APMを抑制させる結果にもなるた
め、工業的にきわめて有利なものである。
以下、実施例によシ本発明の方法を更に詳しく説明する
。尚、実施例における2−α−APM及び2−β−AP
Mの定量は、高速液体クロマトグラフィー(機種:島津
■LC−3A、カラム充填剤:ガスクロ工業■ユニシル
QC−18)を使用した。
。尚、実施例における2−α−APM及び2−β−AP
Mの定量は、高速液体クロマトグラフィー(機種:島津
■LC−3A、カラム充填剤:ガスクロ工業■ユニシル
QC−18)を使用した。
実施例I
N−カル日?ベンゾキシーL−アスi4 ラギン酸10
0F(0,374モル)、無水酢酸41.4 、!i’
(0,4’05−EJし)及びトルエン100gを混
合し、攪拌下に55℃で5時間反応させた。得られた反
応液を濾過し、トルエンで洗浄後、乾燥し、Z−L−A
sp無水物結晶86.3 g(0,346モル)を得た
。
0F(0,374モル)、無水酢酸41.4 、!i’
(0,4’05−EJし)及びトルエン100gを混
合し、攪拌下に55℃で5時間反応させた。得られた反
応液を濾過し、トルエンで洗浄後、乾燥し、Z−L−A
sp無水物結晶86.3 g(0,346モル)を得た
。
取得した結晶50&をとり、乳鉢で0.1〜20ミクロ
ンまで微細化した。粒径は、顕微鏡で測定した。
ンまで微細化した。粒径は、顕微鏡で測定した。
この微細化したZ−L−Asp無水物結晶の10g(0
,04モル)にトルエン20−と酢酸5−を加えて懸濁
した後、5℃に冷却したし一フェニルアラニンメチルエ
ステル8.6 g(0,048モル) ’e含tr )
ルエン溶液100gを添加し、常温で1時間攪拌した。
,04モル)にトルエン20−と酢酸5−を加えて懸濁
した後、5℃に冷却したし一フェニルアラニンメチルエ
ステル8.6 g(0,048モル) ’e含tr )
ルエン溶液100gを添加し、常温で1時間攪拌した。
得られた縮合液中の2−α−APMと2−β−APMを
定量シタところ、2−α−APM 14.6 # (0
,0341モル)、Z−β−APM 2.5.9 (0
,00584モル)が生成し、そのα/β比は、S、S
4であった。
定量シタところ、2−α−APM 14.6 # (0
,0341モル)、Z−β−APM 2.5.9 (0
,00584モル)が生成し、そのα/β比は、S、S
4であった。
実施例2
実施例1で微細化したZ−L−Asp無水物結晶よj9
10g(0,04モル)をとり、これを5℃に冷却シた
L−フェニルアラニンメチルエステル8.6yco、0
48モル)と酢酸5gを含むトルエン溶液100gに加
え、常温下、1時間攪拌した。
10g(0,04モル)をとり、これを5℃に冷却シた
L−フェニルアラニンメチルエステル8.6yco、0
48モル)と酢酸5gを含むトルエン溶液100gに加
え、常温下、1時間攪拌した。
反応液中の2−α−APMと2−β−APMを定量した
とこ口z−α−APM 14.5 、@ (0,033
8モ#) 、Z−β−APM 2.51 (0,005
84モル)が生成しておシ、そのα/β比は5.80で
あった〇 実施例3 N−カルボベンゾキシ−L−アスパラギン酸6゜、P(
0,225モル)に無水酢酸24゜8.5J(0,24
3モル)、トルエン12ogを混合し、攪拌下に55℃
で3時間反応させた。
とこ口z−α−APM 14.5 、@ (0,033
8モ#) 、Z−β−APM 2.51 (0,005
84モル)が生成しておシ、そのα/β比は5.80で
あった〇 実施例3 N−カルボベンゾキシ−L−アスパラギン酸6゜、P(
0,225モル)に無水酢酸24゜8.5J(0,24
3モル)、トルエン12ogを混合し、攪拌下に55℃
で3時間反応させた。
反応液全量をホモジナイザーで15分間処理し、反応液
中のZ−L−A@p無水物結晶を微細化した。
中のZ−L−A@p無水物結晶を微細化した。
結晶を微量とシ顕微鏡で粒径を測定したところ0.05
〜15ミクロンであった。
〜15ミクロンであった。
微細化した反応液全量に、攪拌下5℃に冷却したL−フ
ェニルアラニンメチルエステル41.4&(0,231
モル)を含むトルエン溶液600#を添加し、縮合反応
させた。
ェニルアラニンメチルエステル41.4&(0,231
モル)を含むトルエン溶液600#を添加し、縮合反応
させた。
(9)
この縮合反応液2gをとpz−α−APMと2−β−A
PMを定量したところ、2−α−APM 82.3 g
(0,192モ# ) 、Z−β−APM 1 3.6
g (0,0317モル)が縮合反応液中に生成して
いたことがわかった。
PMを定量したところ、2−α−APM 82.3 g
(0,192モ# ) 、Z−β−APM 1 3.6
g (0,0317モル)が縮合反応液中に生成して
いたことがわかった。
このα/β比は、6.05であった。
因みに、縮合反応液に水を120Cl加え、60℃に加
温後、2%□5ゾウムー炭素1.5gを加え、攪拌下に
、水素ガスを毎分400ゴの割合で1時間液中に吹込ん
だ。反応液を濾過し、トルエン層と水層に分離した後、
水層を冷却し、5℃で一夜放置した。析出した結晶を濾
過で分離し、3℃の冷水60−で洗浄後、乾燥したとこ
ろα−APM4.6.2 F (0,157モル)得ら
れた。
温後、2%□5ゾウムー炭素1.5gを加え、攪拌下に
、水素ガスを毎分400ゴの割合で1時間液中に吹込ん
だ。反応液を濾過し、トルエン層と水層に分離した後、
水層を冷却し、5℃で一夜放置した。析出した結晶を濾
過で分離し、3℃の冷水60−で洗浄後、乾燥したとこ
ろα−APM4.6.2 F (0,157モル)得ら
れた。
比較例1
無水物化反応によって得られた反応液全量を、ホモジナ
イザー処理することなしに実施例4を繰シ返した。
イザー処理することなしに実施例4を繰シ返した。
無水物化反応液を微量とシ顕微鏡で粒径を測定したとこ
ろ、150−’250ミクa y (7) Z−L−A
Ijp無水物結晶が90チ以上占めていた。
ろ、150−’250ミクa y (7) Z−L−A
Ijp無水物結晶が90チ以上占めていた。
(10)
縮合反応液中には、2−α−APM 76.5 F(0
,179モ#)、Z−β−APM 18.811 (0
,0439モル)が生成しておシ、とのα/β比は、4
.07であった。取得したα−APMは、38.911
(0,132モ#) テh ッたO 実施例4 N−カルボベンゾキシ−L−アスi4ラギン酸6011
(0,225モル) K無水酢酸24.8 F (0
,243モル)、トルエン120gを混合し、攪拌下に
28℃で24時間反応させた。得られた反応液中のZ−
L−Asp無水物結晶を微量とシ、顕微鏡で粒径を測定
したところ、20〜80ミクロンの結晶が80%以上を
しめていた。
,179モ#)、Z−β−APM 18.811 (0
,0439モル)が生成しておシ、とのα/β比は、4
.07であった。取得したα−APMは、38.911
(0,132モ#) テh ッたO 実施例4 N−カルボベンゾキシ−L−アスi4ラギン酸6011
(0,225モル) K無水酢酸24.8 F (0
,243モル)、トルエン120gを混合し、攪拌下に
28℃で24時間反応させた。得られた反応液中のZ−
L−Asp無水物結晶を微量とシ、顕微鏡で粒径を測定
したところ、20〜80ミクロンの結晶が80%以上を
しめていた。
この無水物化反応液全量に、撹拌下5℃に冷却したフェ
ニルアラニンメチルエステル41.4.!i’(0,2
31モル)を含むトルエン溶液600Fを添加し、縮合
反応させた。
ニルアラニンメチルエステル41.4.!i’(0,2
31モル)を含むトルエン溶液600Fを添加し、縮合
反応させた。
との縮合反応液2gをとIz−α−APMと2−β−A
PMを定量したところ2−α−APM 80.510.
188モ/I/)、Z−β−APM 15.5 、!i
’ (0,0362モル)が生成していた。α/β比は
5.19であった。
PMを定量したところ2−α−APM 80.510.
188モ/I/)、Z−β−APM 15.5 、!i
’ (0,0362モル)が生成していた。α/β比は
5.19であった。
因みに縮合反応液に水を1200F加え、60℃に加温
後、2%パラジウム−炭素2.0gを加え、攪拌下に水
素ガスを毎分400−の割合で1.5時間液中に吹込ん
だ。
後、2%パラジウム−炭素2.0gを加え、攪拌下に水
素ガスを毎分400−の割合で1.5時間液中に吹込ん
だ。
反応液を濾過し、トルエン層と水層に分離した後、水層
を冷却し、5℃で一夜放置した。析出した結晶を濾過し
、3℃の冷水60−で洗浄後、乾燥したトコろα−AP
M 45.6 g(0,155モ#)得られた。
を冷却し、5℃で一夜放置した。析出した結晶を濾過し
、3℃の冷水60−で洗浄後、乾燥したトコろα−AP
M 45.6 g(0,155モ#)得られた。
第1図は、Z−L−Asp無水物の粒径(単位:ミクロ
ン)(横軸)と2−α−APM /z−β−APM比(
縦軸)との関係を示す。なお、α/β比は、未粉砕のZ
−L−Asp無水物結晶(200〜3ooミクロン)を
用いて縮合反応(実施例1と同様に行った)を行なった
時のα/β比(4,03)を100として示したO 特許出願人 味の素株式会社
ン)(横軸)と2−α−APM /z−β−APM比(
縦軸)との関係を示す。なお、α/β比は、未粉砕のZ
−L−Asp無水物結晶(200〜3ooミクロン)を
用いて縮合反応(実施例1と同様に行った)を行なった
時のα/β比(4,03)を100として示したO 特許出願人 味の素株式会社
Claims (1)
- L−フェニルアラニンメチルエステルと微細なN−カル
?ベンゾキシーL−アスパラギン酸無水物とを反応せし
めることを特徴とするN−カルゴベンゾキシーα−L−
アスノ臂ルチル−L−フェニルアラニンメチルエステル
の製造法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58182529A JPS6075497A (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | Ν−保護−α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステルの製造法 |
US06/650,498 US4824994A (en) | 1983-09-30 | 1984-09-14 | Method for production of N-protected-alpha-L-aspartyl-L-phenylalanine methyl ester |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58182529A JPS6075497A (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | Ν−保護−α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステルの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6075497A true JPS6075497A (ja) | 1985-04-27 |
JPH0363557B2 JPH0363557B2 (ja) | 1991-10-01 |
Family
ID=16119897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58182529A Granted JPS6075497A (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | Ν−保護−α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステルの製造法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4824994A (ja) |
JP (1) | JPS6075497A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3144430B2 (ja) * | 1991-08-27 | 2001-03-12 | 味の素株式会社 | 有機溶媒の分離方法 |
JP6789617B2 (ja) * | 2015-06-25 | 2020-11-25 | キヤノン株式会社 | カルボン酸無水物の製造方法、カルボン酸イミドの製造方法および電子写真感光体の製造方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US3786039A (en) * | 1969-04-30 | 1974-01-15 | Ajinomoto Kk | Method of producing alpha-l-aspartyl-l-phenylalanine lower alkyl esters |
BE791544A (fr) * | 1971-11-19 | 1973-05-17 | Stamicarbon | Preparation d'esters alkyliques de dipeptide |
US3933781A (en) * | 1973-11-05 | 1976-01-20 | Monsanto Company | Process for the preparation of α-L-aspartyl-L-phenylalanine alkyl esters |
JPS5113737A (en) * | 1974-07-23 | 1976-02-03 | Ajinomoto Kk | Arufua ll asuparuchiru ll fueniruaraninteikyuarukiruesuteruno seizoho |
US4173562A (en) * | 1976-12-27 | 1979-11-06 | Monsanto Company | Process for the preparation of α-L-aspartyl-L-phenylalanine methyl ester |
-
1983
- 1983-09-30 JP JP58182529A patent/JPS6075497A/ja active Granted
-
1984
- 1984-09-14 US US06/650,498 patent/US4824994A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0363557B2 (ja) | 1991-10-01 |
US4824994A (en) | 1989-04-25 |
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