JPH09216854A - 3−クロロ−3’−ニトロ−4’−メトキシベンゾフエノンの製造方法 - Google Patents
3−クロロ−3’−ニトロ−4’−メトキシベンゾフエノンの製造方法Info
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- JPH09216854A JPH09216854A JP8267692A JP26769296A JPH09216854A JP H09216854 A JPH09216854 A JP H09216854A JP 8267692 A JP8267692 A JP 8267692A JP 26769296 A JP26769296 A JP 26769296A JP H09216854 A JPH09216854 A JP H09216854A
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- methoxybenzophenone
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C201/00—Preparation of esters of nitric or nitrous acid or of compounds containing nitro or nitroso groups bound to a carbon skeleton
- C07C201/06—Preparation of nitro compounds
- C07C201/08—Preparation of nitro compounds by substitution of hydrogen atoms by nitro groups
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ジニトロ化誘導体の副成を低減した3−クロ
ロ−3’−ニトロ−4’−メトキシベンゾフェノンの製
造方法の提供。 【解決手段】 3−クロロ−4’−メトキシベンゾフェ
ノンを、範囲−20〜+60℃の温度で、濃度65〜8
5重量%の硫酸中で、硝酸を用いてニトロ化する。
ロ−3’−ニトロ−4’−メトキシベンゾフェノンの製
造方法の提供。 【解決手段】 3−クロロ−4’−メトキシベンゾフェ
ノンを、範囲−20〜+60℃の温度で、濃度65〜8
5重量%の硫酸中で、硝酸を用いてニトロ化する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粗生成物中に非常
に低含量のジニトロ誘導体を含む3−クロロ−3’−ニ
トロ−4’−メトキシベンゾフェノンの製造方法に関す
る。
に低含量のジニトロ誘導体を含む3−クロロ−3’−ニ
トロ−4’−メトキシベンゾフェノンの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】3−クロロ−3’−ニトロ−4’−メト
キシベンゾフェノンは、薬物学的有効成分の製造のため
に使用できる中間体である(例えば欧州特許出願公開第
260 744号、参照)。
キシベンゾフェノンは、薬物学的有効成分の製造のため
に使用できる中間体である(例えば欧州特許出願公開第
260 744号、参照)。
【0003】混酸を用いて、溶媒としての塩化メチレン
中で3−クロロ−4’−メトキシベンゾフェノンをニト
ロ化するか、または15℃で濃度65重量%の硝酸を用
いて、溶媒としての氷酢酸/無水酢酸中でニトロ化を実
施することによって、3−クロロ−3’−ニトロ−4’
−メトキシベンゾフェノンを製造することは、既知であ
る(Arzneimittel-Forschung 28/4, pp. 586-594 (197
8)、参照)。
中で3−クロロ−4’−メトキシベンゾフェノンをニト
ロ化するか、または15℃で濃度65重量%の硝酸を用
いて、溶媒としての氷酢酸/無水酢酸中でニトロ化を実
施することによって、3−クロロ−3’−ニトロ−4’
−メトキシベンゾフェノンを製造することは、既知であ
る(Arzneimittel-Forschung 28/4, pp. 586-594 (197
8)、参照)。
【0004】これらの方法の欠点は、粗3−クロロ−
3’−ニトロ−4’−メトキシベンゾフェノンが、3〜
6重量%のジニトロ誘導体含量で得られることである。
これらのジニトロ誘導体は、薬物学的有効成分を生成す
るための後続の反応過程における分解物であり、したが
って除去されなければならない。しかしながら、もし、
粗生成物中のそれらの含量が、4重量%を超えるなら
ば、慣用の精製法、例えば溶媒からの再結晶化を用い
て、これらの不純物を除去することは、事実上不可能で
ある。粗生成物中のより低いジニトロ誘導体含量でさえ
も、精製手段を必要とするが、それは、物質の高い損失
を伴い、それ故不経済である。
3’−ニトロ−4’−メトキシベンゾフェノンが、3〜
6重量%のジニトロ誘導体含量で得られることである。
これらのジニトロ誘導体は、薬物学的有効成分を生成す
るための後続の反応過程における分解物であり、したが
って除去されなければならない。しかしながら、もし、
粗生成物中のそれらの含量が、4重量%を超えるなら
ば、慣用の精製法、例えば溶媒からの再結晶化を用い
て、これらの不純物を除去することは、事実上不可能で
ある。粗生成物中のより低いジニトロ誘導体含量でさえ
も、精製手段を必要とするが、それは、物質の高い損失
を伴い、それ故不経済である。
【0005】また、薬物学的有効成分の後続する合成過
程において、ジニトロ誘導体またはそれらの続く生成物
を、満足の行く方式で分別することは不可能である。
程において、ジニトロ誘導体またはそれらの続く生成物
を、満足の行く方式で分別することは不可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、ジニトロ誘導体が、従来よりも顕著に少ない量
で生成される方法における、3−クロロ−3’−ニトロ
−4’−メトキシベンゾフェノンの製造方法を見いだす
ことである。
目的は、ジニトロ誘導体が、従来よりも顕著に少ない量
で生成される方法における、3−クロロ−3’−ニトロ
−4’−メトキシベンゾフェノンの製造方法を見いだす
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】3−クロロ−4’−メト
キシベンゾフェノンをニトロ化することによる3−クロ
ロ−3’−ニトロ−4’−メトキシベンゾフェノンの製
造方法が、ここに発見されたが、その方法は、範囲−2
0〜+60℃の温度で、反応媒体としての濃度65〜8
5重量%の硫酸中で、硝酸を用いてニトロ化を実施する
工程を含む。
キシベンゾフェノンをニトロ化することによる3−クロ
ロ−3’−ニトロ−4’−メトキシベンゾフェノンの製
造方法が、ここに発見されたが、その方法は、範囲−2
0〜+60℃の温度で、反応媒体としての濃度65〜8
5重量%の硫酸中で、硝酸を用いてニトロ化を実施する
工程を含む。
【0008】良好な品質の生成物を得るためには、この
硫酸濃度範囲内に維持することが重要である。この方法
で製造される生成物中のジニトロ誘導体含量は、一般
に、0.5重量%未満である。本発明による方法では、
濃度70〜80重量%の硫酸を用いることが好適であ
る。
硫酸濃度範囲内に維持することが重要である。この方法
で製造される生成物中のジニトロ誘導体含量は、一般
に、0.5重量%未満である。本発明による方法では、
濃度70〜80重量%の硫酸を用いることが好適であ
る。
【0009】ニトロ化のための反応媒体として使用され
る硫酸量は、広い範囲内で変えることができる。好まし
くは、反応の開始時には、実質的に均質な反応混合液を
与え、そしてニトロ化反応の終了時には、存在する反応
混合液の撹拌性を提供することである。例えば、用いら
れる3−クロロ−4’−メトキシベンゾフェノン100
g当たり硫酸500〜2500gを使用することが可能
である。この量は、好ましくは、1000〜1800g
である。
る硫酸量は、広い範囲内で変えることができる。好まし
くは、反応の開始時には、実質的に均質な反応混合液を
与え、そしてニトロ化反応の終了時には、存在する反応
混合液の撹拌性を提供することである。例えば、用いら
れる3−クロロ−4’−メトキシベンゾフェノン100
g当たり硫酸500〜2500gを使用することが可能
である。この量は、好ましくは、1000〜1800g
である。
【0010】本発明による方法において反応物として用
いられるべき硝酸の濃度は、例えば、範囲50〜100
重量%であってもよい。濃度50〜70重量%の硝酸、
具体的には、濃硝酸として市販される約63重量%の濃
度の製品が好適である。硝酸は、そのままでも、または
硫酸とのいずれか所望の混合物においても使用できる。
もし、そのような硝酸/硫酸混合物が使用される場合に
は、それらは、例えば、硫酸30〜60重量%(濃度9
6〜100重量%の酸として存在すれば、濃度100重
量%の酸として計算される)および上記濃度の硝酸40
〜70重量%を含むことができる。
いられるべき硝酸の濃度は、例えば、範囲50〜100
重量%であってもよい。濃度50〜70重量%の硝酸、
具体的には、濃硝酸として市販される約63重量%の濃
度の製品が好適である。硝酸は、そのままでも、または
硫酸とのいずれか所望の混合物においても使用できる。
もし、そのような硝酸/硫酸混合物が使用される場合に
は、それらは、例えば、硫酸30〜60重量%(濃度9
6〜100重量%の酸として存在すれば、濃度100重
量%の酸として計算される)および上記濃度の硝酸40
〜70重量%を含むことができる。
【0011】原則として、本発明による方法の硝酸の量
は、広い範囲内で変えることができる。化学量論的に要
求される量の80〜150重量%が好適である。より少
量の硝酸は、不完全な転化になり、それ故、不経済であ
るが、一方、化学量論的に要求される量の150重量%
以上の硝酸量の増加は、反応の選択性を増進せず、それ
故、経済的観点からほとんど意味をなさない。本発明に
よる方法で、特に好適には、化学量論的に要求される量
の90〜120重量%に相当する硝酸量を用いることで
ある。
は、広い範囲内で変えることができる。化学量論的に要
求される量の80〜150重量%が好適である。より少
量の硝酸は、不完全な転化になり、それ故、不経済であ
るが、一方、化学量論的に要求される量の150重量%
以上の硝酸量の増加は、反応の選択性を増進せず、それ
故、経済的観点からほとんど意味をなさない。本発明に
よる方法で、特に好適には、化学量論的に要求される量
の90〜120重量%に相当する硝酸量を用いることで
ある。
【0012】本発明による方法における反応温度は、−
20〜+60℃である。反応温度における低い方の限界
は、ニトロ化反応における減速、およびこのレベルでは
硫酸中の3−クロロ−4’−メトキシベンゾフェノンの
低い溶解度を引き起こす。60℃を超える温度は、しば
しば、選択性の低下になる。範囲0〜+40℃の温度が
好適である。
20〜+60℃である。反応温度における低い方の限界
は、ニトロ化反応における減速、およびこのレベルでは
硫酸中の3−クロロ−4’−メトキシベンゾフェノンの
低い溶解度を引き起こす。60℃を超える温度は、しば
しば、選択性の低下になる。範囲0〜+40℃の温度が
好適である。
【0013】ニトロ化反応の終了時、および場合によ
り、それに続く後撹拌期間の終了後、提供される反応混
合液は、例えば、形成された沈殿を濾別し、フィルター
ケーキを、例えば水によって洗浄し、そして最後に、そ
れを乾燥することによって精製できる。この方法で得ら
れる粗生成物は、ジニトロ誘導体0.5%重量%未満を
含有する。もし望ましければ、粗生成物は、さらに、例
えば、適当な溶媒からの再沈殿によって精製できる。粗
生成物は、一般に、93%またはそれ以上の純度で得ら
れる。純粋な生成物は、理論量の85%またはそれ以上
の収率、そして95重量%を超える純度で単離できる。
再沈殿のための適切な溶媒の例は、イソプロパノール、
ジイソプロピルエーテルおよびトルエンである。
り、それに続く後撹拌期間の終了後、提供される反応混
合液は、例えば、形成された沈殿を濾別し、フィルター
ケーキを、例えば水によって洗浄し、そして最後に、そ
れを乾燥することによって精製できる。この方法で得ら
れる粗生成物は、ジニトロ誘導体0.5%重量%未満を
含有する。もし望ましければ、粗生成物は、さらに、例
えば、適当な溶媒からの再沈殿によって精製できる。粗
生成物は、一般に、93%またはそれ以上の純度で得ら
れる。純粋な生成物は、理論量の85%またはそれ以上
の収率、そして95重量%を超える純度で単離できる。
再沈殿のための適切な溶媒の例は、イソプロパノール、
ジイソプロピルエーテルおよびトルエンである。
【0014】
【実施例】次に示す実施例は、本発明による方法を、そ
こに記載される特定例に限定することを目的とするもの
でなく、より具体的に説明することを意図する。使用さ
れる出発物質は、3−クロロ−4’−メトキシベンゾフ
ェノンであり、それは、塩化m−クロロベンゾイルおよ
びアニソールからフリーデル−クラフト反応による既知
の方法で製造された。
こに記載される特定例に限定することを目的とするもの
でなく、より具体的に説明することを意図する。使用さ
れる出発物質は、3−クロロ−4’−メトキシベンゾフ
ェノンであり、それは、塩化m−クロロベンゾイルおよ
びアニソールからフリーデル−クラフト反応による既知
の方法で製造された。
【0015】例1 濃度80重量%の硫酸175mlを、先ず撹拌装置に導
入し、そして3−クロロ−4’−メトキシベンゾフェノ
ン22.2gを、室温でそこに溶解した。得られる溶液
は、澄明で黄色であった。次いで、その混合液を+10
℃に冷却し、濃度65重量%の硝酸10.5gを、1時
間かけて定量添加した。定量添加する間、粗ニトロ化合
物が、反応溶液から沈殿した。定量添加終了後、撹拌を
+10℃で1時間継続し、次いで、黄色固形物を、ガラ
ス吸引フィルターで濾別した。結晶を水で洗浄し、そし
て乾燥して、純度96重量%をもつ粗生成物24.6g
を得た。粗生成物は、出発材料を1.5重量%含有し、
そして0.5重量%未満のジニトロ誘導体含量を有し
た。イソプロパノール250mlからこの粗生成物を再
沈殿させて、純度99重量%を超える生成物23gを得
た。これは、理論量の88%の収量に対応する。精製物
の融点は113℃であった。
入し、そして3−クロロ−4’−メトキシベンゾフェノ
ン22.2gを、室温でそこに溶解した。得られる溶液
は、澄明で黄色であった。次いで、その混合液を+10
℃に冷却し、濃度65重量%の硝酸10.5gを、1時
間かけて定量添加した。定量添加する間、粗ニトロ化合
物が、反応溶液から沈殿した。定量添加終了後、撹拌を
+10℃で1時間継続し、次いで、黄色固形物を、ガラ
ス吸引フィルターで濾別した。結晶を水で洗浄し、そし
て乾燥して、純度96重量%をもつ粗生成物24.6g
を得た。粗生成物は、出発材料を1.5重量%含有し、
そして0.5重量%未満のジニトロ誘導体含量を有し
た。イソプロパノール250mlからこの粗生成物を再
沈殿させて、純度99重量%を超える生成物23gを得
た。これは、理論量の88%の収量に対応する。精製物
の融点は113℃であった。
【0016】例2 実施例1の操作を繰り返したが、ニトロ化を、濃度75
重量%の硫酸175mlにおいて+20℃で実施し、濃
度65重量%の硝酸11.5gを用いた。続いて濾過に
よる単離、洗浄および乾燥を行い、純度94重量%の粗
生成物を得たが、それは、未反応の出発材料3.5重量
%およびジニトロ誘導体0.4重量%未満を含有した。
この粗生成物を、実施例1に記載したような同様の方法
で精製して、99重量%を超える純度の生成物を得た。
重量%の硫酸175mlにおいて+20℃で実施し、濃
度65重量%の硝酸11.5gを用いた。続いて濾過に
よる単離、洗浄および乾燥を行い、純度94重量%の粗
生成物を得たが、それは、未反応の出発材料3.5重量
%およびジニトロ誘導体0.4重量%未満を含有した。
この粗生成物を、実施例1に記載したような同様の方法
で精製して、99重量%を超える純度の生成物を得た。
【0017】例3(比較) 濃度65重量%の硝酸22mlを、3−クロロ−4’−
メトキシベンゾフェノン43.3g、ジクロロメタン7
00mlおよび濃硫酸44mlの混合液中に、+10〜
+15℃で、15分以上かけて注入した。添加終了後、
続いて、その混合液を10℃で1時間撹拌した。粗ニト
ロ化溶液への水の添加に続いて、その有機相を分別し、
重炭酸ナトリウムで乾燥し、ロータリーエバポレーター
で濃縮して、粗生成物50gが残ったが、それは、3−
クロロ−3’−ニトロ−4’−メトキシベンゾフェノン
93.9重量%、ジニトロ誘導体3.0重量%、未反応
の出発物0.3重量%を含有し、その残りは未知の物質
によって100%まで構成された。粗生成物の収量は、
理論量の92%であった。
メトキシベンゾフェノン43.3g、ジクロロメタン7
00mlおよび濃硫酸44mlの混合液中に、+10〜
+15℃で、15分以上かけて注入した。添加終了後、
続いて、その混合液を10℃で1時間撹拌した。粗ニト
ロ化溶液への水の添加に続いて、その有機相を分別し、
重炭酸ナトリウムで乾燥し、ロータリーエバポレーター
で濃縮して、粗生成物50gが残ったが、それは、3−
クロロ−3’−ニトロ−4’−メトキシベンゾフェノン
93.9重量%、ジニトロ誘導体3.0重量%、未反応
の出発物0.3重量%を含有し、その残りは未知の物質
によって100%まで構成された。粗生成物の収量は、
理論量の92%であった。
【0018】本発明の特徴および態様は以下のとおりで
ある。
ある。
【0019】1. 3−クロロ−4’−メトキシベンゾ
フェノンをニトロ化することによる3−クロロ−3’−
ニトロ−4’−メトキシベンゾフェノンの製造方法であ
って、範囲−20〜+60℃の温度で、反応媒体として
の濃度65〜85重量%の硫酸中で、硝酸を用いてニト
ロ化を実施することを特徴とする方法。
フェノンをニトロ化することによる3−クロロ−3’−
ニトロ−4’−メトキシベンゾフェノンの製造方法であ
って、範囲−20〜+60℃の温度で、反応媒体として
の濃度65〜85重量%の硫酸中で、硝酸を用いてニト
ロ化を実施することを特徴とする方法。
【0020】2. 濃度70〜80重量%の硫酸が使用
される、第1項記載の方法。
される、第1項記載の方法。
【0021】3. 3−クロロ−4’−メトキシベンゾ
フェノン100g当たり硫酸500〜2500gが使用
される、第1項記載の方法。
フェノン100g当たり硫酸500〜2500gが使用
される、第1項記載の方法。
【0022】4. 範囲50〜100重量%の濃度をも
つ硝酸が、化学量論的に要求される量の80〜150重
量%に対応する量で使用される、第1項記載の方法。
つ硝酸が、化学量論的に要求される量の80〜150重
量%に対応する量で使用される、第1項記載の方法。
【0023】5. ニトロ化が、0〜+40℃で実施さ
れる、第1項記載の方法。
れる、第1項記載の方法。
【0024】6. ニトロ化反応の終了時、および必要
ならば、後撹拌期間の終了後、提供される反応混合液
が、形成された沈殿を濾別し、フィルターケーキを洗浄
し、そしてそれを乾燥することによって精製される、第
1項記載の方法。
ならば、後撹拌期間の終了後、提供される反応混合液
が、形成された沈殿を濾別し、フィルターケーキを洗浄
し、そしてそれを乾燥することによって精製される、第
1項記載の方法。
【0025】7. 第6項にしたがって得られた粗生成
物が、さらに、適当な溶媒からの再沈殿によって精製さ
れる、第6項記載の方法。
物が、さらに、適当な溶媒からの再沈殿によって精製さ
れる、第6項記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ボルフラム・キセナー ドイツ53819ノインキルヘン−ゼールシヤ イト・ニーチエシユトラーセ4
Claims (1)
- 【請求項1】 3−クロロ−4’−メトキシベンゾフェ
ノンをニトロ化することによる3−クロロ−3’−ニト
ロ−4’−メトキシベンゾフェノンの製造方法であっ
て、範囲−20〜+60℃の温度で、反応媒体としての
濃度65〜85重量%の硫酸中で、硝酸を用いてニトロ
化を実施することを特徴とする方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19535500.8 | 1995-09-25 | ||
DE19535500A DE19535500A1 (de) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | Verfahren zur Herstellung von 3-Chlor-3'-nitro-4'-methoxybenzophenon |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09216854A true JPH09216854A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=7773042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8267692A Pending JPH09216854A (ja) | 1995-09-25 | 1996-09-19 | 3−クロロ−3’−ニトロ−4’−メトキシベンゾフエノンの製造方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5741936A (ja) |
EP (1) | EP0769488B1 (ja) |
JP (1) | JPH09216854A (ja) |
DE (2) | DE19535500A1 (ja) |
ES (1) | ES2135827T3 (ja) |
HU (1) | HUP9602619A3 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US9023954B1 (en) * | 2012-12-26 | 2015-05-05 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Side-chain and end-group modified poly-p-phenylene oligomers |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH640216A5 (de) * | 1979-06-21 | 1983-12-30 | Ciba Geigy Ag | Verfahren zur herstellung von 4-acylamido-2-nitro-1-alkoxybenzol-verbindungen. |
US4339618A (en) * | 1979-06-21 | 1982-07-13 | Ciba-Geigy Ag | Process for the production of substituted nitroaryl compounds |
US4361704A (en) * | 1981-03-11 | 1982-11-30 | Gulf Research & Development Company | Process for preparing m,m'-dinitrobenzophenone |
US4560800A (en) * | 1984-09-17 | 1985-12-24 | Gulf Research & Development Co. | Isolation of m,m'-dinitrobenzophenone |
RO91633B1 (ro) * | 1985-02-18 | 1987-05-31 | Institutul De Cercetari Chimico-Farmaceutice | Procedeu de preparare a acidului 4-clor-3-nitrobenzofenon-2'-carboxilic |
NZ221729A (en) * | 1986-09-15 | 1989-07-27 | Janssen Pharmaceutica Nv | Imidazolyl methyl-substituted benzimidazole derivatives and pharmaceutical compositions |
-
1995
- 1995-09-25 DE DE19535500A patent/DE19535500A1/de not_active Withdrawn
-
1996
- 1996-09-12 EP EP96114580A patent/EP0769488B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1996-09-12 ES ES96114580T patent/ES2135827T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1996-09-12 DE DE59602431T patent/DE59602431D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1996-09-18 US US08/710,474 patent/US5741936A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-09-19 JP JP8267692A patent/JPH09216854A/ja active Pending
- 1996-09-24 HU HU9602619A patent/HUP9602619A3/hu unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE59602431D1 (de) | 1999-08-19 |
HU9602619D0 (en) | 1996-11-28 |
EP0769488B1 (de) | 1999-07-14 |
ES2135827T3 (es) | 1999-11-01 |
DE19535500A1 (de) | 1997-03-27 |
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HUP9602619A2 (en) | 1997-03-28 |
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