JPS606713Y2 - 金属管の継手装置 - Google Patents

金属管の継手装置

Info

Publication number
JPS606713Y2
JPS606713Y2 JP10551481U JP10551481U JPS606713Y2 JP S606713 Y2 JPS606713 Y2 JP S606713Y2 JP 10551481 U JP10551481 U JP 10551481U JP 10551481 U JP10551481 U JP 10551481U JP S606713 Y2 JPS606713 Y2 JP S606713Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
socket
ring
annular
fitted
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10551481U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5811187U (ja
Inventor
俊一 坂本
Original Assignee
坂本精器株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 坂本精器株式会社 filed Critical 坂本精器株式会社
Priority to JP10551481U priority Critical patent/JPS606713Y2/ja
Publication of JPS5811187U publication Critical patent/JPS5811187U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS606713Y2 publication Critical patent/JPS606713Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joints Allowing Movement (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、比較的細径の金属管を、ソケット等の部品に
気密を保持した状態で回転自在に接合するための継手装
置に関するものである。
従来この種の継手装置は第1図に示すように、金属管1
に、ソケット2内に挿入される接手体12を螺着して固
着し、この接手体12の外周に2本の環状113.14
を設け、その一方の環状溝13にソケットの内面に密接
するOリング3を嵌める一方、他方の環状溝14にソケ
ット2に半径方向にねじ込んだ止ねじ10の先端を係合
することにより、金属管1をソケット2に回転自在に接
合するようにしていたが、この接手体の加工及び金属管
への嵌着に多大の手数を要して著しくコスト高になるば
かりか、金属管に螺子用を切ることでその強度が弱くな
るので、肉厚の薄い金属管の場合には適用できなかった
また、この実開昭52−6sici公報のものは、金属
管1″に、これをソケット2′から引き抜く方向に力が
作用すると、0リング3′のソケット2′内面への密着
性が弱くなって、Oリング3′によるシール性が低下す
るのであった。
そこで、本考案者は先に、第2図に示すように金属管1
″の先端部に適宜長さの案内部17を残して2つの環状
膨出層16,17を一体的に造形し、前記案内部17に
ソケット2′の内面に密接する0リング3′を嵌める一
方、ソケット2′に半径方向にねじ込んだ止ねじ10′
を両環状膨出瘤16.15の間に挿入係合するようにし
た継手装置を実開昭52−681吋公報において提案し
たが、このものは、Oリングを先端の案内部に嵌めるの
で、接続作業中においてOリングから案内部から外れ易
くて、Oリングをしばしば紛失するばかりか、ソケット
2′においてOリング3′が接当する大径孔内面及び当
該大径孔奥面並びに案内部17が嵌まる小径孔内面を平
滑に仕上げなければならないので、これにコストが嵩む
のであり、しかも、このものは先端の案内部をソケット
の孔に嵌めるので、前記第1図におけるソケットのよう
に大きい内径を有するソケットへの金属管の接合には適
用することができないのであった。
本考案は、後者の継手装置における金属管の先端の案内
部を廃止し、両環状膨出瘤の間にOリングとソケット側
のねじを嵌めるようにすることにより、前記の欠点を改
善したものである。
以下実施例の図面について説明すると、外径dの金属管
1の先端部を、ソケット2の内面2“に密接するOリン
グ3の内径D1と略しい外径d1まで段付き状の拡大管
4に形成し・、該拡大管4には、その先端に外削。
が前記Oリング3の外径D2より稍小径の第1環状膨出
瘤5を造形すると共に、該第1環状膨出瘤5から適宜間
隔1を隔てた位置に同形の第2環状膨出瘤6を造形し、
両環状膨出瘤5,6の間には第3図に示すようにリング
体7を摺動自在に被嵌して、第1環状膨出瘤5とリング
体7との間に前記Oリング3が嵌まる環状溝9を形成す
る一方、第2環状膨出瘤6とリング体7との間に、前記
ソケット2に半径方向に螺合した止ねじ10の先端が嵌
まる環状溝11を形成して成るものである。
このように構成すれば、Oリング3は第1環状膨出瘤5
とリング体7との間に形成される環状溝9に嵌まってい
るので、一旦嵌めたOリング3は外れることがなく、O
リングを紛失することなくソケットに挿入したり、ソケ
ットから抜くことができる一方、ソケット2は前記Oリ
ング3が密接する内面3のみを平滑に仕上げれば良く、
その奥の小径孔の内面までも平滑に仕上加工する必要が
ないから、その加工に要する手数を低く低減できるので
ある。
そして、金属管1はソケット2への挿入状態において、
第1及び第2環状膨出瘤5,6の外周がソケット2の内
面2″に接当する一方、両環状膨出瘤5,6の間隔lは
、その間にOリング用環状溝9、リング体7及び止めね
じ用環状溝11を設けたことにより広くなるから、金属
管1のソケット2に対する軸線の傾きは、前記の間隔1
の広い第1及び第2環状膨出瘤5,6によって確実に保
持されてガタ付きが防止されるのであり、しかも、ソケ
ット2に螺合した止めねじ10の先端を、第2環状膨出
瘤6とリング体7との間に形成した環状溝11に挿入し
たことにより、止めねじ10がOリングに接触すること
がないから、Oリングを止めねじによって損傷すること
がないのである。
また、前記リング体7を摺動自在に被嵌したことにより
、金属管1にこれをソケット2から引き抜く方向に力が
作用した場合、この引抜き方向の力は、止めねじ10か
ら前記リング体7を介してOリング3に、これを軸方向
に締め付けるように作用して、当該Oリング3の外周面
及び内周面が、ソケット2の内周面2″及び拡大管4の
外周面へ各々より密接するように押し付けられることに
なるから、Oリング3によるシール性は低下することが
ないのである。
以上の通り本考案は、金属管のソケット内への挿入部を
拡大管に形成し、該拡大管には、その先端に第1環状膨
出瘤を造形すると共に、該第1環状膨出瘤から適宜距離
を隔てた位置に同形の第2環状膨出瘤を造形し、該両環
状膨出瘤の間における拡大管にはリング体を摺動自在に
被嵌し、該リング体と前記第1環状膨出瘤との間の環状
溝に、前記ソケットの内面に密接するOリングを嵌める
一方、前記リング体と前記第2環状膨出瘤との間の環状
溝に、前記ソケットにその外面から内面に突出するよう
に螺合した止めねじの先端を嵌めて成るもので、Oリン
グを紛失することなくソケットへの接合及び分解ができ
ると共に、製造コストを低減でき、且つ、接合状態が強
固で気密性を向上できるのであり、しかも、金属管のソ
ケットに挿入される部分を拡大管に形成したことにより
、ソケットが金属管より可成り大径のものでも、これに
金属管を接合することができるのである。
その上、ソケットに接合した金属管に、これをソケット
から引き抜くように力が作用しても、前記Oリングによ
るシール性が低下することがないと言った効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来例を示す断面図、第3図は本考
案実施例装置の分解図、第4図は本考案実施例装置の組
立図である。 1・・・・・・金属管、2・・・・・・ソケット、4・
・・・・・拡大管部、5・・・・・・第1環状膨出瘤、
6・・・・・・第2環状膨出瘤、7・・・・・・リング
体、8・・・・・・第3環状膨出瘤、3・・・・・・O
リング、9・・・・・・環状溝、10・・・・・・止め
ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属管のソケット内への挿入部を拡大管に形威し、該拡
    大管には、その先端に第1環状膨出瘤を造形すると共に
    、該第1環状膨出瘤から適宜距離を隔てた位置に同形の
    第2環状膨出瘤を造形し、前記拡大管には前記両環状膨
    出瘤の間における部分にリング体を摺動自在に被嵌し、
    該リング体と前記第1環状膨出瘤との間の環状溝に、前
    記ソケットの内面に密接するOリングを嵌める一方、前
    記リング体と前記第2環状膨出瘤との間の環状溝に、前
    記ソケットにその外面から内面に突出するように螺合し
    た止めねじの先端を嵌めて戒る金属管の継手装置。
JP10551481U 1981-07-15 1981-07-15 金属管の継手装置 Expired JPS606713Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10551481U JPS606713Y2 (ja) 1981-07-15 1981-07-15 金属管の継手装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10551481U JPS606713Y2 (ja) 1981-07-15 1981-07-15 金属管の継手装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5811187U JPS5811187U (ja) 1983-01-24
JPS606713Y2 true JPS606713Y2 (ja) 1985-03-04

Family

ID=29900048

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10551481U Expired JPS606713Y2 (ja) 1981-07-15 1981-07-15 金属管の継手装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS606713Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003172491A (ja) * 2001-12-07 2003-06-20 Rinnai Corp 二重ビード付の配管

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH058920Y2 (ja) * 1988-06-13 1993-03-05

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003172491A (ja) * 2001-12-07 2003-06-20 Rinnai Corp 二重ビード付の配管

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5811187U (ja) 1983-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6324198B2 (ja)
JPS606713Y2 (ja) 金属管の継手装置
JPS5848456Y2 (ja) フレヤ継手
JP3042971B2 (ja) Oリング
JPH0942549A (ja) 管継手用シール材
JPH09229259A (ja) ホース用継手
JP2557149Y2 (ja) 配管用ゴムリング及び配管の接続部分の構造
JPH05118483A (ja) ホース継手
JP3024761B1 (ja) 管体の継手構造
JPH05245940A (ja) 自在継手の製造方法
JP3366667B2 (ja) 自在継手
JPS6124787Y2 (ja)
JP2782252B2 (ja) 管継手
JPH01116396A (ja) フランジ付きチューブ継手の製造法
JPH0244151Y2 (ja)
JPH0175694U (ja)
JP2858393B2 (ja) 分岐管継手
JP2003278974A (ja) ホース継手金具
JPS5822582U (ja) 金属管用管継手
JP2570516Y2 (ja) プラスチック管の継手装置
JPH05215284A (ja) 離脱防止継手
JPS63121886U (ja)
JP3114318B2 (ja) 配管接続構造
JP2000161553A (ja) 管継手
JPH0183991U (ja)