JP3024761B1 - 管体の継手構造 - Google Patents

管体の継手構造

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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L15/00Screw-threaded joints; Forms of screw-threads for such joints
    • F16L15/006Screw-threaded joints; Forms of screw-threads for such joints with straight threads

Abstract

【要約】 【課題】 簡易な構成で継手本体を管体に確実に固定で
きる管体の継手構造を提供することを課題とする。 【解決手段】 一方の管体1の外周面に環状凸部5cが
設けられ、他方の管体2を前記一方の管体1に連結すべ
く、継手本体6が一方の管体1の外周側に装着されてな
る管体の継手構造であって、前記継手本体6には、前記
環状凸部5cを管軸方向に挟持するよう押圧変形された
固定部7が設けられ、該固定部7の押圧変形により継手
本体6が環状凸部5cに一体的に固定されてなることを
解決手段とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管体の継手構造の
改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の管体の継手構造としては、特開
平10−2471号公報所載のものが存在する。
【0003】該公報所載の管体の継手構造は、図12に
示す如く、一対の管体51,52を連結すべく各管体5
1,52の端部に着脱自在に外嵌着される環状の継手本
体53,54と、該継手本体53,54を相互に接合す
ることによって両管体51,52を連結するための例え
ばボルト等の接合手段55とを備えてなるものである。
【0004】そして、各管体51,52の外周溝56,
56には、一部が外周面から突出するように環状のリン
グ体57,57が装着されている。また、該リング体5
7の後方側に外装され且つ、前方側外周面に雄ネジ部が
形成された止めナット58を、リング体57の前方側
(管体51,52の端部側)に装着された継手本体5
3,54の雌ネジ部に後方側から螺入し、止めナット5
8,58と継手本体53,54とでリング体57,57
を管軸方向に挟み込むことで、各継手本体53,54を
リング体57,57を介して各々の管体51,52に装
着している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記構成か
らなる継手構造では、継手本体53,54を管体51,
52に装着するために別途止めナット58が必要で構成
が複雑化するうえに、継手本体53,54の管体51,
52へ装着において、止めナット58と継手本体53,
54との螺合作業も必要となる。
【0006】そこで本発明は、上記の如き先行技術を更
に改良すべく開発されたもので、その課題とするところ
は、簡易な構成で継手本体を管体に確実に固定できる管
体の継手構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明が上記課題を解決
するために講じた技術的手段は、一方の管体1の外周面
に環状凸部5cが設けられ、他方の管体2を前記一方の
管体1に連結すべく、継手本体6が一方の管体1の外周
側に装着されてなる管体の継手構造であって、前記継手
本体6には、前記環状凸部5cを管軸方向に挟持するよ
管軸方向に押圧変形された固定部7が設けられ、該固
定部7の押圧変形により継手本体6が環状凸部5cに一
体的に固定されてなり、しかも、前記一方の管体1に外
周溝3が形成され、該外周溝3にリング体5が装着され
てなり、該リング体5の一部が一方の管体1の外周面か
ら突出することで前記環状凸部5cが形成されてなり、
且つ、一方の管体1の内周面には、前記外周溝3に応じ
て内周凸部4が形成されてなり、該内周凸部4には、外
周側に向かって押圧変形した変形部9が形成されてな
ことにある。
【0008】該管体の継手構造においては、固定部7を
管軸方向に押圧変形させることによって、固定部7が環
状凸部5cを管軸方向に挟持することとなり、該固定部
7が環状凸部5cを挟持することによって、継手本体6
が環状凸部5cに一体的に固定される。従って、固定部
7を管軸方向に押圧変形させるのみで継手本体6を環状
凸部5cを介して確実に一方の管体1に固定することが
できる。
【0009】特に、一方の管体1の外周面の外周溝3
に、一部が外周面から突出するようにリング体5が装着
され、該リング体5によって前記環状凸部5cが形成さ
れてなる場合において、外周溝3に応じて形成された内
周凸部4を内周側から外周側に向かって、即ち、リング
体5に向かって押圧変形させることにより、押圧変形に
よって形成された変形部9と前記固定部7とによって、
リング体5を内外から径方向に挟持できる。従って、リ
ング体5と一方の管体1との装着状態が変形部9によっ
て強化され、特に、一方の管体1に対するリング体5の
周方向の回転が確実に防止できる。そして、該リング体
5の回転が防止される結果、リング体5に一体的に固定
された継手本体6の回転も確実に防止できるので、安定
した状態で他方の管体2を連結できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、図1乃至図6を参酌しつつ、ステンレス製の薄肉の
管継手1に、ステンレス製の薄肉の管2を連結してなる
継手構造について説明する。図面を参酌しつつ説明す
る。
【0011】前記管継手1と管2は、略均一肉厚のもの
で、径方向に拡径又は縮径することが可能なため、各々
端部外周面に縮径凹溝3(外周溝)が周方向に全周に亘
って形成されてなり、縮径凹溝3の形成に伴って、縮径
凹溝3に応じた内周面の位置には、内周凸部4が全周に
亘って形成されてなる。そして、各々の縮径凹溝3に
は、拡縮自在な環状のリング体5が装着されてなる。
【0012】該リング体5は、図6に示す如く、複数、
例えば三分割した円弧状の芯線5aと該芯線5aに外嵌
されるコイルバネ5bとから構成されてなる。また、該
リング体5が管継手1及び管2の縮径凹溝3に装着され
た状態では、図2及び図3の如く、外周面から略半分が
突出し、該外周面から突出したリング体5の突出部5c
(環状凸部)を用いて管2を管継手1に連結してなる。
以下、具体的に説明する。
【0013】管継手1の縮径凹溝3に装着されたリング
体5の外周側には、前記管2を管継手1に連結するため
の継手本体6が装着されてなる。該継手本体6は、全体
として筒状に形成され、一端部(前方側端部)の外周面
に雄ネジ部6aが形成されてなり、他端部(後方側端
部)には、全周に亘って環状鍔部6bが内周側に向かっ
て延設され、且つ他端部の外周面にはスパナ等の締め付
け工具を係合させるための引っかけ部21が複数箇所
(例えば4箇所)設けられてなる。そして、環状鍔部6
bの内周側端部には、図3の如く、前記リング体5を管
軸方向に跨ぐ固定部7が形成されてなる。該固定部7
は、カシメによって管軸方向に押圧変形されてリング体
5を管軸方向に跨いで挟持するように形成されてなるも
ので、該固定部5の押圧変形により、継手本体6がリン
グ体5に一体的に固定されてなる。
【0014】具体的には、固定部7には、押圧変形前に
おいて、図3の二点破線の如く、カシメ片8が前方側に
向かって延設されてなり、該カシメ片8が前方側から後
方側に向けて押圧変形されることにより、固定部7がリ
ング体5を管軸方向に挟持するよう構成されてなる。
【0015】このように固定部7によって継手本体6が
リング体5に一体的に固定されてなる一方、前記縮径凹
溝3に応じた内周凸部4には、外周側に向かって押圧変
形した変形部9が設けられてなる。該変形部9は、複
数、例えば、90度間隔で4箇所設けられてなり、前記
カシメ片8のカシメの後、管継手1の開口(前方側)か
らテーパ状の押圧工具を挿入することにより、内周凸部
4の一部を外周側に向かって押圧変形させて形成したも
のである。
【0016】一方、リング体5の前方側には、継手本体
6の内周面と管継手1の外周面との間の環状の隙間にゴ
ム製の環状のシール部材10が挿着されてなり、該シー
ル部材10は、管継手1の開口端面1aにも当接してな
る。該シール部材10は、挿着前の状態において、図5
(イ)の如く、その内周面10aに管継手1の外周面と
の密着性、シール性を確保すべく、断面視略三角形状の
環状のリップ片11と、挿着時にリップ片11の先端が
入り込むための断面視略三角形状の環状の窪み部12と
が、前後一対設けられてなる。
【0017】また、管継手1に連結される管2には、前
記リング体5の後方側(連結される端部と反対側)に環
状の押圧リング13が外装され、該押圧リング13の前
方側(管2の開口側)は、管2の外周面と前記継手本体
6の内周面との間に位置してなる。更に、押圧リング1
3の前方側には、管継手1側と同様に、ゴム製のシール
部材14が、管2の外周面と継手本体6の内周面との間
の環状の隙間に挿着されてなる。そして、該シール部材
14も管継手1側と同様に管2の開口端面2aに当接し
てなり、且つ両シール部材10,14は、端面10b,
14b同士が互いに当接してなる。尚、管2側のシール
部材14は、挿着前において、図5(ロ)の如く、前述
と同様のリップ片15と窪み部16とが内周面14aに
形成されると共に、端面14bにもリップ片17と窪み
片18とが形成されてなる。
【0018】更に、前記押圧リング13の後方側には、
押圧リング13を管継手1側(前方側)に押圧すること
によって、管継手1に管2を連結するための締付リング
19が外装されてなる。該締付リング19は、外周面に
前記継手本体6と同様の引っかけ部21が複数形成され
た筒状に形成されてなり、その前方側内周面には雌ネジ
部19aが形成され、前記継手本体6の雄ネジ部6aに
螺合してなる。そして、締付リング19を継手本体6に
螺着させて締め付けることにより、締付リング19の後
端側内鍔部19bが前記押圧リング13を前方側に押圧
し、該押圧リング13がリング体5を押圧して管2を管
継手1側に押圧することで、管2が管継手1に連結され
てなる。
【0019】また、連結状態、即ち、継手本体6に締付
リング19が螺着した状態において、締付リング19の
前方側端部19cは、継手本体6の雄ネジ部終端位置2
0の後方側を覆っている。尚、図1及び図2は、継手本
体6と締付リング19の各々の引っかけ部21が同位相
になっている状態を示している。
【0020】次に、管継手1に管2を連結する場合につ
いて説明する。まず、管継手1に継手本体6を外装した
後に、縮径凹溝3にリング体5を装着するのであるが、
リング体5が拡縮自在であるため、簡単に装着できる。
リング体5の装着後、図3の二点破線の如きカシメ片8
をカシメにより管軸方向の後方側(リング体5の突出部
5c側)に押圧変形させる。これにより、カシメ片8が
押圧変形してリング体5の前方側を全周に亘って押さえ
る。従って、カシメ片8の押圧変形によって、固定部7
がリング体5を管軸方向に挟持することとなる結果、別
部材を用いることなくカシメという簡易な作業によって
容易に、継手本体6をリング体5に一体的に固定するこ
とができる。
【0021】次に、継手本体6の管軸方向の位置を固定
した状態において、管継手1の開口側から押圧工具を挿
入することにより、内周凸部4の一部(4箇所)を外周
側に向かって押圧変形させて変形部9を形成し、この変
形部9の形成時の押圧力によってリング体5を径方向に
押圧する。従って、変形部9と固定部7とによってリン
グ体5が径方向に挟持される結果、リング体5の周方向
への回転が防止され、継手本体6の回転が防止できる。
【0022】このようにして継手本体6を管継手1に完
全に固定した後、シール部材10を環状の隙間に挿入し
て管継手1側の作業が完了する。かかる一連の作業を現
場ではなく別の場所(工場等)で行うことで、現場では
以下の管2の連結作業のみとなる。
【0023】現場では、まず締付リング19と押圧リン
グ13とを、連結する管2に順に外装した後、管継手1
の場合と同様にリング体5を縮径凹溝3に装着する。そ
して、管継手1と同様にシール部材14を挿着した後、
両者(管継手1と管2)の開口同士を向かい合わせ、継
手本体6の前方側を、管2側のシール部材14の外周面
と締付リング19の内周面との間に挿入させるようにし
て、締付リング19を継手本体6に螺合させていく。
【0024】締付リング19を継手本体6に螺合させる
ことによって、締付リング19が押圧リング13を管継
手1側に押圧し、押圧リング13がリング体5とシール
部材14とを押圧する。この際、締付リング19の回転
によって継手本体6が管継手1に対して相対的に回転し
ようとするが、変形部9によってこの回転が防止されて
いるので、締め付け作業が楽に行える。更に、締付リン
グ19の螺着時において、締付リング19側を一方の工
具(スパナ等)で回転させつつ、他方の工具を用いて継
手本体6側を固定して回転をより一層確実に防止するこ
とができるので、管継手1への管2の連結作業により一
層の確実性を得ることができる。従って、万一の場合、
即ち、変形部9による継手本体6の回転防止効果が薄く
なった場合でも、確実に管2を連結できる。
【0025】また、締付リング19の螺動によって管2
が管継手1側に相対的に移動し、両シール部材10,1
4の端面10a,14a同士が当接した後、管2側のシ
ール部材14の端面14bのリップ片17が窪み部18
にはまり込む。また、両シール部材10,14が管軸方
向に押圧されて径方向に所定の変形(リップ片11,1
5,17の変形も含む)を行うことで、連結箇所のシー
ル性が確保される。そして、図2の如く、螺着が完了し
て連結作業が終了する。
【0026】この連結された状態では、シール部材1
0,14が管継手1と管2の開口端面1a,2aに当接
する構成なるため、開口端面1a,2aにおけるシール
性が確保でき、更に、管2側のシール部材14の端面1
4bにはリップ片17と窪み部18とが設けられ、連結
状態においてリップ片17が窪み部18にはまり込んだ
状態にあるため、平坦な場合に比してより一層確実なシ
ール性が確保できる。
【0027】また、締付リング19によって継手本体6
の雄ネジ部終端位置20の後方側が覆われることとなる
ので、連結部分に曲げの力が作用しても、締付リング1
9による継手本体6の補強効果によって、十分な強度と
耐久性を得ることができ、且つ、継手本体6自体の外径
を小径化することができる結果、継手構造全体を小径化
できる利点がある。そのうえ、別部材を用いて継手本体
6をリング体5に固定化する構成ではなく、固定部7の
押圧変形によって固定する構成なるため、管軸方向のサ
イズも短縮化でききる。
【0028】尚、前記継手本体6や締付リング19や押
圧リング13、リング体5は、図7のような比較的肉厚
の管2や管継手1(鋼管や樹脂管等)にもそのまま使用
できる。該形態では、比較的肉厚なるため上述のように
径方向に拡径、縮径する加工方法を採りにくいので、切
削等によって外周面に外周溝3を形成している。この場
合、前記内周凸部4を設けることができないため、万一
変形部8のみでリング体5の回転を防止し得ない時に
は、継手本体6の引っかけ部21を利用して締結でき
る。また、図8のように、継手本体6に引っかけ部21
を設けず、継手本体6の外周面全体を締付リング19が
覆うよう構成してもよく、特に、薄肉の場合には、内周
凸4部が形成できるため、継手構造全体の管軸方向のサ
イズを短くできて効果が大きい。尚、この形態の継手構
造の連結中の状態を図9に示す。
【0029】更に、薄肉に形成された管2や管継手1で
は、リング体5の代わりに、環状凸部として外周面に拡
径凸部を周方向に形成し、該拡径凸部に継手本体6を固
定することも可能である。
【0030】また、内周面がライニング処理されたライ
ニング鋼管や、図10の如く内周面と外周面の両方がラ
イニング処理されているものの連結にも無論応用でき
る。また、切削等によって外周面に外周溝3を形成する
加工時に、外周面のライニング層30の一部が削り取ら
れるので、継手本体6の後方内周面と管継手1の外周面
との間、締付リング19の先端と継手本体6との間に各
々Oリング22を介在させることが好ましく、同様に、
締付リング19の後方側に、引っかけ部21を有するO
リング押輪23を螺着させ、両者19,23の間にもO
リング22を介在させることが好ましい。これらのOリ
ング22によって、この継手構造を地中に埋設した際等
においても、外部からの水分の侵入をOリング22で遮
断でき、ライニング層30が削り取られた部分の腐食を
確実に防止できる利点がある。更に、このようにライニ
ング処理されたものの連結には、一般には、管2や管継
手1の開口端面2a,1aに合成樹脂からなる断面視略
L字状の防食コアを被せて装着することが多いが、図1
0及び図11の如く、両シール部材10,14を内周面
側まで延設することにより、防食コアが不要になる利点
がある。
【0031】尚、上記実施形態では、管継手1と管2と
の連結について説明してなるが、管継手1の形状も限定
されず、上記エルボ型以外にもT型等であってもよい。
また、直管と直管との連結等にも採用できる。その他、
変形部8を部分的に設けたり、形状や位置も、例えば、
反対側からカシメする等のように限定されない。カシメ
以外の押圧変形手段を用いてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明の管体の継手構造に
あっては、固定部を管軸方向に押圧変形させるという簡
易な作業によって継手本体をリング体を介して管体に容
易且つ確実に固定装着することができ、低コストであ
る。
【0033】また、内周凸部を押圧変形させることによ
り、リング体の管体に対する周方向の回転も確実に防止
できるので、回転防止のための固定部材を別途設ける必
要もなくなり、且つ、継手本体によって一方の管体に他
方の管体を連結する場合も、継手本体が不用意に回転す
ることなく容易に連結することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の管体の継手構造を示す断
面図。
【図2】同要部断面図。
【図3】同要部断面図。
【図4】図3のP−P断面図
【図5】同構造に使用されているシール部材の要部を示
し、(イ)は管継手側のシール部材を示す要部断面図、
(ロ)は管側のシール部材を示す要部断面図。
【図6】同構造に使用されているリング体を示し、
(イ)は全体を示す正面図、(ロ)は要部片断面図。
【図7】他実施形態の管体の継手構造の要部断面図。
【図8】他実施形態の管体の継手構造の要部断面図。
【図9】同構造における管の連結中の状態を示す断面
図。
【図10】他実施形態の管体の継手構造の要部断面図。
【図11】同構造に使用されているシール部材の要部を
示し、(イ)は管継手側のシール部材を示す要部断面
図、(ロ)は管側のシール部材を示す要部断面図。
【図12】従来の管体の継手構造を示す断面図。
【符号の説明】
1…管継手(管体)、2…管(管体)、3…縮径凹溝
(外周溝)、4…内周凸部、5…リング体、5c…突出
部(環状凸部)、6…継手本体、7…固定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 15/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の管体(1)の外周面に環状凸部
    (5c)が設けられ、他方の管体(2)を前記一方の管
    体(1)に連結すべく、継手本体(6)が一方の管体
    (1)の外周側に装着されてなる管体の継手構造であっ
    て、前記継手本体(6)には、前記環状凸部(5c)を
    管軸方向に挟持するよう管軸方向に押圧変形された固定
    部(7)が設けられ、該固定部(7)の押圧変形により
    継手本体(6)が環状凸部(5c)に一体的に固定され
    てなり、しかも、前記一方の管体(1)に外周溝(3)
    が形成され、該外周溝(3)にリング体(5)が装着さ
    れてなり、該リング体(5)の一部が一方の管体(1)
    の外周面から突出することで前記環状凸部(5c)が形
    成されてなり、且つ、一方の管体(1)の内周面には、
    前記外周溝(3)に応じて内周凸部(4)が形成されて
    なり、該内周凸部(4)には、外周側に向かって押圧変
    形した変形部(9)が形成されてなることを特徴とする
    管体の継手構造。
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