JPS6055370B2 - 自動的に袋を充填し閉鎖する装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、好ましくは側ひだ付きのプラスチック製の
袋を自動的に充填し閉鎖する装置てあつて、中実軸のま
わりに間欠的に一定角度ずつ回転して、フレームに対し
て固定された供給装置から袋を取り出し、袋を一角度段
階移動させて袋を開口する装置と下降自在の充填漏斗と
を備えた充填装置に移送し、袋を更に一角度段階移動さ
せて溶接装置に導くコンベア装置と、充填剤の袋を取り
出す装置とから成る袋の充填・閉鎖装置に関する。

袋を充填し閉鎖する非常に多種の機械か既に知られて
いる。

***国特許公告第１２２４６５６号明細書に開示され
たメリーゴーランド型の包装機においては、充填される
袋は支持部材上の吸着装置によつて支持され、開放され
次いで再び閉鎖され、充填された袋”の上縁部は支持ア
ームに取りつけられた加熱溶接・冷却装置によつて充填
面内において閉鎖され、一充填ステーションから次の充
填ステーションまでの円弧距離の約３分の２だけ充填ス
テーションの回転運動に従つた後に揺動してもとの位置
に戻り、同様に支持アーム上で振動する排出装置によつ
て充填され閉鎖された袋が投げ出される。

熔接装置、冷却装置及び排出装置が、移動路に沿つて運
ばれ次いで元の位置に戻されるアームに固定されている
ので、上記の公知の装置は複雑てあり、高価てあり且つ
故障し易い。閉鎖装置及ひ排出装置を支持するアームが
前後に揺動するため、公知の装置の作業能力は制限され
る。***国特許公開第２３０１８１７号及び第２４０２
５８吟明細書に開示された上記のような装置においては
、第一ステーションで供給リールから引き出された管状
フィルムのウエツブの前端部が横断熔接シームによつて
閉鎖され、所望長さの区画が切断される。

袋の側部ひだを保持する移動自在の締付けあごと、袋の
開口部において縁部を開口させる吸着ノズルと、挿入自
在の充填管口部と、袋を持ち上げ下降させる装置とを有
する第二ステーシヨンにおいて、袋に充填物がみたされ
る。第三ステーションで熔接シームによつて充填された
袋が閉鎖され、第四ステーションで充填され閉鎖され袋
が押し出される。四つのステーションは、鉛直軸のまわ
りに回転することができ且つ袋を一つのステーションか
ら他のステーションに運ぶ四つの吸着支持部と移送側面
とを備えたスパイダの円周上に配置されている。この公
知の装置では、充填される袋が移送側面につて充填ステ
ーションの締付けあごに移送され充填後に移送側面に戻
されるので、作業能力を高める簡単な一連の動きにるこ
とはできず、袋を閉鎖する熔接シームを確実に適切な位
置に位置させることができない。従つて、本発明の解決
課題は、最少限の故障発生率で高能率で作動し、充填さ
れた袋を良好に且つ緊密に閉鎖することができる機械で
あつて、プラスチック製の袋を自動的に充填し閉鎖する
簡単な構造の機械を提供することである。

移送装置が水平シャフトに張り出して取りつけられ互い
に平行であつて同期駆動されている２枚のディスクから
成り、シャフトは外に突き出していて鉛直ディスクの中
間に自由移動路を形成するように機械のフレームに取り
つけられており、互・いに近づき遠ざかるよう移動自在
で制御された回転駆動部を備えた一線上に並んだシャフ
ト上に一角度段階ずつ離れて配置された向き合つた舌片
がディスクに固定されていて、前記各片が充填孔部の両
側て供給装置内にある袋と係合して袋を充填装置を通つ
て熔接装置に移送し熔接装置において前記舌片が充填さ
れた袋を排出コンベア上に置き、前記舌片は袋の上部領
域が少し縮む程度に袋に向かつて下げることができるよ
う構成されている本発明による装置によつて上述の課題
は解決される。

本発明による装置においては、平らになつている側部ひ
だつきの袋は側部折たたみ部領域で舌片と係合して、充
填装置に導かれる。充填されノた袋は次に袋を運び去る
装置上に置かれ、側壁部分が充填孔部領域て袋に対して
直角に曲げられ、側壁部の拡げられた充填漏斗を保持し
つつ上方領域で縮む。袋を直立させ、充填孔部領域の側
壁部を折り曲げ、袋の充填されていない上部を縮ませて
、充填物の上部にある空気を袋から押し出す。充填孔部
を閉じ、側壁部を相互に重ねてあるので、袋を閉鎖する
横断シームを迅速に且つ確実に形成することてきる。充
填孔部及び側部折りたたみ部分の領域の適切な位置で側
壁部を熔接器具に近づけることがてきるので、機械の生
産高を増大することができる。搬送装置を形成するディ
スクが張り出して取りつけられているから、ディスクと
ディスクの間には自由空間があり、この自由空間を通つ
て袋を自由に移動させることがてきる。

自由な移動を妨けるシャフトがないので、本発明による
装置においては、もつと長い袋に充填を行なつて閉鎖す
ることもできる。袋を供給する装置、袋を充填し閉鎖す
る装置を小さな半径上に配置できるので、装置全体の寸
法を小さくまとめることができる。本発明によれば移送
舌片によつて袋が全てのステーションを通つて導かれる
ので、袋の位置づれが起こる可能性はなく、正しい位置
に熔接シームが施こされる。袋を充填・閉鎖ステーショ
ンに導き、中央孔部の両側て充填される袋の開口部の縁
部を締めつけるあこ部を有する保持具は、***国実用新
案登録８６００２６号明細書に開示されている。

つかみ舌片を互いに近づけ遠ざけて要求に応じて舌片を
回転させるために、舌片を支持するシャフトを適宜に滑
動自在のスリーブ及びピニオンに接続する。駆動を簡単
に行なうめに、加圧媒体ピストン・シリンダー・ユニッ
トによつて駆動される鉤フォークを滑動自在のスリーブ
の内部に係合させることもできる。滑動自在のスリーブ
を当接させるために、袋と係合させるために必要となる
つかみ舌片の中間位置を確保するもう一つの加圧媒体ピ
ストン・シリンダー・ユニットを設けてもよい。ピニオ
ンを駆動するために、カムによつて制御さればねによつ
てカムに押しつけられているレバーによつて駆動される
扇形ギヤを設ける。この扇形ギヤによつて、ディスクの
相位置に対するつかみ舌片の回転位置を制御することで
きる。好ましくは、ディスクに保護プレートを取りつけ
、該保護プレートの背後で把持プレートが休止位置に回
帰移動するようにすれば、回帰運動中はバック又は袋が
つかみ舌片と接触しないようにすることができる。

ディスクを確実に同期作動させるために、ディスク端部
に歯を設けて、共通シャフト上のピニオンと係合させる
。

つかみ舌片とまさに係合せんとしている袋を位置させる
装置は、準備位置に置かれた袋の前端部を支持し加圧媒
体ピストン・シリンダー・ユニットによつて回動自在に
シャフトに取りつけられた案内プレートを有するベルト
式案内装置であることとが好ましい。

つかみ舌片によつて袋が引き出された瞬間に、加圧媒体
ピストン・シリンダー・ユニットによつて、案内プレー
トは下向きに揺動する。従つて、袋の後端部は下に下が
り、袋は充填ステーションに移動する途中で予め鉛直に
なるので、容易に袋に充填を行なうことができる。充填
された袋を取り去るために、高さを調節して熔接舌片に
達する前に袋の底部がコンベア・ベルト上に置かれた状
態で袋が閉鎖ステーションに達してつかみ舌片によつて
縮ませられるので、充填物の上方にある空気が逸出する
。以下に、図面を参照しつつ本発明の一実施例について
詳細に説明する。

上部が開口した側部ひだ付きバック即ち袋は、保持バン
ドの助けによつて重なり合つてコイル状に巻かれいる。

供給リール１から引き出された、コンベア・ベルト２と
重なり合つて水平に運び去られる。コンベア・ベルト２
は緊張ロール即ち案内ロール３及至１０にかけられてい
る。コンベア・ベルト２の案内ロール３及び４から延び
る走行部は貯蔵リール１に押しつけられ、ベルトが走行
を開始するとリールは回転させられる。重なり）合つた
袋を貯蔵リール１上に保持している保持バンドは、重な
り合つた袋が巻き戻されるにつれて次々に引き出されて
スプール１１に巻き取られる。

この装置の更に細から細部は特公昭５９−３８１３１号
に記載されている。コンベア・ベルト２の走行延長部が
案内ロール４及び５を通り過ぎるところに、更にもう一
つのコンベア●ベルト案内装置１２があり、コンベア・
ベルト１３が案内ロール即ち緊張ロール１４及至１８に
張り渡されている。案内ロール１４の上方には上昇させ
下降させることができるロール１９があり、このロール
は操作サイクル中に下降させられてコンベア・ベルト２
によつて引き出された袋又はバッグの一つの前部開放端
部と係合し、袋と案内ロール１４との間に袋を締めつけ
る。コンベア・ベルト２は間欠的に作動され、特公昭５
９−３８１３１号明細書に記載の制御装置によつて袋の
前端部がロール１９の下に来るまでだけ移動する。ベル
ト案内装置１２は連続的に移動するから、ロール１９を
下げると、重なり合つた形の最先の袋が係合し引き出さ
れる。ベルト案内装置１２の延長部には案内プレート２
０があり、この案内プレートはレバー２２によつてシャ
フト２１に緊固に接続されており、案内ロール１５はシ
ャフト２１の上部て遊動し回転することができる。シャ
フト２１の一端部は更にレバー２３に固着されていて、
レバー２３の自由端には加圧媒体ピストン・シリンダー
・ユニット２４のピスストン棒が蝶番止めされており、
シリンダー体部は装置のフレームに移動自在に取りつけ
られている。シャフト２１の他方端部はカム２５に接続
されている。切り落し軸２７に緩着され軸上で回転する
ことができる一対の傾斜ロール２６が、ロール１５の上
方に配置されている。

切り落し軸はシャフト２９に固着されたレバー２８に固
定されており、シャフト２９はフレームの内部で回転す
ることができ、レバー３０がこのシャフトに固定されて
いて、レバーの自由端部にロール３１が回転自在に緩着
されている。ロール３１はカム２５の作用面に置かれて
いて、カム２５の運動によつて傾斜ロール対２６が持ち
上げられ或いは下降させられる。加圧媒体ピストン・シ
リンダー●ユニット２４を始動させると、案内プレート
２０が鎖線で示す位置２０．１に揺動し、カム２５が位
置２５．１に変位によつて傾斜ロール２６がロール１５
に当たるまで下がる。ベルト案内装置１２によつて供給
されるバッグ又は袋の前方端部が案内プレート２０の前
端部に設けられた当接部２２に当たる。

一定速度で回転している袋供給コンベア・ベルト１３は
、袋が当接部３２に当接して待機位置にあるときには袋
の下方を通り過ぎる。案内プレート２０の両側には切込
み３３があるので、バッグ又は袋は側部折りたたも部領
域の上縁部て供給装置３４のつかみ舌片と係合すること
ができ、供給装置３４が袋を先ず充填ステーション３５
に次いで閉鎖ステーション３６に導く。

供給装置３４は８個のつかみ舌片３７を有し、各２個ず
つのつかみ舌片３７がバッグ又は袋の両側部と係合する
。フレームの各側部には、２本の切り落しシャフト３８
が回転自在に緩着されていて、フレームに固定された軸
受ブッシング３９と同心に取りつけられている。これら
のシャフトが供給装置３４の回転軸を形成している。各
切り落しシャフト３８には端面歯４０を有するディスク
４１が固着されていて、ディスク上に４個のつかみ舌片
３７が等間隔て取りつけられている。各イスク４１には
舌片を取りつける目的で４つの軸受ブッシング４２が固
定されていて、これらのブッシングにチューブ又はロッ
ド４８が移動自在に且つ回転自在に取りつけられている
。つかみ舌片３７は各チューブ又は各ロッドの機械の中
心に向いた端部に固着されており、他方端部には環形み
ぞ４５を持つ滑動スリーブ４４とピニオン４６とが．固
着されている。スリーブ４８に着座しているつめフォー
ク４７はみぞ４５と係合している。スリーブ４８はディ
スク４２に固定されたピン又はチューブ４９上に移動自
在に取りつけられている。つめクラッチ４７はめくら孔
５０及び５１を有．し、めくら孔５１に加圧媒体ピスト
ン・シリンダー・ユニット５３のピストン棒が固着され
ている。めくら孔５０は加圧媒体ピストン・シリンダー
・ユニット５２のピストン棒が突き出したときに該ピス
トンと当接する働きをする。即ちこのめ・くら孔によつ
て加圧媒体ピストン・シリンダー・ユニット５３の回帰
ストロークが制限される。加圧媒体ピストン・シリンダ
ー・ユニット５２及び５３はディスク４２に取りつけら
れている。加圧媒体ピストン●シリンダー●ユニット５
２のストロークは短く、加圧媒体ピストン・シリンダー
・ユニット５３のストロークは長い。ディスク４１に回
動自在に取りつけられたダブル・レバー５５の一構成部
材である扇形ギヤ５４がピニオン４６と噛み合つている
。ダブル・レバー５５の一方アームに回転自在にロール
５６が取りつけられていて、このロール５６はカム・プ
レート５７に沿つて走り、カム−プレート５７は軸受ブ
ッシング３）９と接続している限りフレームに対して固
定されている。ダブル・レバー５５の他方アームに接続
され他端部がディスク４１に固定されている引つ張りば
ね５８によつて、ロール５６はカム●プレート５７と密
着して接触している。ディスク４１門を回転させるとつ
かみ舌片３７は、カムとギヤ列５７，５６，５５，５４
及び４６につてカム・プレート５７の構造に応じて右向
き又は左向きに回転し、加圧媒体ピストン●シリンダー
・ユニット５２及び５３によつて、つかみ舌片３７をチ
ユーブ４３の長手方向て移動させることてきる。各つか
み舌片３７は固定部分５９と可動部分６０とから成る。
舌片部分６０は、舌片部分５９に回転自在に取りつけら
れレバー６２に固着されたシャフト６１に取りつけられ
ていて、レバー６２の自由端は加圧媒体ピストン・シリ
ンダー・ユニット６３のピストン棒に蝶番止めされてい
る。加圧媒体ピストン●シリンダー●ユニットはスペー
サ・ボルト６４によつて舌片の固定部分５９に接続され
ている。加圧媒体ピストン・シリンダー・ユニット６３
を駆動させることにより、つかみ舌片３７を閉じ或いは
開くことができる。ディスク４１と一定間隔離して該デ
ィスク４１に偏向プレート即ち保護プレート４１．１が
固定されており、これらのプレートはつかみ舌片３７を
受容する孔部を有する。

シリンダー・ユニット５３を突き出すことにより、つか
み舌片３７に保護プレート４１．１とディスク４１の間
の空間に入れることができる。機械の二つの側部フレー
ムに回転自在に緩着されているシャフト６６に着座して
いる複数のピニオン６５がディスク４１の歯４０と噛み
合つてて、一つのピニオンはモータ６７のシャフトに固
定されたピストン６８につて駆動される。

このような配置になつているから、両方のディスク４１
が確実に同期して走行する。両ディスクは間欠的に９０
度ずつ回転するから、案内プレート２０上の当接部に当
たつているバッグ又は袋は、ディスク４１が静止してい
るときにつかみ舌片３７と係合して、モータ６７が始動
した後に充填ステーション３５に導かれる。バッグ又は
袋と係合させるため加圧媒体ピストン●シリンダー●ユ
ニット５３のピストン・棒を後退させ、一方、加圧媒体
ピストン・シリンダー・ユニット５２の内部の加圧媒体
圧力をより強くするか或いはユニット５２のピストン面
を大きくして該ユニット５２によつて加えられる力が加
圧媒体ピストン・シリンダー・ユニット５３によつて加
えられる力よりも大きくなるようにすることにより、加
圧媒体ピストン・シリンダー・ユニット５２のピストン
棒を突き出したままに保つて当接部として働くようにす
ることもできる。つかみ舌片３７は保護プレート４１．
１の中間の空間に移動して、バッグ又は袋の壁部の帯片
部分が少しつかみ舌片３７を越えて突き出すようにバッ
グ又は袋の側部折りたたも部と係合し、前記の帯片部分
は後に熔接ステーション３６で熔接される。

次いで、加圧媒体ピストン・シリンダー・ユニット６３
を駆動させて、つかみ舌片３７を閉じさせる。それによ
つて側部折りたたみ部分が係合して、バッグ又は袋を引
き出すことができる。モータ６７を始動させると加圧媒
体ピストン・シリンダー・ユニット２４が駆動されて、
案内プレート２０が位置２０．１に下がり、傾斜ロール
２６がロール１５に当たるまで下がる。傾斜ロール２６
を下げることにより、バッグ又は袋の後端部をベルト案
内装置１２によつて更に搬送して、実質的に鉛直でバッ
グ又は袋を充填ステーション３５に供給することができ
る。充填ステーションの主構成部材は、充填漏斗７１と
袋開口装置７２とである。

充填漏斗７１は、充填接合部材７３と、充填中はバッグ
の開口部に入る挿入フラツプ７４及び７５とである。充
填接合部材７３は、４本のレバー７６及至７９から成り
加圧媒体ピストン・シリンダー・ユニット８０によつて
上下に移動させることができる平行な案内部に懸吊され
ていて、該ユニット８０のピストン棒はレバー７６及至
７９の１本に蝶番止めされていて、シリンダー体部はフ
レームに蝶番止めされている。挿入フラツプ７４及び７
５は、充填接合部材７３の内部に回転自在に緩着されて
いるシャフト８１及び８２に固着されている。シャフト
８１及び８２にはレバー８３及び８４が固定されていて
、これらのレバーを下げるとレバーはフレームに対して
固定されている当接部８５及び８６に当たり、案内フラ
ツプ７４及び７５を拡げた状態にする。シャフト８７及
び８８は機械のフレームに取りつけられていて、レバー
８９及び９０がこれらのシャフトに取りつけられている
。

更に別のレバー９１がシャフト８７に取りつけられ、レ
バー９２及び９３がシャフト８８に取り付けられている
。レバー９１及び９２は、バー９４によつて回動自在に
互いに接続されている。加圧媒体ピストン・シリンダー
・ユニット９５のピストン棒はレバー９３に蝶番止めさ
れており、シリンダー体部は機械のフレームに回転自在
に接続されている。レバー９７及び９８が回転自在にシ
ャフト８７及び８８に取りつけられ、これらのレバーの
自由端にはアーム９９及び１００が取付けられ、これら
アーム９９及び１００には回転軸受吸着列１０１及び１
０２は更に、バー１０７及び１０８によつてレバー８９
及び９０に蝶番止めされている軸受１０５及び１０６を
有する。レバー８９と９７とは引つ張りばね１０９によ
つて互いに接続され、レバー９０と９８とは引つ張りば
ね１０９によつて相互に接続され、レバー９７，９７は
実線で示す閉鎖位置に押しつけられている。ロールをａ
備えた取付具１１１及び１１２がレバー９７及び９８に
ねじ止めされている。二面カム１１３で終端するバー１
１４が充填接合部材７３に設けられている。充填接合部
材７３を下げると、カム１１３が取付具１１１及び１１
２のロールに作用し、・これらの取付具がカム１１３に
よつて離間させられ、レバー９７及び９８が拡がり或い
は吸着列１０１及び１０２が離れる。吸着列１０１及び
１０２はバー１０７及び１０８に案内されているので、
これらの吸着列はほぼ水平な位置を保持す）る。レバー
８９及び９０は、レバー９７及び９８にねじ止めされた
当該ピン１１７及び１１８が突き当たる当接部１１５及
び１１６を有する。加圧媒体ピストン●シリンダー・ユ
ニット９５を駆動させると、レバー８９及び９０が拡が
つた位置に動き、当接ピン１１７及び１１８によつてレ
バー９７及び９８は鎖線で示す位置９７．１及９８．１
にまて移動させられる。この位置で吸着列１０１及び１
０２は、つかみ舌片３７によつて案内されたバッグ又は
袋が描く円１１９を通り越えた位置にある。案内プレー
ト２０に乗つているバッグ又は袋の開口は、シャフト３
８につて形成されるディスク４１の軸に向かつている。

袋は充填ステーション３５に移動する間に、カム及びギ
ヤ列５７，５６，５５，５４及び４６で示す制御装置に
よつて１８０度回転して、開口部を上に向けて充填ステ
ーションに達する。そのとき、吸込み装置が実線で示す
位置に来る。充填接合部材７３を下けると、バッグは遠
ざかるよう移動している吸込み列１０１及び１０２によ
つて開口する。加圧媒体ピストン・シリンダー・ユニッ
ト５２が同時に後退して、加圧媒体ピストン●シリンダ
ー◆ユニット５３のピストン棒がまだ後退にセットされ
ているので、、つかみ舌片３７は互いに近づいて、力を
加えることなく吸込み列１０１及び１０２によつてバッ
グ又は袋を開くことができる。バッグ又は袋を充填した
後、吸込み列１０１及ひ１０２の吸込み空気を切る。つ
かみ舌片３７がまだ充填位置のままであるから、バッグ
開口部の壁部はまだ閉じないまである。次いでディスク
４１が更に４分の１回転して、バッグ又は袋は閉鎖ステ
ーション３６に達する。この閉鎖ステーションの主要構
成部材は熔接舌片であり、熔接舌片は上部１２０と下部
１２１を有し、下部はフレームに回転自在に緩．着され
たシャフト１２４及び１２５に固定されたレバー１２２
及び１２３に取りつけられている。自由端部がバー１２
８によつて回動自在に相互連結されている更に別のレバ
ー１２６及び１２７がシャフト１２４及び１２５に取り
つけられてい．る。加圧媒体ピストン・シリンダー・ユ
ニット１２９のピストン棒が、シャフト１２４に接続さ
れた更にもう一本のレバー２２．１に蝶番止めされてい
て、該ユニットのシリンダー体部は回動自在に・フレー
ムに取りつけられている。

加圧媒体ピストン・シリンダー・ユニット３９を駆動さ
せることにより、熔接舌片１２０及び１２１を開閉する
ことができる。バッグ又は袋を充填ステーションから閉
鎖ステーションに運ぶ際に、つかみ舌片３７はそのまま
の位置を保つ、即ち閉鎖ステーションにおいてシャフト
３８によつて画成されるディスク４１の軸から半径方向
外側を向いて袋が開口していて、既述したように充填開
口部はまだ充填位置にある。

充填物によつて重くなつたバッグ又は袋はつかみ舌片３
７から鉛直方向にたれ下つているので、バッグ又は袋の
壁部は熔接舌片１２０及び１２１の）前方のつかみ舌片
位置において互いに９０度の角度をなしている。閉鎖ス
テーション３６の下方には、モータ１３１によつて駆動
されて一定速度で移動しているコンベア●ベルト１３０
がある。

このコンベア●べ・ルトは高さを調節できる。つかみ舌
片３７が熔接舌片１２０及び１２１に達する前に充填ス
テーション３５から閉鎖ステーション３６に運ばれるバ
ッグ又は袋がコンベア・ベルト１３０上に直立するよう
に、閉鎖ステーション３６とコンベア●べ”ルト１３０
の間隔を選定する。従つて、バッグ又は袋の上端部は僅
かに縮み、取り込まれた空気は充填開口部を通つて逸脱
する。次いで、加圧媒体ピストン・シリンダー・ユニッ
ト５３が切り換えられ該ユニットのピストン棒が突き出
されるので、バッグ又は袋の充填開口部が閉じる。次に
、熔接舌片１２０及び１２１によつて、つかみ舌片３７
を越えて突出している壁端部が幅全体にわたつて熔接さ
れる。

その後、加圧媒体ピストン●シリンダー●ユニット６８
を駆動させて、つかみ舌片３７を開く。

加圧媒体ピストン・シリンダー・ユニット５３に加圧媒
体の圧力が加えられているのて、つかみ舌片は保護プレ
ート４１．１の背後を通つて戻る。ディスクの次の移動
段階中、今議論しているつかみ舌片３７は最も低い位置
に達するが、次の移動段階においては再び案内プレート
２０付近に達する。この移動中に、カム及びギヤ列から
成る制御装置５７，５６，５５，５４及び４６によつて
、つかみ舌片は出発位置に戻る。上記の操作サイクルが
繰り返される。供給装置３４は連続したシャフトから成
るものでないことが好ましい。既述したようにディスク
４１の取付部材が２本のシャフト３８に分割されていて
、充填ステーション３５の下部中央に長いバッグ又は袋
を通る通路が形成されていれば、貫通する１本のシャフ
トを有する機械と比較すると、ディスク４１のシャフト
領域内に袋をつるすことができるので、装置を小さな構
造体にすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、袋を準備位置に位置させる装置を備えた装置
の端面図である。 第２図は位置づけ装置の拡大図である。第３図は位置づ
け装置の平面図てある。第４図は、第２図の■−■線断
面図である。第５図は第１図の拡大部分図である。第６
図は第８図の■−■線断面図てある。第７図は、第６図
の■−■線断面図である。第８図は第６図の■一■線断
面図てある。第９図は、第６図の■一■線断面図である
。第１０図は、第６図のＸ方向の立面図である。第１１
図は、第９図の■方向の立面図である。第１２図は、第
１１図の■方向の立面図である。第１３図は、幾つかの
部分の詳細を省略した充填ステーションの平面図である
。第１４図は、開放位置にある熔接ステーションの端面
図である。第１５図は、作動位置にある熔接ステーショ
ンの端面図である。第１６図は、熔接ステーションの平
面図である。３５・・・・・・充填ステーション、３６
・・・・・・熔接ステーション（閉鎖ステーション）、
３７・・・・・・つかみ舌片、８８・・・・・・切り落
しシャフト、４１・・・・・・ディスク、４３・・・・
・・シャフト、４６，５４，５５，５６，５７・・・・
・・カム及びギヤ列、１３０・・・・・・排出コンベア
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ プラスチック製の袋好ましくは側ひだ付きの袋を自
   動的に充填し閉鎖する装置であつて、中央軸のまわりに
   間欠的に一定角度ずつ回転して、フレームに対して固定
   された供給装置から袋を取り出し、これら袋を一角度段
   階移動させて袋を開く装置と下降自在の充填漏斗とを備
   えた充填装置に移送し、袋を更に一角度段階移動させて
   溶接装置に導くコンベア装置と、充填済の袋を取り出す
   装置とから成る装置において、コンベア装置が水平シャ
   フト３８上に取りつけられかつ互いに平行であつて同期
   駆動される２枚のディスク４１から成り、前記水平シャ
   フト３８は外に突き出していて鉛直ディスク間に自由移
   動路を形成するよう機械のフレームに取りつけられてお
   り、互いに近づき遠ざかるような移動自在で制御回転駆
   動部４６、５４、５５、５６及び５７を備えた一線上に
   並んだシャフト４３上に一角度段階ずつ離れて配置され
   た向かい合つた舌片３７がディスク４１に固定されてい
   て、前記舌片が充填孔部の両側で供給装置内にある袋と
   係合して袋を充填装置３５を介して溶接装置３６に移送
   し、該溶接装置において前記舌片が排出コンベア１３０
   上に充填された袋を置き、前記舌片３７は袋の上部領域
   が縮む程度に袋に向かつて下降することができるよう構
   成されていることを特徴とする装置。