JPS6052487B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPS6052487B2
JPS6052487B2 JP52112821A JP11282177A JPS6052487B2 JP S6052487 B2 JPS6052487 B2 JP S6052487B2 JP 52112821 A JP52112821 A JP 52112821A JP 11282177 A JP11282177 A JP 11282177A JP S6052487 B2 JPS6052487 B2 JP S6052487B2
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JP
Japan
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tape
reel
take
speed
control voltage
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JP52112821A
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English (en)
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JPS5446013A (en
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邦一 小沢
久嘉 井上
光信 古本
治雄 末永
裕史 熱田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6052487B2 publication Critical patent/JPS6052487B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はオーディオテープレコーダやビデオテープレ
コーダ等の磁気記録再生装置に関するものであり、磁気
テープをダブルキヤプスタン方式あるいはアイソレート
ルループ方式等の閉ループ駆動する磁気記録再生装置に
おいて、テープが起動時点から安定走行に移るまでの時
間を大幅に短縮することを主目的にしている。
従来の磁気記録再生装置の中には第1図に示すような
1つのキヤプスタンの両側に2つのピンチローラを圧接
させて閉ループを構成しているものがあるが、このよう
な装置は一般的に高級型のオーディオテープレコーダに
用いられており、そのテープ張力制御方式はテンション
アーム等を用いたメカニカルな方式ではなく、リールの
回転数を検出し、それに反比例するような電圧をリール
モータに印加してテープ張力を自動制御している。
これをさらに詳しく説明すると第1図において、テープ
1は駆動モータ2に連結された供給リール3より繰り出
されると共に、ガイドポスト4、5を経て、キヤプスタ
ン6、第1のピンチローラ7間に圧接挾持されて駆動さ
れ、消去ヘッド8、記録ヘッド9に接触し、次に回転ロ
ーラ10を経て再生ヘッド11に接触し、次に再びピン
チローラ12とキヤプスタン6間に圧接挾持されて駆動
され、ガイドポスト13,14を経て、駆動モータ15
に連結された巻取リール16に巻かれるが、そのテープ
張力制御は供給リール駆動モータ2及び巻取リール駆動
モータ15の回転軸に取りつけられた速度検出装置17
及び18により、リールの回転速度を検出し、これを次
段の回転速度一回転周期変換回路19,20の回転周期
に変換し、次に変換された回転周期を電圧に変換するサ
ンプルホールド回路21,22により電圧に変換し、こ
の電圧出力をリールモータ駆動回路23,24に入力し
、モータ2,15を制御することにより、テープ張力を
一定に制御しているのがこのテープ張力制御が成立する
条件はテープ速度が一定であるという事が前提となる。
すなわちモータ2,15の必要発生トルクτはリール3
,16の半径をrとすると今、リールの回転速度をN1
テープ速度をとするとしたがつて となる。
テープ張力制御はT=一定にすることであるからテープ
速度が一定であるならばとなる。
従つて前述したテープ張力制御方式は、テープ速度V=
一定という条件で初めて成立することがわかる。ところ
がテープ起動時のT秒間はテープ速度Vが第3図aに示
したように一定ではないから、前述のテープ張力制御方
式は成り立たない。従つてモータ2,15には異常電圧
が加わり、テープ1に異常張力が加わることに起因して
テープ走行にワウ・フラツタを生じテープが安定走行す
るまでにかなりの時間を要する欠点を有していた。例え
ばキヤプスタン6がモータ25により直接駆動され、且
つモータ25が外部発振器によつて回転位相制御されて
いる場合にはその制御系にテープ1の異常張力が外乱と
して加わる為、その制御系が乱され、キヤプスタン6に
回転むらが生じ、ワウ・フラツタ増加の原因となつてい
た。特にテープ幅が2インチのテープを駆動させる場合
においてはそのイナーシヤが大きいためキヤプスタンモ
ータ25にはかなりの外乱負荷が加わり、上記の如き問
題が特に著るしく発生する。また、以上のようなテープ
張力制御とは別に、テープ1にはテープ起動時にリール
及びリールに巻かれたテープ分だけの慣性モーメントに
より異常張力が加わる。従つて従来の第1図のようなテ
ープ駆動方式をテープレコーダに応用した場合、テ”−
プ起動時にテープ1に異常張力が加わる為、安定走行に
なるまでに時間を要していた。特に放送用やスタジオ用
に使用する高級型のテープレコーダにおいては、テープ
起動時間すなわちテープ起動時点からテープの走行が安
定化するまでの時間は一般に、w号リールを使用した場
合、0.聞2以下が望まれている。したがつて本発明の
目的は従来のテープレコーダにおけるかかる問題点を解
決し、テープ起動時間の短い高精度の磁気記録再生装置
を提供することにある。以下本発明の一実施例について
第2図、第3図と共に説明する。
第2図中、第1図と同一部分には同一番号を付している
。第2図では本実施例の構成を簡単化する為にマイクロ
プロセツサを使用しており26は中央演算処理装置いわ
ゆるCPU(CentralPrOcessingUn
it)を示している。まず本実施例ではテープ起動時に
は第1図にも示す回転ポスト10に取りつけたテープ速
度検出装置27の出力をゲート時間が29に設定された
カウンター28でカウントする。このカウンタ28の出
力をCPU26に入力する。CPU26内では読出し専
用メモリーいわゆるROM(図示せずReadOlll
yMemOry)に所定のテープ速度になつた場合のパ
ルス数がメモリーされているから、これとカウンタ28
の出力を比較し、一致しない場合すなわち所定のテープ
速度以下の場合はテープ早送リモートと同様な電圧をモ
ータ2,15に印加している。すなわち巻取リールモー
タ15には最大電圧、供給リールモータ2にはテープ繰
り出し方向(第1図て矢印A方向)の回転指示信号30
と一定電圧31を印加する。これをもう少し詳しく説明
すると回転方向指示信号30は供給リールモータ駆動回
路23に加えられ、一定電圧31はCPU26の出力よ
りデイジタル信号として出力される為、これをデイジタ
ルーアナログ変換器いわゆるD−A変換器32でアナロ
グ信号に変換し、ゲイン及びバイアス信号調整回路33
を通して供給リールモータ駆動回路23に印加する。次
に巻取リール側は最大電圧がCPU26の出力34より
デイジタル信号として出力される為、これをデイジタル
ーアナログ変換器いわゆるD−A変換器35でアナログ
信号に変換し、ゲイン及びバイアス調整回路36を通し
て、巻取リールモータ駆動回路24に印加する。ここで
ゲイン及びバイアス調整回路33,36はテープ張力値
を設定する為の回路でリールモータ駆動回路23,24
とのマツチングを行うものである。次にテープ速度が所
定速度以下の場合、テープ早送りモードの電圧をリール
モータ2,15に印加する理由はテープ起動時間を短縮
するためであり、これをさらに具体的に説明すると第3
図aに示したテープ速度の立上り時間Tを短縮すること
にある。
次に供給リールモータ2の回転方向をテープ繰り出し方
向(第1図矢印A)にし、一定電圧をかける理由はテー
プがまかれたリールの慣性モーメントによりテープに異
常張力が加わるのて、これを防止する為に印加する。こ
こで印加する一定電圧の値はリール径の変化とモータの
特性と定常テープ張力を考慮して決定しCPU26のR
OMにメモリしておく。次にテープ速度が所定の速度に
達したことを検知したら、供給リールモータ2と巻取リ
ールモータ15に、第2の制御電圧を一定時間印加する
ここでテープ速度が所定の速度になるまでにりールモー
タ2,15に印加するテープ早送リモートの電圧を第1
の制御電圧と称することにする。ここて第2の制御電圧
をリールモータ2,15に印加する理由を説明すると、
リールの回転数を検出してその回転数に反比例するよう
な電圧をリールモータに印加するテープ張力制御方式に
おいてはテープ速度が一定であることが必要条件である
ことから、テープ起動時にテープ速度検知後、テープ張
力制御の電圧をリールモータに印加すると以下のような
不都合が生ずる。すなわち供給りールにテーブが一杯巻
かれていた楊合、リールの回転数は遅いから回転周期は
長くなる。リールモータには回転周期に比例した電圧を
加えるから、高い電圧が印加されることになるが、回転
周期が第3図a(7)B−Cまでの場合はB−Aの分だ
けテープ速度は一定ではないから、リールの径が大であ
ると解釈し、リールモータには第3図b(7)Dに示し
たような高い電圧が加えられることになり、したがつて
第1図の閉ループX外のテープ張力は第3図cのように
なり第3図b(7)Dに示したような(第1図B,C位
置)高い電圧が加わつている領域ではテープには異常に
高い張力が加えられることになる。閉ループX外で第3
図cに示したような異常張力が発生するとキヤプスタン
6に対する負荷が増加するため、キヤプスタンモータ1
2は第3図dのような回転むらが発生し、それにともな
い第3図eに示したようにワウ・フラツタが増加する。
第3図fは閉ループX内のテープ張力で閉ループX外で
第3図cに示したようなテープ張力があつても閉ループ
内ではテープ張力変動は安定することを示している。以
上のようにテープ速度立上り検知後すぐれたテープ張力
制御電圧を印加することはワウ・フラツタが増加するた
めに、不都合であることがわかる。普通放送用,プロ用
のテープレコーダではワウ◆フラツタが安定するまでの
時間をテープ起動時間と称している。したがつて、ここ
で本実施例により、テープ速度立上り検知後、第2の制
御電圧をリールモータ2,15に印加するのはこれを防
止する為である。本実施例ではテープ速度立上り検知後
、一定時間(2〜3秒間程度)供給リールモータ2,巻
取リールモータ15に第3図bに破線で示すような一定
電圧を印加している。ここで第2の制御電圧をモータ2
,15に印加する時間は供給リール3がテープ速度立上
り後、一回転する時間位で良い。またこの時間はテープ
速度との関係よりCPU26のROMにメモリする。ま
たこの時印加する一定電圧はリールの径の変化,モータ
の特性,定常時のテープ張力を考慮して決定し、二CP
U26内のROMにメモリする。ここでCPU26はカ
ウンタ28の出力よりテープ速度が所定の速度に達した
ことを検知したらROMの内容を31,34に出力し第
2の制御電圧をリールモータ2,15に印加するように
なつている。ノ 以上のような構成よりリールモータ2
,15に第3図bの破線に示したような一定電圧が加わ
ると閉ループ外のテープ張力は第3図cの破線のように
なり、従つてキヤプスタンの回転むらも第3図dの破線
に示したようになり、ワウ・フラツタは改善され第3図
eの破線のようになる。
したがつてテープ起動時間は本実施例では大幅に短縮さ
れる。したがつて第2の制御電圧印加後テープ張力制御
電圧をリールモータ2,15に印加すればテープ起動時
間は短縮されかつ、定常は安定なテープ張力制御が実現
される。ここで第2図に示したマイクロプロセツサ一を
使つたテープ張力制御について説明するとリール3,1
5の回転数を回転周期に変換回路19,20で変換し、
これをゲートパルスとして次のカウンター37,38に
入力する。カウンター37,38はりファレンズ周波数
39をゲートパルス間カウントするからこのカウンター
37,38をCPU26に入力すれば、これによりCP
U26で所定の計算式で計算を行い31,34に出力す
る。ここで計算式はD−A変換器32,35のビツト数
とテープの巻始めから巻終りまで何段階の制御するかに
よつて決定する。以上のように本発明の磁気記録再生装
置ではテープ起動時間を大幅に短縮しテンシヨンアーム
等のメカニカル方式を用いない高信頼度の電子的テープ
張力制御方式の装置を提供することができる。
なお、第2図に示した実施例ではマイクロプロセツサ一
を用いた構成例について述べたがこれを別のハードウエ
アで構成出来ることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の閉ループ型磁気記録再生装置の一例を示
す概略構成図、第2図は本発明の一実施例における磁気
記録再生装置のプロツク図、第3図はa−f同装置の動
作を従来の装置と比較して説明するための張力、ワウ・
フラツタ,キヤプスタンの回転むら等の相対関係を示し
た波形図である。 2・・・・・・供給リール駆動モータ、5・・・・・・
キヤプスタン、7,12・・・・・センチローラ、15
・・・・・巻取リール駆動モータ、18,23・・・・
・リールモータ速度検出装置、27・・・・・・テープ
速度検出装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 磁気ヘッド群と供給リール、巻取リールとの間に少
    なくとも1つのキャップスタンと2つのピンチロールを
    配し、これらのキヤプスタン、ピンチローラによつて磁
    気ヘッドの前面を通過する磁気テープの上流側と下流側
    とを定速駆動するように構成した閉ループ型の磁気記録
    再生装置において、テープの走行速度を検知するテープ
    速行速度検知手段と、前記供給リールの回転数を検知す
    る供給リール回転数検知手段と、前記巻取リールの回転
    数を検知する巻取リール回転数検知手段を設け、テープ
    起動時に、前記速度検知手段に所定のテープ速度に達し
    たことが検知されるまでは第1の制御電圧を巻取リール
    モータ及び供給リールモータに印加し、前記テープ速度
    検知手段から所定のテープ速度に達したことに伴う検知
    信号が出力された時には、上記第1の制御電圧よりも低
    い第2の制御電圧を前記巻取リールモータ及び供給リー
    ルモータに一定時間印加し、この一定時間経過後供給リ
    ールの回転数検知手段よりの検知信号に反比例した上記
    第2の制御電圧よりも低い電圧を供給リールモータに、
    前記巻取リールの回転数検知手段よりの検知信号に反比
    例した上記第2の制御電圧よりも低い電圧を巻取リール
    モータに印加するように構成したことを特徴とする磁気
    記録再生装置。
JP52112821A 1977-09-19 1977-09-19 磁気記録再生装置 Expired JPS6052487B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5446013A JPS5446013A (en) 1979-04-11
JPS6052487B2 true JPS6052487B2 (ja) 1985-11-19

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