JP3007123B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP3007123B2 JP2223111A JP22311190A JP3007123B2 JP 3007123 B2 JP3007123 B2 JP 3007123B2 JP 2223111 A JP2223111 A JP 2223111A JP 22311190 A JP22311190 A JP 22311190A JP 3007123 B2 JP3007123 B2 JP 3007123B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気記録再生装置に関し、特に早送り,巻戻
しの際の動作に特徴を有する磁気記録再生装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来テープカセットを用いたビデオテープレコーダ等
においては、高速で早送りや巻戻しが可能な装置が用い
られている。このような従来の磁気記録再生装置のリー
ル制御回路の早送り,巻戻し時の制御について第3図を
参照しつつ説明する。本図において磁気記録装置は供給
側リールを回転駆動する供給リールモータ1,巻取側リー
ルを回転駆動する巻取リールモータ2を有しており、こ
れらのリールモータは夫々供給リールドライブ回路3及
び巻取リールドライブ回路4によって駆動される。そし
て供給リールモータ1には供給リールパルス発生器5、
巻取リールモータ2には巻取リールパルス発生器6が接
続されている。これらのリールパルス発生器5及び6は
夫々供給リールモータ1,巻取リールモータ2の回転速度
に比例するリールパルスを発生するものであり、その出
力はリール速度制御回路7に与えられる。リール速度制
御回路7は所定時間毎にこれらのいずれかからパルスが
与えられたときにその和を計数し、パルスの和が所定数
となるように供給リールドライブ回路3又は巻取リール
ドライブ回路4を制御するものである。
次に従来の磁気記録再生装置のリール速度制御につい
て説明する。まず早送り時には巻取リールモータ2によ
って磁気テープを巻取り、供給リールモータ1によりバ
ックテンションの制御が行われる。このとき供給リール
モータ1の回転に比例するパルスの巻取リールモータ2
の回転に比例するパルスの和をリール速度制御回路7内
の速度基準値と比較し、巻取リールドライブ回路4を制
御することによって磁気テープの巻径にかかわらず巻取
りのテープ速度を一定に保つ。同様にして巻戻し時には
供給リールモータ1により磁気テープを巻取り、巻取リ
ールモータ2によってバックテンションの制御を行う。
そしてリール速度制御回路7では与えられたパルスの和
に基づいて速度基準と比較することによって供給リール
ドライブ回路3を制御し、磁気テープの巻径にかかわら
ず巻取りのテープ速度を一定に保つようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながらこのような従来の磁気記録再生装置で
は、早送り又は巻戻し時にテープ速度が一定であるた
め、テープの巻始めから巻終わりまでの時間を短縮しよ
うとすれば巻取り速度を早める必要がある。しかし巻取
りテープ速度を一定に保っているためテープの始端,終
端で高速で巻き込むため、テープカセットに損傷を与え
ることがあるという欠点があった。
本発明はこのような従来の磁気記録再生装置の問題点
に鑑みてなされたものであって、早送り,巻戻しの際に
テープの巻径を判別し、テープの始端や終端での巻取り
速度を低下できるようにすることを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は供給リールモータの回転に対応したパルスを
発生する供給リールパルス発生器と、供給リールパルス
発生器のパルスを計数する供給リールパルス計数器と、
巻取リールモータの回転に対応したパルスを発生する巻
取リールパルス発生器と、巻取リールパルス発生器のパ
ルスを計数する巻取リールパルス計数器と、供給リール
パルス計数器及び巻取リールパルス計数器より得られる
出力の計数比を算出する演算器と、テープの巻戻し又は
早送り開始から所定時間後の演算器の出力を保持するメ
モリと、演算器より得られる出力をメモリに保持された
計数比の逆数と比較する比較器と、テープの巻戻し又は
早送り中に比較器からの一致出力によりテープの巻取り
速度を低速に制御するリール速度制御回路と、を有する
ものである。
〔作用〕
このような特徴を有する本発明によれば、テープカセ
ットを供給側又は巻取リール側に巻取る際には、早送り
又は巻戻し動作を開始した後に供給リールパルス及び巻
取リールパルス計数器の計数出力比を算出し、メモリに
保持した後リールドライブ回路を介して一方のモータを
駆動している。そしてその比をメモリに保持された計数
比と比較することによってテープカセットの始点又は終
点の端部を検出し、この端部に近づいた場合には供給リ
ールパルス発生器及び巻取リールパルス発生器より得ら
れるパルスの和が一定になるように速度制御を行い、巻
取り速度を低下させるようにしている。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例による磁気記録再生装置の
構成を示すブロック図である。本図において前述した従
来例と同一部分は同一符号を付して詳細な説明を省略す
る。本実施例においても磁気記録再生装置は図示しない
供給側リールを回転駆動する供給リールモータ1,巻取側
リールを回転駆動する巻取リールモータ2を有してお
り、これらのリールモータは夫々供給リールドライブ回
路3及び巻取リールドライブ回路4によって駆動され
る、そして供給リールモータ1には供給リールパルス発
生器5、巻取リールモータ2には巻取リールパルス発生
器6が接続されることは前述した従来例と同様である。
これらのリールパルス発生器5及び6は夫々供給リール
モータ1,巻取リールモータ2の回転速度に比例するリー
ルパルスを発生するものであり、その出力はリール速度
制御回路11に与えられる。又これらのパルスは供給リー
ルパルス計数器12と巻取リールパルス計数器13にも夫々
与えられている。供給リールパルス計数器12,巻取リー
ルパルス計数器13は与えられるパルス数を一定時間毎に
計数するものであって、その出力は演算器14に与えられ
る。演算器14はこれらのパルス計数器の計数比を演算す
るものであり、その出力はメモリ15及び比較器16に与え
られる。メモリ15は巻取り開始又は供給開始から所定時
間後の演算器からの計数値を保持するものであり、その
出力は比較器16に与えられる。比較器16はこれらの2つ
の入力を比較するもであって、比較出力をリール速度制
御回路11に与えている。リール速度制御回路11は第1,第
2の速度基準値を有しており、巻取り又は供給開示後、
演算器14から演算出力が与えられるまでは供給パルス発
生器5,巻取リールパルス発生器6の出力の和が第1の速
度基準値になるように供給リールドライブ回路3又は巻
取リールドライブ回路4を制御し、その後第2の速度基
準値を用いて高速で供給リールモータ又は巻取リールモ
ータを駆動すると共に、比較出力によって再び第1の速
度基準値に基づいた制御を行うことによってモータの速
度を低下させるものである。
次に本実施例の動作について説明する。まず第1図に
おいてテープ巻始め付近から早送りする場合には巻取リ
ールモータ2により磁気テープを巻取り、供給リールモ
ータ1がバックテンションの制御を行う。このときリー
ル速度制御回路11は供給リールパルス発生器5,巻取リー
ルパルス発生器6からのパルスの和と第1の速度基準値
とを比較し、巻取リールドライブ回路4を制御すること
によって巻取りテープ速度を一定に保つ。さて巻始めか
ら第2図に示すように巻取りを開始すると、その比が連
続して変化する。第2図の直線Aは供給リールパルス計
数器12,巻取リールパルス計数器13の第1の計数比(供
給リールパルス計数値/巻取リールパルス計数値)であ
り、直線Bは第2の計数比(巻取リールパルス計数値/
供給リールパルス計数値)である。そして巻取りを開始
した後所定時間後にリール速度制御回路11からのタイミ
ング信号により演算器14より得られる演算値、例えば第
2図の点A1の計数比をメモリ15に保持する。そしてリー
ル速度制御回路11は第1の速度基準値から第2の速度基
準値に変え、テープ速度を速めて巻取リールモータ2の
速度制御を行う。以後演算器14は第1の計数比の逆数で
ある第2の計数比B、即ち巻取リールパルス計数値/供
給リールパルス計数値の演算を行い、これがメモリ15に
保持されている計数比A1と一致するかどうかを判別す
る。そうすれば第2図の直線Bに示すようにテープが巻
終わりに近づいたときに計数比が一致する点B1に達す
る。こうすれば比較器16からの比較信号によってテープ
速度制御回路11は元の第1の速度基準値に切換えて巻取
リールモータ2の速度制御を行う。そうすれば終点付近
で巻取テープ速度を遅くすることができ、テープ終端で
の突っ込みを防止することができる。そして巻始めから
巻終わりまでの早送り時間を短縮することができる。
又巻終りからと巻戻し時にも同様にして供給リールモ
ータ1により磁気テープを巻取り、巻取リールモータ2
によりバックテンションの制御を行う。そしてリール速
度制御回路11はリールパルス発生器5,6のパルスの和と
第1の速度基準値と比較してテープ速度を一定に保つ。
そして所定時間後に第2の計数比B、即ち巻取リールパ
ルス計数値/供給リールパルス計数値の演算値をメモリ
15に記憶する。例えば第2図において点B1の計数比が保
持されたものとすると、以後はリール速度制御回路11は
第2の速度基準値に変え供給リールモータ1による巻取
テープ速度を速める。そして計数比AがB1に等しいA1と
なったときに比較器16からの出力によってリール速度を
元の第1の速度基準値に基づいて制御する。こうすれば
巻取り始端付近でのテープ速度を遅くすることができ。
テープ終端の突っ込みを防止することができる。そして
テープの巻終りから巻始めまでの巻戻し時間を短縮する
ことができる。
尚本実施例は巻戻し及び早送りの際にテープの始点付
近と終点付近を除いては第2の速度基準値と比較するこ
とによって高速でテープ走行を制御するようにしている
が、このような速度基準値を用いずテープを高速走行さ
せるようにすることも可能である。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように本発明によれば、リールパ
ルスの計数比をメモリに保持しておきそれに基づいて速
度制御を行うようにしているため、テープ終端及び始端
付近の判別を行うことができる。従ってそれらの間の巻
戻し及び早送りの際にテープ走行速度を向上させること
ができる。そしてテープの始端や終端に近づいたときに
巻取り速度を低下することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による磁気記録再生装置のテ
ープ速度制御部の構成を示すブロック図、第2図はテー
プの巻径とリールパルス計数比を示すグラフ、第3図は
従来の磁気記録再生装置のリール速度制御部のブロック
図である。 1……供給リールモータ、2……巻取リールモータ、3
……供給リールドライブ回路、4……巻取リールドライ
ブ回路、5……供給リールパルス発生器、6……巻取リ
ールパルス発生器、11……リール速度制御回路、12……
供給リールパルス計数器、13……巻取リールパルス計数
器、14……演算器、15……メモリ、16……比較器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給リールモータの回転に対応したパルス
    を発生する供給リールパルス発生器と、 前記供給リールパルス発生器のパルスを計数する供給リ
    ールパルス計数器と、 巻取リールモータの回転に対応したパルスを発生する巻
    取リールパルス発生器と、 前記巻取リールパルス発生器のパルスを計数する巻取リ
    ールパルス計数器と、 前記供給リールパルス計数器及び巻取リールパルス計数
    器より得られる出力の計数比を算出する演算器と、 テープの巻戻し又は早送り開始から所定時間後の前記演
    算器の出力を保持するメモリと、 前記演算器より得られる出力を前記メモリに保持された
    計数比の逆数と比較する比較器と、 テープの巻戻し又は早送り中に前記比較器からの一致出
    力によりテープの巻取り速度を低速に制御するリール速
    度制御回路と、を有する磁気記録再生装置。
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