JPS6050743A - 光学式ディスクレコ−ド再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は光学式ＤＡＤ　（デジタルオーディオディス
ク）システムに好適する光学式ディスクレコード再生装
置の改良に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

近時、音響機器の分野では、可及的に高忠実Ｗ化ｔ［ル
ｆｃメＰＣＭ　（〕ｆルスコートモジューレーション）
技術を利用したデジタル記録再生方式が出現し普及しつ
つある。つまシ、これはデジタルオーディオ化と称され
ているもので、オーディオ特性が記録媒体の特性に依存
することなく、在来のアナログ式によるものに比して格
段にすぐれたものとすることが原理的に確立されている
からである。この場合、記録媒体として、ディスク（円
盤）を対象とするものは、ＤＡＤシステムと称されてお
り、その再生方式としても光学式、静電式及び機械式と
いったものが知られている。そして、これらのいずれの
再生方式を採用する場合であってもそれを具現する再生
装置としてはやはシ在来のそれにみられない種々の高度
な機能や性能を満足し得るものであることが要求される
。

それは、例えば光学式再生方式のうちでＣＤ（コンパク
トディスク）方式による光学式ディスクレコード再生装
置においては透明樹脂円盤に対しデジタル（ＰＣＭ　）
化データに対応したビット（反射率の異なる凹凸）を形
成する金属薄膜を被着してなる直径１２Ｉ：１ｎ、厚さ
１．２閣の光学式ディスクをＣＬＶ　（線速度一定）方
式によシ約２００〜５００　ｒ、ｐ、ｍの可変回転速度
で駆動させてなるものである。この場合、上記ディスク
はトラックのピッチが１．６μｍであって約１時間のス
テレオ再生をなし得る膨大な情報量が記録されていると
いったことからして種々の高度な機能や性能を備えてい
ることが容易にうなずけることである。

そして、上記光学式ディスクレコード再生装置において
、次に要請されることは、機能及び性能をさらに向上さ
せるために各種要件に応じた付加機能を各機構部に対し
有機的に簡易な構成で結合させて該各種要件を満足させ
るようにすることである。

ところで、具体的な付加機能の対象としては、ディスク
の取扱い性の向上化及び破損防止等の保護対策をさらに
促進させる場合が埜げられる。

つまシ、このような光学式ディスクレコード再生装置は
例えばディスクを誤収谷した状態で、そのディスクロー
ディングが行なわれた場合に該ディスクが破損され′に
、！ｌｌｌするだめいかなる誤収容状態にあっても確実
なローディングが行々われるように簡易な構成で、しか
も大形化することなく、その取扱い性の向上化及び保護
対策を促進するようにすることである。

〔発明の目的〕

この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので簡易な構
成で、かつ光等式ディスクの保護対策を促進させて、そ
の取扱い性の向上化を可能せしめるようにした極めて良
好な光学式ディスクレコード再生装置を提供することを
目的とする。

〔発明の概要〕

すなわち、この発明は光学式ディスクを略水平状に収容
してなるトレイがキャビネットに対し水平式に出入自在
にローディングされる光学式ディスクレコード再生装置
において、前記トレイに対しそのディスク収容部に対応
してディスク案内用の傾斜部及びディスク位置規制用の
規制部を設け、かつ前記キャビネットに対しその出入部
に前記トレイのディスク収容部に対応させてディスク位
置規制用の規制部を設け、前記光学式ディスクの誤収容
状態で、ローディングに連動して前記トレイの傾斜部及
び規制部と前記キャビネットの規制部との協働によって
位置修正を行なうように構成したことを特徴とするもの
である。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳細
に説明する。

第１図及び第２図はそれぞれこの発明の適用されたＣＤ
式の光学式ディスクレコード再生装５− 置のディスクローディング機構部を取出して示すもので
ある。

すなわち、上記ディスクローディング機構部はキャビネ
ット１１の前面・９ネル１２に対して、光学式ディスク
（第１図及び第２図中では図示せず）を略水平状に収容
してなるトレイ本体１３が図示しないローディング機構
を介して矢印（Ａ）　（Ｂ）方向に出入自在に配設され
ている。そして、とのトレイ本体１３は上記前面・ぐネ
ル１２に設けられたイジェクト（ＥＪＥＣＴ　）キー１
４の操作に連動して上記ローディング機構が所定の状態
に駆動されてディスク着脱位置及び駆動位置までガイド
レール１５（第２図参照）に案内されてローディングさ
れるようになされている。

ここで、上記ディスクローディング機構部に対して構成
されるディスク誤装着防止機構について説明する。

この場合、まず、上記ディスクが略水平状に収容され石
トレイ本体１３にはその上面に略凹形状のディスク収容
部１６が上記ディスクに対６− 応して略円形状に形成されると共に、ディスク着脱用の
四部１７．１８が上記ディスク収容部１６の最大径部に
対応してその両端近傍に形成される。そして、そのうち
、ディスク収容部１６にはその底面略中央部から奥行方
行にレーザ光透過用の透孔１９が図示し々いターンテー
ブル及び光学式ピックアップに対応して形成されると共
に、その先端の内周に沿って内に傾斜したディスク案内
用の傾斜部２０が上記凹部１７，１Ｂに対して前面側が
両端方向に巾広に偏芯させて形成される。また、上記ト
レイ本体１３には上記ディスクの周縁部に係合するディ
スク位置規制用の規制部２１がその上面の上記傾斜部２
０に対応した前面側に突設される。

一方、上記前面Ａ？ネル１２にはトレイ出入用の開口部
２２が形成されておシ、この開口部２２にはその上端の
前面に対して奥まった位置にディスク位置規制用の一対
の突起部２３．２４が上記トレイ本体１３のディスク収
容部１６の最大径部よシも狭い間隔で形成される。この
場合、これら突起部２３．２４はそれぞれの先端部と上
記トレイ本体１３の上面との間隔（イ）（第２図参照）
が上記ディスクの厚さく１．２ｍ）よシも狭い間隔とな
るように形成されているものである。

すなわち、上記のような構成において、第３図に示すよ
うに光学式ディスク２５はトレイ本体１３のディスク収
容部１６に対して例えば一端方向（図中右側）に食み出
す如く誤収容して、イジェクトキー１４が操作された場
合、その矢印（Ｂ）方向のローディングにともなって第
４図に示すようにその周縁部が前面・母ネル１２の開口
部２２の一端に当接して位置規制されると共に、その後
端側の周縁部が規制部２ノに当接するため若干矢印（Ｑ
方向に移動される。そして、上記ディスク２５は第５図
に示すように、さらに矢印ＣＢ）方向にローディングさ
れると、その周縁部が上記開口部２２の端部から離脱さ
れて図中右側の突起部２４に当接して位置規制されるだ
めそのローディングにともなってさらに矢印（Ｃ）方向
に移動される。この際上記ディスク２５は第６図に示す
ようにそのローディングにともなってその最大径部が上
記突起部２４に当接する近傍まで矢印（Ｃ）方向に移動
されると、上記ディスク収容部１６の傾斜部２０に案内
されて、該ディスク収容部１６−に対して修正収容され
る。この結果、上記ディスク２５は上記トレイ本体１３
の矢印（Ｂ）方向のローディングが完了されると図示し
ないディスククランパー機構部によって上記ターンテー
ブルに対して再生可能状態にフランジされるもので、こ
こに図示しないプレイキーに連動してディスク再生を楽
しめるものである。

また、上記ディスク２５はディスク収容部１６に対して
他端方向（図中左側）に食み出す如く誤収容されると、
上記操作パネル１２の開口部２２の他端及び図中右側の
突起部２３とトレイ本体１３の規制部２１及び傾斜部２
ｏとの協働によって上述した修正動作と略同様にして、
ディスク収容部１６に対し修正収容されるもので、９− ここではその説明を省略するものである。

このように、上記ディスク娯装着防止４表溝はトレイ本
体１３に対してそのディスク収容部１６にディスク案内
用の傾斜部２０及びディスク位置規制用の規制部２１を
設け、かつ前面パネル１２に対してその開口部２２０所
定位置に上記ディスク収容部１６に対応させたディスク
位置規制用の突起部２３．２４を設け、そのローディン
グにともなう協働によって誤収容されたディスク２５の
位置修正を行ないせしめて誤装着を防止するように構成
した。これは、上記ディ°スク２５の誤装着を確実に防
止し得るもので、可及的にディスク２５の保護対策の向
上化及びその取扱い性の向上化を可能せ【７めるもので
ある。

また、この発明は上記実施例に限ることなく第７図に示
すようにトレイ本体１３のディスク収容部１６に形成さ
れるディスク案内用の傾斜部２０を所定方向に巾広とな
るように偏芯させることなく一定に形成しても同様に有
効となる＝１〇− ものである。

なお、上記各実施例においては、キャビネット１１の操
作パネル１２に形成されるトレイ出入用の開口部２２を
ディスク位置規制用に兼用しているが、これに限ること
なく、例えば操作・ぐネル１２に対してトレイ本体１３
のローディング軌道上の外側に専用のディスク位置規制
用の規制部をディスク２５の周縁部に対向する如く上記
ディスク収容部１６に対応させて設けても同様に有効な
ものである。

〔発明の効果〕

以上詳述したように、この発明によれば簡易な構成で、
かつ光学式ディスクの保護対策を促進させて、その取扱
い性の向上化を可能せしめるようにした極めて良好な光
学式ディスクレコード再生装置を提供することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す光学式ディスクレコ
ード再生装置を示す斜視図、第２図は第１図の断面図、
第３図乃至第６図はそれぞれ第１図の動作状態を示す平
面図、第７図はこの発明の他の実施例を示す斜視図であ
る。 １１・・・キャビネット、１２・・・前面パネル、１３
・・・トレイ本体、１４・・・イジェクトキー、１５・
・・ガイドレール、１６・・・ディスク収容部、１７．
１８・・・凹部、１９・・・透孔、２０・・・傾斜部、
２１・・・規制部、２２・・・開口部、２３．２４・・
・突起部、２５・・・ディスク。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 光学式ディスクを略水平状に収容してなるトレイがキャ
   ビネットに対し水平式に出入自在にローディングされる
   光学式ディスクレコード再生装置において、前記トレイ
   に対しそのディスク収容部に対応してディスク案内用の
   傾斜部及びディスク位置規制用の規制部を設け、かつ前
   記キャビネットに対しその出入部に前記トレイのディス
   ク収容部に対応させてディスク位置規制用の規制部を設
   け、前記光学式ディスクの誤収容状態で、ローディング
   に連動して前記トレイの傾斜部及び規制部と前記キャビ
   ネットの規制部との協働によって位置修正を行なうよう
   に購成したことを特徴とする光学式ディスクレコード再
   生装置。