JPS6042140B2 - ウエブの送出し張力制御方法 - Google Patents

ウエブの送出し張力制御方法

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JPS6042140B2
JPS6042140B2 JP14162279A JP14162279A JPS6042140B2 JP S6042140 B2 JPS6042140 B2 JP S6042140B2 JP 14162279 A JP14162279 A JP 14162279A JP 14162279 A JP14162279 A JP 14162279A JP S6042140 B2 JPS6042140 B2 JP S6042140B2
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JP
Japan
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web
delivery
torque
tension
roll shaft
Prior art date
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Expired
Application number
JP14162279A
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English (en)
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JPS5665751A (en
Inventor
修 鈴木
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Expired legal-status Critical Current

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  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はウェブの送出し張力を制御する方法に関し、さ
らに詳細には、ウェブフィード用モータの起動又は停止
時において生じるウェブの弛み、あるいは張り等に起因
した各種製造故障を防止すると共に、装置を簡単かつ安
価に製作し得るウェブの送出し張力制御方法に関する。
本発明で言うウェブとは、例えはプラスチックフィルム
、紙、金属薄板等の、通常厚さが数μから数一程度の可
撓性を有する長尺状物を意味する。上記ウェブは、その
製造過程で一旦ロール状に巻き取られた後、例えは裁断
、穿孔、印刷等の目的で、送出しロール軸から送り出さ
れ、所定の加工を施されるのが一般的である。
ところで、従来このようにウェブを送り出す場合には、
例えばダンサロールに連結した差動変圧器あるいはテン
ションピックアップ等の張力検出手段をウェブの搬送系
に設ける一方、送出しロール軸には直流モータあるいは
パウダーブレーキ等の制動手段を連結させておき、張力
検出手段からの出力信号により制動手段を電気的あるい
は機械的に制御することによりウェブの送出し張力を制
御することが一般に行なわれていた。
しかしながらこのような張力制御方法によるときは、ウ
ェブ走行系に張力検出手段を設けることが不可欠となる
ために、これだけ装置が大型化することに加え、例えば
ウェブを自動通紙する場合などには通紙機構が複雑とな
り又制御装置が高価となる欠点があつた。
さらにまた重要なことは、このようなウェブの送出しに
際しては、装置の起動、停止時にウェブの切断あるいは
オーバーラン等による製造故障を度々生じることである
これらの故障はウェブのノ走行速度を上げ、作業を迅速
に処理しようとすればする程顕著となることは周知であ
る。そこでこれらの故障を防止するために、一般に装置
の起動時には、ウェブ送出し速度に追従できる他の駆動
手段が用いられ、又停止時にはフルー キやクラッチ等
による制動手段が、又直流モータ利用においては回生制
御による制動手段が用いられて来たが、この結果、装置
全体から見ると前述した如く製作コストがアップすると
いう欠点となつていた。
本発明は従来のウェブ張力制御方法における上記欠点を
除去し、装置の起動、停止時においてウェブに何らの支
障を与えることがなく高速でウェブ送出しができ、装置
構成が簡単かつ安価なウェブの送出し張力制御方法を提
供することを目的とする。
本発明のかかる目的は、ウェブフィード用のロールによ
り送出しロール軸から送り出されるウェブの送出し張力
を制御する方法において、前記送出しロール軸に直流モ
ータを連結し、かつ該直流モータにウェブの送出し方向
と逆方向の回転を与えて該送出しロール軸に予張力に相
当するトルクを与えておき、前記フィード用ロールを停
止させたとき、前記送出しロール軸の負荷エネルギを吸
収するための制動トルクをある一定の時間だけ前記直流
モータを介して前記送出しロール軸に与え、しかる後該
制動トルクを前記予張力に相当するトルクに戻すことに
よつて達成される。
以下この詳細を実施例に基づき説明する。
第1図は本発明の一実施態様装置を模式図、第2図は本
態様の送出しトルク特性を示す図である。
第1図において、1rはコア2に巻回されたウェブロー
ル、1はウェブロール1rから送り出されたウェブ、3
はコア2を装着した送出しロール軸、4は直流モータ、
5は制御器、6はフィードロール、7はフィードロール
6を駆動するフィードモータである。
通常のウェブ送出し作業において、ウェブ1はフィード
モータ7の駆動により回−転するフィードロール6,6
に挟持されてウェブロール1rは矢印a方向に送り出さ
れ、また異常時あるいは休けい時等、作業を途中て一時
中断する場合にはフィードモータ7の駆動停止によりウ
ェブ1の走行が中止される。本ウェブ送出し方法におい
ては、上記ウェブの送出し作業中及ひ装置の駆動停止中
のいずれの場合にも、送出しロール軸3には直流モータ
4の励磁により常にウェブ送出し方向(矢印a方向)と
逆の方向(矢印b方向)に回転力が加えられ、ウ・エプ
ロール1rから送り出されるウェブ1にある一定の予張
力(ストールテンシヨン)が与えられる。
すなわち、この予張力とは、ウェブロール1rから送出
し中のウェブ1がウェブロール1rとフィードロール6
との間で弛んだり、あるいは逆に送出しロール軸3側に
巻き取られることのない程度の張力を言う。次に本ウェ
ブ送出し方法により送り出されるウェブ1の送出しトル
ク特性について第2図に基づき説明する。
図においてM1はフィードモータ7を起動して送出し作
業を開始する時点を、M2はフィードモータ7を停止し
て作業を中断する時点を示し、まlた点P。
,Pl・・・・・・P6を夫々結んでできる線図は作業
の中断時及び作業中において送出しロール軸3に作用す
る直流モーターのトルク特性線図を示す。作業が開始さ
れるM1時点までは、直線P。,Plで示される如く、
一定のトルクT。が送出しロール軸3に与えられる。こ
のトルクT。は前記予張力に相当するトルクであり、ウ
ェブ1の送出し開始時に必要なウェブ送出し速度、ある
にはウェブ1自体の有する機械的性質等を考慮し、実験
的にその最適値が求められる。次にM1時点でフィード
モータ7が起動されるとトルクはT。
からT1に上げられ、以後所定のトルク曲線P2,P3
に沿つて次の作業の中断時である隅時点まで漸減される
。ここにトルクT1はウェブ1に与えるべき張力とウェ
ブロール1rの巻径とから必然的に決定され、またトル
ク曲線P2,P3は定トルクあるいは定張力等の各種張
力制御方法から予め実験的に求められた最適の特性曲線
に基づき設定される。M2時点でフィードモータ7が停
止されると、トルクはT2からT3に上げられ、停止時
点からある一定の時間tが経過した後最初のT。
に戻される。ここにトルクT3は送出しロール軸3に作
用する負荷エネルギを吸収するための制動トルクであり
、この値が大きすぎるとウェブ1に強い衝撃を与え、ま
た小さすぎるとウェブ1に弛みを生じるために通常これ
ら両者の中間値を実験により求めて設定される。
また時間tはトルクT3及び送出しロール軸3に作用す
る前記負荷エネルギの大きさから必然的に決定される。
通常の作業においては、ウェブ1の種類やウェブロール
1rの巻径、あるいはウェブ送出し速度等の諸条件が全
て一定しているので、上述したトルク特性値は作業の開
始前に予め制御器5にプログラミングすることができる
。また要因変更が生じた場合には、これに応じてこの設
定値を別に実験的に求めた所定の値に変更することによ
り目的が達成される。以上に詳述したように、本ウェブ
送出し方法では、フィードモータ7の停止時に送出しロ
ール軸3に作用する負荷エネルギを吸収するべくウェブ
が送り出される方向と逆の制動トルクT3をある一定時
間tだけ与えた後、該制動トルクT3を予張力に相当す
るトルクT。
に戻すようになされているために、フィードモータ7の
起動停止時にウェブ1が異常に弛んだり、あるいは張ら
れたりすることがなく、常にウェブにある値以上の張力
がかかつているため、切断することなく短い時間で高速
まで立上げることが可能である。またかかる張力の制御
に関しては、従来方法の如きテンションピックアップ、
あるいはダンサロール等の張力検出手段を設ける必要が
なく、全て制御器5を介してプログラミングすることが
できるので、従来複雑であつたウェブの自動通紙機機構
が簡潔となり装置をコンパクトかつ安価に製作できる利
点がある。以上、本発明の内容を一実施態様に基づき説
明して来たが、本発明はかかる態様に必ずしも限定され
るものではなく、特許請求の範囲の要旨を逸脱しない範
囲で種々の変更が可能であることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施態様装置の模式図、第2図は本
態様の送出し特性線図を示す。 1・・・ウェブ、1r・・・ウェブロール、2・・・コ
ア、3・・・送出しロール軸、4・・・直流モータ、5
・・・制御器、6・・・フィードロール、7・・・フィ
ードモータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ウェブフィード用ロールにより送出しロール軸から
    送り出されるウェブの送出し張力を制御する方法におい
    て、前記送出しロール軸に直流モータを連結し、かつ該
    直流モータにウェブの送出し方向と逆方向の回転を与え
    て該送出しロール軸に予張力に相当するトルクを与えて
    おき、前記フィード用ロールを停止させたとき、前記送
    出しロール軸の負荷エネルギを吸収するための制動トル
    クをある一定の時間だけ前記直流モータを介して前記送
    出しロール軸に与え、しかる後該制動トルクを前記予張
    力に相当するトルクに戻すことを特徴とするウェブの送
    出し張力制御方法。
JP14162279A 1979-11-01 1979-11-01 ウエブの送出し張力制御方法 Expired JPS6042140B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5665751A JPS5665751A (en) 1981-06-03
JPS6042140B2 true JPS6042140B2 (ja) 1985-09-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0199242U (ja) * 1987-12-24 1989-07-03

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0755749B2 (ja) * 1988-10-13 1995-06-14 シャープ株式会社 メディアシート搬送装置
US7891276B2 (en) 2007-08-31 2011-02-22 Kimbelry-Clark Worldwide, Inc. System and method for controlling the length of a discrete segment of a continuous web of elastic material

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