JPS6041760A - 水銀電池 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、水銀電池の正極の改良に関するものである。

従来の構成とその問題点 水銀電池は、放電中の電圧変化が少なく、保存性能が優
れており、小形で容積２重は当たりの電気容量が大きい
。また、開路電圧も長期にわたって安定していることか
ら、小形電子機器の電源として、補聴器、カメラの露出
部、開側２に、腕時計。

トランシーバ−、ポケットベル等に１史用されている。

近年、機器の小形化に伴い電池の小形化が要求されてい
る。その結果、電池の放電容量、静特性の安定化が問題
となってきている。

従来の水銀電池の正極′ｆ：第１図に示す。図中１は正
極端子を兼ねた金属ケース、２はｉＥ極活物質である酸
化水銀、二酸化マンガンと、導電剤である黒鉛又はアセ
チレンブラック、及び焼成マンガンからなる正極合剤を
粗成形した後、正極リング３とともにケースに加圧成形
し、たものである。

上記の構成では、正極リング下部２ａの合剤密度が高く
なり、電解液の浸透が悪くなる不都合がある。丑だ−Ｊ
二＋４（２合剤組成では、合剤の成形性が小安定で、合
剤重度が不均一となるため、電解液の浸透速度が遅く、
吸液量が安定していない。その結果、電池の放電容量、
静特性が不安定になる。

発明の目的 本発明は、上記のような欠点を屓消し、ｉ′ｒｆＩ特Ｉ
Ｉ４：、　。

放電容量の安定した水銀電池を提供することをｌ」的と
する。

発明の構成 本発明は、酸化水銀を主なる正極活物質とする正極合剤
中に酸化水銀１００重破部に７・Ｊシて１〜８重濱部の
酸化カドミウムを含治させるものである。

この構成によれば、合剤の成形ｒ］−７がよく、成形さ
れた合剤の密度が均一になる。傷に１に極すングＦ台（
（２ａの合剤密度が電解液を吸液し２ないほど高くなら
ないため、正極合剤中へ迅速にかつ均−Ｖこ吸液され、
吸液量も安定する。また、ＩＥ正極合剤中ことによって
、さらに電ｌＩＪイ液が雅１１１３＼侵透していく効果
がある。その結果、放′１１容吊、静特性が安定する。

また、酸化カドミウムは、負極側から発生する水素ガス
を除去するため、′電池の膨張寸／こけ破裂による機器
の破損を防１」−するという利点もある。

実施例の説明 第２図は本発明の実施例による水銀電池ＭＲ９を示す。

図において、１は厚さ０．３０団の鋼板を段付部下部外
径１３．１　ｍｒｎ　、段付部下ｇＢ　２．６０　ｍｍ
　ｒ段付部下部外径１５．６　ｍｍ　、高さ６．８０　
ｍｍに１Ｊち抜き加工し、二ノク−ルメノキをｈ布し７
たｊ、Ｆ　４會ケースである。２け正極合剤で、活物質
である酸化水銀１００重は部に導電性吻ｔ４である黒鉛
ま／こはアセチレンプラック５ノロ計部、酸化カドミウ
ムを１〜５重量部を混合し、ペレット状に成形した後、
正極リング３とともにＩＥ極ケースに加圧成形したもの
である。４１ｊ上ポリエチレン、ポリプロピレンなどよ
りなるセパレータ、５ｄアルカリ′ｆｉ　＋性液を含ん
だセロース系の含液拐である。６幻−負極合剤で、汞化
率５〜１５係の水化亜鉛粉末と電Ｍ’（液の水酸化カリ
ウム水溶液ど増粘剤のポリアクリル酸ソーダやカルボギ
ンメチルセルロース等との混練物よりなる。７は］１ノ
、さ０．４０　＋ｒｔｙｎのニッケルーステンレス鋼−
鋼の三層クラッド祠を外径１３．８０　ｍｍ　、高さ２
．６０ｍｍに加工し７た封口板、８Ｃポリアミド樹脂、
ポリエチＩ／ノ樹脂、ボリグロピレン４ｆｇ　Ｉｌｅ　
等Ｊ：りなる絶縁ガスヶ、）・であり、このガスケツ）
・８を装着した組立封１」板７内に前記の負極が充填σ
れる。

酸化カドミウムを含有した正極合剤は、成形性か摩れて
いるため、加圧成形される際に合剤密度か均一になり、
電解液の吸液量が安定し、さらに合剤へ均一に電解液が
浸透する。また、酸化カドミウムは、電解液中で水酸化
カドミウムに変化することによ−）で、きらに合剤＋１
ｉ１１１部へ電Ｊｑｑ液が浸透していく。その結果、電
池の放電容量と静特性が安定する。

第３図は正極合剤の酸化カドミウムの含有割合を変えた
電池についての電池内部抵抗のバラツキと平均値の関係
を示している。なお、試料数は各々２０個である。酸化
カドミウムの含有、１１１１合を酸化水銀１００重量部
に対して１〜８重石部にした際に内部抵抗が安定し、バ
ラツキが小さくな−）ている。

ま／ζ、第４図は酸化カドミウムの介イ〕−９Ｕ合と放
電ｇ解のバラツキと平均値の関係を示している。

この図より、明らかに酸化水銀１００徂搦一部に対して
酸化カドミウムを１〜８重量部含有する際に放電容量が
安定し、バラツギが小さくなっている。

次に酸化水銀１００車量部に対して酸化カドミウム３型
取部を含有する正極合剤を用いた′ε池をＡ１酸化カド
ミウムを含まない正極合剤を用いた電池をＢとして、内
部抵抗、放電容量の標準偏差を比較してみると、次表の
とおりである。なお、試料数に各２０１１６１　テある
。

発明の効果 以上の実施＋７１Ｊからも明ら刀・の」、うに、本発明
によれば、容昂、静肪性か安定した水銀電池が得しれる
。

４、図面の簡ｔ１ｊな＋ｉｆｅ　ＩＪ 第１図は従来構成による正極ケースに正極合剤を充填し
た状態を示す縦断１８」図、第２図−木兄１，１ｌ−１
の実施例（ｆこおける′電池の一部を断面Ｖこした側面
図、第３図は合剤の酸化カドミウムの含有Ａ１１合を変
１）；させた際の内部抵抗の推移を示す図、均′５４図
を」、酸化カドミウムの含有割合を変化させた際の放電
容量の推移を示す図である。

１・・・正イ愼ケース、２　・　正極合剤、４　セパレ
ータ、５　・・・含液材、６・・　・負極、７−　封１
」板、８・・・・・絶縁力スケット。

代理人の氏名　弁μ］！士　中　尾　敏　男　ほか１名
車　１　１］ 第２図 第３図 部 抵 抗ｌＯ ：■

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 主なる正極活物質として酸化水銀を１史用する正極合剤
   中に酸化水銀１００重量部に灯して１〜８重量部の酸化
   カドミウムを含有させたことを特徴とする水銀電池。