JPS6039336B2 - エチレングリコ−ルの連続的製法 - Google Patents

エチレングリコ−ルの連続的製法

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JPS6039336B2
JPS6039336B2 JP12067680A JP12067680A JPS6039336B2 JP S6039336 B2 JPS6039336 B2 JP S6039336B2 JP 12067680 A JP12067680 A JP 12067680A JP 12067680 A JP12067680 A JP 12067680A JP S6039336 B2 JPS6039336 B2 JP S6039336B2
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、エチレングリコールの新規な製法に関し、
特に、一酸化炭素を亜硝酸ェステルとの気相反応によっ
て得られるシュウ酸ジェステルを原料とし、エチレング
リコールを製造する連続プロセスを提供するものである
エチレングリコールは、ポリエステル繊維の原料、アル
キド樹脂の原料、耐寒用冷却剤、溶媒あるいは試薬など
、工業的に多くの用途を有している。
従来、シュウ酸ジェステルを水素添加触媒下に、水素と
気相接触させ、エチレングリコールを製造する方法は知
られている。
またシュウ酸ジェステルを製法として、一酸化炭素と亜
硝酸ェステルを、白金族金属系触媒下に気相接触させる
方法も公知である。この発明は、前記シュウ酸ジェステ
ルの製法とエチレングリコールの製法を巧みに組合せ、
一酸化炭素と蛭硝酸ェステルおよび水素から、エチレン
グリコールを工業的に有利に製造することのできる、連
続プロセスを提供するものである。
すなわちこの発明は、‘1)一酸化炭素と亜硝酸ェステ
ル含有ガスを、白金族金属系固体触媒に気相で接触させ
、シュウ酸ジェステルを含む生成物を得る第1工程、■
第1工程における生成物を凝縮し〜第1工程の接触反
応で生成した一酸化窒素を含有する非凝縮ガスと、シュ
ウ酸ジェステルを含有する凝縮液とに分離する第2工程
、‘3} 第2工程における非凝縮ガスを、分子状酸素
含有ガスおよびアルコール液に接触させ、生成した亜硝
酸ェステル含有ガスを、第1工程に循環供給する第3工
程、■ 第2工程における凝縮液を蒸留し、第1工程の
接触反応で劉生した炭酸ジェステルを含むアルコールを
留出させ、シュウ酸ジヱステルを取得する第4工程、{
51 第4工程におけるシュウ酸ジェステルと、水素と
を水素添加触媒に気相で接触させ、エチレングリコール
を含む生成物を得る第5工程、{6} 第5工程におけ
る生成物を蒸留し、第5工程の接触反応で劉生したシュ
ウ酸ジェステルのェステル残基に対応するアルコールを
留出させ、エチレングリコールを取得する第6工程、{
7} 第6工程におけるシュウ酸ジェステルのヱステル
残基に対応するアルコールを、第3工程のアルコール源
として循環供給する第7工程、の各工程からなる、エチ
レングリコールの連続的製法に関するものである。
次に、この発明の各工程について説明する。
第1工程白金族金属系固体触媒を充填した反応器に、一
酸化炭素および亜硝酸ヱステルを含有する原料ガスを導
入し、気相で接触反応させる。
反応器としては、単管式あるいは多管式触媒充填塔が有
効で、白金族金属系固体触媒と原料ガスとの接触時間は
1硯砂以下、好ましくは0.2〜5秒となるように設定
するのが望ましい。
白金族金属系固体触媒としては、パラジウムが最も有効
であるが、白金、ロジウム、ルテニウム、イリジウムな
ども有用で、これら金属の硝酸塩、硫酸塩、リン酸塩、
ハロゲン化物および酢酸塩、シュウ酸塩、安息香酸塩な
どの塩類も使用に供される。
これらは、例えば活性炭、アルミナ、シリカ、珪藻±、
軽石、ゼオラィト、モレキュラーシーブなど不活性な担
体に担持させて使用される。また、その使用量は、白金
族金属換算で担体に対して0.01〜1の重量%、通常
は0.2〜2重量%の範囲で用いれば充分である。原料
ガスである一酸化炭素および亜硝酸ヱステル含有ガスは
、通常窒素ガス、炭酸ガスなどの反応に不活性なガスで
希釈して使用される。
亜硝酸ェステルは、炭素原子数1〜8個を有する飽和1
価の脂肪族アルコールまたは脂環族アルコールと亜硝酸
とのェステルを好ましく、アルコール成分としては例え
ばメタノール、エタノール、n−(およびiso−)プ
ロパノール、n−(iso−,sec一,企rt一)ブ
タノール、n−(およびiso一)アミルアルコール、
ヘキサノール、オクタノールのような脂肪族アルコール
、およびシクロヘキサノール、メチルシクロヘキサノー
ルのような脂環族アルコール、などを挙げることができ
、これらのアルコールには、例えばアルコキシ基のよう
な反応を阻害しない置換基を含んでいてもよい。
これらの中でも、亜硝酸メチルを用いるのが最も好まし
い。この反応は、反応城に液相が形成されない条件で実
施することが必要である。
反応城に液相が形成されない条件は、反応温度、反応圧
力および亜硝酸ェステルの種類、使用濃度などに関連し
て変わるので、それぞれを一律に定めることはできない
。しかし反応温度については、反応は低温でも充分速や
かに進行し、また反応温度が低いほど副反応が少いため
、所望の空時収量が維持される限り比較的低温、すなわ
ち通常50〜200℃、好ましくは80〜15000の
温度で実施される。
また反応圧力については、通常、常圧ないし10k9/
c鰭(ゲージ圧)、好ましくは常圧ないし5k9/塊(
ゲージ圧)の圧力で実施され、場合によっては常圧より
や)低い圧力であってもよい。原料ガス中の亜硝酸ヱス
テルの濃度は、広範囲に変えることができるが、満足す
べき反応速度を得るためには、その濃度が1容量%以上
となるように存在させることが必要であり、通常5〜3
批容量%である。
原料ガス中の一酸化炭素の濃度は、広範囲に変ってよく
通常、10〜9舷容量%の範囲が選ばれる。
第2工程第1工程における生成物を凝縮器に導き、生成
物中のシュウ酸ジェステルが凝縮する温度に冷却後、凝
縮液と非凝縮ガスとに分離する。
この分離された凝縮液には、目的物のシュウ酸ジェステ
ルの他に、炭酸ジェステル、ギ酸ェステルなどの副生物
を少量含有している。
一方、非凝縮ガスには、第1工程の接触反応で生成した
一酸化窒素の他に、未反応の一酸化炭素、亜硝酸ェステ
ルなどが含まれている。なおこの工程において、目的物
のシュウ酸ジェステルの一部が非凝縮ガスに同伴され、
これが後記第3工程で一酸化窒素で再生時に生成する水
によって加水分解され、生成したシュウ酸がガス循環系
内に蓄積する恐れがある。
また、目的物がシュウ酸ジメチルのように、融点が比較
的高い場合には、目的物が凝縮器の壁などに固化付着し
、ついにはその閉塞をきたす、という恐れもある。従っ
てこれらの問題点を解消するために、第1工程における
生成物をアルコールに接触させながら、そのアルコール
の沸点以下の温度で冷却凝縮させる、という方法を適用
することもできる。例えば、目的物がシュウ酸ジメチル
の場合には、被処理物10筋容量部に対し、メタノール
を0.01〜0.1容量部流しながら、30〜60q0
の温度で冷却凝縮させるのが好ましいo第3工程 第2工程で分離された非凝縮ガスを再生塔に導き、分子
状酸素含有ガスおよびアルコール液とを接触させて、ガ
ス中の一酸化窒素を亜硝酸ヱステルに再生する。
この工程における再生塔としては、充填塔、気泡塔くス
プレー塔、段塔などの通常の気液接触装置が用いられる
また使用に供されるアルコールは、前記亜硝酸ェステル
の構成々分であるアルコール成分の中から選ばれる。ア
ルコールと接触させる非凝縮ガスおよび分子状酸素含有
ガスは。個別にまたは混合状態で再生塔に導入すること
ができる。この再生塔では、一酸化窒素の一部を二酸化
窒素に酸化するとともに、これらをアルコールに吸収反
応させ亜硝酸ェステルに再生するものである。
この工程では、再生塔から導出させるガス中の一酸化窒
素の濃度を、2〜7容量%の範囲内に規制し、該ガス中
に二酸化窒素および酸素が実質的に含まれないようにす
ることが好ましい。
すなわち再生ガス中の一酸化窒素の濃度を前記上限より
大きくすると、該ガスを第1工程の反応器に循環使用す
る場合、シュウ酸ジヱステル生成の反応速度が小さくな
りその収率が低下する。一方、その濃度を前記下限より
小さくすると、再生ガス中にかなりの量の二酸化窒素お
よび酸素が含有されることになり、これらが第1工程に
おける前記白金族金属系固体触媒の活性を低下させ、ま
た二酸化炭素の副生を増大させる要因になる。このため
に、再生塔に導入されるガス中の一酸化窒素1モルに対
し、分子状酸素含有ガスを酸素基準で0.08〜0.2
モル供給し、これらのガスを使用に供されるアルコール
の沸点以下の温度でアルコールと接触させるのが好まし
く、その接触時間は0.5〜2鼠砂が好ましい。
またアルコールの使用量は、生成する二酸化窒素および
これとほぼ等モルの一酸化窒素とを、完全に吸収反応さ
せる必要量以上用いられ、通常再生塔に導入されるガス
中の一酸化窒素1容量部に対し、アルコールを2〜5容
量部用いるのが好ましい。なお、損失した窒素分の補給
は、第1工程の反応器に亜硝酸ェステルを供給するか、
あるいは第3工程の再生塔に一酸化窒素、二酸化窒素、
三酸化窒素、四酸化窒素などの窒素酸化物または硝酸を
導入することによっても行える。
また、第2工程における非凝縮ガス中の一酸化窒素の含
有量が多く、第3工程にしたがって一酸化窒素を亜硝酸
ェステルに再生した際、必要量以上の軽硝酸ェステルが
得られる場合には、非凝縮ガスを全量再生塔に導くこと
なく、その一部は直接第1工程における反応器に循環供
給してもよい。
再生塔から導出される、亜硝酸ェステル含有ガスは、第
1工程の反応器に循環する。
また、この再生ガスにもう一つの原料である一酸化炭素
を混入後、反応器に供V給してもよい。なお、再生され
た亜硝酸ェステルが亜硝酸nーブチル、亜硝酸nーァミ
ルなどのように炭素原子数が4個以上のアルコールをヱ
ステルの場合は、再生反応の際副生する水と共沸組成を
形成し、再生ガス中に水を同伴する。従って、このガス
をそのまま第1工程の反応器に供給すると、水がシュウ
酸ジェステル生成反応を抑制するので、蒸留などの操作
でガス中の水を除去した後、反応器に循環供給するのが
好ましい。一方、再生された亜硝酸ェステルが、亜硝酸
メチル、亜硝酸エチル、亜硝酸n−プロピル、亜硝酸i
−プロピルの場合は、再生反応の際、創生する水と共沸
組成を形成せず、再生ガス中に水を含有しないため、そ
のままの状態で反応器に循環供給できる。再生塔から導
出される液は、再生反応で副生した水を含むアルコール
溶液である。
これは、蒸留などの操作によって、アルコール中の水分
が5容量%以下、好ましくは2容量%以下に精製した後
、第3工程におけるアルコール源、場合によっては第2
工程におけるアルコール源として再利用してもよい。第
4工程 第2工程で分離された凝縮液を蒸留塔に導き、通常の操
作で蒸留し、蒸留銭液としてシュウ酸ジヱステルを得る
留出分には、アルコールの他に第1工程の接触反応で創
生した炭酸ジヱステル、さらにはギ酸ェステルも徴量含
まれている。
なおこの留出分にスチームを接触させ、蟹出分中の炭酸
ジェステルさらにはギ酸ェステルを、アルコールと炭酸
ガスとに加水分解し、得られるアルコールを第3工程に
おけるアルコール源として循環供給してもよい。
また第2工程において、非凝縮ガスをアルコールに接触
させながら凝縮させる場合には、このアルコール源とし
て循環供給することもできる。この加水分解は、例えば
水沢化学社製のネオビードP(商品名)のようなアルミ
ナ触媒下に、150〜250qoの気相反応により容易
に行える。
なお、この工程における蒸留塔あるいは加水分解塔とし
ては、充填塔、棚段塔、強制蝿洋式薄膜塔など通常の装
置が用いられる。第5工程 第4工程において得られたシュウ酸ジェステルと、水素
とを、水素添加触媒を充填した反応器に導入し、気相で
接触反応させる。
反応容器としては、固定床あるいは流動床などが有効で
、水素添加触媒と原料ガスとの接触時間は5秒以下、好
ましくは0.2〜2秒となるように設定するのがよい。
水素添加触媒は公知のものが使用され、例えば亜クロム
酸鋼、亜クロム酸銅亜鉛、亜クロム酸バリウム、クロム
酸銅アンモニウム、クロム酸亜鉛、ラネーニッケル、亜
クロム酸マンガン、亜クロム酸マグネシウムなどが挙げ
られる。これらは単独で使用することもできるが、例え
ば活性炭、アルミナ、シリカ、珪藻士、軽石、ゼオラィ
ト、モレキュラーシ−ブなどの不活性担体に担持して使
用に供してもよい。水素は、一般にシュウ酸ジヱステル
をエチレングリコールと、シュウ酸ジェステルのェステ
ル残基に対応するアルコールに変換するのに必要な、化
学量論的な量より過剰に使用するのがよい。
反応温度は、通常、150〜30000、好ましくは1
80〜23000である。また反応圧力は、大気圧以上
、好ましくは10〜4戊気圧である。この工程における
反応生成物は、その大部分がエチレングリコ−ルとシュ
ウ酸ジェステルのェステル残基に対応するアルコールで
あるが、シュウ酸ジェステルの片方のェステルだけが水
添されたグリコール酸ェステルも少量含まれている。
第6工程および第7工程第5工程における生成物を蒸留
塔に導き、通常の操作で蒸留し、シュウ酸ジェステルの
ェステル残基に対応するアルコールを留出させ、目的物
のエチレングリコールを蒸留残液として取得する。
留出したアルコールは、第3工程における再生塔のアル
コール源の一部として循環供給する。なお、第2工程に
おいて、非凝縮ガスをアルコールに接触させながら凝縮
させる場合には、このアルコール源の一部として循環供
給することもできる。蒸留残液には、目的物であるエチ
レングリコ−ル以外に、少量のグリコール酸ェステルが
含まれているが、この液を蒸留しグリコール酸ェステル
を留出させることにより、精製エチレングリコ−ルを取
得することができる。
なおグリコール酸ェステルは、第5工程における水素添
加条件下で、シュウ酸ジェステルと同機エチレングリコ
ールに水添されるため、前記留出したグリコール酸ェス
テルを第5工程に循環供給することもできる。次に、こ
の発明のプロセスを、この発明の一実施態様を示すフロ
ーシート図面に従って具体的に説明する。なお、図中、
1と6は反応器、2と8は凝縮器、3は再生塔、4,9
および10は蒸留塔、5は加熱器、7と11は熱交換器
、12は加水分解塔を示し、20〜5川ま導管を示す。
白金族金属系固体触媒を充填した反応器1に、導管20
からの一酸化炭素、および導管21からの亜硝酸ヱステ
ル、一酸化窒素等を含有するガスを、ガス循環機(図示
せず)で加圧して導管22を通して導入する。反応器1
において気相で接触反応を行い、触媒層を通過した反応
生成ガスは下部から取出され、導管23を通して凝縮器
2に導入される。凝縮器2では、導管25から導入され
るアルコールを接触させながら反応生成ガスを凝縮させ
、シュウ酸ジェステルを主として含有する凝縮液は、導
管30を通して蒸留塔4に導かれる。
一方、未反応の一酸化炭素と亜硝酸ェステル、および副
生した一酸化窒素などを含む非凝縮ガスは、導管24を
通して再生塔3の下部に導入される。再生塔3において
非凝縮ガスは、下部に導管27を通して導入される分子
状酸素含有ガス、および上部に導管28を通して導入さ
れるアルコールと向流接触により反応させて、亜硝酸ェ
ステルを生成させる。この再生塔3では、一酸化窒素の
二酸化窒素への酸化反応に引きつづきそれらのアルコー
ルへの吸収反応が起る。なお亜硝酸ェステルを生成する
に十分な窒素源が不足する場合には導管26を通して窒
素酸化物を混入してもよい。再生塔3で生成した亜硝酸
ェステル含有ガスは、導管21,22を通して、導管2
0より新しく供給される一酸化炭素とともに、反応器1
に循環供給される。一方、再生塔3で副生した水はアル
コール水溶液の形で底部から導管29を通して取出され
る。このアルコール水溶液は、蒸留などの操作によって
液中の水分を除去した後、前記導管28または25を通
して再生塔3または凝縮器2に供給されるアルコール源
として再利用してもよい。蒸留塔4では、アルコールと
副生物の炭酸ジェステルなどを滋出・させ、シュウ酸ジ
ェステルが導管38を通して取出される。
留出分は、導管31を通し熱交換器11で加熱された後
、導管32を通し導管33から導入されるスチームと混
合され、加水分解塔12に導かれる。
加水分解塔12で、ガス中の炭酸ジェステルさらにはギ
酸ェステルは、アルミナ系触媒の作用により、アルコー
ルと炭酸ガスに加水分解される。
生成したガス状アルコールは、導管34を通し熱交換器
11で冷却された後、凝縮器(図示せず)でガス中の炭
酸ガスを放散させるとともに凝縮させる。次いで、この
アルコールは導管35,36を通し、導管28を通して
再生塔3に供給されるアルコール源として循環供給され
る。またこのアルコール液の1部は、場合によって導管
37および導管25を通して凝縮器2に供給されるアル
コール源として再利用することもできる。蒸留塔4にお
ける蒸留残液であるシュウ酸ジェステルは導管38を通
し、導管49からのグリコール酸ェステルと混合され、
昇圧ポンプ(図示せず)で所望圧に昇圧した後、加熱器
5に導き、導管40からの水素と接触させる。
得られるガス状混合物は導管41を通し、水素添加触媒
を充填した反応器6に導入し、気相で接触反応を行う。
反応生成ガスは導管42を通して取出され、熱交換器7
で冷却された後、導管43を通して凝縮器8に導かれる
。凝縮器8では、反応生成ガスを凝縮し、エチレングリ
コールを主成分とする凝縮液は、導管46を通して蒸留
塔9に導かれる。
一方、水素を主成分とする非凝縮ガスは、導管44を通
し取出され、昇圧ポンプ(図示せず)で所望圧に昇圧し
た後、熱交換器7で加熱し、導管45を通し導管40か
らの水素と混合され加熱器5に導かれる。蒸留塔9では
、創生したシュウ酸ジェステルのェステル残基に対応す
るアルコールを、導管47を通して留出させ、このアル
コールは導管36および導管28を通して再生塔3に供
給されるアルコール源として循環供給する。またこのア
ルコールの一部は、場合によって導管37および導管2
5を通して凝縮器2に供給されるアルコール源として再
利用することもできる。蒸留残液は、導管48を通して
取出され蒸留塔10に導かれる。蒸留塔10では、鰯生
グリコ−ル酸ェステルを導管49を通して蟹出させ、導
管38からのシュウ酸ジェステルと混合された後、導管
39を通し加熱器5に導かれる。一方、蒸留残液である
目的物のエチレングリコールは、導管50を通して取得
される。次に実施例によって、具体的に説明する。
実施例 1 内径36.7側、高さ55仇舷のチューブ6本よりなる
ステンレス製多管反応器Aのチューブ内に、1.5重量
%のパラジウムを担持した直径5側、高さ3側のべレッ
ト状yーアルミナ触媒3k9(3そ)を充填した。
この触媒層に上部からダイヤフラム式ガス循環ポンプで
、一酸化炭素と後記再生塔における再生ガスとの混合ガ
ス〔圧力:0.2k9/仇(ゲージ圧)、組成:一酸化
炭素22.0容量%、亜硝酸メチル9.1容量%、一酸
化窒素3.1容量%、メタノール9.4容量%、炭酸ガ
ス8.接客量%および窒素47.0容量%〕を予め熱交
換器で約9000に子熱した後12.0Nめ/hrの速
度で供給し、反応器のシェル側に熱水を通すことにより
触媒層の温度を104〜117℃に保持した。
触媒層を通過したガスを、内径158肌、高さ140仇
吻のラシヒリング充填式気液接触凝縮器Aの塔底に導き
、該塔頂からメタノールを5.6そ/hrの速度で導入
し、約35qo(塔項温度30oo、繁底温度4000
)で向流接触した。
塔底から凝縮液(組成:シュウ酸ジメチル46.亀重量
%、炭酸ジメチル4.$重量%、ギ酸メチル0.0丸重
量%およびメタノール48.0重量%)2.8k9/h
rを得、一方塔頂から非凝縮ガス(組成:一酸化炭素1
5.蟹容量%、顔硝酸メチル3.甥容量%、一酸化窒素
6.群容量%、メタノール24.2容量%、炭酸ガス7
.筋容量%および窒素41.4容量%)13.磯で/h
rを得た。この非凝縮ガスに、酸素140夕/hrと一
酸化窒素9夕/hrを混入した後(ガス中の一酸化窒素
に対する酸素のモル比=0.15)、内径158側、高
さ140物肋の気液接触式再生塔の塔底に導き、該塔頂
からメタノール(再生塔循環メタノールも含む)を40
〆/hr(このうち0.7夕/hrは後記蒸留塔Bから
補給されたものである。)の速度で導入し、約35qo
(塔頂温度30oo、繁底温度4000)で向流接触さ
せ、ガス中の一酸化窒素を亜硝酸メチルに再生した。再
生塔における再生ガス(組成:一酸化炭素15.蟹容量
%、亜硝酸メチル8.0容量%、一酸化窒素2.群容量
%、メタノール24.2容量%、炭酸ガス7.筋容量%
および窒素41.群容量%)14.2Nが/hrは一酸
化炭素550夕/hrを混入した後、前記ガス循環ポン
プに供給圧縮し、吐出ガスを20ooに冷却し凝縮メタ
ノールを分離し反応器Aに導いた。一方この再生塔から
導出された20.0重量%含水メタノール溶液1.2夕
/hrは、蒸留によって水を除去した後、該塔における
メタノール線として再使用した。前記凝縮器Aから導出
された凝縮液2.8k9/hrを、内蓬3山肌、高さ3
000柳の蒸留塔Aに導き、塔頂温度6300、塔底温
度16600で蒸留した。
塔底から、純度98.の重量%のシュウ酸ジメチル液1
.32k9/hrを得た。一方、搭頂から、メタノール
96.7容量%、炭酸ジメチル3.2容量%およびギ酸
メチル0.02容量%からなる留出ガス0.9州で/h
rを得た。この留出ガスを、内径28.4柳、高さ10
0物奴の加水分解塔(水沢化学社製ネオビードP(50
0の【)充填)に導き、約200oCでスチーム50夕
/hrと接触させ、ガス中の炭酸ジメチルおよびギ酸メ
チルを加水分解しメタノール1.77〆/hrを得た。
前記蒸留塔Aで得たシュウ酸ジメチル1.32kg/h
rと、後記蒸留塔Cにおけるグリコール酸メチル0.0
5kg/hrを混合し、30k9/c鰭Gに昇圧した後
、同圧力の水素57.笠容量%、窒素42.5容量%か
らなるガスを混合し約20000に加熱した。得られる
混合ガスを、内径42.6側、高さ2500側の反応器
B(堺化学社製、Cu−Cr−母系ST−203触媒3
.0そ充填)に、30Nで/hrの速度で供給した。触
媒層を通過したガスを、内径53.5側、高さ150仇
岬の凝縮器Bに導き、約4000に冷却し、塔底から凝
縮液(組成:エチレングリコール43.損重量%、メタ
ノール47.4重量%およびグリコール酸メチル6.4
重量%)1.5k9/hrを得た。一方、塔頂から導出
された非凝縮ガス(組成:水素73.8容量%、窒素2
6.2容量%)28.7Nの/hrは、前記水素源とし
て循環供給した。凝縮器Bで得た凝縮液1.5k9/h
rを、内径30側、高さ300仇吻の蒸留塔Bに導き、
塔頂温度65℃、塔底温度15800で蒸留した。
繁頂から蟹出したメタノール0.7夕/hrは、前記再
生塔に循環供給した。一方塔底から得られた蒸留残液(
組成:エチレングリコール83.亀重量%、グリコール
酸メチル12.2重量%)0.79k9/hrを、内径
3仇豚、高さ300仇駁の蒸留塔Cに導き、塔頂温度9
5qo、塔底温度158ooで蒸留した。塔頂から蟹出
したグリコール酸メチル0.05kg/hrを、前記反
応器Bに循環供給し、一方塔底から蒸留残液として、純
度98.0重量%のエチレングリコール0.67kg/
hrを得た。実施例 2内径36.7肌、高さ55仇吻
のチューブ6本よりなるステンレス製多管反応器Aのチ
ューブ内に、0.5重量%のパラジウムを担持した直径
5肌、高さ3肌のべレット状yーアルミナ触媒2.5k
g(2.5〆)を充填した。
この触媒層に上部からダイヤフラム式ガス循環ポンプで
、1.8k9/c椎(ゲージ圧)に圧縮した原料ガス(
組成:一酸化炭素20.破き墨%、亜硝酸メチル15.
1容量%、一酸化窒素3.1容量%、メタノール13.
2容量%、炭酸ガス2.0容量%および窒素46.甥容
量%)を予め熱交換器で約9000に予熱した後5.4
Nの/hrの速度で供給し、反応器のシェル側に熱水を
通すことにより触媒層の中央部の温度を約11000に
保持した。
触媒層を通過したガスを、内径158側、高さ140仇
肋のラシヒリング充填式気液接触凝縮器Aの塔底に導き
、該塔頂からメタノールを1.3そ/hrの速度で導入
し、塔頂温度40℃、繁底温度43qoで向流接触した
塔底から凝縮液(組成:シュウ酸ジメチル48.の重量
%、炭酸ジメチル1.5重量%、ギ酸メチル0.丸亀量
%およびメタノール48.の重量%)2.2kg/hr
を得、一方塔頂から非凝縮ガス(組成:一酸化炭素13
.3容量%、亜硝酸メチル7.4容量%、一酸化窒素1
1.9容量%、メタノール14.2容量%、炭酸ガス2
.4容量%および窒素50.受容量%)5.0Nで/h
rを得た。この非凝縮ガスに、酸素119.0夕/hr
を混入した後(混合ガス中の一酸化窒素に対する酸素の
モル比=0.2)、内径158脚、高さ140仇肋の気
液接触式再生塔の繁底に導き、該繁頂からメタノールを
5.0そ/hrこのうち0.65夕/hrは後記蒸留塔
から補給されたものである。
)の速度で導入し、繁頂温度40oo、塔底温度420
で同流接触させ、ガス中の一酸化窒素を亜硝酸メチルに
再生した。再生塔における再生ガス(組成:一酸化炭素
13.0容量%、亜硝酸メチル16.鉄容量%、一酸化
窒素3.4容量%、メタノール1も7容量%、炭酸ガス
2.群容量%および窒素50.舷容量%)5.1Nで/
hrは、前記ガス循環ポンプに供給圧縮した。次いで吐
出ガス4.7N〆/hrに一酸化炭素66.群容量%、
亜硝酸メチル6.接客量%、メタノール1.群容量%、
窒素25.6容量%を含む混合ガス0.7Nの/hrを
補給混合して反応器Aに導いた。一方この再生塔から導
出された5.の重量%含水メタノール溶液4.2夕/h
rは、蒸留によって水を除去した後、該塔におけるメタ
ノール源として再使用した。前記凝縮器Aから導出され
た凝縮液2.2k9/hrを、内径3仇吻、高さ300
仇吻の蒸留塔Aに導き、塔頂温度63qo、塔底温度1
6600で蒸留した。
塔底から、純度99.の重量%のシュウ酸ジメチル液1
.07k9/hrを得た。一方、塔頂から、メタノール
98.5容量%、炭酸ジメチル1.1済容量%およびギ
酸メチル0.29容量%からなる蟹出ガス0.74Nの
/hrを得た。この留出ガスを、内径28.4帆、高さ
1000肌の加水分解塔(水沢化学社製ネオビードP(
500泌)充填)に導き、約200qoでスチーム17
.0多/hrを接触させ、ガス中の炭酸ジメチルおよび
ギ酸メチルを加水分解しメタノール1.33そ/hrを
得た。
前記蒸留塔Aで得たシュウ酸ジメチル1.07k9/h
rと、後記蒸留塔Cにおけるグリコール酸メチル72.
5夕/hrを混合し、30k9/嫌Gに昇圧した後、同
圧力の水素83.2容量%、窒素14.0容量%からな
るガス10.0Nで/hrを混合し約200℃に加熱し
た。得られる混合ガスを、内径42.6側、高さ250
0側の反応器B(堺化学社製、Cu−Cr−Ba系ST
−203触媒3.0〆充填)に供給した。触媒層を通過
したガスを、内径53.5肌、高さ150仇帆の凝縮器
Bに導き、約4000に冷却し、塔底から凝縮液(組成
:エチレングリコール43.$重量%、メタノール47
.4重量%およびグリコール酸メチル6.4重量%)1
.14k9/hrを得た。
一方、塔頂から導出された非凝縮ガス(組成:水素83
.7容量%、窒素15.接客量%)9.州〆/hrは、
前記水素源として循環供給した。凝縮器Bで得た凝縮液
1.14k9/hrを、内径30側、高さ300山肌の
蒸留塔Bに導き、塔項温度65℃、塔底温度158qo
で蒸留した。
塔頂から留出したメタノール0.65そ/hrは、前記
再生塔に循環供給した。一方塔底から得られた蒸留残液
(組成:エチレングリコール84.0重量%、グリコー
ル酸メチル12.2重量%)0.59k9/hrを、内
径3物吻、高さ300仇肋の蒸留塔Cに導き、塔頂温度
95oo、努底温度15ぼ0で蒸留した。塔頂から留出
したグリコ−ル酸メチル72.5夕/hrを、前記反応
器Bに循環供給し、一方塔庭から蒸留残液として、純度
98.1重量%のエチレングリコール0.51k9/h
rを得た。実施例 3内径28.仇吻、高さ100仇伽
のチューブ8本よりなるステンレス製多管反応器Aのチ
ューブ内に、0.5重量%のパラジウムを担持した直径
5側、高さ3側のべレット状ッーアルミナ触媒3.85
k9(3.85そ)を充填した。
この触媒層に上部からダイヤフラム式ガス循環ポンプで
1.8kg/の(ゲージ圧)に圧縮した原料ガス(組成
:一酸化炭素20.庇容量%、亜硝酸エチル7.坪容量
%、一酸化窒素3.鉾容量%、エタノール6.舷容量%
、炭酸ガス3.2容量%および窒素59.8容量%)を
予め熱交換器で約90午0に子熱した後、23.0Nの
/hrの速度で供給し、反応器のシェル側に熱水を通す
ことにより触媒層の中央部の温度を約110ooに保持
した。
触媒層を通過したガスを、内径158伽、高さ1,40
仇肋のラシヒリング充填式気液接触凝縮器Aの繁底に導
き、該塔頂からエタノール8.0〆/hrの速度で導入
し、繁項温度60o0、塔底温度63qoで向流接触し
た。
塔底から凝縮液(組成:シュウ酸ジェチル54.7重量
%、炭酸ジヱチル1.8重量%、ギ酸エチル0.3重量
%およびエタノール41.6重量%)2.5k9/hr
を得、一方塔頂から非凝縮ガス(組成:一酸化炭素16
.7容量%、頭硝酸エチル4.6容量%、一酸化窒素4
.6容量%、エタノール16.破き量%、炭酸ガス3.
3容量%および窒素54.0容量%)24.側め/hr
を得た。この非凝縮ガスに、酸素118.がそ/hrを
混入した後(混合ガス中の一酸化窒素に対する酸素のモ
ル比=0.104)、内径158帆、高さ1,40仇肋
の気液接触式再生塔の繁底に導き、該搭頂からェタノ・
ールを2.3ど/hr(このうち1.0夕/hrは後記
蒸留塔Bから補給されたものである。
)の速度で導入し、塔頂温度40oo、塔底温度4が○
で向流接触させ、ガス中の一酸化窒素を亜硝酸エチルに
再生した。再生塔における再生ガス(組成:一酸化炭素
18.蟹容量%、亜硝酸エチル7.1容量%、一酸化窒
素3.1容量%、エタノール6.2容量%、炭酸ガス3
.3容量%および窒素60.7容量%)22.眺め/h
rは、前記ガス循環ポンプに供給圧縮した。次いで吐出
ガス22.洲で/hrに、一酸化炭素71.接客量%、
亜硝酸エチル4.4容量%、エタノール0.既容量%、
窒素23.筋容量%を含む混合ガス0.7N〆/hrを
補給混合して反応器Aに導いた。一方この再生塔から導
出された4.箱重量%含水エタノール溶液8.9夕/h
rは、脱水処理した後、該塔におけるエタノール源とし
て再使用した。前記凝縮器Aから導出された凝縮液2.
5kg/hrを、内径30肋、高さ3,000側の蒸留
塔Aに導き、塔頂温度7800、塔底温度18500で
蒸留した。
繁底から、純度98.9重量%のシュウ酸ジヱチル液1
.38k9/hrを得た。一方、塔頂から、エタノール
97.群容量%、炭酸ジェチル1.7容量%およびギ酸
エチル0.受容量%からなる蟹出ガス0.52Nの/h
rを得た。この留出ガスを、内径28.4肌、高さ1,
000肌の加水分解塔(水沢化学社製ネオピードp50
0の【充填)に導き、約200℃でスチーム18.09
/hrと接触させ、ガス中の炭酸ジェチルおよびギ酸メ
チルを加水分解しエタノール1.33そ/hrを得た。
前記蒸留塔Aで得たシュウ酸ジェチル1.38k9/h
rと、後記蒸留塔Cにおけるグリコール酸エチル75.
0多/hrを混合し、30k9/塊Gに昇圧した後、同
圧力の水素85.路容量%、窒素14.0容量%からな
るガス11.0Nの/hrを混合し約200℃に加熱し
た。得られる混合ガスを、内経42.6肌、高さ250
0肋の反応器B(堺化学社製、Cu−Cr−Ba系ST
−203触媒3.0〆充填)に供給した。触媒層を通過
したガスを、内径53.5柳、高さ150仇肌の凝縮器
Bに導き、約4000に冷却し、塔底から凝縮液(組成
:エチレングリコール36.$重量%、エタノール56
.の重量%およびグリコール酸エチル4.母重量%)1
.5kg/hrを得た。
一方、塔頂から導出された非凝縮ガス(組成:水素83
.8容量%、窒素15.5容量%)10.1Nで/hr
は、前記水素源として循環供給した。凝縮器Bで得た凝
縮液1.5k9/hrを、内径30肋、高さ300比吻
の蒸留塔Bに導き、塔頂温度78℃、塔底温度158o
oで蒸留した。
搭項から蟹出したエタノール1.0クノhrは、前記再
生塔に循環供給した。一方塔底から得られた蒸留残液(
組成:エチレングリコール85.匹重量%、グリコール
酸エチル12.2重量%)0.64k9/hrを、内径
3仇奴、高さ300仇肋の蒸留塔Cに導き、塔頂温度1
1700、搭底温度159ooで蒸留した。塔頂から留
出したグリコール酸エチル75タノhrを、前記反応器
Bに循環供給し、一方塔底から蒸留残液として、純度9
8.0重量%のエチレングリコール0.56kg/hr
を得た。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明の一実施態様例を示すフローシートで、
図中1と6は反応器、2と8は凝縮器、3は再生塔、4
,9および10は蒸留塔、5は加熱器、7と1 1は熱
交換器、12は加水分解塔を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一酸化炭素と亜硝酸エステル含有ガスを、白金族金
    属系固体触媒に気相で接触させ、シユウ酸ジエステルを
    含む生成物を得る第1工程、2 第1工程における生成
    物を凝縮し、第1工程の接触反応で生成した一酸化窒素
    を含有する非凝縮ガスと、シユウ酸ジエステルを含有す
    る凝縮液とに分離する第2工程、3 第2工程における
    非凝縮ガスを、分子状酸素含有ガスおよびアルコール液
    に接触させ、生成した亜硝酸エステル含有ガスを、第1
    工程に循環供給する第3工程、4 第2工程における凝
    縮液を蒸留し、第1工程の接触反応で副生した炭酸ジエ
    ステルを含むアルコールを留出させ、シユウ酸ジエステ
    ルを取得する第4工程、5 第4工程におけるシユウ酸
    ジエステルと、水素とを水素添加触媒に気相で接触させ
    、エチレングリコールを含む生成物を得る第5工程、6
    第5工程における生成物を蒸留し、第5工程の接触反
    往で副生したシユウ酸ジエステルのエステル残基に対応
    するアルコールを留出させ、エチレングリコールを取得
    する第6工程、7 第6工程におけるシユウ酸ジエステ
    ルのエステル残基に対応するアルコールを、第3工程の
    アルコール源として循環供給する第7工程、 の各工程
    からなることを特徴とする、エチレングリコールの連続
    的製法。
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