JPS6037203B2 - 吸水性人造繊維の製造法 - Google Patents

吸水性人造繊維の製造法

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JPS6037203B2
JPS6037203B2 JP5561680A JP5561680A JPS6037203B2 JP S6037203 B2 JPS6037203 B2 JP S6037203B2 JP 5561680 A JP5561680 A JP 5561680A JP 5561680 A JP5561680 A JP 5561680A JP S6037203 B2 JPS6037203 B2 JP S6037203B2
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fibers
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信雄 伊沢
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勉 成瀬
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Kanebo Gohsen Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は吸水性人造繊維の製造方法に関する。
ポリエステル、ポリアミド、ポリアクリルニトリル系な
どの合成繊維は吸水性に乏しくその改良が望まれている
。合成繊維の吸水性改良のため、これを形成するポリマ
ーに親水基を導入することや、親水性物質を混合するこ
とが数多くみられたが、この方法では吸水率を充分大き
くすることが困難で、吸水率を大きく出来た時は、糸質
が甚しく劣化し実用性が乏しいことが多い。親水性物質
を繊維表面に付着させる方法も多数提案されているが、
この方法では繊維の親水性、例えばぬれ易さは改良され
るが、吸水性はほとんど改良されず、又その親水性物質
の脱落により耐久性が劣ることが多い。
一方、繊維形成ポリマーに別の物質を細粒状で混合し、
繊維として後この粒状物質を抽出除去するなどの方法で
、多孔質の吸水性繊維を得ることも数多く提案されてい
る。
この多孔質繊維は吸水性のかなり優れたものが得られる
が、混合紡糸という技術的に困難な手段を必要とし、得
られる繊維の強度、伸度などが不充分で、且つ光の乱反
射のため透明性や、染色の鮮明さに欠けるという欠点を
有する。
本発明の目的は、これらの従来の吸水性合成繊維の欠点
を改良すること、すなわち、充分な吸水性を有し、且つ
強伸度など糸質の劣化が少なく、更に製造が容易な新規
な合成繊維を提案するにある。
更に他の目的は以下の説明から明らかにされるであろう
。本発明‘ま繊維形成性ポリマーよりなり、且つ少なく
とも1個の中空部を有し、該中空部がクラックによって
繊維側面に閉口してなる人造繊維を対象とするものであ
り、本発明方法は繊維形成性ポリマーの鞘部と、それよ
りも溶解性又は分解性の大きいポリマーの芯部とよりな
る複合繊維に仮撚によりねじり歪みを加えて繊維側面に
クラックを生ぜしめ、次いで該芯部の少なくとも一部を
溶解又は分解除去することを特徴とする。
ここでクラックとは紡糸時には存在しないが、それ以降
の工程で機械的歪みなどにより生じた亀裂である。
本発明繊維の吸水性は、この中空部及びクラックによっ
て、得られる。
すなわち水は繊維表面からクラックを通じて繊維内部の
中空部に入り、そこに保持される。また中空部に保持さ
れた水は、クラックを通じて外部に放出したり、蒸発さ
せることが出来る。従って一般的に吸水能力(飽和吸水
量)は中空部の大きさ、すなわち中空率に比例し、吸水
或いは放水速度はクラックの関口度に比例する。中空繊
維の中空部が水を保持する能力を有するであろうことは
充分に予期される事である。
問題は、その中空部に水を出入させる通路を設けること
が極めて困難なことである。しかし本発明者等は後述す
るように、中空部と外界とを結ぶ通路としてのクラック
を有する繊維を容易に製造し得る方法を見出し、本発明
を完成したものである。本発明繊維の中空率は使用目的
に応じて任意に選ぶことが出来る。例えば通常の吸水力
を得るには中空率は10〜60%、特に20〜50%と
することが出来、特別に大きい吸水率を得るには中空率
は30〜90%、特に40〜80%とすることが出来る
。本発明繊維の中空部は繊維の長さ方向に連続するもの
でもよく、断続するものでもよい。しかし一般的に、ク
ラックが連続していると繊維が過度に軟らかくなったり
、クラックが変形し易く、例えばクラックが開いて中空
部が開放され、その保水力が低下する傾向がある。すな
わちクラックは断続しているものがより優れており望ま
しい。本発明繊維のクラックは通常繊維の長さ方向に沿
った亀裂である。クラックの中が大きいほど水の通過は
容易となるが、過度にクラックの中が大きくなると中空
部と外界との区別が消失し水の保持力が失なわれる。従
ってクラックの中は、中空部の直径(非円形断面の場合
は同面積の円の直径とする)の50%以下、特に30%
以下、最も多くの場合は1〜20%が好ましい。勿論、
クラックは細長いものであるからその中は場所により異
なり、上記はその平均的なものである。同様にクラツク
の中は5ムm(5×10‐卸)以下、特に3山m〜0.
1仏m程度が好適である。クラックの中があまり小さく
なると、例えば0.1仏m以下、特に0.01山m以下
では水の通過速度が低くなりすぎ好ましくない場合があ
る。勿論クラックは繊維にねじりや曲げの外力が加わる
と変形しその中が変化する。従つoてクラックの中を固
定的にとらえることは不適当である。使用時にクラック
の中が上記の数値をとり得るよう配慮することが望まし
い。クラックの数は、通常単機総の長さlmにつき1個
以上10000個程度以下、多くは1〜100の固の範
囲、特に10〜50の固の範囲が好適である。
長いものは数が少なくても効果があり、短かし、ものは
多数個を必要とする。例えば、クラックの長さの合計は
単繊維の長さlm当り1肌以上、好ましくは5肌〜50
0cの、特に10〜100肌の範囲が好適である。本発
明繊維は容易製造することが出来る。
すなわち、少なくとも2種の紡糸材を芯・鞘型に複合紙
糸し、必要に応じて延伸した後、繊維に仮撚等の方法で
ねじり歪みを与えて鞘に少なくとも1部クラックを生ぜ
しめ、次いで芯部紙糸材の少なくとも1部を熔解又は分
解除去することにより、中空部を有し、該中空部がクラ
ックによって繊維表面に閉口している繊維を得ることが
出来る。本発明繊維の第1の工程は、芯、鞘型複合紡糸
である。芯部に用いる紙糸材は、複合級糸可能で、且つ
後の芯、ポリマー除去工程に便利なものであればよく、
特に限定されない。除去工程に便利なものとしては、水
で溶解可能なポリマー、アルカリ水溶液で分解、溶解可
能なポリマー、酸に溶解可能なポリマー、非水系溶媒で
溶解可能なポリマーなどがあげられ、特に水、アルカリ
水溶液で溶解又は分解可能なものは有利である。水で溶
解可能なポリマーは多数あるが、例えばポリエチレンオ
キシド、ポリエチレンオキシド/ポリプロピレンオキシ
ド共重合体、それらの誘導体、他の重合体(例えばポリ
エステル又はポリアミド)セグメントのセグメント共重
合体などのポリアルキレンオキシド系ポリマー、ポリビ
ニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル
酸塩などのポリビニル系ポリマー、ポリピスプロボキシ
エタンアジバミド、ポリビスプロボキシピべラジンアジ
バミドなどの水溶性ポリアミドなどがあげられる。
アルカリ水溶液で分解・溶解可能なポリマーとしては、
ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレ
ート、ポリエチレンオキシベンゾェート等の繊維形成性
ポリエステル及びそれらの英重合体、変性体などがあげ
られる。特に、上記ポリエステルに1〜60%(重量)
程度、好ましくは2〜30%、最も好ましくは5〜20
%のポリアルキレンオキシド類を共重合したもの又は混
合したものは、複合紡糸が容易で、アルカリ水溶液によ
り容易に分解され、且つその適度の軟らかさのため仮撚
などにより鞘成分にクラックを生ぜしめ易く、更に安価
且つ入手容易で、本発明の目的に最も有利なものの一つ
である。同様に、芳香族ポリエステルに対して、低融点
(200℃以下)の脂肪族ポリエステルを5〜50%程
度、特に10〜30%程度混合したものも芯成分として
極めて好適である。この目的に使用されるポリエステル
としては、ポリカプロラクトンなどのポリラクトン類、
ポリエチレンアジベート、ポリエチレンセバケート、ポ
リブチレンアジベート、ポリブチレンセバケート、ポリ
へキサメチレンアジベート及びポリへキサメチレンセバ
ケートなどのポリァルキレンァルキレート及びそれらの
相互の共重合体や、他の成分との英重合体などがあげら
れる。酸に熔解可能なポリマーの例としては6ナイロン
、66ナイロン、610ナイロン、612ナイロン、1
2ナイロン及びそれらの共重合物などのポリアミドがあ
げられる。
非水系溶媒の例としては、トリクレン、パークレンなど
の塩化物、トルェン、キシレンなどの芳香族化合物、ジ
メチルフオルムアミド、アセトン、などがあげられ、こ
れらに溶解可能なポリマーの例としては、ポリエチレン
、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポ
リアクリロニトリル系ポリマーなどがあげられる。鞘部
分に用いるポリマーとしては、繊維形成性のものであれ
ばあらゆるものが利用出来る。例えば、ポリオレフィン
系、ポリビニル系、ポリアクリルニトリル系、ポリアミ
ド系、ポリエステル系、ポリェーテル系、ポリカーボネ
ート系、ポリ尿素系、ポリウレタン系などの多数のポリ
マーが使用可能である。中でもポリアクリロニトリル系
、ポリアミド系及びポリエステル系のポリマーが有用で
ある。更に、親水基、例えばエーテル結合、水酸基、ア
ミノ基、カルボキシル基、スルフオン基、りん酸基など
を有する親水性ポリマーは吸水速度が改善されるので好
適である。勿論鞘ポリマー自体は吸水性が大きいもので
もよいが、小さいものでも構わない。むしろ吸水性が小
さく、しかも髪水性がなく水にぬれ易いものが最終的に
得られる本発明繊維の吸水性を大きくするので好ましい
。この親水性すなわちぬれ易さは、そのポリマーから通
常の丸断面(級度3デニール程度)の織度を製造し、そ
の繊維からなる編物や織物の水の吸上速度の大きさで評
価し得る。特にすぐれた吸水力を有する繊維を得るため
には、後述の方法で測定した5分間の水の吸上高がIQ
廠以上、特に2仇吻以上、最も好ましくは3仇舷以上を
示すような親水性の大きいポリマーを鞘成分として用い
ることが好ましい。このような親水性の改良された好適
なポリマーの例としては、ポリァルキレンオキシドを1
〜10%、特に2〜8%程度、共重合又は混合したポリ
マーがあげられる。芯成分と鞘成分の組合せは重要な問
題である。
すなわち仮撚などのねじり歪みによって鞘にクラツクが
生じ易いような組合せが必要であり、更に芯成分の溶解
又は分解除去の工程で鞘成分が実質上劣化しないような
組合せが必要である。芯・鞘型複合繊維において、仮撚
などのねじり歪みにより鞘にクラックの生じる確率は両
成分の性質、特に力学的性質例えば硬さ(軟らかさ)、
ねじり弾性率、圧縮弾性率、伸び弾性率、弾性回復率な
どの差が大きいほど大きい。
又鞘成分にフィプリル化し易い繊維例えばポリプロピレ
ン、ポリアクリルニトリル、ポリエチレンテレフタレー
ト或いはそれらの変性体を用いる時もクラックを生じ易
い。芯成分と鞘成分の親和性が乏しい場合もクラックを
生じ易い。同じく、分子配向度が高いほどクラックを生
じ易い。これに反して両成分の性質が近似しているとク
ラツクを生じにくい。これらのことを考慮してクラック
が適度に生じるような成分を粗合せる必要がある。最終
的には、芯・鞘型に複合紡糸し仮燃した後芯成分を溶解
又は分解し、鞘成分は実質上溶解又は分解しないような
処理をほどこしたとき、芯成分が除去される速度(重量
減少速度)を測ることにより、クラックの量を評価出来
る。芯成分除去の速度が大きい時はクラックが多く、こ
の速度が小さい時はクラックが少ない。クラックがなく
ても芯成分が鞍成分を透過して抽出される場合は、仮撚
前と仮撚後とでの抽出速度を比較することによりクラツ
クの程度が評価出来る。更にクラックは走査型電子顕微
鏡により明瞭な亀裂として観察されるので、クラックの
形、大きさ、数を確認することが出来る。芯成分と、鞘
成分の複合級糸は周知の方法で行なうことが出来る。
第1図〜第6図は本発明繊維の製造に用いることの出来
る芯・鞘型複合繊維の穣断面の例である。複合は第1図
のように同心的でもよく、第2図のように偏心的でもよ
い。芯は円形でもよく第3図のように非円形でもよい。
鞘は第1図〜第3図のように円形でもよく第4図のよに
非円形でもよい。芯は第1図〜第4図のように1個でも
よく、第5図のように複数でもよい。しかし芯の数が多
くなると繊維の透明度や染色時の鮮明度が低下する煩向
があり、更に複雑な複合鮫糸口金を必要とするので、芯
の数は8以下特に5以下が有利で、通常は1〜3であり
、1個が最も実用的である。芯は第6図のように2種の
ポリマー2及び2′からなる2重構造或いは多層混合構
造を有していてもよい。
芯の偏心性が大きいほど、難の厚みが不均一ほど、クラ
ックが生じ易い。第7図〜第11図は仮撚などのねじり
歪みによって生じたクラック部分の横断面の例である。
第7図では、強い歪みで軟らかい芯が変形し鞘を破って
(クラックを生ぜしめて)その一部が表面に露出した例
を示す。第8図は軟らかい芯がクラックから更に外には
み出た例を示す。第9図は芯は硬くてあまり変形せず、
鞘が変形し且つクラックを生じた例を示す。第10図は
クラックが2ケ所生じた例を第11図は2つの芯が夫々
1個のクラックを生ぜしめた例を示す。芯・鞘複合繊維
において芯部の占める体積比率(体積占有率)は、目的
とする吸水繊維の中空率及び吸水能力(飽和吸水量)に
深い関係がある。
すなわち吸水繊維の中空率は、多くの場合、芯・鞘複合
繊維の芯部の体積占有率にほ)、等しい。この芯部の体
積占有率は吸水繊維の使用目的に応じて任意に選べばよ
いが、通常10〜90%、特に20〜80%が、最も多
くは30〜70%が好適である。芯・鞘複合繊維はねじ
り歪みを加えて鞘にクラックを生ぜしめる。ねじり歪み
は加撚、加撚/解撚などの方法で与えることが出釆るが
、加燃と解撚を連続的に行なう仮撚が最も有用である。
仮撚は通常の巻縮を目的とする仮撚機を用い、同様に行
なうことが出来る。クラックと巻縮を共に与えるために
は、加熱下で仮燃すればよく、巻縮させ0ずにクラック
のみを与えるためには常温又は比較的低い温度で仮燃す
ればよい。燃数は通常lm当り1000〜10000回
、特に2000〜50000回であり、撚数が大きいほ
どクラックが生じ易い。クラツクと巻縮を共に与える目
的の時は、仮撚温度は鞘ポリタマ−の軟化点(通常融点
より10〜30℃低い温度)と、軟化点より50午C程
度低い温度の範囲で行なう。例えば鞘がナイロン6の場
合、仮燃温度は150℃〜2000Cの範囲、ナイロン
66の場合180〜240℃、ポリエチレンテレフタレ
ートの場合180℃〜240qoの範囲などが適してい
る。この仮撚は、芯・鞘複合フィラメントだけで行って
もよいが、他の繊維例では普通の単成分フィラメントと
合糸(混織も含む)したものを仮燃し、混合仮撚糸(交
仮撚糸)を得ることが出来、このものも極めて有用であ
る。この混合仮撚で相手繊維の軟化点が高い場合、仮撚
温度は源繊維の軟化温度よりも高温で行なうことが出来
る。仮撚などのねじり歪みによって鞘にクラックを生ぜ
しめた複合繊維は、糸状で、或し、は編織物や不織布な
どの繊維構造物とした後で芯成分を少なくとも一部除去
する。
芯成分の除去は、水系又は非水系溶剤による溶解又は分
解剤による分解により行なう。芯成分は必らずしもその
全部を除去しなくてもよい。目的とする吸水力によって
、例えば芯の20〜90%程度の除去でよいこともある
。勿論この除去工程において、鞘成分の劣化を最小限に
するよう配慮することが望まれるが、実際鞘成分を実質
的に劣化させないことが可能である。芯成分及び鞘成分
の組合せに対し、適用する溶剤又は分解剤についてはす
でに多くの例をのべたが、その選択は専門家には容易で
ある。特に、アルカリ(例えば苛性ソーダ)水溶液で容
易に分解されるポリマー、例えば変性ポリエステルを芯
成分とし、該アルカリ水溶液に対する抵抗性の大さし、
ポリマー、例えば未変性又は変性度の低いポリエステル
、ポリアミド、ポリアクリロニトリル、ポリオレフィン
などを鞘成分とした芯・鞘複合フィラメントを仮孫等に
よりクラックを付与した後、アルカリ水溶液で芯ポリマ
ーを(少なくとも一部)除去する方法が、最も実用性が
高い。第12図〜第16図は本発明繊維のクラック部の
横断面図の例である。
図において3はクラツクを示し、4は芯成分が除去され
て生じた中空部を示した。第12図はクラックが1個の
例、第13図は芯成分2が1部残存する例、第14図及
び第15図はクラックが複数の例、第16図は第6図に
示したような多層構造を有する芯部のうち成分2′が残
存する例を示す。第17図は本発明繊維の横断面及び側
面の例を示すもので、Aの部分にはクラック3があるが
、Bの部分にはクラツクがなく、完全な中空構造である
。このように本発明の一つの大きな特長は中空構造とク
ラックによって表面に開口している中空構造部を共に有
するような繊維を容易に得られる点にある。更に芯成分
の除去法を調整することにより、クラックのあるA部の
み中空部をもち、B部は元の芯・鞘構造を保持させるこ
とも可能である。従って、本発明繊維では、クラックと
中空部を有する部分、完全な中空部を有する部分、元の
芯・鞘構造を有する部分を共存させることも出来る。こ
のような完全な中空部及び芯・鞘構造部は、繊維の形の
保持、巻縮の保持、適度の硬さの保持などの働きをもっ
ており、各部分の比率を調整して目的とする用途に適合
させることが出来るのは本発明の大きな特長である。本
発明の繊維は連続フィラメント、切断されたステープル
などの形で、糸、紡績糸、編物、織物、不織布、フェル
ト、紙、皮革状物シート、その他あらゆる繊維構造物及
び繊維製品に使用される。
また他の繊維と必要に応じ、合糸、混綾、交仮燃、混紡
、交編、交織その他の手段で混合して使用することが出
釆る。混合率は使用目的に応じ任意に選べばよいが、5
〜95%、特に10〜90%、最も多くは20〜80%
の範囲が好適である。混合により、繊維製品に充分な吸
水性等を与えると共に、本発明繊維の、透明感がや)低
く軟か〈腰が弱くなり勝ちなどの欠点を補なうことが出
来る。本発明繊維の第1の特長は、すぐれた吸水性にあ
る。飽和吸水量は中空部を変えることによりコントロー
ル可能で、例えば繊維重量の10〜300%とすること
は容易である。特に、中空率が大きい繊維例えば40〜
90%の中空率繊維は従釆製造が極めて困難であったが
、本発明により、このような高い中空率の繊維を容易に
得ることが出来る。中空率が50%の時は飽和吸水量は
100%、中空率が90%のときは飽和吸水量は900
%にもなり得る。本発明繊維の第2の特長は、仮撚によ
って巻縮したものを容易に得られることである。通常の
中空糸は仮撚工程で変形し、中空率は実質的に$に近く
なることが多い。また、非円形断面により吸水性を与え
た繊維も、仮撚により断面が変形して原形を留めなくな
ることが多い。これに対し本発明によれば、仮撚江程は
もとより、糠機などの工程でも普通の繊維とほゞ同様に
取扱い、最終製品から芯成分を除去することにより、中
空率が高く巻縮があり、しかも変形の少ない中空糸製品
が得られる。本発明繊維は吸水性を必要とする用途、例
えば、下着、シャツ、スポーツウェア、靴下などの衣類
、ほうたし、、ガーゼ、おしめ、衛生線、など ′の医
学・衛生用品、ふ、きん、タオル、シーツ、清掃用品な
どの家庭用品、フェルトベン、吸取紙などの事務用品及
び各種産業資材など広範な用途に好適である。
更に、本発明繊維は、特に親油性ポリマー(例えばポリ
オレフイン、芳香族ポリエステルなど)からなるものは
、高い吸油性を示す。
この性質を生かして、給油装置、灯芯、吸油フェンス、
油ふきんなどに好適である。本発明繊維の第3の特長は
、高い断熱性をもっていることである。
他の方法では非常に困難な高い中空率を有するものを容
易に得られる特色を生かして、防寒衣料、耐熱衣料、一
般衣料、ふとん線、断熱材などの用途に好適である。同
機に本発明繊維は見掛け上比重が小さく軽い。例えば中
空率50〜60のとき見掛比重は0.5〜0.7程度と
なり、各種の用途に好適である。以下に実施例を示し、
本発明をさらにに具体的に説明するが、もちろん、本発
明はこれに限定されるものではない。
実施例において、都または%は、特記しない限り重量比
率を表わす。重合物の溶液粘度(相対粘度と極限粘度)
はポリェステルまたはポリェーテルヱスの場合は、溶媒
としてのフェノール6部、テトラクロルェタソ4部の混
合物を用い、ナイロンの場合は95%硫酸を溶媒とし、
重合物1タ以下を溶媒100肌に溶解し、オストワルド
粘度計で20℃において測定したものである。
吸水性の一つである水の拡散性を示す、「水の吸上高J
はバィレック法に準じて求めた。
た)・し、5分後の測定値を示した。また水の保持力を
示す吸水率は、ドイツ規格(DIN)5斑14に準じ、
遠心力100の、20分間脱水後測定した。また、帯電
防止性の尺度となる摩擦帯電圧の測定は次のように行っ
た。洗剤などによって試料の外部付着物の油剤などを取
り除いて8000の通風乾燥機で乾燥してから、25q
o相対湿度33%の室内に6時間以上放置したのち、試
料を中12伽、長さ20cの、厚み1肋で中央に直径6
仇の円孔のある金属板ホルダーにはめこみ、同じ大きさ
の金属板カバーで押えて固定する。円孔部の試料の下に
円孔に密着するような中央のや〉盛上った木材板を当て
、上から黒板消しの摩擦体に羊毛布「綿布、合繊布など
を張ったものを使って、手で軽く12回摩擦し、直ちに
金属板と材料を回転セクター型の静電検出器に約30肋
離して対置し、帯電圧を測定し、記録する。帯電圧とし
ては摩擦後6の砂後の測定値を各表に示した。なお、繊
維の強度は、ィンストロン社の引張試験機を使って常法
通り測定した。
実施例 1〜9、および比較例 1〜3 平均分子量8000のポリエチレングリコールを共縮合
して得た、17%のポリエーテルセグメントを含む共重
合ポリエチレンテレフタレート(相対粘度2.2、耐熱
剤ィルガノツクス1010、0.3%含有)をコアとし
、ポリエチレンテレフタレート(相対粘度】.7)をシ
ースとして接合比率1:10,1:5,1:3,1:2
,1:1,2:1,3:1,5:1,10:1で溶融紡
糸を行ない、3.2〜3.5倍にて150デニール/4
8フィラメントの複合糸を得た。
これらを糸速10仇h/mic、撚数2400/m、温
度200qoで仮燃して得た加工糸を、直径120側、
12雌十の丸縄機で細い丸編物とした後、90ooの熱
水俗で精練を行なった。各丸編物を水酸化ナトリウム4
%、80℃のアルカリ水溶液で時間を変えて処理し、各
種減量率の試料を得たが、減量速度はポリエチレンフタ
レート単独糸にくらべ早く、シースにクラックが生じて
いることを反映していた。但し減量速度は各フィラメン
トで差があり、クラツクの生じやすさが異なることは明
らかであつた。各アルカリ処理編物、またはそれらを解
線して得た糸の吸水性と帯電圧、および機械的強度を次
表に一括して示した。
比較のため、前記ポリエチレンテレフタレートと、共重
合ポリエチレンテレフタレートの単独糸を同一綾度構成
で作り、ほゞ同様に加工糸化した後、編物とし、精練、
アルカリ処理を行った結果も併せて示した(比較例2)
また、さらに、前記ポリエチレンテレフタレートを使っ
て、中空率約30%の同一織度構成中空糸を得、加工糸
化、編物化、次いで精練アルカリ処理した場合も示した
。(比較例3)有用な吸水性と実用可能な強力をもつも
のは実施例のみであり、減量率10乃至20%以上のも
の、80%以下のものが好ましいことことがわかる。
なお、多くの例で、減量率と吸水率増大幅は比例的であ
り、減量率と中空率がほゞ対応しているとみてよい。但
し、クラック幅が大きくなっている、接合比率大、アル
カリ減量率大の場合は、減量が中空の増大、と必ずしも
対応していない。また摩擦帯電圧が単独糸に〈らべ著し
く低い場合があるが、これは導電性のあるポリエーテル
セグメントを含む共重合ポリマーが、アルカリによって
少なくとも強く侵されない部分があることを示し、仮撚
によるクラツクがかなり偏在し、しかもそれがむしろ有
用な場合が多いことを明らかにしている。第18図は実
施例3(コア/シース比1/3、アルカリ減量22%)
の繊維の横断面の走査型電顕写真である。図から明らか
のように中空部はほゞ複合比に近い中空率であり、また
1部に中空でない(芯が完全に残っている)部分が存在
することを示している。第19図は実施例5(コア/シ
−ス比=1/1、減量率45%)の繊維の側面の走査型
電顕写真であり、側面に生じたクラックの例を示すもの
である。第1表 帯電極性:負 実施例 10〜14、および比較例 4 実施例1〜9でシース部に用いたポリエチレンテレフタ
レートに代えて、3,5−ジカルボキシベンゼンスルホ
ン酸ナトリウムを3モル%共重合した、親水性の改良さ
れているいわゆるカチオン可梁ポリエチレンテレフタレ
ート(極限粘度0.60、以下CD−PETと記す)を
使い、一方、コア部には実施例1〜9と同じ共重合ポリ
エチレンテレフタレートを用いて溶融紡糸し、コア・シ
ース型複合マルティフィラメントを得た。
たゞし、接合比率は1:10,1:5,1:3,1:2
,1:1とし、別に比較のため、同綾度構成のCD−P
ET単独糸を得た。なお、級度構成はすべて延伸後約1
50デニール/48フィラメントである。各延伸糸を実
施例1乃至9とほ)、同様に但し、190oCで仮撚加
工し、丸編物を得、次いで精練、アルカリ裕処理を行っ
た後、吸水性、帯電防止性、強度を測定した。結果を第
2表に示したが、ポリエチレンテレフタレートに〈らべ
、親水性の増大しているCD−PETの吸水性が優れて
いること、コアの接合比率の小さい(シースの厚い)場
合でも、仮撚時にクラックが生じやすく、アルカ*IJ
減量時間が著しく短縮されていることが判る。第2表実
施例 15〜19および比較例 5,6平均分子量20
000のポリエチレングリコ−ル910部と、ビスー8
−ヒドロキシヱチルテレフタレート8の部‘こ、立体障
害性フェノ−ル化合物ィルガノックス1010(チバ・
ガィギー社製の耐熱剤)3礎都を加えて酸化アンチモン
を触媒として溶融重合した相対粘度4.2のポリェーテ
ルェステルを、コア部のポリエステルに帯電防止剤とし
て10%配合し、一方、シース部に同じポリエステルを
使用して複合マルティフィラメントを溶融紡糸した。
コァとシースの接合比は1:10,1:5,1:3,1
:2,1:1とし、帯電防止剤の配合は、予め溶融した
ポリマーを紡糸(接合)直前に静止形混合素子(ケニッ
クス型、1館素子)に通すことによって行った。ポリエ
ステルとしては、平均分子量1000のポリエチレング
リコールを5重量%共重合して親水性と染色性を改良し
た、いわゆる易染性ポリエチレンテレフタレート(極限
粘度0.60以下ED−PET)を使用し、比較のため
、このED−PETのみの単独マルティフィラメントを
紡糸した。また、コア部と同様に10%の帯電防止剤を
配合した単独糸も級糸した。各フィラメントの織度構成
はすべて、75デニール/72フィラメント(延伸後)
とした。各延伸糸を2本合糸しながら、実施例1〜9と
は)、同様に仮撚加工し、丸編物とし、次いで精練とア
ルカリ浴処理を行った。
得られた各クラックを持った中空糸の吸水性、帯電防止
性、強度を、比較例の単独糸の結果と共に表−3に示し
た。実施例は、優れた吸水性と帯電防止性が併せて得ら
れれることがわかる。また、仮撚加工時、シースのクラ
ツクが部分的であるため、アルカリ処理によってコァの
帯電防止ポリエステル部分が、一様には溶失せず、その
結果、比較例6に〈らべ、優れた帯電防止性が得られて
いる。第3表 帯電極性:負 実施例 20〜28、および比較例 7 コア部に実施例15乃至19と同じ帯電防止剤(ポリヱ
ーテルェステル)配合の帯電防止性ポリエステルを用い
、シース部に相対粘度2.7のポリ−ごーカプロラクタ
ム(以下ナイロン6)を使い、コアとシースの接合比は
1:10,1:5,1:3,1:2,1:1,2:1,
3:1,5:1,10:1に変化させて溶融級糸し、コ
ア・シース型複合マルティフィラメントを得た。
別に比較のため、同繊度構成の6ナイロン単独糸も紡糸
した。織度構成は、すべて延伸後70デニール/36フ
ィラメントである。各延伸糸を2本合糸しながら、糸遠
12瓜h/min撚数2600回/m、温度9000で
仮燃した後、すでに記した実施例同様に編物化し、精練
、アルカリ裕処理を行った。
各処理編物、またはそれを餓線して得た糸の吸水性、帯
電圧、および機械的強度を表−4にまとめて示した。比
較例にくらべ、優れた吸水性と帯電防止性が得られてい
ることがわかる。
また、6ナイロンのシースは、ポリエステル類に〈らべ
クラックを若干生じにくく、シース比率を小さくし、そ
の厚みをうすくするのが好ましい。4表
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明に用いることが出来る芯鞘複合
繊維の横断面の例であり、第7図〜第11図は撚り歪み
によってクラックを生じた芯鞘複合繊維の横断面の例で
ある。 第12図〜第16図は本発明繊維のクラック部の横断面
の例であり、第17図は本発明繊維の横断面及び側面の
例である。第18図は本発明繊維の横断面の走査型電顕
写真の例であり、第19図は本発明繊維の走査型露顕写
真の例である。第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 第12図 第13図 第14図 第15図 第16図 第17図 第18図 第19図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 繊維形成性ポリマーの鞘部と、それよりも溶解性又
    は分解性の大きいポリマーの芯部とよりなる複合繊維に
    仮撚によりねじり歪みを加えて繊維側面にクラツクを生
    ぜしめ、次いで該芯部の少なくとも一部を溶解又は分解
    除去することを特徴とする吸水性人造繊維の製造方法。 2 鞘部がポリエステル又はポリアミド、芯部が鞘部よ
    りもアルカリによる分解速度の大きいポリエステルであ
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。
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