JPS6034915A - ポリペプチド - Google Patents

ポリペプチド

Info

Publication number
JPS6034915A
JPS6034915A JP59120492A JP12049284A JPS6034915A JP S6034915 A JPS6034915 A JP S6034915A JP 59120492 A JP59120492 A JP 59120492A JP 12049284 A JP12049284 A JP 12049284A JP S6034915 A JPS6034915 A JP S6034915A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leu
lys
glu
thr
ser
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59120492A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsunatsugu Taniguchi
維紹 谷口
Masami Muramatsu
村松 正美
Haruo Sugano
晴夫 菅野
Yutaka Matsui
裕 松井
Shinichi Kashima
鹿島 信一
Junji Hamuro
淳爾 羽室
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ajinomoto Co Inc
Japanese Foundation for Cancer Research
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
Japanese Foundation for Cancer Research
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from EP83101035A external-priority patent/EP0091539B2/en
Application filed by Ajinomoto Co Inc, Japanese Foundation for Cancer Research filed Critical Ajinomoto Co Inc
Publication of JPS6034915A publication Critical patent/JPS6034915A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ポリペプチドに関し、特に詳しくはインタ
ーロイキン2活性を有するポリペプチドに関する。
インターロイキン2(以下rrL−2Jと記す)は、T
 −’)ンパ球の活性化増殖に重要な働きをしておシ、
癌、細菌感染、ウィルス性疾患、免疫不全症、自己免疫
疾患などの免疫疾患の治療剤として使用できることが示
咳されている。
本発明者らは、遺伝子組換え法によシ育成されたエシェ
リヒア・コリの細胞に蓄積されたIL−2活性を有する
新規ポリペプチド金見出した。このポリ被プチドはC−
末端にスレオニンを有し、かつ糖を含まないものである
具体的には、N−末端がアラニンを有し、更に詳細には
、次のアミノ酸配列Ik有するポリペプチド、及びN−
末端がプロリンであυ、更に詳細には次のアミノ酸配列
U’r有するポjl−27’チドがある。
アミノ酸配列式■ Ala Pro T!hr Ser Ser Ser 
Thr Lys Lys ThrGI N Leu G
I N Leu Glu His Leu Leu L
eu AspLeu GI N Met IIeLeu
 As N Gly Ile As N AsN Ty
r Lys As N Pro Lys Leu Th
r Arg Met LeuThr Phe Lys 
Phe Tyr Met Pro Lys Lys A
laThr Glu Leu Lys His Leu
 GI N Cys Leu GluGlu Glu 
Leu Lye Pro Leu Glu Glu V
al Leu AsN Leu Ala GI N S
er Lys As N Phe His LeuAr
g P’ro Arg Asp Leu Ile Se
r As N Ile As NVal Ile Va
l Leu Glu Leu Lys Gly Ser
 GluThr Thr Phe Met Cys G
lu Tyr Ala Asp GluThr Ala
 Thr Ile Val Glu Phe Leu 
As N ArgTrp Ile Thr Phe C
ys GI N Ser Ile Ile 5erTh
r’Leu Thr アミノ酸配列式■ Pro Thr Ser Ser Ser Thr L
ys Lys Thr GI NLeu GI N L
eu Glu His Leu Leu Leu As
p LeuGI NMet Ile Leu As N
 Gly Ile As NAsNTyrLys As
 N Pro Lys Leu Thr Arg Me
t Leu ThrPhe LyBPhe Tyr M
et Pro Lys Lys Ala Thr Gl
uLeu Lys His Leu GI N Cys
 Leu Glu Glu GluLeu Lys P
ro Leu Glu Glu Val Leu As
 N LeuAla GI N 8er Lys Aa
 N Phe Ir1s Leu Arg Pr。
Arg Asp Leu Ile Ser As N 
Ile As N Val l1eVal Leu G
lu Leu Lys C1y Ser Glu Th
r ThrPhe Met Cys Glu Tyr 
Ala Aap Glu Thr AlaThr Il
e Val Glu Phe Leu As N Ar
g Trp Ile ThrPhe Cys GI N
 Ser Ile Ile Ser Thr Leu 
Thrこのような本発明のIL−2,Nリペプチドは、
実施例1及び2に示す方法によシ育成されたエシェリヒ
ア・コIJ ffi培養すれば、細胞内又は細胞外に生
成、蓄積される。
安沈澱、塩類除去のための透析(常圧または減圧下)、
グル濾過、クロマトグラフィー、等電点平板上濃縮、グ
ル電気泳動、高速液体クロマトグラフィー(以下HPL
Cと略記)、(イオン交換、ダル渥過並びに逆相クロマ
トグラフィー)、及び色累結合担体、IL−2に対する
モノクローナル抗体を結合した活性化セファロース4B
又はレクチン結合セファロース4B等によるアフィニテ
ィクロマトグラフィー等、公知の方法によって回収する
ことができる。IL−2の単離精製法はWa t s 
o nら(J、 Exp、Med、、 150.849
−861 (1979) ) 。
G11lis et al (J、 Immunolz
 124+ 1954−1962(1980) ) +
 Mochizuki et al (J、 Immu
nol。
Methods 39.185−201 (1980)
 ) 、Welte、 K etal (J、 Exp
、 Med、、 156.454−464 (1982
))によって報告されている。
IL−2活性は、先にG11liaら(J、 Immu
nolz120、2027〜2033 (1978) 
)によって述べられているミクロ検定法によって確認で
きる。この検定て作成した細胞障害性T IJンパ球細
胞株(以下、CTLLと略す。)のIL−2に依存した
細胞のDNA合成能を指標としている。即ち、4×10
 個0CTLL細胞を2チのFC8全含むRPMI−1
640培地100μlに懸濁し、100μlの連続宿駅
したアッセイサンプルと共に96穴の平底マイクロプレ
ートに接種する。37℃、5%CO2下で20時間培養
した後、細胞全0.5μCi/ウエルの3H7’rdR
で4時間ラベルし、自動細胞ハーベスタ−を用いてグラ
スフィルター上に細胞全回収し、細胞が取シ込んだ放射
能を液体シンチレーション法で測定する。この検定法で
は、IL−2存在下に培養されたCTLLはそのIL−
2活性に応じて’H−TdRの取シ込みが上昇するので
、検体中のIL−2活性全計算によりめることができる
IL−2は’]’ 1772球の増殖を促す活性を有す
るので、IL−2活性’kTIJンパ球の増殖全指標と
して測定することもできる。即ち5個0CTLL細胞を
2%のFC8金含むDMgM 100μlK懸濁し、1
00μlの連続希釈したアッセイサンプルと共に96大
の平底マイクロプレートに接種する。72〜96時間、
37℃、5%CO2下で培養した後、活性化し増殖した
細胞の数を顕微鏡下で計測する。
対照群として100 U/ml 、 10 U/mlの
IL−2を用い、この対照群の増殖した生細胞数と比較
して検体のIL−2活性をめる。
カくシて得うれたポリペプチドは抗原刺激によって哺乳
動物細胞から作られるIL−2について知られているも
のと同一の生化学的並びに生物学的挙動を示しIL−2
活性を有する。分子量は約15.000ダルトンであf
iIL−2活性は、Igsorb(Enzyme Ce
nter )の様な免疫吸着剤の有無にかかわらず完全
に中和され抗モノクローナルIL−2抗体で沈澱するこ
とが出来た。免疫電気泳動IL−2ポリペゾチドは、抗
IL−2抗体に対して特異的に沈降線ヶ示す。IL−2
活性は2−メルカプトエタノールで還元後も安定であり
、DNA5e及びRNA s e処理しても又56℃、
30分熱処理しても安定である。活性はPH2〜9で安
定である。この様にして生産されたIL−2はモノクロ
ーナルな機能を有するT細胞(細胞障害性’l’ IJ
ン・9球)の増殖を促進し、胸腺細胞の***を強め、更
に抗原非存在下、メモリー状態から抗癌特異的細胞障害
性79779球への分化を惹き起こす。またYAC−1
細胞やRL♂1細胞に対するナチュラルキラー細胞の活
性化の増強に役立つ。
本発明のIL−2ポリペプチド製品には、ヒト細胞によ
って生成された生理活性物質が含まれていなく、従って
、ヒト細胞から作られた公知のIL−2ポリペプチド製
品よシも、治療に使用する際に便利である。とシわけ本
発明において得られたポリペプチド標品は、実質的に不
純物を含1ず、医薬品として使用できるものである。
実施例1 (1) ヒ)T細胞系白血病細胞株であるノールカント
細胞(日本、***および米国では自由に入手可能である
)全10%FC8’i含むRPM11640培地にけん
濁し、X/iil照射装置Exs 150 / 300
−’ (東芝・日本)によシ50秒間、室温で10,0
00レントゲンに達するまで照射した。その後照射され
た細胞は上述の培地中、初期細胞密度1×105個/ゴ
で5チ炭酸ガス、37℃のインキュベーター中で5日間
培養した。
この変異細胞(0,2個/穴)全96穴の平底のマイク
ロプレートの10穴にまき、5%炭酸ガス、37℃ツイ
ンキュベーター中で21日間培養した。
生育してくる穴から得られるクローンはクローン量全増
加させるため新たな培地へ移し、その増加したクローン
はConA30μ9/ml存在下で初期細胞密度I X
 106コ7mlで24時間培養した。そしてIL−2
活性は前述の方法に従って測定した。
この結果、ジュルカット−111(ATCCCRL81
29)(以後”J−111”と称する)と命名されたヒ
)T細胞株が親株のジュルカットからクローン化、選択
され、この細胞のIL−2産生能は親株の40倍に増加
していた。
このクローン化したJ−111細胞株は通常秦件下で増
殖し、その増殖速度は通常のジュルカット細胞とほとん
ど同じであった。
(2)IL−2生産能を有するシールカット111細胞
株(ATCCCRL 8129 ) ’e lXIO3
個/ ml! (7)細胞密度で無血清合成培地RIT
C55−91,000m1VC懸濁し、ファルコン社製
回転培養瓶に入れ、37℃で4日間培養し、遠沈操作に
よシ細胞を集めた。この細胞’t 4 X 10’個/
 rnlの細胞密度にて上述の培地中に懸濁し、ここに
ConA25μg/ηliを添加し、上記ファルコン社
製回転培養瓶(4本)に1,000m1で張シ込み6時
間回転培養した。
このようにして得たConA25μ9/mlで6時間誘
導したジュルカット細胞(1,2XIQ10細胞)をP
BS溶液80(lIllc懸濁し、細胞を遠心によって
2度洗浄してから、ヌクレアーゼ阻害剤であるRibo
nucleosides −Vanadyl Comp
lex (10mM )を含んだR8B溶液(10mM
 Tris−HCl、 pH7,5。
10 mMNact、 1.5 rrMIMgcL2)
 800mlKM濁した。次に、ディタージエン) N
P−40’k 0.05%になるように加えた後、ゆる
やかに攪拌後3,000rpmで4℃、5分遠心して核
全除去し、その上清液にSDS (0,5%)とEDT
A (5mM ) f加えた後、ただちにフェノールを
等量加え細胞質RNA ’に抽出した。合計3回フェノ
ール抽出を繰返してから2容エタノールでRNA’を沈
澱し、遠心でこの沈澱を集め10 mFvi Tris
 −HCl 、 pH7,5で溶解した。
このようにしてジュルカット細胞から得られたRNA 
iは196m9であった。
次に、このRNAからmRNA f取得するためにオリ
ゴ(dT)−セルロース(P、 L、 Blochem
icals +Type7)k用い、カラムクロマトグ
ラフィー全行った。吸着は20 mM Tris−HC
l、pH7,5、0,5MNaC4,1mM EDTA
、 0.5%SDS溶液にRNA i溶解して行い、溶
出は緩衝液(20mM Tris −1(CL 、 p
H7、5、0,5M NaC1,1mM EDTA )
で洗浄後、水と10 mM Tris−HCt(pH7
,5)で交互にmRNA k溶出することによシ行った
。この結果、溶出されたmRNA量は3.6 m9であ
った〇 さらに、このmRNAの一部(2,4m9) f: S
DG遠心(50mMTrjs−HCt、pH7,5,1
mMEDTA、0.2MNaC1f含む5〜25%シヨ
糖密度勾配(Hi tachi )RPS 280−タ
ー、 26.00Orpm 、 24時間、4℃)によ
り分画し、1l−12SのmRNA画分を分画番号12
,13.14としてそれぞれ59μI。
46μs、60μJ得た。
(3) ここに得られた分画番号13のmRNA 全前
出の検定法に従い、アフリカッメガエルの卵母細胞に1
個当J50ng’rマイクロインジェクション法により
注入して得られた卵母細胞培養上清”、(I L −2
の活性検定に供したところ、次表に示す’)I−)リチ
ウム化チミジンの取シ込みおよび活性化Tリンパ球数の
増加がみられ、これら分画のmRNAは本発明のヒ) 
I L −2mRNA f含有することが証明された(
表−■)。
表 −I (() 対照I (アッセイ培地) −5530 分画13の翻訳物 X2 115 X16 55 40 *各希釈度の3H−トリチウム化チミジンの取シ込み量
(cpm )のプロビット・プロッ)Thki準IL−
2(10単位/a)と比較してめた。
(4)次に、ここで得られたI L −2mRNAを含
む11〜12 S mRNA分画13よ’p cDNA
 kインビトロで合成し、プラスミドベクターpBR3
22と組換え体DNA i作シ、これをエシェリヒア・
コリにトランスホームしてI L −2cDNAクロー
ンヲ持つ菌体を以下の方法で選択した。
50 mM Tr i 5−EICt緩衝液(PH7,
5) 、 30 mMNaCt、 6 mM MgCt
2.5 mhクジチオスレイトール(DTT) 、 0
.5 mMの各dATP 、 dGTP 、 dCTP
 。
dTTP (dCTPは32Pラベルしたものを含む)
0.7μlオリゴ(dT)1o、 10μ9 mRNA
および15ユニツトハ■逆転写酵素(J、W、 Bea
rd )を混ぜ、41℃に90分間保った。反応終了後
、フェノール処理1圓全行い、エタノール沈澱としてD
NA ”、(回収し、20 mM Tris 、 1 
mM EDTApl(7,5溶液に溶解した。これによ
シ2.5μIの1重鎖c DNAが合成された。この溶
液からmRNA f除くために、NaOHm液を加えて
0.33 N NaOHとし室温にて15時間置き、次
いで溶液k I M Tris −HCL 、 FJ(
7,5の等量で中和し「セファデックスG−50Jカラ
ムに通した。これによシ1.8μgのcDNA f回収
した。
50mMリン酸緩衝液(PH7,5) 、 10 mM
MgCt2 * l O忌1DTT 、 0.75−の
各dATP 。
dGTP 、dCTP 、 dTTP 、 (dCTP
は3Hでラベルされたもの奮含む)、1.8μg1本鎖
cDNA 、 8ユニツトボリメレース(Polyme
rase ) I Klenow(米国BRL製)を混
ぜ、15℃で15時間反応を行った。
反応終了後、フェノール処理1回、クロロホルム処理1
ロ全行い、エタノール沈澱としてDNA 全回収した。
この反応により1.10μIの二重鎖cDNAを得た◎ 次いで、50mM酢酸ナトリウム(pH4,5)。
0、2 M NaC1、1mM ZnC22,1,10
t4二重鎖cDNA ’jc混ぜて37℃で20分間イ
ンキュベートした後、0.25ユニツトのヌクレアーゼ
S、(三共■製)を加え、さらに15分間インキ−ベー
トした。
反応終了後、フェノール処理を2回行い、「セファデッ
クスG−504カラムに通し、055μsの二重鎖cD
NAを回収した。
0.14Mカコジル酸カリウム、30mM)リス塩基、
 0.1 mMDTT 、 1 mMcoCt2.0.
64 mM P−dCTP (spc、 act、 2
.7 X 1106cp/n mol ) l0055
μy二重鎖cDNAおよび5ユニツトのターミナルトラ
ンスフェラーゼ(BRL ) ’i混ぜ37℃で7分間
インキ−ベートし、反応終了後、フェノール処理を1口
金行い、「セファデックスG −50Jカラムに通しエ
タノール沈澱としてDNA0.50μgを回収したとこ
ろ約50個のdcMPが両3′末端に付加された。
pBR322DNA 10μg全制限酵素Pst lで
切断したのち、前述の二重鎖cDNAにdCMP鎖全付
加したのと全く同じ方法でdCTPの代りにdGTP 
k用いて両3′末塙にdGMP鎖を付加した。かくして
約50個のdGMPが両3′末端に付加された。
50 mMl”ris−KCL (pH7,5) 、 
0.1 MNaC4゜5 mM EDTA 、 0.0
514のdGMPが付加されたpBR322、0,01
μ9のd CMPが付加きれたcDNA kまず65℃
で2分間、次いで46℃で120分間、さらに37℃で
60分間、そして室温で60分間インキュベートした。
(5) エシェリヒア・コ!j多1776i100μg
/ mlのジアミノピメリン酸と50μ97m1のチミ
ジンを含むL培地(1qb)リノトン、0.5%酵母エ
キス、0.5%NaCtおよび0.1係グルコースを含
む)5ONに接種し、培養液の562nmにおける吸光
度がおよそ0.3になるまで37℃で振とう培養した。
培養終了後、培養液=a℃で30分間放置し、次に菌体
を遠心分離により集め、5 mM Tris−HCL(
pH7,6) 、 0.1 MNaC2,5mMMgc
t2.10mMRb1jの溶液25rnlで2回況浄し
た。得られた菌体f 5 mM Trim−HCt(p
147.6 ) 、 0.25 M KCl。
5 mM MgCL * 0. I M CaCZ2お
よび10 mM RbCtを含む溶液20m1K懸濁し
、0℃にて25分間静置後、遠心分離によυ菌体を集め
た。上記と同じ溶液1 mlに菌体を再び懸濁し、得ら
れた菌体懸濁液の0.2 mlに上記組換えDNA k
入れ、0℃で60分間静置した。次に、これに前記り培
地Q、 7 mlを加えて37℃で30分間振とり培養
した。この培養液0.1+1lilOOμg/αジアミ
ノピメリン酸、50μ97m1チミジンと15μg/m
lテトラサイクリンを含むL培地の1.5係寒天培地上
に一面に塗抹し、37℃にて2日間インキュベートした
上記において出現したコロニー432個全それぞれ24
コロニーを1集団とする18集団の混合体として100
μ97m1のジアミノピメリン酸、50μ97m1のチ
ミジンと10μ97m1のテトラサイクリンを含むL培
地200 mlに接種し、37℃で5〜7時間振とう培
養後、クロラムフェニコールを最終濃度で170μji
/mlになるように加えた新鮮な上記り培地20Qm1
6追加し、さらに−晩振とり培養した。こうしてプラス
ミドDNA i増幅しておいて常法に従ってプラスミド
DNA ’Jc ”+’l製した。
このDNA ’(il−用いてmRNAハイブリダイゼ
ーション・トランスレーション(Hybridizat
ion −translation法、 HT法)でI
 L−2cDNA fもっクローンラスクリーニングし
た。ここで用いたHT法は以下のとおりである。
精製したDNA 25μgを制限酵素Hind fJl
で切断シ、フェノール処理3回、フェノール−クロロホ
ルム処理1回およびクロロホルム処理1回を行ってDN
A ’(fエタノール沈澱せしめて、DNAft−80
%エタノールで洗浄したのち回収し、これを80係ホル
ムアミド溶液40μlに溶解し、90℃で5分間熱変性
させた。その後、10 X SSC(1,5MNaC6
゜0、15 Mクエン酸3ナトリウム)で1.3 ml
に着駅シfc。これをニトロセルロースフィルターに固
定し、80℃で3時間加熱乾燥した。このフィルター全
50%ホルムアミド、20mMビペスPH6,5。
0、75 M NaCt、 5 mM EDTA 、 
0.2 % SDSおよび250μ91)Oly(A)
mRNA f含む溶液中で37℃。
18時間インキュベートしてフィルター上のDNAとI
 L −2mRNAとをハイブリダイズさせた。次いで
、このフィルター7、(10mMビペス、pH6,5゜
0、15 M NaC4,1mM EDTA 、 0.
2%SDSから成る溶液で65℃で3回洗浄した後、さ
らに1mMビペス、10 mM NaC2溶液で3回洗
浄し、次いで0、5 mM EDTA 、 0.1%S
DS溶液で95℃で1分処理してフィルターに吸着した
mRNA k溶出した。
これを常法に従ってオリゴdT−セルロースカラムにか
けて回収した。この回収したmRNA kアフリカッメ
ガエル卵母細胞に注入し、蛋白に翻訳させIL−2活性
全測定した。この結果、それぞれ24コロニーを1集団
とする18集団の中の1集団に前述の3H−)リチウム
化チミジンの取シ込み量による活性検定法によシ48単
位/ mlのIL−2の活性が検出された。
そこで、さらにこの集団に属する24コロニ一全今度は
単独にそれぞれ前記と同一の組成を有するL培地200
mJK接種し、37℃で5〜7時間好気培養後、クロラ
ムフェニコールを加えた新鮮な上記り一培地200m1
f6)追加し、さらに−夜振とり培養してプラスミドD
NA ’ii−増幅しておいて常法に従ってグラスミド
DNAを精製した。そして各プラスミドDNA約5μg
金)iindll[で切断した後、前回と同様にニトロ
セルロースフィルターニ固定してI L −2mRNA
とハイブリダイズさせ、mRNAを回収してアフリカッ
メガエルの卵母細胞に注入して蛋白に翻訳しIL−2活
性を測定した。1コロニーより得られた精製プラスミド
DNA (p3=16)にIL−2活性が見出され(表
2)、本クローンt5 I L −2cDNA t 持
つクローン(エシェリヒア・コリ郊1776/p3−1
6 AJI 1995(FERM−BP225))であ
ると同定された。即ちプラスミドp3−16のcDNA
はI L −2mRNAと特異的にハイブリッドを形成
するDNA (I L −2遺伝子)をもつことが証明
された。
表 2 (イ) 表 2 (ロ) 本プラスミドp3−16からのcDNAとノーイブリダ
イスしたmRNA(6)fラスミドル3−16のc D
NAインサートは制限酵素XbaIによシ1部位で、又
BstNIによシ2部位(Xba l開裂部位の上流及
び下流)で切断されるという特徴を示した。しかしなが
らプラスミドp3−16は約650塩基対よ多構成され
るc DNAインサートヲ含んでおシ、これは明らかに
11〜12Sの大きさのI L−2mRNAの一部分に
相当するものである。それ故、他のc DNAライブラ
リーを、鋳型として前述の11〜12 S mRNA分
画13全用い、Land等の方法(Land et a
l、、 Nuclelc Ac1dsRes、、 vo
l 9. p2551.(1981))に従って作製し
た。
−重鎖cDNA (1,6fig) k I L −2
mRNA 4 figを用いて合成し、dCTPを使っ
て、dCMP残基全付加した。そしてd s −cDN
Aを、DNAポリメラーゼI(Klenow断片)によ
シプライマーとしてオリが(dG)、2〜18ヲ用いる
事により合成した。650塩基対DNA 5ize m
arkerよシ長いcDNA (0,6fig)は蔗糖
密度勾配遠心法によって得られ、標準的なG −Cta
iling法によJ pBR322のpst 1部位へ
挿入出来た。
E、coli/X/1776に組換え体DNA ’k 
l”ランスホーム後プローブとしてn1ck−tran
slated p 3−16c DNAインサートを用
いたGrunstein−HognessのIn 5i
tuハイブリダイズ法によシ約2000コロニー全、選
別し、およそ850塩基対を含むプラスミドpIL2−
50A ffi含有するコロニー及びトランスホームク
ローン(E、 coli /X/1776/ pIL2
−5OA。
A J 11996 (FERM−BP−226) )
を同定した。pIL2−5OAのcDNAインサートの
制限酵素切断図を図1に示した。
E、 colt 、 ′X/1776/ pIL2−5
OAからのIL−2ベプタイド全コードしている遺伝子
を単離するため、プラスミドDNA i通常法に従い、
菌体からDNA (5単離後制限酵素Pst lにより
切断した◇この処理によシ生成する2つのDNA断片の
うちよシ小さな断片はIL−2ペプタイドをコードして
いるDNA遺伝子であった。pIL2−5OAからのP
st lインサートの完全なヌクレオチド配列はMax
am andGilbertの方法(Maxam+ A
、 W、 e t al 、 、 Enzym。
65、499−560.1980 )により決定した。
全構造を第2図に示す。
(カ エシェリヒア・コリ細胞内でヒトIL−2の合成
を指示するグラスミドは次のようにして作られた。プラ
スミドpTIL2−21は、図3に示すような制限地図
を有するpTrS−3(Njshi TzTanigu
chi T、 et al、 、 5EJKAGAKU
 53.967(1981))、及びI L −2cD
NA k含むpII、2−50Aから作られた(図4)
プラスミドpTrS−3(10Ag)全先ず制限酵素5
illで切断しSal 1部位をDNAポリメラーゼ(
フレノウ断片)あるいはT 4 DNA 、1?リメラ
ーゼ処理によりフラッシュ(flush )にした。C
1a lで切断後、trpプロモーター領域を有する大
きい方の断片を常法に従ってアガロースゲル電気泳動に
よシ単離精製し、DNA3μg全回収した。
他方、plL2−5OAのPst(切断により得られる
cDNAインサート11μIがHg1AIで切断され、
T 4 DNAポリメシーゼ処理され、大きい方の断片
がアガロースゲル電気泳動によシ単離、精製された。こ
のようにしてIL−2の132個のアミン酸分コードす
るcDNA断片が7.2μg得られた。次に、trpプ
ロモーター(上記)を含む断片0.45μg 、 I 
L −2cDNA k含むHg1AI−Pst I断片
0.5μgおよび合成オリゴヌクレオチド(5′)CG
ATAAGCTATGGCA (3’) と (3’)
TATTCGATA、CCGT(5つ(各々20 pm
ole )は両方とも5′末端でリン酸化されているが
、これ等f 6.6 mM MgCl2.1 mMAT
P 、 ]、 OmM DTT ’c含む66 mM 
)リス塩酸塩緩衝液(pH7,5)中テT 4 DNA
リガー−N1.0単位を用いて連結し、4℃で一晩反応
させた。このように連結されたプラスミドはエシェリヒ
ア・コリHBIOIにトランスホーム芒れた。アンピシ
リンを含むL培地寒天プレート上に出現したトランスホ
ーマントの中で、目標とするトランスホーマントは次の
ようにして選択した。1ず最初に、IL−2cDNAお
よび合成オリゴヌクレオチドの両方とハイフリダイズ可
能なトランスホーマントカコロニーハイブリダイゼーシ
ョン法にょ)選択された。
次に、ATGGCA配列の丁度下流で図2の111から
113の位置のOCT配列から始まるDNA断片(CC
TACT・・・・・・)が挿入されているトランスポー
マントをPst (、Xba l切断個所全検定するこ
とにより選択した。
pTIL2−21 a又はpTIL2−21b i含む
エシェリヒア・コ1JHB101’e微生物の増殖に知
られている通常の条件下で培養した。細胞は25μg/
mlストレプトマイシン及び25μgアンピシリン全含
有する10m1の矛培地(2,5%バクトドリプトン、
1%酵母エキス、0.1%グルーy −、x、 、 2
0 mM MgSO4及び50 mM Trjs−HC
t、 pH7,5k含む)に37℃−晩培養した。培養
懸濁液1 mlを同じ多培地(100M)中に接種し、
37℃で培養した。650 mμにおける吸光度が約1
.5〜2.0に達した時3−インドールアクリル酸(I
AA ) y、1添加し、添加3時間後、細胞を集め2
0 mM Tris−HCt(pH7,5) 。
30+雨NaC4で洗滌し同じ緩衝液8ml中に再懸濁
した。IAAは能率的に機能させるために、最終濃度が
50μ97mlなるように添加した。かくして細菌細胞
中に生産された蛋白を、超音波処理(0℃・2分)又は
リゾチーム(8μg)消fヒにょシ抽出し、次いで凍結
融解を3回繰返した。この方法によシIL−2は微生物
細胞より抽出された。抽出されたIL−2活性は10,
000〜12,000単位/ mlであった。
pTIL2−21a (AJ12013 )又はpTI
L2−21b(AJ12014)を有するエシェリヒア
・コリHBIOIはそれぞれFERM−BP248 、
 FERM−BP249として寄託されている。
(8) エシェリヒア・コリAJ12013(FERM
−BP248)全25μg/mlアンピシリンおよび2
5μ97m1ストレプトマイシン全含有する101のL
培地(1%−)リゾトファン、0.5%酵母エキス、0
.5%NaC2および0.1チのグルコース全台む)に
接種し培養した。650nmの吸光度が約1.0に達し
た時3−インドールアクリル酸を50μg/mlの0度
で加え、2時間後に菌体を集め30 mM NaC47
a;含む20mMトリス緩衝液(pH7,5)で洗浄し
、同じ緩衝液180rrLl中に再び懸濁した。次に、
リゾチーム溶液20m1.更に0.5 M EDTA 
(pH8,0)の2a’に添加ののち、0℃にて20分
間放置し、引き続き一50℃と37℃での凍結融解を3
回行なうことによシ菌体を粉砕し、30.00Orpm
 30分間の超遠心分離を行なって粉砕菌体から菌体抽
出液を得た口 得られた菌体抽出液のうち160m1(総蛋白量2.4
g、IL−2活性3 X 10” u/ml、比活性2
×10’ u/m9 ) t p)(7,7,0,2M
の塩化ナトリウムを含む0.1 M )リスヒドロキシ
アミノメタン−塩酸緩衝液であらかじめ平衡化した多孔
質ガラスピーズ(CPG −10、孔径350X、12
0−200メソシユ、Electro−Nucleon
ics社製)5(1+14充填したカラム(32m径x
65mm)に通液し、IL−2を吸着させた。
その後、上記の緩衝液100 mlでカラム全洗浄し、
0.iM)リスヒドロキシアミノメタン−塩酸緩衝液2
00 mlで吸着IL−2’i溶離させた。
得らhfc I L −2溶離液150a(5、pH6
,OI)0.07M酢酸−酢酸ナトリウム緩衝液に対し
て48時間透析を行なった後、同じ緩衝液であらかじめ
平衡化したCM−セファデックスC−25(ファルマシ
ア社製)40mlを充填したカラム(22叫径×105
叫)に通液し、IL−2を吸着させた。引き続き、同じ
緩衝液10 ’Omlでカラムを洗浄後、pH6,0の
0.5M酢酸−酢酸す) IJウム緩衝液100m1で
吸着I L −2’5溶離させた。
得られた溶離液80rnlに固型硫安を加えて80チ飽
和とし、−夜静置後、遠心分離によって生じた沈澱全集
め、pH7,0であり、1.25 Mの塩fヒナトリウ
ムを含む0.05Mリン酸−リン酸ナトリウム緩衝液l
O−に溶解し、同じ緩衝液によって平m(kしたセファ
デックスG−75スーパーフアイン(ファルマシア社製
)500mlk用いてダル濾過(32咽径X 65 c
m ) k行なった。If、−2は分子量14,000
〜16,000ダルトンに単一の活性ピークとして溶出
された。
得られたIL−2画分20麻に、グルコース全最終濃度
IMとなるように加え、pH7,Qであシ1、25 M
の塩化ナトリウムおよび1Mグルコースを含む0.05
Mリン酸−リン酸ナトリウム緩衝液であらかじめ平衡f
ヒしたフェニルセファロースCL−15B (ファルマ
シア社製) 5 ra13 f充填したカラム(10濶
径X 6 cm )にそれ全通液し、IL−2を吸着さ
せた。次に同じ緩衝液15m1でカラムを洗浄し、その
後、301+IA’のpH7,0であり、0.1M塩化
す) IJウムおよび1Mグルコースを含む005Mリ
ン酸−リン酸ナトリウム緩衝液で吸着したIL−2葡溶
離した。
得られ7CI L −2画分20 mlのうち5 rn
l k、日立638−30高速液体クロマトグラフィー
装誼(日立製作所製)を用いて、あらかじめpal 4
.0の0.5M酢酸−トリエチルアミン緩衝液で平衡化
したUltrapore RPSCf充填した高速液体
クロマトグラフィー用カラム(46能径X 75 mm
 、Beckrnan社製)にQ、 5 rrtl /
 minの流速で通液した後、上記緩衝液(以下溶媒A
と称する)と80 % v/v 1.−ゾロパノール水
溶液(以下溶媒Bと称する)を用いて、溶出を行なった
最初の10分間は溶媒Aのみ奮流し、10分〜22分の
間は直線グラジェント法で溶媒A100係から溶媒A7
0%十溶媒B30%に変化させて流し、22分から86
分の間は直線グラジェント法で、溶媒A70%十溶媒B
30%から溶媒A30%十溶媒)370%に変化させて
流した。なお、タンノ4り質の検出は、日立638−4
1波長可変型紫外吸光度モニター(日立製作所製)を用
い、280nmにおける吸光度測定によった。ヒ)IL
−2は溶出を始めてから70分後に単一、のビークとし
て溶離され、菌体抽出液からの回収率は30係であった
。ここに得られたIL−2は蛋白質1■当、95 X 
107ユニツトの活性を示した。
(9)得られたIL−2は、5DS−ポリアクリルアミ
ドゲル電気泳動で分子量約16,000ダルトンの位置
に単一のバンド分水し、常法に従ってダンシル法による
N−末端残基の分析を行なった結果、N末端アミノ酸と
してアラニンのみが検出された・次に得られたIL−2
約40μg(250ピコモル)を用い、気相プロティン
シークエンブー4フ0A型(アプライドバイオシステム
ズ社製)ヲ用いる自動エドマン分解法(The Jou
rnal of BiologicalChemist
ry+ 256巻、 7990−7997頁、 198
1年)によって、IL−2i構成するアミノ酸全N−末
端よル逐次決定した。1段目の分解物全高速液体クロマ
トグラフィーにて分析したところ200ピコモルのPT
H−プロリンが検出され、他のPTH−アミノ酸は検出
されなかったので、IL〜2のN−末端アミノ酸はアラ
ニンと決定された。2段目の分解物からは、180ピコ
モルのPTH〜プロリンと少量のPTH−アラニンが検
出され、他のPTHアミノ酸は検出されなかったので、
IL−2のN−末端から2番目のアミノ酸はプロリンと
決定された。3段目の分解物からは30ピコモルのPT
i、(−トレオニンと少量のPTi(−ゾロリンが検出
され、他のPTI(−アミノ酸は検出されなかっ1ヒの
で、IL−2のN末端から3番目のアミノ酸はトレオニ
ンと決定された。なお、PTH−)レオニンハ不安定で
分解しやすいことが知られておJ 、PTH−トレオニ
ンの回収率が低かったことは、この分野でしばしば経験
することである。4段目、5段目、6段目、7段目の分
解物からはそれぞれ20〜40ピコモルのPTH−セリ
ン、PTH−セリン、PTH−セリン、PTH−)レオ
ニンのみが検出された。
PTH−セリンも不安定で分解しやすいことが知られて
おシ、このため回収率は低かったが、低のPTH−アミ
ノ酸は検出されなかったので、IL−2のN−末端から
4番目から7番目までのアミノ酸はそれぞれセリン、セ
リン、セリン、トレオニ/と決定された。8段目、9段
目、10段目の分解物からは、それぞれ100ピコモル
のPTH−IJシパン、120ピコモルのPTH−リジ
ン、20ピコモルのPTH−)レオニンが検出され、工
L−2のN−末端から8番目、9番目、10番目のアミ
ノ酸はそれぞれリジン、リジン、トレオニンと決定され
た。同様にしてIL−2のN−末端から11番目から1
5番目のアミノ酸はグルタミン、ロイシン、グルタミン
、ロイシン、グルタミン酸と決定され、このときの対応
するPTH−アミノ酸の検出値は60〜120ピコモル
であった。
16段目の分解物には、20ぎコモルのPTI(−ヒス
チジンが検出された。尚、PTH−ヒスチジンも回収率
の低いことが知られている。同様にしてIL−2のN末
端から17段目から30段目のアミノ酸はそれぞれロイ
シン、ロイシン、ロイシン、アスパラギン酸、ロイシン
、グルタミン、メチオニン、インロイシン、ロイシン、
アスパラギン、グリシン、イソロイシン、アスパラギン
、アスパラギンと決定された。このIL−2の部分アミ
ノ酸配列は遺伝子の塩基配列よシ予想されたものと完全
に一致している。
次に、得られたIL−2のC末端アミノ酸の決定を行な
った。C末端の決定はカルボキシペプチダーゼYi用い
るChangらの方法(Biochem、 L+199
 、547〜555 (1981) )の方法に準じて
行なった。IL−2約80μg(500ピコモル)を3
0μlの0.05モル酢酸緩衝液(pH5,4)に溶解
し、これにカルボキシペプチダーゼYのQ、 l my
 / ml溶液1μlを加え、25℃に保った。反応液
よシフμlの試料を経時的に採取し、それぞれ全凍結乾
燥したのち10 ttllの0.1モルNaHCO3(
pL(9,0に調整)を加えた0次に再結晶によシ精製
したジメチルアミンアゾベンゼンスルホニルクロライド
の4mmole/mlアセトン溶液20 μll k加
え、70℃にて15分加熱した後、70%エタノール2
00μノを加え、うち10μl全用いてHPI、C分析
を行なった。HPLC分析の結果、初期の反応液からは
ジメチルアミノアゾベンゼンスルホニル(以下DABS
と略す)−トレオニンが検出され、少し遅れてDABS
−ロイシンが検出されたので、IL−2のC末端アミノ
酸はトレオニンであり、C末端付近のアミノ酸配列はロ
イシン−トレオニン(C−末端)であることが分った。
以上の実験結果よシ、得られたI L −2のN−末端
付近、C−末端付近のアミノ酸配列が、遺伝子の塩基配
列より予想されたものと完全に一致していることが分っ
たので、次に構成アミノ酸の組成比を調べた。
IL−2約40μg(250ピコモル)′+1−常法に
従い、6 N HCL中110℃、48時間の加水分解
を行ない、アミノ酸アナライザーを用いて分析した。結
果を表3に示す。なお、上記加水分解条件で分解のおこ
ることが知られているセリン、トレオニン、トリシト7
アンについては、セリン、トレオニンは110℃、24
時間加水分解での分析値を用いて補正し、トリシトファ
ンについてはケイ光分析にて別途求めた。表−3よシ明
らかな様に得られたIL−2のアミノ酸組成は、遺伝子
の塩基配列よシ予想されたものと一致している。以上の
結果より、得られたIL−2の1次構造はアミノ酸配列
式Iに示すもめと判定される。
表 3 更にTL−2の構造は、IL−2の二種の分解物の分子
量を質量分析計を用いて測定して確めた。
15μsのIL−2(約1モル)を14μノの70係蟻
酸に醇解し、次いで46μsの臭化シアンを添加してメ
チオニンのカルボキシ側全切断し、1μlの蟻酸中でメ
チオニンをホモセリン又はホモセリンラフトーンに変換
し、室温で一晩放置した。この反応混合物金波圧下で乾
燥させ、40μgの水金添加し、次いで凍結真空乾燥さ
せた。これに14μ101fo炭酸アンモニウムを添加
し、次いで37℃、0.6μノの炭酸アンモニウム中で
0.3μ、9 ) IJプシン(ワーシントン社製)を
用いて分解し、リジン又はアルギニンのカルボキシ側を
切断しに00.5μl酢酸を反応混合物に添加し、3〜
6時間インキ−ベートした後反応混合物の3分の1を取
除き、質量分析を行った。
別の15μgのIL−2’k)リノシンの代りに0.3
μIのスタフィロコッカスアウレウスD8プロテアーゼ
(ミルス社製)を用いて分解した以外は上記と同じ方法
で処理し、グルタミン酸のカルボキシ側を切断した。
混合状態の分解生成物の分子量はJMS−HX Zo。
fast atom bombardment mas
s spectrometry法によシスペクロメータ
ー(JEOL社製)を用いて測定した。イツトピックピ
ーク全件った多種の分子のイオンピークがマススペクト
ル上に観察された。
IL−2の臭化シアン−トリプシン分解生成物の分子量
(MW+)に相当する代表的なピークを表4に示す。
表 4 分子量 同定物 m/z 1783 Lys−9to )Ise−23m
/z 1665 Thr−10to Hse−23m/
z 1049 11o−24to Lys−32m/z
 389 Leu−36to Arg−38m/z 5
08 Leu−40to Lys−43m/z 561
 Ala−50to Lys−54m/z 2564 
)fig−55to Lya−76m/z 939 A
sN−77to Arg−83m/z 1583 As
p−84to Lys−97m/z 1874 Cys
−105to Arg−120IL−2の臭化シアン−
D8プロテアーゼ分解生成物の分子量(MH+)に相当
する代表的なピークを表5に示す。
表 5 m/zl 619 Ala−1to Glu−15m/
z 952 His−16toHse−23m/zl 
859 11e−24to Hse−39m/z 91
9 Leu−40to Hse−46m/zl 241
 Leu−53to Glu−62m/z 857 G
lu−61to Glu−67or Glu−62to
 Glu−68m/Z 728 Glu−62Lo G
lu−67or Glu−63to Glu−68m/
z311 G Vat−69to Glu−95m/z
 633 Thr−111to Glu−116上記の
データからI L、−2の一次構造の83%が質量分析
によシ同定され、(Δla−1=Met46 。
Al a50〜Lys−97及びCya−105〜Ar
y−120:即ち133のアミノ酸の内110のアミノ
酸)、アミノ酸配列式Iを有するIL−2−次構造を確
認した。
実施例2 (1)エシェリヒア・コリ細胞でヒト1.L −2の合
成全指令するシラスミド全以下の如き方法で構築した〇 プラスミドp’r IL2−22 k図5に示されてい
る一連の方法によりpTrS−3(Nishi T、 
、 Taniguchi T。
et al、、 5EIKAGAKU 53.967、
(1981))及びIL−2cDNA k含むpIL2
−50Aから構築した。
グラスミドpTrs−3はTrpゾロモーターとpBR
322のE(!ORI部位とClal部位の間にShi
neDalgarno (以後SDと略号する)の領域
を含む。
本プラスミドはスス3に示した如く、単一のsph 1
部位と同様にSD配列の下流13 bpにATGイニシ
ェーションコードン全含全台いる。蛋白に対応するDN
A配列かpTrs−3のATGコードンの丁度下流のフ
ェーズに挿入されるとそのベクターはこの蛋白を生産す
るには非常に効果的である。
このATGコードンはpTrS−3の5phl消fヒに
引続きT 4 DNAポリメラーゼによる処理によって
生成される。それ故シラスミドpTrS−3(30μg
)制限酵素sph lで、常法によシ切断され、引続き
フェノール、クロロホルム処理、エタノール沈澱法によ
シ回収され両末端がT 4 DNAポリメラーゼ処理に
よりフラッシュにされた。
次に同様の方法によジフェノール、クロロホルム処理及
びエタノール沈澱法によりDNA (21,4μ9)全
回収した。他方I L −2cDNA金含む9IL2−
5OA380μgはPst lによシ切断され、I I
、 −2cDNAインサートはアガロースゲル電気泳動
により単離された。cDNAインサート(11μg)は
Hg iAIにより切断され、T 4 DNAポリメラ
ーゼによって処理され、大きい方の部分のDNA 10
μgがアガロースゲル電気泳動によシ単離された。本性
に従って132個のアミノ酸をコードするcDNA (
7,2119)が得られ、このDNA断片はプラントエ
ンド(bluntend )會有していた(図5)。
次にこのようにして得ら五たc DNA断片i ATG
配列の丁度下流で、前もってsph Iにより消化され
T 4 DNAポリメラーゼにより処理されlt pT
rS −3ベクターへ連結した。このように連結したプ
ラスミドは次に、常法に従いエシェリヒア・コリHB1
01へ導入された。この連結は次のようにして行った。
I L −2cDNA (0,4μ9)の前述の大きい
方の断片およびpTrS −3ベクターDNA 0.2
μgk 6.6 mM MgCl2.1 mM ATP
および10 mM DTT f含むPH7,5の66m
Mトリス−塩酸中でT4.DNAりが−ゼ0.8単位と
共に混合し、混合物を4℃、−晩反応させた。アンピシ
リンを含むL培地寒天グレート上に出現するトランスホ
ーマントの中で、132個のアミノ酸をコードしている
IL−2cDNA部分を含むコロニー全コロニーノ・イ
ブリダイゼーション法により選択した。こうして選択し
たコロニーを再び培養(10ml ) l、、リゾチー
ム処理および凍結、融解による処理によりプラスミドD
NAを調製した。このプラスミドDNA f Pst 
IとXba Iで切断し、その結果の生成物音アがロー
スグル電気泳動によシ分析し、cDNAがpTrS−3
のATG配列の後に正しい方向で連結しているpTIL
2−22を同定した。pTIL2−22 e含むエシェ
リヒア・コリHBIOI を微生物の増殖のために知ら
れている通常法の下に培養した。細胞は25μg/ml
ストレプトマイシンおよび25μ97m1のアンピシリ
ンをφ 含む一培地(2,5%「バクトドリプトン」、1幅酵母
エキス、0.1%グルコース、20mMMgSO4゜5
0−トリス−塩酸、 PH7,5) 10 ml中で3
7℃−晩生前させた。ついで培養懸濁液1m12同じグ
培地(100ml)へ接種し、37℃で培養した。
650mμの吸光度がおよそ1.5−2.0に達した時
点で50μg/mlの3−インドールアクリル酸(IA
A ) ’!r培地に加えた。インデューサーの添加3
時間後に、細胞全集め、20mMトリス−塩酸(pH7
,5) 、 30 mMNacti含むで洗浄し、同じ
緩衝液8d中に再び懸濁した。
かくして細菌細胞中に産生される蛋白をソニック処理(
0℃、2分間)あるいはリゾチーム処理に引き続き凍結
融解全3回行う事によシ抽出した。
抽出されたIL−2活性は10,000から120,0
00単位/ rnlの節回であった。
pTIL2−22 (AJ12009 )を含むエシェ
リヒア・コリHBIOIはFERM−BP245として
寄託されている。
(2)エシェリヒア・コリAJ 12009 k実施例
1の(8)に示した方法で培養した。それによって得た
160dのホモジネートからIL−2活性を有する細胞
のホモジネート全実施例1の(8)の方法テ得た。IL
−2ポリペプチドの収率は30チで、約5 X 107
単位/mqのIL−2蛋白を得た。
得うれlt I L −2d?IJイプチド調製品はS
DS −ポリアクリルアミドダル電気泳動で分子量約1
6.000ダルトンの位置に単一バンドを示した。
(3)得られたI L −210μgを用い実施例1の
(9)に示した方法によりI L −2ffi構成する
アミノ酸をN−末端より逐次決定した。N−末端から1
番目のアミノ酸はプロリン、2番目のアミノ酸はトレオ
ニンと決定された。プロリンのN−末端から3番目から
200番目アミノ酸も実施911の(9)に示した方法
によシ、セリン、セリン、セリン、チロシン、リジン、
リジン、チロシン、グルタミン酸、ロイシン、グルタミ
ン酸、ロイシン、グルタミン、ヒスチジン、ロイシン、
ロイシン、ロイシン、アスパラギン、ロイシンと決定さ
れi+>IL−2調製品のC−末端も実施列1の(9)
に示した方法により、トレオニンと決定された。実施し
111の(9)と同じ方法によシ質量分析によりIL−
2の分解生成物の分子量全測定し、臭化シアン−D8ノ
ロテアーゼ分解生成物のm/z 1619のピークの代
りにm/z 1548 (Pro−1〜Glu 14に
相当する)におけるピークを認めたほかは、実施向1と
同様の結果が得られた。
以上の結果から、得られ7’1xIL−2の一次構造は
アミノ酸配列式(n)に示したようなものである。
実施列3 (1)単独投与による同系癌RL♂1の退縮効果BAL
B/c マウスに5×105のRL♂1白血病細胞を腰
部皮下に移植し、移植当日、1.2,7.8.98目の
6回に分けて各回45,000単位/ 0.1 mlの
IL−2’i腫瘍近傍の皮下に投与し、10.14日目
の腫瘍サイズ全測定、対照(生食投与)の腫瘍サイズか
ら退縮率をめた。IL−2単独皮下投与で抗腫瘍効果が
ある事が判明した。結果を表6に示す。
用いられたIL−2の標品は、実施例1に記載された方
法によシ得られた、精製されたものである。以下の実験
においても同じIL−2標品を用すた。
表6 IL−2単独皮下投与による抗腫瘍効果腫瘍移植
後 IL−2投与” 84 65 171 47マウスは1
群10匹 * IL−2は45.OQ O単位/回、6回皮下投与
軸サイズは長径(個)×短径(悶)で算出。
9.ヤ□ゎあいμ町り重用」粁だ乙X 100(%’)
対照サイズ で算出。
(2)単独投与による同系癌MM46の退縮効果腰部皮
下に移植し、移植後11.12.13日目の3回に分け
て各回5,000単位/ Q、 1 mlのII。
−2を腹腔内に投与し、26日目の腫瘍重量全測定、対
照(生食投与)の腫瘍重量から退縮率をめた。又、50
%生存日数をめた。IL−2単独腹腔内投与で抗腫瘍効
果がある事が判明した。
結果全表7に示す。
表7 IL−2単独腹腔内投与による抗腫瘍効果腫瘍移
植後26日目 生 存 日 数 IL−2投与” 2.24 50 58 149マウス
は1群10匹 * IL−2は5,000単位/回、3回腹腔内投与。
で算出。
(3)単独投与による同系層P815の退縮効果DBA
/2マウスにP815マストサイトーマを腰部皮下に移
植し、移植後1.2.3,7.8.9日に6回に分けて
各回45.000単位10.1 mlのIL−2を腫瘍
近傍の皮下に投与し17日目に肺癌サイズを測定、移植
当日1,2,5,6.7日に6回に分けて各回45,0
00単位/ 0.1 dのIL−2全腹腔内に投与し1
5日目に腫瘍サイズを測定、および移植後12.13,
14.15.16日に5回に分けて各回45,000単
位70.1 mlのIL−2に静脈内に投与し17日目
に腫瘍サイズを測定し、各々の対照(生食投与と比較し
、各々の投与ルートで抗腫瘍効果のある事が判明した。
結果全表8に示す。
表8 IL−2単独投与による抗腫瘍効果*移植量は2
.5X105 **移植量はI X 106 林*腫瘍サイズは皮下投与は腫瘍移植後17日目、腹腔
内投与は腫瘍移植後15日目、及び静脈内投与は腫瘍移
植後17日目。
退縮率は表6と同様に算出した。
マウスは1群10匹。
(4)同系層MM46に対する化学療法剤との併用によ
る延命効果 C3H/HeマウスにMM46乳癌細胞をlXl0 腰
部皮下に移植後12日目にサイフロフォスフアミド(C
Y) 100 m9/に9を腹腔内に投与し、IL−2
を腫瘍移植後19,20.21日目の3回に分けて、各
回1,000単位/ 0.11nl腹腔内に投与し対照
(生食投与、CY単独投与、!I、−2単独投与)と5
0チ生存日数を比較し、化学療法剤(cy )とIL−
2の併用により抗腫瘍効果を認めた。結果を第9表に示
す。
対照(生食)36一 対照(CY) 80 222 対照(IL−2) 46 128 マウスは1群10匹 (5)同系層P815に対する化学療法剤との併用によ
る抗腫瘍効果 DBA/2マウスにP815マストサイトーマを1×1
06腰部皮下に移植後8日目にサイクロフォスフアミド
(cy)1ooキ/に9を腹腔内投与し、IL−2を腫
瘍移植後12,13,14,15゜16日目の5回に分
けて各回45,000単位10.1ml静脈内に抗与し
腫瘍移植後17日目の腫瘍サイズを測定し、対照と比較
し、抗腫瘍効果を認めた。
結果を表10に示す。
対照(生食)266 対照(CY ) 134 50 対照(IL−2) 194 27 マウスは1′群lO匹。
***腫瘍サイズは表1の通り。
林林退縮率は表1の算出法と同じ。
【図面の簡単な説明】
図1はIL−2活性を持つポリペプチドをコードするク
ロン化された遺伝子の制限酵素地図でるる。 図2はクローン化された遺伝子の塩基配列を示すO 図3はグラスミドベクターpTrs−3を示す。 図4は組換えDNA pTIL2−21の造成経過の説
明図である。 図5は組換えDNA pTIL2−22の造成経過の説
明図である。 図中、A、G、C,Tはそれぞれデオキシアデニル酸、
デオキシグアニル酸、rオキシチジリック酸、チミノリ
ン酸を示す。 特許出願人 財団法人癌研北会 味の素株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)C−末端がスレオニンであり、糖全有せず、かつ
    インターロイキン2活性を有するポリペプチド。 (2)N−末端がアラニンである特許請求の範囲第(1
    )項記載のポリペプチド。 (3)N−末端がゾロリンである特許請求の範囲第(1
    )項記載のポリペプチド。 (4)下記のアミノ酸配列式Ik有する特許請求の範囲
    第(1)項記載のポリペプチド。 アミノ酸配列式I Ala Pro Thr Ser Ser Ser T
    hr Lys Lys ThrGI N Leu GI
     N Leu Glu His Leu Leu Le
    u AspLeu GI N Met Ile Leu
     As N Gly Ile As N AsNTyr
     Lys As N Pro Lys Leu Thr
     Arg Met Leu ThrPhe Lys P
    he Tyr Met Pro Lys Lys Al
    a Thr GluLeu Lys His Leu 
    GI N Cys Leu Glu Glu GluL
    eu Lys Pro Leu Glu Glu Va
    l Leu As N LeuAla GI N Se
    r Lys As N Phe Hls Leu Ar
    g Pr。 Arg Asp Leu Ile Ser As N 
    Ile As N Val l1eVal Leu G
    lu Leu Lys Gly Ser Glu Th
    r Thr PheMet Cys Glu Tyr 
    Ala Asp Glu Thr Ala Thr l
    1eVal Glu Phe Leu As NArg
     Trp Ile Thr Phe CysGI N 
    Ser Ile Ile Ser Thr Leu T
    hr(5)下記のアミノ酸配列式■全有する特許請求の
    範囲第(1)項記載のポリペプチド。 アミノ酸配列式■ Pro Thr Ser Ser Ser Thr L
    ys Lys Thr GI NLeu GI N L
    eu Glu His Leu Leu Leu As
    p LeuGI N Met Ile Leu As 
    N Gly Ile As N AsNTyr Lys
     As N Pro Lys Leu Thr Arg
     Met LeuThr Phe Lys Phe T
    yr Met Pro Lys Lys AlaThr
     Glu Leu Lys His Leu GI N
     Cys Leu GluGlu Glu Leu L
    ys Pro Leu Glu Glu Val Le
    uAs N Leu Ala GI N Ser Ly
    s As N Phe HisLeu Arg Pro
     Arg Asp Leu Ile Ser As N
     l1eAs N Val Ile Val Leu 
    Glu Leu Lys Gly SerGlu Th
    r Thr Phe Met Cys Glu Tyr
     Ala AspGlu Thr Ala Thr I
    le Val Glu Phe Leu As NAr
    g Trp Ile Thr Phe Cys GI 
    N Ser Ile l1eSer Thr Leu 
    Thr (6)C−末端がスレオニンであシ、糖を有せずかつイ
    ンターロイキン2活性を有するポリ啄プチドの医薬用に
    実質的に精製された標品。
JP59120492A 1983-02-03 1984-06-12 ポリペプチド Pending JPS6034915A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB831010355.0 1983-02-03
EP83101035A EP0091539B2 (en) 1982-03-31 1983-02-03 Gene coding for interleukin-2 polypeptide, recombinant DNA carrying said gene, cell lines possessing the recombinant DNA,and method for producing interleukin-2 using said cells

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58041358A Division JPS59144719A (ja) 1983-02-03 1983-03-12 ヒトインタ―ロイキン2活性を有するポリペプチド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6034915A true JPS6034915A (ja) 1985-02-22

Family

ID=8190276

Family Applications (7)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58041358A Granted JPS59144719A (ja) 1983-02-03 1983-03-12 ヒトインタ―ロイキン2活性を有するポリペプチド
JP59120492A Pending JPS6034915A (ja) 1983-02-03 1984-06-12 ポリペプチド
JP1109060A Expired - Lifetime JPH0659219B2 (ja) 1983-02-03 1989-05-01 ヒトインターロイキン2活性をもつポリペプチドをコートする遺伝子
JP1109062A Expired - Lifetime JPH0832239B2 (ja) 1983-02-03 1989-05-01 ヒトインターロイキン2活性を有するポリペプチドをコードする遺伝子を含有する組換えdna体および該組換えdna体により形質転換された原核生物細胞
JP1109058A Expired - Lifetime JPH0832238B2 (ja) 1983-02-03 1989-05-01 ヒトインターロイキン2活性をもつポリペプチドの製造法
JP1109059A Expired - Lifetime JPH0698000B2 (ja) 1983-02-03 1989-05-01 ヒトインターロイキン2活性をもつポリペプチドをコードする遺伝子
JP1109061A Expired - Lifetime JPH0659220B2 (ja) 1983-02-03 1989-05-01 ヒトインターロイキン2活性をもつポリペプチドをコードする遺伝子

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58041358A Granted JPS59144719A (ja) 1983-02-03 1983-03-12 ヒトインタ―ロイキン2活性を有するポリペプチド

Family Applications After (5)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1109060A Expired - Lifetime JPH0659219B2 (ja) 1983-02-03 1989-05-01 ヒトインターロイキン2活性をもつポリペプチドをコートする遺伝子
JP1109062A Expired - Lifetime JPH0832239B2 (ja) 1983-02-03 1989-05-01 ヒトインターロイキン2活性を有するポリペプチドをコードする遺伝子を含有する組換えdna体および該組換えdna体により形質転換された原核生物細胞
JP1109058A Expired - Lifetime JPH0832238B2 (ja) 1983-02-03 1989-05-01 ヒトインターロイキン2活性をもつポリペプチドの製造法
JP1109059A Expired - Lifetime JPH0698000B2 (ja) 1983-02-03 1989-05-01 ヒトインターロイキン2活性をもつポリペプチドをコードする遺伝子
JP1109061A Expired - Lifetime JPH0659220B2 (ja) 1983-02-03 1989-05-01 ヒトインターロイキン2活性をもつポリペプチドをコードする遺伝子

Country Status (2)

Country Link
JP (7) JPS59144719A (ja)
SU (1) SU1479005A3 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU579089B2 (en) * 1983-02-08 1988-11-17 Biogen, Inc. Human interleukin-2-like polypeptides
GB8303383D0 (en) * 1983-02-08 1983-03-16 Biogen Nv Sequences recombinant dna molecules
ZA849910B (en) * 1983-12-23 1985-09-25 Hoffmann La Roche Purification of recombinant interleukin-2
WO1986006405A1 (en) * 1985-05-02 1986-11-06 Takeda Chemical Industries, Ltd. Novel transformant and its use
WO1986006410A1 (en) * 1985-04-30 1986-11-06 Takeda Chemical Industries, Ltd. Process for increasing yield of interleukin-2
JPS62185098A (ja) * 1986-02-10 1987-08-13 Otsuka Pharmaceut Co Ltd インタ−ロイキン−2活性を有するポリペプチド
KR101041986B1 (ko) * 2008-03-06 2011-06-16 (주)한국비엠아이 인간 인터루킨-2의 대량 생산을 위한 신규한 균주

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6419879A (en) * 1987-07-15 1989-01-23 Asahi Optical Co Ltd Tv viewer

Also Published As

Publication number Publication date
SU1479005A3 (ru) 1989-05-07
JPH0335795A (ja) 1991-02-15
JPH0659219B2 (ja) 1994-08-10
JPH02195887A (ja) 1990-08-02
JPH02195886A (ja) 1990-08-02
JPS59144719A (ja) 1984-08-18
JPH0832238B2 (ja) 1996-03-29
JPH0698000B2 (ja) 1994-12-07
JPH02200189A (ja) 1990-08-08
JPH0832239B2 (ja) 1996-03-29
JPH0142279B2 (ja) 1989-09-11
JPH0659220B2 (ja) 1994-08-10
JPH02195888A (ja) 1990-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0155549B1 (en) Dna encoding human tumor necrosis factor and human tumor necrosis factor polypeptide
JPS60115528A (ja) ヒトインタ―ロイキン―2蛋白質を含有する抗腫瘍用または免疫機能低下疾患治療用組成物
US5714581A (en) Polypeptide derivatives of human granulocyte colony stimulating factor
CS273152B2 (en) Method of mature human leucocytic interferon production
EP0238101A1 (en) Microbial expression of interleukin II
JPS63299A (ja) ヒトg−csfタンパク質の発現
EP1837346A2 (en) Method for purifying granulocyte-colony stimulating factor
JPH04506342A (ja) 非グリコシル化ヒトインターロイキン―3類似蛋白質
AU627477B2 (en) Interleukin ii analogs
US6730303B1 (en) Fused G-CSF and IL-3 proteins and uses thereof
JPH0783717B2 (ja) ヒト顆粒球コロニー刺激因子をコードする遺伝子
JPS6034915A (ja) ポリペプチド
CA1339464C (en) ¬leu13| motilin, dnas coding for same and methods for producing same
CA2234042A1 (en) Novel g-csf receptor agonists
WO1986004506A1 (en) Infection-protective agent containing human granulocyte colony-stimulating factor as effective ingredient
JPH03297388A (ja) 新規なtnf変異体、その製造法及びそれを有効成分とする抗腫瘍剤
JP2548204B2 (ja) 新生理活性ポリペプチド
JPH06102021B2 (ja) 新規なポリペプチド
JP2515975B2 (ja) 抗腫瘍作用を有するポリペプチド
US5420113A (en) [Leu13]motilin, DNAs coding for same and methods for producing same
KR920002312B1 (ko) 인체 과립성 백혈구의 콜로니 자극인자
JPS60188070A (ja) シグナルペプチドをコードするdna
Kawooya et al. The expression, affinity purification and characterization of recombinant pseudomonas exotoxin 40 (pe40) secreted from escherichia coli
JPS6034999A (ja) ポリペプチド
JPH02501827A (ja) ヒト・インターロイキン‐4 ミューテイン