JPS6033717Y2 - 充電発電機制御装置 - Google Patents

充電発電機制御装置

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JPS6033717Y2
JPS6033717Y2 JP16365278U JP16365278U JPS6033717Y2 JP S6033717 Y2 JPS6033717 Y2 JP S6033717Y2 JP 16365278 U JP16365278 U JP 16365278U JP 16365278 U JP16365278 U JP 16365278U JP S6033717 Y2 JPS6033717 Y2 JP S6033717Y2
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JP16365278U
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JPS5579637U (ja
Inventor
光晴 森下
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三菱電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えば、内燃機関等によって駆動される交流
発電機の出力電圧を所定値に制御する充電発動機の制御
装置に関するものである。
先ずこの種の従来装置を第1図に示し説明する。
第1図に於て、1は図示しない車両等に装備された機関
(図示せず)によって駆動される交流発電機で、三相星
形結線された電機子コイル101と界磁コイル102を
有している。
2は上記発電機1の交流出力を全波整流する全波整流装
置で、201は(+)側第1整流出力端、202は(+
)側第2整流出力端、203は(−)側整流出力端であ
る。
3は上記発電機1の界磁コイル102に流れる界磁電流
を制御することによって、上記発電機1の出力電圧を所
定値に制御する電圧調整装置で以下の部品にて構成され
ている。
即ち、301は上記界磁コイル102の両端に接続され
たサージ吸収用ダイオード、302は、上記界磁コイル
102に直列に接続され、上記界磁電流を断続する開閉
素子であるNPN形パワートランジスタ、303は該ト
ランジスタ302のベース回路に設けられた抵抗、30
4は上記トランジスタ302をオン・オフ制御するNP
N形検出トランジスタ、305は上記発電機1の出力電
圧を検出して、この出力電圧が所定値以上に達した時に
導通する電圧検出素子であるゼナー・ダイオード、30
6,307は上記整流出力端202,203間に直列に
接続され電圧の分圧回路を構成する抵抗、4は蓄電池、
5はキースイッチ、6は初期励磁抵抗、7は充電表示灯
、8はスイッチ、9は寒冷始動時に用いられる短時間電
気負荷である。
次に以上の様に構成された従来装置の動作を説明する。
先づ、機関の始動に際し、キースイッチ5を閉成すると
、蓄電池4からキースイッチ5、初期励磁抵抗6及び充
電表示灯7、抵抗303を介してトランジスタ302に
ベース電流が供給され、トランジスタ302は導通する
該トランジスタ302が導通すると蓄電池4からキース
イッチ5、抵抗6及び表示灯7、界磁コイル101、ト
ランジスタ302を介して界磁コイル102に界磁電流
が供給されて、界磁起磁力が発生する。
次に、この状態で機関が始動し、発電機1が駆動される
と電機子コイル101には交流出力を発生する。
この出力電圧が所定値を越すと分圧回路を構成する抵抗
306,307の接続点電位は、ゼナー・ダイオード3
05のゼナー電圧とトランジスタ304のベース・エミ
ッタ間電圧の和以上となり、ゼナー・ダイオード305
は導通しトランジスタ304にベース電流が供給されト
ランジスタ304は導通する。
該トランジスタ304が導通するとトランジスタ302
は遮断され界磁コイル102の界磁電流は減少して発電
機1の出力電圧は低下する。
この出力電圧が所定値以下に低下すると、再び、ゼナー
・ダイオード305、トランジスタ304は遮断、トラ
ンジスタ302は導通して界磁コイル102に界磁電流
が供給されるので、発電機1の出力電圧は再び上昇する
上述した動作を繰返して発電機1の出力電圧を所定値に
制御し、この制御された電圧にて、蓄電池4を所定値に
充電するのである。
一方充電表示灯7は、機関停止状態でキースイッチ5を
閉成すると、界磁電流が充電表示灯7を介して流れるの
で、点灯し発電機1の非充電状態を表示し、次に機関が
始動して、発電機1が発電し、第2整流出力端202と
蓄電池4の端子電圧が略々等しい値となると充電表示灯
7には電位差が低下して消灯し、蓄電池4の充電状態を
表示する。
しかしながら上述した従来装置に於ては、寒冷始動時に
挿入される大電力の短時間電気負荷の(後部窓ガラス用
熱線デフォツガ等)に短時間(数分〜十数分)給電する
際、機関の回転数との関連もあるが発電機1は出力不足
となり、蓄電池4は放電状態となり、蓄電池4の端子電
圧は低下し、上記熱線デフォツガの効果が低下する欠点
を有していた。
この考案は上記欠点を解消する優れた充電発動機制御装
置を提供するものである。
すなわち、この考案は、寒冷始動時に作動するチョーク
作動スイッチと発電機が発電を開始してから所定時間作
動するタイマーの双方が作動中の時のみ電圧調整装置の
電圧検出用の分圧抵抗の抵抗比を変更して発電機の出力
電圧を高めることにより、寒冷始動時に大電圧の短時間
負荷に給電しても蓄電池の端子電圧が低下することのな
いようにしたものである。
以下、第2図に示すこの考案の一実施例を説明する。
第2図に於て103は、上記発電機1の星形結線された
電機子コイル101の中性点、308.309は上記分
圧抵抗306と直列に接続され、出力端子202と20
3間の電圧を分圧する分圧抵抗、310は導通すること
によって、上記電圧調整装置3の所定値を切替えるNP
N形切替スイッチトランジスタ、311は該トランジス
タ310のベース回路に設けられた抵抗、10は上記機
関の寒冷始動時に作動するチョーク(図示せず)が、作
動している時閉成するチョーク作動スイッチ、11は上
記チョーク作動スイッチの戻し忘れ及び作動不良保護装
置で、常開接点111、該接点111を駆動する駆動コ
イル112、上記発電機1の中性点103に電圧が発生
すると上記コイル112を付勢すると同時に計時を開始
し所定の時間(数分〜十数分)後に遮断するタイマー1
13から構成される。
次に、以上の様に構成されたこの考案装置の動作を説明
する。
先ず、機関の寒冷始動に際しチョークを作動せしめると
、チョーク作動スイッチ10は閉成する。
この状態でキースイッチ5を閉成すると蓄電池4からキ
ースイッチ5、抵抗6及び表示灯7、抵抗303を介し
てトランジスタ302にベース電流が流れて該トランジ
スタ302は導通する。
従って、界磁コイル102には界磁電流が供給されて、
界磁起磁力を発生する。
一方この時、中性点103には電圧が発生していないの
で、タイマー113は遮断状態に有す、そのコイル11
2は消勢されているので常開接点111は開路のままで
あり、トランジスタ310は遮断されており、この状態
における分圧回路の下側抵抗は抵抗308,309の和
となり、電圧調整装置3の所定値は上記蓄電池4の充電
に最適な第1の所定値(約140〜150V)に設定さ
れている。
この状態で機関が始動すると電機子コイル101には交
流出力が誘起され全波整流装置2によって全波整流され
る。
この時、同時に中性点103にも電圧が発生しこの電圧
によってタイマー113は動作を開始しコイル112は
付勢されて、接点111は閉路する。
すると蓄電池4からキースイッチ5、チョーク作動スイ
ッチ10、接点111、抵抗311を介してトランジス
タ310にベース電流が流れ、トランジスタ310は導
通する。
該トランジスタ310が導通すると抵抗309はトラン
ジスタ310を介して短絡され分圧回路の下側抵抗は、
抵抗308のみになったのと等価となり上記電圧調整装
置の所定値は上記第1の所定値よりも高い第2の所定値
(15〜16■)に設定される。
この時は一般に寒冷始動時に用いられる短時間電気負荷
(例えば熱線デフォツガ等)9のスイッチ8が閉成され
ると、該負荷9に上記第2の所定値で給電され、蓄電池
4の充電をするのである。
この時第2の所定値は上述の通り通常の状態に比し、1
〜2V程度高い値に設定している為、始動時に放電した
蓄電池4の充電を増強すると共に、負荷9のデフォツガ
効果等も増強される。
次にこの状態で運転を継続すると、上記機関は暖気運転
が完了し上記チョークの作動を停止する。
するとチョーク作動スイッチ10は開路しトランジスタ
310も遮断して電圧調整装置3の所定値は再び第1の
所定値となり、上記蓄電池4の充電は最適な値となる。
も腰この時上記チョークが手動の場合、戻し忘れが生じ
るがこの場合も上記タイマー113が作動して上述した
所定時間経過後にコイル112は消勢され接点111は
開路して必ず第1の所定値となる為、定常運転時も第2
の所定値となって上記蓄電池4の過充電となることはな
い。
なお、この実施例に於ては電圧調整装置3は半導体式と
したが、接点式でも同様の効果がある。
又発電機1の中性点103の電圧をタイマーの起動に用
いているが、これは第2整流出力端202でも同様の効
果がある。
以上の様にこの考案は、寒冷始動時のみ蓄電池の充電に
最適な第1の所定値よりも高い第2の所定値にすること
によって、寒冷始動時の蓄電池の充電を増強すると共に
、熱線デフォツガ等の短時間大電気負荷に給電してデフ
ォツガ等の効果を増強し得る効果がある。
又、上記チョークの戻し忘れ防止用にタイマーを挿入し
て数分乃至十数9後には必ず第1の所定値になる様にし
ているので、蓄電池が過充電になったり発電機が異常発
熱して破壊することはない効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置を示す電気回路図、第2図はこの考案
の一実施例を示す電気回路図である。 図中、1は充電発電機、101は電機子コイル、102
は界磁コイル、103は中性点、2は全波整流装置、3
は電圧調整装置、4は蓄電池、5はキースイッチ、9は
短時間電気負荷、10はチョーク作動スイッチ、11は
チョーク戻し忘れ保護装置である。 尚図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機関により駆動され、界磁コイルを有する交流発電機、
    該発電機の整流出力によって充電される蓄電池、上記機
    関の寒冷始動時に上記蓄電池あら給電される短時間電気
    負荷、上記機関の寒冷始動時に作動するチョークの作動
    を検出するチョーク作動スイッチ、上記発電機が発電し
    たことを検出して計時を開始し、その後所定時間作動す
    るタイマー、上記発電機の整流出力を分圧抵抗にて分圧
    して検出し、この検出値が所定レベルを超えると上記界
    磁コイルと直列接続された開閉素子を開放することによ
    り上記発電機の整流出力電圧を所定値に制御する電圧調
    整装置、及び上記チョーク作動スイッチ及び上記タイマ
    ーの双方が作動中の時のみ作動され、上記発電機の整流
    出力電圧を上記蓄電池の充電に最適な第1の所定値より
    高い第2の所定値になるように上記電圧調整装置の分圧
    抵抗比を変更するスイッチ手段を備えた充電発動機制御
    装置。
JP16365278U 1978-11-27 1978-11-27 充電発電機制御装置 Expired JPS6033717Y2 (ja)

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JP16365278U JPS6033717Y2 (ja) 1978-11-27 1978-11-27 充電発電機制御装置

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JP16365278U JPS6033717Y2 (ja) 1978-11-27 1978-11-27 充電発電機制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS5579637U JPS5579637U (ja) 1980-06-02
JPS6033717Y2 true JPS6033717Y2 (ja) 1985-10-07

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