JPS6032969B2 - 発振回路のフレキシブルコンデンサ - Google Patents

発振回路のフレキシブルコンデンサ

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JPS6032969B2
JPS6032969B2 JP6333176A JP6333176A JPS6032969B2 JP S6032969 B2 JPS6032969 B2 JP S6032969B2 JP 6333176 A JP6333176 A JP 6333176A JP 6333176 A JP6333176 A JP 6333176A JP S6032969 B2 JPS6032969 B2 JP S6032969B2
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JP
Japan
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capacitor
flexible
oscillation circuit
flexible capacitor
base plate
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JP6333176A
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JPS52146858A (en
Inventor
敏治 相原
秀行 庄司
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KASHIO KEISANKI KK
Original Assignee
KASHIO KEISANKI KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフレキシブルリード線として使用できるフレキ
シブルなコンデンサに関する。
近年、急速な電子技術の進歩によって電子部品が小型化
しているが、一方電子機器の組立てが非常に難しくなっ
ている。
しかして、組立工程を容易に軽減するために各回路部品
間、各回路部品と基板間、及び各基板間を互に接続する
ものに、第1図に示すような可榛・性を有するポリィミ
ド等の耐熱性の合成樹脂からなるフィルム状にしたベー
ス材1の一側面に所定形状の導電箔のりード線2が形成
されてなるフレキシブルリード線3が使用されている。
このようなフレキシブルリード線3を使用した一例を電
子腕時計の基準発振回路に用いた場合について説明する
と、第2図に示すような基準発振回路4を構成する水晶
振動子5と計時回路(図示せず)、ィンバータ6、帰還
抵抗7等からなる点線部で示したは18、あるいは温度
補償用コンデンサ9、周波数微調整用コンデンサ10と
の間に電気的接続をするのに用いられる。
しかして、このフレキシブルリード線3は外部から水晶
振動子に与えられる衝撃、振動等から保護するとともに
BIと水晶振動子5とを接続する組立工程を容易に行え
る。しかるに、電子腕時計の基準発振回路4を構成する
外付け部品として水晶振動子5のほかに温度補償用のコ
ンヂンサ9、周波数微調整用のコンデンサー0がある。
しかし、2つの小型のコンデンサ9,10を限定された
スペースの基板上に実装することは製造工程の複雑化ひ
いては生産性の上で非常に大きな問題となるものであっ
た。本発明は上記事情に鑑みなされたもので、前述のフ
レキシブルリード線に容量を持たせることによって、夫
々のコンデンサを基板上に別個に設ける必要のない全く
新規なフレキシブルコンデンサを提供するものである。
以下図面にもとづいて本発明の−実施例を説明する。
図中11はポリィミド等の耐熱性の合成樹脂からなり、
円形頭部12とこれより一体に延出された脚部13とか
らなるベース部材(以後、べース板と称す)で、このベ
ース板11は円形頭部12の中心を後述するネジ止め用
の円形の透孔14と、脚部13の先端部に後述する2本
のりード線が貫通する2つの透孔15a,15bが設け
られている。そして、ベース板11の上面には第3図a
の如く、銅等の導電部材からなる上部導電箔16が上記
の一方の透孔15aの近傍より円形頭部12に向って延
び、円形の透孔14の外周を囲み、脚部13の他方の透
孔15bの近傍まで延出形成されている。また、ベース
板11の下面には第3図Cの如く、ベース板11を介し
て、上部導電箔16に対向して一対の下部導電箔17,
18が夫々透孔15a,15bの外周を覆い且つ円形頭
部12に向って円形の透孔14の外周をほぼ半周するま
で延出されている。また、この下部導電箔17,18は
脚部13の長手方向に対して対称形をなして形成される
。従つて、上部導電箔16と下部導電箔17,18との
間にベース板11を介して2つの容量が形成されるフレ
キシブルコンヂンサとなる。すなわち、例えば前述の第
2図のコンデンサ9,10に対応する2つのコンデンサ
となり、上部導電箔16がコンデンサの共通なフレキシ
ブルリード線及び電極になり、下部導電箔17,18が
それぞれコンデンサ9,10の他方のリード線及び電極
になる。また、フレキシブルコンデンサの容量は、上部
導電箔16と下部導電箔17,18とが対向する部分の
面積及びベース板11の厚さとべ‐ス板11の誘電率で
決定され、容量値の調整は上下の導電箔16と17,1
8とが互に対向する部分の面積増減で行う。
なお、第2図に示すコンデンサ9,10のかわりとして
使用する本発明の一実施例と水晶振動子8との接続及び
ィンバータ3、帰還抵抗4を内蔵するLSI8との接続
は、透孔14,15a,15bで行われる。
第4図は第3図に示すフレキシブルコンデンサの実装状
態を示す平面図aと一部側断面図bである。
図中、21はLSI等が装着されたガラスェポキシ、セ
ラミック等からなるプリント基板であり、切欠き部22
に水晶振動子5が押圧片23で装着され、上面には止め
ネジ用透孔24の周辺に水晶振動子5と電気的に接続す
るためのは1から引出されてリード端子25,26が形
成され、下面には透孔24の周辺に基準電位(接地)用
端子27が形成されている。そして、フレキシブルコン
デンサは下部導電箔17,18が端子25,26にそれ
ぞれ圧髪するように配置され、共にッバ部を有する導電
性の雄ネジ28雌ネジ29とで円形の透孔13がプリン
ト基板21に取着され、下部導電箔17,18が端子2
5,26‘こ密着され、導電箔16が雄ネジ28のッバ
部に密着され、下部導電箔17,18の透孔15a,1
5bは水晶振動子5のピン電極5a,5bにそれぞれハ
ンダ付けされている。なお、雌ネジ29のッバ部はプリ
ント基板21の基準電位用端子27に密着されている。
しかして、上部導電箔15は雄ネジ28、雌ネジ29を
介して基準電位用端子27に電気的に接続され、下部導
電箔17,18は水晶振動子5と端子25,26との間
のフレキシブルリード線として利用されかつ端子27と
の間のコンデンサ電極となる。
そして、コンデンサの容量微調整は、下部導電箔17,
18もしくは16を削り取ることで行なわれる。なお、
コンデンサの容量値を具体的に示すと、ベース材8にポ
リィミド(比誘電率3.4)を用い、その厚さを30一
とし、上部導電箔16に対する下部導電箔17,18の
対向部分面積を1仇吻2とすると、容量はそれぞれlO
PFになり、電子腕時計の発振回路用として適切なもの
である。上記の構成において、本発明は従来のように基
準発振回路に用いられる2つの温度補償用コンデンサ9
、周波数微調整用コンデンサ10を基板上に別個に設け
る必要がない。
即ち、部品点数が少なくてすむため余計な作業工程が省
けるという大きな利点がある。特に、水晶振動子5とプ
リント基板21の端子25,26との電気的接続をフレ
キシブルコンデンサ自体の下部導電箔17,18で行っ
ているため、フレキシブルシートによる水晶振動子5と
端子25,26との接続がそのままコンデンサの取付け
を兼ねることになり作業能率が極めて向上するために生
産性が極めて向上するばかりか機械的応力の発生が無く
なるため、製品の安全への信頼性が増すなどの効果が得
られる。なお、第5図は本発明の他の実施例で、第3図
に示すベース板1 1の上面に形成された上部導電箔3
0,31は第3図Cに示す下部導電箔17,18と対向
してほぼ同一形状にしたものである。即ち、フレキシブ
ルコンデンサを構成するベース板はどのような形状でも
よいし、ベース板を覆う導電箔もどのような形状でもよ
い。従って必要とされる容量に通した形状にすることが
できるので、コンデンサの数も2つに限らず複数個形成
することができる。要は本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形可能なことは言うまでもない。
以上明らかなように、本発明によるフレキシブルコンデ
ンサによれば、ベース板の両面に互いに対向する導電部
を形成させて、水晶振動子のりード電極と電子回路との
電気的接続を、これら導電部を介して行なわせたため、
回路部品間に機械的応力の発生が無いのに加えてコンデ
ンサとしての部品が不要となり、実装スペースの小型化
、製造工程の簡単化、生産性の向上がはかれると共にコ
ストの減少に役立つものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフレキシブルプリント基板の一例を示す
図、第2図は本発明によるフレキシブルコンデンサを適
用する電子回路の一例を示す図、第3図は本発明の一実
施例を示すフレキシブルコンデンサ、第4図a,bは第
3図のフレキシブルコンデンサの実装状態図、第5図は
本発明の他の実施例を示す図である。 11・・・ベース板、16,17,18・・・導電箔。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一対のリード電極を有する振動子と、前記一対のリ
    ード電極と電気的接続される電子回路と、前記一対のリ
    ード電極夫々に電気的接続されるコンデンサとから成る
    発振回路において、前記コンデンサはフレキシブルなベ
    ース部材の両面に互いに対向する導電部が設けられたフ
    レキシブルコンデンサであり、前記振動子のリード電極
    と前記電子回路との電気的接続は前記フレキシブルコン
    デンサの前記導電部を介して行なわれていることを特徴
    とする発振回路のフレキシブルコンデンサ。
JP6333176A 1976-05-31 1976-05-31 発振回路のフレキシブルコンデンサ Expired JPS6032969B2 (ja)

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JP6333176A JPS6032969B2 (ja) 1976-05-31 1976-05-31 発振回路のフレキシブルコンデンサ

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JPS52146858A JPS52146858A (en) 1977-12-06
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JPH0546725U (ja) * 1991-11-25 1993-06-22 松下電器産業株式会社 部品梱包材
JP6191690B2 (ja) * 2013-06-17 2017-09-06 株式会社村田製作所 コンデンサ及び電子機器

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