JPS6029658Y2 - 内燃機関のシリンダブロツク - Google Patents

内燃機関のシリンダブロツク

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JPS6029658Y2
JPS6029658Y2 JP1980173756U JP17375680U JPS6029658Y2 JP S6029658 Y2 JPS6029658 Y2 JP S6029658Y2 JP 1980173756 U JP1980173756 U JP 1980173756U JP 17375680 U JP17375680 U JP 17375680U JP S6029658 Y2 JPS6029658 Y2 JP S6029658Y2
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JP
Japan
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cylinder block
internal combustion
bulkhead
combustion engine
skirt portion
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Expired
Application number
JP1980173756U
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JPS5797143U (ja
Inventor
清 島田
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Publication date
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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内燃機関のシリンダブロックに関する。
内燃機関のシリンダブロックは例えば第1図ないし第3
図に示すように、シリンダブロック1の各シリンダ2間
を仕切るバルクヘッド3の下端中央部にクランク軸を軸
支するためのメインジャーナル4を形成すると共に、こ
のバルクヘッド3の両側をスカート部5に接合してクラ
ンク軸を支える構造としている(例えば、昭和3師12
月30日株式会社朝倉書店発行 内燃機関ハンドブック
第365頁及び第409頁参照)。
しかしながら、従来の場合バルクヘッド3とスカート部
5との結合部は第3図示の如く略T字状に単に結合して
おり、互いに隣り合った結合部間の幅が長く結合剛性が
低かった。
このためエンジンの爆発圧力によるメインジャーナル4
を介したバルクヘッド3の変形に伴って生ずる第3図中
破線で示されたスカート部5の左右への振動が大きく、
スカート部5からの騒音が大きいという問題があった。
本考案は上記の実情に鑑みてなされたもので、バルクヘ
ッドにおけるスカート部への結合部を前後に分岐形成し
てその結合部下面に略三角形状の空間部を形成するよう
スカート部にそれぞれ結合し、両者の結合剛性を高める
ことにより、従来の問題点を解決することを目的とする
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第4図ないし第6図において、シリンダブロック11の
各シリンダ12間を仕切るバルクヘッド13の下端中央
部には従来通りクランク軸を軸支するためのメインジャ
ーナル14が形成されている。
前記バルクヘッド13の両側は、その下端部側がそれぞ
れ前後に分岐し、かつシリンダブロック11上方に向か
うにつれて前記分岐路13a。
13aが接近し、スカート部15と結合することにより
略三角錐形状をなすよう形成されている。
かかる構成において、バルクヘッド13両側がそれぞれ
前後に二股に分かれその分岐部13a。
13aがシリンダブロック11のスカート部15に結合
しているので、従来のようにパネル状のバルクヘッドを
そのままスカート部まで延ばして結合させたものよりも
、バルクヘッド13とスカート部15との結合剛性が増
大すると共に、隣接する結合部間の間隔が狭くなりスカ
ート部15が実質的に従来より細く分割されることにな
って第6図中破線で示す如くその振動が小さくなる。
従って、振動レベルを大きく低減でき発生する騒音を大
幅に低減できる。
第7図ないし第9図は別の実施例を示す。
図において、このシリンダブロック21のバルクヘッド
22両側の分岐部22a、22aは上方そのまま略垂直
に延設され、スカート部23と結合して略三角柱状をな
すよう形成されている。
また、バルクヘッド22は鋳型が下方に抜き易いよう凹
凸のない平板状に形成されている。
24はピストンスカート部の逃げ部である。
この実施例は、シリンダブロックをアルミ等の軽合金で
形成する場合に好適な実施例である。
この実施例によれば、シリンダブロックを軽合金で形成
する場合であっても前記実施例のものに比べて割型等の
複雑な型を用いる必要がなく、極めて簡単な型によりグ
イキャスト鋳造が行なえシリンダブロックの生産性が向
上−製造コストが安価になる。
尚、第10図に示すような4カウンタのクランク軸を有
する内燃機関においては、カウンタウェイトのないクラ
ンク軸のジャーナル部バルクヘッド、すなわち、2番及
び4番ジャーナル部14のバルクヘッド13における分
岐部間の幅を他のバルクヘッド分岐部間よりも拡げれば
剛性向上をより効果的に行なうことができる。
以上、述べたように本考案によれば、バルクヘッドのス
カート部結合部をその下面に略三角形状の空間部を形成
するよう前後に分岐させてスカート部に結合させる構成
としたので、バルクヘッドとスカート部との結合剛性が
大幅に向上し、エンジンの爆発圧力によって生じるスカ
ート部の振動を大幅に抑制でき、騒音を著しく低減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は従来のシリンダブロックの1例を
示す図で、第1図は断面図、第2図は底面図、第3図は
第1図中A−A矢視断面図、第4図ないし第6図は本考
案の1実施例を示す図で第4図は断面図、第5図は底面
図、第6図は第4図中B−B線矢視断面図、第7図ない
し第9図は別の実施例を示す図で第7図は断面図、第8
図は底面図、第9図は第7図中C−C線矢視断面図、第
10図は4気筒4カウンタウエイトクランク軸のエンジ
ンに適用した例を示す底面図である。 11.21・・・・・・シリンタフロック、13.22
・・・・・・バルクヘッド、13a、22a・・・・・
・分岐部、15.23・・・・・・スカート部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スカート部を有する内燃機関のシリンダブロックにおい
    て、前記スカート部へのバルクヘッドの結合部を、スカ
    ート部との結合によってその下面に略三角形状の空間部
    を形成すべく前後に分岐形成したことを特徴とする内燃
    機関のシリンダブ、ロック。
JP1980173756U 1980-12-05 1980-12-05 内燃機関のシリンダブロツク Expired JPS6029658Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5797143U JPS5797143U (ja) 1982-06-15
JPS6029658Y2 true JPS6029658Y2 (ja) 1985-09-06

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Non-Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
CX FAHRZEUGE DIESEL=1978 *
REPAIR MANUAL=1979 *
VOLVO SEVUICE MANUAL=1975 *
WORKSHOP MANUAL=1977 *

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5797143U (ja) 1982-06-15

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