JPS6029317A - 車両におけるコ−ナリング限界抑制装置 - Google Patents

車両におけるコ−ナリング限界抑制装置

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JPS6029317A
JPS6029317A JP13717283A JP13717283A JPS6029317A JP S6029317 A JPS6029317 A JP S6029317A JP 13717283 A JP13717283 A JP 13717283A JP 13717283 A JP13717283 A JP 13717283A JP S6029317 A JPS6029317 A JP S6029317A
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JP
Japan
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cornering limit
vehicle
stabilizer
torsional rigidity
cornering
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JP13717283A
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Inventor
Kunio Katada
邦男 片田
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G21/00Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces
    • B60G21/02Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected
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    • B60G21/05Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected mechanically between wheels on the same axle but on different sides of the vehicle, i.e. the left and right wheel suspensions being interconnected
    • B60G21/055Stabiliser bars
    • B60G21/0551Mounting means therefor
    • B60G21/0553Mounting means therefor adjustable
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
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    • B60G21/02Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected
    • B60G21/04Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected mechanically
    • B60G21/05Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected mechanically between wheels on the same axle but on different sides of the vehicle, i.e. the left and right wheel suspensions being interconnected
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、車両がコーナリング限界に達したとき、ス
タビライザのねじり剛性を変化させてコーナリング限界
を抑制する車両におけるコーナリング限界抑制装置に関
する。
〔従来技術〕
従来の公知技術においては、車両に作用する横加速度を
測定する横加速度計は実験装置として用いられていたが
、車両に装着しているタイヤ性能の要素を加味して車両
のコーナリング限界を検知する装置は全く無く、単に車
両のコーナリング限界がタイヤ性能に依存する、タイヤ
から発生している横力によって決定されることにより、
横力を測定してコーナリング限界を検知することが考え
られている。
し゛かしながら、横力はスリップ角、荷重、空気圧、路
面状態、タイヤ摩耗状態、車速等の条件により変化する
特性を有するために、車両が種々の走行条件で走行する
ことを考慮すると、横力を用いて種々の状況でコーナリ
ング限界を検知することは、非常に多くのデータの蓄積
、上記条件を検出する多数の検出器及び複雑な判断機能
を有さねばならない。このため、コーナリング限界を検
知すること自体が実用化されていないのが実情である。
したがって、車両がコーナリング限界に達したとき、そ
れを抑制して旋回時における走行安定性を向上させるこ
とは、全く出来ないものであった。
本出願人は、先に特願昭58−97657及び特願昭5
8−97658として車両の走行条件、走行状況が変化
しても、広範囲な条件の下で車両のコーナリング限界を
確実に検知し得る車両コーナリング限界検知装置を提案
した。この車両コーナリング限界検知装置を利用するこ
とにより、コーナリング限界を抑制することが可能とな
り、ここにこの発明を提供するに至ったものである。
〔発明の目的〕
この発明は、コーナリング限界検知信号に基づきスタビ
ライザのねじり剛性値を変化させるようにして、コーナ
リング限界を抑制するようにした車両におけるコーナリ
ング限界抑制装置を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
上記目的を達成するために、この発明は、駆動装置によ
りねじり剛性を変化できるスタビライザを備えた車両に
おいて、車両のコーナリング限界検知装置からの検知信
号に応じて前記駆動装置を制御して、前記スタビライザ
のねじり剛性をコーナリング限界を抑制するように変化
させることを特徴とする車両におけるコーナリング限界
抑制装置に係る。
〔作用〕
この発明は、駆動装置によりねじり剛性を変化できるス
タビライザを備えた車両において、車両のコーナリング
限界検知装置からの検知信号に応じて前記駆動装置を制
御して、前記スタビライザのねじり剛性を変化させるこ
とにより、コーナリング限界を抑制して旋回時の走行安
定性を向上させるようにしたものである。
〔実施例〕
以下、この発明を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第11図は、この発明の一実施例を示す図で
ある。
まず、構成について説明する。第1図において、IL、
IRは前輪、2L、2Rは後輪であり、前MIL、IR
は夫々フロントサスペンションアーム4L、4Rによっ
て支持されており、後輪2L。
2Rもリヤサスペンションアーム5L、5Rによって支
持されている。
そして、フロントサスペンションアーム4L。
4L間及びリヤサスペンションアーム5L、5R間に夫
々スタビライザ6A、6Bが連結されている。これらス
タビライザ6A、6Bは、中央部のトーションバ一部7
と、その両端部に連接された連結杆部8L、8Rとから
コ字状に形成されている。そして、トーションバ一部7
が車体に固着された支持片9L、9Rに回動自在に支持
され、また、連結杆部8L、8Rの自由端が、各サスベ
ンジ日ンアーム4L、4R及び5L、5Rに連結されて
いる。
トーションバ一部7は、第2図に示すように、その中央
部でスタビライザ半体11L、IIRに2分割され、各
半体11L、IIRの対向端部には、夫々ねじり剛性可
変機構10が配設されている。このねじり剛性可変機構
10は、各半体11L、11Rの対向端部に配設された
係合部12L。
12Rを有する。
保合部12Lは、スタビライザ半体11Lの端部に形成
されたスプライン13に摺動自在に嵌合されており、ス
プライン13を挿通する筒部14とその右端部から一体
に延長する二股状部15とから構成されている。二股状
部15の先端には、その対向内面に、夫々係合ロール1
6がその外周面の一部を内方に突出させた状態で回動自
在に配設されている。
一方、係合部12Rは、第3図(A)、CB)及び(C
)に示すように、スタビライザ半休lIRの端部に一体
に固着されており、前記係合部12Lの二股状部15間
に挿入された係合板部17を有する。この係合板部17
は、その軸方向の各部の幅が基部から先端に行くに従い
徐々に幅狭に形成されている。したがって、係合部12
L、12Rを相対的に摺動させることにより、係合部1
2Lの係合ロール16と係合部12Rの係合板部17と
の対接位置における断面積が変化し、第4図に示すよう
に、係合板部17の先端部を基準としたとき、この先端
部から基部側に係合ロール16が係合すると、その先端
部からのストローク!に応じてねじり剛性が変化するよ
うに構成されている。
18A、18Bは、各スタビライザ6A、6Bの保合部
12Lをトーションバ一部7の軸方向に摺動させる駆動
機構であって、例えば液圧シリンダで構成され、そのチ
ューブ19がスタビライザ半体11Lに固着された支持
片20に固定され、ピストンロッド21が係合部12L
に固着された支持片22に取り付けられている。
23は、各gi[[18A、2 s Btv駆動ヲ制御
する駆動制御装置であり、タンク24と、エンジンの回
転力を利用した液圧ポンプ25と、レギュレータ26と
、アキュムレータ27と、センタオープン型電磁制御弁
28A、28Bと、この電磁制御弁28A、28Bを切
り換え制御するコントローラ29とから構成されている
。ここで、コントローラ29は、車両のコーナリング限
界を検知するコーナリング限界検知装置30からの検知
信号が供給されていると共に、保合部の変位量、すなわ
ちピストンロッド21のストロークを検出するポテンシ
ョメータ等の変位量検出器31からのアナログ電圧で表
される検出信号が供給されており、これらの検出信号に
基づき電磁制御弁28A、28Bを制御して保合部12
Lを適正位置に摺動制御し、スタビライザ6A、6Bの
ねじり剛性を調整する。
コーナリング限界検出装置30の一例は、第5図に示す
ように、各車軸IL、IR及び2L、2Rに夫々組み込
まれた、これら車輪に発生する力及びトルクを検出する
検出器32L、32R及び33L、33Rと、これら検
出器の検出信号が供給され、これらに基づきコーナリン
グ限界を判定する判定装置34A、34Bとから構成さ
れている。なお、検出器32L、32R,33L、33
Rとしては、大分力測定装置などを適用することができ
る。各検出器は、第6図に示すように、ハブボルト35
でロードホイール36の外側に取付られ、検出器の出力
はスリップリング37を介して判定装置34A、34B
に供給される。なお、第6図中0点は車軸中心点であり
、0゛点は検出器中心点を示し、車軸中心点0と検出器
中心点0′とは偏位量eだけ離間しているので、検出器
から偏位量eを補正した出力を得るようにしている。
各検出器32L、32R,33L、33Rとして、大分
力測定装置を使用する場合は、これらから第7図に示す
ようなタイヤ六分力出力Fx、F)l、F2.MXI 
M)’l MZが出力される。なお、第7図において、
38は、タイヤ接地面を示し、eは前記しん車軸中心点
Oと検出器中心点0゛とのY軸方向の偏位置であり、さ
らに各六分力は、下記のように定義される。
Fx:X軸方向の分力 Fy;Y軸方向の分力(+li力) FzsZ軸方向の分力 MxrX軸回りのモーメント M7:Y軸回りのモーメント MzrZ軸回りのモーメント(セルファライニングトル
ク) この内、横力SF (=F31) 、セルファライニン
グトルクSAT(−Mz)を使用してコーナリング限界
を検麹することができる。即ち、車両が左旋回している
ものとすると、前輪内側輪ILの横力SFI及びセルフ
ァライニングトルク5ATIは、第8図に示すように、
共にある値でピークを向かえ、その後は漸次減少する。
そして、セルファライニングトルク5ATIのピーク時
までの時間は横力SFIのピーク値までの時間より早く
なる。
一方、前輪外側輪IRの横力SF2は、第9図に示すよ
うに、時間の経過とともに増加し、セルファライニング
トルク5AT2は時間の経過により増加してピーク値に
達し、その後は漸次減少する。
したがって、前輪内側輪ILと前輪外側MIRとの各横
力の和(SF1+5F2)及びセルファライニングトル
クの和(SATI +5AT2)をめた場合の特性は、
第10図のようになる。この場合にも、横力(SF1+
5F2)は時間とともに増加し、セルファライニングト
ルク(S AT1+5AT2)は時間の経過により増加
してピーり値に達し、その後は漸次減少する。そして、
これらの特性は、後輪2L、2Rについても値は異なる
が同様の特性となる。
その結果、横力SFとセルファライニングトルクSAT
とを検出してセルファライニングトルクSATがピーク
値に達した時点をコーナリング限界として検出すること
により、走行状況、路面状況等が異なっても正確にコー
ナリング限界を検出することが可能となる。このセルフ
ァライニングトルクSATのピーク値を検出するには、
横力SFとセルファライニングトルクSATとが夫々増
加傾向にあるか、減少傾向にあるかを判断し、両者が異
なる傾向にあるとき、コーナリング限界を越えているこ
とを判定することができる。
したがって、第11図に示す判定装置34A。
34Bで、検出器32L、32R,33L、33Rから
出力される横力SF及びセルファライニングトルクSA
Tの検出出力を夫々前輪側と後輪側とに分けて加算回路
40.41に供給し、これら加算回路40.41から出
力される前輪側及び後輪側における横力の和(SF1+
S’F2)、(S・F3.+5F4)及びセルファライ
ニングトルクの和(SAT1+5AT2)、 (SAT
3+5AT4)を判定装置34A、34Bに供給する。
これら判定装置34A、34Bに夫々供給された横力S
F及びセルファライニングトルクSATは夫々微分回路
40.41で微分し、これらの微分出力DSI、DS2
を比較器42.43に供給してこれら比較器42.43
で正負を判定し、DS 1゜DS2>0であるとき論理
値“1″、DSI、DS2≦0で・あるとき論理値“0
″の比較出力C81、C32を得るように構成し、さら
に各比較器42.43の比較出力C31,C32を排他
的論理和回路44に供給して各比較出力C3I、C32
が異なる値のとき、論理値″1″、比較出力C5t、C
32が等しいとき論理値“0”となる、コーナリング限
界を越えたことを表す判定出力をコーナリング限界検出
信号CLA、CLBとして出力するように構成されてい
る。
したがって、コーナリング限界検出装置30からは、前
輪IL、IR側及び後輪2L、2R側がコーナリング限
界を越えたか否かの検出信号CLA及びCLBが出力さ
れる。
これら検出信号CLA及びCLBがコントローラ29に
供給されるので、このコントローラ29は、変位量検出
器31の検出信号を参照して検出信号CLA及びCLB
に応じて電磁制御弁28A又は28Bを切り換え制御す
る。この制御の一例は、前輪ロール剛性をKf、後輪ロ
ール剛性をKrとすると、前輪側がコーナリング限界に
達したとき、前輪のタイヤにおけるコーナリングパワー
の減少を抑制する為に、ロール剛性比Kf/Krを小さ
く設定し、前輪側の剛性を後輪側に対して低下させ前輪
のタイヤ輪荷重の移動量を抑制する。
この場合、K f / K rを小さく変化させる態様
は、次の4通りがある。
a)Kf減少、Kt一定 b)Kf一定、Kr増加 c)Kf、Kr共増加但しKrの増加重大d)Kf、K
r共減少但しKfの減少重大そして、a)項及びd)項
の場合は、(Kf+Kr)が減少してロール角が増加し
、逆にb)項及びC)項の場合は、(Kf+Kr)が増
加してロール角が減少する。したがって、ロール角を抑
制する意味で、b)項又はd)項を採用したほうがコー
ナリング限界を抑制するには有利となる。
また、後輪側がコーナリング限界を越えたときには、ロ
ール剛性比K f / K rを大きくする。このKf
/Krを大きくするには、前記とは逆に下記のようにす
る。
e)Kf一定、Kr減少 f)Kr増加、Kr一定 g)Kf、Kr共増加但しKfの増加重大h)Kf、K
r共減少但しKrの減少重大そして、この場合も、e)
項及びh)項の場合は、−(Kf+Kr)が減少してロ
ール角が増加し、逆にf)項及びg)項の場合は、(K
 f +K r)が増加してロール角が減少する。した
がって、ロール角を抑制する意味で、f)項又はg)項
を採用したほうがコーナリング限界を抑制するには有利
となる。
ところで、Kf又はKrを増加(あるいは減少)させる
には、具体的には、前輪側スタビライザ6A又は後輪側
スタビライザ6Bの係合部12Lのストロークlを増加
(あるいは減少)させるように摺動させて係合ロール1
5と係合板部17との係合断面積を増加(あるいは減少
)させればよく、これはコントローラ29内でコーナリ
ング限界検出装置30の検出信号と変位量検出器31の
出力信号とに基づき演算処理して電磁制御弁28A又は
28Bを制御する制御信号を形成する。
このコントローラ29の一例は、第12図に示すように
、コーナリング限界検出装置30の検出信号CLA、C
LB及び変位量検出器31の検出信号が供給されたA/
D変換機能を有するプロセス入出力装置47と、演算処
理装置48と、記憶装置49とを備えている。記憶装置
49には、コーナリング限界検出装置30の検出信号C
LA。
CLBに対応してスタビライザ6A又は6Bの係合部1
2Lの最適なストローク量を設定する設定ストローク情
報がスタビライザ6A、6Bの係合部12Lの選択情報
とともに記憶されている。この場合設定ストローク情報
の一例は、検出信号CLA、CLBがともに論理値“0
”である常時の状態ではスタビライザ6A、6Bの係合
部12Lを全ストロークの半分のストローク量lOとし
、検出信号CLAが論理値“l”、CLBが論理値“0
9であるときスタビライザ6Bの係合部12Lをストロ
ーク量1maxに、検出信号CLAが論理値“0”、C
LBが論理値“l”であるときスタビライザ6Aの係合
部12Lをストローク量l m a xに夫々設定する
情報とされている。
そして、コーナリング限界検出器30の検出信号がプロ
セス入出力装置47に供給されると、演算処理装置48
は、記憶装置49の記憶内容を参照してスタビライザ6
A又は6Bの保合部12Lの最適なストローク量を演算
し、これに基づいて電磁制御弁28A又は28Bを切り
換え制御し、次いで演算したストローク量と、変位量検
出器31の出力信号の値とを比較してその差が零となつ
た時点で電磁制御弁28A又は28Bを中立位置に戻す
。なお、コーナリング限界でない場合即ち検出信号CL
A、CLBがともに論理値“0″である場合には、コン
トローラ29は、演算処理装置48で各スタビライザ6
A、6Bの係合部12Lのストローク量をioに設定し
、変位検出器31の検出信号との差が零となるように係
合部12Lを摺動させる。
次に作用について説明する。まず、車両ケ直進状態から
例えば左旋回を開始すると、これに応じて車輪の横力S
F及びセルファライニングトルクSATが第8図乃至第
1O図に示すように増加する。しかしながら、コーナリ
ング限界に達するまでの間は、横力SF及びセルファラ
イニングトルクSATは、ともに増加傾向であるため、
判定装置34A、34Bの微分回路42.43の微分出
力DSI、DS2は、ともに正である。したがって、比
較回路44.45の比較出力C3I、C52は、ともに
論理値″13となり、このため排他的論理和回路46か
ら得られる判定信号CLA。
CLBは論理値“0″となる。この判定信号CLA、C
LBがコントローラ29に供給されるので、コントロー
ラ29内の演算処理装置48で判定信号CLA、CLH
に応じて記憶装置49を参照してスタビライザ6A、6
Bの係合部12Lのストローク量IOを算出し、このス
トローク量10と、変位検出器31からの検出信号とに
基づきそれらの差が零となるように電磁制御弁28A又
は28Bを切り換え制御し、スタビライザのロール剛性
値を適正値に調整する。
この状態から車速か増加するか操舵角が増加してコーナ
リング限界に達し、前輪側(又は後輪側)のセルファラ
イニングトルクSATがピーク値を越えると、セルファ
ライニングトルクSATの検出値が減少例句となる。こ
のため、コーナリング限界検出装置30の微分回路43
の微分出力DS2が負となり、比較回路45の比較出力
C32が論理値“O″となって、排他的論理和回路46
から得られる判定信号CLA (又はCLB)が論理値
“1″となる。したがって、コントローラ29の演算処
理装置48で記憶装置49の記憶内容を参照して後輪側
のスタビライザ6B(又は前輪側のスタビライザ6A)
の係合部12Lのストローク量を例えばl m a x
に設定し、次いでこのストロークill m a xと
変位検出器31の検出信号とを比較してその差が零とな
るように電磁制御弁22B(又は22A)を切り換え制
御し、後輪側(又は前輪側)のスタビライザロール剛性
を増加させて、コーナリング限界を抑制する。
さらに、この状態から車速又は操舵角を減少させると、
横力SFは、減少傾向となり、セルファライニングトル
クSATは、ピーク値に達するまで増加傾向となる。こ
のため、セルファライニングトルクSATがピーク値に
達するまでの間は、微分回路42の微分出力DSIが負
で、且つ微分回路43の微分出力DS2が正となり、こ
れに応じて比較回路44.45の比較出力C5I、C3
2は、夫々論理値″1”、”o”となるので、排他的論
理和回路46の判定信号CLA (またはCLB)は、
論理値“l”を継続する。したがって、この状態では、
スタビライザ6B(又は6A)の係合部12Lがストロ
ーク量1 m a x位置に摺動されているので、コン
トローラ29がらは、電磁制御弁28A又は28Bの切
り換え制御信号は出力されず、スタビライザ6B(又は
6A)の係合部12Lは、ストローク量1max位置に
留まる。
次いで、セルファライニングトルクSATがピーク値に
達すると、微分回路43の微分出力DS2が零となり、
比較回路45の比較出力C52が論理値“0”となるの
で、排他的論理和回路46の判定信号CLA (又はC
LB)が論理値“0”となる。したがって、コントロー
ラ29の演算処理装置48でスタビライザ6B(又は6
A)の係合部12Lのストローク量を10に設定し、電
磁制御弁28B(又は28A)を切り換え制御して、係
合部12Lをストローク10位置に摺動させる。
なお、上記実施例においては、係合部12Lを駆動機構
18A、18Bによって移動させる場合について説明し
たが、これに限定されるものではなく、第13図に示す
ように、係合部12Lをスタビライザ半体11Rに固着
し、係合部12Rをスタビライザ半体11Lに摺動自在
に配設するようにしても良く、係合部12L、12Rが
相対的に摺動可能に構成されていればよいものである。
また、駆動機構18A、18Bとしては、液圧シリンダ
を使用した電気・液圧系で構成する場合に限らず、サー
ボ・モータを使用してボールねじを回転させる等の直線
駆動機構を適用することができる。
さらに、上記実施例においては、スタビライザ6A、6
Bの双方にねじり剛性可変機構10を設けた場合につい
て説明したが、前記a)項乃至h)項の説明から明らか
なように、何れか一方のねじり剛性可変機構を省略して
他方のねじり剛性可変機構のみによってコーナリング限
界を抑制するようにしてもよい。
また、コーナリング限界検出装置30としては上記実施
例に限定されるものではな(、車輪に生じる横力SFに
代えて、第14図に示すように、車両の横加速度、ヨー
角あるいはロール角の何れか一つを検出器50で検出し
てその検出信号を使用するようにしても上記実施例と同
様の作用を得ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、”駆動装置に
よりねじり剛性を変化できるスタビライザを備えた車両
において、車両のコーナリング限界検知装置からの検知
信号に応じて前記駆動装置を制御して前記スタビライザ
のねじり剛性をコーナリング限界を抑制するように変化
させるように構成した。このため、車両がコーナリング
限界に達した時点でそのコーナリング限界を抑制するよ
うにスタビライザのねじり剛性を変化させるので、タイ
ヤに作用する輪荷重移動によるヤーナリングパワーの減
少を抑制することができ、車両の旋回時における走行安
定性を向上させることができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示す構成図、第2図は
、スタビライザねじり剛性可変機構を示す平面図、第3
図(A)、(B)及び(C)は、その係合部の一例を示
す平面図、側面図及び断面積を表す図、第4図は、保合
部のストロークとねじり剛性との関係を示す特性図、第
5図は、この発明に適用し得るコーナリング限界検出装
置を示す構成図、第6図は、検出器の取付状態を示す断
面図、第7図は、検出器の出力定義を示す図、第8図乃
至第10図は、旋回中の横力及びセルファライニングト
ルクの関係を示す特性図、第11図は、コーナリング限
界検出装置を示すブロック図、第12図は、コントロー
ラの一例を示すブロック図、第13図は、スタビライザ
ねじり剛性可変機構の他の例を示す平面図、第14図は
、コーナリング限界検出装置の他の実施例を示すブロッ
ク図である。 IL、IR・・・・・・前輪、2L、2R・・・・・・
後輪、6A、6B・・・・・・スタビライザ、10・・
・・・・ねじり剛性可変機構、IIL、IIR・・・・
・・スタビライザ半休、12L、12R・・・・・・係
合部、18A、18B・・・・・・駆動機構、23・・
・・・・駆動制御装置、28A、28B・・・・・・オ
ープンセンタ型電磁制御弁、29・・・・・・コントロ
ーラ、30・・・・・・コーナリング限界検出装置、3
1・・・・・・変位量検出器、34A、34B・・・・
・・判定装置、47・・・・・・プロセス入出力装置、
48・・・・・・演算処理装置、49・・・・・・記憶
装置。 特許出願人 日産自動車株式会社 代理人 弁理士 森 哲也 代理人 弁理士 内藤 高閲 代理人 弁理士 清水 正 代理人 弁理士 提出 倍長 第1図 第2図 第11図 星q 第12 f?2j 9 28A、28B 第131哨 第14図 史 囮竺]

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 駆動装置によりねじり剛性を変化できるスタビライザを
    備えた車両において、車両のコーナリング限界検知装置
    からの検知信号に応じて前記駆動装置を制御して、前記
    スタビライザのねじり剛性をコーナリング限界を抑制す
    るように変化させることを特徴とする車両におけるコー
    ナリング限界抑制装置。
JP13717283A 1983-07-27 1983-07-27 車両におけるコ−ナリング限界抑制装置 Pending JPS6029317A (ja)

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