JPS6029043Y2 - 自走式レコ−ドクリ−ナ - Google Patents
自走式レコ−ドクリ−ナInfo
- Publication number
- JPS6029043Y2 JPS6029043Y2 JP6096680U JP6096680U JPS6029043Y2 JP S6029043 Y2 JPS6029043 Y2 JP S6029043Y2 JP 6096680 U JP6096680 U JP 6096680U JP 6096680 U JP6096680 U JP 6096680U JP S6029043 Y2 JPS6029043 Y2 JP S6029043Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- record
- cleaner
- roll brush
- propelled
- self
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cleaning In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はターンテーブルのスピンドルに枢着されてこ
のスピンドルを中心にレコード盤上を走行する自走式レ
コードクリーナに関するものである。
のスピンドルを中心にレコード盤上を走行する自走式レ
コードクリーナに関するものである。
従来のレコードクリーナでは、片手でレコード盤を把持
しなければならないから、レコード盤に手あかがついた
り、レコード盤を誤って滑り落して破損させるおそれが
あり、さらに、清掃の途中でレコード盤の把持位置を変
えながら全周をふくため、ふきむらが生じ易い。
しなければならないから、レコード盤に手あかがついた
り、レコード盤を誤って滑り落して破損させるおそれが
あり、さらに、清掃の途中でレコード盤の把持位置を変
えながら全周をふくため、ふきむらが生じ易い。
このため、すでにレコードプレーヤーのターンテーブル
のスピンドルにクリーナ本体の内端部を回転自在に枢着
してスピンドルを中心にレコード盤を走行させながら、
クリーナ本体の底壁から露出するロールブラシでレコー
ド盤上の塵埃を除去するようにしたものが提案されてい
る。
のスピンドルにクリーナ本体の内端部を回転自在に枢着
してスピンドルを中心にレコード盤を走行させながら、
クリーナ本体の底壁から露出するロールブラシでレコー
ド盤上の塵埃を除去するようにしたものが提案されてい
る。
ところで、レコード盤の半径方向に跨るロールブラシは
一定の回転数であり、しかもスピンドルを中心にしてレ
コード盤の周方向へ移動するから、ロールブラシにおけ
るレコード盤の内周側に対応する部分よりもレコード盤
の音溝部を同一地点で多く摺っていることになっている
。
一定の回転数であり、しかもスピンドルを中心にしてレ
コード盤の周方向へ移動するから、ロールブラシにおけ
るレコード盤の内周側に対応する部分よりもレコード盤
の音溝部を同一地点で多く摺っていることになっている
。
これはロールブラシの内端側はどレコード盤をスリップ
していることであり、ブリッスル先端の摩耗やブレが生
じ易い。
していることであり、ブリッスル先端の摩耗やブレが生
じ易い。
このため音溝内底部に付着した塵埃を効果的に掻き出せ
ないばかりか、クリーニング機能が急激に滅失する欠点
があった。
ないばかりか、クリーニング機能が急激に滅失する欠点
があった。
したがって、この考案はロールブラシの突出量を軸方向
内端から外端側に向うにつれて漸次増大するように設定
することにより、上記欠点を解消しようとするものであ
る。
内端から外端側に向うにつれて漸次増大するように設定
することにより、上記欠点を解消しようとするものであ
る。
以下、この考案の一実施例を図面にしたがって説明する
。
。
第１図、第２図において、１は合成樹脂などからなる長
箱形のクリーナ本体で、このクリーナ本体１の内端部１
ａの下面には、ターンテーブル２のスピンドル３に枢着
される軸孔４が形成されている。
箱形のクリーナ本体で、このクリーナ本体１の内端部１
ａの下面には、ターンテーブル２のスピンドル３に枢着
される軸孔４が形成されている。
５は走行用の動輪、６，６は従軸であり、従軸６，６の
軸線の交点に上記軸孔４を位置させてあり、これにより
走行時の従軸６，６の横ずれを防止している。
軸線の交点に上記軸孔４を位置させてあり、これにより
走行時の従軸６，６の横ずれを防止している。
７はクリーナ本体１に収納された電池、８は電池７で駆
動されるモータで、このモータ８の回転力は第１の減速
機構９およびユニバーサルジヨイント１０を介してロー
ルブラシ１１に伝達されている。
動されるモータで、このモータ８の回転力は第１の減速
機構９およびユニバーサルジヨイント１０を介してロー
ルブラシ１１に伝達されている。
ロールブラシ１１は上記クリーナ本体１内に回転自在に
支承されるとともに、その下端部が、すなわち外周の一
部が上記クリーナ本体１の底壁１ｂに形成された開口１
２（第３図）から僅かに露出するよう設定されている。
支承されるとともに、その下端部が、すなわち外周の一
部が上記クリーナ本体１の底壁１ｂに形成された開口１
２（第３図）から僅かに露出するよう設定されている。
１３は第２の減速機構であり、上記モータ８の回転力は
この減速機構１３を介して動輪５にも伝達させである。
この減速機構１３を介して動輪５にも伝達させである。
１４はロールブラシ１１の回転軸１５の内端部１５ａを
支持する軸受けであり、ピボット形に形成されて上記回
転軸１５は首振り可能に設定されている。
支持する軸受けであり、ピボット形に形成されて上記回
転軸１５は首振り可能に設定されている。
１６は上記回転軸１５の外端部１５ｂを支持する軸受で
あり、第３図のように軸孔１７を有する基体１８とこの
基体１８の上面に形成された上側弾性片１９．１９と上
記基体１８の下面に形成された下側弾性片２０．２０と
からなり、上記上側弾性片１９．１９の各先端はクリー
ナ本体１の頂壁１ｃの内面に当接され、また下側弾性片
２０．２０の各先端はクリーナ本体１の底壁１ｂの内面
に当接し、これにより上記回転軸１５の外端部１５ｂを
上下動可能に弾性支持している。
あり、第３図のように軸孔１７を有する基体１８とこの
基体１８の上面に形成された上側弾性片１９．１９と上
記基体１８の下面に形成された下側弾性片２０．２０と
からなり、上記上側弾性片１９．１９の各先端はクリー
ナ本体１の頂壁１ｃの内面に当接され、また下側弾性片
２０．２０の各先端はクリーナ本体１の底壁１ｂの内面
に当接し、これにより上記回転軸１５の外端部１５ｂを
上下動可能に弾性支持している。
さらに上記上側弾性片１９の弾力は下側の弾性片２０の
弾力よりも大に設定することにより、上記ロールブラシ
１１の上記クリーナ本体１の底壁１ｂに対する突出量ｔ
を軸方向内端から外端に向うにつれて大きくしである。
弾力よりも大に設定することにより、上記ロールブラシ
１１の上記クリーナ本体１の底壁１ｂに対する突出量ｔ
を軸方向内端から外端に向うにつれて大きくしである。
２１は上記軸受１６の上下動をガイドするガイド体、２
２は電源スィッチである。
２は電源スィッチである。
まず、電源スィッチ２２を投入してモータ８を起動させ
るとともにクリーナ本体１の軸孔４をターンテーブル２
のスピンドル３に嵌入して、上記クリーナ本体１を第４
図のようにレコード盤Ｍ上に載置すれば、モータ８の回
転力を受けた動輪５でクリーナ本体１が上記スピンドル
３を中心にレコード盤Ｍの円周方向へ走行し、これにと
もなってロールブラシ１１も回転するから上記レコード
盤Ｍ上の塵埃が除去される。
るとともにクリーナ本体１の軸孔４をターンテーブル２
のスピンドル３に嵌入して、上記クリーナ本体１を第４
図のようにレコード盤Ｍ上に載置すれば、モータ８の回
転力を受けた動輪５でクリーナ本体１が上記スピンドル
３を中心にレコード盤Ｍの円周方向へ走行し、これにと
もなってロールブラシ１１も回転するから上記レコード
盤Ｍ上の塵埃が除去される。
ここで、上記ロールブラシ１１のクリーナ本体１の底壁
１ｂに対する突出量ｔを内端から外端に向うにしたがっ
て大に設定しであるから、内端から外端に向うにつれて
上記ロールブラシ１１とレコード盤Ｍ上との当接面（第
４図の斜線Ｓの領域）は漸増する。
１ｂに対する突出量ｔを内端から外端に向うにしたがっ
て大に設定しであるから、内端から外端に向うにつれて
上記ロールブラシ１１とレコード盤Ｍ上との当接面（第
４図の斜線Ｓの領域）は漸増する。
このためクリーナ本体１の一定速度の走行状態において
、ロールブラシ１１は軸方向全域において一様な時間レ
コード盤Ｍを擦することになる。
、ロールブラシ１１は軸方向全域において一様な時間レ
コード盤Ｍを擦することになる。
したがってロールブラシ１１の各ブリッスル先端が局部
的に摩耗したりブレを生じることがなくなり、レコード
盤Ｍの音溝内底部に付着している塵埃をくまなく一掃で
きるとともに、クリーニング作用も長期間にわたって維
持される。
的に摩耗したりブレを生じることがなくなり、レコード
盤Ｍの音溝内底部に付着している塵埃をくまなく一掃で
きるとともに、クリーニング作用も長期間にわたって維
持される。
なお、上記ロールブラシ１１の軸受１６は基体１８と弾
性片１９．２０とで構成するものに限らず、基体１８を
コイルばねなどで押圧する構成であってもよい。
性片１９．２０とで構成するものに限らず、基体１８を
コイルばねなどで押圧する構成であってもよい。
以上の゛ように、この考案は、クリーナ本体の底壁から
突出するロールブラシの上記底壁に対する突出量を軸方
向内端から外端側に向うにつれて漸増させたから、レコ
ード盤の円周方向へ走行する際のロールブラシと上記レ
コード盤との摺接状態が円滑になり、クリーニング効果
とロールブラシの耐久性の向上を図ることができる。
突出するロールブラシの上記底壁に対する突出量を軸方
向内端から外端側に向うにつれて漸増させたから、レコ
ード盤の円周方向へ走行する際のロールブラシと上記レ
コード盤との摺接状態が円滑になり、クリーニング効果
とロールブラシの耐久性の向上を図ることができる。
第１図はこの考案に係る自走式レコードクリーナの一例
を示す平面図、第２図は同一部破断側面図、第３図は同
要部の分解斜視図、第４図は同作用説明図である。 １・・・・・・クリーナ本体、１ｂ・・・・・・底壁、
２・・・・・・ターンテーブル、３・・・・・・スピン
ドル、４・・・・・・軸孔、１１・・・・・・ロールブ
ラシ、Ｍ・・・・・・レコード盤、ｔ・・・・・・突出
量。
を示す平面図、第２図は同一部破断側面図、第３図は同
要部の分解斜視図、第４図は同作用説明図である。 １・・・・・・クリーナ本体、１ｂ・・・・・・底壁、
２・・・・・・ターンテーブル、３・・・・・・スピン
ドル、４・・・・・・軸孔、１１・・・・・・ロールブ
ラシ、Ｍ・・・・・・レコード盤、ｔ・・・・・・突出
量。
Claims (1)
- クリーナ本体１に形成された軸孔４にターンテーブル２
のスピンドル３を枢着して、このスピンドル３を中心に
レコード盤Ｍ上を自走しながら上記クリーナ本体１の底
壁１ｂから外周の一部が露出するロールブラシ１１で上
記レコード盤Ｍ上の塵埃を除去する自走式レコードクリ
ーナであって、上記ロールブラシ１１のクリーナ本体１
の底壁１ｂに対する突出量ｔを軸方向内端側に向うにつ
れて漸次増大させた自走式レコードクリーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6096680U JPS6029043Y2 (ja) | 1980-05-01 | 1980-05-01 | 自走式レコ−ドクリ−ナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6096680U JPS6029043Y2 (ja) | 1980-05-01 | 1980-05-01 | 自走式レコ−ドクリ−ナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56167010U JPS56167010U (ja) | 1981-12-10 |
| JPS6029043Y2 true JPS6029043Y2 (ja) | 1985-09-03 |
Family
ID=29655378
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6096680U Expired JPS6029043Y2 (ja) | 1980-05-01 | 1980-05-01 | 自走式レコ−ドクリ−ナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6029043Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-05-01 JP JP6096680U patent/JPS6029043Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56167010U (ja) | 1981-12-10 |
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