JPS6024230B2 - 分散染料調整物 - Google Patents

分散染料調整物

Info

Publication number
JPS6024230B2
JPS6024230B2 JP51079671A JP7967176A JPS6024230B2 JP S6024230 B2 JPS6024230 B2 JP S6024230B2 JP 51079671 A JP51079671 A JP 51079671A JP 7967176 A JP7967176 A JP 7967176A JP S6024230 B2 JPS6024230 B2 JP S6024230B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
group
water
dye preparation
carbon atoms
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP51079671A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS536689A (en
Inventor
幸久 新見
順一 伝住
利男 佐藤
秀夫 川中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Soap Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Soap Co Ltd filed Critical Kao Soap Co Ltd
Priority to JP51079671A priority Critical patent/JPS6024230B2/ja
Publication of JPS536689A publication Critical patent/JPS536689A/ja
Publication of JPS6024230B2 publication Critical patent/JPS6024230B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coloring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は合成繊維を連続染色又は捺染染色を行なうとき
に用いる分散染料の高濃度調整物に関するものである。
更に詳しくはポリエステル、アセテート、ポリアミドな
どの合成繊維およびその混紡布を連続染色又は捺染を行
なう際に使用される染料調整物であって、分散染料と一
般式R・f比2日4ウメ比3日6ナm× ……‘1
}(式中R,は炭素数1乃至20の飽和もしくは不飽和
のアルキル基又は炭素数4乃至30のアシル基、又は炭
素数6乃至30のアリール基、アルカリール基もしくは
アラルキル基を表わす。
1は1以上の整数、mは0又は1以上の整数であって1
十mが35乃至200であり且つ1/mが2以上である
Xはヒドロキシル基又はOS03M,S03M,OP0
3HM又はOP03M2であり、Mはアルカリ金属イオ
ン、又は4級アンモニウムイオンをあらわす。)で示さ
れる化合物、又は一般式R2f÷比2日4ウメ比3日6
チm×〕n ……‘2’(式中R2はヱステル基を含有
する炭素数4乃至60の飽和もしくは不飽和の炭化水素
基を表わし、1は1以上の整数、mは0又は1以上の整
数であって、1十mが35乃至200であり、且つ1/
mが2以上であり、nは1以上の整数である。
×はヒドロキシル基、又はOS03M,S03M,OP
03HM又はOP03M2であり、Mはアルカリ金属イ
オン又は4級アンモニウムイオンをあらわす。)で示さ
れる化合物を含有する連続染色用又は捺染用水中分散性
高濃度染料物に関するものである。ポリエステル、アセ
テート又はポリアミドなどの合成繊維及びその混紡品を
実質的に水不溶性である分散染料を用いて連続染色又は
捺染する際はそれぞれパディング裕又は捺染糊ペースト
中に、あらかじめ別工程において微粒子化して調整され
た染料調整物を添加して用いる事が一般的に行なわれて
いる。
これは水不溶性で高融点の染料源体を未調整のまま、水
系のパディング裕又は捺染糊ペーストに添加すると均一
な染色物が得られないからである。従来より分散染料調
整物には染料源体を微粒子化し、分散安定化する目的か
ら、分散剤の併用は不可欠であって一般に市販されてい
る染料調整物には必らず分散剤が含まれている。
又、染料調整物の形態は粉末状、粒状、ペースト状、又
は液状である。この染料調整物に用いられる染料分散剤
は通常アニオン界面活性剤が用いられており、たとえば
8ーナフタリンスルホン酸塩のホルマリン縮合物、リグ
ニスルホン酸ソーダなどの芳香族スルホン酸議導体、ア
ルキルベンゼンスルホン酸塩などである。これらの分散
剤を用いて調製した調整物を連続染色のパディング浴又
は捺染における捺染糊ペースト中に添加して、被染布を
パディング又は捺染後、100〜12000で乾燥し、
その後150〜220qoで熱固着を行なった場合、充
分な染の染着率と良好な染め面がられない(ここでの熱
固着条件は乾熱又は高温蒸熱が一般的である。)。この
染着率が悪くなる原因は、ブックホルツら(S.Buc
hholtz.Am.DyeStuff.Reporに
r,May,25,P.418(1964))によれば
、染料調整物に含まれている分散剤が染料の繊維への移
行を妨げているのであり、また、良好な染め面が得られ
ない原因はは染料の繊維表面へのぬれが悪いためである
とされている。
これらの欠点の改良は、ブックホルッら(S.Buch
holtz.Am.Dyestuff.Reponer
,May,25,P.418(1964))によれば分
散剤をできる限り少なくし、超微粒子化した染料調整物
がよいとされている。
しかし、染料調整物に分散剤として、前述したように高
融点のアニオン活性剤が用いられている以上、高融点で
ある染料の繊維表面への移行は空気を媒体とした昇華に
よるしかない。そのために染料固着にはかなりの高温を
要し、昇華損失を起こし、染着率、染め面共に改良不充
分であり、更に被染物の風合低下をもたらす。また別の
改良方法としては、パディング裕又は捺染ペースト中に
、従来のアニオン界面活性剤が分散剤として用いられて
いる分散染料調整物と共に非イオン界面活性剤を加える
方法が種々なされてきた。
非イオン界面活性剤としてはポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル、ポリオキシヱチレンアルキルフェニルェー
テルなど一般に非イオン界面活性剤として上市されてい
る多くのものが挙げられる。しかしながら、これらの方
法も充分とは云えない。即ち、非イオン界面活性剤と染
料調整物との組合わせによるスペックの発生が大きく染
着率も染料依存性が大きいため実用上、配合処法決定段
階における非イオン界面活性剤選択の労が大きい。この
原因は、すでに染料調整物に含まれている高融点分散剤
と後添加した非イオン界面活性剤との相互作用に起因す
ると考えられる。またこの場合は一般に染料原体に対し
て添加量が大きすぎるためにエチレンオキサィドの分解
物による消色現象が起きる。本発明者らはこれらの欠点
を改良すべく研究を重ねた結果、染料調整物の製造の段
階において、高融点のアニオン界面活性剤の替わり‘こ
、低融点(100qo以下)の特定された非イオン界面
活性剤あるいは低融点(10000以下)の特定された
ポリオキシアルキレン型アニオン界面活性剤を適当な量
で用いることにより非常に安定な高濃度染料分散液が得
られることおよびこの安定な高濃度染料分散液を連続染
色又は捺染に稀釈して適用することにより染着率が向上
し、且つ、染め面が良好である被染物を得ることを可能
にし、本発明に到達した。
即ち本発明に係る染料調整物は、分散染料及び該染料に
対し30〜15の重量パーセントの下記−股式R・f比
2日4ウメ比3日6ナm× ・・・・・・〔1)(
式中R,は炭素数1乃至20の飽和もしくは不飽和のア
ルキル基又は炭素数4乃至30のアシル基、又は炭素数
6乃至30のアリール基、アルカリール基もしくはアラ
ルキル基を表わす。
1は1以上の整数、mは0又は1以上の整数であって1
十mが35乃至200であり、且つ1/mが2以上であ
る。
Xはヒドロキシル基又はOS03M,S03M,OP0
3HM又はOP03M2であり、Mはアルカリ金属イオ
ン又は4級アンモニウムイオンをあらわす。)で示され
る化合物、又は一般式R2f÷比2日4ウメ比3日6ナ
m×〕n .・・.・・【2’(式中R2はェステル基
を含有する炭素数4乃至60の飽和もしくは不飽和の炭
化水素基を表わし、1は1以上の整数、mは0又は1以
上の整数であって、1十mが35乃至200であり、且
つ1/mが2以上であり、nは1以上好ましくは1〜6
の整数である。
Xはヒドロキシル基又はOS03M,S03M,OP0
3HM又はOP03M2であり、Mはアルカリ金属イオ
ン、又は4級アンモニウムイオンをあらわす。
)で示される化合物を含有する連続染色用、又は捺染用
水中分解性高濃度染料調整物である。′本発明にいう炭
素数1乃至20の飽和もしくは不飽和のアルキル基とは
炭素数1乃至20の直鎖、又は分岐、又は多重結合、又
は芳香族でない環を夫々、又は組合わせて持つアルキル
基、又はその混合で、たとえばメチル、エチル、プロピ
ル、フチル、ヘキシル、オクチル、ノニル、ベンチル、
ネオベンチル、ベンタジエニル、シクロベンタジエニル
、ジシクロベンタジエニル、トリシクロベンタジエニル
、テトラシクロベンタジエニル、エチルヘキシル、シク
ロヘキシル、ヘプチル、デシル、ドデシル、テトラデシ
ル「トリデシル、ベンタデシル、ヘキサデシル、オクタ
デシル、オレイル、ヘプタデシル、ジイソブチレニル、
ドデシレニル、テトラデシレニル、ヤシ油から誘導され
るアルキル基、ラノリンから誘導されるアルキル基、牛
脂から誘導されるアルキル基、トール油から譲導される
アルキル基などを挙げることができる。
本発明に云う炭素数4乃至30のアシル基とは、炭素数
が4乃至30であって、芳香族、直鎖、分岐、環、多重
結合を持つアシル基又はその混合であり、たとえば、オ
レオイルトステアロイル、パルミトイル、バレリル、ブ
チリル、ナフトイル、シンナモイル、トルオイル、ベン
ゾイル、フロイル、モノベンジルベイゾイル「トリベン
ジル−ペンゾイル、モノスチリルベンゾイル、ジスチリ
ルベンゾイル、トリスチリルベンゾイルあるいは(q=
0,1,2又は3 R7.R8,R9,R,o,R,.
,R,2は水素又はメチル基「又はエチル基)あるいは
天然樹脂酸であるロジン酸たとえばアビェチン酸、ピマ
ル酸、ネオァビェチン酸、レポピマル酸、ヒドロアピェ
チン酸、デキストロピマル酸等のアシル残基あるいはト
ール油から誘導されるカルボン酸のアシル残基などを挙
げることができる。本発明に云う炭素数6乃至30のア
リール基、アルカリール基もしくはアラルキル基とはた
とえば、フエニル、ナフチル、フエニルフエニル、オク
チルフエニル、ノニルフエニル、トリベンジルフエニル
、ジベンジルフエニル、モノベンジルフエニル、トリス
チリルフエニル、ジスチリルフエニル、モノスチリルフ
エニル、ベンジルフエニルフエニル、ブチルフエニル、
フエニルエチル、ベンジル、ナフチルメチルなどを挙げ
ることができる。
本発明に云うェステル基を含有する炭素数4乃至60の
飽和もしくは不飽和の炭化水素基とは、たとえばヒマシ
油のように、ヒドロキシル基を持つカルボン酸とポリヒ
ドロキシ化合物のェステルであって、ポリヒドロキシ化
合物としてはエチレングリコール、グリセリン、ベンタ
ントリオール、ソルビタン、ソルバィド、ソルビトール
など挙げられるが、好ましいのはグリセリンであり、又
、ヒドロキシ基を持たないカルボン酸とポリヒド。
キシ化合物とのェステルであって、ヒドロキシ基が1以
上禾反応で残存している物を含めることも可能である。
本発明に云うアルカリ金属とは、ナトリウム、カリウム
、リチウム、セシウム、ルビジウムなどをあげることが
できる。
本発明に云う4級アンモニウムイオンとはアンモニウム
イオンのほか炭素数1〜3のアルキル基、又は炭素数1
乃至4のアルキル基であってヒドロキシル基を持つもの
を、夫々又は混合して、窒素原子上に1〜4個持つアン
モニウムイオンであって、たとえばトリメチルアミン、
トリエタノーアミン、ジエチルアミン、ジエタノールア
ミン、モノエタノールアミン、トリエチルアミン、ジメ
チルモノエタノールアミンなどのアンモニウム塩を例示
することができる本発明に係る水中分散性高濃度染料調
整物は公知の手段により分散染料原体10乃至5の重量
パーセントと染料原体に対し30乃至15の重量パーセ
ントの本発明に係る界面活性剤とを水と共に連続的又は
非連続的に作動する粉砕装置中で染料の平均粒径が0.
1〜lrになるまで粉砕を行なうことで製造される。
粉砕装置としてはボールミル、コロイドミル又はサンド
ミル、パールミルが用いられる。本発明に係る水中分散
性高濃度染料調整物に用いられる低融点の特定された非
イオン界面活性剤、又は低融点の特定されたポリオキシ
アルキレン型ァニオン界面活性剤の製造は公知の方法、
即ち、水酸基を有する化合物にエチレンオキサィドとプ
ロピレンオキサイドをランダム、又はブロック状に付加
し、必要により、エーテル化、リン酸ェステル化、硫酸
ェステル化、又はカルボキシル化によって行なうことが
できる。
本発明に係る界面活性剤は水不溶性染料に対し30〜1
5の重量パーセント用いて、水中分散性高濃度染料調整
物が製造されるが、30%以下では微粒子分散化に不充
分であり、150%以上になると染色に適用した場合に
染着率が下がり、更により好ましい範囲は40〜90重
量パーセントである。
なお、リグニンスルホン酸、8ーナフタリンスルホン酸
ソーダのホルマリン縮合物などのアニオン界面活性剤の
添加は本発明の目的外であるが、水不溶性染料に対して
10%以下の混入は許容できる。本発明に係る式川又は
式■の化合物において、エチレンオキサイド、又はエチ
レンオキサイドとプロピレンオキサィドの合計付加モル
数は35モル未満では微粒子分散化が不良であり、また
捺染に適用した場合はブリードを起こし易く、又、20
0モルより多いと微粒子分散化が不良であり染着率も低
下する。エチレンオキサィドの付加モル数とプロピレン
オキサィドの付加モル数の比が2未満であると、やはり
微粒子分散化不良であり、また捺染に適用した場合ブリ
ードを起こし易い。又、ヱチレンオキサイド、又はエチ
レンオキサィドとプロピレンオキサィドの合計付加モル
数が35モル未満又はエチレンオキサィドの付加モル数
とプロピレンオキサイドの付加モル数との比が2未満の
化合物による染料調整物は保存安定性が極めて小さく染
料調整物として販売するという事は不可能である。以下
実施例によって本発明を具体的に説明するが、本発明の
範囲はこれらにより限定されるものではない。
実施例 1 C.1.DisperseRed16 の原末15部とnープタノールにエチレンオキサィド6
0モルとプロピレンオキサイド13モルを付加した非イ
オン界面活性剤10部を水100部と共に混線し、サン
ドミル中で粒径が1〆以下になるまで粉砕して取出した
この染料調整物は長期に安定な水中分散液であった。こ
の調整物を後述の応用テストに供した。実施例 2 実施例1の非イオン界面活性剤の代わりに、ステアリル
アルコールにエチレンオキサイド150モル付加した活
性剤2の部を使用して同様に作成した染料調整物は長期
に安定な水中分散液であった。
この調整物を後述の応用テストに供した。実施例 3 実施例1の非イオン界面活性剤の代わりに、オルソーフ
エニルフエノールにエチレンオキサイド30モルとプロ
ピレンオキサイド8モルを付加した活性剤1碇都を使用
して、同様に作成した染料調整物は長期に安定な水中分
散液であった。
実施例 4 実施例1の非イオン界面活性剤の代わりに、トリベンジ
ル化フェノールにエチレンオキサイド40モル付加し、
硫酸ェステルソーダ塩にしたエーテル型アニオン活性剤
1碇部を使用して同様に作成した染料調整物は長期に安
定な水中分散液であった。
実施例 5 実施例1の非イオン界面活性剤の代わりに、トール油に
エチレンオキサィド60モル付加した活性剤16部を使
用して同様に作成した染料調整物は長期に安定な水中分
散液であった。
実施例 6 実施例1の非イオン界面活性剤の代わりに、ステアリン
酸にエチレンオキサィド50モル付加した活性剤8部を
使用して、同様に作成した染料調整物は長期に安定な水
中分散液であった。
実施例 7 実施例1の非イオン界面活性剤の代わりに、ヒマシ油に
エチレンオキサィド100モル付加した活性剤12郡を
使用して、同様に作成した染料調整物は長期に安定な水
中分散液であった。
実施例 8 実施例1の非イオン界面活性剤の代わり‘こ、ノニルフ
ェノールにエチレンオキサイド35モル付加した後リン
酸ェステルカリウム塩にしたエーテル型アニオン活性剤
9部を使用して、同様に作成した染料調整物は、長期に
安定な水中分散液であった。
実施例 9 C.IDispe岱eBlue27の原末2碇部とロジ
ン酸にエチレンオキサイド50モル付加した非イオン界
面活性剤1碇都を、水100部と共に混線し、サンドミ
ル中で粒径が1仏以下になるまで粉砕して取り出した。
この染料調整物は長期に安定な水中分散液であった。実
施例 10 実施例9の非イオン界面活性剤の代わりに、ラノリンア
ルコールにエチレンオキサイド100モル付加した活性
剤12都を使用して、同様に作成した染料調整物は長期
に安定な水中分散液であった。
実施例11実施例9の非イオン界面活性剤の代わりに、
ブチルアルコールにエチレンオキサイド120モルとプ
ロピレンオキサィド30モルを付加した非イオン界面活
性剤1碇郭を使用して同様に作成した染料調整物は長期
に安定な水中分散液であった。
実施例 12 実施例9の非イオン界面活性剤の代わりに、スチレン化
フェノ−ルにエチレンオキサイド64モルを付加した活
性剤25部を使用して同様に作成した染料調整物は、長
期に安定な水中分散液であった。
以上の実施例に示す本発明及び次記の比較例をそれぞれ
使用して連続染色及び捺染に適用した場合の応用例を以
下に記す。
比較例 1 実施例1の非イオン界面活性剤の代わりに、8ーナフタ
リンスルホン酸ソーダのホルマリン縮合物10を用いて
、同様に作成した染料調整物は長期に安定な水中分散液
であった。
比較例 2 実施例1の非イオン界面活性剤の代わりに、リグニンス
ルホン酸ソーダ12部を用いて同様に作成した染料調整
物は、やや不安定な水中分散液であつた。
比較例 3 実施例1の非イオン界面活性剤の代わりにノニルフェノ
ールにエチレンオキサイド10モル付加した活性剤を用
いて同様に作成した染料調整物は、不安定な水中分散液
であった。
比較例 4 実施例7における非イオン界面活性剤を3部(染料に対
し20%)用いて同様に作成した染料調整物は不安定な
水中分散液であった。
比較例 5 実施例1における非イオン界面活性剤を27部(染料に
対し180%)を用いて同様に作成した染料調整物は、
やや安定な染料調整物であった。
比較例 6実施例9における非イオン界面活性剤の代わ
りに、クレオソート油スルホン酸ソーダホルマリン縮合
物1碇部を用いて同様に作成した染料調整物は安定な水
中分散液であった。
比較例 7 実施例9における非イオン界面活性剤の代わりに、ステ
アリルアルコールにエチレンオキサイド10モル付加し
、硫酸ェステルソーダ塩としたエーテル型アニオン活性
剤12部を用いて同様に作成した染料調整物はやや不安
定な水中分散液であった。
比較例 8 実施例9における界面活性剤の代わりにスチレン化フェ
ノールにエチレンオキサイド15モル付加した非イオン
界面活性剤12部を用いて同様に作成した染料調整物は
不安定な水中分散液であった。
応用テスト例 1実施例及び比較例に示す染料調整物を
水で稀釈し、染料固形分が7夕/そとなるパディング俗
を作成し、これにポリエステル加工糸織物及びポリエス
テル/綿混4戊蚤ブロード布をそれそれ浸潰し、約80
%のマングル絞りの後、100qoで3分間乾燥し、次
いで200午0で1分間の乾熱処理、即ちサーモゾル染
色を行なった。
次に表面禾固着染料をハイドロサルフアイト2夕/夕と
しべノールAX(非イオン系洗浄剤)2夕/夕を含む温
水(70〜80oo)で還元洗浄により除去し乾燥した
。彼染物の染着率は、彼染物をジメチルホルムアミド1
20oo,20分抽出し、比色により算出した。染め面
、即ち被染物表面のィラツキ具合は肉眼により判定した
。結果を表1に示す。表1 注) 妾,安定性 3.室温で1ヵ月放置した時、染料の凝集もろく安定で
ある。
2.室温で1ヵ月放置した時、染料の一部凝集するが、
機拝すると再分散する。
1.室温で1カ月放置した時、染料は凝集して塊まりと
をり再分散しないぞ2染め面3.染めの表面が友めらか
で均一である 2.いらつきがわずか認められ、表面は均一性に欠ける
1.染め面が箱ふり状、いらつき状となる応用テスト例
2 カルボキシメチルセルロースとァルギン酸ソーダを用い
て粘度1500比.p.に調整した捺染糊に、染料調整
物の染料固型分が1%となるように加えてカラーペース
トを作成し、これをポリエステルジャージ及び、ナイロ
ンタフタ布にスクリーン印捺し、10000で2分乾燥
後、180ooで5分間高温常圧蒸気処理を高温スチー
マ−(HTスチーマー)により行なった。
その後還元洗浄し、乾燥を行なつた。被染物について見
かけ濃度は、カラーマシン反射率のL値から(1‐波L
Pを算出し、比較品1又は6を100%として、それぞ
れ比較値を算出した。
ブリード性即ち総ぎわのポケ具合は肉眼判定。また、カ
ラーペーストでの安定性として、スペックの有無を肉眼
判定し、良否を判定した。結果を表2に示す。表 2 洋) 夫,安定性 表1と同じ 兼2 ブリ−ト4性 3.絵ぎわがシャープになる 2.絵ぎわが一部ボケる 1.綾ぎわが全体にボケる ×3スペック性 3.染料凝集は認められるい 2.染料の凝集がところにより認められる1.染料の凝
集が、肉眼でみえるほど大きく沢山できている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 分散染料と、該染料に対し30〜150重量%の一
    般式 R_1−(OC_2H_4)−(OC_3H_6
    )−_mX ……(1) (式中R_1は炭素数1乃至
    20の飽和もしくは不飽和のアルキル基、又は炭素数4
    乃至30のアシル基、又は炭素数6乃至30のアリール
    基、アルカリール基もしくはアラルキル基を表わす。 lは1以上の整数、mは0又は1以上の整数であつて、
    l+mが35乃至200であり、且つl/mが2以上で
    ある。Xはヒドロキシル基、又はOSO_3M,SO_
    3M,OPO_3HM又はOPO_3M_2であり、M
    はアルカリ金属イオン、又は4級アンモニウムイオンを
    あらわす。)で示される化合物又は一般式 R_2−〔
    (OC_2H_4)_l〕−OC_3H_6)_m−X
    〕_n ……(2) (式中R_2はエステル基を含有
    する炭素数4乃至60の飽和もしくは不飽和の炭化水素
    基を表わし、lは1以上の整数、mは0又は1以上の整
    数であつて、l+mが35乃至200であり、且つl/
    mが2以上であり、nは1以上の整数である。 Xはヒドロキシル基、又はOSO_3M,SO_3M,
    OPO_3HM又はOPO_3M_2であり、Mはアル
    カリ金属イオン、又は4級アンモニウムイオンをあらわ
    す。)で示される化合物とを含有する連続染色用又は捺
    染用水中分散性高濃度染料調整物。2 式(1)で示さ
    れる化合物においてR_1が次式▲数式、化学式、表等
    があります▼ (式中R_3,R_4およびR_5は同
    じであるか又は異つており、炭素数1乃至24のアリー
    ル基、アリールオキシ基、アラルキル基、もしくは不飽
    和アルキル基、又は水素原子をあらわす)で示される基
    である特許請求の範囲第1項記載の水中分散性高濃度染
    料調整物。 3 式(2)の化合物が次の一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R_6,R_7,及びR_8は同じか異つてお
    り、炭素数11乃至17の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不
    飽和のアルキレン基をあらわす。 lは1以上の整数、mは0又は1以上の整数であって、
    l+mが35乃至200であり、且つl/mが2以上で
    ある。Xはヒドロキシル基、又はOSO_3M,SO_
    3M,OPO_3HM又はOPO_3M_2であり、M
    はアルカリ金属イオン、又は4級アンモニウムイオンを
    あらわす)で示される化合物である特許請求の範囲第1
    項記載の水中分散性高濃度染料調整物。4 式(2)の
    化合物がヒマシ油1モル相当量にエチレンオキサイドを
    35乃至200モル付加した化合物である特許請求の範
    囲第3項記載の水中分散性高濃度染料調整物。 5 式(1)で示される化合物においてR_1が炭素数
    1乃至20の飽和もしくは不飽和の直鎖アルキル基であ
    る特許請求の範囲第1項記載の水中分散性高濃度染料調
    整物。 6 式(1)で示される化合物においてR_1が次式▲
    数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_9はメ
    チル基、又は水素原子であり、pは1,2又は3である
    )で示される基である特許請求の範囲第1項記載の水中
    分散性高濃度染料調整物。 7 式(1)で示される化合物においてR_1が次式▲
    数式、化学式、表等があります▼ (式中R_1_0は
    炭素数3乃至29の直鎖の飽和もしくは不飽和のアルキ
    ル基をあらわす)で示されるアシル基である特許請求の
    範囲第1項記載の水中分散性高濃度染料調整物。 8 式(1)の化合物が ▲数式、化学式、表等があります▼ である特許請求の範囲第6項記載の水中分散性高濃度染
    料調整物。 9 式(1)の化合物が C_4H_9−(OC_2H_4)_6_0−(OC
    _3H_6)_1_3−OHである特許請求の範囲第5
    項記載の水中分散性高濃度染料調整物。 10 式(1)の化合物がロジンもしくはトール油1モ
    ル相当量にエチレンオキサイドを35乃至200モル付
    加した化合物である特許請求の範囲第1項記載の水中分
    散性高濃度染料調整物。
JP51079671A 1976-07-05 1976-07-05 分散染料調整物 Expired JPS6024230B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51079671A JPS6024230B2 (ja) 1976-07-05 1976-07-05 分散染料調整物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51079671A JPS6024230B2 (ja) 1976-07-05 1976-07-05 分散染料調整物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS536689A JPS536689A (en) 1978-01-21
JPS6024230B2 true JPS6024230B2 (ja) 1985-06-12

Family

ID=13696638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51079671A Expired JPS6024230B2 (ja) 1976-07-05 1976-07-05 分散染料調整物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6024230B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60143524U (ja) * 1984-03-05 1985-09-24 ラツキ−コ−ヒ−マシン株式会社 ドリツパ−
JPH0325712Y2 (ja) * 1985-08-12 1991-06-04

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2924404A1 (de) * 1979-06-16 1980-12-18 Hoechst Ag Verwendung wasserloeslicher, durch anlagerung von aethylenoxid und/oder propylenoxid an modifizierte naturharzsaeuren gebildeter produkte als praeparationsmittel fuer farbstoffe und damit hergestellte farbstoffzubereitungen
JPS6019936B2 (ja) * 1980-03-11 1985-05-18 三菱化学株式会社 分散染料組成物
JPS6019935B2 (ja) * 1980-03-11 1985-05-18 三菱化学株式会社 分散染料組成物
ATE15240T1 (de) * 1981-02-11 1985-09-15 Ciba Geigy Ag Verfahren zum faerben oder ausruesten von textilen fasermaterialien.
JPS581751A (ja) * 1981-06-25 1983-01-07 Mitsubishi Chem Ind Ltd 液状反応性染料組成物
JPS6088187A (ja) * 1983-10-19 1985-05-17 三洋化成工業株式会社 染色方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60143524U (ja) * 1984-03-05 1985-09-24 ラツキ−コ−ヒ−マシン株式会社 ドリツパ−
JPH0325712Y2 (ja) * 1985-08-12 1991-06-04

Also Published As

Publication number Publication date
JPS536689A (en) 1978-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108166273B (zh) 一种用于涤纶纤维的分散均染剂及其制备方法
JPS6327383B2 (ja)
JPH01170659A (ja) 増白剤分散物
KR101416893B1 (ko) 고 습윤견뢰도의 오렌지색 분산염료 조성물
CN108193518A (zh) 一种涤纶化纤地垫的无水印花真彩喷墨分散染料墨水
JPS6024230B2 (ja) 分散染料調整物
EP0032483B1 (de) Stabile, wässrige Formulierungen von Stilbenaufhellern
JPH02242862A (ja) モノアゾ染料の混合物
US4069013A (en) Anti-dusting formulations
EP0143077B1 (de) Verfahren zum Färben von hydrophobem Fasermaterial
EP0204656A1 (de) Verfahren zum Färben von hydrophobem Fasermaterial
DE2847438A1 (de) Fluessiges, kaeltestabiles waschmittelkonzentrat
CN104497631B (zh) 蓝色液体分散染料及其的制备方法和用途
JPS6136544B2 (ja)
JPS6343508B2 (ja)
EP0440072A1 (de) Verfahren zum Färben von Mischgeweben aus Polyester und natürlichen Fasermaterialien
US4013405A (en) Aqueous printing pastes for producing transfer printing papers by rotary screen printing
US2211126A (en) Vat dye composition
JPH05506690A (ja) 粉塵の乏しい又は粉塵のない染料配合物
GB2063945A (en) Flame resisting compositions
EP0457777B1 (de) Verfahren zum färben und bedrucken von mischgeweben aus polyester und natürlichen fasermaterialien
JPH01289870A (ja) モノアゾ染料よりなる混合物
US2349282A (en) Coloring of organic derivatives of cellulose
GB2104554A (en) Stable mixed disperse dyestuff preparations
DE3738062A1 (de) Lagerstabile suspension von in wasser unloeslichen bis schwerloeslichen farbstoffen