JPS60232779A - 画像信号２値化装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、中間調の画像信号を２値化するための画像信
号２値化装置に関する。

〔従来技術〕

ディザ法により再現される中間調画像の画質は。

２値化に用いられるディザマトリックスと記録ドツト形
状の大きさによって大きく影響される。これについて以
下説明する。

第１図はドツト集中型の代表的ディザマトリックスを示
し、第２図は網点型の代表的なディザマトリックスを示
す。

画信号の中間レベル７は、第１図のドツト集中型ディザ
マトリックスによれば第３図に示すように表現され、ま
た第２図の網点ディザマトリックスによれば第４図のよ
うに表現される。第３図と第４図を比較すれば明らかな
ように、記録ドツト形状が小さい場合、網点型ディザマ
トリックスを用いる方が一般に画質の良い中間調を得ら
れる。

しかし、記録ドツト形状の大きなワイヤドツトプリンタ
等で記録した場合、網点ディザマトリックスによると中
間レベル７は第５図に示すように記録され、白い部分が
周りの黒でつぶれてしまい。

全体的に黒っぽい中間調となってしまうため、ドツト集
中型ディザマトリックスを用いる場合よりも画質が低下
する。

このように画質の良い中間画像を得るためには。

記録ドツト形状の大きさに応じてディザマトリックスを
選択するのが望ましいが、従来の画像信号２値化装置で
はそのようなディザマトリックスの選択は行うことがで
きなかった。従って、従来は画質を犠牲にするか、ある
いは２値化画像信号の記録ドツト形状の大きさに応じて
、別々の画像信号２値化装置を用意する必要があった。

〔目　的〕

本発明の目的は、記録ドツト形状の大きさに応じてディ
ザマトリックスを選択できるようにし、種々のドツト形
状の大きさに対して常に画質の良い中間調画像を再現で
きる画像信号２値化装置を提供することにある。

〔実施例〕

つきに１図面を用いて本発明を具体的に説明する。

第６図は本発明の一実施例を示すブロック図である。２
０は第１図に示したようなドツト集中型のディザマトリ
ックスであり、２１は第２図に示したような網点型のデ
ィザマトリックスである。

これらのディザマトリックスは、実際にはＲＯＭ等のメ
モリに格納されている。

２２はディザマトリックス２０または２１を選択するセ
レクタであり、２３はその選択を制御するマトリックス
選択信号である。２４はセレクタ２２を通じて入力され
るディザマトリックスの閾値２５、または固定閾値２６
を選択するセレクタである。その選択は、モード選択信
号２７によって制御される。

２５は原稿を走査し、光電変換するイメージセンサであ
る。このイメージセンサ２８から出力されるアナログ画
像信号は、増幅器２９によって増幅された後、アナログ
／デジタル変換器３０により多値画像信号３１に変換さ
れる。

３２はデジタルコンパレータである。このデジタルコン
パレータ３２はセレクタ２４から入力される閾値３３で
多値画像信号３１を２値化し、２値化画像信号３４を出
力する。

中間調画像の場合、モード選択信号２７によ−リセレク
タ２４はディザマトリックスの閾値２５を選択するよう
に制御される。また、記録ドツト形状が大きい場合は、
マトリックス選択信号２３によりセレクタ２２はドツト
集中型ディザマトリックス２０を選択するように制御さ
れ、記録ドツト形状が小さい場合は、マトリックス選択
信号２３によりセレクタ２２は網点型ディザマトリック
ス２１に切り替えられる。その結果、選択されたディザ
マトリックス２０または２１の閾値がセレクタ２２．２
４を介してデジタルコンパレータ３２に入力され、多値
画像信号３１の２値化が行われる。

中間調画像でない場合、モード選択信号によりセレクタ
２４は固定閾値２６を選択するように制御され、デジタ
ルコンパレータ３２はセレクタ２４によって選択された
固定閾値２６で多値画像信号３１を２値化する。

なお本実施例においては、２種類のディザマトリックス
を設けているが、さらに多くのディザマトリックスを設
けることもできる。

〔効　果〕

以上説明したように１本発明によればディザマトリック
スが複数種順設けられ、記録ドツト形状の大きさに応じ
て最適なディザマトリックスが選択されるため、１台の
画像信号２値化装置を用いて、記録ドツト形状の大きさ
によらず優れた画質の中間調画像を再現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はドツト集中型ディザマトリックスの代表例を示
す概念図、第２図は網点型ディザマトリックスの代表例
を示す概念図、第３図は上記ドツト集中型ディザマトリ
ックスによる中間レベル７の表現を示す概念図、第４図
は上記網点型ディザマトリックスによる中間レベル７の
表現を示す概念図、第５図は上記網点型ディザマトリッ
クスにより表現した中間レベル７を記録ドツト形状の大
きいドツトプリンタ等で記録した画像を示す概念図、第
６図は本発明の一実施例を示すブロック図である。 ２０・・・ドツト集中型ディザマトリックス。 ２１・・・網点型デ、イザマトリックス、２２．２４・
・・セレクタ、３２・・・デジタルコンパレータ。 第１図　第２図 第３図　第４図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ディザ法により画像信号を２値化する画像信号２
   値化装置において、ドツト集中型や網点型等の種類の異
   なる複数のディザマトリックスと、これらのディザマト
   リックスの１つを選択する選択手段と、この選択手段に
   よって選択されたディザマトリックスの闇値と画像信号
   を比較し、２値化画像信号を発生する比較手段とを備え
   、２値化画像信号を記録するドツト形状の大きさに応じ
   てディザマトリックスを切り替えるようにして成る画像
   信号２値化装置。