JPS60201826A - ワイヤ放電加工電源 - Google Patents
ワイヤ放電加工電源Info
- Publication number
- JPS60201826A JPS60201826A JP59056135A JP5613584A JPS60201826A JP S60201826 A JPS60201826 A JP S60201826A JP 59056135 A JP59056135 A JP 59056135A JP 5613584 A JP5613584 A JP 5613584A JP S60201826 A JPS60201826 A JP S60201826A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- output
- pulse
- machining
- workpiece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/02—Wire-cutting
- B23H7/04—Apparatus for supplying current to working gap; Electric circuits specially adapted therefor
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、ワイヤカット放電加工において、放電加工時
とは逆極性の電圧をワイヤ電極とワーク間に印加し平均
加工電圧をゼロにすることにより電気分解作用を防止し
、ワークの電食を防止するワイヤ放電加工電源に関する
。
とは逆極性の電圧をワイヤ電極とワーク間に印加し平均
加工電圧をゼロにすることにより電気分解作用を防止し
、ワークの電食を防止するワイヤ放電加工電源に関する
。
従来技術と欠点
加工液として水を用いる放電加工においては電気分解作
用が生じ、特に、超硬合金のような電食性のワークを荒
加工する場合等は電食が生じ、ワークをもろくする等の
欠点があった。また、セカンドカット時においては、電
気分解作用のために粒子の選択電食によりワークの表面
が荒れて仕上面のあらさが悪くなる等の欠点があった。
用が生じ、特に、超硬合金のような電食性のワークを荒
加工する場合等は電食が生じ、ワークをもろくする等の
欠点があった。また、セカンドカット時においては、電
気分解作用のために粒子の選択電食によりワークの表面
が荒れて仕上面のあらさが悪くなる等の欠点があった。
これを防止するために、非加工詩に電極とワーク間のギ
ャップに加工時とは逆に逆電圧を印加Jることによって
平均加工電圧をゼロにして電気分解作用を防止Jること
はすでに公知である。
ャップに加工時とは逆に逆電圧を印加Jることによって
平均加工電圧をゼロにして電気分解作用を防止Jること
はすでに公知である。
しかし、ワークの板厚の変化やワークと電極間のギャッ
プ洩れ電流等により、ワークと電極間に印加される逆電
圧も変動するし、逆電圧のピーク電圧が過大であると電
極の損傷が大きく、また、微小エネルギーで正極性放電
を行う場合には逆極性放電によるワークへの損傷が加工
面粗さを悪化させる。逆に、逆電圧のピーク電圧が小さ
ずぎると、その分だけ逆電圧印加時間を長くする必要が
生じ、加工能率が落ちるという欠点があり、逆電圧ピー
ク電圧を制御すると共に平均加工電圧をゼロにするよう
制御する必要があった。
プ洩れ電流等により、ワークと電極間に印加される逆電
圧も変動するし、逆電圧のピーク電圧が過大であると電
極の損傷が大きく、また、微小エネルギーで正極性放電
を行う場合には逆極性放電によるワークへの損傷が加工
面粗さを悪化させる。逆に、逆電圧のピーク電圧が小さ
ずぎると、その分だけ逆電圧印加時間を長くする必要が
生じ、加工能率が落ちるという欠点があり、逆電圧ピー
ク電圧を制御すると共に平均加工電圧をゼロにするよう
制御する必要があった。
発明の目的
本発明は、放電加工時とは逆極性の電圧をワイヤ電極と
ワーク間に印加して電気分解作用を防止する回路を有す
るワイヤ放電加工電源において、逆電圧のピーク電圧の
変動を除き、逆電圧印加時間を自動的に制御し、平均加
工電圧をゼロにすることができるワイヤ放電加工電源を
提供することにある。
ワーク間に印加して電気分解作用を防止する回路を有す
るワイヤ放電加工電源において、逆電圧のピーク電圧の
変動を除き、逆電圧印加時間を自動的に制御し、平均加
工電圧をゼロにすることができるワイヤ放電加工電源を
提供することにある。
発明の構成
本発明は、スイッチング素子をオンさせてワイヤ電極と
ワーク間に電圧を印加して放電を生ぜしめて加工を行い
、該スイッチング素子がオフ時にワイヤ電極とワーク間
に加工時とは逆極性の電圧をトランジスタと抵抗を介し
て印加するワイヤ放電加工電源において、上記ワイA7
電極とワーク間に印加される平均加工電圧を検出し、該
平均加工電圧に応じたパルス幅のパルスを出力する逆電
圧時間調整回路と、逆電圧印加時に上記トランジスタと
抵抗間の電圧と基準電圧との差を検出保持するサンプル
ホールド回路の保持電圧に応じた出力を上記逆電圧時間
調整回路の出力パルス時間だジノ出力する逆電圧調整回
路を有することを特徴とするワイヤ放電加工電源である
。
ワーク間に電圧を印加して放電を生ぜしめて加工を行い
、該スイッチング素子がオフ時にワイヤ電極とワーク間
に加工時とは逆極性の電圧をトランジスタと抵抗を介し
て印加するワイヤ放電加工電源において、上記ワイA7
電極とワーク間に印加される平均加工電圧を検出し、該
平均加工電圧に応じたパルス幅のパルスを出力する逆電
圧時間調整回路と、逆電圧印加時に上記トランジスタと
抵抗間の電圧と基準電圧との差を検出保持するサンプル
ホールド回路の保持電圧に応じた出力を上記逆電圧時間
調整回路の出力パルス時間だジノ出力する逆電圧調整回
路を有することを特徴とするワイヤ放電加工電源である
。
実施例
第1図は、本発明の一実施例におけるワイヤ放電加工電
源の基本回路を示すもので、Pはワイヤ電極、Wはワー
ク、Elは直流電源で、電流制限抵抗R1を介してスイ
ッチング素子のトランジスタT1がオンになったときワ
ークWとライ1フ電極Pに電圧を印加して放電加工を行
わけるものであり、この点、従来のトランジスタにより
制御する放電回路と同じである。また、第1図にj3い
て、端子a、b間にコンデンサを接続し、このコンデン
サを充放電させて放電加工を行う放電回路であってもよ
い。E2はワークWとワイA7電JMP間へ逆電圧を印
加するための電源で、トランジスタT2及び電流制限抵
抗R2を介して逆電圧が印加されるものである。そして
、上記トランジスタT2はへ級増幅器として作用するよ
うに、第2図に示す制御回路によって制御されるもので
、第2図において、1はワイヤ電極PとワークW間の逆
電圧のピーク電圧を一定にするための逆電圧調整回路で
、2は該逆電圧の印加時間を調整するための逆電圧時間
調整回路を示す。逆電圧調整回路1は第1図におけるd
点の電位、すなわち、第1図のd。
源の基本回路を示すもので、Pはワイヤ電極、Wはワー
ク、Elは直流電源で、電流制限抵抗R1を介してスイ
ッチング素子のトランジスタT1がオンになったときワ
ークWとライ1フ電極Pに電圧を印加して放電加工を行
わけるものであり、この点、従来のトランジスタにより
制御する放電回路と同じである。また、第1図にj3い
て、端子a、b間にコンデンサを接続し、このコンデン
サを充放電させて放電加工を行う放電回路であってもよ
い。E2はワークWとワイA7電JMP間へ逆電圧を印
加するための電源で、トランジスタT2及び電流制限抵
抗R2を介して逆電圧が印加されるものである。そして
、上記トランジスタT2はへ級増幅器として作用するよ
うに、第2図に示す制御回路によって制御されるもので
、第2図において、1はワイヤ電極PとワークW間の逆
電圧のピーク電圧を一定にするための逆電圧調整回路で
、2は該逆電圧の印加時間を調整するための逆電圧時間
調整回路を示す。逆電圧調整回路1は第1図におけるd
点の電位、すなわち、第1図のd。
1間の電圧を抵抗R3,R4で分圧した電圧を入力信号
とし、アナログスイッチ3.差動増幅器4゜コンデンサ
C1,C2からなるサンプルホールド回路とダイオード
D1.プリアンプ5.インバータ11等からなり、上記
トランジスタT2のベースG2にこの逆電圧調整回路2
は、第1図にお(プる点a、b間、すなわちワイヤ電極
P、ワークW間の電圧を抵抗R10,R11で分圧し、
その電圧を入力とし、該分圧電圧を平滑する平滑回路6
゜コンパレータ7、上記トランジスタT1を導通させる
ための信号がベースG3に人力されて導通するトランジ
スタT3、該トランジスタT3と並列に接続されたコン
デンサC4,ナントゲートN1゜インバータI2.13
等で構成され、該逆電圧時間調整回路2の出力は、逆電
圧調整回路1のアナログスイッチ3及びインバータ11
を介してプリアンプ5に入力されている。
とし、アナログスイッチ3.差動増幅器4゜コンデンサ
C1,C2からなるサンプルホールド回路とダイオード
D1.プリアンプ5.インバータ11等からなり、上記
トランジスタT2のベースG2にこの逆電圧調整回路2
は、第1図にお(プる点a、b間、すなわちワイヤ電極
P、ワークW間の電圧を抵抗R10,R11で分圧し、
その電圧を入力とし、該分圧電圧を平滑する平滑回路6
゜コンパレータ7、上記トランジスタT1を導通させる
ための信号がベースG3に人力されて導通するトランジ
スタT3、該トランジスタT3と並列に接続されたコン
デンサC4,ナントゲートN1゜インバータI2.13
等で構成され、該逆電圧時間調整回路2の出力は、逆電
圧調整回路1のアナログスイッチ3及びインバータ11
を介してプリアンプ5に入力されている。
次に、本実施例の動作を第3図のタイミングヂャートを
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
まず、第1図の基本回路において、トランジスタT1の
ベースG1に第3図(イ)に示すようなパルスが導入さ
れ、該トランジスタT1はオンし、直流電源Eよりワイ
ヤ電極PとワークW間に電圧を印加し放電を生ぜしめる
。その後、1〜ランジスタT1をオフにして、トランジ
スタT2を導通させてワイヤ電極PとワークW間に逆電
圧を電源「2から印加している。この動作を繰返し行っ
ているが、ワイヤ電極PとワークW間のギャップ電圧は
、第2図に示すように、抵抗R10,R11で分圧して
逆電圧時間調整回路2に入力されており、このギャップ
電圧は逆電圧時間調整回路2の平滑回路6で平滑され、
該平滑回路6の出ノ〕は、ワイヤ電極PとワークW間に
印加される電圧の平均加工電圧が出力されることとなる
。この平滑回路6から出力される平均加工電圧を、第2
図、第3図に示すようにVLとする。そして、この平均
加工電圧VLは、コンパレータ7の一方の端子に入力さ
れている。一方、このトランジスタT3のベースG3に
もトランジスタT1をオンにする設定されたオンタイム
のパルスが入力されているから、トランジスタT3も導
通し、コンパレータ7の他方の端子に入力される電圧V
Cは、第3図(ロ)に示すようにバイアス電圧V2から
OVに低下する。そして、オンタイムが切れ、トランジ
スタT3がオフになると、第3図(ロ)に示すように。
ベースG1に第3図(イ)に示すようなパルスが導入さ
れ、該トランジスタT1はオンし、直流電源Eよりワイ
ヤ電極PとワークW間に電圧を印加し放電を生ぜしめる
。その後、1〜ランジスタT1をオフにして、トランジ
スタT2を導通させてワイヤ電極PとワークW間に逆電
圧を電源「2から印加している。この動作を繰返し行っ
ているが、ワイヤ電極PとワークW間のギャップ電圧は
、第2図に示すように、抵抗R10,R11で分圧して
逆電圧時間調整回路2に入力されており、このギャップ
電圧は逆電圧時間調整回路2の平滑回路6で平滑され、
該平滑回路6の出ノ〕は、ワイヤ電極PとワークW間に
印加される電圧の平均加工電圧が出力されることとなる
。この平滑回路6から出力される平均加工電圧を、第2
図、第3図に示すようにVLとする。そして、この平均
加工電圧VLは、コンパレータ7の一方の端子に入力さ
れている。一方、このトランジスタT3のベースG3に
もトランジスタT1をオンにする設定されたオンタイム
のパルスが入力されているから、トランジスタT3も導
通し、コンパレータ7の他方の端子に入力される電圧V
Cは、第3図(ロ)に示すようにバイアス電圧V2から
OVに低下する。そして、オンタイムが切れ、トランジ
スタT3がオフになると、第3図(ロ)に示すように。
コンデンサC4が充電され、この充電電圧VCがコンパ
レータ7の他方の入力端子に入力されることとなる。そ
して、コンパレータ7は2つの入力電圧VLとVCを比
較し、コンデンυ−C4の充電電圧VCが平均加工電圧
V「より低い期間、刀なわら、第3図(ハ)に示すよう
な出力を出すこととなる。そして、このコンパレータ7
の出力と設定されたオンタイムのパルスをインバータI
2で反転させた信号がナントゲートN1に入力され、か
つインバータI3で反転される結果、インバータI3か
らは第3図(ニ)に示すようなパルスが出力されること
となる。そして、この出力パルスは逆電圧調整回路1の
アナログスイッチ3をオンさせると共に、インバータ1
1を介してプリアンプ5を動作させることとなる。この
ように、逆電圧時間調整回路2の出力パルスの幅は平滑
回路6の出力である平均加工電圧VLの大きさに応じて
変動する。すなわち、第3図(ロ)おいて、平均加工電
圧VLがゼロに近づけば、第3図(二〉に示す出力パル
スの幅は小さくなり、平均加工電圧VLが上昇すればそ
の出力パルス幅は大きくなる。
レータ7の他方の入力端子に入力されることとなる。そ
して、コンパレータ7は2つの入力電圧VLとVCを比
較し、コンデンυ−C4の充電電圧VCが平均加工電圧
V「より低い期間、刀なわら、第3図(ハ)に示すよう
な出力を出すこととなる。そして、このコンパレータ7
の出力と設定されたオンタイムのパルスをインバータI
2で反転させた信号がナントゲートN1に入力され、か
つインバータI3で反転される結果、インバータI3か
らは第3図(ニ)に示すようなパルスが出力されること
となる。そして、この出力パルスは逆電圧調整回路1の
アナログスイッチ3をオンさせると共に、インバータ1
1を介してプリアンプ5を動作させることとなる。この
ように、逆電圧時間調整回路2の出力パルスの幅は平滑
回路6の出力である平均加工電圧VLの大きさに応じて
変動する。すなわち、第3図(ロ)おいて、平均加工電
圧VLがゼロに近づけば、第3図(二〉に示す出力パル
スの幅は小さくなり、平均加工電圧VLが上昇すればそ
の出力パルス幅は大きくなる。
なお、平均加工電圧がゼロである場合でも平滑回路6か
らはゲインが無限大ではないことかられずかの出力電圧
が出される。また、この出力電圧をより安全に確保り”
るため微小電圧を抵抗R10゜R11で分圧した分圧に
加算して平滑回路6に入力してもよい。
らはゲインが無限大ではないことかられずかの出力電圧
が出される。また、この出力電圧をより安全に確保り”
るため微小電圧を抵抗R10゜R11で分圧した分圧に
加算して平滑回路6に入力してもよい。
一方、逆電圧調整回路1では、第1図の基本回路におけ
るd点の電圧、寸なわち、b、d間の電圧を抵抗R3,
R4で分圧して入力しており、該分圧はアナログスイッ
チ3.コンデンサC’l 、 J:動増幅器4.コンデ
ンサC2からなるサンプルボールド回路に入力され、逆
電圧時間調整回路2の第3図(ニ)に示す出力によりア
ナログスイッチ3がオンすると、コンデンサC1は上記
分圧で充電される。このコンデンサC1の充電電圧と基
準電圧V1との差を差動増幅器4で増幅し、この差動増
幅器4の出力電圧でコンデンサC2を充電し、b、d間
の電圧に応じた充電電圧か保持される。
るd点の電圧、寸なわち、b、d間の電圧を抵抗R3,
R4で分圧して入力しており、該分圧はアナログスイッ
チ3.コンデンサC’l 、 J:動増幅器4.コンデ
ンサC2からなるサンプルボールド回路に入力され、逆
電圧時間調整回路2の第3図(ニ)に示す出力によりア
ナログスイッチ3がオンすると、コンデンサC1は上記
分圧で充電される。このコンデンサC1の充電電圧と基
準電圧V1との差を差動増幅器4で増幅し、この差動増
幅器4の出力電圧でコンデンサC2を充電し、b、d間
の電圧に応じた充電電圧か保持される。
一方、逆電圧をワークWとワイヤ電極[〕に印加するト
ランジスタT2をA級増幅動作させるだめのプリアンプ
5には、上記逆電圧時間調整回路2の出力をインバータ
11で反転した出力が人力され、この人ノ〕によりプリ
アンプ5は上記コンデンサC2の充電電圧に応じた電圧
を出力し、1〜ランシスタT2を動作させる。そのため
、ワイヤ電極PとワークW間にシま一定の逆電圧のピー
ク電圧が印加される゛こととなる。すなわち、ワークW
の加工而積が大きくなったり、洩れ電流が増大し、ワイ
ヤ電極PとワークW間のギャップ電圧が低下する場合、
第1図のす、6間の電圧は逆に増加する。そのため、コ
ンデンサC2に充電される負の充電電圧も増加した値が
保持されることとなる。そのため、プレアンプ5の出力
はより低い負の電圧となり、この電圧がPNPのトラン
ジスタT2のベースGに印加されるから、トランジスタ
T2にはより電流が流れやすくなる。すなわち、b、6
間の抵抗は減少し、この間の電圧は減少し、ワイヤ電極
PとワークW間の電圧が上昇することとなる。
ランジスタT2をA級増幅動作させるだめのプリアンプ
5には、上記逆電圧時間調整回路2の出力をインバータ
11で反転した出力が人力され、この人ノ〕によりプリ
アンプ5は上記コンデンサC2の充電電圧に応じた電圧
を出力し、1〜ランシスタT2を動作させる。そのため
、ワイヤ電極PとワークW間にシま一定の逆電圧のピー
ク電圧が印加される゛こととなる。すなわち、ワークW
の加工而積が大きくなったり、洩れ電流が増大し、ワイ
ヤ電極PとワークW間のギャップ電圧が低下する場合、
第1図のす、6間の電圧は逆に増加する。そのため、コ
ンデンサC2に充電される負の充電電圧も増加した値が
保持されることとなる。そのため、プレアンプ5の出力
はより低い負の電圧となり、この電圧がPNPのトラン
ジスタT2のベースGに印加されるから、トランジスタ
T2にはより電流が流れやすくなる。すなわち、b、6
間の抵抗は減少し、この間の電圧は減少し、ワイヤ電極
PとワークW間の電圧が上昇することとなる。
痺だ、逆にワークWの加工面積が小さいときや洩れ電流
が小さいときはす、6間の電圧は小さく、コンデンサC
2の負の充電電圧も小さくなり、1−ランジスタT2の
ベースG2には余り大きな負の電圧が印加されないから
、b、6間の電圧は高く、ワイヤ電極PとワークW間の
電圧は低く押えられることとなる。これは、ワークWの
加工面積や洩れ電流によるワイヤ電極PとワークW間の
電圧変動を自動的に調整し、一定電圧に保持することと
なる。そして、プリアンプ5からの負の出力は前述した
ように、逆電圧時間調整回路2の第3図(ニ)で示すよ
うな平均加工電圧に応じてパルス幅が増減するパルス出
力期間中に出されることとなるから、ワイヤ電気Pとワ
ークW間には、ピーク電圧が一定で平均加工電圧がゼロ
になるような時間幅の逆電圧が印加されることどなる。
が小さいときはす、6間の電圧は小さく、コンデンサC
2の負の充電電圧も小さくなり、1−ランジスタT2の
ベースG2には余り大きな負の電圧が印加されないから
、b、6間の電圧は高く、ワイヤ電極PとワークW間の
電圧は低く押えられることとなる。これは、ワークWの
加工面積や洩れ電流によるワイヤ電極PとワークW間の
電圧変動を自動的に調整し、一定電圧に保持することと
なる。そして、プリアンプ5からの負の出力は前述した
ように、逆電圧時間調整回路2の第3図(ニ)で示すよ
うな平均加工電圧に応じてパルス幅が増減するパルス出
力期間中に出されることとなるから、ワイヤ電気Pとワ
ークW間には、ピーク電圧が一定で平均加工電圧がゼロ
になるような時間幅の逆電圧が印加されることどなる。
発明の効果
本発明は、ワイヤカット放電加工において、ワイヤ電極
とワーク間に加工時とは逆極性の電圧を印加する場合、
該逆電圧の変動を調整し一定値に保持し、かつ、該逆電
圧印加時間を平均加工電圧がゼロになるように自動的に
調整できるようにしたから、電気分解作用を防止し、ワ
ークの電食を防止し、かつ逆電圧の過大による電極やワ
ークの損傷を防止できる。さらに、逆電圧のピーク電圧
を常に最適に保持するから加工時間も短くなり、加工能
率を向上させることができる。
とワーク間に加工時とは逆極性の電圧を印加する場合、
該逆電圧の変動を調整し一定値に保持し、かつ、該逆電
圧印加時間を平均加工電圧がゼロになるように自動的に
調整できるようにしたから、電気分解作用を防止し、ワ
ークの電食を防止し、かつ逆電圧の過大による電極やワ
ークの損傷を防止できる。さらに、逆電圧のピーク電圧
を常に最適に保持するから加工時間も短くなり、加工能
率を向上させることができる。
第1図は、本発明の一実施例におけるワイヤ放電加工電
源の基本回路、第2図は、同実施例の逆電圧印加制御回
路、第3図は、動作タイミング説明図である。 1・・・逆電圧調整回路、2・・・逆電圧時間調整回路
、3・・・アナログスイッチ、4・・・差動増幅器、5
・・・プリアンプ、6・・・平滑回路、7・・・コンパ
レータ、P・・・ワイA7電極、W・・・ワーク、T1
.T2.T3・・・トランジスタ。 特許出願人 ファナック 株式会社 第1図 勇 第3図 (イ) =
源の基本回路、第2図は、同実施例の逆電圧印加制御回
路、第3図は、動作タイミング説明図である。 1・・・逆電圧調整回路、2・・・逆電圧時間調整回路
、3・・・アナログスイッチ、4・・・差動増幅器、5
・・・プリアンプ、6・・・平滑回路、7・・・コンパ
レータ、P・・・ワイA7電極、W・・・ワーク、T1
.T2.T3・・・トランジスタ。 特許出願人 ファナック 株式会社 第1図 勇 第3図 (イ) =
Claims (2)
- (1)スイッチング素子をオンさせてワイヤ電極とワー
ク間に電圧を印加して放電を生せしめて加工を行い、該
スイッチング素子がオフ時にワイヤ電極とワーク間に加
工時とは逆極性の電圧をトランジスタと抵抗を介して印
加するワイヤ放電加工電源において、上記ワイヤ電極と
ワーク間に印加される平均加工電圧を検出し、該平均加
工電圧に応じたパルス幅のパルスを出力する逆電圧時間
調整回路ど、逆電圧印加時に上記トランジスタと抵抗間
の電圧と基準電圧どの差を検出保持するサンプルホール
ド回路の保持電圧に応じた出力を上記逆電圧調整回路の
出力パルス時間だけ出力する逆電圧時間調整回路を有し
、該逆電圧調整回路の出力・により上記トランジスタを
導通させると共に、A級増幅動作をさせることにより逆
電圧のピーク電圧が一定で平均加工電圧がゼロになるよ
うにしたワイヤ放電加工電源。 - (2)上記逆電圧時間調整回路は、上記ワイヤ電極とワ
ーク間を分圧した電圧を平滑する平滑回路と、上記スイ
ッチング素子をオンさせるパルスで放電され該パルスが
消えると充電されるコンデンサの充電電圧が上記平滑回
路の出力電圧になるまで出力するコンパレータと、該コ
ンパレータから出力があり上記スイッチング素子をオン
させるパルスがない場合に出力するゲート回路からなる
特許請求の範囲第1項記載のワイヤ放電加工電源。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59056135A JPS60201826A (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | ワイヤ放電加工電源 |
EP85901574A EP0178330B1 (en) | 1984-03-26 | 1985-03-25 | Power source for wire cut electrospark machining |
US06/807,509 US4678884A (en) | 1984-03-26 | 1985-03-25 | Wire discharge machining power source |
DE8585901574T DE3583369D1 (de) | 1984-03-26 | 1985-03-25 | Stromversorgung fuer draht-funkerosionsbearbeitungsvorrichtung. |
PCT/JP1985/000145 WO1985004353A1 (en) | 1984-03-26 | 1985-03-25 | Power source for wire cut electrospark machining |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59056135A JPS60201826A (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | ワイヤ放電加工電源 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60201826A true JPS60201826A (ja) | 1985-10-12 |
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