JPS60189443A - 樹脂製リフレクタ - Google Patents

樹脂製リフレクタ

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JPS60189443A
JPS60189443A JP4380984A JP4380984A JPS60189443A JP S60189443 A JPS60189443 A JP S60189443A JP 4380984 A JP4380984 A JP 4380984A JP 4380984 A JP4380984 A JP 4380984A JP S60189443 A JPS60189443 A JP S60189443A
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JP
Japan
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reflector
nylon
resin
headlamp
present
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JP4380984A
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淳一 武田
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Showa Denko KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は樹脂製投光′器用リフレクタに関し、特に、自
動車の灯火に使用されるヘッドランプ(前照灯)のりフ
レフタに関する。
自動車が夜間安全に走行する上で、ヘッドランプは重要
である。第1図に自動車の概観図を示す。第1図にて、
1はヘッドランプである。
かかるヘッドランプには各種あるが、第2図〜第4図に
その二三の例を示す。第2図に示すヘッドランプは組立
型ヘッドランプと称されるもので、同図で分解して示す
ように、レンズ2とリフレクタ3とランプバルブ(を球
)4とが組み立てられてヘッドランプが構成される。尚
第2図にて、5はパツキンである。
第3図に示すヘッドランプはセミシールドビーAヘッド
ランプと称され、レンズ6とリフレクタ7が一体に同定
され、ランプバルブ8のみ後方へ抜き取ることができる
ようになっている。
尚第5図にて、9Aはパツキン、9Bはセットリングで
ある。次に、第4図に示すヘッドランプは、ヘッドラン
プ自身がランプバルブているシールドビームヘッドラン
プと称されるもので、レンズ1oとリフレクタ11とフ
ィラメント12とからなり、内部に、通常、不活性ガス
が封入されている。
このようなヘッドランプにおいて、リフレクタはランプ
バルブなど全収納するハウジングの役目をし、又、一般
に、お5面M(反射鏡)の役目をするもので、その内面
にはアルミニウムなどが蒸着され、例えば、第4図に示
すように、ビーム13により走行前方全照射するように
なつている。
従来、かかるリフレクタを樹脂により構成し、当該樹脂
より成るサンドイッチ構造のりフレフタとすることも知
られている。しかしながら、従来例にあっては次のごと
き問題点がある。
(1) リフレクタの内面は、上記のごとく、光源から
発せられた光を反射し、前方を照射する必要がある。そ
こで、一般に上記アルミニウム蒸着などによるメタライ
ジングを施す必要があるのであるが、そのためには、非
常に平滑な曲面を有する樹脂成形体が必要不可欠である
。しかるに、従来例にあっては、このような樹脂成形体
を得ることは困難であった。
(2)又、リフレクタランプハウジングの内面、特に、
上部内面は光源からの熱により高温に曝されるため、変
形を起し易い。厚肉に構成すると良いように考えられる
が、逆に熱の伝導が抑制されてしまう。そのため、その
解決は困難であった。
(3) 更に、三層構造の樹脂製リフレクタランプハウ
ジング自身の中間層(コア層)と表裏面層(スキン層)
の接着が必すしも充分でなく、長時間の使用条件下で剥
離変形するため、充分な照明効果が得られないという欠
点があった。
本発明者等は、このような従来品の欠点を改良すること
を目的として種々検討した結果、本発明を完成するに至
った。
即ち、本発明は、中間層が、ガラス繊維および/または
充填剤を含有するポリアミド系樹脂より成り、表裏面層
が、ポリアミド系樹脂より成る、サンドインチ構造の樹
脂成形体より成ることを特徴とする、樹脂製投光器用リ
フレクタに係るものである。
本発明でいうポリアミド系樹脂とは、酸アミド結合を有
する重合体の総称として使用される、ナイロン6・6や
ナイロン6などのポリアミドや、ナイロン共重合体例え
ば20%以下の範囲で他の単量体と重合してなる共重合
体や、他のポリマー例えばポリエチレン、ポリプロピレ
ン、 6− ポリカーボネート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ
サルホンなどとのブレンド物などを指称する。
上記ポリアミド系樹脂には上記のように各種のものが使
用され得るが、ナイロン6・6及びナイロン6が好まし
く、中でも、ナイロン6・6が本発明所望の目的に最適
であることが判った〔以下ナイロン6・6により本発明
を説明す。1本発明のりフレフタは、その表裏面層(以
下スキン層という)にナイロン6・6を使用し、中心層
(以下コア層という)に、前記ナイロン6・6に、ガラ
ス繊維および/または充填剤を添加した組成物を使用す
る。
当該充填剤としては、メルク、クレー、カオリン、ワラ
ストナイト、マイカなどが好ましい。
ガラス繊維、充填剤のナイロン6・乙に対する1合割合
は、5〜65 wt%好ましくは10〜60 wt%で
ある。
本発明によるリフレクタは、コア層を構成する樹脂中に
ガラス繊維や充填剤が含有されてい 4− るため、剛性、強度、耐熱変形性に優れ、かつ、スキン
層には、このような強化がされていないナイロン6・6
を使用するため、非常に平滑な面が得られ、当該平滑面
に、湿式メッキ、真空M’JN、スパッタリング、イオ
ンプレーディングなどによりメタライジングすると、ハ
ウジング内面には、照明効果などに優れた鏡面を形成す
ることができる。
尚、非強化のナイロン6・乙には、ハウジング内面にお
ける平滑面の形成を阻害せず、従って反射鏡面の形成を
阻害しない範囲内で、5%以下のガラス繊維や前記例示
した強化用充填剤を添加してもよい。
又、ナイロン6・6は、成形時の溶融粘度が極めて低い
ため、三層構造を構成するコア層およびスキン層がゲー
トから離れた部分まで均一な層構造となり、かつ、同じ
理由に基づいてコア層とスキン層の接着が他ポリアミド
系樹脂以外の樹脂に比較して、非常に容易となり、長時
間の照射使用でも、両層の剥離による変形を防止するこ
とが出来る。
更に、光源からの熱による耐熱性についても、コア層の
ガラス繊維および/または強化用充填剤t−含有するナ
イロン6・6の高い耐熱性によりその熱変形を防止でき
る。
本発明リフレクタにおけるサンドイッチ成形は、従来、
一般に、斯界で行われている方法で行えばよいが、次の
ごとき射出成形法により行うのが良い。
例えば、二つのノズルを有する射出成形機を使用し、先
ず、第5図に示すように、スキン層を形成するナイロン
6・614の一定量を、金型コア15およびキャビティ
16により形成される空間17内に、ノズル(図示せず
)より矢標方向から射出し、その後、第6図に示すよう
に、当該空間内に、別のノズル(図示せず)より、矢標
方向からコア層を形成する、強化ナイロン6・618を
射出する。
かかる射出成形により、先に、空間17内に射出された
非強化のナイロン6・614は、次いで、当該空間17
に射出された強化ナイロン6・6により、金型コア15
およびキャビティ16面に押し付けられ、強化ナイロン
6・6をコア層18とし、非強化ナイロン6・6をスキ
ン層(表裏面層)14とするサンドインチ構造の樹脂成
形体が得られる。
本発明では、ナイロン6・6を使用したので、その成形
時の溶融粘度が低く、第6図に示すように、コア層形成
−脂18およびスキン層形成樹脂14が空間のゲートか
ら遠くはなれた部分まで流動し、均一なコア層18およ
びスキン層14を形成し、又、コア層形成樹脂18がス
キン層形成樹脂14を金型面に押し付けながら成形され
ることなどから、サンドインチ構造の樹脂成形体(リフ
レクタ)として接着性の良いものが得られる。
尚、上記に於いて、強化ナイロン6・6を射出後、非強
化ナイロン6・6を射出しても同様にサンドインチ構造
の樹脂成形体が得られる。
上記に於ける射出成形時の条件は、スキン層の表面肌と
コア層とが均一に生成し得ることの両者を勘案して決定
することが出来る。
本発明の強化ナイロン6・6と非強化ナイロン6・6と
より成るサンドイッチ構造のりフレフタについては、第
2図〜第4図に示すような曲面を有する態様についても
ちろん適用することもできるが、次に、本発明者等によ
り工夫された好ましい実施態様のりフレフタについて、
第7図および第8図により説明する。
第7図は角形のりフレフタランプハウジングを有するヘ
ッドランプを示し、第8図は第7図1−I線断面図を示
す。
第7図および第8図にて、19はリフレクタ前面に板付
られたガラス(レンズ)、20はリフレクタ(ハウジン
グ)で、当該ハウジング20は曲面部21と上面部22
と下面部23とを備えて成る。又、24は電球取付部、
25はスキン層(ハウジング内面)、26はコア層、2
7はスキン層(ハウジング外面)である。
このような角形ハウジングにあっては、ハウジング20
の内面特に上面部22は光源(図示せず)からの熱によ
り高温に曝され、変形を起こし易い。
本発明ではコア層26にガラス繊維などを含有して成る
強化ナイロン6・6を使用したので、耐熱性に優れ充分
にその熱変形を防止することができるが、さらに、長時
間の熱安定性を得るためには、上面部22を、肉厚部2
8と肉薄部29とで構成することが良いことが判った。
第7図では、ハウジングの天井壁を肉薄に形成し、又、
肉厚部28として、当該肉薄部(天丸 弁壁)29上に4本のリプ28・・・中、ガラス(レン
ズ)19とハウジング20との接合部から曲面部21の
端縁にかけて配設した例を示した。
これにより、リプ28が天井壁29の熱による変形を防
止し、かつ、天井壁29を薄くすることができるので熱
の伝導も良好である。
本発明によれば、上述のごとき利点がある他、軽量で、
防錆性に富み、かつ、成形が容易である等生産性も高い
ものである。
以上本発明を図面に示す実施例などにより説明したが、
これに限定されず、適宜の変更が可能であり、例えば、
上記では、自動車のヘッドランプについて主に説明した
が、自動車の灯火に使用される各種のランプ例えはライ
センスランプやテールランプなどのランプカバーやラン
プボデーなどのハウジングにも適用され、本発明におけ
るリフレクタ−とは、かかるカバーやボデーなどの光照
射装置の光源などを収納する各種ハウジング(ケース)
に適用でき、更に、自動車のみならず各種投光器に適用
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車ボデー斜視図、第2図は組立型ヘッドラ
ンプの一例分解図、第3図はセミシールドと一ムヘッド
ランプの一例分解図、第4図ハシールドビームヘッドラ
ンプの一例構成図、第5図は本発明に於ける射出成形方
法を説明する金型の一例断面図、第6図も同金型の一例
断面図、第7図は本発明の実施例を示す斜視図、第8図
は第7図1−I線断面図である。 3・・・リフレクタ 7・・・リフレクタ 11・・・リフレクタ 14・・・表裏面層形成ポリアミド系樹脂(ナイロン6
・6)18・・・中間層形成ガラス繊維、充填剤含有ポ
リアミド系樹脂(ナイロン6・6) 20・・・リフレクタ 25・・・スキン層(表面層) 26・・・中間層(コア層) 27・・・スキン層(裏面層) 特許出願人 昭和電工株式会社 代理人弁理士 佐 藤 良 博 11− 第1図 第2図 第ろ図 12− 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 中間層が、ガラス繊維および/または充填剤全含有する
    ポリアミド系樹脂より成り、表裏面層が、ポリアミド系
    樹脂より成る、サンドイッチ構造のW脂成形体より成る
    ことを特徴とする、樹脂製投光器用リフレクタ。
JP4380984A 1984-03-09 1984-03-09 樹脂製リフレクタ Granted JPS60189443A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4380984A JPS60189443A (ja) 1984-03-09 1984-03-09 樹脂製リフレクタ

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JP4380984A JPS60189443A (ja) 1984-03-09 1984-03-09 樹脂製リフレクタ

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JPS60189443A true JPS60189443A (ja) 1985-09-26
JPH0480824B2 JPH0480824B2 (ja) 1992-12-21

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0699706A1 (en) 1994-07-27 1996-03-06 Tosoh Corporation Polyphenylene sulfide resin composition and light reflective molded article

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0699706A1 (en) 1994-07-27 1996-03-06 Tosoh Corporation Polyphenylene sulfide resin composition and light reflective molded article
US5589524A (en) * 1994-07-27 1996-12-31 Tosoh, Corporation Polyphenylene sulfide resin composition and light reflective molded article

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