JPS60176756A - 主として自動車の内装材に用いられる成形基材 - Google Patents

主として自動車の内装材に用いられる成形基材

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JPS60176756A
JPS60176756A JP3323784A JP3323784A JPS60176756A JP S60176756 A JPS60176756 A JP S60176756A JP 3323784 A JP3323784 A JP 3323784A JP 3323784 A JP3323784 A JP 3323784A JP S60176756 A JPS60176756 A JP S60176756A
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JP
Japan
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base material
molding
molding base
molded
automobile
Prior art date
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Pending
Application number
JP3323784A
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English (en)
Inventor
亨 井上
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TAKEHIRO MOKUZAI KOGYO KK
Original Assignee
TAKEHIRO MOKUZAI KOGYO KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、主として自動車の内装材に用いられる成形
基材に関するものCある。
自動車の内装材、例えばトリムボードは次のような成形
M材に表皮材を貼付番プC成形したものが多い。従来J
、り用いられてきた成形基材としては、(1)天然繊維
系マットの熱圧成形品 (2)木粉、故紙等を充填した樹脂のインジェクション
成形品 (3)同真空成形品 (4)同プレス成形品 等が知られている。
ところが、これらは何れも種々の問題点を含むものであ
る。と言うのは、上記(1)のものは高温高圧下(20
0℃、 25〜40Kg/crA)で成形されるため、
成形基材の成形工程と表皮材の貼付(プ工程とは別個に
行わざるを得ず、作業効率の上からは好ましくはない。
また、(1)の成形基材は低比重(0,7〜0.8)で
あるため、近年の軽量化の要請に沿うものであるが、(
2)〜(4)のものは樹脂が高比重であることから、成
形11全体も高比重化(1,0〜1.1)L、、、上記
要請に応えることができないものである。
そこで、本発明は低比重でかつ効率よく製品を製造しう
る成形基材の提供を目的とした。そして、本発明はこの
目的を達成するために、成形基材を以下のような構成と
した。
すなわち、本発明成形基材は、熱硬化性樹脂を含むta
組質よりなるマット状あるいは熱可塑性の繊維を含むセ
ット状の芯層に対し合成樹脂あるいはこれに木粉、故紙
等を混ぜ合わせてなり、加熱にJ:り軟化されるシート
状の表層が積層されてなることを、その要旨としている
したがって、本発明成形74t、 1,4にあっては、
その表層は比較的比重は大きいものの、芯層のそれは小
さいため、全体どしての比重は軽量化の要請に充分に応
え得る程度のものとなる。また、成形基材は加熱により
軟化するため、表皮材の貼付は工程を成形基材の成形工
程と併わせで行うことができるため、作業効率の飛躍的
な向上が期待される。
以下、本発明を具体化した実施例を図面に基いて訂細に
説明覆る。
木例成形基月1は芯層2の上下両面に表層3゜3を積層
したしのであり、本例では全体の厚みが10〜20mm
である。
このうち、芯層2は木質バルブ、植物繊維等の繊V11
を質に熱硬化性樹脂の粉末を約10〜30%混合したマ
ツ1〜状のものあるいは一般繊維からなるマット状のも
のである。ここで、熱硬化性樹脂としては、例えばフェ
ノール樹脂が用いられ、必要に応じて更に熱可塑性樹脂
の繊維を10〜30%屁合することもある。また、この
芯層2は圧縮性に富み、全体の比重としては0.05〜
0.2と低比重のものとなっている。
一方、両表層3,3は熱可塑性樹脂あるいは、これに木
粉、故紙等の一般のフィラーを20%〜50%充填した
シー1〜状のものである。ここで、熱可塑性樹脂として
は、例えばポリプロピレン等のオレフィン系のものが用
いられ、約160℃程度の加熱により可塑化する。なお
、表層3の比重はそれぞれ1.0〜1.1である。
次に、上記のように形成された木例成形基Hに対し表皮
材4を貼付【ノて成形する手順について説明する。
まず、成形基材1を約160〜190°Cでプレヒート
すると、両表層3,3が充分に軟化する。
しかし、芯層2は、前述したように、マット状に形成さ
れて内部には多量の空気を含1むため、つまり断熱性に
富むため、プレヒート時にお【プる熱硬化性樹脂成分の
硬化は抑止されている。したがって、成形基材1全体は
プレヒートにより充分に軟化することになる。
こうして、成形基材1のプレヒート作業が完了したら、
直ちに成形型5.6に仕掛りる。この成形型5,6は自
動車のトリムボード等の内装材を所定形状に成形するだ
めのものであり、それぞれに成形面を有する上型5と下
型6とよりなる。さて、成形基材1は上述のように、充
分に軟化しているため、下型6へ仕掛【プた際には、そ
の成形面に沿ってJ:り倣う。次いで、シート状の表皮
材4をおおい被せるのであるが、ここで使用される表皮
材4としては、裏面にポリプロピレンの樹脂面でよい。
かかる状態下、上型5と下型6とを圧締してコールドプ
レスすると、成形基材1のプレヒート熱により、表層3
と表皮材4の裏面とが相互に融着し合う。またプレス時
には表層3から芯層2へと可塑化された熱可塑性樹脂が
あたかも投錨したように流れ込むため、芯層2中の熱硬
化性樹脂がこれに触れて急速に硬化する。逆に、芯層2
から表層3へは繊維質が入り込むため、表m3は繊郭質
入すの樹脂層となる。
こうして、所要時間のプレス状態を保持した後、圧締を
解除すると、表皮材4の貼付けられた所定形状の1〜リ
ムボード(成形品)が得られる。そして、取出された成
形品は全体の厚みが2〜2.5履程度に圧縮されており
、また、芯層2中の熱硬化性樹脂が硬化することにより
耐熱性が向上され、さらに表層3中に入り込んだ繊維質
により、表層3の剛性が高まる結果、耐衝撃性の高いも
のとなっている。
本例の成形基材1は、以上のにうに形成されたものであ
るため、プレヒートにより充分に軟化り。
るため、表皮材の貼付けを成形と同時に行うことができ
、したがって効率よく作業を行うことができる。また、
表皮材の貼付は後にあっては、耐熱。
耐衝撃性にも優れ、しかも成形基材1自体の全体比重も
0.9程度と、軽量化の要請に応え得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本例成形基材の断面図、第2図は表皮材の貼
イ4けおよび成形作業を示す断面図、第3図は成形品を
示ず断面図である。 1・・・成形基材 2・・・芯層 3・・・表層 4・・・表皮材 出願人 竹廣木材」業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 樹脂を含む繊維質よりなるマット状の芯層に対し合成樹
    脂あるいはこれに木粉、故紙等を混ぜ合わせてなり、加
    熱により軟化されるシート状の表層が積層されてなるこ
    とを特徴とする主として自動車の内装材に用いられる成
    形基材。
JP3323784A 1984-02-22 1984-02-22 主として自動車の内装材に用いられる成形基材 Pending JPS60176756A (ja)

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JP3323784A JPS60176756A (ja) 1984-02-22 1984-02-22 主として自動車の内装材に用いられる成形基材

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JP3323784A Pending JPS60176756A (ja) 1984-02-22 1984-02-22 主として自動車の内装材に用いられる成形基材

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009209542A (ja) * 2008-03-03 2009-09-17 Topia:Kk 複合繊維板およびそれを用いた箱型構造体

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54116074A (en) * 1978-03-01 1979-09-10 Ikeda Bussan Co Production of interior material
JPS5633948A (en) * 1979-08-24 1981-04-04 Ikeda Bussan Co Manufacture of automobile interior finish material and its automobile interior finish material
JPS57157744A (en) * 1981-03-26 1982-09-29 Toyota Motor Co Ltd Interior finish base material for automobile and its manufacture

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